JP4818052B2 - 潤滑油タンク間の連結構造、及び潤滑油供給システムの運転方法 - Google Patents

潤滑油タンク間の連結構造、及び潤滑油供給システムの運転方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4818052B2
JP4818052B2 JP2006274187A JP2006274187A JP4818052B2 JP 4818052 B2 JP4818052 B2 JP 4818052B2 JP 2006274187 A JP2006274187 A JP 2006274187A JP 2006274187 A JP2006274187 A JP 2006274187A JP 4818052 B2 JP4818052 B2 JP 4818052B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricating oil
supply system
tank
oil supply
mist separator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006274187A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008088966A (ja
Inventor
卓哉 川内
雅晴 國木
寿光 甲斐
誠 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2006274187A priority Critical patent/JP4818052B2/ja
Publication of JP2008088966A publication Critical patent/JP2008088966A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4818052B2 publication Critical patent/JP4818052B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

本発明は例えばLNGコンバインドサイクル発電システムにおいて、ガスタービンに供給する潤滑油を貯留する潤滑油タンク内を真空状態に維持するために装備されるオイルミストセパレータが作動不良に陥った場合においても、当該潤滑油タンクの真空状態を維持しつつガスタービンを駆動し続けることができる潤滑油タンク間の連結構造、及び潤滑油供給システムの運転方法に関するものである。
LNGコンバインドサイクル発電設備は、ガスタービン発電設備を稼動させた時に得られる排ガスの熱を利用して蒸気を生成し、この蒸気を利用して蒸気タ−ビン発電設備により発電するシステムであり、高い発電効率を得ることができる。
ガスタービン発電設備では、LNGタンクから供給されたLNGを気化器によって加熱して気化することによって得たガスを燃焼させることによりガスタービンを回転駆動することにより発電機を駆動して発電を行う。
図2はガスタービンに対して潤滑油を供給するための潤滑油供給系の概略構成図であり、ガスタービン100のタービンロータ軸受101に対しては、潤滑油タンク110に貯留された潤滑油Oがポンプ112によって潤滑油供給管111を経由して吸引され、軸受部に供給される(特許文献1)。
オイルミストセパレータ120は、潤滑油タンク110内の上部空間内にミスト状潤滑油排出管115を介して負圧を供給することにより潤滑油タンク内に溜まったミスト状潤滑油をタンク外へ吸引し、且つ潤滑油タンク内を真空雰囲気(例えば、−50mmAg)に保持する機能を有している。更に、オイルミストセパレータ120は、タービンロータ軸受101に負圧を供給することにより軸受外部から吸引した空気により潤滑油の漏出を防止する手段でもある。
図3は車軸102、及びタービンロータ軸受101の要部構成説明図であり、潤滑油供給管111の排出端を軸受部101に近接配置することにより潤滑油を黒い矢印で示す経路にて軸受部に供給する。一方、軸受部101から戻ってきた潤滑油は黒い矢印で示した経路を経て排出管113へ排出されて潤滑油タンク110へ戻される。
