JP5126358B2 - 検証装置、検証方法および検証プログラム - Google Patents

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Description

この発明は、検証装置、検証方法および検証プログラムに関する。
従来より、データの誤りを検出する誤り検出方式としてCRC(Cyclic Redundancy Check)方式があり、このCRC方式には、「通常CRCモード」と、「Rolling CRCモード」とがある(特許文献1〜5参照)。
ここで、「通常CRCモード」は、自パケットに含まれているデータと検査ビットを用いて、自パケットに含まれるデータの正誤を検証する検証モードである。一方、「Rolling CRCモード」は、自パケットに含まれているデータと、自パケット直前のパケットに含まれているデータと検査ビットとを用いて、直前に受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する検証モードである。
米国特許出願公開2004/0098655号公報 特開2004−357284号公報 特開平07−123134号公報 特開2000−197626号公報 特開平10−301860号公報
ところで、従来の技術には、データの誤りを検出する検出精度が悪い、レイテンシが増大するという課題があった。
すなわち、パケット通信には、一のパケットに含まれる検査ビットのビット長を短くし、このパケットに含まれるデータのデータ量を多くしたいという要望がある。しかし、「通常CRCモード」には、同じビット長の検査ビットを用いてデータの誤りを検出した場合に、「Rolling CRCモード」に比べてデータの誤りを検出する検出精度が悪い。例えば、通常CRCモードでは、パケットの伝送路の一部分が切断されることによって生じるデータの破損を検出することができない場合があるという問題点がある。
一方では、「Rolling CRCモード」では、通常CRCモードと比較してパケットの誤り検出率は高い。しかし、複数のパケットを受信しないとパケットの誤り検出を行うことができないことから、パケットを受け付けてからこのパケットに含まれているデータの正誤を検証するまでの検証時間が「通常CRCモード」よりも長く、レイテンシが増大するという問題点がある。
そこで、この検証装置、検証方法および検証プログラムは、上述した課題を解決するためになされたものであり、必要に応じた検出精度を保持しつつ、レイテンシの増大を抑制することが可能な検証装置、検証方法および検証プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示の検証装置は、生成されたパケットを送信するとともに、受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する検証装置であって、現に受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する第一の検証モード、または、直前に受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する第二の検証モードのいずれか一方の検証モードを用いてパケットに含まれているデータの正誤を検証する検証手段と、前記第一の検証モードに対応するパケットを生成する第一のパケット生成モード、または、前記第二の検証モードに対応するパケットを生成する第二のパケット生成モードの、いずれか一方の生成モードを用いてパケットを生成するパケット生成手段と、伝送路に検証モードを変更する必要があるような障害が発生しているか否かを監視する障害監視手段と、前記障害監視手段によって、障害が新たに発生した旨の監視結果が得られた場合、および、既に発生していた障害が無くなった旨の監視結果が得られた場合に、パケットの送信先の検証装置に対して、前記データ検証手段により用いられる検証モードを切り替えさせるためのデータを含んだ切替パケットを送信する切替パケット送信手段と、前記切替パケット送信手段によって切替パケットが送信された場合に、前記パケット生成手段により用いられる生成モードを切り替える生成モード切替手段と、前記切替パケットを受信した場合に、前記データ検証手段により用いられる検証モードを切り替える検証モード切替手段とを備えることを要する。
また、開示の検証方法は、生成されたパケットを送信するとともに、受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する検証方法であって、現に受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する第一の検証モード、または、直前に受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する第二の検証モードのいずれか一方の検証モードを用いてパケットに含まれているデータの正誤を検証する検証ステップと、前記第一の検証モードに対応するパケットを生成する第一のパケット生成モード、または、前記第二の検証モードに対応するパケットを生成する第二のパケット生成モードのいずれか一方の生成モードを用いてパケットを生成するパケット生成ステップと、伝送路に検証モードを変更する必要があるような障害が発生しているか否かを監視する障害監視ステップと、前記障害監視ステップによって、障害が新たに発生した旨の監視結果が得られた場合、および、既に発生していた障害が無くなった旨の監視結果が得られた場合に、パケットの送信先の検証装置に対して、前記データ検証ステップにより用いられる検証モードを切り替えさせるためのデータを含んだ切替パケットを送信する切替パケット送信ステップと、前記切替パケット送信ステップによって切替パケットが送信された場合に、前記パケット生成ステップにより用いられる生成モードを切り替える生成モード切替ステップと、前記切替パケットを受信した場合に、前記データ検証ステップにより用いられる検証モードを切り替える検証モード切替ステップとを含むことを要する。
また、開示の検証プログラムは、生成されたパケットを送信するとともに、受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する検証方法をコンピュータに実行させる検証プログラムであって、現に受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する第一の検証モード、または、直前に受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する第二の検証モードのいずれか一方の検証モードを用いてパケットに含まれているデータの正誤を検証する検証手順と、前記第一の検証モードに対応するパケットを生成する第一のパケット生成モード、または、前記第二の検証モードに対応するパケットを生成する第二のパケット生成モードのいずれか一方の生成モードを用いてパケットを生成するパケット生成手順と、伝送路に検証モードを変更する必要があるような障害が発生しているか否かを監視する障害監視手順と、前記障害監視手順によって、障害が新たに発生した旨の監視結果が得られた場合、および、既に発生していた障害が無くなった旨の監視結果が得られた場合に、パケットの送信先の検証装置に対して、前記データ検証手順により用いられる検証モードを切り替えさせるためのデータを含んだ切替パケットを送信する切替パケット送信手順と、前記切替パケット送信手順によって切替パケットが送信された場合に、前記パケット生成手順により用いられる生成モードを切り替える生成モード切替手順と、前記切替パケットを受信した場合に、前記データ検証手順により用いられる検証モードを切り替える検証モード切替手順とをコンピュータに実行させることを要する。
開示の検証装置、検証方法、検証プログラムによれば、必要に応じた検出精度を保持しつつ、レイテンシの増大を抑制することが可能である。
