JP4821407B2 - 通信装置,通信システムおよび障害検出プログラム - Google Patents

通信装置,通信システムおよび障害検出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信システムにおいて通信装置間で同期転送を行なう際に障害を検出するようにした通信装置,通信システムおよび障害検出プログラムに関する。
従来、通信システムにおける通信装置は、例えば図4に示すように、構成されている。
図4において、通信装置900は、ホスト910配下にて、電文(データ)の送受信のために、図示しない他の通信装置とインタフェース920を介して互いに接続されている。
上記通信装置900は、上位I/F制御部930と、下位I/F制御部940と、通信制御部950と、を設けてある。
このような構成の通信装置900によれば、伝送すべきコマンドおよびデータは、電文としてホスト910から上記上位I/F制御部930を介して通信制御部950で受信される。
そして、上記通信制御部950は、上記コマンドおよびデータにヘッタを付加して、下位I/F制御部940からインタフェース920を介して、他の通信装置に対してパケットを転送する。
ところで、このような通信装置900においては、通信装置900間のパケット転送がすべて失敗した場合、あるいはインタフェース920上のパケット送受信を制御する下位I/F制御部940が致命的な障害を検出した場合には、ホスト910は、異常を検出するようになっている。
このため、いずれかの通信経路上にてパケットロストが発生したとしても、再送によりパケット送受信が成功している場合には、通信経路上の異常を検出することは困難であった。
また、パケットロストの多発による通信性能の低下が発生したとしても、原因箇所を特定する情報が殆どないことから、復旧に時間がかかってしまい、通信業務に多大な影響を与えてしまうことになる。
さらに、二重受信抑止のために通信装置900間で採用されている方式の一つにシーケンス番号による通信制御が知られている。
これは、コマンドおよびデータをパケット転送する度に、パケットに付加するヘッダ内のシーケンス部の値を「+1」して転送する。即ち、同じパケットを再送している場合には、シーケンス部の値は更新されず、同じ値のままである。これにより、受信側でシーケンスチェックを行なうことにより、二重受信が抑止され得るようになっている。
しかしながら、このようなシーケンス番号による通信制御方式は、パスが活性化された場合には、ある程度有効に機能するが、通信装置900間で同期が取れていない活性化中においては、すれ違い等により二重受信したとしても、シーケンスチェックが機能しないため、上位に同じデータを転送してしまう可能性があった。
具体的には、このような上記通信装置900の動作について、図5〜図8のフローチャートを参照して説明する。
図5は、上記通信装置900の正常な立上げ動作を示している。
まず、双方の通信装置900及びホスト910がインタフェース920に接続され、起動している状態において、ステップA1にて、送信側のホスト910から送信側の通信装置900に対して、活性化要求が送信されると、ステップA2にて、その通信制御部950が、コマンド処理を実行して、Requestパケットを受信側の通信装置900に対してインタフェース920を介して送信する。
これを受けて、受信側の通信装置900は、ステップA3にて、受信側のホスト910に対して、活性化要求を出力すると共に、ステップA4にて、応答パケットを送信側の通信装置900に対してインタフェース920を介して送信する。
この応答パケットを受信して、送信側の通信装置900は、ステップA5にて、送信側のホスト910に対して、活性化が正常に行なわれた旨の終了報告を出力する。
続いて、ステップA6にて、受信側のホスト910から受信側の通信装置900に対して、活性化要求が送信されると、ステップA7にて、その通信制御部950が、Requestパケットを送信側の通信装置900に対してインタフェース920を介して送信する。
これを受けて、送信側の通信装置900は、ステップA8にて、送信側のホスト910に対して、活性化要求を出力すると共に、ステップA9にて、応答パケットを受信側の通信装置900に対してインタフェース920を介して送信する。
この応答パケットを受信して、受信側の通信装置900は、ステップA10にて、送信側のホスト910に対して、活性化が正常に行なわれた旨の終了報告を出力する。
以上で、正常時の立上り動作が完了することになる。
次に、図6は、上記通信装置900の受信側の通信装置900が起動していない状態での立上げ動作を示している。
まず、一方(送信側)の通信装置900及びホスト910がインタフェース920に接続され、起動している状態において、ステップB1にて、送信側のホスト910から送信側の通信装置900に対して、活性化要求が送信されると、ステップB2にて、その通信制御部950が、Requestパケットを受信側の通信装置900に対してインタフェース920を介して送信する。
ここで、受信側の通信装置900がインタフェース920に接続されず、または起動していない状態では、応答パケットを受信することができない。
このため、送信側の通信装置900は、ステップB3にて、所定時間T1(活性化要求の転送後、相手無応答と判断する時間)経過後に、ステップB4にて、再び活性化要求を送信する。
