JP2000305616A - 工程管理方法、工程管理装置、記録媒体 - Google Patents

工程管理方法、工程管理装置、記録媒体

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JP2000305616A
JP2000305616A JP11831299A JP11831299A JP2000305616A JP 2000305616 A JP2000305616 A JP 2000305616A JP 11831299 A JP11831299 A JP 11831299A JP 11831299 A JP11831299 A JP 11831299A JP 2000305616 A JP2000305616 A JP 2000305616A
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JP11831299A
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English (en)
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Mitsuru Ikuta
満 幾田
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的小規模な作業、或いは単純な工程の集
合によって行う作業において、各工程間でネットワーク
等を構築することなく、所望の時刻での中間的な実績を
簡単な手順で把握する。 【解決手段】 計画のガントチャートに沿って、見掛け
上、作業の経過と共に変動(延長)していく作業経過ガ
ントチャートを表示するようにしたため、ローカルエリ
アネットワーク等を構築し、リアルタイムで各工程から
信号を送られ更新していくかの如く、作業の目安を認識
することができるため、管理者の管理作業が容易とな
り、また、作業途中における作業計画の見直しや、作業
の追加、削除等の指示を的確に行うことができる。ま
た、実際には、作業開始時間のみ、書く工程からは信号
を受けていないため、例えば、工程管理装置を携帯性の
よいラップトップ型のパーソナルコンピュータ等で構成
すれば、客先からの突然等の問い合わせ等にも、迅速に
対応することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時間軸に沿って複
数の工程からなる作業に対して、各工程別に進行の計画
と実績とを一覧表示する工程管理方法であって、前記各
工程の作業の実際の開始時刻を得、現在の時刻との差に
よって、当該工程における予測される作業経過の目安を
表示する、ことを特徴とした工程管理方法、工程管理装
置及び工程管理プログラムがプログラムされた記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、ガントチャートを用いた作業工程管理システムが知
られている。
【0003】ガントチャートとは、時間(年月日)を横
軸にとり、それに沿って各作業の進行の計画と実績と
を、その時間に対応した帯の長さでチャートの中に記入
していくようになっており、各工程の作業が一目瞭然で
あり、簡潔さもあいまって広く利用されている。
【0004】近年では、パーソナルコンピュータの普及
により、前記ガントチャートをコンピュータ上でプログ
ラムを組み、集計管理する工程を細分化し、ディスプレ
イに表示することも考えられている。
【0005】ところが、このようなコンピュータは、結
果として入力されるデータに基づく表示であるため、今
後の予測等は行われておらず、計画の見直しの判断要素
にはなり得ない。
【0006】これを解消するために、各工程間をローカ
ルエリアネットワークで結合し、各工程の現場管理者が
実績を入力し、各工程間で情報を相互に連絡できるよう
にしたネットワーク管理システムが提案されている(一
例として特開平4−347769号公報参照)。
【0007】これによれば、全体管理者及び現場管理者
は、必要に応じて作業工程の見直し等、的確な判断を迅
速に行うことができる。
【0008】しかしながら、各作業工程間をローカルエ
リアネットワークで結び、コンピュータを駆使して作業
全体を管理したり、工程を修正したりすることは技術的
には可能ではあるものの、作業の規模や工程の複雑さに
よっては、上記のようなネットワーク管理システムと
は、バランス的に無用の長物的な作業も多く存在する。
【0009】すなわち、設備投資として、膨大なコス
ト、かつ複雑なシステムを適用する必要のない(適用す
ることができない)小規模な作業、或いは単純な作業に
おいては、従来通り作業の予測は不可能であり、緊急の
問い合わせ等に苦慮しているのが現実である。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、比較的小規模
な作業、或いは単純な工程の集合によって行う作業にお
いて、各工程間でネットワーク等を構築することなく、
所望の時刻での中間的な実績を簡単な手順で把握するこ
とができる工程管理方法、工程管理装置及び工程管理プ
ログラムがプログラムされた記録媒体を得ることが目的
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、時間軸に沿って複数の工程からなる作業に対して、
