JP4469907B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、超近接距離無線通信を行う無線通信装置に関する。
超近接距離無線通信方式では、ユーザがデバイス同士を近づけることで、デバイス間における通信を行うことができる。この操作は、ユーザにとって直感的で簡単であるため、近接無線通信は今後、携帯端末機器等において広く普及することが見込まれる(特開2008−99236号公報参照)。
特開2008−99236号公報
超近接距離無線通信で通信を行う際に、通信中にユーザがうっかり機器を動かしてしまって、通信が切れてしまうおそれがある。あるいは通信をする意思がないのに、たまたま機器を通信圏内に置いてしまう場合もある。このような、意図しない通信切断や通信開始を防止することが望まれている。特許文献1では、かかる意図しない通信切断等について考慮されていない。
本発明の目的は、超近接距離無線通信の意図しない通信切断、およびユーザの意図しない超近接距離無線通信の開始を防止することが可能な無線通信装置を提供することにある。
本発明の一例に係わる無線通信装置は、第1の面を有する筐体と、前記第1の面に対向して前記筐体内に設けられる結合器と、前記結合器を用いて、外部デバイスとの超近接距離無線通信を前記第1の面を介して実行する超近接距離無線通信デバイスと、前記第1の面の前記結合器近傍に加わる圧力を測定するための感圧センサと、前記結合器および前記超近接距離無線通信デバイスによって受信されたデータを処理するためのデータ処理手段と、前記外部デバイスとの超近接距離無線通信が可能であって、前記感圧センサの測定値が閾値以上の場合に超近接距離無線通信が可能である旨を前記データ処理手段に通知すると共に、該通知後に前記感圧センサの測定値が前記閾値よりも小さくなった場合に、その旨をユーザに報知する制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明の別の一例に係わる無線通信装置は、第1の面を有する筐体と、前記第1の面に対向して前記筐体内に設けられる結合器と、前記結合器を用いて、外部デバイスとの超近接距離無線通信を前記第1の面を介して実行する超近接距離無線通信デバイスと、前記第1の面の前記結合器近傍に加わる圧力を測定するための感圧センサと、前記結合器および前記超近接距離無線通信デバイスによって送信されるデータを処理するためのデータ処理手段と、前記外部デバイスとの超近接距離無線通信が可能であって、前記感圧センサの測定値が閾値以上の場合に超近接距離無線通信が可能である旨を前記データ処理手段に通知すると共に、該通知後に前記感圧センサの測定値が前記閾値よりも小さくなった場合に、その旨をユーザに報知する制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、超近接距離無線通信の意図しない通信切断、およびユーザの意図しない超近接距離無線通信の開始を防止することが可能になる。
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる無線通信装置としてのノートブック型パーソナルコンピュータ10と携帯電話機30の外観を示す斜視図である。
コンピュータ10と携帯電話機30とは、超近接距離無線通信を実行する。コンピュータ10と携帯電話機30との間の超近接距離無線通信は、ピアツーピア形式で実行される。通信可能距離は例えば3cmである。コンピュータ10と携帯電話機30との間の無線接続は、コンピュータ10と携帯電話機30との間の距離が通信可能距離(例えば3cm)以内に接近した場合にのみ可能となる。コンピュータ10と携帯電話機30とが通信可能距離以内に接近すると、コンピュータ10と携帯電話機30との間の接続が確立される。そして、ユーザによって明示的に指定されたデータファイル、または予め決められた同期対象データファイル等のデータ転送がコンピュータ10と携帯電話機30との間で実行される。
超近接距離無線通信においては、誘導電界が用いられる。近接無線通信方式としては、例えば特許文献1に記載されている通信技術を使用し得る。特許文献1に記載の通信技術は、UWBを利用した超近接距離無線通信方式であり、高速データ転送を実現することができる。
図2は、本発明の第1の実施形態に係わる無線通信装置としてのパーソナルコンピュータ10のシステム構成を示すブロック図である。
図2に示すように、パーソナルコンピュータ10は、CPU11、メインメモリ12、ハードディスクドライブ(HDD)13、液晶ディスプレイ14、キーボード15、マウス16、PCカードスロット17、LAN MAC/PHY18、USBマスタインタフェース19、超近接距離無線ベースバンドLSI20、超近接距離無線トランシーバLSI21、超近接距離無線高周波結合器22、および感圧センサ23等を有する。
CPU11は、コンピュータ10の動作を制御するプロセッサであり、メインメモリ12にロードされる、オペレーティングシステム(OS)、バックアップデータ受信ソフトウェア等の各種アプリケーションプログラムを実行する。HDD13には電話帳、メールのデータファイルや、デジタルカメラ40で撮影したイメージデータファイルのバックアップデータが格納される。
PCカードスロット17にはPCMCIA規格のPCカードが挿抜可能である。また、LAN MAC/PHY18はイーサネット(登録商標)等のネットワークを介して他の機器との通信を行うためのチップである。
