JP4818606B2 - 携帯電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、HDD(ハードディスクドライブ装置)等の磁気記録装置と非接触型ICモジュールとを備えた携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、音楽再生装置、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の携帯電子機器に関するものである。
近年、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、音楽再生装置、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等の携帯電子機器には、無線通信機能を有する非接触型ICモジュールを備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。非接触型ICモジュールの用途としては、例えば鉄道の乗車券・定期券機能や電子マネー機能、プリペイド機能、身分証明書機能等に使用されている。例えば、ユーザが非接触型ICモジュールを備えた携帯電話機を駅の自動改札機のデータの書き込み・読み出しを行うデータ送受信装置(外部機器)にかざすことで無線通信によるデータ送受信が行われ、自動的に改札を行うことができる。あるいは商品を購入する際に非接触型ICモジュールを備えた携帯電話機と店に設置されたデータ送受信装置と無線通信することにより商品の代金を支払うことができる。
この非接触型ICモジュールは、電磁誘導を利用して上記データ送受信装置との無線通信が行うものである。そして、非接触型ICモジュールとデータ送受信装置との無線通信は、微少な距離で行われるため、この無線通信の際には、非接触型ICモジュールを備える携帯電子機器をデータ送受信装置に押し当てることが一般に行われている。
一方、携帯電子機器で扱うデータは、音声データ、画像データ、文字データ等があるが、近年におけるより高音質、高画質の要求に対応するためにますます大容量のメモリが必要になってきている。特に、最近では小型のハードディスクドライブ(以下、HDDという。)が開発され、携帯電子機器に内蔵させることも可能になってきている(例えば、特許文献2参照。)。このようなHDDは、高速で回転する磁気ディスクに微少距離を隔てて浮上する磁気ヘッドとの間で情報の記録/再生を行うもので、データを読み書きするヘッド機構等には非常に精密な機構が用いられている。
以上のことから、近い将来においては、これら非接触型ICモジュール及びHDDを内蔵した携帯電子機器が実現する可能性が高い。
実用新案登録第3064207号公報 特開平09−65268号公報
しかしながら、非接触型ICモジュールとHDDとを内蔵した携帯電子機器において、HDDによる情報の読み書きが行われている最中に、非接触型ICモジュールとデータ送受信装置との無線通信を行った場合には、携帯電子機器がデータ送受信装置に押し当てられるため、この衝撃によってHDDにヘッドクラッシュ等が発生し、データの読み書きに誤動作が生じたり、データの破壊等が生じるという問題があった。また、前記電磁誘導によりアンテナコイルに電力を発生させるための磁力が書き込み・読み出し中のHDDに悪影響を与える虞もあった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、内蔵されたHDDを衝撃から保護できる携帯電子機器を提供することを目的としている。
本発明に係る携帯電子機器は、非接触型ICモジュールと、磁気ヘッドを所定の退避位置から磁気記録媒体上に移動させて情報の書き込み又は読み出しを行う磁気記録装置と、前記非接触型ICモジュールとの間で無線通信を行う外部機器から放射される外方からの磁気を検出する磁気検出部と、前記磁気ヘッドが前記磁気記録媒体上に位置しているときに、前記磁気検出部が前記外方からの磁気を検出すると、前記磁気ヘッドを前記磁気記録媒体上から前記退避位置に退避させるように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る携帯電子機器は報知手段を備え、前記制御手段は、前記磁気検出部による磁気の検出に基づいて、前記報知手段を報知させることを特徴とする。