その後、上記ステップB3及びB4を所定回数繰り返した後、送信側の通信装置900は、ステップB5にて、所定時間T1経過後に、ステップB6にて、送信側のホスト910に対して、活性化に異常がある旨の終了報告を出力する。
以上で、異常時の立上り動作が完了することになる。
次に、図7は、上記通信装置900の受信側の通信装置900と活性化状態が不一致の場合の立上げ動作時の動作を示している。
まず、一方(送信側)の通信装置900及びホスト910がインタフェース920に接続され、起動している状態において、ステップC1にて、送信側のホスト910から送信側の通信装置900に対して、活性化要求が送信されると、ステップC2にて、その通信制御部950が、Requestパケットを受信側の通信装置900に対してインタフェース920を介して送信する。
そして、受信側からの応答パケットを待って、送信側の通信装置900は、ステップC3にて、所定時間T1(活性化要求の転送後、相手無応答と判断する時間)経過後に、ステップC4にて、再びRequestパケットを送信する。
その後、上記ステップC3及びC4を所定回数繰り返す前に、ステップC5にて、受信側のホスト910から受信側の通信装置900に対して、活性化要求が送信されると、ステップC6にて、その通信制御部950が、Requestパケットを送信側の通信装置900に対してインタフェース920を介して送信する。
これを受けて、送信側の通信装置900は、ステップC7にて、送信側のホスト910に対して、活性化要求を出力すると共に、ステップC8にて、Receive_Readyを受信側の通信装置900に対してインタフェース920を介して送信する。
このReceive_Readyを受信して、受信側の通信装置900は、ステップC9にて、送信側のホスト910に対して、活性化が正常に行なわれた旨の終了報告を出力する。
そして、ステップC10にて、直前のRequestパケットを送信した後、所定時間T1経過後に、送信側の通信装置900は、ステップC11にて、送信側のホスト910に対して、活性化に異常がある旨の終了報告を出力する。
以上で、立上り動作が完了することになるが、この場合、双方の通信装置900において、活性化状態が、送信側で異常となり、受信側で制御となり、相互に不一致の状態になってしまう。
さらに、図8は、上記通信装置900の二重受信が発生する立上げ動作時の動作を示している。
まず、一方(送信側)の通信装置900及びホスト910がインタフェース920に接続され、起動している状態において、ステップD1にて、送信側のホスト910から送信側の通信装置900に対して、活性化要求が送信されると、ステップD2にて、その通信制御部950が、Requestパケットを受信側の通信装置900に対してインタフェース920を介して送信する。
そして、受信側からの応答パケットを待って、送信側の通信装置900は、ステップD3にて、所定時間T1(活性化要求の転送後、相手無応答と判断する時間)経過後に、ステップD4にて、再び活性化要求を送信する。
その後、再び上記ステップD3及びD4を繰り返したとき、受信側の通信装置900が、このRequestパケットを受信して、ステップD5にて、受信側のホスト910に対して、活性化要求を出力すると共に、ステップD6にて、応答パケットを送信側の通信装置900に対してインタフェース920を介して送信する。
その後、ステップD7にて、受信側のホスト910から受信側の通信装置900に対して、活性化要求が送信されると、ステップD8にて、その通信制御部950が、Requestパケットを送信側の通信装置900に対してインタフェース920を介して送信する。
これを受けて、送信側の通信装置900は、ステップD9にて、送信側のホスト910に対して、活性化要求を出力すると共に、ステップD10にて、応答パケットを受信側の通信装置900に対してインタフェース920を介して送信する。
この応答パケットを受信して、受信側の通信装置900は、ステップD11にて、送信側のホスト910に対して、活性化が正常に行なわれた旨の終了報告を出力する。
ここで、ステップD6で送信された応答パケットに関して、ステップD12にて、パケットロストが発生すると、送信側の通信装置900は、上記応答パケットを受信できないため、直前のRequestパケットを送信した後所定時間T1経過後に、送信側の通信装置900は、ステップD13にて、再び受信側の通信装置900に対して、Requestパケットを出力する。これにより、受信側の通信装置900は、ステップD14にて、受信側のホスト910に対して、活性化要求を出力する。
このようにして、受信側のホスト910に対して、活性化要求が二回出力されることになり、活性化が失敗することになる。
これに対して、例えば特許文献1においては、磁気ディスク装置におけるデータ記録再生の際のリトライ方式が開示されている。
この構成においては、予めリトライ方法およびリトライ回数をコマンドに付加しておき、磁気ディスク装置は、データ記録または再生を行なう前に、コマンドに付加されたリトライ方法およびリトライ回数を解釈して、それに基づいてコマンドを実行し、データの記録または再生を行なうようになっている。
また、特許文献2においては、送信すべきパケットのヘッダに通し番号と時刻情報を付加して、これらのパケットを通し番号の小さい順に蓄積して、複数のパケットから成る一つのストリームを構成するようにした、パケットストリームの分割・結合方法が開示されている。
