JP2008289101A - 音声再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スピーカユニットが頭部から取外され、再装着されるとき、スピーカユニットの着脱に応じて、音声信号の出力の停止又は開始をすることが可能な、新規かつ改良された音声再生装置を提供すること。
【解決手段】音声信号の出力を制御する再生制御部112と、頭部に装着され、再生制御部からの音声信号を受信して、音声を出力するスピーカユニット122と、スピーカユニットの頭部への装着及び頭部からの取外しを検出する着脱検出部124と、着脱検出部が、スピーカユニットの取外しを検出してから再装着を検出するまでの経過時間を測定する時間測定部114とを備え、経過時間に応じて、再生制御部が音声信号の出力を停止又は開始することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声再生装置に関する。
音声再生装置は、例えば、再生音、例えば音楽や人の音声を発するヘッドフォンと、再生音を出力制御する制御部を有する本体部からなり、例えば、携帯用音楽再生装置や携帯用ラジオなどがある。また、近年では、本体部に画像表示可能な画面が設けられ、映像と音声を同時に再生して映画やテレビ放送などを視聴することができるものもある。通常、再生音又は再生画像の出力制御は、本体部に設けられた操作部や、本体部とは別に設けられたリモートコントロールによる操作によって行われる。操作部やリモートコントロールによる操作には、再生音又は再生画像の再生開始や停止、電源のオン及びオフなどがある。
ヘッドフォンは、スピーカユニットを内蔵するハウジングの大きさや人の耳との配置関係によって、耳覆い型、耳載せ型、イントラコンカ型、インサート型などに分類される。そして、ヘッドフォンは、ハウジングに接続された、例えば帯状のバンドでハウジングが保持される。バンドは、頭部との配置関係によって、ネックバンド、ヘッドバンドなどに分類される。更に、ヘッドフォンには、ハウジングを直接耳に掛けるための耳掛けアームを有する耳掛け型がある。
また、ヘッドフォンには、ハウジング内部に伝達される外部の騒音を低減させるため、ノイズキャンセラ機能を有するものがある。ノイズキャンセラ機能を有するヘッドフォンは、ハウジングにマイクロフォンユニットが設けられ、音声信号に、騒音に対して振幅が等しく逆位相になる信号を加算してスピーカユニットから音声を出力することで、外部の騒音を低減させて本体部からの再生音を聴くことができる。特許文献1には、この技術を有するヘッドフォンが開示されている。
特開平7−240989号公報
ところで、音声再生装置の操作は、上述のように本体部に設けられた操作部や、リモートコントロールによって行う必要があった。そのため、ヘッドフォンを耳部から取外しても、操作部等で停止操作を行わない限り、再生音が再生し続けた。そして、操作部における電源オフの操作を忘れると、音楽再生装置に設けられた電池などの電力を無駄に消耗してしまうという問題があった。
また、ヘッドフォンを装着して再生音を聴いているときに、他人と応答する必要が生じて、一時的にヘッドフォンを外した後、長時間かからずに再び装着した場合、再生音は、ヘッドフォンを取外している期間だけ進んでしまっているため、聞き逃した部分を再生させるためには、操作部等で巻戻し操作を行う必要があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、スピーカユニットが頭部から取外され、再装着されるとき、スピーカユニットの着脱に応じて、音声信号の出力の停止又は開始をすることが可能な、新規かつ改良された音声再生装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、音声信号の出力を制御する再生制御部と、頭部に装着され、再生制御部からの音声信号を受信して、音声を出力するスピーカユニットと、スピーカユニットの頭部への装着及び頭部からの取外しを検出する着脱検出部と、着脱検出部が、スピーカユニットの取外しを検出してから再装着を検出するまでの経過時間を測定する時間測定部とを備え、経過時間に応じて、再生制御部が音声信号の出力を停止又は開始することを特徴とする音声再生装置が提供される。
かかる構成により、スピーカユニットは、頭部に装着が可能であり、着脱検出部は、スピーカユニットの頭部への装着と、頭部からの取外しとを検出し、時間測定部は、着脱検出部がスピーカユニットの取外しを検出してから再装着までの経過時間を測定する。再生制御部は、スピーカユニットの着脱に応じて、例えば時間測定部で測定された経過時間に応じて、音声信号の出力を停止又は開始することができる。
上記経過時間が一定時間以上であるとき、再生制御部が音声信号の出力を停止するものであってもよい。かかる構成により、着脱検出部がスピーカユニットの取外しを検出してから再装着を検出するまでの経過時間が一定時間以上になると、再生制御部は、音声信号の出力を停止する。
上記経過時間が一定時間以上であるとき、電源をオフとするものであってもよい。かかる構成により、着脱検出部がスピーカユニットの取外しを検出してから再装着を検出するまでの経過時間が一定時間以上になると、電源がオフになる。
上記経過時間が一定時間未満であるとき、再生制御部が音声信号の出力を停止した後、再装着時に、再生制御部が、取外し時に出力されていた音声信号から出力を再開するものであってもよい。かかる構成により、着脱検出部がスピーカユニットの取外しを検出してから再装着を検出するまでの経過時間が一定時間未満であれば、再生制御部は、一度音声信号の出力を停止した後、スピーカユニットが頭部から取外されたときに出力されていた音声信号から出力を再開するので、別途巻戻し操作をする必要がない。
上記スピーカユニットは、頭部の両耳にそれぞれ装着されるように2つ設けられ、着脱検出部は、2つのスピーカユニットにそれぞれ設けられ、個別にスピーカユニットの頭部への装着及び頭部からの取外しを検出するものであってもよい。かかる構成により、2つの着脱検出部がスピーカユニットに1つずつ設けられる。そして、いずれかの着脱検出部がスピーカユニットの着脱を検出することで、音声信号を停止又は開始することができる。または、両方の着脱検出部がスピーカユニットの着脱を検出することで、音声信号を停止又は開始することができる。
