JP2006155734A - 携帯機器及び携帯機器セット並びにそのディスクドライブ装置の保護方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ディスクドライブ装置を搭載する携帯機器を操作しているときに、その携帯機器を手やクレイドルの上から落としてしまった場合でも、その落下の衝撃によりディスクドライブ装置にヘッドクラッシュが発生することを確実に防止することができる携帯機器を提供する。
【解決手段】 ディスクドライブ装置24を搭載する携帯機器2であって、当該携帯機器2とは別に備えられた被検出体32が所定の距離の範囲内にあることを検出する検出部14と、検出部14が検出しなくなった場合に、ディスクドライブ装置24に備えるヘッドの退避を行なわせるよう制御する制御部26とを備えるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスクドライブ装置を搭載するような、携帯電話機又は携帯型の録音再生装置等の携帯機器、及びこのような携帯機器とクレイドル等を備える携帯機器セット、並びにそのディスクドライブ装置の保護方法に関するものである。
携帯電話機又は携帯型の録音再生装置のような携帯機器において、その記憶装置の大容量化を図るためにハードディスクドライブ装置を備えるものがあった。このハードディスクドライブ装置は、表面に磁性体がコーティングされて情報を記憶することができるようになっている円盤状のハードディスク(プラッタ)と、このハードディスクに対して情報の読み書きを行なうことができる磁気ヘッドとを備えている。
そして、ハードディスクドライブ装置は、ハードディスクがその円周方向に回転するようになっていると共に、磁気ヘッドが、ボイスコイルモーターと呼ばれる駆動装置により、ハードディスク上をその略半径方向に自在に移動することができるようになっているので、磁気ヘッドがハードディスク上の記録エリアの任意の位置にアクセスすることができるようになっている。
また、磁気ヘッドは、ハードディスクが回転中のときにはその表面から数十nm浮上して離れているため、磁気ヘッドとハードディスクは、互いに直接接触しないようになっている。
ハードディスクドライブ装置は、その動作中に振動や衝撃が加えられると、ハードディスクと磁気ヘッドが互いに衝突して損傷してしまうヘッドクラッシュを生じることがあり、このようなヘッドクラッシュを生じた後は、情報の読み書きを行なうことができなくなってしまう。
このため、一定時間アクセスがない時や電源が切れた時には、ハードディスクドライブ装置に、その磁気ヘッドをハードディスクの記録エリア上から記録エリア外のシッピングゾーン(shipping zone)という場所に退避させる動作を行なわせることにより、前記ヘッドクラッシュの発生を防止するオートシッピング機能を備えるような携帯機器があった。
また、磁気ヘッドがハードディスクに衝突するときの加速度を低減して、ヘッドクラッシュが発生しにくくなっている機構のハードディスクドライブ装置があった(例えば、特許文献1参照)。このようなハードディスクドライブ装置を携帯機器に搭載すれば、この携帯機器の振動や衝撃によるヘッドクラッシュの発生を防止してその耐久性を向上させることができた。
また、従来において、ハードディスクドライブ装置が搭載されている携帯機器と、このような携帯機器を載置して充電するためのクレイドル(充電用受台に相当)とを備える携帯機器セットがあった。
特開平9−7144号公報
しかしながら、上記オートシッピング機能を備える携帯機器、又は前記特許文献1のハードディスクドライブ装置を搭載した携帯機器に限らず、携帯機器は、その操作等を行なう際には手で保持していることが多いので、このような手に保持している状態から携帯機器を誤って落としてしまった場合には、ハードディスクドライブ装置に衝撃を与えてヘッドクラッシュを引き起こしてしまう危険性がある。
このような携帯機器の落下は、手に保持して操作を行なう携帯機器に特有のヘッドクラッシュの原因であるため、上記オートシッピング機能を備えるようにしたり、前記特許文献1のハードディスクドライブ装置を搭載したりするようにしても、これらは、携帯機器の落下を原因とするようなヘッドクラッシュに対しては、その防止のための有効な手段とはならず、ヘッドクラッシュを確実に防ぐことができないという問題があった。
また、フロッピーディスクのようなフレキシブルディスク、及び光ディスク等のドライブ装置のような、ハードディスクドライブ装置以外の他のディスクドライブ装置を搭載した携帯機器においても、ハードディスクドライブ装置を搭載した携帯機器と同様に、携帯機器を誤って落としてしまったような場合には、ヘッドクラッシュを確実に防ぐことができないという問題があった。