超近接距離無線ベースバンドLSI20は、超近接距離無線通信のためのベースバンド信号処理を行うLSIである。超近接距離無線トランシーバLSI21は超近接距離無線通信のための高周波信号の入出力を行うLSIである。超近接距離無線高周波結合器22は超近接距離無線通信のための電界結合を構成するアンテナであり、携帯電話機30から送出された誘導電界を高周波信号に変換する、或いは超近接距離無線トランシーバLSI21から供給された高周波信号を誘導電界として送出する。感圧センサ23は高周波結合器22付近にかかる圧力を測定する。
なお、超近接距離無線高周波結合器22および感圧センサ23は図3に示すように配置される。
コンピュータ10は、コンピュータ10のコンポーネントを収容する筐体25を備えている。この筐体25には、図2に示したCPU11、メインメモリ12、ハードディスクドライブ(HDD)13、液晶ディスプレイ14、キーボード15、マウス16、PCカードスロット17、LAN MAC/PHY18、USBマスタインタフェース19、超近接距離無線ベースバンドLSI20、超近接距離無線トランシーバLSI21、超近接距離無線高周波結合器22、および感圧センサ23等が設けられている。
筐体25は、第1の面25Aを有している。超近接距離無線高周波結合器22は、第1の面25Aに対向して筐体25内に設けられている。超近接距離無線高周波結合器22は、第1の面25Aを介して誘導電界を送出するように配置されている。感圧センサ23は第1の面25Aに対向して筐体25内に設けられている。感圧センサ23は超近接距離無線高周波結合器22近傍の第1の面25Aに加わる圧力を測定するように配置されている。
超近接距離無線トランシーバLSI21および超近接距離無線ベースバンドLSI20は、超近接距離無線高周波結合器22から所定の無線通信可能距離(例えば3cm)内に存在する携帯電話機30との超近接距離無線通信を第1の面25Aを介して実行する。第1の面25Aは、コンピュータ10と携帯電話機30との間の近接無線通信に使用される通信面として機能する。ユーザが携帯電話機30の通信面をコンピュータ10の第1の面25Aに近接させることにより、あるいはコンピュータ10の第1の面25Aを携帯電話機30の通信面に近接させることにより、携帯電話機30とコンピュータ10との間のデータ転送を開始することができる。
図4は、本発明の第1の実施形態に係わる携帯電話機30のシステム構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、携帯電話機30は、CPU31、メインメモリ32、フラッシュメモリ33、液晶ディスプレイ34、ダイヤルキー35、マイクロフォン36、スピーカ37、SDカードスロット38、セルラベースバンド・トランシーバ39、デジタルカメラ40、超近接距離無線ベースバンドLSI41、超近接距離無線トランシーバLSI42、および超近接距離無線高周波結合器43等を有する。
CPU31は、携帯電話機の動作を制御するプロセッサであり、メインメモリ32にロードされる、オペレーティングシステム(OS)、メーラーやバックアップデータ伝送ソフトウェア等の各種アプリケーションプログラムを実行する。
フラッシュメモリ33は、ユーザが取得したデータファイル等の格納場所である。例えば、フラッシュメモリ33には、電話帳、メールのデータファイルや、デジタルカメラ40で撮影したイメージデータファイルが格納される。
ダイヤルキー35は、ユーザの操作により電話番号を入力したり、文字を入力するために設けられている。
SDカードスロット38は、SDメモリカード38Aが挿抜可能なスロットである。セルラベースバンド・トランシーバ39は、基地局との通信を行うために設けられた回路である。
超近接距離無線ベースバンドLSI41は、超近接距離無線通信のためのベースバンド信号処理を行うLSIである。超近接距離無線トランシーバLSI42は超近接距離無線通信のための高周波信号の入出力を行うLSIである。超近接距離無線高周波結合器43は超近接距離無線通信のための電界結合を構成するアンテナであり、コンピュータ10の超近接距離無線高周波結合器22から送出された誘導電界を高周波信号に変換する、或いは超近接距離無線トランシーバLSI42から供給された高周波信号を誘導電界として送出する。
先に、ユーザが携帯電話機30の通信面をコンピュータ10の第1の面25Aに近接させることにより、あるいはコンピュータ10の第1の面25Aを携帯電話機30の通信面に近接させることにより、携帯電話機30とコンピュータ10との間のデータ転送を開始することができると述べた。
ところが、超近接距離無線通信を行う際に、通信中にユーザがうっかり機器を動かしてしまって、通信が切れてしまうおそれがある。あるいは通信をする意思がないのに、たまたま機器を通信圏内に置いてしまう場合もある。このような、意図しない通信切断や通信開始を防止するため、特に重要な通信を行う場合にはユーザが意識的に両通信機器をしっかりと押さえつけていると通信が行われるようにする。
押さえつけていると通信が行われるようにするために、コンピュータ10に設けられた超近接距離無線高周波結合器22の圧力測定値と閾値とを比較することによって、超近接距離無線の制御を行う。以下に、超近接距離無線の制御を行うための構成について説明する。
図5は、図1に示すコンピュータ10のCPU11上で動作するソフトウエアの、超近接距離無線に関連する部分のソフトウエアモジュールブロック図である。
超近接距離無線アプリケーション群100は、超近接距離無線による通信の全体的な制御を行うソフトウエアモジュールの集合で、例えば以下のようなアプリケーションモジュールにより構成される。
ハンズフリー通話アプリケーション101
超近接距離無線を通じて、携帯電話機30の通話の受話音声をコンピュータ10に転送してスピーカーから出力する、また、コンピュータ10のマイクロフォンからの入力音声を携帯電話に転送して送話する。これにより、携帯電話の通話を、コンピュータ10のマイク・スピーカを使って、ハンズフリーで行う。