一方、軸受部101の上部にはオイルミストセパレータ120から延びる負圧供給管121の端部が近接されており、白い矢印で示すように負圧供給管121から軸受箱内に負圧を供給することにより外部空気を軸受部に設けた隙間から軸受箱内部へ吸引し、内部シール部と外部シール部を夫々外部空気によりシールしてオイルの漏出を防止している。軸受箱両端の外部シール部を通った漏洩空気、及び内部シール部から外部シール部側へと流入した空気は、ベント空気として軸受箱頂部に接続した外部配管122を介して屋外大気中へ放出される。一方、内部シール部を通過したシール空気は、軸受箱の排油空間に入り、軸受箱頂部に接続した負圧供給管121を通って機外のオイルミストセパレータ120へ導入され、オイルミストセパレータ120において油ミストと空気を分離してから、該空気を大気に放出する。
なお、シール用に供された空気の一部は潤滑油の排油と共に潤滑油タンク110内に戻り、油ベントとしてオイルミストセパレータを介して外部へ排出される。
次に、図4はオイルミストセパレータの構成を示す断面図であり、オイルミストセパレータ120は、モータ131により駆動されるブロアー130と、ブロアー130の上流側に配置されるカートリッジタイプのフィルター装置140と、から概略構成されている。ブロアー130が駆動することにより生成された負圧によりフィルター装置140の入口ノズル141から流入した空気は、濾材142の内側に入ってから濾材を通過してその外側へ流出する。空気中に含まれるオイル(液滴)、及び固形物は、濾材142を通過する際に除去される。空気中に含まれていたミスト状の液滴は、濾材142を通過する際に凝集されて最終的には大きな液滴に成長して落下し、底部に設けられたドレーンノズル143を経て外部に排出される。液滴、固形物を除去された空気は、アウトレットノズル144に連結されたダンパー145により流量を制御された上でブロアー130の下流側から排出される。
濾材142は固形物やオイルにより目詰まりを起こし、出入り口の差圧が交換基準値(200mmAq)に達した時点、または使用開始後1年に達した時点で寿命到来とみなされてフィルター装置140を新品と交換することとなる。即ち、フィルター装置140が目詰まりすることによって潤滑油タンク110内の真空状態が十分に確保できなくなった場合には、最悪の場合、タービンロータ軸受から漏油する虞があるため、ガスタービンの運転を停止した上で、フィルター装置140を新たなものと交換する必要がある。特に、フィルター装置の標準納期は1.5ヶ月程度と長期間になるため、定期的な交換期間内にフィルター装置が使用不能に陥った場合に新たにフィルター装置140をメーカーに発注すると、納品されて設置が完了するまでの間は当該ガスタービンを含む潤滑油供給系が稼動し得ない状態が継続することとなる。
このような不具合に対処するための改善策はこれまで提案されていない。
なお、予備のフィルター装置140を緊急事態に備えて予め多数保管、管理しておくことも可能であるが、1年間の定期交換用のフィルター装置を除けば、使用する時期が判然としない緊急用のフィルター装置を事前に購入して保管し続けることは、保管場所の確保、管理手数等を考慮すると好ましくない。
特開平10−311206号公報
以上のようにLNGコンバインドサイクル発電システムにおいては、ガスタービンに対して潤滑油を供給するための潤滑油供給系は、オイルミストセパレータのフィルター装置が目詰まりを起こしたり、定期交換時期に達したときに、これを交換するために当該潤滑油供給系に属するガスタービンの稼動を停止する必要があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、ある潤滑油供給系に属するオイルミストセパレータのフィルター装置が目詰まりを起こしたり、定期交換時期に達したためにフィルター装置の交換が必要になった場合であっても、ガスタービンの稼動を継続することができる潤滑油タンク間の連結構造、及び潤滑油供給システムの運転方法を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明に係る潤滑油タンク間の連結構造は、ガスを燃焼させることにより回転駆動するガスタービンと、潤滑油を収容した潤滑油タンクと、該潤滑油タンク内の潤滑油をガスタービンのタービンロータ軸受に供給する潤滑油供給管と、該タービンロータ軸受に負圧を供給することにより軸受外部から吸引した空気により潤滑油の漏出を防止すると共に、前記潤滑油タンク内の上部空間内にミスト状潤滑油排出管を介して負圧を供給することによりミスト状潤滑油をタンク外へ吸引し且つ該潤滑油タンク内を真空雰囲気に保持するオイルミストセパレータと、からなる潤滑油供給系を少なくとも2系統備えた潤滑油供給システムにおいて、