また、携帯機器と充電用のクレイドルを備える前記携帯機器セットにおいては、携帯機器をクレイドルの上に載置した状態で操作することがあり、携帯機器を手で保持して操作を行なっている状態から誤って落としてしまうことがあるのと同様に、携帯機器をクレイドルから誤って落としてしまうことがある。このため、携帯機器セットにおいても、その携帯機器をクレイドルから誤って落とした場合には、ヘッドクラッシュを確実に防ぐことができないという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、ディスクドライブ装置を搭載する携帯機器を操作しているときに、その携帯機器を手やクレイドルの上から落としてしまった場合でも、その落下の衝撃によりディスクドライブ装置にヘッドクラッシュが発生することを確実に防止することができる携帯機器、及び携帯機器セット、並びにそのディスクドライブ装置の保護方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、
ディスクドライブ装置を搭載する携帯機器であって、
当該携帯機器とは別に備えられた被検出体が所定の距離の範囲内にあることを検出する検出部と、
前記検出部が検出しなくなった場合に、前記ディスクドライブ装置に備えるヘッドの退避を行なわせるよう制御する制御部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明による携帯機器は、前記検出部は、前記被検出体を磁気的に検出するようになっていてもよい。
また、上記課題を解決するために本発明は、
ディスクドライブ装置を搭載する携帯機器であって、
自機が保持されていることを検出する押圧検出部又は接触検出部と、
前記押圧検出部又は前記接触検出部が検出動作をしなくなった場合に、前記ディスクドライブ装置に備えるヘッドの退避を行なわせるよう制御する制御部とを備えることを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために本発明は、
ディスクドライブ装置を搭載する携帯機器と、この携帯機器が上に載置される充電用受台とを備える携帯機器セットであって、
前記充電用受台は被検出体を有し、
前記携帯機器は、
前記被検出体が所定の距離の範囲内にあることを検出する検出部と、
前記検出部が検出しなくなった場合に、前記ディスクドライブ装置に備えるヘッドの退避を行なわせるよう制御する制御部とを有することを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために本発明は、
携帯機器に搭載されたディスクドライブ装置の保護方法であって、
前記携帯機器は、
当該携帯機器とは別に備えられた被検出体が所定の距離の範囲内にあることを検出する検出部と、
前記ディスクドライブ装置を制御する制御部とを備え、
前記検出部が検出しなくなった場合に、前記制御部が前記ディスクドライブ装置に備えるヘッドの退避を行なわせるよう制御することを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために本発明は、
ディスクドライブ装置を搭載する携帯機器と、この携帯機器が上に載置される充電用受台とを備える携帯機器セットにおけるディスクドライブ装置の保護方法であって、
前記充電用受台は被検出体を有し、
前記携帯機器は、
前記被検出体が所定の距離の範囲内にあることを検出する検出部と、
前記ディスクドライブ装置を制御する制御部とを備え、
前記検出部が検出しなくなった場合に、前記制御部が前記ディスクドライブ装置に備えるヘッドの退避を行なわせるよう制御することを特徴とするものである。
このような本発明の携帯機器、及び携帯機器セット、並びにそのディスクドライブ装置の保護方法によれば、ディスクドライブ装置を搭載する携帯機器を操作しているときに、その携帯機器を手やクレイドルの上から落としてしまった場合でも、その落下の衝撃によりディスクドライブ装置にヘッドクラッシュが発生することを確実に防止することができる。