また、本発明に係る携帯電子機器は表示部を備え、前記制御手段は前記磁気検出部による磁気の検出に基づいて、前記表示部に前記磁気記録装置による情報の書き込み又は読み出しを中止又は禁止する旨を表示するようにしたことを特徴とする。
さらに、本発明に係る携帯電子機器は、前記制御手段による前記磁気ヘッドの退避が、前記磁気記録装置による情報の書き込み又は読み出しの途中であって、前記磁気検出部が前記磁気を検出しなくなると、前記制御部が前記磁気記録装置による情報の前記書き込み又は読み出しを再開させることを特徴とする。
この発明によれば、磁気検出部が磁気を検出した際には、磁気記録装置による情報の書き込み又は読み出しを中止又は禁止させるようにしたことから、非接触型ICモジュールと外部機器との無線通信を行う際に、携帯電子機器を外部機器に押し当てたとしても、この押し当ての衝撃によって磁気記録装置のヘッドクラッシュや誤動作が発生することを未然に防止できる。また、前記磁気によって誤った情報の書き込み又は読み出しが行われることも防止できる。
図1から図6は本発明に係る第1の実施形態を示しており、ここで説明する実施の形態は、この発明を携帯電話機に適用した場合のものである。図1,2に示すように、この実施の形態に係る携帯電話機(携帯電子機器)10は、第1の筐体1及び第2の筐体2を備えている。これら2つの筐体1,2は、ヒンジ部3を介して折り畳み自在に連結されることにより相互に開閉できるよう構成されている。
折り畳まれた際に第2の筐体2と対向する第1の筐体1の対向面1aには、表示部4とスピーカ部5とを有すると共に、第1の筐体1の内部には、HDD部(磁気記録装置)6が設けられている。また、折り畳まれた際に第1の筐体1と対向する第2の筐体2の対向面2aには、キー操作部7とマイクロフォン9とを有すると共に、第2の筐体2の内部には、非接触型ICモジュール8を備え、さらに第2の筐体2のヒンジ部3近傍には、基地局と通信するための伸縮自在のアンテナ11が設けられている。
キー操作部7には、4方向キー、決定キー等を有する多機能操作キー12、操作ガイダンスに関する操作キー13、メールに関する操作キー14、Web閲覧に関する操作キー15、電話帳に関する操作キー16、0〜9・*♯等のキーからなる操作キー17等が配置されている。
非接触型ICモジュール8は、ICチップ18とアンテナコイル19が接続された構成となっており、例えば、第2の筐体2の対向面2aと反対の外面の一部を構成するバッテリーカバー(不図示)の内面側に配されている。
また、この携帯電話機10は、図3に示すように、上述したものの他に、CPU等の制御部(制御手段)21と、アンテナ11に接続された無線通信部22と、音声処理部23と、報知部25と、各種プログラムを格納するROM26と、処理用のRAM27と、磁気検出部31を備えている。
制御部21は、携帯電話機10全体を制御するものであり、無線通信部22は、アンテナ11を介して通話や通信を行うものである。また、音声処理部23は、無線通信部22で受信した音声信号を処理してスピーカ部5に送ったり、マイクロフォン部9において集音した音声を処理して無線通信部22に送るものである。さらに、報知部25は、スピーカ部5等による鳴動報知やバイブレータ(図示せず)による振動報知等によってユーザに後述する警告情報等を報知する報知手段を構成している。
なお、前述した表示部4やスピーカ部5は、ユーザに対して視覚的・聴覚的に警告情報等を報知する報知手段としても機能するものである。
図4に示すように、HDD部6は、書き込み又は読み出し用の磁気ヘッド28と磁気ディスク(磁気記録媒体)29を備えており、磁気ディスク28に対して画像データ、音声データ等の所定のデータの書き込み又は読み出しを行うように構成されている。また、HDD部6は、磁気ディスク29を回転駆動するモータ、磁気ヘッド28を移動させるモータ、各モータの回転制御等を含む各種制御や磁気ディスク29に対するデータの授受等を行う制御回路、及びバッファメモリ等も備えるが図示は省略する。