データ受信アプリケーション102
超近接距離無線を通じて、携帯電話機30から送信された電話帳データ、カレンダーデータ、写真データを受信する。
ウインドウシステム140は、液晶ディスプレイ14への表示や、キーボード15からの入力処理、マウス16からの入力処理など、ユーザーインターフェイスの処理を行うモジュールである。
超近接距離無線ベースバンドLSIドライバ132は、超近接距離無線ベースバンドLSI20とのデバイスI/Oを制御するドライバモジュールである。
超近接距離無線通信プロトコルスタック131は、ベースバンドLSI20を通じて、相手機器との間で、超近接距離無線の通信プロトコル処理を実行するモジュールである。本実施形態では、IrOBEX V1.3に規定された通信プロトコルを実装し、これはデータ通信アプリケーションにより使用される。また、MCPC USBハンズフリーインターフェイス仕様V1.2.1に規定された通信プロトコルを実装し、これはハンズフリー通話アプリケーション101により使用される。
感圧センサドライバ122は、感圧センサ23とのデバイスI/Oを制御するドライバモジュールである。
圧力監視スレッド121は、感圧センサドライバ122からの入力データを監視し、状態変化を接続制御モジュールに通知するモジュールである。
接続制御モジュール110は、圧力監視スレッド121からの情報と、通信プロトコルスタック131からの情報をもとに、コンピュータ10−携帯電話機30の通信の開始・終了を制御するモジュールである。
圧力監視スレッド121と接続制御モジュール110の間は、イベントメッセージにより通信を行う。このイベントメッセージには以下の3種類がある。
1. PRESS_ONメッセージ:圧力監視スレッドから接続制御モジュールに対し、圧力測定値がスレッシュホルドよりも上がったことを通知するイベントメッセージ。
2. PRESS_OFFメッセージ:圧力監視スレッドから接続制御モジュールに対し、圧力測定値がスレッシュホルドよりも下がったことを通知するイベントメッセージ。
3. THRESH_CHANGEメッセージ:接続制御モジュールから圧力監視スレッドに対し、閾値の変更を通知するイベントメッセージ。
また、通信プロトコルスタック131と接続制御モジュール110の間は、以下のようなイベントメッセージにより通信を行う。
1. CONNECT_ONメッセージ:通信プロトコルスタック131から接続制御モジュールに対し、相手機器との高周波結合が確立したことを通知するイベントメッセージ。
2. CONNECT_OFFメッセージ:通信プロトコルスタック131から接続制御モジュールに対し、相手機器との高周波結合が切れたことを通知するイベントメッセージ。
また、接続制御モジュール110とアプリケーションモジュール101,102は、以下のようなイベントメッセージにより通信を行う。
1. STARTメッセージ:接続制御モジュールからアプリケーションモジュールに対し、通信可能な状態になったことを通知するイベントメッセージ。
2. STOPメッセージ:接続制御モジュールからアプリケーションモジュールに対し、通信不可能な状態になったことを通知するイベントメッセージ。
3. THRESH_CHANGEメッセージ:アプリケーションモジュール101,102から接続制御モジュールに対し、閾値の変更を通知するイベントメッセージ。
各アプリケーションモジュール101,102は、起動時に、接続制御モジュール110に対し、THRESH_CHANGEイベントメッセージを送信する。THRESH_CHANGEイベントメッセージには、各アプリケーション101,102毎に固有のしきい値がパラメータとして載せられている。
例えば、ハンズフリー通話アプリケーション101の場合、超近接距離無線を通じて送受信されるのは音声データであり、音声データは多少途切れたところで、致命的な障害にはならないため、しきい値としては0を載せる。
一方、データ受信アプリケーション102の場合は、超近接距離無線を通じて送受信されるのは電話帳データやカレンダーなど、比較的重要なデータであることがあるため、しきい値としては比較的大きな値(例えば1kgf)を載せる。
接続制御モジュール110は、アプリケーションモジュール101,102からTHRESH_CHANGEイベントメッセージを受けると、それを圧力監視スレッド121に転送する。圧力監視スレッド121は、接続制御モジュール110からTHRESH_CHANGEイベントメッセージを受けると、それに載せられている閾値をメモリに保存する。
図6は、圧力監視スレッド121の状態遷移の例である。圧力監視スレッド121には、以下の2ステートがある。
1. BELOW_THRESHステート:圧力が閾値未満の状態(初期状態)。
2. ABOVE_THRESHステート:圧力が閾値以上の状態。
圧力監視スレッド121は、一定の時間間隔(例えば0.1秒)で、感圧センサ23の測定値を読み出し、その値に応じて状態遷移を行う。圧力監視スレッド121の状態遷移の例を以下に説明する。
1. 状態遷移1(ST1):BELOW_THRESHステート(S1)において、圧力測定値が閾値未満であったら、BELOW_THRESHステートにとどまる。
2. 状態遷移2(ST2):BELOW_THRESHステート(S1)において、圧力測定値が閾値以上であったら、接続制御モジュール110にPRESS_ONメッセージを送信し、ABOVE_THRESHステート(S2)に遷移する。
3. 状態遷移3(ST3):ABOVE_THRESHステート(S2)において、圧力測定値が閾値以上であったら、AVOBE_THRESHステート(S2)にとどまる。