以下、本発明に係る携帯機器、及び携帯機器セット、並びにそのディスクドライブ装置の保護方法の実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1及び図2は、本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話機2、及び携帯電話機セット1(携帯機器セットに相当)、並びにそのディスクドライブ装置の保護方法について説明するために参照する図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る携帯電話機セット1は、携帯電話機2と、その上に携帯電話機2を載置して充電することができるクレイドル3とが組合されている。また、この携帯電話機セット1は、図2に示すように、手首に装着されるリストバンド4を付属品として備えている。
図1に示すように、携帯電話機2は、送受信部5、音声処理部6、スピーカー8、マイクロホン10、操作部12、磁気センサー14(検出部に相当)、画像処理部16、イメージセンサー18、表示部20、記憶部22、ハードディスクドライブ装置24(HDD)、及びこれらを制御する制御部26を備えている。
送受信部5、音声処理部6、スピーカー8、及びマイクロホン10は、従来の一般的な携帯電話機と同様に、通話の通信を行なうときに用いられる。また、画像処理部16及び制御部26等の処理動作により、表示部20には、電子メール等の文章や画像等を表示することができるようになっている。
また、携帯電話機2は、電源部28を備えており、上記送受信部5、音声処理部6、スピーカー8、マイクロホン10、操作部12、磁気センサー14、画像処理部16、イメージセンサー18、表示部20、記憶部22、ハードディスクドライブ装置24、及び制御部26のそれぞれは、電源部28から電力の供給を受けて動作するようになっている。また、携帯電話機2には、電源部28と回路接続する充電用端子28aが設けられている。
一方、クレイドル3には、上記携帯電話機2の充電用端子28aに対応する充電用端子3aが設けられており、この充電用端子3aは、携帯電話機2がこのクレイドル3の上に載置されたときに、携帯電話機2の充電用端子28aに接触して回路接続し、電源部28に対して充電を行なうような充電動作部(図示せず)に回路接続されている。また、クレイドル3には、所定の磁力を有するマグネット片30(被検出体に相当)が備えられている。
また、図2に示すように、リストバンド4は、ユーザーの手首に装着することができるようになっており、このリストバンド4には、マグネット片32(被検出体に相当)が固定されている。
携帯電話機2の磁気センサー14は、クレイドル3のマグネット片30、又はリストバンド4のマグネット片32の磁気を検出している間、その旨の信号を制御部26に出力し続けるようになっている。
ここで、この磁気センサー14がマグネット片30,32の磁気を検出することができる距離の範囲は、マグネット片30,32のそれぞれの磁力の大きさに対応している。
すなわち、クレイドル3のマグネット片30は、携帯電話機2がクレイドル3の上に載置された状態のときに、磁気センサー14に検出され、携帯電話機2がクレイドル3から外されて離れた状態のときに検出されなくなる程度の磁力を有している。また、リストバンド4のマグネット片32は、一般的なユーザーの手に保持されたときの携帯電話機2の位置と、このユーザーの手首に装着されたリストバンド4との間の距離で検出されるような磁力を有している。
また、図示しないが、上記マグネット片30,32とは異なる別のマグネット片を被検出体として備えるようにし、このようなマグネット片が机やバック等に配置されるようになっていてもよい。
次に、図1に示す記憶部22は、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のような、ハードディスクドライブ装置24以外の記憶装置である。
また、ハードディスクドライブ装置24は、制御部26の処理動作の対象となる各種の情報を記憶するようになっている。このハードディスクドライブ装置24は、図示しないが、従来の一般的なハードディスクドライブ装置と同様の構造を有しており、磁気ヘッドがハードディスクに対して情報の読み書きを行なうようになっている。
また、制御部26は、磁気センサー14が、クレイドル3のマグネット片30、又はリストバンド4のマグネット片32の磁気を検出している間は、ハードディスクドライブ装置24に通常通りの動作を行なわせるようになっている。そして、制御部26は、磁気センサー14がマグネット片30,32の磁気を検出しなくなった場合には、ハードディスクドライブ装置24に、その磁気ヘッドの退避を直ちに行なわせてその動作を停止させ、磁気ヘッドが退避した状態を所定時間だけ維持させるようになっている。
次に、携帯電話機2がクレイドル3の上に載置されている状態において、この携帯電話機2をユーザーが誤ってクレイドル3上から落としたときにおける、この携帯電話機2の動作について説明する。