上記両耳のうち一方の耳に設けられた着脱検出部が検出して、時間測定部によって得られた経過時間に応じて、再生制御部が、音声信号の出力を停止するものであってもよい。かかる構成により、2つのスピーカユニットにそれぞれ設けられたいずれかの着脱検出部がスピーカユニットの着脱を検出することで、音声信号を停止又は開始することができる。
上記両耳に設けられた2つの着脱検出部が検出して、時間測定部によって得られた経過時間に応じて、再生制御部が、音声信号の出力を停止するものであってもよい。かかる構成により、両方の着脱検出部がスピーカユニットの着脱を検出することで、音声信号を停止又は開始することができる。
上記スピーカユニットに接続されたヘッドバンドを備え、着脱検出部は、ヘッドバンドに更に設けられ、ヘッドバンドに設けられた着脱検出部は、スピーカユニットに設けられた着脱検出部とは別にスピーカユニットの頭部への装着及び頭部からの取外しを検出するものであってもよい。かかる構成により、着脱検出部は、ヘッドバンドが頭部に装着されたとき及び取外されたとき、スピーカユニットの頭部への装着及び頭部からの取外しを検出する。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、音声信号を出力する再生制御部と、頭部に装着され、再生制御部からの音声信号を受信して、音声を出力するスピーカユニットと、スピーカユニットが設けられたハウジングと、ハウジングに対して回動可能であり、ハウジングを耳に掛ける耳掛け部と、耳掛け部の回動角度を検出する角度検出部とを備え、耳掛け部の回動角度に応じて、再生制御部が音声信号の出力を停止又は開始することを特徴とする音声再生装置が提供される。
かかる構成により、スピーカユニットは、頭部に装着が可能であり、着脱検出部は、スピーカユニットの頭部への装着と、頭部からの取外しとを検出し、角度検出部は、ハウジングに対して回動可能であり、ハウジングを耳に掛ける耳掛け部の回動角度を検出する。再生制御部は、スピーカユニットの着脱に応じて、例えば角度検出部で検出した回動角度に応じて、音声信号の出力を停止又は開始することができる。
上記耳掛け部が、ハウジングを耳に装着又は耳から取外しできる第1の角度に回動された後、耳掛け部が、ハウジングを耳に装着したときの第2の角度で固定されたとき、再生制御部が音声信号の出力を開始するものであってもよい。かかる構成により、ハウジングを耳に装着するため第1の角度に耳掛け部が回動された後、ハウジングが耳に装着されて耳掛け部が第2の角度で固定された場合、音声信号の出力が開始される。
上記耳掛け部が、ハウジングを耳に装着又は耳から取外しできる第1の角度に回動された後、耳掛け部が、ハウジングを耳から完全に取外ししたときの第3の角度で固定されたとき、再生制御部が音声信号の出力を停止するものであってもよい。かかる構成により、ハウジングを耳から取外しするため第1の角度に耳掛け部が回動された後、ハウジングが耳から完全に取外されて耳掛け部が第3の角度で固定された場合、音声信号の出力が停止される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、音声信号を出力する再生制御部と、頭部に装着され、再生制御部からの音声信号を受信して、音声を出力するスピーカユニットと、スピーカユニットの頭部への装着及び頭部からの取外しを検出する着脱検出部と、スピーカユニットに設けられ、外部の音を収音するマイクロフォンユニットとを備え、着脱検出部がスピーカユニットの取外しを検出し、マイクロフォンユニットが人の音声を収音したとき、再生制御部が音声信号の出力を停止することを特徴とする音声再生装置が提供される。
かかる構成により、スピーカユニットは、頭部に装着が可能であり、着脱検出部は、スピーカユニットの頭部への装着と、頭部からの取外しとを検出し、マイクロフォンユニットは人の音声を収音することができる。再生制御部は、着脱検出部によりスピーカユニットの取外しが検出され、マイクロフォンユニットにより人の音声が収音されたとき、音声信号の出力を停止することができる。
本発明によれば、スピーカユニットが頭部から取外され、再装着されるとき、スピーカユニットの着脱に応じて、音声信号の出力の停止又は開始をすることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係る音声再生装置100について説明する。図1は、本実施形態に係る音声再生装置100を示すブロック図である。図2は、本実施形態に係るヘッドフォン120を示す斜視図である。
音声再生装置100は、ヘッドフォン120を介して音声データを再生する。本実施形態に係る音声再生装置100は、例えば、記録媒体(磁気ディスク、光ディスク、フラッシュメモリなど)に記録された音声データを再生する音声再生装置(携帯オーディオプレイヤー)や、携帯用ラジオ、携帯電話などが含まれる。
音声再生装置100は、図1に示すように、本体110とヘッドフォン120と操作部130とを有する。なお、本実施形態では、ヘッドフォン120と接続される本体110及び本体110に接続される操作部130とが、ヘッドフォン120と別体である場合について説明するが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、ヘッドフォン120に本体110、操作部130が設けられている一体型のものであってもよい。このとき、ヘッドフォン120に内部に本体110が内蔵され、ヘッドフォン120の外面に操作部130が設けられる。
本体110は、ヘッドフォン120と操作部130とに接続され、操作部130の操作を受けて、ヘッドフォン120に音声信号を出力する。本体110は、例えば、再生制御部112と、時間測定部114と、ノイズ低減制御部116と、音声再生部118とを有する。
