JP2001333133A - 再送電文二重通知防止方法 - Google Patents

再送電文二重通知防止方法

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JP2001333133A JP2000150272A JP2000150272A JP2001333133A JP 2001333133 A JP2001333133 A JP 2001333133A JP 2000150272 A JP2000150272 A JP 2000150272A JP 2000150272 A JP2000150272 A JP 2000150272A JP 2001333133 A JP2001333133 A JP 2001333133A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部装置から再送されてくる電文のアプリケ
ーションプログラムへの二重通知を防止することを可能
とする再送電文二重通知防止方法を提供する。 【解決手段】 受信バッファからの電文の読み出しに要
した実受信時間が外部装置が電文の再送を開始するため
の基準となる受信可能時間よりも長いか否かを判定し
(A7)、受信時間が受信可能時間よりも長いときに、
電文を記憶するとともに再送電文待ち状態を設定し(A
9)、再送電文待ち状態が設定されているときに、電文
を受信したならば、このときに受信した電文が記憶され
た電文と同一であるか否かを判定し(A5)、この判定
の結果が肯定的であるときに、再送電文待ち状態が設定
されているならば、受信した電文をアプリケーションプ
ログラムに通知することを中止する(A10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電文を外部装置か
ら受信してアプリケーションプログラムに通知する方法
に関し、特に、外部装置がタイムアウトにより再送した
電文のアプリケーションプログラムへの二重通知を防止
する方法に関する
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータなどの端
末(DTE)における通信では、CPUの高速化/高性
能化を要因とし、また、システムの原価低減の目的と
し、通信制御に関し、通信専用プロセッサを載せた通信
ボードによる制御(インテリジェント制御)がCPUに
よる直接制御(ノンインテリジェント制御)に移行して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで問題になってく
るのは、動画再生やDISKなどの外部記憶装置への読
み書きなどのCPUへの負荷が高い処理を連続して行っ
ている場合、CPUの通信制御に割り当てられる時間が
少なくなり、その結果、受信処理のうちの受信バッファ
からのデータ取り出しに多大な時間がかかるようになっ
たことである。
【0004】この時、外部装置では、一定時間たっても
送信電文の応答が届かないことになり、外部装置側では
通信障害(無応答タイマタイムアウト)が発生し、通信
途上で電文が消滅したとみなし、回復処理として先に送
信した電文と同じ電文を送信する。
【0005】このアプリケーションプログラムに二重に
受信を通知する場合の動作図を図5に示す。
【0006】しかし、実際にはDTE側では通信制御が
CPU時間を取得できないことから、受信バッファから
のデータ転送に時間がかかっているだけの為、データ転
送後、アプリケーションプログラムに電文受信を通知
し、外部装置に応答電文を送信した後、次の受信を待つ
事になる。
【0007】この時、受信バッファに外部装置から送信
された再送電文が蓄積されている場合、通信制御は次の
受信電文が到着したと誤って認識し、受信処理後、アプ
リケーションプログラムにその受信電文を通知してしま
う。この通知を受け取ったアプリケーションプログラム
は外部装置との間に通信の不一致を発生させてしまう。
この不一致は、時として以降の通信を不正にし、その結
果、通信障害や通信シーケンス異常となってアプリケー
ションプログラムの動作に影響を与えることとなる。
【0008】この場合、外部装置側も含めて改造可能な
場合は、通信電文の加工(電文中の未使用な場所にシー
ケンシャルな番号を埋め込むなど)や送信タイムアウト
時間を大きくするなどの変更で回避可能であるが、外部
装置側に何らかの改造をかけなければならない為、元々
の考えであるシステムの原価低減とは相反する結果とな
ってしまう。また、その他の要因で対応不可能な場合
(DTEの更新時、旧システムから外部装置のみ継続使
用するが外部装置の台数が多くかつそれぞれが分散して
設置されている場合や外部装置が旧式でそのような対応
ができないなど)は、回避することが難しい。
【0009】本発明は、外部装置から再送されてくる電
文のアプリケーションプログラムへの二重通知を防止す
