JP4823823B2 - ロータリエンコーダとその芯出し調整方法 - Google Patents

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Description

本発明は、回転軸の回転量に応じた信号を電気パルスに変換するロータリエンコーダとその組立方法に関する。詳しくは、スリット円板を含む回転側と固定側との芯出し(軸心合わせ)を容易にする構造と組立方法に関する。
この種のロータリエンコーダの従来例として、特許文献1に記載されたキット型エンコーダがある。このロータリエンコーダの断面構造を図10に示す。このロータリエンコーダは、発光素子110、受光素子111、固定スリット108、及び回路基板109が取り付けられたケース(エンコーダ本体)101と、ケース101の内側に回転自在に収容されたスリット円板(回転スリット)107を支持して回転軸(モータ軸)106に固定されるハブ(ボス)113とを有する。
ハブ113は回転軸106に対して固定螺子114によって固定されるが、固定前は軸方向(上下方向)に移動可能である。また、ハブ113の下端面と外周面との間にはテーパ面(テーパー部)113aが設けられ、ケース101の底面にはハブ113のテーパ面113aと当接する当接部(エッジ部)115が設けられている。したがって、ハブ113が下方に移動してハブ113のテーパ面113aがケース101の当接部115に当接すると、テーパ面113aの働きによって、ハブ113とケース101との芯出しが実現する。
上記のような構造のロータリエンコーダの芯出し調整は下記のような手順で行われる。回転軸106に仮固定されたハブ113の固定螺子114を緩めて、ハブ113のテーパ面113aがケース101の当接部115に当接するまでハブ113を軸方向下方へ移動させる。ハブ113のテーパ面113aをケース101の当接部115に押し当てることによって、ハブ113とケース101との芯出し調整を行う。この状態で、固定螺子114を締めてハブ113を回転軸106に仮固定し、ケース101の底面を取付対象の固定側(モータ本体)102に取付螺子(図示せず)で固定する。
この後に、固定螺子114を緩めてハブ113を軸方向上方へ移動させ、適切な軸方向位置で固定螺子114を締めてハブ113を回転軸106に固定する。ハブ113の適切な軸方向位置は、所定のゲージ(図示せず)を用いて固定スリット108とスリット円板107とのギャップ調整を行うことによって得られる。
特開平6−3163号公報
上記のような従来のロータリエンコーダでは、ハブに設けられたテーパ面をケースの当接部に押し当てることによってハブとケースとの芯出しが行われるが、押し当てる力が弱ければ、あるいは押し当て方が不十分であれば、ハブとケースとの芯出しが不完全に終わるおそれがある。換言すれば、ハブのテーパ面をケースの当接部に押し当てることによる芯出し調整が作業者による手作業の感覚に依存しているので、芯出し調整状態のばらつきが大きくなる。
また、芯出し調整とその後のハブの上方への移動に際して、ハブを回転軸に固定するための固定螺子を緩めたり締めたりする作業が必要であり、その作業の分だけ調整に要する時間が長くなる。
さらに、芯出し調整後にハブを適切な軸方向まで移動して固定する際に、所定のゲージ(ギャップ調整用シム)を用いて固定スリットとスリット円板とのギャップ調整を行う場合は、この分だけ調整に要する時間が長くなる。
本発明は、上記のような課題に鑑み、スリット円板を支持して回転軸に固定されるハブとケースとの芯出し調整を容易かつ確実に行うことができるロータリエンコーダとその芯出し調整方法を提供することを目的とする。また、ハブの軸方向位置の調整を容易かつ確実に行うことも本発明の目的である。