さらに、特許文献3においては、受信側で再送要求すべきパケットがあるかどうかを判定して、当該パケットの再送要求信号を出力する際に、その判定結果を保持するようにした、マルチメディアコンテンツ受信装置が開示されている。
また、特許文献4においては、発信するデータを特定する情報と発信するデータに付加されたヘッダの情報を対にして、各発信毎に記憶するようにした、データ転送装置が開示されている。
特開2000−194511号 特開2000−299702号 特開2005−045469号 特開平02−079640号
しかしながら、上述した特許文献1によるリトライ方式においては、指定されたリトライ方法およびリトライ回数に基づいて、コマンドを実行するようになっているが、パケットロストや二重受信を回避するように構成されておらず、本発明とは目的および構成が異なる。
また、上述した特許文献2によるパケットストリームの分割・結合方法においては、ヘッダに受信した時刻情報が付加されているが、この時刻情報は、ストリームの再生の際に、パケット間インターバルを再現するために利用されており、二重受信を回避するためには利用されていない。
さらに、上述した特許文献3によるマルチメディアコンテンツ受信装置においては、受信側で再送要求信号を出力したとき、この再送要求信号や再送応答信号がパケットロストした場合にも、正しく再送が行なわれるようになっているが、二重受信を回避するようには構成されていない。
また、上述した特許文献4によるデータ転送装置においては、同一データが再送される場合であっても、別発信であることから、発信するデータを特定する情報も異なることになり、二重受信を回避するようには構成されていない。
本発明は、上記の問題を解決すべくなされたものであり、パケットロストや二重受信等の通信障害が迅速に検出され得るようにした通信装置,通信システムおよび同期転送における障害検出プログラムの提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明通信装置は、ホストに対して上位I/F制御部を介して接続されると共に、インタフェースに対して下位I/F制御部を介して接続されている通信制御部により、送信すべきコマンドおよびデータに、コマンド種別を含むヘッダを付加して、インタフェースを介して他の通信装置にパケット転送を行なう通信装置であって、パケット送信の際に、作成するヘッダに対して再送回数,時刻情報およびシーケンス番号を追加する電文制御部と、パケット受信の際に、受信パケットに含まれるヘッダの再送回数,時刻情報およびシーケンス番号をチェックする電文チェック部と、を設けた構成としてある。
同期転送における通信装置をこのような構成とすると、パケット送信の際に、送信側通信装置の通信制御部が、電文制御部にて作成するヘッダに対して再送回数,時刻情報およびシーケンス番号を追加して、このヘッダと共にコマンドおよびデータをパケット転送する。
したがって、受信側通信装置の通信制御部が、このパケットを受信する際に、電文チェック部にて受信パケットに付加されたヘッダの再送回数,時刻情報およびシーケンス情報に基づいて、受信パケットをチェックするので、パケットロストまたは二重受信を回避することができる。
また、本発明の通信装置は、上記電文チェック部が、受信したパケットのヘッダを、メモリに退避されている既に受信したパケットのヘッダと比較して、その再送回数に基づいてパケットロストの判定を行なう構成としてある。
同期転送における通信装置をこのような構成とすると、受信パケットのヘッダの再送回数が、メモリから読み出した既受信パケットのヘッダの再送回数より大きい場合には、パケットロスト発生と判定し、また同じ場合には、パケットロストなしと判定することができる。
また、本発明の通信装置は、上記電文チェック部が、パケットロストなしと判定したとき、受信したパケットのヘッダに含まれていた再送回数および実行時間の時間情報を付加した応答パケットを送信元の通信装置に対してインタフェースを介して送信する構成としてある。
同期転送における通信装置をこのような構成とすると、送信元の通信装置では、受信した応答パケットを電文チェック部でチェックすることにより、通信制御部が、正常にパケット送信が行なわれたことを判断することができる。
また、本発明の通信装置は、上記電文チェック部が、受信したパケットのヘッダの再送回数が、既に受信したパケットのヘッダより大きい場合に、パケットロストありと判定して、受信したパケットのヘッダに含まれていた再送回数および実行時間の時間情報を付加した応答パケットを送信元の通信装置に対してインタフェースを介して送信すると共に、パケットロスト発生の旨を通信制御部またはホストに注意事象報告を通知する構成としてある。
