JP4817504B2 - 住宅施工管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅を建築する際の施工管理を行なう住宅施工管理システムに関し、特に、管理会社が、該管理会社の業務に関する固有のサーバとは別の管理サーバに工程管理に必要な工程管理データを複製して管理会社,納入業者,工事業者に提供し得るようにした住宅施工管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
住宅は、異なるメーカーによって製造される多品種で且つ多数の部材を用い、異なる業者による複数の専門的な工事の施工を経ること、によって建築される。このため、建築工事の現場に対し、如何なるタイミングで部材を搬入するか、如何なるタイミングで職人を手配するか、は大きな問題であり、一般的には建築すべき邸毎に工程表が作成され、この工程に基づいて複数の部材納入業者及び施工業者が夫々の業務を進行させるようにしている。
【0003】
住宅建築に於ける施工工程は、当日の天候や部材の搬入状態或いは工事の進捗状態等に応じて変化し、この変化が後続する次の工程(新たな部材の搬入や職人の手配)に対し、職人の手待ちに代表される悪影響を与えることがある。
【0004】
このため、予め作成された工程表に基づいて工務店の現場管理者が個々の住宅の建築工程を管理する(第1公知例)のが一般的である。この場合、現場管理者は、工程表を見ながら日々の部材の搬入状態や工事の進捗状態を確認し、確認した進捗状態に応じて、部材納入業者に対する搬入手配、施工業者に対する着手の手配を行なうことになる。
【0005】
最近では、工務店が作成した工程表をインターネットを含む通信網を介して部材の搬入業者や工事業者に対して提供(第2公知例)し、各業者は提供された工程表に従って部材の搬入や工事を行なうようなことも行なわれている。このように、目的の住宅の建築に関連する全ての業者が工程表を確認しながら住宅の建築を行なうことによって、工程を管理する作業が容易となり、合理的な施工管理を行なうことが出来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記第1公知例では、常に現場管理者が目的の住宅の建築現場に出向いて確認し、且つ確認した結果、工程の変化が生じているような場合には、この変化に影響を受ける工程を構成する全ての業者に連絡することが必要となる。このため、管理作業が煩雑であるという問題がある。
【0007】
また第2公知例では、各業者が等しく工程表を確認しながら工程を進行させることが出来るため有利である。しかし、工務店は工程管理を目的とした工程表を作成してインターネットを含む通信網を介して公開する必要があり、前記一連の作業を特別に実行しなければならないという煩雑さがある。
【0008】
また第2公知例のシステムが工程を管理することで完結しており、各業者が通信網を介して工程表に接続することで工程を確認することは出来るものの、該工程表に対して納入情報や工事情報を入力し得るようには構成されず、且つ工程表に記載された情報を他方面での管理に活用し得るように考慮されていない。
【0009】
特に、躯体を構成する鉄骨やパネル類は工場生産されるのが一般的であり、製造工程が天候に左右されることが少ない。このため、目的の住宅の施工工程が変化したとき、この変化を夫々の部材の製造工程にタイミング良く反映しないと、何れかの部門で余計な在庫を保有することになるという問題を含んでいる。しかし、第2公知例は、工程表に基づく施工工程の確認結果に伴って構成部材の製造工程を管理し得るようなものではない。
【0010】
本発明の目的は、住宅を建築するに際し、管理会社に於ける前記住宅に関する部材の発注情報や施工情報を含む全ての情報が登録された固有のサーバから工程管理に利用する管理データのみを複製した管理サーバを各業者に提供することによって工程管理を行い、且つ各業者が夫々の工程の進捗状況を管理サーバに入力することによって常に最新の現場情報に基づいて更新し、これにより、管理会社と各業者とが同時進行的に工程に関するデータを共有することで、管理会社及び各業者共に自身の工程の変更に対処し得るようにした住宅施工管理システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る住宅施工管理システムは、住宅を建築するに当たり住宅の施工管理を行なう管理会社が、該管理会社の業務に関する固有のサーバに目的の住宅の建築の管理を行なうのに必要なデータを登録する建築管理データ登録手段と、管理会社が前記固有のサーバとは異なる管理サーバを構築して前記管理