4. 状態遷移4(ST4):ABOVE_THRESHステート(S2)において、圧力測定値が閾値未満であったら、接続制御モジュールにPRESS_OFFメッセージを送信し、BELOW_THRESHステート(S1)に遷移する。
図7のフローチャートを参照して圧力監視スレッド121が実行する処理の手順を説明する。
最初、圧力監視スレッド121のステートは、BELOW_THRESHステート(S1)である(ブロックB11)。圧力監視スレッド121は感圧センサドライバ122を介して感圧センサ23の測定値を読み出す(ブロックB12)。圧力監視スレッド121は読み出した圧力測定値が閾値より小さいか否かを判別する(ブロックB13)。
圧力測定値が閾値より小さい場合(ブロックB13のYes)、圧力監視スレッド121のステートはBELOW_THRESHステート(S1)のままである。圧力測定値が閾値より小さくない場合(ブロックB13のNo)、圧力監視スレッド121は接続制御モジュール110にPRESS_ONメッセージを送信する(ブロックB14)。そして、圧力監視スレッド121はABOVE_THRESHステート(S2)に遷移する(ブロックB15)。
そして、一定時間後、圧力監視スレッド121は感圧センサドライバ122を介して感圧センサ23の測定値を読み出す(ブロックB16)。圧力監視スレッド121は読み出した圧力測定値が閾値以上であるか否かを判別する(ブロックB17)。圧力測定値が閾値以上の場合(ブロックB17のYes)、圧力監視スレッド121のステートはABOVE_THRESHステート(S2)のままである。圧力測定値が閾値以上ではない場合(ブロックB17のNo)、圧力監視スレッド121は接続制御モジュール110にPRESS_OFFメッセージを送信する(ブロックB18)。そして、圧力監視スレッド121はABOVE_THRESHステート(S2)に遷移する(ブロックB11)。
また、通信プロトコルスタック131は、携帯電話機30と超近接距離無線通信ができる状態になったら、CONNECT_ONメッセージを接続制御モジュール110に送信する。CONNECT_ONメッセージを接続制御モジュール110に送信後に携帯電話機30と超近接距離無線通信ができなくなったら、CONNECT_OFFメッセージを接続制御モジュール110に送信する。
図8のフローチャートを参照して、通信プロトコルスタック131が実行する処理の手順を説明する。通信プロトコルスタック131は、超近接距離無線ベースバンドLSIドライバ132に対して、超近接距離無線通信が可能であるか問い合わせる(ブロックB21)。問い合わせに対する結果が戻ってくると、通信プロトコルスタック131は、結果を参照し、超近接距離無線通信が可能であるか否かを判別する(ブロックB22)。
通信が可能ではないと判断した場合(ブロックB22のNo)、問い合わせてから一定時間後に再度超近接距離無線ベースバンドLSIドライバ132に超近接距離無線通信が可能であるか問い合わせ(ブロックB21)、超近接距離無線通信が可能であるか否かを判別する(ブロックB22)。
通信が可能であると判断した場合(ブロックB22のYes)、通信プロトコルスタック131は接続制御モジュール110にCONNECT_ONメッセージを送信する(ブロックB23)。
問い合わせてから一定時間後に再度超近接距離無線ベースバンドLSIドライバ132に超近接距離無線通信が可能であるか問い合わせ(ブロックB24)、超近接距離無線通信が可能であるか否かを判別する(ブロックB25)。
通信が可能であると判断した場合(ブロックB25のYes)、問い合わせてから一定時間後に再度超近接距離無線ベースバンドLSIドライバ132に超近接距離無線通信が可能であるか問い合わせ(ブロックB24)、超近接距離無線通信が可能であるか否かを判別する(ブロックB25)。
通信が不可能であると判断した場合(ブロックB25のNo)、通信プロトコルスタック131は接続制御モジュール110にCONNECT_OFFメッセージを送信する(ブロックB26)。
次に、接続制御モジュール110がとるステートおよび状態遷移について説明する。図9は、接続制御モジュール110の状態遷移の例である。接続制御モジュール110には、以下の4ステートがある。
1. IDLEステート(S11):何も無い状態(初期状態)
2. PRESSEDステート(S12):圧力はかかっているが、高周波結合は確立していない状態。
3. CONNECTEDステート(S13):高周波結合は確立しているが、圧力はかかっていない状態。
4.ACTIVEステート(S14):高周波結合が確立し、圧力がかかっている状態。
そして、接続制御モジュール110は、以下のような状態遷移を行う。
・状態遷移1(ST11):IDLEステート(S11)において、圧力監視スレッド121からPRESS_ONイベントメッセージを受信すると、PRESSEDステート(S12)に遷移する。
・状態遷移2(ST12):PRESSEDステート(S12)において、通信プロトコルスタック131からCONNECT_ONメッセージを受信すると、アプリケーションに対してSTARTイベントメッセージを送信し、ACTIVEステート(S13)に遷移する。
・状態遷移3(ST13):IDLEステート(S11)において、通信プロトコルスタック131からCONNECT_ONイベントメッセージを受信すると、ウインドウシステム140が液晶ディスプレイ14に図10に示す待機画面を表示するための処理を実行した後、CONNECTEDステート(S14)に遷移する。