携帯電話機2がクレイドル3に載置されている状態においては、クレイドル3のマグネット片30が磁気センサー14から一定の距離の範囲内にあるので、磁気センサー14はマグネット片30の磁気を検出することができるため、制御部26は、ハードディスクドライブ装置24に通常通りの動作を行なわせるようになっている。
また、このようなハードディスクドライブ装置24が通常通りの動作を行なっているときに、ユーザーが、誤って携帯電話機2をクレイドル3上から落としてしまった場合には、磁気センサー14とマグネット片30の間の距離が一定以上離れて、磁気センサー14がマグネット片30の磁気を検出できなくなる。
このため、ユーザーが誤って携帯電話機2をクレイドル3から落としてしまった場合には、制御部26は、ハードディスクドライブ装置24に、その磁気ヘッドの退避を直ちに行なわせてその動作を停止させるようになっている。
そして、制御部26は、所定時間が経過するまで、ハードディスクドライブ装置24の磁気ヘッドが退避した状態を維持させるようになっているので、携帯電話機2が地面等に衝突した後も、この携帯電話機2が転がっているおそれがある間は、ハードディスクドライブ装置24が通常の動作を行なわないようになっている。
次に、ユーザーが携帯電話機2を手に保持して操作を行なっているような状態から、この携帯電話機2を誤って手から落としたときにおける、携帯電話機2の動作について説明する。
携帯電話機2を手に保持して操作を行なう場合には、この携帯電話機2を誤って落としたときでも、ヘッドクラッシュが発生しないようにするため、ユーザーはリストバンド4を手首に装着するようになっている。
ユーザーがリストバンド4を手首に装着して操作を行なっているときには、携帯電話機2の磁気センサー14は、この磁気センサー14から一定の距離の範囲内にあるリストバンド4のマグネット片32の磁気を検出するようになっているため、制御部26は、ハードディスクドライブ装置24に通常通りの動作を行なわせるようになっている。
また、このようなハードディスクドライブ装置24が通常通りの動作を行なっているときに、ユーザーが、誤って携帯電話機2を手から落としてしまった場合には、磁気センサー14とマグネット片32の間の距離が一定以上離れてしまうため、磁気センサー14がマグネット片32の磁気を検出できなくなる。
このため、制御部26は、ハードディスクドライブ装置24に、その磁気ヘッドの退避を直ちに行なわせ、所定時間が経過するまで、ハードディスクドライブ装置24の動作が停止した状態を維持させるようになっている。
このような本実施の形態に係る携帯電話機セット1、及び携帯電話機2、並びにそのハードディスクドライブ装置24の保護方法によれば、ハードディスクドライブ装置24を搭載する携帯電話機2を操作しているときに、その携帯電話機2を手やクレイドル3の上から落としてしまった場合でも、その落下の衝撃によりハードディスクドライブ装置24にヘッドクラッシュが発生することを確実に防止することができる。
すなわち、携帯電話機2は、ハードディスクドライブ装置24の磁気ヘッドが退避した場合には、このような磁気ヘッドが退避した状態を所定時間だけ維持させるようになっているので、携帯電話機2の落下の開始後、地面等に衝突し転がって停止するまでの間、ヘッドクラッシュが生じることを確実に防止することができる。
次に、図3に基づいて、本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話機セット50について説明する。前記第1の実施の形態に係る携帯電話機セット1と同様の部分には同じ符号を付して説明し、同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
図3に示すように、本実施の形態に係る携帯電話機セット50は、前記第1の実施の形態におけるリストバンド4及びマグネット片32に代えて、指輪52及びマグネット片54を備えている。携帯電話機セット50の携帯電話機2とクレイドル3が組合されていることは、図1に示す前記第1の実施の形態に係る携帯電話機セット1と同様である。
この指輪52は、ユーザーの手の親指、又は親指以外の他の指に装着することができるようになっており、また、マグネット片54の磁力は、前記第1の実施の形態におけるマグネット片32よりも弱いものになっている。