会社の固有のサーバに登録された前記データのうち工程の管理を行なうのに必要な工程管理データを複製して納入業者及び工事業者のサーバに提供する工程管理データ複製手段と、前記管理サーバに対し構成部材の納入日からなる納入データ、及び工事日からなる工事データを入力する納入日・工事日データ入力手段と、管理サーバに複製された工程管理データを使用して同時に進行している複数の建築現場の工程表を表示する第一の工程表示手段と、を有し、第一の工程表示手段は、現場の進捗に係る複数の部材の品目及び工事名が時系列的に並べられて形成され、各部材の工事工程の予定及び実績の表示とともに当該部材の納入日の予定及び実績の表示を示した工程表を表示することを特徴とするものである。
【0012】
上記住宅施工管理システム(以下、単に「管理システム」という)では、住宅の施工管理を行なう管理会社(例えば住宅の製造販売を行なう住宅メーカー或いは住宅メーカーから任されて施工管理を行なう工務店等)は、該管理会社の業務や目的の住宅の躯体や壁材,床材,窓枠等の部材の製造管理、或いは目的の住宅に設置する水廻り部材や備品等の購入部材、更には、基礎工事や躯体工事,屋根工事,電気工事,水工事,電気工事等の工事に関するデータを該管理会社固有のサーバに登録して製造構成や発注作業を管理し、この固有のサーバとは異なる管理サーバを構築して該管理サーバに、前記固有のサーバに登録された各種のデータの中から工程管理に必要な工程管理データを複製して納入業者や工事業者に提供することで、各業者に目的の住宅の施工工程を開示することが出来る。
【0013】
上記の如く、管理会社の業務に関するデータを登録した固有のサーバと、工程管理に利用される管理サーバとを利用し、納入業者や工事業者には管理サーバを提供することで、固有のサーバに登録したデータのセキュリティをはかることが出来る。
【0014】
納入業者及び工事業者はインターネットを含む通信網を介して管理会社が提供した管理サーバに接続することで、個々の住宅の建築工程に於ける業者毎の指定納入日や指定工事日を確認することが出来る。また納入業者,工事業者は、必要に応じて納入日からなる納入データ、工事日からなる工事データを入力することで、管理サーバに登録された工程を最新の納入データと工事データによって管理することが出来る。
【0015】
従って、天候に起因して或いは他の条件によって工程に変更が生じたような場合、管理会社や各業者がこの変更を入力することで、管理会社,各業者はこの変更を確認して速やかに対処することが出来、管理会社及び各業者共に合理的な納入管理及び工程管理を行なうことが出来る。このため、職人の手待ち等の無駄が発生するようなことを省くことが出来、且つ部材の納入が重なって現場が必要以上に交錯するようなことが発生しない。
【0016】
上記管理システムでは、管理会社は、納入業者により納入データ及び工事業者により工事データが入力された管理サーバを管理会社の固有のサーバに複写して該固有サーバ上で施工工程の確認を行い、当初の工程通りに進行している場合には、そのままの状態で、また工程に変更が生じているような場合には、この変更に伴う工程の調整を行なって調整後の新しい工程管理データを管理サーバに複写して各業者に提供することで、各業者は現在の進行状況に応じた工程を確認して部材の納入、或いは施工工事を進行することが出来る。
【0017】
また、本発明に係る他の住宅施工管理システムは、住宅を建築するに当たり住宅の施工管理を行なう管理会社が、該管理会社の業務に関する固有のサーバに目的の住宅の建築の管理を行なうのに必要なデータを登録する建築管理データ登録手段と、管理会社が前記固有のサーバとは異なる管理サーバを構築して前記管理会社の固有のサーバに登録された前記データのうち工程の管理を行なうのに必要な工程管理データを複製して納入業者及び工事業者のサーバに提供する工程管理データ複製手段と、前記管理サーバに対し構成部材の納入日からなる納入データ、及び工事日からなる工事データを入力する納入日・工事日データ入力手段と、管理サーバに複製された工程データを使用して、現場の進捗に係る部材の品目及び工事名が時系列的に並べられて形成され、その業者が担当し且つ同時に進行している複数の邸名を同時に表示する第二の工程表示手段を有することを特徴とするものである。
【0018】
これによれば、特定の住宅の建築工事に遅れが生じたような場合、各業者Bが担当し且つ同時に進行している複数の住宅の工程一覧表を同時にディスプレイ上に表示することができるので、工程が遅れている住宅に納入する部材の他の住宅に納入する部材との製造順位の切換や、職人の手配の切換等の対策を速やかに且つ円滑に行なうことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、上記管理システムの好ましい実施形態について説明する。