ることを可能とする再送電文二重通知防止方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による再送電文二
重通知防止方法は、受信バッファからの電文の読み出し
に要した実受信時間が外部装置が前記電文の再送を開始
するための基準となる受信可能時間よりも長いか否かを
判定する第1の判定ステップと、前記受信時間が前記受
信可能時間よりも長いときに、前記電文を記憶するとと
もに再送電文待ち状態を設定する設定ステップと、前記
再送電文待ち状態が設定されているときに、電文を受信
したならば、このときに受信した電文が記憶された電文
と同一であるか否かを判定する第2の判定ステップと、
前記第2の判定ステップでの判定結果が肯定的であると
きに、前記再送電文待ち状態が設定されているならば、
受信した電文をアプリケーションプログラムに通知する
ことを中止する中止ステップと、を有することを特徴と
する。
【0011】また、本発明による再送電文二重通知防止
方法は、上記の再送電文二重通知防止方法において、前
記受信可能時間を、前記バッファから読み出した電文の
データ長、前記外部装置と電文を受信する端末との間の
通信速度、前記外部装置の再送のためのタイムアウト時
間、前記端末から前記外部装置への応答に要する応答論
理時間より計算する計算ステップを更に有することを特
徴とする。
【0012】更に、本発明による再送電文二重通知防止
方法は、上記の再送電文二重通知防止方法において、前
記再送電文待ち状態をその設定後に所定の時間が経過し
たならば解除するステップを更に有することを特徴とす
る。
【0013】更に、再送電文二重通知防止方法は、上記
の再送電文二重通知防止方法において、前記再送電文待
ち状態が設定されているときには、前記アプリケーショ
ンプログラムから要求があっても電文を送信しないこと
を特徴とする。
【0014】本発明によるコンピュータ読み取り可能な
記録媒体は、受信バッファからの電文の読み出しに要し
た実受信時間が外部装置が前記電文の再送を開始するた
めの基準となる受信可能時間よりも長いか否かを判定す
る第1の判定ステップと、前記受信時間が前記受信可能
時間よりも長いときに、前記電文を記憶するとともに再
送電文待ち状態を設定する設定ステップと、前記再送電
文待ち状態が設定されているときに、電文を受信したな
らば、このときに受信した電文が記憶された電文と同一
であるか否かを判定する第2の判定ステップと、前記第
2の判定ステップでの判定結果が肯定的であるときに、
前記再送電文待ち状態が設定されているならば、受信し
た電文をアプリケーションプログラムに通知することを
中止する中止ステップと、を有する再送電文二重通知防
止方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを
記録したことを特徴とする。
【0015】また、本発明によるコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、上記のコンピュータ読み取り可能な
記録媒体において、前記方法が、前記受信可能時間を、
前記バッファから読み出した電文のデータ長、前記外部
装置と電文を受信する端末との間の通信速度、前記外部
装置の再送のためのタイムアウト時間、前記端末から前
記外部装置への応答に要する応答論理時間より計算する
計算ステップを更に有することを特徴とする。
【0016】更に、本発明によるコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、上記のコンピュータ読み取り可能な
記録媒体において、前記方法が、前記再送電文待ち状態
をその設定後に所定の時間が経過したならば解除するス
テップを更に有することを特徴とする。
【0017】更に、本発明によるコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、上記のコンピュータ読み取り可能な
記録媒体において、前記方法が前記再送電文待ち状態が
設定されているときには、前記アプリケーションプログ
ラムから要求があっても電文を送信しないことを特徴と
する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、図1に示すデータ端末
装置(DTE)において、外部装置とのデータ通信で、
DTE内のデータ転送の遅延が原因で発生した無応答タ
イマタイムアウトに対し、外部装置が送信してくる再送
電文を、DTE側が誤って次の電文とみなしアプリケー
ションプログラムへ通知することを防止するものであ
る。
【0019】外部装置側の無応答タイマタイムアウト時
間と電文受信にかかる論理時間(通信速度×受信電文
長)を加算し、その時間に応答送信にかかる論理時間を
引いた受信可能時間と、実際に受信するのにかかった実
受信時間を比較し、実受信時間が受信可能時間より大き
な場合、二重通知防止処置として、電文受信通知をアプ