本発明によるロータリエンコーダは、発光素子、受光素子、及び回路基板が取り付けられたケースと、前記ケース内に回転自在に収容されたスリット円板を支持して前記回転軸に固定されるハブと、前記ケースに対して前記回転軸と垂直な方向にスライド操作可能な調整用スライダとを備え、前記ハブは前記回転軸に対して固定前は軸方向に移動可能であり、前記ハブの軸方向移動によって前記ハブと前記ケースの当接部とが互いに押し当てられるときに、前記ハブ及び前記ケースの当接部の少なくとも一方に形成されたテーパ面の働きによって前記ハブと前記ケースとの芯出し調整が行われ、前記調整用スライダは、前記回転軸と垂直な方向にスライド操作されたときに、前記ハブを軸方向に移動させて前記ケースの当接部に押し当てることにより前記芯出し調整を行う芯出し調整位置と、前記ハブから離れるハブ解放位置とを有することを特徴とする(請求項1)。
また、このようなロータリエンコーダの芯出し調整方法は、前記調整用スライダを前記芯出し調整位置へスライド操作して前記ハブと前記ケースとの芯出し調整を行うステップと、前記ロータリエンコーダの取付対象の固定側に前記ケースを固定すると共に、前記回転軸に対して前記ハブを軸方向に移動可能に装着するステップと、前記調整用スライダを前記ハブ解放位置へスライド操作するステップと、前記ハブを軸方向の適切な位置まで移動した後に前記ハブを前記回転軸に対して固定するステップとを有することを特徴とする(請求項6)。
上記のような構成のロータリエンコーダとその芯出し調整方法によれば、調整用スライダを芯出し調整位置へスライド操作したときに、ハブの当接部がケースの当接部に確実に押し当てられて両者の芯出しが行われる。また、調整用スライダが芯出し調整位置にある限り、ロータリエンコーダのケースを取付対象の固定側に固定する際にハブとケースとの芯出し調整状態がずれることはない。したがって、ハブとケースとの芯出し調整が容易かつ確実に行われる。
本発明の好ましい実施形態において、前記調整用スライダは、前記芯出し調整の後に、前記ハブを前記ケース底面から離す方向へ適切な軸方向位置まで軸方向に移動させる軸方向調整位置を更に有する(請求項2)。
また、このようなロータリエンコーダの芯出し調整方法は、前記調整用スライダを前記芯出し調整位置へスライド操作して前記ハブと前記ケースとの芯出し調整を行うステップと、前記ロータリエンコーダの取付対象の固定側に前記ケースを固定すると共に、前記回転軸に対して前記ハブを軸方向に移動可能に装着するステップと、前記調整用スライダを前記軸方向調整位置へスライド操作した後に前記ハブを前記回転軸に対して固定するステップと、前記調整用スライダを前記ハブ解放位置へスライド操作するステップとを有することを特徴とする(請求項7)。
上記のような構成のロータリエンコーダとその芯出し調整方法によれば、上述の主たる効果に加えて、芯出し調整後にハブを適切な軸方向位置まで移動して回転軸に固定することを容易かつ確実に行うことができる効果も得られる。つまり、調整用スライダを軸方向調整位置へスライド操作することによって、ギャップ調整用のゲージ等を用いなくても、ハブの軸方向位置の調整を容易かつ確実に行うことができる。
本発明の更に好ましい実施形態において、ロータリエンコーダは前記ケースの上部を覆うカバーを更に備え、前記カバーが前記ケースに装着されたときに前記調整用スライダの移動を阻止する係合部が前記カバー及び前記調整用スライダに設けられている(請求項3)。
また、このようなロータリエンコーダの芯出し調整方法は、前述の芯出し調整、ハブの回転軸への固定、調整用スライダのハブ解放位置へのスライド操作等の後に、前記ケースの上部にカバーを装着し、前記カバーに設けられた係合部を前記調整用スライダに設けられた係合部に係合させることにより、前記調整用スライダの移動を阻止するステップを更に備えていることを特徴とする(請求項8)。
上記のような構成のロータリエンコーダとその芯出し調整方法によれば、既述の主たる効果等に加えて、調整用スライダが不用意に移動したりがたついたりするのを防止することができる。つまり、ケースの上部にカバーが装着された調整(装着)完了状態では、カバーと調整用スライダとの係合によって調整用スライダの移動が阻止され、調整用スライダの移動やがたつきが防止される。取付対象に装着される前のロータリエンコーダについても、ケースに対する調整用スライダのがたつきが防止されるので、保管、運搬等の取り扱い上も好ましい。