【0020】
本発明に係る管理システムは、住宅を建築する際に、管理会社が保有する固有のサーバとは別に、工程管理を実行するための管理サーバを構築して前記固有のサーバに登録したデータの中から工程管理に必要な工程管理データを複製して納入業者及び工事業者に提供し、各業者はインターネットを含む通信網を介して管理サーバに接続して必要なデータを入力することで、常に、最新のデータによる工程管理を実現したものである。
【0021】
上記管理会社としては、目的の住宅の設計から施工管理を行なう住宅メーカー、前記住宅メーカーに施工管理を委託された工務店等がある。特に管理会社が住宅メーカーである場合、該住宅メーカーは、受注を管理し、受注に基づく自社内に於ける生産管理や納品管理を行い、更に、受注に基づく部材や工事の発注管理を含むデータを登録した固有のサーバ(以下「メーカー側サーバ」という)を保有している。また管理会社が工務店であっても、委託した住宅メーカーからは、受注に基づく住宅メーカーに於ける生産管理や納品管理、受注に基づく部材や工事の発注管理を含むデータを登録したメーカー側サーバを保有している。
【0022】
上記の如くメーカー側サーバには、目的の住宅を含む受注した多数の住宅に対する住宅メーカーの固有の生産情報が登録されているため、メーカー側サーバを納入業者や工事業者に提供した場合、目的の住宅の工程管理に必要なデータ以外に住宅メーカーのみが利用するデータまで含めて提供することとなり、セキュリティの面から好ましくないことがある。
【0023】
このため、メーカー側サーバに登録されたデータの中から、住宅を建築する際の工程管理を行なうのに必要な工程管理データを複製して独立した管理サーバを構築し、この管理サーバを部材の納入業者や工事業者に提供することで、メーカー側サーバに対するセキュリティを確保しつつ、施工管理に必要なデータを各業者に提供することが可能である。
【0024】
特に、メーカー側サーバに登録された住宅メーカーが製造する部材の工程は正確に管理されるものであり、製造工程の進行は高い信頼性を有している。従って、管理サーバに複製された工程管理データに於いて、住宅メーカーが製造する部材が現場に搬入される工程も高い信頼性を有する。このため、管理サーバには工程管理の信頼性を向上させるデータが登録されていることとなり、住宅メーカー以外の業者による部材の納入や工事期間を指定する際の基準的な期日として起用することが可能である。
【0025】
上記管理サーバに対し管理会社が工程管理に必要なデータを提供すると共に、各業者に対して必要なデータ(例えば当初の納期,工期、納入データ,工事データ)をインターネットを含む通信網を介して入力することを求め、これに対し、管理会社及び各業者が最適なタイミングで必要なデータを入力することで、常に管理サーバに登録されたデータによって最新の工程情報を得ることが可能である。
【0026】
納入業者や工事業者は個々の業者が保有するサーバやコンピュータ、或いは携帯電話を利用して管理サーバに接続して必要なデータを入力することが可能であり、多くの負担をかけることなく、合理的な工程管理を実行することが可能となる。
【0027】
受注した住宅を建築する場合、管理会社となる住宅メーカー或いは工務店は、目的の住宅を建築するのに必要な部材の種類や数量等を決定し、且つ決定された各部材の製造分担を決定する。即ち、個々の部材毎に、住宅メーカーが製造して管理会社を経由して工事業者に支給する支給材、或いは住宅メーカー以外の部材メーカーが製造して管理会社を経由して工事業者に支給する購入材であるか、または単に機器メーカーから納入される納入材であるか、更には、工事に伴って工事業者が副資材的に搬入するか等が決定され、メーカー側サーバに登録される。
【0028】
住宅メーカーが支給する支給材としては、躯体を構成する鉄骨や耐力壁等の構造部材や外壁や床或いは屋根等に配置されるパネル類があり、購入材としては開口部に配置される窓枠や玄関扉等がある。また納入材としては、部材そのものが完成品である空調機器やバスタブのようなものがある。更に、工事業者の副資材的な部材としてはセメント類やルーフィング等がある。
【0029】
しかし、住宅を建築する際に必要な部材は、目的の住宅の仕様や構造に基づいて決定されるものであり、個々の部材名を限定する必要はない。即ち、目的の住宅を建築する際に必要な部材には、住宅メーカーが製造し管理会社を経由して工事業者に支給するもの(支給材)と、専門のメーカーが製造したものを管理会社を経由して工事業者に支給するもの(構成部材)と、単独で納入されるものと、工事業者が独自に搬入するものとがある。