音声再生部118は、音声データを音声信号に変換し、再生制御部112に音声信号を出力する。音声データには、例えば、記録媒体(例えば、磁気ディスク、光ディスク、フラッシュメモリなど)に記録された音声データ、放送局の送信機からの電波を受信して得られる音声データ、電話網から受信して得られる音声データ等が含まれる。従って、図示しないが、音声再生部118は、記録媒体、放送受信部、電話受信部等と接続される。
再生制御部112は、音声再生部118から音声信号を受けて、該音声信号をヘッドフォン120のスピーカユニット122に出力する。再生制御部112は、操作部130の操作を受けて、音声信号の出力を制御する。例えば、再生制御部112は、音声信号の再生、停止、一時停止、早送り、巻戻しなどを制御することができ、これらの制御に関する制御信号を音声再生部118に出力することで、ヘッドフォン120に出力する音声信号を再生、停止などする。ここで、一時停止とは、例えば、音声信号の再生を待機している状態であり、音声信号が停止された時点から再び再生可能な再生待機状態をいう。一方、停止とは、音声信号の再生を停止した後、初期状態に戻ることをいう。停止後に再び再生する場合、音声信号は、記録媒体に記録された複数あるトラックのうち最初のトラック、又は停止時点に再生途中であったトラックの初めから再生される。
また、再生制御部112は、時間測定部114から経過時間Tに関する情報を受信する。経過時間Tとは、時間測定部114で測定されるヘッドフォン120の取外しから再装着までの時間である。再生制御部112は、経過時間Tに応じて、音声信号の出力を停止又は開始する。具体的には、経過時間Tが一定時間以上、例えばN秒以上であるとき、再生制御部112は、音声信号の出力を停止する。また、経過時間TがN秒よりも長い一定時間以上、例えばN+L秒以上であるとき、再生制御部112は、音声再生装置100の電源をオフにする信号を電源制御部(図示せず。)に出力する。更に、経過時間Tが一定時間未満、例えばN秒未満であるとき、再生制御部112は、音声信号の出力を停止した後、ヘッドフォン120の再装着時に、取外し時に出力されていた音声信号から出力を再開する。
再生制御部112は、ノイズ低減制御部116からノイズ打消しのための信号を受信する。そして、再生制御部112は、ノイズ打消しのための信号と音声再生部118から受信した音声信号とを加算して、加算された信号をスピーカユニット122に出力する。その結果、スピーカユニット122では、ヘッドフォン120外部から伝達されるノイズが低減して聞こえる音声が再生される。
再生制御部112は、ノイズ低減制御部116から、マイクロフォンユニット126で収音された音声が、人の音声であると認識されたという認識信号を受信する。この認識信号を受信したとき、再生制御部112は、音声信号の出力を停止する。
時間測定部114は、着脱検出部124からヘッドフォン120の装着又は取外しを検出したことによる検出信号を受信する。時間測定部114は、ヘッドフォン120の取外しの検出信号を受信して時間の測定を開始する。そして、時間測定部114は、ヘッドフォン120の取外しの検出信号を受信してから、ヘッドフォン120の装着の検出信号を受信するまでの経過時間を測定する。時間測定部114で測定された経過時間は、再生制御部112に出力される。
ノイズ低減制御部116は、マイクロフォンユニット126で収音されて、音声から変換された電気信号が入力される。ノイズ低減制御部116は、ヘッドフォン120内部に伝達されるノイズを打ち消すため、入力された電気信号に基づいて、ノイズと振幅が等しく逆位相の信号を生成し、このノイズ打消しのための信号を再生制御部112に出力する。
ノイズ低減制御部116は、マイクロフォンユニット126で収音された音声を電気信号に変換した後、収音された音声が人の音声であるかを認識する音声認識部(図示せず。)を含む。音声認識の方法は、通常用いられる技術を適用することができ、詳細な説明は省略する。ノイズ低減制御部116は、音声認識部で人の音声を認識したとき、認識信号を再生制御部112に出力する。
ヘッドフォン120は、本体110から音声信号を受信して、音声を出力する(再生音を発する)。ヘッドフォン120は、例えば、図2に示すようなヘッドバンド形の装置であり、スピーカユニット122と、着脱検出部124A、124B、124Cと、マイクロフォンユニット126を有する。
スピーカユニット122は、再生制御部112からの音声信号を受信して、音声を出力する。なお、スピーカユニット122は、再生制御部112と導線で接続されていてもよいし、無線で音声信号を受信するとしてもよい。無線で音声信号を送受信する場合は、図示しないが、音声信号を無線で発信する無線信号発信部が本体110に設けられ、音声信号を受信する無線信号受信部がヘッドフォン120に設けられる。
着脱検出部124A、124B、124Cは、ヘッドフォン120の頭部への装着及び頭部からの取外しを検出する。着脱検出部124A、124B、124Cは、例えば、感圧センサー、感温センサーなどであり、コンデンサーなどを用いた電気式のもの、バネなどを用いた機械式のものなど様々な態様について、適用することができる。着脱検出部124A、124B、124Cは、装着又は取外しがされたことの信号を時間測定部114に出力する。
着脱検出部124A、124Bは、図2に示すように、ヘッドフォン120のスピーカユニット122にそれぞれ設けられる。着脱検出部124Cは、ヘッドフォン120のヘッドバンドに設けられ、例えば頭部の頭頂部と当接するような位置に設けられる。なお、本実施形態では、ヘッドバンド形のヘッドフォン120について説明するが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、ネックバンド形のヘッドフォンであってもよいし、後述する第2の実施形態のように耳掛け形のヘッドフォンであってもよい。そして、着脱検出部は、3つ設けられる場合に限定されず、スピーカユニットにのみ設けられて2つである場合でもよいし、片方のスピーカユニットにのみ設けられて1つである場合でもよい。
