JP4821667B2 - 加熱調理器および誘導加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器および誘導加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP4821667B2
JP4821667B2 JP2007072293A JP2007072293A JP4821667B2 JP 4821667 B2 JP4821667 B2 JP 4821667B2 JP 2007072293 A JP2007072293 A JP 2007072293A JP 2007072293 A JP2007072293 A JP 2007072293A JP 4821667 B2 JP4821667 B2 JP 4821667B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction fan
suction
fan
exhaust heat
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007072293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008232525A (ja
Inventor
和一 岡田
勝行 相原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007072293A priority Critical patent/JP4821667B2/ja
Publication of JP2008232525A publication Critical patent/JP2008232525A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4821667B2 publication Critical patent/JP4821667B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Description

本発明は、魚などを焼く加熱調理器およびこの加熱調理器を組み込んだ誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器は、調理器内の排熱をシロッコ型の吸引ファンを用いて外部に排出するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−208359号公報
しかしながら、前記従来の構成では、吸引ファンとしてシロッコ型の吸引ファンを用いているので、ファンの形態上ファン翼間のピッチが比較的狭く、調理器内の排熱の際に油煙などがファン翼に付着堆積してファン翼間が目詰まりしやすいものであった。
また、シロッコ型の吸引ファンにおいて風量を確保するためには、ファン厚さが軸方向に必要となる。ファンの軸延長にはモータ軸とモータ本体が構成されるので、ファンとモータを含むファンユニットの厚さ寸法が大となり、調理器そのものが大型化するとともにモータ本体の温度上昇低減を配慮しなければならないものである。特に、誘導加熱調理器に組み込んで使用する場合には、モータ本体の温度上昇低減を配慮して調理器の横方向のスペースに配置しているが、加熱コイル動作回路などの誘導加熱調理器の部品・ユニットを配置するスペースを狭くし、冷却通風抵抗が増大して、回路基板自体の冷却効率が低下するなどの課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、調理器内の排熱を排熱口に導く強制排気装置の吸引ファン構成の工夫により、実装効率を高めつつ、吸引ファン目詰まりをなくし、かつ他部品の冷却効率への悪影響もない加熱調理器および誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、ヒータを庫内に有する加熱庫と、前記加熱庫内の排熱を排熱口に導く強制排気装置と、を備え、前記強制排気装置は、円盤の一方の面に回転中心に対し放射状の第1の設けられ遠心ファンを形成する第1の吸引ファン及び前記円盤の前記第1の翼が設けられた面の裏面に前記回転中心に対し放射状の第2の翼が設けられ遠心ファンを形成する第2の吸引ファンを有し、前記第1の吸引ファンは、前記加熱庫内の排熱を吸引して排熱経路を経て前記排熱口へ排気し前記第2の吸引ファンは、前記加熱庫外の空気を吸引して前記第2の吸引ファンを冷却し、前記排熱経路を経て前記排熱口へ排気するようにしたものである。
これによって、吸引ファンの軸方向寸法を小さくでき、吸引モータを調理器後方の軸方向に配置可能にし、実装効率を高めることができるとともに、円盤の両面にそれぞれ翼を設けた形状であるため、吸引ファン目詰まりがなく、かつ吸引ファン構成により他部品の冷却効率への悪影響もない。加えて、吸引ファンは円盤を介して第1、第2の吸引ファン
間で熱交換され全体の温度低減がはかれて耐久性が向上し、かつ第2の吸引ファンによる調理器外の空気流入路に吸引モータを配置でき、吸引モータの冷却を行うこともできる。
本発明の加熱調理器は、調理器内の排熱を排熱口に導く強制排気装置の吸引ファン構成の工夫により、実装効率を高めつつ、吸引ファン目詰まりをなくし、かつ他部品の冷却効率への悪影響もない。加えて、吸引ファンは第1、第2の吸引ファン間で熱交換され全体の温度低減がはかれて耐久性が向上し、かつ第2の吸引ファンによる調理器外の空気流入路に吸引モータを配置でき、吸引モータの冷却を行うこともできる。