・状態遷移4(ST14):CONNECTEDステート(S14)において、圧力監視スレッド121からPRESS_ONメッセージを受信すると、アプリケーションに対してSTARTイベントメッセージを送信し、ACTIVEステート(S13)に遷移する。
・状態遷移5(ST15):ACTIVEステート(S13)において、圧力監視スレッド121からPRESS_OFFメッセージを受信すると、警告画面(図11)をウインドウシステム140に表示するとともに警告音を発し、CONNECTEDステート(S14)に遷移する。
・状態遷移6(ST16):CONNECTEDステート(S14)において通信プロトコルスタック131からCONNECT_OFFメッセージを受信すると、アプリケーションモジュールにSTOPメッセージを送信した後、IDLEステート(S11)に遷移する。
・状態遷移7(ST17):ACTIVEステート(S13)において、通信プロトコルスタック131からCONNECT_OFFメッセージを受信すると、異常画面(図12)をウインドウシステム140に表示するとともに警告音を発し、アプリケーションモジュールにSTOPイベントメッセージを送信し、PRESSEDステート(S12)に遷移する。
・状態遷移8(ST18):PRESSEDステート(S12)において、圧力監視スレッド121からPRESS_OFFメッセージを受信すると、IDLEステート(S11)に遷移する。
次に、接続制御モジュール110が送信するSTARTメッセージおよびSTOPメッセージに応じて、データ受信アプリケーション102が行う処理について説明する。データ受信アプリケーション102が実行する処理の手順を図13のフローチャートを参照して説明する。
先ず、データ受信アプリケーション102は接続制御モジュール110からSTARTメッセージを受信したか否かを判別する(ブロックB31)。受信していないと判断した場合(ブロックB31のNo)、データ受信アプリケーション102は定期的にブロックB31の処理を実行する。
受信したと判断した場合(ブロックB31のYes)、データ受信アプリケーション102は、携帯電話機30に対して、電話帳、メールのデータファイルや、デジタルカメラ40で撮影したイメージデータファイルのデータを送信するように依頼する(ブロックB32)。
データを受信したら、データ受信アプリケーション102はデータの受信が完了したか否かを定期的に判別する(ブロックB33)。データの受信が完了したと判断した場合(ブロックB33のYes)、データ受信アプリケーション102は処理を終了する。
データの受信が完了していないと判断した場合(ブロックB33のNo)、続いてデータ受信アプリケーション102はSTOPメッセージを受信したか否かを判別する(ブロックB34)。STOPメッセージを受信していないと判断した場合(ブロックB34のNo)、データ受信アプリケーション102は定期的にブロックB33およびブロックB34の処理を実行する。
STOPメッセージを受信したと判断した場合(ブロックB34のYes)、データ受信アプリケーション102はデータの受信処理を中断する(ブロックB35)。そして、データ受信アプリケーション102はSTARTメッセージを受信したか否かを判別する(ブロックB36)。STARTメッセージを受信していないと判断した場合(ブロックB36のNo)、データ受信アプリケーション102はSTOPメッセージを受信してから一定時間経過したか否かを判別する(ブロックB38)。一定時間経過したと判別した場合(ブロックB38のYes)、データ受信アプリケーション102は、今まで受信したデータを破棄して(ブロックB39)、処理を終了する。一定時間経過していないと判別した場合(ブロックB38のNo)、データ受信アプリケーション102は定期的にブロックB36の処理を実行する。
ブロックB36においてSTARTメッセージを受信したと判断した場合(ブロックB36のYes)、データ受信アプリケーション102は今まで受信に成功したデータ以降のデータの送信を携帯電話機30に依頼する(ブロックB37)。そして、定期的にブロックB33の処理を実行する。
以上の処理で、超近接距離無線通信を行う際に、意図しない通信切断や通信開始を防止するため、特に重要な通信を行う場合にはユーザが意識的に両通信機器をしっかりと押さえつけていると通信が行われるようにすることができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態ではデータを受信する装置側に感圧センサが設けられていたが、本実施形態ではデータを送信する装置側に感圧センサが設けられた例について説明する。
図14は、本発明の第2の実施形態に係わるパーソナルコンピュータ10のシステム構成を示すブロック図である。
図14に示すように、パーソナルコンピュータ10は、CPU11、メインメモリ12、ハードディスクドライブ(HDD)13、液晶ディスプレイ14、キーボード15、マウス16、PCカードスロット17、LAN MAC/PHY18、USBマスタインタフェース19、超近接距離無線ベースバンドLSI20、超近接距離無線トランシーバLSI21、および超近接距離無線高周波結合器22等を有する。なお、図2と同一な部位には同一符号を付し、その説明を省略する。
図15は、本発明の第2の実施形態に係わる無線通信装置としての携帯電話機30のシステム構成の一例を示す図である。
図15に示すように、携帯電話機30は、CPU31、メインメモリ32、フラッシュメモリ33、液晶ディスプレイ34、ダイヤルキー35、マイクロフォン36、スピーカ37、SDカードスロット38、セルラベースバンド・トランシーバ39、デジタルカメラ40、超近接距離無線ベースバンドLSI41、超近接距離無線トランシーバLSI42、超近接距離無線高周波結合器43、および感圧センサ44等を有する。なお、図4と同一な部位には同一符号を付し、その説明を省略する。感圧センサ44は高周波結合器43付近にかかる圧力を測定する。