マイクロフォンユニット126は、スピーカユニット122外部の音を収音する。マイクロフォンユニット126は、図2に示すように、ヘッドフォン120の外部側に設けられる。マイクロフォンユニット126で収音された音は、電気信号に変換されて、該電気信号は、ノイズ低減制御部116に伝達される。
操作部130は、本体110の再生制御部112と接続され、再生制御部112からの音声信号の再生、停止、一時停止、早送り、巻戻しなどを操作することができる。
次に、音声再生装置100のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施形態に係る音声再生装置100のハードウェア構成を示す説明図である。
音声再生装置100は、CPU(Central Processing Unit)141と、ROM(Read Only Memory)142と、RAM(Random Access Memory)143と、ホストバス144と、ブリッジ145と、外部バス146と、インタフェース147と、入力装置148と、出力装置150と、ストレージ装置(HDD)151と、ドライブ152と、通信装置155とを備える。
CPU141は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って音声再生装置100内の動作全般を制御する。また、CPU141は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM142は、CPU141が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM143は、CPU141の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス144により相互に接続されている。
ホストバス144は、ブリッジ145を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス146に接続されている。なお、必ずしもホストバス144、ブリッジ145および外部バス146を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置148は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイク、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための操作部130と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU141に出力する入力制御回路(図示せず。)などから構成されている。音声再生装置100のユーザは、入力装置148を操作することにより、音声再生装置100に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置150は、例えば、音声出力装置であるヘッドフォン120などから構成される。出力装置150は、例えば、再生されたコンテンツを出力する。具体的には、ヘッドフォン120に対応する音声出力装置は、再生された音声データ等を音声に変換して出力する。
ストレージ装置151は、本実施形態に係る音声再生装置100の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置であり、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含むことができる。ストレージ装置151は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。このストレージ装置151は、ハードディスクを駆動し、CPU141が実行するプログラムや各種データを格納する。また、このストレージ装置151には、コンテンツデータや、コンテンツデータを検索するための検索用データベースなどが記憶される。なお、ストレージ装置151又は記憶媒体は、音声再生装置100と着脱可能であってもよい。
ドライブ152は、記憶媒体用リーダライタであり、音声再生装置100に内蔵又は外付けされる。ドライブ152は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体20に記録されている情報を読み出して、RAM143に出力する。
通信装置155は、例えば、通信網10に接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、通信装置155は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置、ワイヤレスUSB対応通信装置、有線による通信を行うワイヤー通信装置、デジタル無線放送の受信装置等とすることができ、アンテナやテレビチューナを含んでもよい。通信装置155は、コンテンツ配信サーバ(図示せず。)やパーソナルコンピュータ(図示せず。)との間で、通信網10を介してコンテンツデータを送受信することができる。
また、図示しないが、音声再生装置100は、電源制御部を備える。電源制御部は、例えば、操作部130からの信号や、再生制御部112からの信号を受信して、音声再生装置100の電源オン又はオフを行う。
次に、図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係る音声再生装置100の着脱検出の動作について説明する。図4は、本実施形態に係る音声再生装置100の着脱検出を示すフローチャートである。
まず、音声再生装置100は、例えば、再生制御部112が操作部130からの信号を受信して、音声再生部118から出力される音声信号を再生する(ステップS102)。このとき、スピーカユニット122が頭部に装着されているとする。
そして、再生中に頭部からスピーカユニット122が取外されるとする(ステップS104)。このとき、時間測定部114は、スピーカユニット122が取外された時点から経過時間の測定を開始する。なお、再生制御部112は、再生を継続していてもよい。その後、再び頭部にスピーカユニット122が装着される(ステップS106)。このとき、時間測定部114は、経過時間の測定を終了し、スピーカユニット122の取外しから再装着までの経過時間Tを算出し、再生制御部112に経過時間Tを出力する。