各工程別に進行の計画と実績とを一覧表示する工程管理
方法であって、前記各工程の作業の実際の開始時刻を
得、現在の時刻との差によって、当該工程における予測
される作業経過の目安を表示する、ことを特徴としてい
る。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、各工程に
おいて、作業の開始時刻のみを得る。この取得は、特別
なネットワークは不要であり、管理者がキー入力しても
よいし、電話回線を使ってもよい。さらに、例えば、作
業に機器を使用する場合には、その機器の電力消費を監
視することでも開始時間を認識することができる。
【0013】取得した作業開始時刻は、現在の時刻との
差を求めるために適用される。すなわち、この差は、作
業開始してからの時間になり、ある特定の作業工程がど
の程度の時間で終了するかを認識していれば、途中経過
を予測することができる。
【0014】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記工程別の進行の計画と実績と
が、前記時時間軸に沿った帯状のチャートである、こと
を特徴としている。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、表示され
るチャートは、時間軸を基準とした所謂ガントチャート
であり、このガントチャートに前記目安を付加すること
にょり、簡便、かつわかりやすい管理工程表が作製さ
れ、例えば、突然作業状況を把握しなければならなくな
ったとき、従来のガントチャートではわかり得なかった
現状を簡単に認識することができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記予測される作業経過の目安
が、予め設定された時間間隔毎に、作業が進行している
ことを表すインジケータであることを特徴としている。
【0017】請求項4に記載の発明は、前記請求項3に
記載の発明において、インジケータが、前記進行の計画
と実績の帯状のチャートに沿って時々刻々と延長される
帯状のチャートであることを特徴としている。
【0018】請求項5に記載の発明は、前記請求項3に
記載の発明において、前記インジケータが、前記進行の
計画を示す帯状のチャートの色の変化である、ことを特
徴としている。
【0019】請求項3に記載の発明によれば、前記目安
として、作業が進行していることを表すインジケータで
ある。すなわち、必要背に応じて目安を認識するのでは
なく、予め定得られた時間間隔で逐次目安を変化させて
いくようにすれば、管理者は表示される内容を確認する
のみでよく、管理作業効率がよい。
【0020】なお、インジケータとして代表されるもの
は、前記ガントチャートに適用される帯状のチャートで
あり、この帯状のチャートの長さが時間と共に伸びてい
くように表示すればよい(請求項4)。また、上記、従
来から存在するガントチャート(例えば、計画を示す帯
状のチャートを時間の経過と共に予め順番が決められた
色に変化させるようにすることも可能である(請求項
5)。さらに、他のインジケータとしては、パーセント
(%)表示、罫線の太さ等が考えられ、逆に作業終了ま
での残り時間を表示するようにしてもよい。
【0021】請求項6に記載の発明は、時間軸に沿って
複数の工程からなる作業に対して、各工程別に進行の計
画と実績とを一覧表示する工程管理装置であって、前記
各工程の実際の作業開始時刻を取得する開始時刻取得手
段と、現在時刻と、前記開始時刻取得手段で取得した作
業開始時刻との差を演算する演算手段と、予め各工程毎
の予測される作業時間を記憶する記憶手段と、前記演算
手段の演算結果と、記憶手段に記憶されている作業時間
とを照合して、作業進歩の目安を判断する判断手段と、
前記判断手段で判断された作業進歩の目安を前記進行の
計画と実績とに対応させて表示する表示制御手段と、を
有している。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、開始時刻
取得手段によって各工程の実際の作業開始時刻を取得す
る。この取得は、特別なネットワークは不要であり、管
理者がキー入力してもよいし、電話回線を使ってもよ
い。さらに、例えば、作業に機器を使用する場合には、
その機器の電力消費を監視することでも開始時間を認識
することができる。
【0023】演算手段では、取得した作業開始時刻と現
在時刻との差を演算する。この演算結果が、順調に作業
が進んでいる場合の作業経過時間となる。ここで、記憶
手段には予め各工程毎の予測される作業時間が記憶され
ており、照合手段では、各工程毎の作業時間と演算され
た作業経過時間とを照合し、作業進歩の目安を判断す
る。すなわち、全体にかかる作業時間に対して、作業開
始からどの程度時間が経過したかを判断することによ
り、実際の作業経緯の目安を知ることができる。
【0024】表示制御手段では、この目安を管理者がわ
かり易いように、作業の進行の計画と実績に対応させて
表示する。
【0025】請求項7に記載の発明は、前記請求項6に
記載の発明において、前記判断手段が、予め定められた
時間間隔で実行され、前記表示制御手段による表示状態
を順次更新していくことを特徴としている。
【0026】請求項8に記載の発明は、前記請求項6又
は請求項7に記載の発明において、前記各工程の進行の