調整用スライダの好ましい具体構造として、前記調整用スライダは互いに平行な一対の脚部を有し、前記脚部が前記ハブの外周面に沿って周方向に形成された溝部に係合するように配置され、前記脚部の下面が前記溝部の下面に当接している状態が前記芯出し調整位置に相当し、前記脚部が前記ハブの外周面から離れている状態が前記ハブ解放位置に相当する(請求項4)。あるいは、前記調整用スライダは互いに平行な一対の脚部を有し、前記脚部が前記ハブの外周面に沿って周方向に形成された溝部に係合するように配置され、前記脚部の下面が前記溝部の下面に当接している状態が前記芯出し調整位置に相当し、前記脚部が前記ハブの外周面から離れている状態が前記ハブ解放位置に相当し、前記脚部の上面が前記溝部の上面に当接している状態が前記軸方向調整位置に相当することを特徴とする(請求項5)。
これらの構成によれば、樹脂成形等によって可能な比較的簡単な構造の調整用スライダを実現することができる。
本発明のロータリエンコーダとその芯出し調整方法によれば、スリット円板を支持して回転軸に固定されるハブとケースとの芯出し調整を容易かつ確実に行うことができる。また、ハブの軸方向位置の調整も容易かつ確実に行うことができる。さらに、芯出し調整等に用いる調整用スライダのケースに対する不用意な移動やがたつきを防止することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。本発明の実施例に係るロータリエンコーダの外観を図1に斜視図として示す。また、その概略構成を分解図として図2に示す。さらに、その断面図を図3に示す。
図1から図3に示すように、本実施例のロータリエンコーダは、発光素子1、受光素子2、及び回路基板3が取り付けられたケース4と、ケース4の内側に回転自在に収容されたスリット円板5を支持して回転軸SHに固定されるハブ6と、ケース4に対して回転軸SHと垂直な方向にスライド操作可能な調整用スライダ7と、ケース4の上面開口部を覆うカバー8とを有する。ケース4、ハブ6、調整用スライダ7及びカバー8は樹脂又は軽金属等の成形品として作成される。
図2及び図3に示す例では、回転軸SHはモータMTの駆動軸である。ハブ6は、その側面を貫通するように設けられた螺子孔に螺合する固定螺子9によって回転軸SHに固定される。また、ロータリエンコーダの本体(ケース4)は、図2に示すように、ケース4の底面の周辺部2箇所に形成された貫通孔に挿通される二本の取付螺子11を用いてモータMTのケース(取付対象の固定側)に固定される。
なお、ロータリエンコーダの取付対象はモータに限らず、回転軸の回転量を測定する必要がある任意の機構部品が取付対象となる。取付対象によっては、その回転軸がロータリエンコーダを貫通する場合もある。それを可能とするために、回路基板3及びカバー8の中心部には、回転軸が挿通可能な貫通孔3a及び8aがそれぞれ形成されている。また、図2に示すように、回路基板3の一端部には外部との電気接続用のコネクタ3bが固定され、カバー8には、このコネクタ3bを逃げる切欠き8bが形成されている。
回路基板3には、発光素子1の駆動回路、受光素子2からの信号の増幅回路や波形整形回路、電源回路等が搭載されている。発光素子1から発した光はスリット円板5の周方向に一定のピッチで形成されたスリットを通って受光素子2に至る。回転軸SHに固定されたハブ6と共にスリット円板5が回転すると、その回転速度とスリット円板5のスリットのピッチで決まる周期で変化する信号が受光素子2から得られる。この信号を増幅及び波形整形して得られる矩形波信号が、回転軸SHの回転量に応じた電気パルスとして、コネクタ3bから外部に出力される。なお、図2及び図3では省略しているが、一般的なロータリエンコーダでは、スリット円板5と受光素子2との間に固定スリット(従来例の図10における108)が設けられる。そして、受光素子2及びその信号処理回路を2系統設けることにより、互いに1/4ピッチ位相がずれた2つの矩形波信号が2相信号として出力される。回転方向が変わると、2つの矩形波信号の位相のずれが逆になる。