【0030】
上記支給材のうち、構造部材やパネル類は住宅メーカーに於ける製造ラインで製造され、或いは夫々専門の工場で製造される。このような製造ラインによって製造される部材は、製造開始日から製造終了日までの工程上の条件が厳しく管理し得るため、現場への納入日に変更が発生することがない。
【0031】
一方、住宅を建築するには、基礎工事から始まって全ての工事が完了するまでの間に多品種にわたる専門的な工事が行なわれる。
【0032】
このため、住宅メーカーを含む管理会社では、住宅の建築開始から完了に至る間で施工すべき工事を決定すると共に、各工事を実施する専門の工事業者を決定する。また決定された工事は順序に従って経時的に並べられ、更に、夫々の工事に必要な期間と必要な部材が設定されることで工程が決定する。このようにして決定された工程順位や、工事業者はメーカー側サーバに登録される。
【0033】
即ち、管理会社は、メーカー側サーバに対し、目的の住宅を建築するのに必要な支給材の品目と支給日からなる支給品データ、目的の住宅を建築するのに必要な構成部材の品目と該構成部材を納入する納入業者名と納入日からなる構成部材データ、目的の住宅を建築するのに必要な工事名と該工事を実施する工事業者名と工事日からなる工事データを含む管理会社が必要とする固有のデータを登録する。
【0034】
そしてメーカー側サーバに登録されたデータの中から、支給材データ、構成部材データ、工事データからなる工程管理を行なうのに必要なデータを抽出して管理サーバを複製し、この管理サーバが納入業者及び工事業者に提供される。
【0035】
従って、各業者は、インターネットを含む通信網を介して管理サーバに接続することで、施工管理に必要な管理データを確認することが可能であり、必要に応じて納入日程や工期の変更を求めることも可能である。例えば、工期の変更を求める場合、工事業者は管理サーバに希望する工期を入力し、管理会社は通信網を介して管理サーバに接続して工事業者が入力した工期を確認し、工事業者の希望を追認し或いは再度の調整を行なうことで、工期の決定を行なうことが可能である。そして管理サーバ上で決定された工程をメーカー側サーバに複写して統一した工程を決定することが可能である。このように、管理サーバに接続するのは納入業者,工事業者に限定されることなく、管理会社も接続して必要に応じてデータを入力することが可能である。
【0036】
また通信網を介して管理サーバに接続した業者が、支給材データ、自社の業務範囲に該当する構成部材の納入データ或いは工事データを確認し、これらの管理データに従って、構成部材を納入した場合には納入開始日、又は納入開始日と納入日からなる納入データを通信網を介して入力し、また工事業者は工事開始日、又は工事開始日と工事終了日からなる工事データを通信網を介して入力することで、管理サーバに登録された工程表に納入データ,工事データを書き込むことが可能である。
【0037】
上記の如くして管理会社が保有するメーカー側サーバから施工管理に必要な管理データを複製した管理サーバに対し、各業者が夫々独自に通信網を介して接続すると共に、各業者の分担に従って開始日、或いは開始日と終了日からなる納入データ,工事データを入力することで、管理サーバの内容は工事現場に於ける進捗状況に則した最新の情報に基づいて更新されることとなり、信頼性の高い工程管理を実施することが可能である。
【0038】
特に、天候の影響により、或いは他の影響を受けて何れかの工程に進み或いは遅れからなる変更が生じたとき、この変更が業者の責任により管理サーバに入力されることによって、後続する工程を担当する業者は直ちに状況を把握することが可能となり、変更された工程に基づいて管理会社と打ち合わせの上、或いは自動的に変更に対処することが可能である。
【0039】
例えば、施工工程に遅れが生じた場合であって、後続する業者が部材(例えば建具)を納入する業者であるような場合、この建具業者は工程の遅れ具合と、建具の製造に要する日数とを加味して自社に於ける建具の製造開始日を遅らせたり、他の住宅の建築現場に納入する建具の製造順位と切り換えるように対処することで、製品在庫をなくして合理的な製造を実現し得るように調整することが可能となる。
【0040】
また管理会社では、施工工程の遅れを後続する他の工程で取り戻すか、或いは現在生じている遅れをそのままの状態で持ち越すかを顧慮して工程の調整を行なうことが可能である。
【0041】