なお、磁気ヘッド28は、停止時には所定の退避位置にあり、データの書き込み又は読み出しを行う時は退避位置から磁気ディスク29上の制御された書き込み又は読み出し位置まで移動して書き込み又は読み出しを行うようになっている。また、この磁気ヘッド28は、この書き込み又は読み出しが終了すると磁気ディスク29上から離れて元の位置に退避するようになっている。また、磁気ヘッド28は、この書き込み又は読み出し中に制御部21からの指示があった場合にも、一旦退避位置に戻るようになっている。
非接触型ICモジュール8は、自動改札機、券売機、レジ等に設けられたデータ送受信装置(外部機器)30との間で無線通信を行うものである。
磁気検出部31は、ホールIC素子や磁気抵抗素子等の磁気センサからなり、特に携帯電話機10の外方からの磁気を検出するように構成され、HDD部6から発生する磁気は検出しないように構成されている。なお、制御部21は、この磁気検出部31による磁気の検出に基づいて、磁気ヘッド28を磁気ディスク29上から退避位置に退避させるように構成されている。
上述のように構成された携帯電話機10を自動改札機で使用する場合の一例について、図5を用いて以下に説明する。なお、ここでは、第1の筐体1と第2の筐体2とを相互に折り畳んだ状態での使用について述べる。
図5に示すように、第1の筐体1と第2の筐体2とは相互に重なっており、表示部4とキー操作部7とが近接対面している。この携帯電話機10を所有するユーザは、第2の筐体2の非接触型ICモジュール8部分を下に向けてデータ送受信装置30のリーダ・ライタ部28の上方にかざしながら自動改札機を通過することにより、非接触型ICモジュール8とデータ送受信装置30との間で所定のデータの送受信が行われて自動改札処理が実行される。このデータの送受信の際には、前述したように、ユーザは携帯電話機10をリーダ・ライタ部28に強く押し当てることが多い。
ここで、非接触型ICモジュール8のアンテナコイル19は、データ送受信装置30から放射される一定の磁力(磁気)32を利用した電磁誘導によって発電し、この電力をICチップに供給すると共に、データ送受信装置30との間の無線通信用のアンテナとして機能する。なお、ここでは第1の筐体1と第2の筐体2を折り畳んだ状態での使用を説明しているが、図1、図2のように開いた状態で使用しても構わない。
上述した非接触型ICモジュール8とデータ送受信装置30とのデータの送受信が行われる場合の携帯電話機10の動作について図6のフローチャートを参照して説明する。
制御部21は、磁気検出部31における磁気の検出を監視しており(ステップS0)、磁気の検出の有無を判定している(ステップS1)。ここで、磁気検出部31が磁気を検出した場合には、現在HDD部6が書き込み又は読み出し中であるか否かを判定する(ステップS2)。
そして、書き込み又は読み出し中であると判定された場合には、HDD部6の書き込み又は読み出し動作を中止させてから(ステップS3)、磁気ヘッド28を磁気ディスク29上から所定の退避位置に退避させ(ステップS4)、HDD部6の書き込み又は読み出し動作を禁止する(ステップS6)。
また、ステップS2において、HDD部6が書き込み又は読み出し中ではないと判定された場合には、磁気ヘッド28が退避位置にあるか否かを判定する(ステップS5)。ここで、磁気ヘッド28が退避位置にないと判定された場合には、前述のステップS4,ステップS6を実行する。また、ステップS5において、磁気ヘッド28が退避位置にあると判定された場合には、ステップS6のみを実行する。
このステップS6の終了後には、報知部25や表示部4によりHDD部6の書き込み又は読み出し動作が中断されたこと、若しくは、禁止中であることがユーザに報知される(ステップS7)。
ステップS7の終了後には、磁気検出部31が磁気を検出しているか否かを判定し(ステップS8)、磁気検出部31が磁気を検出している場合には、このステップS8を継続して行う。すなわち、HDD部6の書き込み又は読み出し動作の禁止は、磁気検出部31における磁気の検出が終了するまで継続して行われる。
そして、ステップS8において、磁気検出部31が磁気を検出しなくなった場合には、HDD部6の書き込み又は読み出し動作の禁止を解除すると共に、磁気ヘッド28を退避位置から元の位置に復帰させる(ステップS9)。すなわち、磁気ヘッド28は、ステップS4を実行する前の位置まで移動することになる。