上記のような構造のロータリエンコーダを取付対象、例えばモータMTに取り付ける際に、ロータリエンコーダの本体であるケース4はモータMTのケースに固定され、ケース4の内側でスリット円板5を支持して回転するハブ6は回転軸SHに取り付けられる。つまり、ケース4とハブ6とは分離しており、それぞれ異なる対象(固定側と回転軸)に固定される。したがって、ケース4とハブ6との軸心合わせ(芯出し調整)及び軸方向の位置調整を行う必要がある。芯出し調整や軸方向の位置調整が不完全な場合は、回転側(ハブ6及びスリット円板5)と固定側(ケース4等)とが干渉するおそれがある。あるいは、スリット円板5のスリット位置と固定スリットの位置等とのずれが生じて回転量に応じた正しい矩形波信号が得られなくなるおそれがある。
上記のようなケース4とハブ6との芯出し調整及び軸方向の位置調整(以下、芯出し調整等という)を容易かつ確実に行うことができるように、本発明のロータリエンコーダは、ケース4に対して回転軸SHと垂直な方向にスライド操作可能な調整用スライダ7を備えている。調整用スライダ7の三面図を図4に示す。図4において、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は(b)のC−C断面図をそれぞれ示している。また、ケース4の三面図を図5に示す。図5において、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B断面図、(c)は(a)のC−C断面図をそれぞれ示している。
図2及び図4から分かるように、調整用スライダ7は、互いに平行な一対の脚部71を有し、これらの一端側が円弧状の連結部72で連結された構造を有する。この連結部72がある側を基端側といい、その反対側を先端側ということにする。図4(b)に示すように、一対の脚部71の対向する内側エッジは、その中央部が円弧状に切りかかれて拡径部711を形成し、その基端側及び先端側は互いに平行な狭幅の位置規制部712及び713を形成している。先端側の位置規制部713の先端部には、更に幅が狭くなった抜け防止部73が形成されている。一対の脚部71の外側下部のエッジには、ケース4に対してスライド自在に係合するスライド係合部714が形成されている。
また、図4(c)から分かるように、調整用スライダ7の脚部71の上面は、拡径部711の上面からテーパ上面715を経て一段上がった位置規制部713の上面につながるように形成されている。同様に、脚部71の下面は、拡径部711の下面からテーパ下面716を経て一段下がった位置規制部712の下面につながるように形成されている。テーパ下面716及びテーパ上面715は、調整用スライダ7をスライド操作したときに、調整用スライダ7の脚部71がハブ6の外周面に形成された溝部61(図2及び図3参照)に係合してハブ6を軸方向に押し下げ、又は押し上げる動作を円滑にするために設けられている。
図2及び図5から分かるように、ケース4は底面を有し上部が解放された略円筒形状の成形品であり、その内部に発光素子1、調整用スライダ7、ハブ6、スリット円板5等が収容される。外周側面の一箇所に調整用スライダ7の挿入口41が形成され、その反対側の側面には調整用スライダ7の先端側が挿通される一対の切欠き42が形成されている。また、調整用スライダ7のスライド係合部714を受ける一対の平行なスライド係合溝43がケース4の底面に形成されている。図5(b)に示されているスライド係合溝43の断面形状は、図4(a)に示されているスライド係合部714の断面形状に対応している。
ケース4の底面中央部には回転軸SHが挿通される貫通孔44が形成され、貫通孔44の内壁面の上側には、上方に向かって広がるテーパ面45が形成されている。また、ハブ6の下端外周部にもテーパ面62が形成されており、後述のように、これらのテーパ面45及び62が互いに当接することによってケース4とハブ6との芯出し調整が行われる。また、前述のように、ケース4をモータMTのケースに固定するための取付螺子11が挿通される一対の貫通孔46がケース4の底面周辺部の対向する2箇所に形成されている。