この作業は、管理会社が、各業者が管理サーバに入力した納入データ,工事データを管理サーバ上で確認して、或いはメーカー側サーバに複写して確認して行い、この確認に伴って施工工程の調整を行なったとき、再度調整後の工程管理データを管理サーバに複写して各業者に提供することで行なわれる。
【0042】
即ち、工程の調整を管理サーバ上で行なうか、メーカー側サーバに複写して行なうかは、管理会社が担当する工程に影響を与えるか否かに応じて決定することが可能である。例えば、何らかの工事に遅れが生じた場合、この遅れが管理会社が支給する支給材の製造工程とは無関係であると認識し得るものであれば、管理サーバ上で調整することが可能である。しかし、前記遅れに伴って管理会社の製造工程、例えば外壁パネルの製造工程を変更させる必要がある場合、管理サーバのデータをメーカー側サーバに複写して調整することが必要となる。
【0043】
更に、納入業者が部材を納入して管理サーバに納入データを入力し、或いは工事業者が指定された工事を行なって管理サーバに工事データを入力することによって、該管理サーバを複写したメーカー側サーバを管理会社が確認することで、各業者が部材の納入,工事の終了を認識することが可能である。このため、部材の納入に伴う検収や、工事の終了に伴う検収を行なうことも可能となる。
【0044】
次に、上記管理システムの一実施例について図を用いて説明する。図1は本実施例に係る管理システムを説明する図である。図2はコンピュータのディスプレイに表示する入力画面の例を説明する図である。図3は同時に進行している複数の建築現場の工程を表示した表示画面の例を説明する図である。図4は施工工程の一部を説明する図である。図5は施工工程を調整したときの一部を説明する図である。
【0045】
図1に示すように、管理会社Aは、建築すべき住宅を建築するのに必要な支給材や構成部材の詳細及び工事の詳細を登録したメーカー側サーバ1を保有している。
【0046】
そして住宅が受注されたとき、該住宅の設計図面に基づいて、部材決定者2は受注された住宅に必要な部材(支給材,構成部材)の種類を抽出すると共に、数量を計算する。そして、決定された部材の詳細なデータは内部の通信網6を介して管理会社Aの内部資料としてメーカー側サーバ1に登録される。
【0047】
また工事決定者3は受注した住宅の納期を考慮して目的の住宅の工事を決定する。この工事決定は、住宅を建築するのに必要な全ての工事を抽出し、且つ各工事毎の開始日と終了日を設定することで行なわれる。そして決定された工事内容は通信網6を介してメーカー側サーバ1に登録される。
【0048】
次いで部材発注者4は通信網6を介してメーカー側サーバ1に接続し、目的の住宅に対して登録された全ての部材について、夫々対応する部門に発注し、同時に現場への搬入日(支給日)や納入日を指定し、これらのデータ(支給品データ,構成部材データ)をメーカー側サーバ1に登録する。
【0049】
上記発注は、管理会社Aが住宅メーカーである場合、該住宅メーカー自体が製造する部材に対しては担当工場(鉄骨工場,パネル工場等)に発注すると共に、夫々の工場に於ける製造工程への組み込みを行ない、更に、工事現場への搬入日を指定することで行なわれ、また部材が電気設備や水廻り備品のように、住宅メーカー以外の専門工場で製造されるものである場合、部材の仕様を指定すると共に現場への搬入日或いは納入日を指定することで行なわれる。同時に夫々の部材に対する価格や支払い条件等の経済的な条件も決定される。
【0050】
また工事発注者5は、通信網6を介してメーカー側サーバ1に接続し、目的の住宅に対して登録された全ての工事を、夫々専門の工事業者に発注する。この発注は、工事の内容と工事開始日と工事終了日とからなる工事期間を指定し、且つ各工事に対する価格や支払い条件等も決定される。
【0051】
上記の如く、メーカー側サーバ1には、目的の住宅を建築するのに必要な支給材の種類や数量、及び住宅メーカーに於ける製造日程、更に、建築現場に対する支給日等のデータからなる支給品データ、目的の住宅を建築するのに必要な構成部材の種類と数量、及び該構成部材を納入する納入業者名と納入日等のデータからなる構成部材データ、目的の住宅を建築するのに必要な工事名と該工事を実施する工事業者名と工事日からなる工事データを含む固有のデータが登録される。
【0052】
上記の如く、部材決定者2,工事決定者3,部材発注者4,工事発注者5によって、支給品データ,構成部材データ、工事データを含む固有のデータがメーカー側サーバ1に登録されたとき、これらの登録された各種データによって、目的の住宅を建築するための工程が構成される。即ち、メーカー側サーバ1には、支給品や構成部材の品目が工事の順位に従って時系列的に並べられることにより工程が構成される。但し、この工程には、住宅メーカーの工場に於ける製造工程や経済的な情報等の固有のデータを含んでいる。