再生制御部112は、まず、経過時間Tが予め設定されたN秒よりも長いN+L秒より長いか否かを判断する(ステップS108)。再生制御部112は、経過時間Tが、N+L秒よりも長い場合は、電源制御部に電源オフをさせる信号を出力し、電源制御部は音声再生装置100の電源をオフにする(ステップS110)。これにより、ヘッドフォン120の取外し時間が長い場合は、電源がオフになるので、電力の消費を節減することができる。
一方、経過時間Tが、N+L秒以下であるときは、再生制御部112は、電源オフをさせる信号を電源制御部に出力することなく、まず、音声信号の出力を停止する(ステップS112)。音声再生装置100は、電源がオンのままであるため、再生を短時間で行うことができる待機状態にある。次に、再生制御部112は、経過時間TがN秒よりも長いか否かを判断する(ステップS114)。
経過時間TがN秒よりも短い場合、再生制御部112は、取外し時に出力されていた音声信号から再生を再開する。即ち、再装着時から経過時間のT秒戻って、音声信号を再生する(ステップS118)。これにより、ヘッドフォン120の取外し時間が予め設定された時間N秒よりも短い場合は、操作部130で巻戻しの操作をすることなく、ヘッドフォン120取外し時の音声データから音声を聴くことができる。従って、取外し時間の音声を聞き逃すことがない。なお、経過時間T秒と等しい時間だけ戻って再生信号を再生するとしたが、本発明はかかる例に限定されず、T秒よりも僅かに長い時間戻って再生を再開するとしてもよい。このようにすることで、ユーザは、音声が取外し時に確実に戻って再生されていることを認識することができる。
ステップS110で、経過時間TがN+L秒より長いため、電源がオフにされた場合や、ステップS112で、経過時間TがN秒より長いため、音声信号が停止された場合は、次に、操作部130で再生操作が行われるまで、音声信号が再生されることはない。この状態で、再生制御部112は、操作部130で再生操作が行われたかどうかを判断し(ステップS116)、再生操作が行われた場合は、再生制御部112は、音声信号の再生を開始する(ステップS102)。一方、再生操作が行われない場合は、電源のオフ又は音声信号の停止の状態が継続する。
なお、図示しないが、スピーカユニット122の取外し(ステップS104)やスピーカユニット122の装着(ステップS106)において、着脱検出部124は、片方の耳から着脱検出部124A又は着脱検出部124Bが離れたことによって、スピーカユニット122の取外し又は装着を検出するとすることができる。また、着脱検出部124A及び着脱検出部124Bの両者が耳から離れたことによって、スピーカユニット122の取外し又は装着を検出するとしてもよい。更に、両耳だけでなく、頭頂部と当接する着脱検出部124Cが頭部から離れたことによって、スピーカユニット122の取外し又は装着を検出するとしてもよい。片方の耳が離れるだけで着脱を検出できるとすれば、簡易な方法で音声信号の再生又は停止を行うことができるし、両耳と頭頂部が離れることで初めて着脱を検出するとすれば、確実に着脱を検出することができるため誤動作を減らすことができる。
また、図示しないが、スピーカユニット122の取外し(ステップS104)は、着脱検出部124によるスピーカユニット122の取外しの検出だけでなく、着脱検出部124が取外しを検出しているときに、マイクロフォンユニット126が人の音声を収音し、音声認識部がその音を人の音声であると認識したときに初めて、スピーカユニット122が取外されたと判断されるとしてもよい。これにより、スピーカユニット122の取外しが行われたとき、誤動作で外れたのではなく、ユーザが他人と応答していて、音声信号を停止する必要があるときに取外しが行われていることを検出することができる。
なお、上述した実施形態では、2つの着脱検出部124A、124Bが取外しを検出したとき、音声信号の再生が停止するとしたが、本発明はかかる例に限定されず、2つの着脱検出部124A、124Bが取外しを検出したとき、音声再生装置200の電源がオフになるとしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る音声再生装置200について説明する。図5は、本実施形態に係る音声再生装置200を示すブロック図である。
音声再生装置200は、図5に示すように、本体210とヘッドフォン220と操作部130とを有する。
本体210は、ヘッドフォン220と操作部130とに接続され、例えば、再生制御部112と、角度検出部214と、音声再生部118とを有する。再生制御部112及び音声再生部118については、上述した第1の実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
角度検出部214は、ヘッドフォン220の着脱検出部224からの信号を受けて、耳掛け部の回動角度を検出する。そして、角度検出部214は、回動角度に応じて、再生制御部112に音声信号を再生及び停止させる信号を出力する。
ヘッドフォン220は、耳掛け装着方式のヘッドフォンであり、図5に示すように、スピーカユニット122と着脱検出部224を有する。スピーカユニット122は、第1の実施形態と同様であり、詳細な説明は省略する。
ヘッドフォン220は、更に詳しくは、図6〜図11に示す構成を有する。図6は、本実施形態に係る装着前の耳掛け装着方式のヘッドフォン220を示す斜視図である。図7は、図6のヘッドフォン220を示す側面図である。図8は、ヘッドフォン220の耳掛けアーム部を回転させて耳部に装着するときのヘッドフォン220を示す斜視図である。図9は、図8のヘッドフォン220を示す側面図である。図10は、本実施形態のヘッドフォンを示す拡大断面図である。