図2において、調整用スライダ7をケース4に挿入口41から挿入し、調整用スライダ7のスライド係合部714をケース4のスライド係合溝43に係合させ、先端側がケース4の切欠き42から露出してケース4の外周面と面一になるまで調整用スライダ7を押し込む。このとき調整用スライダ7の基端側もケース4の外周面と面一になり、図4(b)に示した調整用スライダ7の拡径部711がケース4の貫通孔44及びテーパ面45と同心状に重なる位置関係となる。この状態でハブ6をケース4の中央部に上方から挿入することができる。この後、調整用スライダ7を先端側又は基端側にスライドさせると、調整用スライダ7の位置規制部712又は713が、ハブ6の外周面に沿って周方向に形成された溝部61に係合する。これらの係合によって、ハブ6とケース4との芯出し調整及び軸方向位置調整が行われる。これらの調整手順については、後で詳しく説明する
ハブ6の上部には鍔部63が形成されている。この鍔部63にスリット円板5の中心孔が嵌め込まれ、接着等の手段によってスリット円板5がハブ6の上部に固定されている。また、ハブ6を回転軸に固定するための固定螺子9がハブ6の側面に形成された螺子孔にあらかじめセットされている。この固定螺子9を回す際にドライバを挿入するための断面半円形の溝47がケース4の底面に形成されている。また、上半分の半円形の切欠き74が調整用スライダ7の連結部72の中央下側に形成されている(図4(a)参照)。
ケース4の内側において、ハブ6の横に配置される発光素子1はLED(発光ダイオード)であり、その2本のリード線1aは回路基板3に接続される。また、フォトダイオード等の受光素子2は、図3に示すように、回路基板3の下面に直付けされている。ケース4の上端部の壁面内側の凹凸形状に対応する輪郭形状を有する回路基板3をケース4の上端部に嵌め込み、その上からカバー8を被せれば、図1に外観を示すようなロータリエンコーダが完成する。
図6に、カバー8の三面図を示す。図6において、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は(b)のC−C断面図をそれぞれ示している。カバー8の外周壁面には、周方向に離間する4箇所から下方に延びる弾性係合部81が形成されており、各弾性係合部81の先端内側には係合爪811が形成されている。また、ケース4の外周壁面には、カバー8の弾性係合部81に対応する4箇所の位置に係合受け部48が形成されている。ケース4の上部からカバー8を下方に押し込むように被せると、4箇所の弾性係合部81が一旦外側に弾性変形し、元に戻ることにより、各弾性係合部81の先端内側の係合爪811がケース4の外周壁面の係合受け部48に係合する。こうして、カバー8がケース4にしっかり固定される。
また、図6(b)において、カバー8のコネクタ逃げ用の切欠き8bの反対側には、図6(c)に示すように先端部の肉厚が薄くなった一対の突起部(係合部)が形成されている。カバー8がケース4に被せられ固定されたときに、カバー8の突起部82が調整用スライダ7の先端側に形成された溝部(係合部)75(図4等参照)に係合する。これによって、調整用スライダの移動が阻止される。
次に、上述のような構造のロータリエンコーダを取付対象(モータMT)に取り付ける際に行う芯出し調整及び軸方向位置調整について説明する。図1に示す外観のロータリエンコーダは、このままの状態で2本の取付螺子11を用いて図2に示すようにモータMTのケースに固定し、固定螺子9を回すことによってハブ6を回転軸SHに固定することが可能である。しかし、このこれらの固定の際には、前述のようにハブ6とケース4との芯出し調整及び軸方向位置調整が必要である。本発明のロータリエンコーダは、調整用スライダ7のスライド操作によって、芯出し調整及び軸方向位置調整を簡単かつ確実に行うことができる。
図7は、調整用スライダ7のスライド操作による芯出し調整及び軸方向位置調整の手順を説明するための断面図である。図7において、(a)は調整用スライダ7の芯出し調整位置、つまり調整用スライダ7が先端側に押し込まれた状態を示し、(b)は調整用スライダ7の軸方向調整位置、つまり調整用スライダ7が基端側へ引き出された状態を示し、(c)は調整用スライダ7のハブ解放位置を示している。図7(c)のハブ解放位置は、図1及び図3に示すような調整用スライダ7の定常位置に相当する。なお、図7(a)〜(c)において、調整用スライダ7の主断面を塗りつぶして示している。