前記各潤滑油供給系を構成する各潤滑油タンク外壁の適所に前記潤滑油タンク内の上部空間と連通するように夫々設けた連結部と、各連結部を開閉する開閉弁と、一方の潤滑油タンクに設けた前記連結部と他の一つの潤滑油タンクに設けた前記連結部とを着脱自在に連結する連結管体と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記各タービンロータ軸受と前記各オイルミストセパレータとの間を夫々連通接続する負圧供給管と、前記各タービンロータ軸受と前記各負圧供給管内部との間を連通させる連通パイプを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載の潤滑油タンク間の連結構造を利用した潤滑油供給システムの運転方法であって、一方の前記潤滑油供給システムを構成するオイルミストセパレータの作動不良に起因して該一方の潤滑油タンク内の真空状態が低下した場合に、前記連結管体を介してオイルミストセパレータが正常作動している他の潤滑油供給系の前記連結部とを連結し、且つ前記各開閉弁を開放することにより、正常作動している前記他のオイルミストセパレータを利用して前記一方の潤滑油タンク内の真空状態を維持するように構成したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2に記載の潤滑油タンク間の連結構造を利用した潤滑油供給システムの運転方法であって、一方の前記潤滑油供給系を構成するオイルミストセパレータの作動不良に起因して該一方の潤滑油タンク内の真空状態が低下した場合に、前記連結管体を介してオイルミストセパレータが正常作動している他の潤滑油供給系の前記連結部とを連結し、且つ前記各開閉弁を開放することにより、正常作動している前記他のオイルミストセパレータを利用して前記一方の潤滑油タンク内の真空状態を維持すると共に、前記連通パイプを介して前記タービンロータ軸受に負圧を供給するように構成したことを特徴とする。
本発明の潤滑油タンク間の連結構造は、各潤滑油供給系を構成する各潤滑油タンク外壁の適所に各潤滑油タンク間を連結するための連結部と、各連結部を開閉する開閉弁と、一方の潤滑油タンクに設けた前記連結部と他の一つの潤滑油タンクに設けた前記連結部とを着脱自在に連結する連結管体と、を備えたので、ある潤滑油供給系に属するオイルミストセパレータのフィルター装置が目詰まりを起こしたり、定期交換時期に達したためにフィルター装置の交換が必要になった場合であっても、ガスタービンの稼動を継続することができる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明に係る潤滑油タンク間の連結構造、及び潤滑油供給システムの運転方法を説明するための概略構成図である。なお、図2に示した潤滑油供給系の概略構成図、図3に示した車軸、及びタービンロータ軸受の要部構成説明図、及び図4に示したオイルミストセパレータの構成図を併せて参照しつつ説明する。
この潤滑油タンク間の連結構造1は、2つの潤滑油供給系A、Bを構成する各潤滑油タンク110A、110B外壁の適所に各潤滑油タンク間を連結するための連結部10A、10Bと、各連結部10A、10Bを開閉する開閉弁11A、11Bと、一方の潤滑油タンク110Aに設けた連結部10Aと他の一つの潤滑油タンク110Bに設けた連結部10Bとの間を着脱自在に連結する連結管体12と、を備えている。
各潤滑油タンク110A、110Bから夫々延びる各潤滑油供給管111A、111Bは、ポンプ112A、112Bを備え、各ポンプからの吸引力によって各ガスタービン100A、100Bを構成する図示しないタービンロータ軸受に対して、各タンク内の潤滑油を供給する。
オイルミストセパレータ120A、120Bは、各潤滑油タンク110A、100B内の上部空間内にミスト状潤滑油排出管115A、115Bを介して負圧を供給することにより潤滑油タンク内に溜まったミスト状潤滑油をタンク外へ吸引し、且つ潤滑油タンク内を真空雰囲気(例えば、−50mmAg)に保持する機能を有している。更に、オイルミストセパレータ120は、タービンロータ軸受101に負圧を供給することにより軸受外部から吸引した空気により潤滑油の漏出を防止する手段でもある(詳細は図4についての説明を流用する)。
本発明の特徴的な構成は、ガスを燃焼させることにより回転駆動するガスタービン100と、潤滑油を収容した潤滑油タンク110と、潤滑油タンク内の潤滑油をガスタービン100のタービンロータ軸受に供給する潤滑油供給管111と、タービンロータ軸受101に負圧を供給することにより軸受外部から吸引した空気により潤滑油の漏出を防止すると共に、潤滑油タンク内の上部空間内にミスト状潤滑油排出管115を介して負圧を供給することによりミスト状潤滑油をタンク外へ吸引し且つ潤滑油タンク内を真空雰囲気に保持するオイルミストセパレータ120と、からなる潤滑油供給系を少なくとも2系統A、B備えた潤滑油供給システムにおいて、各潤滑油供給系A、Bを構成する各潤滑油タンク110A、110Bの外壁(上面)の適所に設けた各潤滑油タンク間を着脱自在に連結するための連結部10A、10Bと、各連結部を開閉する開閉弁11A、11Bと、一方の潤滑油タンクに設けた連結部と他の一つの潤滑油タンクに設けた連結部とを連結する連結管体12と、を備えた構成にある。