【0053】
メーカー側サーバ1に登録された支給品データ,構成部材データ,工事データからなる工程の中から、施工工程の管理に必要な工程管理データが複製され管理サーバ11として各業者側Bに提供される。即ち、管理サーバ11に開示される工程表は、該管理サーバ11のために特別に作成したものではなく、前記各データは管理会社A側のコンピュータに記憶されたプログラムに従って演算処理された結果作成されたものである。
【0054】
管理サーバ11に複製された工程表は、例えば図2に示すように構成されている。この工程表Cは、建築工事が同時に進行している複数の住宅に対して夫々作成されるものである。工程表Cの横軸には、工事開始日からの延べ日数の欄21と、暦日の欄22が形成され、縦軸に形成された欄23には、支給品の品目,構成部材の品目,工事名が時系列的に並べられて形成されている。縦軸の欄23は更に2分割され、上段は予定欄23aとして形成され、下段は実績欄23bとして形成されている。
【0055】
上記工程表Cに於いて、予定欄23aには管理会社Aによって計画された予定日が特定の計画記号24によって表示されている。例えば鉄筋工事や躯体工事のように、工事期間が数日にわたるような場合、少なくとも工事開始日が予定日として表示される。前記予定日は目的の住宅に対する建築工事を開始する際に決定されており、最初に公開された時点で各業者によって確認される。しかし、後述するように工事の進行に伴ってある工程で遅れ等が生じた場合、この遅れを考慮して調整される。
【0056】
また実績欄23bには、業者が夫々担当する工程に着手したとき、或いは完了したとき、後述する手順で特定の実績記号25を入力することで表示される。特に、鉄筋工事や躯体工事のように、工事期間が数日にわたるような場合、少なくとも着手した日が実績として入力される。
【0057】
管理サーバ11には、支給材や構成部材を製造する複数の部材製造会社(代表して「部材製造会社12」)、構成部材を納入する複数の部材商社(代表して「部材商社13」)、鉄骨やパネル類等の大型の支給材や構成部材を配送する複数の配送会社(代表して「配送会社14」)、大工仕事や監督業務を行なう工事店15、基礎工事や足場工事,屋根工事等の専門工事を行なう複数の専門工事店(代表して「専門工事店16」)、工事現場を監督する複数の工事主任や職人であり、携帯電話としての通信網を有する(代表して「主任17」)が夫々インターネットを含む通信網18を介して接続されている(以下全体を総称して「各業者B」という)。
【0058】
特に、各業者Bを構成する個々の会社であって、規模が大きく夫々固有のサーバ12a,13a,14aを有している場合、これらのサーバ12a〜14aを通信網18を介して管理サーバ11に接続しておくことが好ましい。
【0059】
上記の如く構成された管理システムでは、当初、部材決定者2〜工事発注者5が目的の住宅を建築するのに必要な支給材や構成部材、及び工事内容を決定すると共に発注することによって、メーカー側サーバ1には該住宅に対する工程を含む固有のデータが登録される。このとき、支給材,構成部材,工事は時系列に沿って並べられて工程順序が決定される。
【0060】
上記メーカー側サーバ1に登録されたデータの中から、目的の住宅を建築する際の工程管理を行なうのに必要な工程管理データを抽出して管理サーバ11に複製することによって、管理サーバ11上で特別に工程表を作成することなく、工程表Cが開示される。
【0061】
各業者Bはインターネットを含む通信網18を介して管理サーバ11に接続することによって、夫々担当する工程の期日を確認し、確認した工程を遂行し得るように、資材の手配,製造工程への組み込み,職人の手配等を行なうことが可能である。また各業者Bが夫々担当する工程に着手したとき、通信網18を介して管理サーバ11に接続し、工程表Cの実績欄23bに実績記号25を入力することで、工程の進捗状態を記載することが可能である。
【0062】
各業者Bは、特定の住宅にのみ構成部材を納入し、或いは工事を施工する業者と、同時に並行して複数の住宅に対して構成部材を納入し、或いは工事を施工する業者とがある。例えば、工事店15の監督者や、主任17等では複数の住宅の建築現場を掛け持ちで携わるのが一般的である。
【0063】
このため、特定の主任17が管理サーバ11に接続して所定の操作を行なうことで、図3に示す主任17が携わっている邸毎の工程一覧表Dを表示して確認することが可能である。この工程一覧表Dは、横軸に延べ日数欄21が形成されてない以外は、横軸及び縦軸共に夫々工程表Cと同様に構成されており、予定欄には該当する邸名が記載されている。従って、この工程一覧表Dを確認した主任17は、邸毎の工程の進捗状況を認識することが可能である。