同期転送における通信装置をこのような構成とすると、送信元の通信装置では、受信した応答パケットを電文チェック部でチェックすることにより、通信制御部が、正常にパケット送信が行なわれたことを判断することができると共に、受信側の通信装置では、ホストに対して直接的または間接的に注意事象報告を通知することにより、ホストがいち早く障害発生を検出することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明通信システムは、互いにインタフェースにより接続された複数個の通信装置を含んでいて、各通信装置が、ホストに対して上位I/F制御部を介して接続されると共に、インタフェースに対して下位I/F制御部を介して接続されている通信制御部により、送信すべきコマンドおよびデータに、コマンド種別を含むヘッダを付加して、インタフェースを介して他の通信装置にパケット転送を行なう通信システムにおいて、各通信装置が、パケット送信の際に、作成するヘッダに対して再送回数,時刻情報およびシーケンス番号を追加する電文制御部と、パケット受信の際に、受信パケットに含まれるヘッダの再送回数,時刻情報およびシーケンス番号をチェックする電文チェック部と、を設けた構成としてある。
また、本発明の通信システムは、各通信装置の電文チェック部が、受信したパケットのヘッダを、メモリに退避されている既に受信したパケットのヘッダと比較して、その再送回数に基づいてパケットロストの判定を行なう構成としてある。
また、本発明の通信システムは、各通信装置の電文チェック部が、パケットロストなしと判定したとき、受信したパケットのヘッダに含まれていた再送回数および実行時間の時間情報を付加した応答パケットを送信元の通信装置に対してインタフェースを介して送信する構成としてある。
また、本発明の通信システムは、各通信装置の電文チェック部が、受信したパケットのヘッダの再送回数が、既に受信したパケットのヘッダより大きい場合に、パケットロストありと判定して、受信したパケットのヘッダに含まれていた再送回数および実行時間の時間情報を付加した応答パケットを送信元の通信装置に対してインタフェースを介して送信すると共に、パケットロスト発生の旨を通信制御部またはホストに注意事象報告を通知する構成としてある。
本発明は、このように通信システムとしても実現化することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明同期転送における障害検出プログラムは、ホストに対して上位I/F制御部を介して接続されると共に、インタフェースに対して下位I/F制御部を介して接続されている通信制御部により、送信すべきコマンドおよびデータに、コマンド種別を含むヘッダを付加して、インタフェースを介して他の通信装置にパケット転送を行なう通信装置の同期転送における障害検出プログラムであって、パケット送信の際に、作成するヘッダに対して再送回数,時刻情報およびシーケンス番号を追加する第一の手順と、パケット受信の際に、受信パケットに含まれるヘッダの再送回数,時刻情報およびシーケンス番号をチェックする第二の手順と、をコンピュータに実行させる構成としてある。
また、本発明の同期転送における障害検出プログラムは、上記第二の手順にて、受信したパケットのヘッダを、メモリに退避されている既に受信したパケットのヘッダと比較して、その再送回数に基づいてパケットロストの判定を行なう構成としてある。
また、本発明の同期転送における障害検出プログラムは、上記第二の手順にて、パケットロストなしと判定したとき、受信したパケットのヘッダに含まれていた再送回数および実行時間の時間情報を付加した応答パケットを送信元の通信装置に対してインタフェースを介して送信する構成としてある。
さらに、本発明の同期転送における障害検出プログラムは、上記第二の手順にて、受信したパケットのヘッダの再送回数が、既に受信したパケットのヘッダより大きい場合に、パケットロストありと判定して、受信したパケットのヘッダに含まれていた再送回数および実行時間の時間情報を付加した応答パケットを送信元の通信装置に対してインタフェースを介して送信すると共に、パケットロスト発生の旨を通信制御部またはホストに注意事象報告を通知する構成としてある。
本発明は、このように同期転送における障害検出プログラムとしても実現化することができる。
このようにして、本発明によれば、パケット送信の際に、送信側通信装置の通信制御部が、電文制御部にて作成するヘッダに対して再送回数,時刻情報およびシーケンス番号を追加して、このヘッダと共にコマンドおよびデータをパケット転送する。
したがって、受信側通信装置の通信制御部が、このパケットを受信する際に、電文チェック部にて受信パケットに付加されたヘッダの再送回数,時刻情報およびシーケンス情報に基づいて、受信パケットをチェックするので、パケットロストまたは二重受信を回避することができる。
これにより、パケット同期転送の際の通信障害が迅速に検出され、パケットロストや二重受信が確実に回避され得ることになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本発明の通信装置の一実施形態について、図1を参照して説明する。
図1において、通信装置10は、ホスト100配下にて、電文(データ)の送受信のために、図示しない他の通信装置とインタフェース110を介して互いに接続されている。
上記通信装置10は、上位I/F制御部120と、下位I/F制御部130と、通信制御部140と、電文制御部150と、電文チェック部160と、メモリ170と、を設けてある。
ここで、上記通信装置10の上位I/F制御部120,下位I/F制御部130,通信制御部140,電文制御部150及び電文チェック部160は、それぞれコンピュータ上で動作するプログラムにより動作が制御されるようになっている。