リケーションプログラムへ通知後、再送されてくるであ
ろう電文の受信を待ち、受信した場合は受け捨てを行
う。
【0020】なお、その間に、アプリケーションプログ
ラムから送信要求が来た場合は送信処理の実行を待ち、
再送電文の受信が終了した後に送信処理を行う。
【0021】外部装置側の無応答タイマタイムアウト時
間、通信速度、応答送信論理時間は、各々通信制御内部
に値を持ち、システム環境の変化に対応する。また、複
数の外部装置に対し、これらの値を各々独立して持つこ
とにより複数の外部装置に対応することも可能とする。
【0022】図1にシステムの全体構成図を示す。
【0023】本方式は、アプリケーションプログラム1
と通信制御部2、受信バッファ3から成り立つDTEと
そのDTEに通信にて接続している外部装置4から成り
立つシステム上で動作する。
【0024】アプリケーションプログラム1は、外部装
置4との間でデータ通信を行うアプリケーションプログ
ラムであり、外部装置4へのデータ送信が必要となった
時、通信制御2へ送信要求11を通知することでデータ
送信を依頼し、送信結果22によって送信結果を確認す
る。また、電文受信通知23を受け取った時、外部装置
4からのデータ受信が発生したと見なし、そのデータを
もとに対応する処理を行う。
【0025】通信制御部2は、通信の送受信制御を行
い、アプリケーションプログラム1からの送信要求11
を受け取ると外部装置4に送信電文21を送信し、その
応答が受信バッファ3内から応答電文41として通知さ
れるので、その結果を送信結果22としてアプリケーシ
ョンプログラム1に通知する。また、データ受信が発生
した場合、受信バッファ3からの受信電文42を受信
し、受信電文が正しいかを確認し、その結果を応答電文
24として外部装置4へ送信する。受信電文が正しかっ
た場合、電文受信通知23をアプリケーションプログラ
ム1へ通知する。
【0026】受信バッファ3は、外部装置4からの受信
電文を一時的に保持するものであり、通信制御部2の受
信処理と外部装置4の送信処理の性能差を埋めるために
ある。受信バッファ3では、応答電文31もしくは、受
信電文32を外部装置4から受信し蓄積する。
【0027】外部装置4は、通信制御部2から送信され
た送信電文21を受信した時、受信バッファ3にその応
答電文31を送信する。また、外部装置4内で何らかの
送信要因が発生した場合、受信電文32を作成し、受信
バッファ3に送信し、通信制御部2からの応答電文24
を待ち、その応答電文24を受信したことで外部装置4
からの送信処理を終了する。
【0028】なお、外部装置4は、電文送信後、一定時
間経過しても通信制御部2から応答電文24が通知され
ない場合(無応答タイマタイムアウト)、回線上で受信
電文32が消滅したとみなし、再度受信電文32を送信
し、応答電文24を待つものとする。
【0029】図2に実施形態の動作説明のために通信制
御受信処理の詳細な構成図を示す。
【0030】通信制御部2は、電文受信要因が発生した
場合、図3に示す受信処理を呼び出す。
【0031】受信処理は、受信状態81を確認し、受信
状態81が”再送電文待ち状態”の場合、再送電文待ち
タイマ82をみることによりタイムアウトが発生したか
判断し、タイムアウトが発生した場合は、受信状態81
を変更するためにステップA10へ移行する。そうでな
い場合は、次のステップA2へ移行する。受信状態81
が再送電文待ち状態でない場合は、次のステップA2に
進む(A1)。なお、再送電文待ち状態は、ステップA
9で”再送電文待ち状態”に設定され、ステップA8と
ステップA10で”解除状態”に設定される。
【0032】次に、受信開始時刻71を取得する(ステ
ップA2)。
【0033】次に、受信電文が終了するまで、受信デー
タ61の取得と受信データ長62の加算を行う(ステッ
プA3)。なお、取得した受信データ61は2バンクの
2次バッファのうちの最後の受信電文が記憶されていな
いほうのバンクに記憶され、ステップA5での比較の対
象となる。
【0034】受信電文が終了した時、終了時刻72を取
得し、ステップA2で取得した開始時刻71から終了時
刻72を減算し、実受信時間73を算出する(ステップ
A4)。
【0035】次に、受信状態81が”再送電文待ち状
態”であれば、今回の受信電文が前回の受信電文と同じ
電文か確認し、同じ場合は、今回受信した受信電文をア
プリケーションプログラムに通知することを回避して、
且つ、受信状態81を解除状態にするためにステップA
10へ移行する(ステップA5)。
【0036】次に、受信データ長62と通信速度51か
ら 論理受信時間=受信データ長/通信速度 により、論理受信時間54を求め、その論理受信時間5
4に外部装置の無応答タイマタイムアウト時間52を加
えることで受信可能論理時間55とする。更に、受信可
能論理時間55から応答電文を外部装置4に送信するの
にかかる時間である応答送信論理時間53を引いたもの
を、受信可能時間56とする(ステップA6)。
【0037】次に、実受信時間73と受信可能時間56
を比較し、実受信時間73が受信可能時間56より短い
場合には、正常な通信状態と見なしステップA8へ分岐
し、実受信時間73が長いか等しい場合には、データ転
送遅延が発生したと見なし、再送電文待ち状態に移行す
るためにステップA9に分岐する(ステップA7)。
【0038】ステップA8では、アプリケーションプロ
グラム(AP)1へ電文受信通知23を送信し、外部装
置4へ応答電文24の送信した後、受信状態81が”再
送電文待ち状態”である場合は”解除状態”に変更し、
再送電文待ちタイマ82の設定を解除する。
【0039】ステップA9では、アプリケーションプロ
グラム1へ電文受信通知23を送信し、外部装置4へ応
答電文24の送信して、今回受信した電文を前記2次バ
ッファに待避した後、受信状態81を”再送電文待ち状
態”とし、再送電文待ちタイマ82(タイマ値は設計上
外部装置4の無応答タイマタイムアウト時間52として
いるが、それ以外の値であっても良い。)を設定する。
【0040】ステップA10では、受信状態81を”再
送電文待ち状態”から”解除状態”にして、再送電文待
ちタイマ82の設定を解除する。なお、通信制御部2
は、受信状態81が”再送電文待ち状態”であるときに
は、外部装置4へのデータの送信を禁止し、”解除状
態”であるときには、外部装置4へのデータの送信を禁
止しないので、受信状態81が”解除状態”になった後
は、アプリケーション1からのデータの送信の要求があ
ったときに、通信制御部2は、外部装置へデータを送信
する。通信制御部2が受信状態81が”再送電文待ち状
態”であるときに、データの送信を禁止しているのは、
外部装置4がインテリジェントでない場合に、外部装置
4が再送処理をしているときにデータを受信すると再送
処理を中断してしまうが、これを防ぐためである。
【0041】上記の処理の流れについて説明すると、受
信処理が遅延していないときには、処理は、(A8)を
通って終了し、二重通知を防止するための設定は行われ
ない。受信処理が遅延しているときには、処理は、(A
9)を通って終了し、二重通知を防止するための設定が
行われる。受信処理が遅延していて電文再送があったと
きには、処理は(A5)から(A10)に進み、再送さ
れた電文はアプリケーションプログラムに送信されな
く、また、二重通知を防止するための設定が解除され
る。受信処理が遅延していても電文再送が無いときに
は、処理は(A1)から(A10)に進み、二重通知を
防止するための設定は解除される。
【0042】図4に本発明を実施した場合の動作図を示
す。
【0043】通信リソース別に無応答タイムアウト時間
と通信速度、応答送信時間を設定することにより複数の
外部装置との間で異なる通信リソースで発生する二重通
知を抑制することが可能である。
【0044】高速な通信などで応答時間が短い場合、受
信可能時間の計算で応答送信論理時間を計算せずに、論
理受信可能時間のみで判断することも可能である。
【0045】なお、通信制御部2が行う方法は、コンピ
ュータが通信制御部2で行われる方法を実行するための
プログラムを記録した記録媒体をコンピュータが読み込
んで実行することにより行われる。
【0046】
【発明の効果】本発明を実施することにより外部装置側
で発生した無応答タイムアウト時の再送電文の二重通知
を防止することができ、不正な電文を受信することによ
るアプリケーションプログラムの不正動作を防止するこ
とができる。また、本発明は、外部装置側に何も手を加
えない為、旧式などの要因で無応答タイマタイムアウト
時間の設定変更が不可能な外部装置との通信でも対応可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による再送電文二重通知防止
方法を行う通信制御部と当該方法を行うコンピュータと
そのコンピュータと通信を行う外部装置を示す第1のブ
ロック図である。
【図2】本発明の実施形態による再送電文二重通知防止
方法を行う通信制御部と当該方法を行うコンピュータと
そのコンピュータと通信を行う外部装置を示す第2のブ
ロック図である。
【図3】本発明の実施形態による再送電文二重通知防止
方法の流れを説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態による再送電文二重通知方法
を実施したときのアプリケーションプログラム、通信制
御部、受信バッファ、外部装置間で通信される信号を示
すシーケンス図である。
【図5】従来例による再送電文二重通知方法を実施した
ときのアプリケーションプログラム、通信制御部、受信
バッファ、外部装置間で通信される信号を示すシーケン
ス図である。
【符号の説明】
1 アプリケーションプログラム 2 通信制御部 3 受信バッファ 4 外部装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信バッファからの電文の読み出しに要
    した実受信時間が外部装置が前記電文の再送を開始する
    ための基準となる受信可能時間よりも長いか否かを判定
    する第1の判定ステップと、 前記受信時間が前記受信可能時間よりも長いときに、前
    記電文を記憶するとともに再送電文待ち状態を設定する
    設定ステップと、 前記再送電文待ち状態が設定されているときに、電文を
    受信したならば、このときに受信した電文が記憶された
    電文と同一であるか否かを判定する第2の判定ステップ
    と、 前記第2の判定ステップでの判定結果が肯定的であると
    きに、前記再送電文待ち状態が設定されているならば、
    受信した電文をアプリケーションプログラムに通知する
    ことを中止する中止ステップと、 を有することを特徴とする再送電文二重通知防止方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の再送電文二重通知防止
    方法において、前記受信可能時間を、前記バッファから
    読み出した電文のデータ長、前記外部装置と電文を受信
    する端末との間の通信速度、前記外部装置の再送のため
    のタイムアウト時間、前記端末から前記外部装置への応
    答に要する応答論理時間より計算する計算ステップを更
    に有することを特徴とする再送電文二重通知防止方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の再送電文二重通
    知防止方法において、前記再送電文待ち状態をその設定
    後に所定の時間が経過したならば解除するステップを更
    に有することを特徴とする再送電文二重通知防止方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    再送電文二重通知防止方法において、前記再送電文待ち
    状態が設定されているときには、前記アプリケーション
    プログラムから要求があっても電文を送信しないことを
    特徴とする再送電文二重通知防止方法。
  5. 【請求項5】 受信バッファからの電文の読み出しに要
    した実受信時間が外部装置が前記電文の再送を開始する
    ための基準となる受信可能時間よりも長いか否かを判定
    する第1の判定ステップと、 前記受信時間が前記受信可能時間よりも長いときに、前
    記電文を記憶するとともに再送電文待ち状態を設定する
    設定ステップと、 前記再送電文待ち状態が設定されているときに、電文を
    受信したならば、このときに受信した電文が記憶された
    電文と同一であるか否かを判定する第2の判定ステップ
    と、 前記第2の判定ステップでの判定結果が肯定的であると
    きに、前記再送電文待ち状態が設定されているならば、
    受信した電文をアプリケーションプログラムに通知する
    ことを中止する中止ステップと、 を有する再送電文二重通知防止方法をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体において、前記方法が、前記受信可能時
    間を、前記バッファから読み出した電文のデータ長、前
    記外部装置と電文を受信する端末との間の通信速度、前
    記外部装置の再送のためのタイムアウト時間、前記端末
    から前記外部装置への応答に要する応答論理時間より計
    算する計算ステップを更に有することを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載のコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体において、前記方法が、前記再送
    電文待ち状態をその設定後に所定の時間が経過したなら
    ば解除するステップを更に有することを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記方
    法が前記再送電文待ち状態が設定されているときには、
    前記アプリケーションプログラムから要求があっても電
    文を送信しないことを特徴とするコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006094510A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Microsoft Corp レートを同期させたクロックを使用した高信頼メッセージング
JP2015126468A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 日本電信電話株式会社 信号処理装置
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