なお、超近接距離無線高周波結合器43および感圧センサ44は図16に示すように配置される。
携帯電話機30は、携帯電話機30のコンポーネントを収容する筐体45を備えている。この筐体45には、図15に示したCPU31、メインメモリ32、フラッシュメモリ33、液晶ディスプレイ34、ダイヤルキー35、マイクロフォン36、スピーカ37、SDカードスロット38、セルラベースバンド・トランシーバ39、デジタルカメラ40、超近接距離無線ベースバンドLSI41、超近接距離無線トランシーバLSI42、超近接距離無線高周波結合器43、および感圧センサ44等が設けられている。
筐体45は、第1の面45Aを有している。超近接距離無線高周波結合器43は、第1の面45Aに対向して筐体45内に設けられている。超近接距離無線高周波結合器43は、第1の面45Aを介して誘導電界を送出するように配置されている。感圧センサ44は第1の面45Aに対向して筐体45内に設けられている。感圧センサ44は超近接距離無線高周波結合器43近傍の第1の面45Aに加わる圧力を測定するように配置されている。
図17は、図15に示す携帯電話機30のCPU31上で動作するソフトウエアの、超近接距離無線に関連する部分のソフトウエアモジュールブロック図である。
超近接距離無線アプリケーション群200は、超近接距離無線による通信の全体的な制御を行うソフトウエアモジュールの集合で、例えば以下のようなアプリケーションモジュールにより構成される。
ハンズフリー通話アプリケーション201
超近接距離無線を通じて、携帯電話機30の通話の受話音声をコンピュータ10に転送してコンピュータ10のスピーカーから出力する、
データ送信アプリケーション202
超近接距離無線を通じて、携帯電話機30に格納されている電話帳データ、カレンダーデータ、写真データをコンピュータ10に送信する。
ウインドウシステム240は、液晶ディスプレイ34への表示や、ダイヤルキー35からの入力処理、ユーザーインターフェイスの処理を行うモジュールである。
超近接距離無線ベースバンドLSIドライバ232は、超近接距離無線ベースバンドLSI41とのデバイスI/Oを制御するドライバモジュールである。
超近接距離無線通信プロトコルスタック231は、ベースバンドLSI41を通じて、相手機器との間で、超近接距離無線の通信プロトコル処理を実行するモジュールである。
感圧センサドライバ222は、感圧センサ44とのデバイスI/Oを制御するドライバモジュールである。
圧力監視スレッド221は、感圧センサドライバ222からの入力データを監視し、状態変化を接続制御モジュールに通知するモジュールである。
接続制御モジュール210は、圧力監視スレッド221からの情報と、通信プロトコルスタック231からの情報をもとに、コンピュータ10−携帯電話機30の通信の開始・終了を制御するモジュールである。
圧力監視スレッド221と接続制御モジュール210の間は、イベントメッセージにより通信を行う。このイベントメッセージは、第1の実施形態で説明した圧力監視スレッド121と接続制御モジュール110の間のイベントメッセージと同様な3種類がある。
また、通信プロトコルスタック231と接続制御モジュール210の間で行われるイベントメッセージには、第1の実施形態で説明した通信プロトコルスタック231と接続制御モジュール210の間で行われるイベントメッセージと同様な2種類がある。
また、接続制御モジュール210とアプリケーションモジュール201,202は、第1の実施形態で説明した接続制御モジュール110とアプリケーションモジュール101,102と同様なイベントメッセージにより通信を行う。
各アプリケーションモジュール201,202は、起動時に、接続制御モジュール210に対し、THRESH_CHANGEイベントメッセージを送信する。THRESH_CHANGEイベントメッセージには、各アプリケーション201,202毎に固有のしきい値がパラメータとして載せられている。
例えば、ハンズフリー通話アプリケーション201の場合、超近接距離無線を通じて送受信されるのは音声データであり、音声データは多少途切れたところで、致命的な障害にはならないため、しきい値としては0を載せる。
一方、データ送信アプリケーション202の場合は、超近接距離無線を通じて送受信されるのは電話帳データやカレンダーなど、比較的重要なデータであることがあるため、しきい値としては比較的大きな値(例えば1kgf)を載せる。
圧力監視スレッド221は、第1の実施形態で説明した圧力監視スレッド121の状態遷移と状態遷移を行う。圧力監視スレッド221には、第1の実施形態で説明した圧力監視スレッド121と同様に2ステートがある。
圧力監視スレッド221の処理の手順は、図7のフローチャートを参照して説明した圧力監視スレッド121の処理の手順と同様である。
また、通信プロトコルスタック231が実行する処理の手順は、図8のフローチャートを参照して説明した通信プロトコルスタック131が実行する処理の手順と同様である。
次に、接続制御モジュール110がとるステートおよび状態遷移は図9を参照して説明した接続制御モジュール110の状態遷移の例と同様である。また、接続制御モジュール210には、接続制御モジュール110と同様な4ステートがある。
次に、接続制御モジュール210が送信するSTARTメッセージおよびSTOPメッセージに応じて、データ送信アプリケーション202が行う処理について説明する。データ送信アプリケーション202が行う処理の手順を図18のフローチャートを参照して説明する。