指輪52はユーザーの手の親指等に装着されるようになっていることにより、ユーザーが携帯電話機2を保持しているときにおいて、マグネット片54は、前記第1の実施の形態におけるリストバンド4のマグネット片32よりも磁気センサー14に近付いているため、マグネット片54の磁力が弱くても、磁気センサー14は、このマグネット片54の磁気を検出することができるようになっている。
また、マグネット片54の磁力はマグネット片32よりも弱いので、磁気センサー14は、マグネット片54を検出することができる距離の範囲がマグネット片32よりも狭くなる。
このため、ユーザーが携帯電話機2を誤って落としてしまった場合には、磁気センサー14は、前記第1の実施の形態におけるマグネット片32よりも早いタイミングでマグネット片54を検出しなくなるため、ユーザーが携帯電話機2を落としてしまったことを前記第1の実施の形態よりも早く検出することができるようになっている。
このような第2の実施の形態に係る携帯電話機セット50、及び携帯電話機2、並びにそのハードディスクドライブ装置24の保護方法によれば、前記第1の実施の形態と同様に、ハードディスクドライブ装置24を搭載する携帯電話機2を操作しているときに、その携帯電話機2を手やクレイドル3の上から落としてしまった場合でも、その落下の衝撃によりハードディスクドライブ装置24にヘッドクラッシュが発生することを確実に防止することができる。
すなわち、携帯電話機2は、前記第1の実施の形態と同様に、ハードディスクドライブ装置24の磁気ヘッドが退避した状態を所定時間だけ維持させるようになっているので、携帯電話機2の落下の開始後、地面等に衝突し転がって停止するまでの間、ヘッドクラッシュが生じることを防止することができる。
なお、前記第1の実施の形態に係る携帯電話機セット1は、携帯電話機2、クレイドル3、及びリストバンド4を備えていたが、携帯電話機2とクレイドル3だけを備えるようになっていてもよく、或いは、携帯電話機2とリストバンド4だけを備えるようになっていてもよい。
また、前記第2の実施の形態に係る携帯電話機セット50は、携帯電話機2、クレイドル3、及び指輪52を備えていたが、携帯電話機2と指輪52だけを備えるようになっていてもよい。
また、前記第1及び第2の実施の形態では、携帯電話機セット1,50の携帯電話機2にハードディスクドライブ装置24が搭載されている例について説明したが、携帯電話機2にハードディスクドライブ装置24以外の他のディスクドライブ装置が搭載されている場合であっても、本発明を適用することにより、このような他のディスクドライブ装置にヘッドクラッシュが発生するのを確実に防止することができる。
また、前記第1及び第2の実施の形態では、マグネット片32,54がリストバンド4又は指輪52に固定され、このリストバンド4又は指輪52を手首又は手の指に装着するようになっていたが、このような手首又は手の指を除く他の身体の部分や、衣服の袖口等にマグネット片を取り付けるようになっていてもよい。
また、前記第1及び第2の実施の形態では、マグネット片30,32,54の磁気を磁気センサー14が検出するようになっていたが、このようなマグネット片30,32,54の代わりに被検出体としてICタグを用いると共に、磁気センサー14の代わりにICタグの検出装置を備えて、RFID(Radio Frequency Identification)の技術を用いるようになっていてもよい。
また、前記第1及び第2の実施の形態のように、マグネット片30,32,54を磁気センサー14が検出するようになっていると共に、携帯電話機2内にその落下を検出する加速度センサーを備えるようになっていてもよい。
このような場合には、さらに、ユーザーが携帯電話機2を手又はクレイドル3から誤って落としたことを、磁気センサー14だけで検出する設定、又は加速度センサーだけで検出する設定のいずれか、又は両方で検出する設定に、操作で切換えることができるようになっていてもよい。
このような設定の切換えが行なえるようにすることにより、例えば、ユーザーが携帯電話機2を誤って落としたことを、磁気センサー14だけで検出するように設定したときには、加速度センサーが落下以外の加速度を検出した場合にこれを落下と誤認しないようにすることができる。
また、加速度センサーだけで検出するように設定したときには、携帯電話機2をリストバンド4又は指輪52を装着している方の手から反対の手に持ち替えたことを、磁気センサー14が落下と誤認しないようにすることができる。
また、両方で検出するように設定したときには、加速度センサーが落下以外の加速度を検出したこと、及び携帯電話機2をリストバンド4又は指輪52を装着している方の手から反対の手に持ち替えたことの両方を落下と誤認しないようにすることができる。