【0064】
ここで、工程の進行に伴う作業手順について図4,図5により説明する。この例は図2,図3の内容とは異なり、より細部にわたる工程を対象としている。先ず、工事決定者3が屋根防水工事,ベランダ防水工事,建具工事を、例えば図4に示すような工程で決定した場合、この工程はメーカー側サーバ1から管理サーバ11に複製されて各業者Bに提供される。
【0065】
屋根防水工事を担当する専門工事店16、及びベランダ防水工事を担当する専門工事店16の複数の専門工事店16は、夫々管理サーバ11に接続して自社の工事期間と前後工程との関係を知り、この工事期間に合わせて必要な資材や職人を手配することが可能である。同様に建具を納入する部材商社13も管理サーバ11に接続して現場への納入日を確認することが可能である。
【0066】
先ず、屋根防水工事を行なう専門業者16又は主任17は通信網18を介して管理サーバ11に接続し、図4に示す入力画面を読み出して、3月4日に屋根防水工事を開始する旨を入力する。例えば、屋根防水工事が天候の影響或いは他の影響を受けて、当初の完了予定日である3月5日に完了せずに3月6日までかかった場合、屋根防水工事を行なう専門工事店16の責任者、又は主任17は、通信網18を介して管理サーバ11に接続し、図4に示す入力画面を読み出して3月6日に屋根防水工事が完了した旨を入力する。
【0067】
この結果、管理サーバ11の工程は1日遅れたこととなり、図5に示すように、屋根防水工事の完了日が3月6日として登録される。従って、後続する工程であるベランダ防水工事を担当する専門工事店16は、管理サーバ11に接続した結果、工事期間を図2に示す当初予定よりも1日後退させて計画し、この期間に合わせて職人の手配を行なうことが可能である。このため、前工程に遅れが発生した場合であっても、この遅れに合わせて職人の手配を行なうことで、手待ちをなくして合理的な工事を実現することが可能となる。
【0068】
また管理会社Aでは、管理サーバ11を定期的に或いは適宜メーカー側サーバ1に複写して工程の実績を確認し、特別な問題が発生していない状態では、そのまま当初の工程を変更することなく進行させる。
【0069】
特に、図5のように、屋根防水工事,ベランダ防水工事で1日程度の遅れが生じた場合、後続する建具工程を担当する部材商社13と相談し、他の工程に於ける支障がないことが確認されたときには、建具の手配及び現場への納入を変更することなく、当初の予定とするように調整し、この調整後の工程管理データを管理サーバ11に複写して各業者Bに提供することが可能である。
【0070】
また、特定の住宅の建築工事に遅れが生じたような場合、図3に示す各業者Bが担当し且つ同時に進行している複数の住宅の工程一覧表Dを同時にディスプレイ上に表示することで、工程が遅れている住宅に納入する部材の他の住宅に納入する部材との製造順位の切換や、職人の手配の切換等の対策を速やかに且つ円滑に行なうことが可能となる。
【0071】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明に係る管理システムでは、管理会社が生産に関わる情報や経済的な情報等の受注した工程管理データを含む該管理会社の固有の情報を登録したメーカー側サーバの中から、目的の住宅の工程管理に必要な工程管理データを複製した管理サーバを構築し、この管理サーバを部材の納入業者や工事業者に提供し、各業者は指定された納入或いは工事の開始,終了からなる納入データ,工事データをインターネットを含む通信網を介して管理サーバに入力することで、該管理サーバのデータを常に最新のデータによって更新して工程の進捗状況を把握することが出来る。このため、インターネットを含む通信網を介して管理サーバに接続することで、時間や場所の如何に関わらず、工事の進捗状況を直ちに確認することが出来る。
【0072】
特に、メーカー側サーバに登録された工程管理データを管理サーバに複製して各業者に提供し、各業者は通信網を介して管理サーバに接続して必要なデータを入力するので、メーカー側サーバのセキュリティを確保することが出来る。
【0073】
またメーカー側サーバには、住宅メーカーの固有のデータが登録されるため、この登録されたデータの中に住宅メーカーが製造して現場に支給する支給材の製造工程に関するものも含まれる。このような支給材のうち、構造部材やパネル類は住宅メーカーに於ける製造ラインで製造され、或いは夫々専門の工場で製造されるため、製造開始日から製造終了日までの工程上の条件を厳しく管理することが出来、現場への納入日に変更が発生することがない。