上記通信制御部140は、ホスト100から上位I/F制御部120を介してパケット転送が指示されたとき、コマンドおよびデータに対して、電文制御部160により作成されたヘッダを付加して、下位I/F制御部130から、インタフェース110を介して送信先の通信装置10にパケット転送を行なうようになっている。
また、上記通信制御部140は、他の通信装置10からパケットを受信したとき、このパケットのコマンドに従って、当該パケットに関する処理を行なう。
上記電文制御部150は、上記通信制御部140がパケット送信を行なう際に、送信すべきコマンドおよびデータに付加するヘッダを作成する。
ここで、上記ヘッダは、コマンド種別の他に、再送回数,時刻情報およびシーケンス番号が付加されている。
上記再送回数は、オジナルの場合には「0」が設定されると共に、再送の度に「+1」が加算される。
また、上記時刻情報は、パス活性化処理開始時からの実行時刻が設定されるようになっている。
上記電文チェック部160は、上記通信制御部140がパケットを受信したとき、上記通信制御部140が受信パケットの処理を行なう前に、このパケットに付加されたヘッダを、前もってメモリ170に登録された既受信のパケットのヘッダと比較して、その再送回数に基づいて、パケットロスト発生か否かを判定する。
そして、上記電文チェック部160は、受信したパケットのヘッダに含まれる再送回数が、メモリ170に退避されていた既受信パケットのヘッダの再送回数と同じである場合には、パケットロストなしと判定し、応答パケットを下位I/F制御部130からインタフェース110を介して、送信元の通信装置10に対して送信することにより、正常に受信できた旨を通知する。
この場合、応答パケットは、受信パケットのヘッダに付加されていた再送回数及び実行時間を付加して作成される。
また、上記電文チェック部160は、受信したパケットのヘッダに含まれる再送回数が、メモリ170に退避されていた既受信パケットのヘッダの再送回数より大きい場合には、パケットロスト発生と判定し、通信制御部140を介して、または直接にホスト100に対して注意事象報告を通知する。
この場合も、上記電文チェック部160は、下位I/F制御部130からインタフェース110を介して、送信元の通信装置10に対して送信する。
上記メモリ170は、磁気ディスクや半導体メモリ等の補助記憶装置であって、既に受信したパケットに関するヘッダが、ヘッダー管理テーブルとして読み書き可能に退避されている。
次に、本実施形態の通信装置10の動作について説明する。
まず、送信側のホスト100から上位I/F制御部120を介してコマンド及びデータが、送信側の通信制御部140に対して送られると、この通信制御部140にてコマンド処理が実行される。
その際、コマンドの内容によっては、コマンド処理は、当該通信制御部140内で完結し、相手側の通信装置10との間の通信が発生しない場合もある。
そして、コマンドの内容が相手側の通信装置10に通知すべきものである場合には、上記コマンド及びデータは、電文制御部150にて作成したヘッダが付加され、さらにパケット形式に変換された後、下位I/F制御部130からインタフェース110を介して受信側の通信装置10に送信する。
その際、ヘッダの内容は、ヘッダ情報としてメモリ170内のRequest_Hdrに格納される。
これにより、受信側の通信装置10が上記パケットを受信すると、電文チェック部160にて、受信パケットのヘッダをメモリ170内のReceive_Hdrに格納されている直前のヘッダ情報と比較する。
そして、受信パケットがオリジナル(初回=再送回数0)である場合には、上記電文チェック部160は、ヘッダを取除いたコマンド及びデータを通信制御部140に転送する。これにより、上記通信制御部140は、このコマンド及びデータに基づいて、コマンド処理を実行する。
このとき、上記電文チェック部160は、送信側の通信装置10に対してResponseパケット(応答パケット)を転送する。
このResponseパケットを受信すると、送信側の通信装置10の電文チェック部160にて、受信したResponseパケットのヘッダをメモリ170内のResponse_Hdrと比較して、一致する場合には、ヘッダを取除いて、通信制御部140に転送する。
これにより、上記通信制御部140は、このResponseパケットに基づいて、応答データ処理を実行する。
次に、本実施形態の通信装置10の動作について、図2〜図3のフローチャートを参照して説明する。
図2は、本発明実施形態の通信装置10の正常な立上げ動作を示している。
まず、双方の通信装置10及びホスト100がインタフェース110に接続され、起動している状態において、ステップE1にて、送信側のホスト100から上位I/F制御部120を介して送信側の通信装置10に対して、活性化要求が送信されると、ステップE2にて、その通信制御部140が、電文制御部150で作成されたヘッダを付加して、Requestパケット形式で活性化要求コマンドを受信側の通信装置10に対してインタフェース110を介して送信する。
このとき、電文制御部150は、ヘッダ情報に関して、Request_Hdrを更新すると共に、時刻情報即ち実行時間を「0」,再送回数を「0」,種別を「CONNECT」,シーケンスSEQを「0」とし、上記パケット送信の際に、メモリ170に格納する。
ここで、送信側の通信装置10は、ステップE3にて、所定時間T1経過後に、ステップE4にて、再びヘッダを付加した活性化要求コマンドのRequestパケットを送信する。