また、図8は、本発明の実施例に係るロータリエンコーダの芯出し調整及び軸方向位置調整の手順を示すフローチャートである。この手順に沿って調整を行う前に、まず、図1に示す状態のロータリエンコーダのケース4からカバー8を取り外して、調整用スライダ7をスライド操作できる状態にしておく必要がある。つまり、ケース4の4箇所の係合受け部48に係合しているカバー8の弾性係合部81を少し外側に弾性変形させて各係合爪811を係合受け部48から外すことによって、ケース4からカバー8を取り外す。その結果、カバー8の突起部82が調整用スライダ7の溝部75から外れるので、調整用スライダ7がケース4に対してスライド操作可能となる。
図8のステップ#101において、調整用スライダ7を図7(a)に示す芯出し調整位置へスライド操作する。すなわち、先端側に押し込む。このとき、調整用スライダ7の一対の脚部71のテーパ下面716が、ハブ6の外周面に形成された溝部61の下面を押し下げ、更に基端側の位置規制部712が溝部61に係合する。この状態では、脚部71(位置規制部712)の下面が溝部61の下面に当接してハブ6を軸方向下方へ押圧している。その結果、ハブ6の下端外周部に形成されたテーパ面62がケース4の底面に形成されたテーパ面45に当接し、これらテーパ面同士が互いに押し付けられることによって、ハブ6とケース4との芯出し(心合わせ)調整が行われる。
上記のようにしてハブ6とケース4との芯出し調整が行われたロータリエンコーダのケース4をモータMTに固定すると共に、ハブ6を回転軸SHに対して軸方向に移動可能に装着する(ステップ#102)。すなわち、ハブ6にセットされた固定螺子9を緩めた状態で、ケース4の底面の貫通孔44からハブ6の貫通孔に回転軸SHを挿入し、2本の取付螺子11を用いてケース4をモータMTのケースに固定する(図2参照)。なお、固定螺子9が緩められた状態なので、ハブ6は軸方向に移動可能である。
次のステップ#103では、調整用スライダ7を図7(b)に示す軸方向調整位置へスライド操作する。すなわち、基端側に引き出す。このとき、調整用スライダ7の一対の脚部71のテーパ上面715が、ハブ6の外周面に形成された溝部61の上面を押し上げ、更に先端側位置規制部713が溝部61に係合する。この状態では、脚部71(位置規制部713)の上面が溝部61の上面に当接している。この結果、図7(b)の状態のハブ6は、図7(a)の状態より軸方向上方へ所定距離だけ移動したことになる。この移動距離は、脚部71の上面(位置規制部713の上面)と下面(位置規制部712の下面)との差から溝部61の幅(上面と下面との差)を引いた値に等しい。この移動距離が適切な値になるように設計すれば、ハブ6の移動後の軸方向位置が適切に調整される。
上記のようにして、ハブ6の軸方向位置調整が行われた後に、固定螺子9を締め付けることによってハブ6を回転軸SHに固定する(ステップ#104)。この後、ステップ#105で調整用スライダ7を、図7(c)に示すハブ解放位置へスライド操作する(戻す)。ハブ解放位置では、調整用スライダ7の脚部71の拡径部711がケース4の中心部に位置し、調整用スライダ7とハブ6との係合が解除されて両者が互いに離れた状態となる。したがって、ハブ6は回転軸SHと共に回転自在になる。最後のステップ#106で、ケース4の上部にカバー8を装着する。この結果、前述のように調整用スライダ7の移動が阻止される。
以上のようにして、ケース4とハブ6との芯出し調整及び軸方向位置調整が正しく行われた状態でロータリエンコーダを取付対象のモータMT(及びその回転軸SH)に取り付けることができる。
以上、本発明の実施例に係るロータリエンコーダと芯出し調整方法(及び軸方向位置調整方法)について説明したが、本発明は上記の実施例に限らず、種々の形態で実施することができる。