第1の発明は、ヒータを庫内に有する加熱庫と、前記加熱庫内の排熱を排熱口に導く強制排気装置と、を備え、前記強制排気装置は、円盤の一方の面に回転中心に対し放射状の第1の設けられ遠心ファンを形成する第1の吸引ファン及び前記円盤の前記第1の翼が設けられた面の裏面に前記回転中心に対し放射状の第2の翼が設けられ遠心ファンを形成する第2の吸引ファンを有し、前記第1の吸引ファンは、前記加熱庫内の排熱を吸引して排熱経路を経て前記排熱口へ排気し前記第2の吸引ファンは、前記加熱庫外の空気を吸引して前記第2の吸引ファンを冷却し、前記排熱経路を経て前記排熱口へ排気するようにした加熱調理器とするものである。これによって、吸引ファンの軸方向寸法を小さくでき、吸引モータを調理器後方の軸方向に配置可能にし、実装効率を高めることができるとともに、円盤の両面にそれぞれ翼を設けた形状であるため、吸引ファン目詰まりがなく、かつ吸引ファン構成により他部品の冷却効率への悪影響もない。加えて、吸引ファンは円盤を介して第1、第2の吸引ファン間で熱交換され全体の温度低減がはかれて耐久性が向上し、かつ第2の吸引ファンによる調理器外の空気流入路に吸引モータを配置でき、吸引モータの冷却を行うこともできる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記第1の吸引ファンは、前記第2の吸引ファンの前記第2の翼よりも前記第1の高さを大にしてなることにより、第1、第2の吸引ファンが必要とする吸引圧力を容易に得て所期の目的を達成することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、前記第2の吸引ファンは、前記第1の吸引ファンの前記第1の翼よりも前記第2の枚数を多くしてなることにより、第2の吸引ファンの放熱面を拡大し、強制排気装置の放熱能力を増大し温度低減をはかり、吸引ファンの劣化抑制や吸引モータの長寿命化をはかることができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記排熱経路は、前記排熱口の下に設けられた直延部と、前記第1及び前記第2の吸引ファンから前記直延部まで屈曲経路とを有し、前記屈曲経路は、前記第1の吸引ファンの排熱と前記第2の吸引ファンの排熱とを分離した通気経路としてなることにより、直延部で第2の吸引ファン側の低温空気が直進し、屈曲経路では分離された第1の吸引ファンの排気である高温空気を引っ張り、排気効果を高める。高温空気側は触媒などの通気抵抗があって吸引しにくいので、屈曲経路で低温空気と混ざると圧損となり、高温側排気が減少し吸引不足となって、調理器内に油煙などが充満し扉周囲などから漏れようとするが、これを防ぐことができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記強制排気装置は、前記加熱庫内の排熱を通す触媒を有し、前記触媒を収納する触媒収納部と前記第1及び前記第2の吸引ファンを収納するファンケーシングの前記第1の吸引ファン側とを密着するとともに、前記触媒収納部と前記加熱庫後面とを密着してなることにより、触媒収納部が吸引ファンの高温吸引側と接するため、触媒全体の温度低下を抑制して高温に維持し、
触媒の性能を保持することができる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明における前記加熱調理器を一体に組み込んだ誘導加熱調理器とすることにより、加熱調理器を一体に組み込んでも加熱コイル動作回路などの部品・ユニットを配置するスペースを狭くすることなく、回路基板の所期の冷却効率が得られ、実用的効果の高い誘導加熱調理器が提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の実施の形態1における加熱調理器として、誘導加熱調理器を例示したものである。
図1に示すように、調理器本体21の上面は結晶化ガラスを素材としたトッププレート24の周囲をプレート枠25で囲んで覆われている。トッププレート24には加熱部26a、26b、26cが印刷されている。トッププレート24後方で本体後部の部分には外部吸気口27および外部排気口28を設けている。また、加熱部26a、26b、26cに対応する本体内部には誘導加熱手段を構成する加熱コイル29a、29bと、加熱コイル29a、29b後方に電気抵抗発熱式加熱手段であるラジェントヒータ30が配されている。
左側の加熱コイル29aの下方には、仕切り板31を介して魚などを加熱する加熱庫である調理器(ロースタ)32を配している。調理器32の側方でかつ右の加熱コイル29bの下方には、加熱コイル29a、29bの電源回路である回路基板33a、33bが配されている。回路基板33a、33bの後方に調理器本体21外部の空気を吸い込む吸気ファン34を配置している。
図2に示すように、調理器本体21はキッチンのキャビネット22の天面に設けた開口23に上から落とし込んで組み込まれている。
調理器32の庫内には天井面近くに上ヒータ35、魚などの調理物を載せる焼網36、焼網36の下から調理物を加熱する下ヒータ37、下ヒータ37の下には調理物から発生する油などを受ける受け皿38がある。調理器32の加熱庫後面39の上部には排煙口40があり、調理器32内部で発生した油煙を、強制排気装置41を介し排熱口42に導く吸引経路43(図2に実線の矢印で示す)と排熱経路44(図2に破線の矢印で示す)が形成されている。