このとき、電文制御部150は、ヘッダ情報に関して、Request_Hdrを更新すると共に、実行時間を「T1」,再送回数を「1」と更新し、上記パケット送信の際に、メモリ170に格納する。
これを受けて、受信側の通信装置10では、ステップE5にて、電文チェック部160が、受信パケットのヘッダを、メモリ170に格納されているヘッダ情報と比較して、正常パケットと判定した場合には、ステップE6にて、受信側のホスト100に対して、活性化要求を出力すると共に、ステップE7にて、電文制御部150にてヘッダを付加して、Responseパケットを送信側の通信装置10に対してインタフェース110を介して送信する。
このとき、上記電文制御部150は、ヘッダ情報に関して、Receive_Hdrを「RequetパケットのHdr」に更新する。
このResponseパケットを受信して、送信側の通信装置10は、ステップE8にて、電文チェック部160が、Responseパケットのヘッダを、メモリ170に格納されているヘッダ情報と比較して、正常パケットと判定した場合には、ステップE9にて、送信側のホスト100に対して、活性化が正常に行なわれた旨の終了報告を出力する。
続いて、ステップE10にて、受信側のホスト100から上記I/F制御部120を介して受信側の通信装置10に対して、活性化要求が送信されると、ステップE11にて、その通信制御部140が、電文制御部150で作成されたヘッダを付加して、Requestパケット形式で活性化要求コマンドを送信側の通信装置10に対してインタフェース110を介して送信する。
このとき、電文制御部150は、ヘッダ情報に関して、Request_Hdrを更新すると共に、実行時間を「T2」,再送回数を「0」,種別を「CONNECT」,SEQを「0」とし、上記パケット送信の際に、メモリ170に格納する。
これを受けて、送信側の通信装置10は、ステップE12にて、電文チェック部160が、受信パケットのヘッダを、メモリ170に格納されているヘッダ情報と比較して、正常パケットと判定した場合には、ステップE13にて、送信側のホスト100に対して、活性化要求を出力すると共に、ステップE14にて、電文制御部150にてヘッダを付加して、Responseパケットを受信側の通信装置10に対してインタフェース110を介して送信する。
このとき、上記電文制御部150は、ヘッダ情報に関して、Receive_Hdrを「RequetパケットのHdr」に更新する。
このResponseパケットを受信して、受信側の通信装置10は、ステップE15にて、電文チェック部160が、Responseパケットのヘッダを、メモリ170に格納されているヘッダ情報と比較して、正常パケットと判定した場合には、ステップE16にて、送信側のホスト100に対して、活性化が正常に行なわれた旨の終了報告を出力する。
以上で、正常時の立上り動作が完了することになる。
図3は、本発明実施形態の通信装置10のパケットロスト発生時の立上げ動作を示している。
まず、双方の通信装置10及びホスト100がインタフェース110に接続され、送信側が先に起動され、受信側が後から起動されたとき、ステップF1にて、送信側のホスト100から上位I/F制御部120を介して送信側の通信装置10に対して、活性化要求が送信されると、ステップF2にて、その通信制御部140が、電文制御部150で作成されたヘッダを付加して、Requestパケット形式で活性化要求コマンドを受信側の通信装置10に対してインタフェース110を介して送信する。
このとき、電文制御部150は、ヘッダ情報に関して、Request_Hdrを更新すると共に、実行時間を「0」,再送回数を「0」,種別を「CONNECT」,SEQを「0」とし、上記パケット送信の際に、メモリ170に格納する。
ここで、送信側の通信装置10は、ステップF3にて、所定時間T1経過後に、ステップF4にて、再びヘッダを付加した活性化要求コマンドのRequestパケットを送信する。
このとき、電文制御部150は、ヘッダ情報に関して、Request_Hdrを更新すると共に、実行時間を「T1」,再送回数を「1」に更新し、上記パケット送信の際に、メモリ170に格納する。
これを受けて、受信側の通信装置10では、ステップF5にて、電文チェック部160が、受信パケットのヘッダを、メモリ170に格納されているヘッダ情報と比較して、正常パケットと判定した場合には、ステップF6にて、受信側のホスト100に対して、活性化要求を出力すると共に、ステップF7にて、電文制御部150にてヘッダを付加して、Responseパケットを送信側の通信装置10に対してインタフェース110を介して送信する。
このとき、上記電文制御部150は、ヘッダ情報に関して、Receive_Hdrを「RequetパケットのHdr」に更新する。
その後、ステップF8にて、受信側のホスト100から上記I/F制御部120を介して受信側の通信装置10に対して、活性化要求が送信されると、ステップF9にて、その通信制御部140が、電文制御部150で作成されたヘッダを付加して、Requestパケット形式で活性化要求コマンドを送信側の通信装置10に対してインタフェース110を介して送信する。
このとき、電文制御部150は、ヘッダ情報に関して、Request_Hdrを更新すると共に、実行時間を「T2」,再送回数を「0」,種別を「CONNECT」,SEQを「0」とし、上記パケット送信の際に、メモリ170に格納する。