例えば、上記の実施例では調整用スライダ7が先端側に押し込まれた状態が芯出し調整位置となり、基端側に引き出された状態が軸方向調整位置となるように調整用スライダ7の形状が設計されているが、逆に、先端側に押し込まれた状態が軸方向調整位置となり、基端側に引き出された状態が芯出し調整位置となるように調整用スライダ7の形状を設計してもよい。
また、調整用スライダ7が軸方向調整位置を有しないで、芯出し調整位置及びハブ解放位置のみを有するように構成してもよい。この場合の芯出し調整の手順を別実施例として図9に示す。芯出し調整に先立ってロータリエンコーダのケース4からカバー8を取り外して、調整用スライダをスライド操作できる状態にしておくことは上記の実施例と同じである。また、図9のフローチャートにおけるステップ#201及び#202(芯出し調整及びケースの固定)は図8のステップ#101及び102と同じである。
次のステップ#203では、調整用スライダをハブ解放位置へスライド操作する(戻す)。この状態で、ハブ6を適当な軸方向位置まで移動し(引き上げ)、固定螺子9を締め付けることによってハブ6を回転軸SHに固定する(ステップ#204)。この場合に、従来例で述べたようにゲージを用いてハブ6の移動後の軸方向位置を適切に設定してもよい。あるいは、ハブ6の軸方向位置を厳密に調整する必要が無い場合は、作業者の目視や感覚に従って適当な距離だけハブ6を軸方向に移動させることにしてもよい。最後のステップ#205でケース4の上部にカバー8を装着し、調整用スライダの移動を阻止する点は図8のステップ#106と同じである。
また、図8及び図9に示した手順の最後のステップにおいて、ケースの上部にカバーを装着したときに、カバーと調整用スライダとの係合によって調整用スライダの移動が阻止される構造は、上記実施例のような突起部と溝部との係合に限らず種々の公知の係合構造を利用することが可能である。また、このステップはロータリエンコーダの芯出し調整方法にとって必須ではない。カバーと調整用スライダとを係合させる代わりに、ケースと調整用スライダとを係合させ、又は接着等の手段を用いて調整用スライダの移動を阻止するようにしてもよい。
また、上記の実施例では、ケース4(の底面)とハブ6とのそれぞれの当接部をテーパ面45及び62として形成しているが、必ずしも両方の当接部をテーパ面にする必要はない。ケース4とハブ6との芯出しのためには、少なくともいずれか一方の当接部がテーパ面であればよい。
また、上記の実施例では、調整用スライダ7が単一の成形品として構成されているが、例えば成形品に板バネを組み合わせて調整用スライダを構成し、調整用スライダを芯出し調整位置にスライド操作したときに板バネの復元力によって弾性的にハブ6を軸方向下方に押し下げる構成としてもよい。
本発明の実施例に係るロータリエンコーダの外観を示す斜視図である。 本発明の実施例に係るロータリエンコーダの概略構成を示す分解図である。 本発明の実施例に係るロータリエンコーダの断面図である。 本発明の実施例に係るロータリエンコーダを構成する調整用スライダの三面図である。 本発明の実施例に係るロータリエンコーダを構成するケースの三面図である。 本発明の実施例に係るロータリエンコーダを構成するカバーの三面図である。 調整用スライダのスライド操作による芯出し調整及び軸方向位置調整の手順を説明するための断面図である。 本発明の実施例に係るロータリエンコーダの芯出し調整及び軸方向位置調整の手順を示すフローチャートである。 本発明の別実施例に係るロータリエンコーダの芯出し調整の手順を示すフローチャートである。 従来例に係るロータリエンコーダの断面構造を示す図である。
符号の説明
1 発光素子
2 受光素子
3 回路基板
4 ケース
5 スリット円板
6 ハブ
7 調整用スライダ
8 カバー
45 ケースのテーパ面(当接部)
62 ハブのテーパ面(当接部)
75 調整用スライダの溝部(係合部)
82 カバーの突起部(係合部)
MT モータ(ロータリエンコーダの取付対象)
SH 回転軸

Claims (8)

  1. 回転軸の回転量に応じた電気パルスを出力するロータリエンコーダであって、
    発光素子、受光素子、及び回路基板が取り付けられたケースと、