図10に示すように、スピーカユニット122は、ヘッドフォン本体部241内に、嵌合部241aによって保持された状態で内蔵される。スピーカユニット122の放音部242a側は、例えば、スポンジ状のイヤーパッド243で覆われる。ヘッドフォン本体部241の背面側は、例えば、凸面状のハウジング244で覆われる。
ハウジング244には、円盤状の回転軸部245が設けられる。回転軸部245は、軸支持部材246に反時計周り方向に回転可能に支持される。軸支持部材246は、ヘッドフォン本体部241の中心の法線Oに対し、θ度偏心したOを回転中心として、回転軸部245を支持する。ハウジング244に支持された回転軸部245の偏心角度θは45度以内に設定されている。
耳掛けアーム248は、例えば、プラスチック成形品等からなり、図6〜図10に示すように、支持部247を介して、回転軸部245に取り付けられる。耳掛けアーム248は、耳掛け部の一例である。耳掛けアーム248は、ハウジング244側から放音部242a側のイヤーパッド243の前面側に延出され、耳部(耳介)に装着される形状を有する。耳掛けアーム8の先端部は、例えば、丸みを帯びた保護端部248aが形成される。
耳掛けアーム248は、回転軸部245と共にOを回転中心としてハウジング244側から見て反時計周り方向に回転可能にされており、その回転範囲は規制されている。耳掛けアーム248の回転範囲について、図11を参照して説明する。図11は、ヘッドフォン220の回転軸部の回転範囲規制手段と回転位置ロック手段を示す平面図である。
軸支持部材246には、所定角度範囲にガイド溝249が形成され、このガイド溝249に、回転軸部245から突出したガイド突起250が係合される。従って、回転軸部245は、ガイド突起250がガイド溝249内を移動できる範囲で、回動可能である。
耳掛けアーム248が、回転前の位置、つまり、図6及び図7に示すように耳掛けアーム248がイヤーパッド243の前面側にほぼ接しているとき、即ちヘッドフォン220が耳部から完全に取外ししたときには、回転軸部245のガイド突起250は、図11に示すように、ガイド溝249の一端部249aの位置にある。このときの耳掛けアーム248の位置は、第3の角度(最小角)で固定されたときの位置の一例である。
耳掛けアーム248が回転されると、図8及び図9に示すように耳掛けアーム248は、イヤーパッド243の前面側から離間し、耳掛けアーム248の耳部への装着可能位置となり、回転軸部245のガイド突起250は、図11に示すように、ガイド溝249の他端部249bに突き当たり規制される。このとき、ガイド突起250は、その端部がガイド溝249の端部に形成された狭小部251に圧入係合されて一時的にロックさせることができる回転位置ロック手段を備えている。このときの耳掛けアーム248の位置は、第1の角度(最大角)に回動されたときの位置の一例である。
回転軸部245には、コイルスプリングからなる捩じりばね252が設けられる。捩じりばね252は、回転軸部245の筒部内に配置され、捩じりばね252の一端部252aは、回転軸部245側に支持され、他端部252bは、ヘッドフォン本体部241側に支持される。
従って、耳掛けアーム248が回転軸部245と共に図8及び図9に示した位置に回転操作されると、捩じりばね252が巻き締められ、ばね力を発生させた状態で、ガイド突起250が回転位置ロック手段であるガイド溝249の狭小部251に圧入係合され一時的にロックされる。よって、耳掛けアーム248は、僅かに復帰方向に押し戻されることで狭小部251からガイド突起250のロックが解除され、捩じりばね252の復帰力によって回転軸部245と共に耳掛けアーム248が逆転し、図6及び図7に示した位置に復帰する。符号253は、ハウジング244から引き出されている導線(コード)である。
ヘッドフォン220の装着操作は、次のように行うことができる。まず、図6及び図7の状態から耳掛けアーム248を回動規制位置まで回転させる。これによって、耳掛けアーム248は、図8及び図9に示すように、イヤーパッド243から螺旋状に平行に離間された状態で回転位置ロック手段により一時的に最大角でロックされる。この状態で耳掛けアーム248を耳部に掛け止めした後、耳掛けアーム248のロックを解除すれば、耳掛けアーム248が捩じりばね252のばね力により復帰することで、耳掛けアーム248とイヤーパッド243とで耳部の全体が適度な保持力で均一に挟み付けられると共に、イヤーパッド243が耳部に密着し、ヘッドフォン220の装着状態となる。このときの耳掛けアーム248の位置は、第2の角度(最小角より大きい角度)で固定されたときの位置の一例である。
ヘッドフォン220の取外し操作については、耳掛けアーム248を再び回動規制位置(最大角)まで回転させることによって、耳掛けアーム248とイヤーパッド243とが離間されて耳部の挟み付けが解除されることになり、この後、耳掛けアーム248を耳部から引き上げることによって取外すことができる。そして、耳掛けアーム248は、最小角度の位置で固定される。
着脱検出部224は、図示しないが、例えば、ガイド突起250が係合されるガイド溝249に設けられる。着脱検出部224は、ガイド突起250のガイド溝249における位置を検出する。ガイド突起250のガイド溝249における位置とは、ヘッドフォン220取外し時のガイド突起250の位置(最小角の位置)や、耳掛けアーム248が回動規制位置まで回転したときの位置(最大角の位置)や、耳掛けアーム248が耳部に取り付けられているときの位置(最小角より大きい角度のときの位置)である。
次に、図12を参照して、本発明の第2の実施形態に係る音声再生装置200の着脱検出による停止及び再生動作について説明する。図12は、本実施形態に係る音声再生装置200の着脱検出による再生及び停止動作を示すフローチャートである。
まず、音声再生装置200は、例えば、再生制御部112が操作部130からの信号を受信して、音声再生部118から出力される音声信号を再生する(ステップS202)。このとき、スピーカユニット122が頭部に装着されているとする。