計画と実績、並びに作業進歩の目安が、前記時間軸に沿
って表示される帯状のチャートである、ことを特徴とし
ている。
【0027】請求項8に記載の発明によれば、目安は管
理者等が必要なときに読み出すようにしてもよいが、予
め定められた時間間隔で表示制御手段による表示を順次
更新していくことにより、例えば、請求項8に記載のよ
うに、目安を帯状のチャートで表した場合、この帯状の
チャートが時々刻々と伸びていくことになり、見掛け上
ネットワークを組んで、リアルタイムで作業経緯を追う
ような表示を行うことができる。
【0028】また、請求項9に記載の発明は、時間軸に
沿って複数の工程からなる作業に対して、各工程別に進
行の計画と実績とを一覧表示する工程管理プログラムで
あって、受注データ及び作業指示データに基づいて、各
工程の日程を組込む第1のステップ、組込まれた日程を
ガントチャート式で表示する第2のステップ、前記各工
程の実際の作業開始時刻を取得し、各工程毎に独立して
作業進歩の目安を表示制御するように指示する第3のス
テップ、現在時刻と、前記開始時刻取得手段で取得した
作業開始時刻との差に基づいて作業進歩の目安を判断す
る第4のステップ、作業進歩の目安を前記進行の計画と
実績とに対応させて表示する第5のステップ、を含む処
理をコンピュータに実行させるための工程管理プログラ
ムが記録された記録媒体である。
【0029】
【発明の実施の形態】図1には、本実施の形態に係る工
程管理装置100の全体構成を示すブロック図が示され
ている。なお、図1では、工程管理装置100を、デス
クトップ型パーソナルコンピュータとして図示している
が、ラップトップ型パーソナルコンピュータでもよい。
また、汎用のパーソナルコンピュータに限らず、工程管
理プログラムによって実行する専用の機器で構成しても
よい。
【0030】工程管理装置100は、工程ID・作業開
始タイミング判別部102を備えており、所定の生産作
業を行うための複数の工程(工程1、工程2、・・・工程
n)に設置される端末104−1から104−nと専用
回線106(電話回線でも可)で接続されている。この
工程ID・作業開始タイミング判別部102では、各端
末104―1から104−nからのIDを受け取ること
により、当該工程の種類及び作業開始タイミング信号を
得るようになっている。
【0031】IDによって判別された工程種とタイミン
グ信号は、演算部108へ送られる。
【0032】なお、本実施の形態における生産作業は、
印刷に関するものであり、工程の種類としては、スキャ
ナー工程、集版工程、フィルム出力工程、製版校正工
程、校正刷版工程、校正印刷工程、刷版工程、印刷工
程、断裁工程、折り工程、綴じ工程の11種類とされて
いる。
【0033】また、工程管理装置100は、受注データ
入力部110と作業指示入力部112とを備えており、
営業部門から受注時の入力データと、工務部門の作業指
示データと、に基づいて、各種データが入力されるよう
になっている。
【0034】受注データ入力部110でのデータ入力時
には、受注入力画面110A(図2参照)がモニタ11
4上に表示され、必要な条件等を入力する。入力内容
は、得意先及び品名、並びに物件情報とユーザ情報と、
生産情報等である。
【0035】作業指示入力部112でのデータ入力時に
は、作業指示入力画面112A(図2参照)がモニタ1
14上に表示され、必要な条件等を入力する。
【0036】作業指示入力画面では、前記各工程の設備
の機種毎に稼動時間及び設備能力値等が設定可能となっ
ている。
【0037】受注データ入力部110及び作業指示入力
部112で入力されたデータは、日程組込み部116に
おいて日程が組み込まれ、初期目標チャート作成・更新
部118においてこの組込まれた日程に基づくガントチ
ャート150(図3参照)が作製され、モニタ114に
表示されるようになっている。なお、日程組み込み部1
16において組込まれた工程は、メモリ120に記憶さ
れるようになっている。
【0038】図3に示される如く、ガントチャート15
0は、図表方式で表示されており、左から受注・作業N
o.、得意先略称・品名等、の作業を特定するための項
目部150Aと、前記1つの項目部150Aに対して横
方向に目盛られた2本の時間軸152、154(上段及
び下段)が表示されたチャート表示部150Bで構成さ
れている。
【0039】上段の時間軸152には、作業の予定時間
(計画)の帯156が表示され、下段の時間軸154に
は、作業の実績(経過)に相当する帯158(図4及び
図5参照)が表示されるようになっている。
【0040】ここで、下段の時間軸154の作業の実績
表示は、実際には、各工程からリアルタイムに作業状況
に関する情報を得ているのではなく、作業開始時刻と現
在時刻とに基づいて表示制御されている。
【0041】すなわち、図1に示される如く、工程管理
装置100には、クロック122が内臓され、常に現在
時刻を認識している。このクロック122からの時刻信
号は、演算部108へ送られる。この演算部108に
は、前述の如く、工程ID・作業開始タインミング判別
部102から工程の種類と作業開始タイミング信号が入
力されている。
【0042】演算部108では、作業開始タイミング信
号が入力された時刻(以下、開始時刻という)を基準と
して、所定の時間間隔毎の現在時刻と前記開始時刻との
差を演算するようになっている。演算結果は、工程ID