    前記ケース内に回転自在に収容されたスリット円板を支持して前記回転軸に固定されるハブと、
    前記ケースに対して前記回転軸と垂直な方向にスライド操作可能な調整用スライダとを備え、
    前記ハブは前記回転軸に対して固定前は軸方向に移動可能であり、前記ハブの軸方向移動によって前記ハブと前記ケースの当接部とが互いに押し当てられるときに、前記ハブ及び前記ケースの当接部の少なくとも一方に形成されたテーパ面の働きによって前記ハブと前記ケースとの芯出し調整が行われ、
    前記調整用スライダは、前記回転軸と垂直な方向にスライド操作されたときに、前記ハブを軸方向に移動させて前記ケースの当接部に押し当てることにより前記芯出し調整を行う芯出し調整位置と、前記ハブから離れるハブ解放位置とを有することを特徴とするロータリエンコーダ。
  2. 前記調整用スライダは、前記芯出し調整の後に、前記ハブを前記ケース底面から離す方向へ適切な軸方向位置まで軸方向に移動させる軸方向調整位置を更に有することを特徴とする
    請求項1記載のロータリエンコーダ。
  3. 前記ケースの上部を覆うカバーを更に備え、前記カバーが前記ケースに装着されたときに前記調整用スライダの移動が阻止されるような係合部が前記カバー及び前記調整用スライダに設けられていることを特徴とする
    請求項1又は2記載のロータリエンコーダ。
  4. 前記調整用スライダは互いに平行な一対の脚部を有し、前記脚部が前記ハブの外周面に沿って周方向に形成された溝部に係合するように配置され、前記脚部の下面が前記溝部の下面に当接している状態が前記芯出し調整位置に相当し、前記脚部が前記ハブの外周面から離れている状態が前記ハブ解放位置に相当することを特徴とする
    請求項1記載のロータリエンコーダ。
  5. 前記調整用スライダは互いに平行な一対の脚部を有し、前記脚部が前記ハブの外周面に沿って周方向に形成された溝部に係合するように配置され、前記脚部の下面が前記溝部の下面に当接している状態が前記芯出し調整位置に相当し、前記脚部が前記ハブの外周面から離れている状態が前記ハブ解放位置に相当し、前記脚部の上面が前記溝部の上面に当接している状態が前記軸方向調整位置に相当することを特徴とする
    請求項2記載のロータリエンコーダ。
  6. 請求項1記載のロータリエンコーダを芯出し調整する方法であって、
    前記調整用スライダを前記芯出し調整位置へスライド操作して前記ハブと前記ケースとの芯出し調整を行うステップと、
    前記ロータリエンコーダの取付対象の固定側に前記ケースを固定すると共に、前記回転軸に対して前記ハブを軸方向に移動可能に装着するステップと、
    前記調整用スライダを前記ハブ解放位置へスライド操作するステップと、
    前記ハブを軸方向の適切な位置まで移動した後に前記ハブを前記回転軸に対して固定するステップと
    を有することを特徴とするロータリエンコーダの芯出し調整方法。
  7. 請求項2記載のロータリエンコーダを芯出し調整する方法であって、
    前記調整用スライダを前記芯出し調整位置へスライド操作して前記ハブと前記ケースとの芯出し調整を行うステップと、
    前記ロータリエンコーダの取付対象の固定側に前記ケースを固定すると共に、前記回転軸に対して前記ハブを軸方向に移動可能に装着するステップと、
    前記調整用スライダを前記軸方向調整位置へスライド操作した後に前記ハブを前記回転軸に対して固定するステップと、
    前記調整用スライダを前記ハブ解放位置へスライド操作するステップと
    を有することを特徴とするロータリエンコーダの芯出し調整方法。
  8. 前記ケースの上部にカバーを装着し、前記カバーに設けられた係合部を前記調整用スライダに設けられた係合部に係合させることにより、前記調整用スライダの移動を阻止するステップを更に備えていることを特徴とする
    請求項6又は7記載のロータリエンコーダの芯出し調整方法。
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