強制排気装置41の内部には吸引ファン45があり、吸引ファン45に達するまでの排熱経路44上には、排煙口40付近の補助ヒータ46と触媒47を設けている。吸引ファン45を吸引モータ48で回転させることにより、油煙を補助ヒータ46で高温にし、触媒47を高温活性化して通過する際に油煙の大部分を化学的に分解し、排熱経路44を通して排熱口42から調理器本体21外部へ排出する。
吸引ファン45は図3のような形状で、円盤49の両面に回転中心50に対し放射状の翼を設けて第1の吸引ファン51と第2の吸引ファン52とを配し一体になった遠心ファンとし、第1の吸引ファン51で調理器32内の油煙が触媒47を通過する吸引経路43の熱気を吸引し、第2の吸引ファン52で加熱調理庫である調理器32外で調理器本体21内の空気を吸引する。
また、調理器32内の油煙を吸引する第1の吸引ファン51と、調理器32外の空気を吸引する第2の吸引ファン52との寸法関係は、第1の吸引ファン51の翼を第2の吸引ファン52の翼よりも翼高さを大としている。
強制排気装置41において、吸引ファン45を触媒47通過後の経路に入れるので、吸引ファン45の吸い込み部で経路断面積が拡大しない方が、ファン入り口の風速が高まり圧力が低下するので、吸い込み効果を大きくできる。
このため、吸引ファン45の吸込み口面積を縮小し、吸引ファン45はシロッコ型のファンとは異なり、円盤49の両面に回転中心50に対し配した第1の吸引ファン51と第2の吸引ファン52が放射状の翼を設けたものであるので、吸込み口の寸法に関係なく外形寸法を自在に設定できる。これにより、吸引ファン45の能力をファンの厚さ寸法ではなく、直径方向の寸法で確保して薄型の吸引ファン45とし、調理器32庫内に発生した油煙の吸引経路における吸引効率の低下を防いだ薄型の強制排気装置41を得て調理器32後部の空間に吸引ファン45の軸方向に実装できる。
以上の形態により、調理器32側方の調理器本体21内の空間を拡大して回路基板33a、33bの収納スペースを広くし、調理器32後方の空間に強制排気装置41を収納して調理器本体21内の実装効率を高めたり、回路基板33a、33b間の隙間を拡大したりして吸気ファン34の通気抵抗を低減することができる。
また、吸引ファン45は翼形状が回転中心に対し放射状のため、第1の吸引ファン51と第2の吸引ファン52の外周側は翼ピッチが広がり、かつファン回転の遠心力方向と翼方向とが一致するので、翼に堆積物が付着しにくいものを得ることができる。また、第1の吸引ファン51と第2の吸引ファン52の外周側に近いほど翼間隔が広がり、異物付着しにくい。かつ、高温排気は円盤49の出口まで低温空気と混ざらないので、油煙が温度低下しにくく円盤49に固着しにくいので、第1の吸引ファン51が目詰まりしにくい。なお、翼形状は放射状にかぎらなくとも、堆積物が付着を少なくできるものである。
さらに、高温側の第1の吸引ファン51と低温側の第2の吸引ファン52とは円盤49を介して熱交換され、吸引ファン45全体の温度低減がはかられ、ひいては吸引ファン45を構成する母材の酸化抑制など劣化抑制をはかることができる。また、吸引ファン45が温度低減されると、吸引ファン45から吸引モータ48への熱伝導を低減し、吸引モータ48を温度低減し、特に吸引ファン45側軸受けが温度低減される。
また、触媒47を通過した熱気を吸引する第1の吸引ファン51の吸込口54を、触媒47下に配することで、熱気吸い込みを集約する空間を触媒47の厚さで構成される空間で確保し、熱気吸い込みを集約するための空間を構成するための専用厚さ寸法が不要となり、強制排気装置41全体の薄型化が図られる。
さらに、第2の吸引ファン52の吸込口55は、吸引モータ48の軸周囲に設けてある。第2の吸引ファン52で調理器32外の空気を吸引する流路途中に吸引モータ48を配置して冷却し、吸引モータ48の温度上昇を抑えることができる。
第1の吸引ファン51は、調理器32の加熱室との間に形成し、途中に触媒47を配置した吸引経路43を介して油煙を吸引し、かつ吸引空気が高温のため密度が低いため吸引圧力は大が必要であり、第2の吸引ファン52は調理器本体21内の吸気ファン34の与圧があるため吸引圧力は小でよく、調理器32内の油煙を吸引する第1の吸引ファン51と、調理器32外の空気を吸引する第2の吸引ファン52との寸法関係を、第1の吸引ファン51が第2の吸引ファン52よりも翼高さを大としている。そして、第1の吸引ファ
ン51と第2の吸引ファン52の円盤49を介して吸引ファン45の外周まで混合させないので、第1の吸引ファン51の吸引圧力を円盤49と翼高さ比とで容易に確保して油煙を吸引し除煙する性能を確保する。
強制排気装置41は、触媒47を収納する触媒収納部53と吸引ファン45を収納するファンケーシング56の第1の吸引ファン51側とを密着し、さらに触媒収納部53と調理器32の加熱庫後面39とを密着して構成したもので、触媒収納部53の前後面が吸引ファン45の触媒47通過後の熱気を吸う高温吸引側の第1の吸引ファン51側および調理器32の加熱庫後面39と接するため冷やされにくく、触媒全体の温度低下を抑制して高温に維持し、触媒の性能を保持することができる。
(実施の形態2)
図4、図5は、本発明の実施の形態2における加熱調理器の吸引ファンを示している。加熱調理器全体の構成については実施の形態1と同一であるのでその説明を省略する。