更に、各潤滑油供給系A、Bを構成する各タービンロータ軸受101A、101Bと各軸受と対応する潤滑油タンク内部との間を連通させる連通パイプ20A、20Bを備えた構成も特徴的である。各連通パイプ20A、20Bは、夫々タービンロータ軸受101A、101Bの軸受箱上部に接続された負圧供給管121A、121Bの適所と連通接続されることにより、潤滑油タンク110A、110B内と軸受箱内とを連通させるように構成している。従って、各軸受箱内には各連通パイプ20A、20Bを介して各潤滑油タンク内の負圧が供給されている。
各潤滑油供給系A、Bに属するオイルミストセパレータ120A、120Bは、2つの潤滑油タンク内を同時に所定の真空状態に維持するに足る程度のパワーを有している。
例えば一方の潤滑油系統Aを構成するオイルミストセパレータ120Aの吸引力が図4中に示した如きフィルター装置の目詰まり発生によって低下した場合には潤滑油タンク110A内の真空度が低下することによってタンク内に水分や異物が滞留し易くなると共に、ガスタービン100Aの軸受部からオイル漏れが発生し易くなるため、ユニットの運転が困難となってくる。
このように一方のオイルミストセパレータ120A側のフィルター装置が不調となった場合に、本発明では、両潤滑油タンク110A、110Bに夫々設けた連結部10A、10Bに対して連結管体12の両端部を夫々連結すると共に、各開閉弁11A、11Bを開放する。
この結果、フィルター装置の目詰まり等によって作動不良に陥った不調側の潤滑油供給系Aに対して、健全側の潤滑油供給系Bのオイルミストセパレータ120Bから負圧が十分に供給されることとなり、不調側の潤滑油タンク110A内を真空状態に維持するばかりでなく、不調側の連通パイプ20A、及び負圧供給管121Aを経由して不調側のタービンロータ軸受101Aの軸受箱内に負圧を同時に供給することが可能となる。
このように本発明では、一方の潤滑油供給系Aを構成するオイルミストセパレータ120Aの作動不良に起因して一方の潤滑油タンク110A内の真空状態が低下した場合に、連結管体12を介してオイルセパレータ120Bが正常作動している他の潤滑油供給系Bの連結部10Bと不調側のタンクの連結部10Aとを連結し、且つ前記各開閉弁11A、11Bを開放することにより、正常作動している他のオイルミストセパレータ120Bを利用して一方の潤滑油タンク110A内の真空状態を維持するようにした。
また、不調側の連通パイプ20Aを介して不調側のタービンロータ軸受の軸受室内に負圧を供給するように構成した。
このように、連結管体12を用いて両潤滑油タンク間を連結することにより、潤滑油タンク110A内を真空に維持すると共に、タービンロータ軸受101Aにおける潤滑油漏れを防止して潤滑油タンク110A内への水分や異物の滞留を防止すると共に、ガスタービン100Aの軸受部からのオイル漏れをも同時に防止することができる。
本発明に係る潤滑油タンク間の連結構造、及び潤滑油供給システムの運転方法を説明するための概略構成図である。 ガスタービンに対して潤滑油を供給するための潤滑油供給系の概略構成図である。 車軸、及びタービンロータ軸受の要部構成説明図である。 オイルミストセパレータの構成を示す断面図である。
符号の説明
1…連結構造、10A、10B…連結部、11A、11B…開閉弁、12…連結管体、20A、20B…連通パイプ、100…ガスタービン、100A、100B…ガスタービン、101…タービンロータ軸受、101A、101B…タービンロータ軸受、102…車軸、110…潤滑油タンク、110A、110B…潤滑油タンク、111…潤滑油供給管、111A、111B…潤滑油供給管、112…ポンプ、112A、112B…ポンプ、113…排出管、115…ミスト状潤滑油排出管、115A、115B…ミスト状潤滑油排出管、120…オイルミストセパレータ、120A、120B…オイルミストセパレータ、121…負圧供給管、121A、121B…負圧供給管、122…外部配管、130…ブロアー、131…モータ、140…フィルター装置、141…入口ノズル、142…濾材、143…ドレーンノズル、144…アウトレットノズル、145…ダンパー。

Claims (4)