次に、ヘッドフォン220が頭部に装着されている状態から取外される場合について説明する。着脱検出部224は、ヘッドフォン220が耳から取外されるため、耳掛けアーム248が回動規制位置まで回転したときの位置(最大角の位置)にあるかを判断する(ステップS204)。最大角まで回動していない場合は、再生制御部112は、音声信号の再生を継続する(ステップS202)。
一方、最大角まで回動した場合は、次に、着脱検出部224は、最小角を超えた角度の位置で耳掛け部248が固定されているかを判断する(ステップS206)。耳掛け部248が最小角を越えた角度で固定されているときは、依然として、ヘッドフォン220が耳に装着されている状態であるため、音声信号の再生を継続する(ステップS202)。耳掛け部248が最小角で固定されているときは、ヘッドフォン220が耳から完全に取外されている状態であるため、音声信号の再生を待機状態とする(ステップS208)。
次に、ヘッドフォン220が耳から完全に取外されている状態から、頭部に装着される場合について説明する。着脱検出部224は、ヘッドフォン220が耳に装着されるため、耳掛けアーム248が回動規制位置まで回転したときの位置(最大角の位置)にあるかを判断する(ステップS210)。最大角まで回動していない場合は、再生制御部112は、音声信号の再生待機状態を継続する(ステップS208)。
一方、最大角まで回動した場合は、次に、着脱検出部224は、最小角を超えた角度の位置で耳掛け部248が固定されているかを判断する(ステップS212)。耳掛け部248が最小角を越えた角度で固定されているときは、ヘッドフォン220が耳に装着されている状態であるため、音声信号の再生を再開する(ステップS214)。耳掛け部248が最小角で固定されているときは、依然として、ヘッドフォン220が耳から完全に取外されている状態であるため、音声信号の再生を待機状態とする(ステップS208)。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、音声信号を再生する場合について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。出力装置150は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置などの表示装置(図示せず。)と、音声出力装置であるヘッドフォン120などから構成されるとしてもよい。出力装置150は、例えば、再生されたコンテンツを出力し、具体的には、表示部(図示せず。)に対応する表示装置は、再生された映像データ等の各種情報をテキストまたはイメージで表示する。また、ヘッドフォン120に対応する音声出力装置は、再生された音声データ等を音声に変換して出力する。表示部は、ヘッドフォン120からの音声信号の出力と共に、映像信号を再生することができる。
このときの音声信号の出力と映像信号の出力の関係の実施例について説明する。例えば、スピーカユニット122が取外されるとすると、動画は再生し続けるが、音声信号の出力を停止するとしてもよい。そして、スピーカユニット122が取外されたまま所定時間(例えばN秒)が経過した場合、動画の再生を停止するとしてもよい。一方、所定時間(例えばN秒)が経過する前にスピーカユニット122が装着された場合、スピーカユニット122が取外されていた時間(例えばT秒)だけ動画及び音声の再生を巻戻して、取外し時に再生されていたデータから再生を開始するとしてもよい。また、スピーカユニット122が取外されている時間が所定の時間より長い場合(例えばN+L秒以上)は、音声再生装置の電源をオフにするとしてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る音声再生装置を示すブロック図である。 同実施形態に係るヘッドフォンを示す斜視図である。 同実施形態に係る音声再生装置のハードウェア構成を示す説明図である。 同実施形態に係る音声再生装置の着脱検出を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る音声再生装置を示すブロック図である。 同実施形態に係る装着前の耳掛け装着方式のヘッドフォンを示す斜視図である。 図6のヘッドフォンを示す側面図である。 ヘッドフォンの耳掛けアーム部を回転させて耳部に装着するときのヘッドフォンを示す斜視図である。 図8のヘッドフォンを示す側面図である。 同実施形態のヘッドフォンを示す拡大断面図である。 ヘッドフォンの回転軸部の回転範囲規制手段と回転位置ロック手段を示す平面図である。 同実施形態に係る音声再生装置の着脱検出による再生及び停止動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100、200 音声再生装置
110、210 本体
112 再生制御部
114 時間測定部
116 ノイズ低減制御部
118 音声再生部
120、220 ヘッドフォン
122 スピーカユニット
124、124A、124B、124C、224 着脱検出部
126 マイクロフォンユニット
130 操作部
214 角度検出部

Claims (18)

  1. 音声信号の出力を制御する再生制御部と、
    頭部に装着され、前記再生制御部からの前記音声信号を受信して、音声を出力するスピーカユニットと、
    前記スピーカユニットの前記頭部への装着及び前記頭部からの取外しを検出する着脱検出部と、
    前記着脱検出部が、前記スピーカユニットの取外しを検出してから再装着を検出するまでの経過時間を測定する時間測定部と、
    を備え、
    前記経過時間に応じて、前記再生制御部が前記音声信号の出力を停止又は開始することを特徴とする、音声再生装置。
  2. 前記経過時間が一定時間以上であるとき、前記再生制御部が前記音声信号の出力を停止することを特徴とする、請求項1に記載の音声再生装置。
  3. 前記経過時間が一定時間以上であるとき、電源をオフとすることを特徴とする、請求項1に記載の音声再生装置。
  4. 前記経過時間が一定時間未満であるとき、
    前記再生制御部が前記音声信号の出力を停止した後、