本実施の形態における吸引ファン60は、円盤61に設けた調理器32内の油煙を吸引する第1の吸引ファン62と、調理器32外で調理器本体21内の空気を吸引する第2の吸引ファン63は、第2の吸引ファン63の翼枚数を第1の吸引ファン62の翼枚数より多くしたものである。翼高さは第1の吸引ファン62を第2の吸引ファン63よりも高くして第1の吸引ファン62の吸込み性能を確保している。
これにより、第2の吸引ファン63は放熱面が拡大し、吸引ファン60の放熱能力を増大し温度低減をはかるもので、吸引ファン60の劣化抑制や吸引モータを温度低減し長寿命化をはかっているものである。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3における加熱調理器の強制排気装置を示している。加熱調理器全体の構成については実施の形態1と基本的には同じであるのでその説明を省略する。
本実施の形態においては、調理器32の油煙排熱は、強制排気装置41の内部の吸引ファン45に達し、排熱経路44を通り排熱口42から調理器本体21外部へ排出する。
ここで排熱経路44は、排熱口42の下が直延部71となり、吸引ファン45から直延部71までが屈曲経路72となり、屈曲経路72内は吸引ファン45を構成する第1の吸引ファン51の排熱と第2の吸引ファン52の排熱とを分離板73で分離した通気経路としたものである。
高温空気側は触媒47の通気抵抗があって吸引しにくいので、屈曲経路72で低温空気と混ざると圧損となり、高温側排気が減少し油煙吸引不足となるが、屈曲経路72内は吸引ファン45を構成する第1の吸引ファン51の排熱と第2の吸引ファン52の排熱とを分離板73で図中の破線のように分離した通気経路としているので、直延部71で第2の吸引ファン52側の低温空気排気が直進して第1の吸引ファン51排気である高温空気を引っ張り、排気効果を高めることができる。この結果、調理器32内の油煙を効果的に吸引し、調理器32内に充満した油煙が調理器32部の扉周囲などから漏れることを防ぐことができる。
なお、上記した各実施の形態1〜3においては、一般によく使用されている実態に鑑みて誘導加熱調理器を例示して説明したが、加熱調理器単体(ロースタ)であってもよい。また、強制排気装置41は、吸引フファン45、触媒47、補助ヒータ46などを一体化
して除煙機能も備えている構成を示しているが、排気機能と除煙機能を別々にしてもよく、実施の形態における構成にかぎらないものである。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、調理器内の排熱を排熱口に導く強制排気装置の吸引ファン構成の工夫により、実装効率を高めつつ、吸引ファン目詰まりをなくし、かつ他部品の冷却効率への悪影響もない。加えて、吸引ファンは第1、第2の吸引ファン間で熱交換され全体の温度低減がはかれて耐久性が向上し、かつ第2の吸引ファンによる調理器外の空気流入路に吸引モータを配置でき、吸引モータの冷却を行うこともできる。したがって、加熱調理器全般に適用できることはもちろんのこと、この加熱調理器との複合調理器、特に、誘導加熱調理器とすることにより実用的効果の高いものとすることができる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の分解斜視図 同加熱調理器の組み込み状態を示す図1のA−A線による断面図 同加熱調理器における吸引ファンの斜視図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の第1の吸引ファンを示す平面図 同加熱調理器の第2の吸引ファンを示す平面図 本発明の実施の形態3における加熱調理器の要部断面図
21 調理器本体
32 調理器(加熱庫)
35 上ヒータ(ヒータ)
37 下ヒータ(ヒータ)
41 強制排気装置
42 排熱口
44 排熱経路
45、60 吸引ファン
47 触媒
48 吸引モータ
49、61 円盤
51、62 第1の吸引ファン
52、63 第2の吸引ファン
53 触媒収納部
71 直延部
72 屈曲経路

Claims (6)

  1. ヒータを庫内に有する加熱庫と、前記加熱庫内の排熱を排熱口に導く強制排気装置と、を備え、前記強制排気装置は、円盤の一方のに回転中心に対し放射状の第1の設けられ遠心ファンを形成する第1の吸引ファン及び前記円盤の前記第1の翼が設けられた面の裏面に前記回転中心に対し放射状の第2の設けられ遠心ファンを形成する第2の吸引ファンを有し、前記第1の吸引ファンは、前記加熱庫内の排熱を吸引して排熱経路を経て前記排熱口へ排気し前記第2の吸引ファンは、前記加熱庫外の空気を吸引して前記第2の吸引ファンを冷却し、前記排熱経路を経て前記排熱口へ排気するようにした加熱調理器。
  2. 前記第1の吸引ファンは、前記第2の吸引ファンの前記第2の翼よりも前記第1の高さを大にしてなる請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記第2の吸引ファンは、前記第1の吸引ファンの前記第1の翼よりも前記第2の枚数を多くしてなる請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記排熱経路は、前記排熱口の下に設けられた直延部と、前記第1及び前記第2の吸引ファンから前記直延部まで屈曲経路とを有し、前記屈曲経路は、前記第1の吸引ファンの排熱と前記第2の吸引ファンの排熱とを分離した通気経路としてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 前記強制排気装置は、前記加熱庫内の排熱を通す触媒を有し、前記触媒を収納する触媒収納部と前記第1及び前記第2の吸引ファンを収納するファンケーシングの前記第1の吸引ファン側とを密着するとともに、前記触媒収納部と前記加熱庫後面とを密着してなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の前記加熱調理器を一体に組み込んだ誘導加熱調理器。