先ず、データ送信アプリケーション202は接続制御モジュール110からSTARTメッセージを受信したか否かを判別する(ブロックB41)。受信していないと判断した場合(ブロックB41のNo)、データ送信アプリケーション202は定期的にブロックB41の処理を実行する。
受信したと判断した場合(ブロックB41のYes)、データ送信アプリケーション202は、コンピュータ10から、電話帳、メールのデータファイルや、デジタルカメラ40で撮影したイメージデータファイルのデータの送信を依頼されたか否かを判別する(ブロックB42)。
データ送信依頼を受信していないと判断した場合(ブロック42のNo)、データ送信アプリケーション202は定期的にブロックB42の処理を実行する。データ送信依頼を受信したと判断した場合(ブロック42のYes)、データ送信アプリケーション202は電話帳、メールのデータファイルや、デジタルカメラ40で撮影したイメージデータファイルのデータの送信の送信処理を開始する(ブロックB43)。なお、データ送信依頼の受信を確認せずに、STARTメッセージを受信した(ブロックB41のYes)後に、データ送信アプリケーション202は電話帳、メールのデータファイルや、デジタルカメラ40で撮影したイメージデータファイルのデータの送信の送信処理を自動的に開始しても良い。
データの送信を開始したら、データ送信アプリケーション202はデータの送信が完了したか否かを定期的に判別する(ブロックB44)。データの受信が完了したと判断した場合(ブロックB44のYes)、データ送信アプリケーション202は処理を終了する。
データの受信が完了していないと判断した場合(ブロックB44のNo)、続いてデータ送信アプリケーション202はSTOPメッセージを受信したか否かを判別する(ブロックB45)。STOPメッセージを受信していないと判断した場合(ブロックB45のNo)、データ送信アプリケーション202は定期的にブロックB44およびブロックB45の処理を実行する。
STOPメッセージを受信したと判断した場合(ブロックB45のYes)、データ送信アプリケーション202はデータの送信処理を中断する(ブロックB46)。そして、データ送信アプリケーション202はSTARTメッセージを受信したか否かを判別する(ブロックB47)。STARTメッセージを受信していないと判断した場合(ブロックB47のNo)、データ送信アプリケーション202はSTOPメッセージを受信してから一定時間経過したか否かを判別する(ブロックB450)。一定時間経過したと判別した場合(ブロックB50のYes)、データ送信アプリケーション202は処理を終了する。一定時間経過していないと判別した場合(ブロックB50のNo)、データ送信アプリケーション202は定期的にブロックB47の処理を実行する。
ブロックB47においてSTARTメッセージを受信したと判断した場合(ブロックB47のYes)、データ送信アプリケーション202は携帯電話機30からデータの再送信依頼を受信したか否かを判別する(ブロックB48)。データの再送信依頼を受信したと判断した場合(ブロックB48のYes)、再送信依頼に応じたデータの送信処理を再開する(ブロックB49)。ここでコンピュータ10は一部のデータを受信しているので、再送信依頼には受信した最後のデータを示す情報が含まれる。データ送信アプリケーション202は最後のデータ以後のデータの送信を行う。なお、再送信依頼の受信を確認しなくても良い。この場合、STARTメッセージを受信したと判断した場合(ブロックB47のYes)、送信済みであっても送信すべきデータの最初のデータから再度送信する。再送信開始後、そして、定期的にブロックB44の処理を実行する。
以上の処理で、超近接距離無線通信を行う際に、意図しない通信切断や通信開始を防止するため、特に重要な通信を行う場合にはユーザが意識的に両通信機器をしっかりと押さえつけていると通信が行われるようにすることができる。
アプリケーションモジュールは、接続制御モジュールから、STARTメッセージを受信すると、通信を開始する。STOPメッセージを受信すると通信を停止する。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
第1の実施形態に係わる無線通信装置としてのノートブック型パーソナルコンピュータと携帯電話機30の外観を示す斜視図 第1の実施形態に係わる無線通信装置としてのパーソナルコンピュータのシステム構成を示すブロック図。 図2に示す超近接距離無線高周波結合器および感圧センサの配置を示す断面図。 第1の実施形態に係わる携帯電話機のシステム構成の一例を示すブロック図。 図1に示すコンピュータのCPU上で動作するソフトウエアの、超近接距離無線通信に関連する部分のソフトウエアモジュールを示すブロック図。 図5に示す圧力監視スレッドの状態遷移の例を示す図。 圧力監視スレッドが実行する処理の手順を示すフローチャート。 図5に示す通信プロトコルスタックが実行する処理の手順を示すフローチャート。 図5に示す接続制御モジュールの状態遷移の例を示す図。 コンピュータの液晶ディスプレイに表示される待機画面を示す図。 コンピュータの液晶ディスプレイに表示される警告画面を示す図。 コンピュータの液晶ディスプレイに表示される異常画面を示す図。 図5に示すデータ受信アプリケーションが実行する処理の手順を示すフローチャート。 第2の実施形態に係わるパーソナルコンピュータのシステム構成を示すブロック図。 第2の実施形態に係わる無線通信装置としての携帯電話機のシステム構成の一例を示す図。 図15に示す超近接距離無線高周波結合器および感圧センサの配置を示す断面図。 図15に示す携帯電話機のCPU上で動作するソフトウエアの、超近接距離無線に関連する部分のソフトウエアモジュールを示すブロック図。 図17に示すデータ送信アプリケーションが行う処理の手順を示すフローチャート。