    前記再装着時に、前記再生制御部が、前記取外し時に出力されていた前記音声信号から出力を再開することを特徴とする、請求項1に記載の音声再生装置。
  5. 前記スピーカユニットは、前記頭部の両耳にそれぞれ装着されるように2つ設けられ、
    前記着脱検出部は、前記2つのスピーカユニットにそれぞれ設けられ、個別に前記スピーカユニットの前記頭部への装着及び前記頭部からの取外しを検出することを特徴とする、請求項1に記載の音声再生装置。
  6. 前記両耳のうち一方の耳に設けられた前記着脱検出部が検出して、前記時間測定部によって得られた前記経過時間に応じて、前記再生制御部が、前記音声信号の出力を停止することを特徴とする、請求項5に記載の音声再生装置。
  7. 前記両耳に設けられた2つの前記着脱検出部が検出して、前記時間測定部によって得られた前記経過時間に応じて、前記再生制御部が、前記音声信号の出力を停止することを特徴とする、請求項5に記載の音声再生装置。
  8. 前記スピーカユニットに接続されたヘッドバンドを備え、
    前記着脱検出部は、前記ヘッドバンドに更に設けられ、
    前記ヘッドバンドに設けられた前記着脱検出部は、前記スピーカユニットに設けられた前記着脱検出部とは別に前記スピーカユニットの前記頭部への装着及び前記頭部からの取外しを検出することを特徴とする、請求項5に記載の音声再生装置。
  9. 音声信号を出力する再生制御部と、
    頭部に装着され、前記再生制御部からの前記音声信号を受信して、音声を出力するスピーカユニットと、
    前記スピーカユニットが設けられたハウジングと、
    前記ハウジングに対して回動可能であり、前記ハウジングを耳に掛ける耳掛け部と、
    前記耳掛け部の回動角度を検出する角度検出部と、
    を備え、
    前記耳掛け部の回動角度に応じて、前記再生制御部が前記音声信号の出力を停止又は開始することを特徴とする、音声再生装置。
  10. 前記耳掛け部が、前記ハウジングを耳に装着又は耳から取外しできる第1の角度に回動された後、前記耳掛け部が、前記ハウジングを耳に装着したときの第2の角度で固定されたとき、前記再生制御部が前記音声信号の出力を開始することを特徴とする、請求項9に記載の音声再生装置。
  11. 前記耳掛け部が、前記ハウジングを耳に装着又は耳から取外しできる第1の角度に回動された後、前記耳掛け部が、前記ハウジングを耳から完全に取外ししたときの第3の角度で固定されたとき、前記再生制御部が前記音声信号の出力を停止することを特徴とする、請求項9に記載の音声再生装置。
  12. 音声信号を出力する再生制御部と、
    頭部に装着され、前記再生制御部からの前記音声信号を受信して、音声を出力するスピーカユニットと、
    前記スピーカユニットの前記頭部への装着及び前記頭部からの取外しを検出する着脱検出部と、
    前記スピーカユニットに設けられ、外部の音を収音するマイクロフォンユニットと、
    を備え、
    前記着脱検出部が前記スピーカユニットの取外しを検出し、前記マイクロフォンユニットが人の音声を収音したとき、前記再生制御部が前記音声信号の出力を停止することを特徴とする、音声再生装置。
  13. 頭部に装着されたスピーカユニットへの音声信号の出力を制御するステップと、
    前記スピーカユニットの前記頭部への装着及び前記頭部からの取外しを検出するステップと、
    前記スピーカユニットの取外しを検出してから再装着を検出するまでの経過時間を測定するステップと、
    前記経過時間に応じて、前記音声信号の出力を停止又は開始するステップと、
    を含むことを特徴とする、音声再生方法。
  14. 頭部に装着されたスピーカユニットへの音声信号の出力を制御するステップと、
    前記スピーカユニットが設けられたハウジングに対して回動可能であり、前記ハウジングを耳に掛ける耳掛け部の回動角度を検出するステップと、
    前記耳掛け部の回動角度に応じて、前記音声信号の出力を停止又は開始するステップと、
    を含むことを特徴とする、音声再生方法。
  15. 頭部に装着されたスピーカユニットへの音声信号の出力を制御するステップと、
    前記スピーカユニットの前記頭部への装着及び前記頭部からの取外しを検出するステップと、
    前記スピーカユニットの取外しを検出し、前記スピーカユニットに設けられたマイクロフォンユニットが人の音声を収音したとき、前記音声信号の出力を停止するステップと、
    を含むことを特徴とする、音声再生方法。
  16. 頭部に装着されたスピーカユニットへの音声信号の出力を制御する手段と、
    前記スピーカユニットの前記頭部への装着及び前記頭部からの取外しを検出する手段と、
    前記スピーカユニットの取外しを検出してから再装着を検出するまでの経過時間を測定する手段と、
    前記経過時間に応じて、前記音声信号の出力を停止又は開始する手段と、
    を含み、音声再生装置としてコンピュータを機能させることを特徴とする、コンピュータプログラム。
  17. 頭部に装着されたスピーカユニットへの音声信号の出力を制御する手段と、
    前記スピーカユニットが設けられたハウジングに対して回動可能であり、前記ハウジングを耳に掛ける耳掛け部の回動角度を検出する手段と、
    前記耳掛け部の回動角度に応じて、前記音声信号の出力を停止又は開始する手段と、
    を含み、音声再生装置としてコンピュータを機能させることを特徴とする、コンピュータプログラム。
  18. 頭部に装着されたスピーカユニットへの音声信号の出力を制御する手段と、
    前記スピーカユニットの前記頭部への装着及び前記頭部からの取外しを検出する手段と、
    前記スピーカユニットの取外しを検出し、前記スピーカユニットに設けられたマイクロフォンユニットが人の音声を収音したとき、前記音声信号の出力を停止するステップと、
    を含み、音声再生装置としてコンピュータを機能させることを特徴とする、コンピュータプログラム。
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