このステップS9の終了後には、HDD部6の書き込み又は読み出し動作をステップS2において中断されていたか否かを判定し(ステップS10)、HDD部6の書き込み又は読み出し動作が中断されていた場合には、この書き込み又は読み出し動作を再開させる(ステップS11)。また、ステップS3において、HDD部6の書き込み又は読み出し動作が中断されていない場合には、報知部25や表示部4によってHDD部6の書き込み又は読み出し動作の禁止が解除されたことをユーザに報知する(ステップS12)。
これらステップS11,S12の終了後には、ステップS0に戻って、再度磁気検出部31における磁気の検出を監視する。
以上のように、この携帯電話機10によれば、磁気検出部31が磁気を検出した際には、HDD部6による情報の書き込み又は読み出しを中止又は禁止させるようにしたことから、非接触型ICモジュール8とデータ送受信装置30との無線通信を行う際に、携帯電話機10をデータ送受信装置30に押し当てたとしても、この押し当ての衝撃によってHDD部6のヘッドクラッシュや誤動作が発生することを未然に防止できる。また、磁気によって誤った情報の書き込み又は読み出しが行われることも防止できる。
また、報知部25や表示部4によってHDD部6による情報の書き込み又は読み出しが中止又は禁止されることをユーザに知らせることができるため、ユーザは、HDD部6による情報の書き込み又は読み出しが中止又は禁止される原因を予め知ることができ、携帯電話機10の使用に際して違和感を憶えることを防止できる。
すなわち、例えば、携帯電話機10のユーザが磁気ディスク29に記録された音楽データを聞いている際に、音楽再生が停止することを報知部25や表示部4によって事前にユーザに知らせることができるため、ユーザは、この停止動作が携帯電話機10の誤動作ではないことを容易に認識できる。
さらに、磁気検出部31が磁気を検出しなくなった際には、HDD部6による情報の書き込み又は読み出しが自動的に再開されるため、この書き込み又は読み出しの中止後に、ユーザがHDD部6の書き込み又は読み出しを再開させる操作を行う必要が無くなる。したがって、ユーザは携帯電話機10を容易に取り扱うことができる。
次に、本発明による第2の実施形態について図7,8を参照して説明する。なお、ここでは、第1の実施形態との相違点のみについて説明し、携帯電話機10の構成要素と同一の部分については同一符号を付し、その説明を省略する。また、この実施形態において、携帯電話機(携帯電子機器)34は、1つの筐体35から構成されているが、第1の実施形態と同様に、2つの筐体から構成されるとしてもよい。
本実施形態では、図7,8に示すように、第1の実施形態に記載した非接触型ICモジュール8を含むICカード33が形成されており、このICカード33を筐体35のカード挿入口36に着脱可能に装着するようになっている。また、HDD部6もHDD装着口37に着脱可能に装着するようになっている。
上述のICカード33をカード挿入口36に装着した状態においては、ICカード33の接続部(図示せず)がカード挿入口36内に設けられた非接触IC接続部38に接続される。また、HDD部6がHDD装着口37に装着されると、HDD部6の接続部(特に図示せず)がHDD装着口37内に設けられたHDD接続部39に接続される。
この携帯電話機34によれば、外付けのICカード33及び外付けのHDD部6を用いることにより、携帯電話機34を小型化、軽量化を図ることができる。また、1つの携帯電話機34で複数のICカード33及び複数のHDD部6を使用できるので、ユーザの利便性を高めながら第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、ICカード33又はHDD部6のいずれか一方のみが着脱可能で、他方は携帯電話機34に内蔵されていてもよい。
なお、上述した第1,第2の実施形態において、HDD部6の書き込み又は読み出し動作の禁止やその解除の報知は、報知部25や表示部4、スピーカ部5によって行われるとしたが、これに限ることはなく、少なくとも光・音・表示・振動等によってユーザに報知できる報知手段によって行われればよい。したがって、例えば、筐体にLED等の発光手段を設け、この発光手段により報知手段を構成するとしても構わない。
また、ステップS9では磁気ヘッド28を退避位置から元の位置に復帰させるとしたが、これに限ることはなく、例えば、ステップS10において磁気ヘッド28を退避位置から元の位置に移動させるとしても構わない。