符号の説明
10…ノートブック型パーソナルコンピュータ,20…超近接距離無線ベースバンドLSI(超近接距離無線通信デバイス),21…超近接距離無線トランシーバLSI(超近接距離無線通信デバイス),22…超近接距離無線高周波結合器,23…感圧センサ,25…筐体,25A…第1の面,30…携帯電話機,41…超近接距離無線ベースバンドLSI(超近接距離無線通信デバイス),42…超近接距離無線トランシーバLSI(超近接距離無線通信デバイス),43…超近接距離無線高周波結合器,44…感圧センサ,45…筐体,45A…第1の面,102…データ受信アプリケーション(受信データ処理手段),110…接続制御モジュール(制御手段),202…データ送信アプリケーション(データ送信処理手段),210…接続制御モジュール(制御手段)。

Claims (8)

  1. 第1の面を有する筐体と、
    前記第1の面に対向して前記筐体内に設けられる結合器と、
    前記結合器を用いて、外部デバイスとの超近接距離無線通信を前記第1の面を介して実行する超近接距離無線通信デバイスと、
    前記第1の面の前記結合器近傍に加わる圧力を測定するための感圧センサと、
    前記結合器および前記超近接距離無線通信デバイスによって受信されたデータを処理するためのデータ処理手段と、
    前記外部デバイスとの超近接距離無線通信が可能であって、前記感圧センサの測定値が閾値以上の場合に超近接距離無線通信が可能である旨を前記データ処理手段に通知すると共に、該通知後に前記感圧センサの測定値が前記閾値よりも小さくなった場合に、その旨をユーザに報知する制御手段とを具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記データ処理手段が前記閾値を制御手段に通知することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記制御手段が前記データの受信が可能であることを通知した場合、前記データ処理手段は前記外部デバイスに前記データの送信を依頼し、前記依頼に応じて送信されたデータに対して処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記データの受信が可能であることを通知した後に前記結合器および前記超近接距離無線通信デバイスによる超近接距離無線通信が不能となった場合に、前記データ処理手段に前記超近接距離無線通信が不能である旨を通知し、
    前記超近接距離無線通信が不能である旨の通知後に前記超近接距離無線通信が可能、且つ前記感圧センサの測定値が閾値以上になった場合に前記超近接距離無線通信が可能である旨を前記データ処理手段に再度通知し、
    前記データ処理手段は、超近接距離無線通信が不能である旨が通知された場合に前記受信データに対する処理を中断し、前記超近接距離無線通信が可能である旨が再度通知された場合に前記外部デバイスに前記データの伝送を再度依頼することを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  5. 第1の面を有する筐体と、
    前記第1の面に対向して前記筐体内に設けられる結合器と、
    前記結合器を用いて、外部デバイスとの超近接距離無線通信を前記第1の面を介して実行する超近接距離無線通信デバイスと、
    前記第1の面の前記結合器近傍に加わる圧力を測定するための感圧センサと、
    前記結合器および前記超近接距離無線通信デバイスによって送信されるデータを処理するためのデータ処理手段と、
    前記外部デバイスとの超近接距離無線通信が可能であって、前記感圧センサの測定値が閾値以上の場合に超近接距離無線通信が可能である旨を前記データ処理手段に通知すると共に、該通知後に前記感圧センサの測定値が前記閾値よりも小さくなった場合に、その旨をユーザに報知する制御手段とを具備することを特徴とする無線通信装置。
  6. 前記データ処理手段が前記閾値を制御手段に通知することを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  7. 前記制御手段が前記データの送信が可能であることを通知し、前記外部デバイスから前記データの送信の依頼を受信した場合に、前記データ処理手段は前記外部デバイスに前記データを送信するための処理を実行することを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  8. 前記制御手段は、前記データの送信が可能であることを通知した後に前記結合器および前記超近接距離無線通信デバイスによる超近接距離無線通信が不能となった場合に、前記データ処理手段に前記超近接距離無線通信が不能である旨を通知し、
    前記超近接距離無線通信が不能である旨の通知後に前記超近接距離無線通信が可能、且つ前記感圧センサの測定値が閾値以上になった場合に前記超近接距離無線通信が可能である旨を前記データ処理手段に再度通知し、
    前記データ処理手段は、超近接距離無線通信が不能である旨が通知された場合に前記外部デバイスにデータを送信する処理を中断し、前記超近接距離無線通信が可能である旨が再度通知された場合に前記外部デバイスにデータを送信する処理を再開することを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
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