図1は、実施例1に係る検証装置の概要および特徴を説明するための図である。 図2は、実施例1に係る検証装置の構成を示すブロック図である。 図3は、Rolling CRCモードによるパケット生成方法を説明するための図である。 図4は、実施例1に係る検証装置による処理の一例を説明するための図である。 図5は、Rolling CRCモードによるパケット検証方法を説明するための図である。 図6は、実施例1に係る検証装置によるパケット送信処理の流れを示すフローチャート図である。 図7は、実施例1に係る検証装置によるデータ検証処理の流れを示すフローチャート図である。 図8は、実施例2に係る検証装置の構成を示すブロック図である。 図9は、実施例2に係る検証装置によるデータ検証処理の流れを示すフローチャート図である。 図10は、実施例2に係る検証装置による生成モード切替処理の流れを示すフローチャート図である。 図11は、実施例3に係る検証装置の構成を示すブロック図である。 図12は、実施例3に係る検証装置による処理の一例を説明するための図である。 図13は、実施例3に係る検証装置によるデータ検証処理の流れを示すフローチャート図である。 図14は、実施例3に係る検証装置による再送信処理の流れを示すフローチャート図である。 図15は、検証プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
符号の説明
10 検証装置
20 送信部
21 パケット送信部
22 障害監視部
23 生成モード切替部
24 パケット生成部
24a 通常パケット生成部
24b 切替パケット生成部
24c 空パケット生成部
25 バッファ
26 パケット再送信部
30 受信部
31 パケット受信部
32 データ解析部
33 検証モード切替部
34 データ検証部
35 検証モード通知部
36 再送信依頼部
110 コンピュータ
120 入力部
130 ROM(Read Only Memory)
130a データ検証プログラム
130b データ解析プログラム
130c 検証モード切替プログラム
130d 障害監視プログラム
130e パケット生成プログラム
130f 生成モード切替プログラム
140 CPU(Central Processing Unit)
140a データ検証プロセス
140b データ解析プロセス
140c 検証モード切替プロセス
140d 障害監視プロセス
140e パケット生成プロセス
140f 生成モード切替プロセス
150 HDD(Hard disk drive)
160 RAM(Random Access Memory)
170 出力部
180 バス
以下に添付図面を参照して、この発明に係る検証装置、検証方法および検証プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、この発明が適用された検証装置を実施例として説明する。
以下の実施例1では、実施例1で用いる主要な用語、実施例1に係る検証装置の概要および特徴、検証装置の構成、検証装置の処理の流れを順に説明し、最後に実施例1の効果を説明する。
[実施例1で用いる主要な用語]
まず最初に、本実施例で用いる主要な用語を説明する。実施例1で用いる「通常CRCモード」とは、パケットを受信した場合に、このパケットに含まれているデータと検査ビットとを用いて、受信したパケットの正誤を検証する検証モード、および、この検証モードに対応するパケットを生成する生成モードのことである。
また、実施例1で用いる「Rolling CRCモード」とは、パケットを受信した場合に、このパケットに含まれているデータと、このパケットを受信する直前に受信したパケットに含まれているデータと検査ビットとを用いて、直前に受信したパケット内のデータの正誤を検証する検証モード、および、この検証モードに対応するパケットを生成する生成モードのことである。
[実施例1に係る検証装置の概要および特徴]
次に、図1を用いて、実施例1に係る検証装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る検証装置の動作の概要および特徴を説明するための図である。
実施例1に係る検証装置は、生成したパケットを送信するとともに、受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証することを概要とする。そして、実施例1に係る検証装置は、必要に応じた検出精度を保持しつつ、レイテンシの増大を抑制することを主たる特徴とする。
具体的に一例をあげて説明すると、図1の(A)に示すように、実施例1に係る検証装置10Aは、「通常CRCモード」を用いてパケット生成し、実施例1に係る検証装置10Bに対して送信しているものとする。また、検証装置10Bは、検証装置10Aから受信したパケットに含まれているデータの正誤を「通常CRCモード」を用いて検証しているものとする。
ここで、図1の(B)に示すように、例えば伝送路の一部切断など、検証装置10Aによって検証モードの切替が必要な伝送路の障害が検出されると、検証装置10Aはデータの正誤を検証する検証モードを切り替えさせるための切替パケットを生成し、検証装置10Bに対して、切替パケットを送信する。
切替パケットを受信した検証装置10Bは、自身が実行する検証モードを「通常CRCモード」から「Rolling CRCモード」に切り替える。
続いて、検証装置10Aは、図1の(C)に示すように、パケットを生成する生成モードを「通常CRCモード」から「Rolling CRCモード」に切り替える。この後、検証装置10Aは「Rolling CRCモード」によるパケットを生成して、検証装置10Bに転送する。
このようなことから、実施例1に係る検証装置は、上記した主たる特徴のごとく、必要に応じた検出精度を保持しつつ、レイテンシの増大を抑制することが可能である。
[検証装置の構成]
次に、図2および図4を用いて、図1に示した検証装置10の構成を説明する。図2は、実施例1に係る検証装置10の構成を示す機能ブロック図である。図4は、実施例1に係る検証装置10による処理の一例を説明するための図である。図2に示すように、この検証装置10は、送信部20と、受信部30とを有する。
(送信部)
送信部20は、パケット送信部21と、障害監視部22と、生成モード切替部23と、パケット生成部24とを有する。
パケット送信部21は伝送路に接続されており、パケットを伝送路に送信する。具体的には、パケット送信部21は、単数または複数のポートを有し、パケット生成部24から受け付けたパケットをポートを介して伝送路に向けて送信する。
障害監視部22は、検証モードの切替が必要な障害が生じたか否かを監視する。具体的には、障害監視部22は、送信部20が接続されている伝送路の状況を監視し、検証モードの切替が必要となるような伝送路の障害が発生しているか否かを判定する。
ここで、障害監視部22は、検証モードの切替が必要な障害が伝送路で発生していないと判定した場合には、パケット生成部24に対して、伝送路に障害が発生していない旨を示した通常信号を出力する。一方で、障害監視部22は、検証モードの切替が必要な障害が伝送路で発生していると判定した場合には、パケット生成部24に対して、伝送路に障害が発生している旨を示した障害信号を出力する。
生成モード切替部23は、パケット生成部24によってデータの正誤を検証する検証モードを切り替えさせるための切替パケットが生成された場合に、パケット生成部24により用いられる生成モードを切り替える指示をパケット生成部24に対して行う。
パケット生成部24は、伝送路を介して外部に転送するパケットを生成するものであり、通常パケット生成部24aと、切替パケット生成部24bと、空パケット生成部24cとを有する。
通常パケット生成部24aは、「通常CRCモード」、もしくは、「Rolling CRCモード」を用いてパケットを生成する。具体的には、通常パケット生成部24aは、障害監視部22から通常信号を受け付けている場合には、バッファにパケットが格納されるごとに、格納されたパケットに含まれているデータ用いて、パケット送信先となる検証装置10Bがこのデータを検証する際に用いる検査ビットを「通常CRCモード」により生成する。そして、通常パケット生成部24aは、生成した検査ビットを格納されたパケットに含まれているデータに付与したパケットを生成し、送信部20を介して検証処置10Bに送信する。
また、通常パケット生成部24aは、障害監視部22から障害信号を受け付けている場合には、バッファにパケットが格納されるごとに、格納されたパケットに含まれているデータと、直前に送信されたパケットに含まれているデータとを用いて、パケット送信先となる検証装置10Bがこのデータおよび直前に送信されたパケットに含まれているデータを検証する際に用いる検査ビットを「Rolling CRCモード」により生成する(図3参照)。そして、通常パケット生成部24aは、生成した検査ビットを格納されたパケットに含まれているデータに付与したパケットを生成し、送信部20を介して検証処置10Bに送信する。