  1. ガスを燃焼させることにより回転駆動するガスタービンと、潤滑油を収容した潤滑油タンクと、該潤滑油タンク内の潤滑油をガスタービンのタービンロータ軸受に供給する潤滑油供給管と、該タービンロータ軸受に負圧を供給することにより軸受外部から吸引した空気により潤滑油の漏出を防止すると共に、前記潤滑油タンク内の上部空間内にミスト状潤滑油排出管を介して負圧を供給することによりミスト状潤滑油をタンク外へ吸引し且つ該潤滑油タンク内を真空雰囲気に保持するオイルミストセパレータと、からなる潤滑油供給系を少なくとも2系統備えた潤滑油供給システムにおいて、
    前記各潤滑油供給系を構成する各潤滑油タンク外壁の適所に前記潤滑油タンク内の上部空間と連通するように夫々設けた連結部と、各連結部を開閉する開閉弁と、一方の潤滑油タンクに設けた前記連結部と他の一つの潤滑油タンクに設けた前記連結部とを着脱自在に連結する連結管体と、を備えたことを特徴とする潤滑油タンク間の連結構造。
  2. 前記各タービンロータ軸受と前記各オイルミストセパレータとの間を夫々連通接続する負圧供給管と、
    前記各タービンロータ軸受と前記各負圧供給管内部との間を連通させる連通パイプを備えたことを特徴とする請求項1に記載の潤滑油タンク間の連結構造。
  3. 請求項1に記載の潤滑油タンク間の連結構造を利用した潤滑油供給システムの運転方法であって、
    一方の前記潤滑油供給系を構成するオイルミストセパレータの作動不良に起因して該一方の潤滑油タンク内の真空状態が低下した場合に、前記連結管体を介して該一方の潤滑油供給系の前記連結部と、オイルミストセパレータが正常作動している他の潤滑油供給系の前記連結部とを連結し、且つ前記各開閉弁を開放することにより、正常作動している前記他のオイルミストセパレータを利用して前記一方の潤滑油タンク内の真空状態を維持するように構成したことを特徴とする潤滑油供給システムの運転方法。
  4. 請求項2に記載の潤滑油タンク間の連結構造を利用した潤滑油供給システムの運転方法であって、
    一方の前記潤滑油供給系を構成するオイルミストセパレータの作動不良に起因して該一方の潤滑油タンク内の真空状態が低下した場合に、前記連結管体を介して該一方の潤滑油供給系の前記連結部と、オイルミストセパレータが正常作動している他の潤滑油供給系の前記連結部とを連結し、且つ前記各開閉弁を開放することにより、正常作動している前記他のオイルミストセパレータを利用して前記一方の潤滑油タンク内の真空状態を維持すると共に、前記連通パイプを介して前記タービンロータ軸受に負圧を供給するように構成したことを特徴とする潤滑油供給システムの運転方法。
JP2006274187A 2006-10-05 2006-10-05 潤滑油タンク間の連結構造、及び潤滑油供給システムの運転方法 Expired - Fee Related JP4818052B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006274187A JP4818052B2 (ja) 2006-10-05 2006-10-05 潤滑油タンク間の連結構造、及び潤滑油供給システムの運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006274187A JP4818052B2 (ja) 2006-10-05 2006-10-05 潤滑油タンク間の連結構造、及び潤滑油供給システムの運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008088966A JP2008088966A (ja) 2008-04-17
JP4818052B2 true JP4818052B2 (ja) 2011-11-16

Family

ID=39373353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006274187A Expired - Fee Related JP4818052B2 (ja) 2006-10-05 2006-10-05 潤滑油タンク間の連結構造、及び潤滑油供給システムの運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4818052B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104481605B (zh) * 2014-11-07 2017-02-15 东方电气集团东方汽轮机有限公司 汽轮发电机组润滑油油箱
JP6433035B2 (ja) * 2015-02-18 2018-12-05 三菱重工コンプレッサ株式会社 オイルコンソール装置、回転機械の潤滑システム