JP2007072293A 2007-03-20 2007-03-20 加熱調理器および誘導加熱調理器 Active JP4821667B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007072293A JP4821667B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 加熱調理器および誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007072293A JP4821667B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 加熱調理器および誘導加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008232525A JP2008232525A (ja) 2008-10-02
JP4821667B2 true JP4821667B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=39905531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007072293A Active JP4821667B2 (ja) 2007-03-20 2007-03-20 加熱調理器および誘導加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4821667B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018096653A (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理機器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5981430A (ja) * 1982-10-28 1984-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱装置
JP3664025B2 (ja) * 2000-01-26 2005-06-22 松下電器産業株式会社 組込み式誘導加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008232525A (ja) 2008-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4525535B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP3377182B2 (ja) ファンモータ
CN103505069B (zh) 烹饪器具
JP2009174743A (ja) 加熱調理器
JP2008059983A (ja) 誘導加熱調理器
JP5111288B2 (ja) 加熱調理器
JP4821667B2 (ja) 加熱調理器および誘導加熱調理器
CN220915064U (zh) 用于磁悬浮风机的散热结构
JP2008059982A (ja) 誘導加熱調理器
JP3539364B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5235711B2 (ja) 加熱調理器
JP2004353510A (ja) 遠心送風機及び遠心送風機を備えた空気調和装置
JP4981111B2 (ja) 加熱調理器
CN210930820U (zh) 双风扇散热锅体
JP2019046726A (ja) 誘導加熱調理器
JP2001267054A (ja) 誘導加熱調理器
JP4973286B2 (ja) 誘導加熱調理器
CN219166206U (zh) 一种空气炸锅
JP5045563B2 (ja) 加熱調理器
CN217118200U (zh) 一种空气炸锅
CN110894960A (zh) 具有微波加热功能的烹饪电器
CN218721721U (zh) 一种电磁炉
CN211673862U (zh) 散热结构、家用电器和食物处理器
JP5035260B2 (ja) 組込み式加熱調理器
JP3945485B2 (ja) 誘導加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090312

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20090414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110822

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4821667

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3