また、報知部25や表示部4によるHDD部6の書き込み又は読み出し動作中断・禁止中の報知(ステップS7)は、HDD部6の読み書き動作を禁止した(ステップS6)後に行われるとしたが、これに限ることはなく、例えば、ステップS3,S4の前に行われるとしても構わない。
すなわち、図9に示すように、ステップS2においてHDD部6が読み書き中であると判断された場合や、ステップS5において磁気ヘッド28が磁気ディスク29上にあると判断された場合に、報知部25や表示部4によりHDD部6の読み書き動作を中断すること、若しくは、禁止することを報知する(ステップS21,S22)。そして、このステップS21,S22の後に、HDD部6の読み書き動作を中断したり(ステップS3)、磁気ヘッド28を退避させたり(ステップS4)するとしても構わない。
なお、この構成の場合には、ステップS6の後に、磁気ヘッド28の退避が完了したこと、若しくは、磁気ヘッド28が退避位置にあることを報知部25や表示部4によりユーザに報知する(ステップS23)ことが好ましい。
上述した構成の場合には、HDD部6が動作中であっても、携帯電話機10,34をデータ送受信装置30に押し当てないように、ユーザにできるだけ早く注意を促すことができる。したがって、ステップS21,S22においてユーザに報知する内容は、例えば、「HDD部6が動作中である」というものでもよいし、また、「携帯電話機10,34をデータ送受信装置30に近づけないで下さい」というものでも構わない。
また、上記構成の場合には、ステップS23において磁気ヘッド28の退避が完了したことを報知するため、携帯電話機10,34をデータ送受信装置30に押し当ててもよい状態にあることをユーザが容易に認識できる。
また、ステップS8において磁気が検出されなくなったと判断された場合には、HDD部6の動作を開始・再開できる状態に復帰させる(ステップS9)としたが、これに限ることはなく、ステップS1において磁気を一度検出した後には、磁気検出の継続の有無にかかわらず、HDD部6の動作が停止した状態に保持すると共に、磁気ヘッド28を退避位置に保持するとしても構わない。すなわち、例えば、図10に示すように、ステップS23が終了したあとに、磁気検出部31による磁気検出がされなくなっても、HDD部6の読み書き動作が禁止され続けるようにしても構わない。
この構成の場合、ステップS23が終了した後には、HDD部6の読み書き禁止が保持されるため、携帯電話機10,34をデータ送受信装置30に押し当てても、HDD部6のヘッドクラッシュや誤動作が発生することを確実に防止できる。
特に、ステップS21,S22において「HDD部6が動作中である」等の報知に対して、ユーザがこの注意に気づいて携帯電話機10,34をデータ送受信装置30から離しても、すなわち、磁気検出部31における磁気の検出が中断されても、HDD部6の動作は自動的に復帰しないため、この直後に再び携帯電話機10,34をデータ送受信装置30に押し当てても、HDD部6の誤動作等を未然に防止できる。
なお、このステップS23が終了した後には、例えば、図11に示すように、ユーザによる特定操作キーの押下(ステップS24)に基づいて、ステップS9が行われるように構成することが好ましい。ここで、特定操作キーとは、例えば、多機能操作キー12等、キー操作部7を構成する1つの操作キーを示しており、HDD部6が動作できる状態に復帰させるスイッチの役割を果たすものである。
また、これに加えて、ステップS24とステップS9との間に、ステップS1において磁気を検出する時点で、磁気ヘッド28が磁気ディスク29上にあったか否かを判定するステップS25を挿入しても良い。
すなわち、ステップS1の段階で磁気ヘッド28が磁気ディスク29上に無かったことがステップS25において判定された場合には、HDD部6に関連する制御部21の動作が終了する。また、ステップS1の段階で磁気ヘッド28が磁気ディスク29上にあったことがステップS25において判定された場合には、ステップS9に進み、図6と同様のステップS10〜S12が行われる。
上述した構成の場合には、ユーザが特定操作キーを押下することにより、HDD部6の動作を開始・再開させることができるため、ユーザはさらに簡便に携帯電話機10,34を取り扱うことができる。