これを受けて、送信側の通信装置10は、ステップF10にて、電文チェック部160が、受信パケットのヘッダを、メモリ170に格納されているヘッダ情報と比較して、正常パケットと判定した場合には、ステップF11にて、送信側のホスト100に対して、活性化要求を出力すると共に、ステップF12にて、電文制御部150にてヘッダを付加して、Responseパケットを受信側の通信装置10に対してインタフェース110を介して送信する。
このとき、上記電文制御部150は、ヘッダ情報に関して、Receive_Hdrを「RequetパケットのHdr」に更新する。
このResponseパケットを受信して、受信側の通信装置10は、ステップF13にて、電文チェック部160が、Responseパケットのヘッダを、メモリ170に格納されているヘッダ情報と比較して、正常パケットと判定した場合には、ステップF14にて、送信側のホスト100に対して、活性化が正常に行なわれた旨の終了報告を出力する。
ここで、ステップF7で送信されたResponseパケットに関して、ステップF15にて、パケットロストが発生すると、送信側の通信装置10が上記Responseパケットを受信できないため、直前のRequestパケットを送信した後所定時間T1経過後に、送信側の通信装置10は、ステップF16にて、再び受信側の通信装置10に対して、ヘッダを付加した活性化要求コマンドのRequestパケットを送信する。
このとき、電文制御部150は、ヘッダ情報に関して、Request_Hdrを更新すると共に、実行時間を「2・T1」,再送回数を「2」とし、上記パケット送信の際に、メモリ170に格納する。
これを受けて、受信側の通信装置10では、ステップF17にて、電文チェック部160が、受信パケットのヘッダを、メモリ170に格納されているヘッダ情報と比較するが、この場合、実行時間及び再送回数が不一致となる。従って、電文チェック部160は、正常パケットではないと判定し、ステップF18にて、受信パケットを廃棄し、ステップF19にて、受信側のホスト100に対して、注意事象報告の通知を行なうと共に、ステップF20にて、電文制御部150にてヘッダを付加して、Responseパケットを送信側の通信装置10に対してインタフェース110を介して送信する。
このResponseパケットを受信して、送信側の通信装置10は、ステップF21にて、電文チェック部160が、Responseパケットのヘッダをチェックすることにより、受信側の通信装置10がRequestパケットの二重受信を検出していること、その原因が通信経路上の異常と推測されること、を検出し、送信側のホスト100に対して、ステップF22にて、活性化要求に対する応答(終了報告)を通知し、さらにステップF23にて、注意事象報告を通知する。
尚、上記ステップF19にて注意事象報告を受けて、受信側のホスト100は、通信装置10に対して、ログ情報の採取の指示等、必要な処理を実行する。
以上で、パケットロスト発生時の立上り動作が完了することになる。
以上、本発明の通信装置について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明にかかる通信装置は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態においては、各通信装置10は、単にインタフェース110により互いに接続されるようになっているが、インタフェース110としては、LANやインターネットを含む広義のインタフェースが利用され得ることは明らかである。
また、上述した実施形態においては、各種ヘッダ情報が、通信装置10内に設けられたメモリ170に退避・格納されるようになっているが、これに限らず、ホスト100のメモリ内や通信制御部内に一時的に格納されるようにしてもよい。
本発明は、パケットによる同期通信を行なう各種通信装置や通信システムとして利用可能である。
本発明の通信装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1の通信装置における正常な立上げ動作を示すフローチャートである。 図1の通信装置におけるパケットロスト発生時の立上げ動作を示すフローチャートである。 従来の通信装置の一例の構成を示すブロック図である。 図1の通信装置における正常な立上げ動作を示すブロック図である。 図1の通信装置における受信側の通信装置が起動していない状態での動作を示すフローチャートである。 図1の通信装置における活性化状態不一致の場合の立上げ動作を示すフローチャートである。 図1の通信装置における二重受信発生時の立上げ動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 通信装置
100 ホスト
110 インタフェース
120 上位I/F制御部
130 下位I/F制御部
140 通信制御部
150 電文制御部
160 電文チェック部
170 メモリ

Claims (9)

  1. ホストに対して上位I/F制御部を介して接続されると共に、インタフェースに対して下位I/F制御部を介して接続されている通信制御部により、送信すべきコマンドおよびデータに、コマンド種別を含むヘッダを付加して、インタフェースを介して他の通信装置にパケット転送を行なう通信装置であって、