【0074】
特に、管理サーバの工程は、管理会社側が特別に作成したものではなく、前記した住宅メーカーの固有のデータに含まれた工程管理データによって構成されている。このため、工程管理のための工程表を特別に作成し、或いは同時に進行している複数の住宅の工程を同時に確認するような一覧表を特別に作成する必要がなく、作業性が良く且つ信頼性の高い工程管理を実現することが出来る。
【0075】
また工程に変更、特に遅れが生じているような場合、各業者が管理サーバに接続して工事の進捗状況を確認することで、各業者自体の納入や工事の着手を当初の予定通りとするか、或いは手配を変更するか、を判断することが可能であり、独自の判断で或いは管理会社との協議に基づいて各業者の工程順位を変更することで、構成部材を製造する工場では在庫を削減することが出来、且つ生産のバラツキを調整することが出来る。また建築現場では、職人の手待ちをなくして手配の無駄をなくすことが出来る。
【0076】
また管理会社が納入データや工事データが入力された管理サーバをメーカー側サーバに複写して工程の進捗状況を確認し、工程の調整を行なった場合には、調整後の工程管理データを管理サーバに複写して各業者に提供することによって、構成部材を製造する工場では在庫を削減することが出来、且つ生産のバラツキを調整することが出来る。また建築現場では、職人の手待ちをなくして手配の無駄をなくすことが出来、且つ現場に対する構成部材の搬入が重なって混雑することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る管理システムを説明する図である。
【図2】 コンピュータのディスプレイに表示する入力画面の例を説明する図である。
【図3】 同時に進行している複数の建築現場の工程を表示した表示画面の例を説明する図である。
【図4】 施工工程の一部を説明する図である。
【図5】 施工工程を調整したときの一部を説明する図である。
【符号の説明】
A 管理会社
B 各業者
C 工程表
D 工程一覧表
1 メーカー側サーバ
2 部材決定者
3 工事決定者
4 部材発注者
5 工事発注者
6 通信網
11 管理サーバ
12 部材製造会社
12a〜14a サーバ
13 部材商社
14 配送会社
15 工事店
16 専門工事店
17 主任
18 通信網
21 延べ日数の欄
22 暦日の欄
23 欄
23a 予定欄
23b 実績欄
24 計画記号
25 実績記号
Claims (2)
- 住宅を建築するに当たり住宅の施工管理を行なう管理会社が、該管理会社の業務に関する固有のサーバに目的の住宅の建築の管理を行なうのに必要なデータを登録する建築管理データ登録手段と、
管理会社が前記固有のサーバとは異なる管理サーバを構築して前記管理会社の固有のサーバに登録された前記データのうち工程の管理を行なうのに必要な工程管理データを複製して納入業者及び工事業者のサーバに提供する工程管理データ複製手段と、
前記管理サーバに対し構成部材の納入日からなる納入データ、及び工事日からなる工事データを入力する納入日・工事日データ入力手段と、
管理サーバに複製された工程管理データを使用して同時に進行している複数の建築現場の工程表を表示する第一の工程表示手段と、を有し、
第一の工程表示手段は、現場の進捗に係る複数の部材の品目及び工事名が時系列的に並べられて形成され、各部材の工事工程の予定及び実績の表示とともに当該部材の納入日の予定及び実績の表示を示した工程表を表示することを特徴とする住宅施工管理システム。 - 住宅を建築するに当たり住宅の施工管理を行なう管理会社が、該管理会社の業務に関する固有のサーバに目的の住宅の建築の管理を行なうのに必要なデータを登録する建築管理データ登録手段と、
管理会社が前記固有のサーバとは異なる管理サーバを構築して前記管理会社の固有のサーバに登録された前記データのうち工程の管理を行なうのに必要な工程管理データを複製して納入業者及び工事業者のサーバに提供する工程管理データ複製手段と、
前記管理サーバに対し構成部材の納入日からなる納入データ、及び工事日からなる工事データを入力する納入日・工事日データ入力手段と、
管理サーバに複製された工程データを使用して、現場の進捗に係る部材の品目及び工事名が時系列的に並べられて形成され、その業者が担当し且つ同時に進行している複数の邸名を同時に表示する第二の工程表示手段を有することを特徴とする住宅施工管理システム。
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