また、HDD部6の書き込み又は読み出しを禁止する動作は、非接触型ICモジュール8とデータ送受信装置30とデータの送受信の際に行われることに限らず、少なくとも磁気検出部31の磁気検出に基づくものであればよい。
さらに、これら2つの実施形態においては、2つの筐体1,2を開閉可能に連結した携帯電話機10や1つの筐体からなる携帯電話機34について説明したが、携帯電話機に限ることはなく、少なくともHDD部6及び非接触型ICモジュール8を備えた携帯電子機器であればよい、すなわち、例えば、PDAや音楽再生装置等の他の携帯電子機器であっても構わない。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の第1の実施形態による携帯電話機の開状態で正面側から見た斜視図である。 図1の携帯電話機を裏側から見た一部破断斜視図である。 本発明の第1の実施形態による携帯電話機の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による携帯電話機の主要な回路構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による携帯電話機を自動改札機で使用する状態を示す側面概略図である。 磁気検出部が磁気を検出した際の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による携帯電話機を正面側から見た斜視図である。 本発明の第2の実施形態による携帯電話機の主要な回路構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態による携帯電話機において、磁気検出部が磁気を検出した際の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態による携帯電話機において、磁気検出部が磁気を検出した際の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態による携帯電話機において、HDD部の動作を再開させる動作を示すフローチャートである。
符号の説明
4 表示部(報知手段)
5 スピーカ部(報知手段)
6 HDD部(磁気記録装置)
8 非接触型ICモジュール
10,34 携帯電話機(携帯電子機器)
21 制御部(制御手段)
25 報知部(報知手段)
28 磁気ヘッド
29 磁気ディスク(磁気記録媒体)
31 磁気検出部
32 磁力(磁気)

Claims (4)

  1. 非接触型ICモジュールと、
    磁気ヘッドを所定の退避位置から磁気記録媒体上に移動させて情報の書き込み又は読み出しを行う磁気記録装置と、
    前記非接触型ICモジュールとの間で無線通信を行う外部機器から放射される外方からの磁気を検出する磁気検出部と、
    前記磁気ヘッドが前記磁気記録媒体上に位置しているときに、前記磁気検出部が前記外方からの磁気を検出すると、前記磁気ヘッドを前記磁気記録媒体上から前記退避位置に退避させるように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記携帯電子機器は、報知手段を備え、
    前記制御手段は、前記磁気検出部による磁気の検出に基づいて、前記報知手段を報知させることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記携帯電子機器は、表示部を備え、
    前記制御手段は、前記磁気検出部による磁気の検出に基づいて、前記表示部に前記磁気記録装置による情報の書き込み又は読み出しを中止又は禁止する旨を表示するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記制御手段による前記磁気ヘッドの退避が、前記磁気記録装置による情報の書き込み又は読み出しの途中であって、
    前記磁気検出部が前記磁気を検出しなくなると、前記制御部が前記磁気記録装置による情報の前記書き込み又は読み出しを再開させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
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