また、前記第1及び第2の実施の形態では、マグネット片30,32,54の磁気を磁気センサー14が検出しなくなることにより、ユーザーが携帯電話機2を手又はクレイドル30から誤って落としたことを検知するようになっていたが、携帯電話機2の筐体の表面であって、ユーザーの手の指等が接触するような場所に、押圧センサー(押圧検出部に相当)又は静電センサー(接触検出部に相当)等が設けられるようになっていてもよい。
このような場合には、押圧センサー又は静電センサー等が、携帯電話機2を保持するユーザーの手の指等を検出しなくなることにより、ユーザーが携帯電話機2を誤って落としたことを検知することができる。
また、前記第1及び第2の実施の形態では、携帯電話機2を備えるような携帯電話機セット1に本発明を適用した場合について説明したが、携帯電話機2以外の、携帯型の録音再生装置やPDA(Personal Digital Assistant)のような、他の携帯機器を備えるような携帯機器セットについても本発明を適用することができることはいうまでもない。
本発明の第1及び第2の実施の形態に係る携帯電話機セット1,50の携帯電話機2及びクレイドル3の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話機セット1の携帯電話機2及びリストバンド4の使用時の状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話機セット50の携帯電話機2及び指輪52の使用時の状態を示す図である。
符号の説明
1 携帯電話機セット
2 携帯電話機
3 クレイドル
4 リストバンド
5 送受信部
6 音声処理部
8 スピーカー
10 マイクロホン
12 操作部
14 磁気センサー
16 画像処理部
18 イメージセンサー
20 表示部
22 記憶部
24 ハードディスクドライブ装置
26 制御部
28 電源部
30,32 マグネット片
50 携帯電話機セット
52 指輪
54 マグネット片

Claims (6)

  1. ディスクドライブ装置を搭載する携帯機器であって、
    当該携帯機器とは別に備えられた被検出体が所定の距離の範囲内にあることを検出する検出部と、
    前記検出部が検出しなくなった場合に、前記ディスクドライブ装置に備えるヘッドの退避を行なわせるよう制御する制御部と
    を備えることを特徴とする携帯機器。
  2. 前記検出部は、前記被検出体を磁気的に検出することを特徴とする請求項1に記載の携帯機器。
  3. ディスクドライブ装置を搭載する携帯機器であって、
    自機が保持されていることを検出する押圧検出部又は接触検出部と、
    前記押圧検出部又は前記接触検出部が検出動作をしなくなった場合に、前記ディスクドライブ装置に備えるヘッドの退避を行なわせるよう制御する制御部と
    を備えることを特徴とする携帯機器。
  4. ディスクドライブ装置を搭載する携帯機器と、この携帯機器が上に載置される充電用受台とを備える携帯機器セットであって、
    前記充電用受台は被検出体を有し、
    前記携帯機器は、
    前記被検出体が所定の距離の範囲内にあることを検出する検出部と、
    前記検出部が検出しなくなった場合に、前記ディスクドライブ装置に備えるヘッドの退避を行なわせるよう制御する制御部とを有する
    ことを特徴とする携帯機器セット。
  5. 携帯機器に搭載されたディスクドライブ装置の保護方法であって、
    前記携帯機器は、
    当該携帯機器とは別に備えられた被検出体が所定の距離の範囲内にあることを検出する検出部と、
    前記ディスクドライブ装置を制御する制御部とを備え、
    前記検出部が検出しなくなった場合に、前記制御部が前記ディスクドライブ装置に備えるヘッドの退避を行なわせるよう制御することを特徴とするディスクドライブ装置の保護方法。
  6. ディスクドライブ装置を搭載する携帯機器と、この携帯機器が上に載置される充電用受台とを備える携帯機器セットにおけるディスクドライブ装置の保護方法であって、
    前記充電用受台は被検出体を有し、
    前記携帯機器は、
    前記被検出体が所定の距離の範囲内にあることを検出する検出部と、
    前記ディスクドライブ装置を制御する制御部とを備え、
    前記検出部が検出しなくなった場合に、前記制御部が前記ディスクドライブ装置に備えるヘッドの退避を行なわせるよう制御することを特徴とするディスクドライブ装置の保護方法。
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