    パケット送信の際に、作成するヘッダに対して再送回数,時刻情報およびシーケンス番号を追加する電文制御部と、
    パケット受信の際に、受信パケットに含まれるヘッダの再送回数,時刻情報およびシーケンス番号をチェックする電文チェック部と、を備え、
    上記電文チェック部が、受信したRequestパケットのヘッダを、メモリのReceive_Hdrに既に受信されたRequestパケットが格納されている場合に、当該既受信Requestパケットのヘッダと比較して、その再送回数に基づいてパケットロストの判定を行なうことを特徴とする通信装置。
  2. 上記電文チェック部が、パケットロストなしと判定したとき、受信したパケットのヘッダに含まれていた再送回数および実行時間の時間情報を付加した応答パケットを送信元の通信装置に対してインタフェースを介して送信することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  3. 上記電文チェック部が、受信したパケットのヘッダの再送回数が、既に受信したパケットのヘッダより大きい場合に、パケットロストありと判定して、受信したパケットのヘッダに含まれていた再送回数および実行時間の時間情報を付加した応答パケットを送信元の通信装置に対してインタフェースを介して送信すると共に、パケットロスト発生の旨を通信制御部またはホストに注意事象報告を通知することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  4. 互いにインタフェースにより接続された複数個の通信装置を含んでいて、各通信装置が、ホストに対して上位I/F制御部を介して接続されると共に、インタフェースに対して下位I/F制御部を介して接続されている通信制御部により、送信すべきコマンドおよびデータに、コマンド種別を含むヘッダを付加して、インタフェースを介して他の通信装置にパケット転送を行なう通信システムにおいて、
    各通信装置が、パケット送信の際に、作成するヘッダに対して再送回数,時刻情報およびシーケンス番号を追加する電文制御部と、パケット受信の際に、受信パケットに含まれるヘッダの再送回数,時刻情報およびシーケンス番号をチェックする電文チェック部と、を備え、
    各通信装置の電文チェック部が、受信したRequestパケットのヘッダを、メモリのReceive_Hdrに既に受信されたRequestパケットが格納されている場合に、当該既受信Requestパケットのヘッダと比較して、その再送回数に基づいてパケットロストの判定を行なうことを特徴とする通信システム。
  5. 各通信装置の電文チェック部が、パケットロストなしと判定したとき、受信したパケットのヘッダに含まれていた再送回数および実行時間の時間情報を付加した応答パケットを送信元の通信装置に対してインタフェースを介して送信することを特徴とする請求項に記載の通信システム。
  6. 各通信装置の電文チェック部が、受信したパケットのヘッダの再送回数が、既に受信したパケットのヘッダより大きい場合に、パケットロストありと判定して、受信したパケットのヘッダに含まれていた再送回数および実行時間の時間情報を付加した応答パケットを送信元の通信装置に対してインタフェースを介して送信すると共に、パケットロスト発生の旨を通信制御部またはホストに注意事象報告を通知することを特徴とする請求項に記載の通信システム。
  7. ホストに対して上位I/F制御部を介して接続されると共に、インタフェースに対して下位I/F制御部を介して接続されている通信制御部により、送信すべきコマンドおよびデータに、コマンド種別を含むヘッダを付加して、インタフェースを介して他の通信装置にパケット転送を行なう通信装置の同期転送における障害検出プログラムであって、
    パケット送信の際に、作成するヘッダに対して再送回数,時刻情報およびシーケンス番号を追加する第一の手順と、パケット受信の際に、受信パケットに含まれるヘッダの再送回数,時刻情報およびシーケンス番号をチェックする第二の手順と、をコンピュータに実行させ、
    上記第二の手順にて、受信したRequestパケットのヘッダを、メモリのReceive_Hdrに既に受信されたRequestパケットが格納されている場合に、当該既受信Requestパケットのヘッダと比較して、その再送回数に基づいてパケットロストの判定を行なうことを特徴とする同期転送における障害検出プログラム。
  8. 上記第二の手順にて、パケットロストなしと判定したとき、受信したパケットのヘッダに含まれていた再送回数および実行時間の時間情報を付加した応答パケットを送信元の通信装置に対してインタフェースを介して送信することを特徴とする請求項に記載の同期転送における障害検出プログラム。
  9. 上記第二の手順にて、受信したパケットのヘッダの再送回数が、既に受信したパケットのヘッダより大きい場合に、パケットロストありと判定して、受信したパケットのヘッダに含まれていた再送回数および実行時間の時間情報を付加した応答パケットを送信元の通信装置に対してインタフェースを介して送信すると共に、パケットロスト発生の旨を通信制御部またはホストに注意事象報告を通知することを特徴とする請求項に記載の同期転送における障害検出プログラム。
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