EP3243558A1 (en) * 2016-05-10 2017-11-15 General Electric Technology GmbH An industrial oil degassing system and method
CN108019283B (zh) * 2017-11-08 2019-11-19 中国航空工业集团公司金城南京机电液压工程研究中心 一种双发直升机供油系统架构
KR102452765B1 (ko) * 2018-03-06 2022-10-07 한화파워시스템 주식회사 압축기용 오일 시스템
CN112627985A (zh) * 2020-12-02 2021-04-09 北京动力机械研究所 一种燃气涡轮发动机润滑系统的压力平衡机构
CN114233475A (zh) * 2021-12-01 2022-03-25 贵州永红航空机械有限责任公司 一种航空发动机滑油箱

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6236207A (ja) * 1985-08-08 1987-02-17 Suzuki Gokin:Kk 倉庫又は駐車場装置
JPH0255807A (ja) * 1988-08-18 1990-02-26 Toshiba Corp コンバインドサイクル発電プラント用の潤滑給油装置
JP3784128B2 (ja) * 1997-03-10 2006-06-07 株式会社 エイブル 発電プラントの分解点検時における潤滑油系統のフラッシング方法および油清浄装置
JPH10311206A (ja) * 1997-05-12 1998-11-24 Toshiba Corp コンバインドサイクル発電プラント
JP3958054B2 (ja) * 2002-01-31 2007-08-15 株式会社東芝 回転機械の軸受油循環系統の改修方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008088966A (ja) 2008-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4818052B2 (ja) 潤滑油タンク間の連結構造、及び潤滑油供給システムの運転方法
EP1606502B1 (en) Fuel-conditioning skid
EP1477680A2 (en) Scroll compressor
JPH09303279A (ja) 油冷式スクリュ圧縮機
JP2004183539A (ja) 油圧発生装置
JPS6139520B2 (ja)
CN106870359A (zh) 具有可调节的输送容积的泵
US5611411A (en) Turbine lubrication oil filtration safeguard system
JP5584694B2 (ja) 廃熱回収器を備えた縦型及び横型タイプの一体型熱交換ユニット
CN202195259U (zh) 机器防漏油和除油雾装置
JP5950870B2 (ja) 油冷式スクリュ圧縮機
JP2011202817A (ja) 冷凍サイクル装置
CN207297264U (zh) 一种试验室空气压力装置
WO2019004177A1 (ja) ヘリコプタ用の潤滑装置
JP2005299467A (ja) 油冷式圧縮機
CN214092988U (zh) 滤油器
RU90505U1 (ru) Газодожимная установка газокомпрессорной станции магистрального газопровода
EP2009342A1 (en) Circulation lubrication system
JP3051607B2 (ja) フィルタ装置
CN207905937U (zh) 一种燃气轮机发电机组油雾分离装置
CN113574278B (zh) 润滑剂容器
CN217380929U (zh) 一种离心式压缩机稀油站油气分离器
CN113202766A (zh) 无油螺杆压缩机的洁净干燥空气系统
CN212642881U (zh) 一种重型燃气轮机辅助系统模块
CN208534846U (zh) 压缩机端盖及具有其的压缩机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110830

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4818052

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees