JPH0255807A - コンバインドサイクル発電プラント用の潤滑給油装置 - Google Patents

コンバインドサイクル発電プラント用の潤滑給油装置

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JPH0255807A
JPH0255807A JP20539588A JP20539588A JPH0255807A JP H0255807 A JPH0255807 A JP H0255807A JP 20539588 A JP20539588 A JP 20539588A JP 20539588 A JP20539588 A JP 20539588A JP H0255807 A JPH0255807 A JP H0255807A
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JP
Japan
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oil supply
gas turbine
oil
steam turbine
supply oil
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Application number
JP20539588A
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English (en)
Inventor
Koji Jibiki
浩至 地曵
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0255807A publication Critical patent/JPH0255807A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

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  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ガスタービンと蒸気タービンとを組合せて発
電を行うコンバインドサイクル発電プラントにおけるタ
ービンの主軸を支承する各軸受の潤滑給油装置に関する
(従来の技術) 最近、省エネルギー化を図る見地からガスタービンの排
熱を利用して蒸気を発、生させ、この蒸気を使用して蒸
気タービンを駆動するようにしたコンバインドサイクル
発電プラントが多く採用されている。
既に提案されているこの種のコンバインドサイクル発電
プラント用の潤滑給油装置は、第7図に示されるように
構成されている。
即ち、第7図において、タービンにおける一本の主軸1
は、主枠に設けられた複数の軸受2 a s2b、2c
及び3a、3b、3c、3dによって回転自在に軸装さ
れており、この軸受2a、2b。
2Cの位置する主軸1には、空気圧縮機4及びガスター
ビン5が設けられており、この空気圧縮機4及びガスタ
ービン5とは、燃焼器6に連管を通して接続されている
。又、この燃焼器6は、ガス燃料弁7aを有する燃料管
7に接続されている。
他方、上記能の軸受3a、3b、3C13dの位置する
主軸1には、発電機8及び蒸気タービン9が設けられて
おり、この蒸気タービン9とガスタービン5とは、排熱
回収ボイラー10で接続されている。さらに、この排熱
回収ボイラー10と上記蒸気タービン9の出口側とは、
復水器11及び給水ポンプ12を介して連結されており
、上記蒸気タービン9で仕事を終えた蒸気は、この復水
器11で水に復水され、しかる後に、この給水ポンプ1
2により、上記排熱回収ボイラー10へ還流するように
なっている。
従って、上述したコンバインドサイクル発電プラントは
、空気圧縮機4によって圧縮された空気を燃焼器6へ供
給し、ここでガス燃料弁7aを有する燃料管7からの燃
料(ガス)と混合されて燃焼して加熱し、加熱して生成
された高温ガスは上記ガスタービン5へ供給されて、こ
のガスタービン5を回転する。しかして、このガスター
ビン5と共軸一体の主軸1が上記発電機8を駆動する。
他方、上記ガスタービン5から排出された高温の排気ガ
スは上記排熱回収ボイラー10へ供給されて、この排熱
回収ボイラー10の熱源となり、この排熱回収ボイラー
10の高温の排気ガスは、前述したように、復水器11
で水に復水され、しかる後に、この給水ポンプ12によ
り、上記排熱回収ボイラ10に還流した水を熱交換して
加熱して蒸気を生成して、上記蒸気タービン9へ供給さ
れて、この蒸気タービン9を回転する。しかして、この
蒸気タービン9と共軸一体の主軸1が上記発電機8を駆
動するようになっている。
又一方、コンバインドサイクル発電プラントにおけるタ
ービンの主軸1を支承する各軸受の潤滑給油装置は、 1、空気圧縮機4及びガスタービン5へ潤滑油を供給す
るガスタービン側給油系と、 2、発電機8と蒸気タービン9へ潤滑油を供給する蒸気
タービン側給油系と、 に区分し構成されている。
これは、コンバインドサイクル発電プラントにおけるタ
ービンの運転時、ガスタービン側給油系と蒸気タービン
側給油系では、各給油タンクの圧力の差が生じるため、
それぞれ独立して各給油タンクを構成している。
即ち、上記ガスタービン側給油系における上記主軸1の
一端部には、主給油ポンプ13が設置されており、この
主給油ポンプ13と上記各軸受2a、2b、2cは、ガ
スタービン側給油タンク14の給油を受けるように、各
給油管15.16で接続されている。又、このガスター
ビン側給油タンク14の一部には、補助給油ポンプ17
、非常給油ポンプ18及びミストセパレータ19aを備
えたガス抽出機19が設置されており、この補助給油ポ
ンプ17、非常給油ポンプ18は、上記給油管16に各
逆止弁20a、20b、20cを介して上記軸受2a、
2b、2cに接続されている。さらに、この各逆止弁2
0a、20bの下流側の上記給油管16には、油冷却器
21、フィルタ22、油圧調整弁23が順に配設されて
いる。
又一方、上記蒸気タービン側給油系における上記能の軸
受3a、3b、3c、3’dは、蒸気タービン側給油タ
ンク24の給油を受けるように、各給油管25で接続さ
れている。又、この蒸気タービン側給油タンク24の一
部には、主給油ポンプ26、補助給油ポンプ27、非常
給油ポンプ28及びミストセパレータ29aを備えたガ
ス抽出機29が設置されており、この主給油ポンプ26
、補助給油ポンプ27、非常給油ポンプ28は、上記給
油管25の各逆止弁30a、30b、30c及び油冷却
器31、油圧調整弁32を介して上記能の軸受3a、 
3b、3cs 3dに接続されている。さらに、上記蒸
気タービン側給油タンク24の一部には、フィルタを備
えた油清浄機33が接続されている。
従って、上述したコンバインドサイクル発電プラントは
、タービンの通常運転時、ガスタービン側給油系と蒸気
タービン側給油系では、各給油タンクの圧力の差が生じ
るため、上記主給油ポンプ13.26がそれぞれ独立し
た各給油タンク14.24の潤滑油を上記主枠に設けら
れた複数の軸受2 a、 2 bs 2 c及び3as
 3bs 3C% 3dへ強制的に給油している。
即ち、上記ガスタービン5や上記蒸気タービン9の回転
数が低く、上記主給油ポンプ13.26だけでは、充分
な油圧や油量が確保できないとき、ガスタービン5や上
記蒸気タービン9の起動、停止時及び上記主給油ポンプ
13.26の故障等によるバックアップ用としてAC電
動機の駆動による補助給油ポンプ17.27を使用し、
さらに、この補助給油ポンプ17.27の運転中に、A
C電源がOFFしたときゃこの補助給油ポンプ17.2
7が異常を生じたとき、必要な軸受油量、油圧を確保し
、安全にガスタービン5や上記蒸気タービン9を停止さ
せるためのDC電源駆動の非常給油ポンプ18.28を
使用できるようになっている。
このようにして、上記主給油ポンプ13.26から吐出
された潤滑油は、上記各逆止弁20a。
20bs 20cs 30as 30bs 30cを通
して各油冷却器21.31で冷却し、さらに、これをフ
ィルタ22、各油圧調整弁23.32を介して上記各軸
受2 a s 2 b s 2 c及び3C% 3b%
3c、3dへ強制的に給油している一 又一方、上記各軸受2as 2b、2c及び3 a s
3 b s 3 c s 3 dへ給油された潤滑油は
、各戻り管を通して各給油タンク14.24に還流され
ている。
・特に、ガスタービン5及び空気圧縮機4の各軸受2a
、2bs 2cの潤滑油は、大気及びこの空気圧縮機4
の空気をガスタービン側給油タンク14へも流すことに
より、潤滑油が上記各軸受2 a s 2 b s 2
 cから大気側へ流出するのを防止すると共に、必要に
応じて冷却している。
即ち、上述した動作を維持するための手段として、ガス
タービン側給油タンク14内を負圧に保つように、ミス
トセパレータ19aを備えたガス抽出機19を通る空気
は、上記各軸受2a、2b、2Cで非常に高温に加熱さ
れるので、かなりな量のオイルミストを含んでいる。こ
のオイルミストは上記ミストセパレータ19aで分離さ
れる。さらに、上記ガスタービン側給油タンク14内の
圧力は、ガスタービン5の速度や負荷の上昇に伴って、
上記空気圧縮機4からガスタービン5の各軸受2 as
 2 b s 2 Cを通ってガスタービン側給油タン
ク14へ流入する空気量が増大することから、起動時の
高負圧の状態から、定格負荷運転時には、低負荷の状態
に移行する。又、上記ガスタービン5の負荷降下及び回
転数降下時には、逆の動作でガスタービン側給油タンク
14の負圧は増大する。
このように、上記ガスタービン5がいかなる運転状態に
、在っても、上記ガスタービン側給油タンク14の圧力
は、負圧に保持されるようになっている。
又一方、上記蒸気タービン側給油系における上記他の軸
受3as 3bq 3C% 3dの給油手段は、前述し
たガスタービン側給油系における上記軸受2as 2b
q 2Cの給油手段と略同じに行われる。
即ち、上記主給油ポンプ26を駆動すると、蒸気タービ
ン側給油タンク24の潤滑油は、上記他の軸受3as 
3b、3c、3dへ強制的に給油される。このとき、蒸
気タービン9の蒸気分は潤滑油と混ざり合い、蒸気ター
ビン側給油タンク24へ還流するので、水分を除去する
上記油清浄機33は油中の水分や塵埃、狭雑物等を除去
して、再度、上記主給油ポンプ26で汲み上げるように
なっている。
なお、蒸気タービン側給油タンク24は、ガスタービン
側給油タンク14側とは異なり、空気圧縮機4からの吹
込み空気がないので、上記蒸気タービン9や発電機8の
速度と負荷との関係に拘らず、上記各軸受3 a s 
3 b s 3 c s 3 dを通る空気量は一定な
ので、蒸気タービン側給油タンク24の圧力は一定に保
持されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述したコンバインドサイクル発電プラ
ント用の潤滑給油装置は、上記ガスタ−ビン側給油系と
上記蒸気タービン側給油系とをそれぞれ独立して構成さ
れている関係上、これらの各タービン側給油系には、軸
受油圧や油温度、ポンプ吐出圧等を監視する各種監視計
器類が設置されており、この各種監視計器類は、各種の
異常事態を検出してコンバインドサイクル発電プラント
の安全な運転を施すようになっているため、上記ガスタ
ービン側給油系と上記蒸気タービン側給油系とにそれぞ
れ各種監視計器類を設置することになり、これは、とり
もなおさず、コンバインドサイクル発電プラントのトリ
ップが2倍になるばかりでなく、これら各種監視計器類
の組立て調整や保守点検も面倒なり、コスト高になる等
に難点がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、上記ガスタービン側給油系と上記蒸気タービン側給油
系を一本化して唯一の監視計器類で検出できるように構
成を簡素化して、組立て調整や保守点検を容易にして、
信頼性や安全性の向上を図るようにしたコンバインドサ
イクル発電ブランド用の潤滑給油装置を提供することを
目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段とその作用)本発明は、ガ
スタービン、発電機及び蒸気タービンより構成されるコ
ンバインドサイクル発電プラントにおいて、タービンの
主軸を支承する軸受等に給油管を通して給油する給油タ
ンクを設け、この給油タンクをシール板や逆止弁若しく
は調圧弁でガスタービン側給油室と蒸気タービン側給油
室とに区分して形成し、上記給油タンクに上記各軸受へ
給油する主給油ポンプ、補助給油ポンプ及び非常給油ポ
ンプを選択的に駆動できるように配管して接続し、ガス
タービン側給油系側のガスタービン側給油室の負圧を保
持しながら、上記いずれかの給油ポンプですべての軸受
へ給油できるようにし、ガスタービン側給油系と蒸気タ
ービン側給油系を一本化し、唯一の監視計器類で検出で
きるように構成を簡素化して、組立て調整や保守点検を
容易にして、信頼性や安全性の向上を図るようにしたも
のである。
(実施例) 以下、本発明を図示の一実施例について説明する。
なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材には、
同じ符号を付して説明する。
即ち、第1図において、符号1は、タービンにおける一
本の主軸であって、この主軸1は、主枠に設けられた複
数の軸受2a、2b、2C及び3a、3b、3c、3d
によって回転自在に軸装されており、この軸受2a、2
b、2Cの位置する主軸1には、空気圧縮機4及びガス
タービン5が設けられており、この空気圧縮機4及びガ
スタービン5とは、燃焼器6に連管を通して接続されて
いる。又、この燃焼器6は、ガス燃料弁7aを有する燃
料管7に接続されている。
他方、上記他の軸受3a、3b、3c、3dの位置する
主軸1には、発電機8及び蒸気タービン9が設けられて
おり、この蒸気タービンつとガスタービン5とは、排熱
回収ボイラー10で接続されている。さらに、この排熱
回収ボイラー10と上記蒸気タービン9の出口側とは、
復水器11及び給水ポンプ12を介して連結されており
、上記蒸気タービン9で仕事を終えた蒸気は、この復水
器11で水に復水され、しかる後に、この給水ポンプ1
2により、上記排熱回収ボイラー10へ還流するように
なっている。
従って、上述したコンバインドサイクル発電プラントは
、空気圧縮機4によって圧縮された空気を燃焼器6へ供
給し、ここでガス燃料弁7aを有する燃料管7からの燃
料(ガス)と混合されて燃焼して加熱し、加熱して生成
された高温ガスは上記ガスタービン5へ供給されて、こ
のガスタービン5を回転する。しかして、このガスター
ビン5と共軸一体の主軸1が上記発電機8を駆動する。
他方、上記ガスタービン5から排出された高温の排気ガ
スは上記排熱回収ボイラー10へ供給されて、この排熱
回収ボイラー10の熱源となり、この排熱回収ボイラー
10の高温の排気ガスは、前述したように、還流した水
を熱交換して加熱して蒸気を生成して、上記蒸気タービ
ン9へ供給されて、この蒸気タービン9を回転する。し
かして、この蒸気タービン9と共軸一体の主軸1が上記
発電機8を駆動するようになっている。
又一方、コンバインドサイクル発電プラントにおけるタ
ービンの主軸を支承する各軸受の潤滑給油装置は、空気
圧縮機4及びガスタービン5へ潤滑油を供給するガスタ
ービン側給油系と、発電機8と蒸気タービン9へ潤滑油
を供給する蒸気タービン側給油系とに区分して構成され
ている。
これは、コンバインドサイクル発電プラントにおけるタ
ービンの運転時、ガスタービン側給油系と蒸気タービン
側給油系では、各給油タンクの圧力の差が生じるように
給油タンク34を構成している。
即ち、上記ガスタービン側給油系における上記主軸1の
一端部には、主給油ポンプ13が設置されており、この
主給油ポンプ13と上記各軸受2a12bs 2cは、
給油タンク34の給油を受けるように、各給油管15.
16で接続されている。又、この給油タンク34は、第
1図に示されるように、ガスタービン給油室35と蒸気
タービン給油室36とにシール板(仕切板)37と小孔
38aを有する逆止弁38とで区分して形成されており
、このガスタービン給油室35は常に負圧の状態に保持
されている。さらに、このガスタービン給油室35の位
置する給油タンク34の一部には、補助給油ポンプ17
、非常給油ポンプ18及びミストセパレータ19aを備
えたガス抽出機19が設置されており、この補助給油ポ
ンプ17、非常給油ポンプ18は、上記給油管16に各
逆止弁20a、20b、20cを介して上記主給油ポン
プ13と上記各軸受2a、2b、2cに接続されている
。さらに、この各逆止弁20a、20bの下流側の上記
給油管16には、油冷却器21、フィルタ22、油圧調
整弁23が順に配設されている。
又一方、上記蒸気タービン側給油系における上記他の軸
受:3a、3b、3c、3dは、上記蒸気タービン給油
室36の給油を受けるように、上記給油管16から分岐
した給油管16aで接続されている。又、この蒸気ター
ビン給油室36の一部には、ミストセパレータ29aを
備えたガス抽出機29が設置されており、上記ガスター
ビン給油室35の位置する給油タンク34の一部には、
フィルタを備えた油清浄機33が接続されている。
従って、今、タービンの通常運転時、ガスタービン側給
油系と蒸気タービン側給油系では、給油タンク34のガ
スタービン給油室35と蒸気タービン給油室36とにシ
ール板(仕切板)37と小孔38aを有する逆止弁38
とで区分して形成されているので、このガスタービン給
油室35は常に負圧の状態に保持されてから、両者には
圧力の差が生じるようになっており、上記主給油ポンプ
13は給油タンク34の潤滑油を上記主枠に設けられた
複数の軸受2as 2b、2c及び3 a s3b、3
c、3dへ強制的に給油している。
即ち、上記ガスタービン5や上記蒸気タービン9の回転
数が低く、上記主給油ポンプ13だけでは、充分な油圧
や油量が確保できないとき、ガスタービン5や上記蒸気
タービン9の起動、停止時及び上記主給油ポンプ13の
故障等によるバックアップ用としてAC電動機の駆動に
よる補助給油ポンプ17を使用し、さらに、この補助給
油ポンプ17の運転中に、AC電源がOFFしたときゃ
この補助給油ポンプ17が異常を生じたとき、必要な軸
受油量、油圧を確保し、安全にガスタービン5や上記蒸
気タービン9を停止させるためのDC?!i源駆動の非
駆動油ポンプ18を使用できるようになっている。
このようにして、上記主給油ポンプ13から吐出された
潤滑油は、上記各軸受2a、 2b、2c及び3a、3
b、3c% 3dへ強制的に給油している。
又一方、上記各軸受2as 2b、2c及び3a。
3bs 3c、3dへ給油された潤滑油は、各戻り管を
通して各給油タンク34に還流されている。
特に、ガスタービン5及び空気圧縮機4の各軸受2 a
 s 2 b s 2 cは、大気及びこの空気圧縮機
4の空気をガスタービン側給油室35へ流すことにより
、潤滑油が上記各軸受2a、2b、2cから大気側へ流
出するのを防止すると共に、必要に応じて冷却している
。即ち、上述した動作を維持するための手段として、ガ
スタービン側給油タンク14内を負圧に保つように、ミ
ストセパレータ19aを備えたガス抽出機19を通る空
気は、上記各軸受2a、2b、2cで非常に高温に加熱
されるので、かなりな量のオイルミストを含んでいる。
このオイルミストは上記ミストセパレータ19aで分離
される。さらに、上記ガスタービン側給油室35内の圧
力は、ガスタービン5の速度や負荷の上昇に伴って、上
記空気圧縮機4からガスタービン5の各各軸受2 a 
% 2 b 12 cを通ってガスタービン側給油室3
5へ流入する空気量が増大することから、起動時の高負
圧の状態から、定格負荷運転時には、次第に低負荷の状
態に移行する。又、上記ガスタービン5の負荷降下及び
回転数降下時には、逆の動作でガスタービン側給油室3
5の負圧は、シール板(仕切板)37と小孔38aを有
する逆止弁38とで区分して形成されているので、増大
する。
このように、上記ガスタービン5がいかなる運転状態に
在っても、上記ガスタービン側給油室35の圧力は、負
圧に保持される。
又一方、上記蒸気タービン側給油系における上記他の軸
受3a、3b、3c、3dの給油手段は、前述したガス
タービン側給油系における上記軸受2as 2b、2c
の給油手段と同じに行われる。
即ち、上記主給油ポンプ13を駆動すると、ガスタービ
ン側給油室34の潤滑油は、上記他の軸受3a、3b、
3c、3dへ強制的に給油される。
このとき、蒸気タービン9の蒸気分は潤滑油と混ざり合
い、蒸気タービン側給油室36へ還流するので、水分を
除去する上記ガス抽出機29は油中の水分や塵埃、狭雑
物等を除去して、再度、上記主給浦ポンプ13で汲み上
げるようになっている。
なお、蒸気タービン側給室36は、ガスタービン側給油
室34側とは異なり、空気圧縮機4からの吹込み空気が
ないので、上記蒸気タービン9や発電機8の速度と負荷
との関係に拘らず、上記各軸受3a、3b、3c、3d
を通る空気量は一定なので、蒸気タービン側給油室36
の圧力は一定に保持されてる。
このように、本発明では、ガスタービン5の起動時、高
いレベルの負圧の状態にあったガスタービン側給油室3
4の内圧は、定格負荷運転時には、低レベルの負圧とな
る。
次に、第2図に示゛される本発明の他の実施例は、給油
タンク34における戻り管35aを有するガスタービン
給油室35と戻り管36aを有する蒸気タービン給油室
36とをシール板(仕切板)37とバイパス3つに付設
された潤滑油の流量を制御する制御弁40とで区分して
構成したものであって、上記蒸気タービン給油室36の
戻り管36aに上記制御弁40の検出部を接続したもの
であり、これによって、ガスタービン側給油室34の内
圧を制御す名ようにしたものである。
又一方、第3図に示される本発明の他の実施例は、給油
タンク34における戻り管36aをU字管による戻り管
に形成し、この戻り管36aを0字部36bに油による
シール部を形成し、さらに、この戻り管36aにガス抽
出機29を付設したものであり、これは上述した具体例
と同じ構成をなすものである。
さらに又、第4図に示される本発明の他の実施例は、給
油タンク34における戻り管36aを直管による戻り管
に形成し、この戻り管36aを潤滑油の液面下によるシ
ール部を形成し、さらに、この戻り管36aにガス抽出
機29を付設したものであり、これは上述した具体例と
同じ構成をなすものである。
次に、第5図に示される本発明の他の実施例は、給油タ
ンク34における戻り管36aをU字管による戻り管に
形成し、この戻り管36aを0字部36bに浦によるシ
ール部を形成し、さらに、上記戻り管35aと戻り管3
6aとをバイパス39で接続し、このバイパス39に制
御弁40を付設したものであり、これは上述した具体例
と同じ構成をなすものである。
最後に、第6図に示される本発明の他の実施例は、給油
タンク34における戻り管36aを直管による戻り管に
形成し、この戻り管36aを潤滑油の液面下によるシー
ル部を形成し、さらに、上記戻り管35aと戻り管36
aとをバイパス39で接続し、このバイパス39に制御
弁40を付設したものであり、これは上述した具体例と
同じ構成をなすものである。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明よれば、ガスタービン、発電
機及び蒸気タービンより構成されるコンバインドサイク
ル発電プラントにおいて、タービンの主軸1を支承する
軸受等に給油管15.16を通して給油する給油タンク
34を設け、この給油タンク34をシール板37や逆止
弁38若しくは調圧弁でガスタービン側給油室35と蒸
気タービン側給油室36とに区分して形成し、上記給油
タンク34に上記各軸受へ給油する主給油ポンプ13、
補助給油ポンプ17及び非常給油ポンプ18を選択的に
駆動できるように配管して接続し、ガスタービン側給油
系側のガスタービン側給油室35を負圧に保持しながら
、上記いずれかの給油ポンプですべての軸受へ給油でき
るようにしであるので、ガスタービン側給油系と蒸気タ
ービン側給油系を一本化することができるばかりでなく
、唯一の監視計器類で検出できるように構成を簡素化す
ることができるし、さらに、組立て調整や保守点検を容
易にすることができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のコンバインドサイクル発電プラント
用の潤滑給油装置の線図、第2図乃至第6図は、本発明
の他の実施例の要部のみを示す各図、第7図は、既に提
案されているコンバインドサイクル発電プラント用の潤
滑給油装置の線図である。 1・・・主軸、2 a s 2 b −2c s 3 
a 、  3 b −3c、3d・・・軸受、4・・・
空気圧縮機、5・・・ガスタービン、8・・・発電機、
9・・・蒸気タービン、13・・・主給油ポンプ、15
.16・・・給油管、17・・・補助給油ポンプ、18
・・・非常給油ポンプ、34・・・給油タンク、35・
・・ガスタービン側給油室、36・・・蒸気タービン側
給油室、37・・・シール板、38・・・逆止弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ガスタービン、発電機及び蒸気タービンより構成される
    コンバインドサイクル発電プラントにおいて、タービン
    の主軸を支承する軸受等に給油管を通して給油する給油
    タンクを設け、この給油タンクをシール板や逆止弁若し
    くは調圧弁でガスタービン側給油室と蒸気タービン側給
    油室とに区分して形成し、上記給油タンクに上記各軸受
    へ給油する主給油ポンプ、補助給油ポンプ及び非常給油
    ポンプを選択的に駆動できるように配管して接続し、上
    記いずれかの給油ポンプですべての軸受へ給油するよう
    にしたことを特徴とするコンバインドサイクル発電プラ
    ント用の潤滑給油装置。
JP20539588A 1988-08-18 1988-08-18 コンバインドサイクル発電プラント用の潤滑給油装置 Pending JPH0255807A (ja)

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