切替パケット生成部24bは、障害監視部22による監視結果に応じて、パケットの送信先の検証装置に対して、検証モードを切り替えさせるためのデータを含んだ切替パケットを生成する。具体的には、切替パケット生成部24bは、障害監視部22から通常信号を受け付けた場合には、パケット送信先となる検証装置10Bによる検証モードを「通常CRCモード」から「Rolling CRCモード」切り替えさせるためのモード切替データを含んだパケットを生成し、生成したパケットをバッファに格納する。
続いて、切替パケット生成部24bは、格納されたパケットに含まれているモード切替データを用いて、パケット送信先となる検証装置10Bがモード切替データを検証する際に用いる検査ビットを「通常CRCモード」により生成する。そして、切替パケット生成部24bは、生成した検査ビットをモード切替データに付与した切替パケットを生成し、送信部20を介して検証処置10Bに送信する。
また、切替パケット生成部24bは、障害監視部22から通常信号を受け付けた場合には、パケット送信先となる検証装置10Bによる検証モードを「Rolling CRCモード」から「通常CRCモード」に切り替えさせるためのモード復帰データを含んだパケットを生成し、生成したパケットをバッファに格納する。
続いて、切替パケット生成部24bは、格納されたパケットに含まれているモード復帰データと、直前に送信されたパケットに含まれているデータとを用いて、パケット送信先となる検証装置10Bが、直前に送信されたパケットに含まれているデータおよびモード切替データを検証する際に用いる検査ビットを「Rolling CRCモード」により生成する。そして、切替パケット生成部24bは、生成した検査ビットをモード復帰データに付与した復帰パケットを生成し、送信部20を介して検証処置10Bに送信する。
空パケット生成部24cは、空データを持つ、つまり有効データが含まれていない空パケットを生成する。具体的には、空パケット生成部24cは、切替パケット生成部24bにより復帰パケットが検証処置10Bに送信されると、空データを持つパケットを生成し、生成したパケットをバッファに格納する。
続いて、空パケット生成部24cは、直前に送信されたパケットに含まれているデータであるモード復帰データを用いて、パケット送信先となる検証装置10Bが、モード切替データを検証する際に用いる検査ビットを「Rolling CRCモード」により生成する。そして、空パケット生成部24cは、生成した検査ビットを空データに付与した空パケットを生成し、送信部20を介して検証処置10Bに送信する。
以下に、図4を用いて、検証装置10Aから検証装置10Bに対してパケットを送信する場合において、検証装置10Aの生成モード切替部23、通常パケット生成部24a、切替パケット生成部24bおよび空パケット生成部24cによる処理について、具体的に一例をあげて説明する。
検証装置10Aのパケット生成部24が障害監視部22から通常信号を受け付けているときに検証装置10Aが有するバッファにパケットが格納されると、通常パケット生成部24aは、図4の(1−1)に示すようにデータ#1を用いて検査ビット#1を生成する。そして、通常パケット生成部24aは、「通常CRCモード」を用いて生成した検査ビット#1をデータ#1に付与したパケット#1を生成し、送信部20を介して検証装置10Bに送信する。
続いて、通常パケット生成部24aは、図4の(1−2)に示すように、データ#2を用いて「通常CRCモード」により検査ビット#2を生成する。そして、通常パケット生成部24aは、「通常CRCモード」を用いて生成した検査ビット#2をデータ#2に付与したパケット#2を生成し、送信部20を介して検証装置10Bに送信する。
ここで、検証装置10Aのパケット生成部24が検証装置10Aの障害監視部22から障害信号を受け付けたものとする。このとき、検証装置10Aの切替パケット生成部24bは、図4の(1−3)に示すように、「通常CRCモード」から「Rolling CRCモード」に検証モードを切り替えさせるための情報を示したモード切替データを生成するとともに、生成したモード切替データを用いて検査ビット#3を生成する。そして、切替パケット生成部24bは、「通常CRCモード」を用いて生成した検査ビット#3をモード切替データに付与したパケット#3を生成し、送信部20を介して検証処置10Bに送信する。ここで、パケット#3は、切替パケットである。
そして、生成モード切替部23は、パケット生成部24の生成モードを「通常CRCモード」から「Rolling CRCモード」に切り替える。
続いて、通常パケット生成部24aは、図4の(1−4)に示すように、データ#4を用いて「Rolling CRCモード」により検査ビット#4を生成する。そして、通常パケット生成部24aは、「Rolling CRCモード」を用いて生成した検査ビット#4をデータ#4に付与したパケット#4を生成し、送信部20を介して検証装置10Bに送信する。
続いて、通常パケット生成部24aは、図4の(1−5)に示すように、データ#4およびデータ#5を用いて「Rolling CRCモード」により検査ビット#5を生成する。そして、通常パケット生成部24aは、「Rolling CRCモード」を用いて生成した検査ビット#5をデータ#5に付与したパケット#5を生成し、送信部20を介して検証装置10Bに送信する。
ここで、パケット生成部24が障害監視部22から通常信号を受け付け始めたものとする。このとき、切替パケット生成部24bは、図4の(1−6)に示すように、「Rolling CRCモード」から「通常CRCモード」に検証モードを復帰させるための情報を示したモード復帰データを生成するとともに、データ#5を用いて「Rolling CRCモード」により検査ビット#6を生成する。そして、切替パケット生成部24bは、「Rolling CRCモード」を用いて生成した検査ビット#6をモード復帰データに付与したパケット#6を生成し、送信部20を介して検証装置10Bnに送信する。
続いて、空パケット生成部24cは、図4の(1−7)に示すように、モード復帰データを用いて「Rolling CRCモード」により検査ビット#7を生成する。そして、空パケット生成部24cは、「Rolling CRCモード」を用いて生成した検査ビット#7を用いてパケット#7を生成し、送信部20を介して検証装置10Bに送信する。ここで、パケット#7は、データが格納されていない空パケットである。
そして、生成モード切替部23は、パケット生成部24の生成モードを「Rolling CRCモード」から「通常CRCモード」に切り替える。
続いて、通常パケット生成部24aは、図4の(1−8)に示すように、データ#8を用いて「通常CRCモード」により検査ビット#8を生成する。そして、通常パケット生成部24aは、「通常CRCモード」を用いて生成した検査ビット#8をデータ#8に付与したパケット#8を生成し、送信部20を介して検証装置10Bに送信する。
(受信部)
図2の説明に戻ると、受信部30は、パケット受信部31と、データ解析部32と、検証モード切替部33と、データ検証部34とを有する。
パケット受信部31は、伝送路からパケットを受信する。具体的には、パケット受信部31は、伝送路に接続される単数または複数のポートを有し、ポートを介して伝送路から受信したパケットをデータ検証部34に対して出力する。
データ解析部32は、受信したパケットに含まれるデータを解析する。具体的には、データ解析部32は、データ検証部34からパケットを受け付けた場合に、パケットに含まれるデータを解析して、モード切替データまたはモード復帰データがパケットに含まれているか否かを判定する。
ここで、データ解析部32は、モード切替データおよびモード復帰データがパケットに含まれていないと判定した場合には、検証装置10を搭載したデータ処理装置などの装置のデータ処理部に対してパケットを送信する。なお、例えば、パケットを中継するルータなどの中継装置に検証装置10を搭載した場合には、データ解析部32が、パケット生成部24に対してパケットに含まれているデータを送信するようにしてもよい。
一方では、データ解析部32は、モード切替データがパケットに含まれていると判定した場合には、検証モード切替部33に対して、「通常CRCモード」から「Rolling CRCモード」に検証モードを切り替えさせるための情報を示したモード切替信号を出力する。
また、データ解析部32は、モード復帰データがパケットに含まれていた場合には、検証モード切替部33に対して、「Rolling CRCモード」から「通常CRCモード」に検証モードを復帰させるための情報を示したモード復帰信号を出力する。
検証モード切替部33は、切替パケットを受信した場合に、データ検証部34の検証モードを切り替える。
具体的には、検証モード切替部33は、データ解析部32からモード切替信号を受け付けた場合に、データ検証部34に対して、「通常CRCモード」を使用したデータの正誤の検証から「Rolling CRCモード」を使用したデータの正誤の検証に検証モードを切り替えさせるよう制御する。このような制御を、以下では、「切替制御」と記載する。一方では、検証モード切替部33は、データ解析部32からモード復帰信号を受け付けた場合に、データ検証部34に対して、「Rolling CRCモード」を使用したデータの正誤の検証から「通常CRCモード」を使用したデータの正誤の検証に検証モードを復帰させるよう制御する。このような制御を、以下では、「復帰制御」と記載する。
データ検証部34は、「通常CRCモード」、もしくは、「Rolling CRCモード」を用いて、パケット受信部31から受け付けたパケットに含まれるデータの正誤を検証する。
具体的には、データ検証部34は、データ解析部32からモード切替信号を受け付けている場合には、パケット送信元である検証装置10Aから受け付けたパケットに含まれている検査ビットを用いて、受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する。
また、データ検証部34は、データ解析部32からモード復帰信号を受け付けている場合には、パケット送信元である検証装置10Aから受信したパケットに含まれている検査ビット、データおよび直前に受信したパケットに含まれているデータを用いて、直前に受信したパケットに含まれたデータの正誤を検証するための検証データを生成する(図5参照)。
続いて、データ検証部34は、「Rolling CRCモード」により直前に生成した検証データおよび現に生成した検証データを用いて受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する(図5参照)。
ここで、データ検証部34は、パケットに含まれるデータに誤りがないと判定した場合に、パケットをデータ解析部32に対して送信する。一方では、データ検証部34は、パケットに含まれるデータに誤りがあると判定した場合には、パケットを破棄する。
以下に、図4に示した例を用いて、検証装置10Aから検証装置10Bに対してパケットを送信する場合において、検証装置10Bのデータ検証部34による処理について、具体的に説明する。なお、以下では、パケット受信部31から受け付けたパケットに含まれるデータの正誤を検証するまでの処理について説明する。
データ検証部34は、図4の(3−1)に示すように、検証装置10Aからパケット#1を受け付けた場合に、「通常CRCモード」によりパケット#1に含まれている検査ビット#1を用いて、データ#1の正誤を検証する。
続いて、データ検証部34は、図4の(3−2)に示すように、検証装置10Aからパケット#2を受け付けた場合に、「通常CRCモード」によりパケット#2に含まれている検査ビット#2を用いて、データ#2の正誤を検証する。
続いて、データ検証部34は、図4の(3−3)に示すように、検証装置10Aからパケット#3を受け付けた場合に、「通常CRCモード」によりパケット#3に含まれている検査ビット#3およびデータを用いて、パケット#3に含まれているデータ(つまり、モード切替データ)の正誤を検証する。
ここで、検証装置10Aは、図4の(1−3)において「モード切替データ」を生成、送出している。そのため、検証装置10Bのデータ解析部32は、図4の(2−3)にて検証装置10Aから受信したパケット#3に、モード切替データが含まれていることを検出する。この場合、データ解析部32はモード切替信号を生成し、検証モード切替部33に送出する。検証モード切替部33は、モード切替信号に応じて、データ解析部34の検証モードを「通常CRCモード」から「Rolling CRCモード」に切替制御する。
続いて、データ検証部34は、図4の(2−4)に示すように、検証装置10Aからパケット#4を受け付けた場合に、「Rolling CRCモード」によりパケット#4に含まれている検査ビット#4及びデータ#4を用いて、データ#4の正誤を検証するための検証データ#4を生成する。なお、(2−4)では検証モードが「Rolling CRCモード」に切り替えられている為、この段階ではデータ検証部34はパケット#4の検証を行わない。
続いて、データ検証部34は、図4の(2−5)に示すように、検証装置10Aからパケット#5を受け付けた場合に、「Rolling CRCモード」によりパケット#5に含まれている検査ビット#5、データ#5およびパケット#4に含まれているデータ#4を用いて、データ#4およびデータ#5の正誤を検証するための検証データ#5を生成する。そして、データ検証部34は、図4の(3−5)に示すように、「Rolling CRCモード」により検証データ#4および検証データ#5を用いてデータ#4の正誤を検証する。
続いて、データ検証部34は、図4の(2−6)に示すように、検証装置10Aからパケット#6を受け付けた場合に、「Rolling CRCモード」によりパケット#6に含まれている検査ビット#6、データおよびパケット#5に含まれているデータ#5を用いて、データ#5およびパケット#6に含まれたデータの正誤を検証するための検証データ#6を生成する。そして、データ検証部34は、図4の(3−6)に示すように、「「Rolling CRCモード」により検証データ#5および検証データ#6を用いてデータ#5の正誤を検証する。
続いて、データ検証部34は、図4の(2−7)に示すように、パケット#7を受け付けた場合に、「Rolling CRCモード」によりパケット#7に含まれている検査ビット#7およびパケット#6に含まれているデータを用いて、パケット#6に含まれているデータの正誤を検証するための検証データ#7を生成する。そして、データ検証部34は、図4の(3−7)に示すように、「Rolling CRCモード」により検証データ#6および検証データ#7を用いて、パケット#6に含まれているデータの正誤を検証する。
ここで、検証装置10Aは(1−6)でモード復帰データを生成、送出している。そのため、検証装置10Bのデータ解析部32は、パケット#6にモード復帰データが含まれていることを検出する。この場合、データ解析部32は、モード復帰信号を生成して検証モード切替部33に送出する。検証モード切替部33は、モード復帰信号に応じて、データ検証部34の検証モードを「Rolling CRCモード」から「通常CRCモード」に復帰制御する。なお、パケット#7は、空のデータに検査ビット#7が付与して生成されたものであるため、データの正誤を検証しなくてもよい。
続いて、「通常CRCモード」に復帰したデータ検証部34は図4の(3−8)に示すように、検証装置10Aからパケット#8を受け付けた場合に、「通常CRCモード」によりパケット#8に含まれている検査ビット#8およびデータ#8を用いてデータ#8の正誤を検証する。
[検証装置による処理]
次に、図6および図7を用いて、検証装置10による処理を説明する。図6は、実施例1に係る検証装置によるパケット送信処理の流れを示すフローチャート図である。図7は、実施例1に係る検証装置によるデータ検証処理の流れを示すフローチャート図である。なお、以下では、検証装置10の駆動時に検証モードの切替が必要な伝送路の障害が発生していない、つまり図6の開始時点では、検証装置10は「通常CRCモード」により動作しているものとして説明する。そして、検証装置10による処理は、検証装置10の駆動の停止とともに処理を終了するものとする。
(パケット送信処理)
まず、図6を用いて、パケット送信元となる検証装置10によるパケット送信処理の流れを説明する。図6に示すように、検証装置10は、データを受け付けると(S1001肯定)、「通常CRCモード」を用いてパケットを生成する(S1002)。
そして、検証装置10は、生成したパケットを送信する(S1003)。次いで、検証装置10は、伝送路の障害を検出したか、あるいは検出していた障害がなくなったか否かを判別する(S1004)。検証装置10が障害を検出しない、あるいは障害がなくなっていないと判別した場合、検証装置10は再びデータの受信を待機する(S1004否定)。
ここで、検証モードの切替が必要な伝送路の障害を検出すると(S1004肯定、S1005肯定)、検証装置10は、モード切替データを生成し、検査ビットをモード切替データに付与して生成した切替パケットをパケット送信先の装置に対して送信する(S1006)。
続いて、検証装置10は、生成モードを「通常CRCモード」から「Rolling CRCモード」に切り替えて(S1007)、処理をS1001に戻して再びデータの受信を待機する。
一方、検出していた伝送路の障害がなくなると(ステップS1004肯定、ステップS1005否定)、検証装置10はモード復帰データを生成するとともに、検査ビットをモード復帰データに付与して生成した切替パケットをパケット送信先の装置に送信する(S1008)。ついで、検証装置10は、切替パケットに続いて、空パケットをパケット送信先の装置に送信する(S1009)。
続いて、検証装置10は、生成モードを「Rolling CRCモード」から「通常CRCモード」に切り替えて(S1010)、処理をS1001に戻して再びデータの受信を待機する。
(データ検証処理)
次に、図7を用いて、他の装置からパケットを受信した検証装置10によるデータ検証処理の流れを説明する。図7の例でも、図7の処理開始時点では、検証装置10は「通常CRCモード」にて動作しているものとする。図7に示すように、検証装置10は、パケット送信元の装置からパケットを受け付けると(S2001肯定)、パケットに含まれるデータの正誤を検証する(S2002)。初期の段階では、S2002のデータ検証は「通常CRCモード」により行われる。
続いて、検証装置10は、受信したパケットに含まれるデータを解析して、モード切替データまたはモード復帰データがパケットに含まれているか否かを判定する(S2003)。
ここで、モード切替データあるいはモード復帰データがパケットに含まれていないと判定した場合には(S2003否定)、検証装置10は、データ処理部に対して受信パケットを送信し(S2004)、処理をS2001に戻して再びパケットの受信を待機する。
一方では、モード切替データがパケットに含まれていると判定した場合には(S2003肯定、S2005肯定)、検証装置10は、「通常CRCモード」から「Rolling CRCモード」に検証モードを切り替えて(S2006)、再びパケットの受信を待機する(S2001)。
また、モード復帰データがパケットに含まれていると判定した場合には(S2003肯定、S2005否定)、検証装置10は、「Rolling CRCモード」から「通常CRCモード」に検証モードを切り替えて(S2007)、再びパケットの受信を待機する(S2001否定)。
[実施例1の効果]
上記したように、実施例1によれば、必要に応じた検出精度を保持しつつ、レイテンシの増大を抑制することが可能である。例えば、実施例1に係る検証装置は、検証モードの切替が必要な伝承路の障害などが発生するまでは、「通常CRCモード」を使用してデータの正誤を検証するため、レイテンシの増大を抑制することができる。そして、実施例1に係る検証装置は、検証モードの切替が必要な伝送路の障害などが発生した場合には、「Rolling CRCモード」を使用してデータの正誤を検証するため、精度良くデータの誤りを検出することができる。
また、実施例1によれば、「Rolling CRCモード」から「通常CRCモード」に、円滑に検証モードを切り替えることが可能である。
ところで、実施例1に係る検証装置10では、切替パケットに含まれているモード切替データおよびモード復帰データに破損が発生し、パケットの送信元の検証装置10により用いられる生成モードと、パケットの送信先の検証装置10により用いられる検証モードとが同期しなくなる可能性がある。
そこで、実施例2では、パケット送信先の検証装置10からパケットの送信元の検証装置10に対して、データ検証部34によるデータの正誤を検証する検証モードを通知して、パケットの送信元の検証装置10により用いられる生成モードと、パケットの送信先の検証装置10により用いられる検証モードとを同期させる。
[実施例2に係る検証装置の構成]
まず、図8を用いて実施例2に係る検証装置10の構成を説明する。図8は、実施例2に係る検証装置の構成を示すブロック図である。実施例2に係る検証装置10の構成は、検証モード通知部35を受信部30に新たに備える他は、実施例1に係る検証装置10と以下に説明する点が異なる。
すなわち、検証モード通知部35は、データ検証部34によって送信元検証装置から受信したパケットに含まれているデータに誤りがあると判定された場合に、パケットの送信元の検証装置10に対して、データ検証部34によるデータの正誤を検証する検証モードを通知する。
具体的に一例をあげて説明すると、検証モード通知部35は、データ検証部34によって、送信元検証装置から受信したモード切替データに誤りがあると判定された場合に、パケットの送信元の検証装置10に対して、送信先検証装置のデータ検証部34が「通常CRCモード」を用いてデータの正誤を検証している旨を通知する。
送信元検証装置の生成モード切替部23は、パケットの送信先の検証装置10から検証モードの通知を受け付けた場合に、通常パケット生成部24aにより用いられる生成モードを送信先検証装置から通知された検証モードに切り替える。
具体的に一例をあげて説明すると、送信元検証装置の生成モード切替部23は、送信元検証装置が「Rolling CRCモード」で動作しているときにパケットの送信先の検証装置10から「通常CRCモード」を用いてデータの正誤を検証している旨の通知を受け付けると、パケット生成部24により用いられる生成モードを「Rolling CRCモード」から「通常CRCモード」に切り替える。
なお、生成モード切替部23は、送信先検証装置から通知された検証モードに通常パケット生成部24aにより用いられる生成モードを切り替えた後、切替パケット生成部24bに対して、生成モード切替前に送信先検証装置に送信していた切替パケットを再送信させるようにしてもよい。
[実施例2に係る検証装置による処理]
次に、図9および図10を用いて、実施例2に係る検証装置による処理を説明する。なお、以下では、データ検証処理(図7のS2002参照)の詳細と、検証モードの通知を受け付けた場合の生成モード切替処理について説明する。
図9は、実施例2に係る、パケット送信先の検証装置によるデータ検証処理の流れを示すフローチャート図である。図10は、実施例2に係る、パケット送信元の検証装置による生成モード切替処理の流れを示すフローチャート図である。
(データ検証処理)
まず、図9を用いて、パケット送信先の検証装置10によるデータ検証処理の流れを説明する。図9に示すように、送信先検証装置10は、送信元検証装置から受信したパケットに含まれているデータに誤りがないと判定されると(S3001肯定)、データ検証処理を終了する(図7のS2003に移行)。
一方では、送信先検証装置10は、送信元検証装置から受信したパケットに含まれているデータに誤りがあると判定されると(S3001否定)、受信したパケットを破棄する(S3002)。
続いて、送信先検証装置10は、パケットの送信元の検証装置10に対して、データ検証部34によるデータの正誤を送信先検証装置10が検証する検証モードを通知して(S3003)、データ検証処理を終了する(図7のS2001に移行)。
(生成モード切替処理)
次に、図10を用いて、パケット送信元検証装置10による生成モード切替処理の流れを説明する。図10に示すように、送信元検証装置10は、パケットの送信先の検証装置10から検証モードの通知を受け付けると(S4001肯定)、通知された検証モードに通常パケット生成部24aにより用いられる生成モードを切り替え(S4002)、生成モード切替処理を終了する。
[実施例2の効果]
上記したように、実施例2によれば、パケット送信先検証装置からパケットの送信元の検証装置に対して検証モードを通知して、パケットの送信元の検証装置により用いられる生成モードと、パケットの送信先の検証装置により用いられる検証モードとを同期させることが可能である。
ところで、実施例2では、パケットの送信元の検証装置10により用いられる生成モードと、パケットの受信先の検証装置10により用いられる検証モードとを同期させるために、パケットの送信元の検証装置10に対して、データ検証部34によるデータの正誤を検証する検証モードを通知する場合を説明した。しかしながら、パケットの送信元の検証装置10にパケットを再送信させることにより、パケットの送信元の検証装置10により用いられる生成モードと、パケットの送信先の検証装置10により用いられる検証モードとを同期するようにしてもよい。
そこで、実施例3では、パケットの送信元の検証装置10にパケットを再送信させて、パケットの送信元の検証装置10により用いられる生成モードと、パケットの送信先の検証装置10により用いられる検証モードとを同期する場合を説明する。
[実施例3に係る検証装置の構成]
まず、図11および図12を用いて実施例3に係る検証装置10の構成を説明する。図9は、実施例3に係る検証装置の構成を示すブロック図である。図11は、実施例3に係る検証装置による処理の一例を説明するための図である。実施例3に係る検証装置10の構成は、再送信依頼部36を受信部30に、バッファ25と、パケット再送信部26とを送信部20に新たに備える他は、実施例2に係る検証装置10と以下に説明する点が異なる。
すなわち、再送信依頼部36は、データ検証部34によってパケット送信元検証装置から受信したパケットに含まれているデータに誤りがあると判定された場合に、パケットの送信元の検証装置10に対して、パケットの再送信を依頼する。
具体的に一例をあげて説明すると、再送信依頼部36は、データ検証部34によって、送信元検証装置から受信したモード切替パケットに含まれているモード切替データに誤りがあると判定された場合に、パケットの送信元の検証装置10に対して、モード切替パケットを識別するためのパケット識別情報と、送信先検証装置のデータ検証部34が「通常CRCモード」を用いてデータの正誤を検証している旨と送信して、モード切替パケットの再送信を依頼する。
また、再送信依頼部36は、データ検証部34によって、送信元検証装置から受信したモード復帰パケットに含まれているモード復帰データに誤りがあると判定された場合に、パケットの送信元の検証装置10に対して、モード復帰パケットを識別するためのパケット識別情報と、送信先検証装置のデータ検証部34が「Rolling CRCモード」を用いてデータの正誤を検証している旨と送信して、モード復帰パケットの再送信を依頼する。
バッファ25は、パケット生成部24によって生成されたパケットを記憶する。具体的には、バッファ25は、通常パケット生成部24aが「通常CRCモード」を用いてパケットを生成しているときには、パケット生成部24によって生成されたパケットを1つ記憶する。
また、バッファ25は、通常パケット生成部24aが「Rolling CRCモード」を用いてパケットを生成しているときには、パケット生成部24によって生成された連続するパケットを2つ記憶する。
パケット再送信部26は、パケットの送信先の検証装置10からパケットの再送信の依頼を受け付けた場合に、バッファ25に記憶されているパケットを送信元検証装置に対して再送信する。
具体的に一例をあげて説明すると、パケット再送信部26は、パケットの送信先の検証装置10からモード切替パケットの再送信の依頼を受け付けた場合に、バッファ25に記憶されている各パケットの中からモード切替データを含んだパケットを特定する。
このとき、パケット生成部24により用いられる生成モードが「Rolling CRCモード」から「通常CRCモード」に切り替えられているため、パケット再送信部26は、特定したパケットに含まれているモード切替データを用いて検査ビットを「通常CRCモード」により生成する。そして、パケット再送信部26は、生成した検査ビットをモード切替データに付与した切替パケットを再び生成し、送信先検証装置に再送信する。
また、パケット再送信部26は、パケットの送信先の検証装置10からモード復帰パケットの再送信の依頼を受け付けた場合に、バッファ25に記憶されている各パケットの中からモード復帰データを含んだパケットと、空データを含んだパケットを特定する。
このとき、パケット生成部24により用いられる生成モードが「通常CRCモード」から「Rolling CRCモード」に切り替えられているため、パケット再送信部26は、特定したパケットに含まれているモード復帰データを用いて検査ビットを「Rolling CRCモード」により生成する。そして、パケット再送信部26は、生成した検査ビットをモード復帰データに付与した復帰パケットを再び生成し、送信先検証装置に再送信する。
続いて、パケット再送信部26は、特定したパケットに含まれている空データに生成した検査ビットを空パケットを再び生成し、送信先検証装置に再送信する。
以下に、図12を用いて、検証装置10Aから検証装置10Bに対してパケットを送信する場合において、検証装置10Aによる処理および検証装置10Bによる処理について、具体的に2つのシチュエーションを例にあげて説明する。
(シチュエーション1)
検証装置10Aのパケット生成部24が障害監視部22から通常信号を受け付けているときに検証装置10Aが有するバッファ25にパケットが格納されると、通常パケット生成部24aは、「通常CRCモード」を用いてパケットを生成する。続いて、検証装置10Aの通常パケット生成部24aは、検証装置10Bに対して生成したパケットを送信する。
ここで、検証装置10Aのパケット生成部24が検証装置10Aの障害監視部22から障害信号を受け付けたものとする。このとき、検証装置10Aの切替パケット生成部24bは、図12(A)の(1−1)に示すように、「通常CRCモード」を用いてモード切替データを含んだパケット#1を生成する。
続いて、検証装置10Aの切替パケット生成部24bは、検証装置10Bに対してパケット#1を送信する。このとき、検証装置10Aのバッファ25は、切替パケット生成部24bによって生成されたパケット#1を記憶している。
そして、検証装置10Aの生成モード切替部23は、図12(A)の(1−2)に示すように、通常パケット生成部24aにより用いられる生成モードを「通常CRCモード」から「Rolling CRCモード」に切り替える。
一方、検証装置10Bのデータ検証部34は、図12(A)の(2−1)に示すように、(1−1)で検証装置10Aから送出されたパケット#1を受け付けると、パケット#1に含まれているモード切替データの有無を判別するとともに、モード切替データがパケット#1に含まれている場合にはモード切替データの正誤を検証する。
ここで、検証装置10Bのデータ検証部34によって、パケット#1に含まれているモード切替データに誤りがあると判定されると、検証装置10Bの再送信依頼部36は、図12(A)の(2−2)に示すように、検証装置10Aに対して、「通常CRCモード」を用いてデータの正誤を検証している旨を含んだモード切替パケットの再送信を依頼する。
検証装置10Aの生成モード切替部23は、図12(A)の(1−3)に示すように、(2−2)の検証装置10Bから「通常CRCモード」を用いてデータの正誤を検証している旨を含んだモード切替パケットの再送信を依頼を受け付けると、パケット生成部24により用いられる生成モードを「Rolling CRCモード」から「通常CRCモード」に切り替える。
そして、検証装置10Aのパケット再送信部26は、図12(A)の(1−4)に示すように、バッファ25に記憶されているモード切替データを含んだパケット#1を検証装置10Bに再送信する。なお、検証装置10Bに再送信されるパケット#1は、(1−1)で検証装置10Bに送出されたパケットである。
そして、検証装置10Aの生成モード切替部23は、図12(A)の(1−5)に示すように、通常パケット生成部24aにより用いられる生成モードを「通常CRCモード」から「Rolling CRCモード」に再び切り替える。
検証装置10Bのデータ検証部34は、図12(A)の(2−3)に示すように、検証装置10Aからパケット#1を受け付けると、パケット#1に含まれているモード切替データの正誤を検証する。
ここで、検証装置10Bのデータ検証部34は、パケットに含まれているモード切替データに誤りがないと判定すると、図12(A)の(2−4)に示すように、検証装置10Bの検証モードが「通常CRCモード」から「Rolling CRCモード」に変更される。
(シチュエーション2)
検証装置10Aのパケット生成部24が障害監視部22から通常信号を受け付けると、検証装置10Aの切替パケット生成部24bは、図12(B)の(3−1)に示すように、「Rolling CRCモード」を用いてモード復帰データを含んだパケット#2を生成する。そして、検証装置10Aの切替パケット生成部24bは、検証装置10Bに対してパケット#2を送信する。
続いて、検証装置10Aの空パケット生成部24cは、図12(B)の(3−2)に示すように、「Rolling CRCモード」を用いてデータが格納されていないパケット#3を生成する。そして、検証装置10Aの空パケット生成部24cは、検証装置10Bに対してパケット#3を送信する。このとき、検証装置10Aのバッファ25は、パケット#2およびパケット#3を記憶している。
そして、検証装置10Aの生成モード切替部23は、図12(B)の(3−3)に示すように、通常パケット生成部24aにより用いられる生成モードを「Rolling CRCモード」から「通常CRCモード」に切り替える。
検証装置10Bのデータ検証部34は、図12(B)の(4−1)に示すように、検証装置10Aから(3−2)で送出されたパケット#3を受け付けると、(3−1)で検証装置10Aから受信したパケット#2に含まれているモード復帰データの有無を判別するとともに、モード復帰データがパケット#2に含まれている場合にはモード復帰データの正誤を検証する。
ここで、検証装置10Bのデータ検証部34によって、データ検証部34によってパケット#2に含まれているモード復帰データに誤りがあると判定されると、検証装置10Bの再送信依頼部36は、図12(B)の(4−2)に示すように、検証装置10Aに対して、「Rolling CRCモード」を用いてデータの正誤を検証している旨を含んだパケットの再送信を依頼する。
検証装置10Aの生成モード切替部23は、図12(B)の(3−4)に示すように、(4−2)の検証装置10Bから「Rolling CRCモード」を用いてデータの正誤を検証している旨を含んだモード復帰パケットの再送信の依頼を受け付けると、パケット生成部24により用いられる生成モードを「通常CRCモード」から「Rolling CRCモード」に切り替える。
続いて、検証装置10Aのパケット再送信部26は、図12(B)の(3−5)に示すように、バッファ25に記憶されているモード復帰データを含んだパケット#2および空パケットであるパケット#3を検証装置10Bに再送信する。なお、再送信されるパケット#2およびパケット#3は、「Rolling CRCモード」を用いて生成された、それぞれ(3−1)、(3−2)で検証装置10Bに対して送出されたパケットである。
そして、検証装置10Aの生成モード切替部23は、図12(B)の(3−6)に示すように、通常パケット生成部24aにより用いられる生成モードを「Rolling CRCモード」から「通常CRCモード」に再び切り替える。
検証装置10Bのデータ検証部34は、図12(B)の(4−3)に示すように、検証装置10Aからパケット#2およびパケット#3を受け付けると、パケット#2に含まれているモード復帰データの正誤を検証する。
ここで、検証装置10Bのデータ検証部34は、パケットに含まれているモード復帰データに誤りがないと判定すると、図12(B)の(4−4)に示すように、検証装置10Bの検証モードが「Rolling CRCモード」から「通常CRCモード」に変更される。
[実施例3に係る検証装置による処理]
次に、図13および図14を用いて、実施例3に係る検証装置による処理を説明する。実施例3に係る検証装置によるパケット送信処理は、生成されたパケットを記憶すること以外は、図6に示したパケット送信処理の流れと同様であり、以下では、データ検証処理(図7のS2002参照)の詳細と、パケットの再送信の要求を受け付けた場合の再送信処理について説明する。
図13は、実施例3に係るパケット送信先装置となる検証装置によるデータ検証処理の流れを示すフローチャート図である。図14は、実施例3に係るパケット送信元装置となる検証装置による再送信処理の流れを示すフローチャート図である。
(データ検証処理)
図13に示すように、送信先検証装置10は、送信元検証装置から受信したパケットに含まれているデータに誤りがないと判定されると(S5001肯定)、データ検証処理を終了する(図7のステップS2003に移行)。
一方では、送信先検証装置10は、送信元検証装置から受信したパケットに含まれているデータに誤りがあると判定されると(S5001否定)、受信したパケットを破棄する(S5002)。
続いて、送信先検証装置10は、パケットの送信元の検証装置10に対してパケットの再送信を依頼し(S5003)、データ検証処理を終了する(図7のS2001に移行)。
(再送信処理)
次に、図14を用いて、送信元検証装置10によるパケット再送信処理の流れを説明する。図14に示すように、検証装置10は、パケットの送信先の検証装置10からパケットの再送信の依頼を受け付けると(S6001否定)、バッファ25に記憶されているパケットを送信先検証装置に再送信して(S6002)、データ検証処理を終了する。
[実施例3の効果]
上記したように、実施例3によれば、パケット送信先検証装置からパケットの送信元の検証装置10にパケットを再送信させて、パケットの送信元の検証装置により用いられる生成モードと、パケットの送信先の検証装置により用いられる検証モードとを同期させることが可能である。
さて、これまで実施例1〜3について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、実施例4として、他の実施例を説明する。
例えば、実施例1では、パケットを送受信する検証装置10に本発明を適用する場合を説明したが、実施例1に係る検証装置10の送信部20および受信部30を個別の装置に搭載するようにしてもよい。
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、検査ビットの構成やパケットの構成)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図2に示した切替パケット生成部24bと、空パケット生成部24cとを統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
ところで、本発明はあらかじめ用意されたプログラムを検証装置10としてのコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図15を用いて、上記の実施例に示した検証装置10と同様の機能を有する検証プログラムを実行するコンピュータを一例として説明する。図15は、検証プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、検証装置10としてのコンピュータ110は、入力部120、ROM130、CPU140、HDD150、RAM160および出力部170をバス180などで接続する。
ROM130には、上記の実施例1に示した検証装置10と同様の機能を発揮する検証プログラム、つまり、図13に示すように、データ検証プログラム130aと、データ解析プログラム130bと、検証モード切替プログラム130cと、障害監視プログラム130dと、パケット生成プログラム130eと、生成モード切替プログラム130fとが、あらかじめ記憶されている。なお、これらのプログラム130a〜プログラム130fについては、図2に示した検証装置10の各構成要素と同様、適宜統合または、分散してもよい。
そして、CPU140がこれらのプログラム130a〜プログラム130fをROM130から読み出して実行することで、図15に示すように、プログラム130a〜プログラム130fは、データ検証プロセス140aと、データ解析プロセス140bと、検証モード切替プロセス140cと、障害監視プロセス140dと、パケット生成プロセス140eと、生成モード切替プロセス140fとして機能するようになる。なお、プロセス140a〜プロセス140fは、図2に示した、データ検証部34と、データ解析部32と、検証モード切替部33と、障害監視部22と、パケット生成部24と、生成モード切替部23とにそれぞれ対応する。
なお、上記した各プログラム130a〜プログラム130fについては、必ずしも最初からROM130に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ110に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、またはコンピュータ110の内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ110に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ110がこれから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
なお、本実施例で説明した検証方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。

Claims (5)

  1. 生成されたパケットを送信するとともに、受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する検証装置であって、
    受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する第一の検証モード、または、前記受信したパケットに含まれているデータおよび該データを検証するための検証データと、該パケットの直前に受信したパケットに含まれている検証データにより検証されるデータから生成した第一の検証データ、および、前記直前に受信したパケットに含まれているデータおよび検証データから生成した第二の検証データに基づいて、前記直前に受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する第二の検証モードのいずれか一方の検証モードを用いてパケットに含まれているデータの正誤を検証する検証手段と、
    前記第一の検証モードに対応するパケットを生成する第一のパケット生成モード、または、前記第二の検証モードに対応するパケットを生成する第二のパケット生成モードの、いずれか一方の生成モードを用いてパケットを生成するパケット生成手段と、
    検証モードを切り替える必要がある伝送路の障害が発生しているか否かを監視する障害監視手段と、
    前記障害監視手段によって、障害が発生した旨の監視結果が得られた場合、あるいは、既に発生していた障害が無くなった旨の監視結果が得られた場合に、パケットの送信先の検証装置に対して、前記検証手段により用いられる検証モードの切り替えを通知する切替パケットを送信し、前記第二の検証モードから前記第一の検証モードに切り替えさせるためのデータを含んだ切替パケットを送信した後、データが格納されていない空パケットを送信する切替パケット送信手段と、
    前記パケット生成手段により用いられる生成モードを切り替える生成モード切替手段と、
    前記切替パケットを受信した場合に、前記切替パケットにより通知された検証モードに前記検証手段により用いられる検証モードを切り替える検証モード切替手段と、
    を備えたことを特徴とする検証装置。
  2. 前記検証手段によってパケットに含まれているデータに誤りがある旨の検証結果が得られた場合にパケットの送信元の検証装置に対して、前記検証手段により用いられる検証モードを通知する検証モード通知手段
    をさらに備え、
    前記生成モード切替手段は、パケットの送信先の検証装置から検証モードの通知を受け付けた場合に、通知された検証モードに対応する生成モードに前記パケット生成手段により用いられる生成モードを切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の検証装置。
  3. 前記パケット生成手段および/または前記切替パケット送信手段によって生成されたパケットを記憶するパケット記憶手段と、
    前記検証手段によってパケットに含まれているデータに誤りがある旨の検証結果が得られた場合に、パケットの送信元の検証装置に対して、パケットの再送信を依頼する再送信依頼手段と、
    前記再送信依頼手段によるパケットの再送信の依頼をパケットの送信先の検証装置から受け付けた場合に、前記パケット記憶手段に記憶されているパケットを再送信するパケット再送信手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の検証装置。
  4. 生成されたパケットを送信するとともに、受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する検証方法であって、
    現に受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する第一の検証モード、または、前記受信したパケットに含まれているデータおよび該データを検証するための検証データと、該パケットの直前に受信したパケットに含まれている検証データにより検証されるデータから生成した第一の検証データ、および、前記直前に受信したパケットに含まれているデータおよび検証データから生成した第二の検証データに基づいて、前記直前に受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する第二の検証モードのいずれか一方の検証モードを用いてパケットに含まれているデータの正誤を検証する検証ステップと、
    前記第一の検証モードに対応するパケットを生成する第一のパケット生成モード、または、前記第二の検証モードに対応するパケットを生成する第二のパケット生成モードのいずれか一方の生成モードを用いてパケットを生成するパケット生成ステップと、
    検証モードを切り替える必要がある伝送路の障害が発生しているか否かを監視する障害監視ステップと、
    前記障害監視ステップによって、障害が新たに発生した旨の監視結果が得られた場合、あるいは、既に発生していた障害が無くなった旨の監視結果が得られた場合に、パケットの送信先の検証装置に対して、前記検証ステップにより用いられる検証モードを切り替えさせるためのデータを含んだ切替パケットを送信し、前記第二の検証モードから前記第一の検証モードに切り替えさせるためのデータを含んだ切替パケットを送信した後、データが格納されていない空パケットを送信する切替パケット送信ステップと、
    前記切替パケット送信ステップによって切替パケットが送信された場合に、前記パケット生成ステップにより用いられる生成モードを切り替える生成モード切替ステップと、
    前記切替パケットを受信した場合に、前記検証ステップにより用いられる検証モードを切り替える検証モード切替ステップと、
    を含んだことを特徴とする検証方法。
  5. 生成されたパケットを送信するとともに、受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する検証方法をコンピュータに実行させる検証プログラムであって、
    現に受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する第一の検証モード、または、前記受信したパケットに含まれているデータおよび該データを検証するための検証データと、該パケットの直前に受信したパケットに含まれている検証データにより検証されるデータから生成した第一の検証データ、および、前記直前に受信したパケットに含まれているデータおよび検証データから生成した第二の検証データに基づいて、前記直前に受信したパケットに含まれているデータの正誤を検証する第二の検証モードのいずれか一方の検証モードを用いてパケットに含まれているデータの正誤を検証する検証手順と、
    前記第一の検証モードに対応するパケットを生成する第一のパケット生成モード、または、前記第二の検証モードに対応するパケットを生成する第二のパケット生成モードのいずれか一方の生成モードを用いてパケットを生成するパケット生成手順と、
    検証モードを切り替える必要がある伝送路の障害が発生しているか否かを監視する障害監視手順と、
    前記障害監視手順によって、障害が新たに発生した旨の監視結果が得られた場合、あるいは、既に発生していた障害が無くなった旨の監視結果が得られた場合に、パケットの送信先の検証装置に対して、前記検証手順により用いられる検証モードを切り替えさせるためのデータを含んだ切替パケットを送信し、前記第二の検証モードから前記第一の検証モードに切り替えさせるためのデータを含んだ切替パケットを送信した後、データが格納されていない空パケットを送信する切替パケット送信手順と、
    前記切替パケット送信手順によって切替パケットが送信された場合に、前記パケット生成手順により用いられる生成モードを切り替える生成モード切替手順と、
    前記切替パケットを受信した場合に、前記検証手順により用いられる検証モードを切り替える検証モード切替手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする検証プログラム。
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