と共に判断部124へ送出される。判断部124には、
メモリ120に記憶されたデータが入力されている。こ
のデータは、日程組込み部116で組込まれた各工程の
全作業時間であり、判断部124では、この全作業時間
と前記差とに基づいて、この工程における作業経過の目
安を判断し、この目安に関する情報を初期目標チャート
作成・更新部118へ送るようになっている。
【0043】なお、判断部124では、単純に作業時間
と前記差との比のみならず、作業指示入力時に入力した
稼動休止時間等も考慮した上で目安を判断している。
【0044】本実施の形態では、目安に関する情報を下
段の時間軸154の帯158の長さで表現するようにし
ており、前記所定時間毎に時間軸に沿って設けられた1
目盛分の帯158を追加していく。
【0045】したがって、下段の時間軸154の帯15
8は、予め予定として表示された上段の時間軸152の
帯156(固定)とは無関係に、作業開始時刻を先頭と
して、所定時間毎に長さが長くなる、流動的な帯158
であり(図3〜図5の流れ参照)、イレギュラー的なト
ラブルが発生しない限り、これが、見掛け上の作業の進
歩状況と同期しているかの如く表示されるため、管理者
は、必要に応じてこのガントチャートを監視することに
よって、各工程の現在進行状態を把握することができ
る。
【0046】以下に本実施の形態の作用を図6のフロー
チャートに従い説明する。
【0047】図6(A)は、ガントチャートの表示制御
を行うためのルーチンであり、ステップ200では、受
注データ入力部110により受注データの入力を行い、
次いでステップ202において、作業指示入力部112
により受注データの入力を行う。すなわち、図2に示さ
れる如く、工程管理装置100のモニタ114には、受
注データ入力時には、受注データ入力画面110Aが表
示され、作業指示入力時には、作業指示入力画面112
Aが表示され、管理者はこの画面に従って、必要の項目
を埋めていく。
【0048】次のステップ204では、前記ステップ2
00及びステップ202で入力されたデータに基づい
て、日程組込み部116において、ガントチャートへ日
程が組み込まれ、次いでステップ206では、この日程
がモニタ表示される。これが、図3に示されるようなガ
ントチャートの初期画面となる。
【0049】次のステップ208では、工程IDと作業
開始タイミング信号が入力されたか否かが判断される。
すなわち、各工程の作業開始は、まちまちであるため、
その作業開始の時期に、専用回線106によって各工程
から信号が送られる。この信号によって、工程管理装置
100では、各工程の開始時期が認識できる。
【0050】次のステップ210では、入力された工程
の種類を判別し、次いでステップ212において、判別
された工程に対応する作業経過を更新表示するための制
御(各工程毎に独立して行われる制御)の実行を開始す
るべく、判別された工程種のガントチャート表示制御開
始指示信号を送出する。これにより、図6(B)に示さ
れる制御が各工程毎に独立して実行される。
【0051】次のステップ214では、全ての工程の作
業が開始されたか否かが判断され、否定判定の場合に
は、ステップ208へ戻り、作業が開始されていない工
程からの作業開始信号を待つ。また、工程判定された場
合には、このメインルーチンは終了する。
【0052】次に、図6(B)の各工程毎に独立して制
御されるガントチャート更新表示制御について説明す
る。
【0053】ステップ220では、まず、演算部108
において、現在時刻と作業開始時刻との差が演算され
る。次いでステップ222では、作業経過の目安を判断
する(判断部124)。判断された作業経過の目安は、
ステップ224において、初期目標チャート作成・更新
部118に送られて、ガントチャートの下段の時間軸1
54の帯158を更新する。すなわち、前記時間差に応
じて長さに帯158を調整する。このとき、作業開始直
後においては、時間差がないため、帯158は表示され
ない。
【0054】次のステップ226では、当該工程の作業
が終了したか否かが判断され、否定判定の場合には、ス
テップ228へ移行し、所定時間経過後ステップ220
へ戻る。このときのステップ220で演算される時間差
は前記所定時間分(ガントチャート150Bの1目盛
分)となるため、ステップ224での時間軸156の更
新において、帯158を1目盛増加させる。
【0055】これを所定時間経過毎に繰り返すことによ
って、時間軸154の帯158は、時々刻々と作業の流
れに沿って長くなっていき、見掛け上作業の経過をリア
ルタイムに表示しているかの如く、変動していく。従っ
て、管理者は、このガントチャート表示を見るだけで、
作業経過の現状を容易に把握することができ、作業の見
直し等の計画変更は作業の追加等を的確に行うことがで
きる。
【0056】上記、順次延長される帯158の長さが、
計画(時間軸152の帯154の長さ)と一致すると、
ステップ226で肯定判定され、このルーチンは終了す
る。
【0057】なお、目安の表示が予定の時間を経過して
も、実績として当該工程の終了が認識できない場合に
は、アラーム等により警告を出すようにしてもよい。
【0058】このように、本実施の形態では、計画のガ
ントチャートに沿って、見掛け上、作業の経過と共に変
動(延長)していく作業経過ガントチャートを表示する
ようにしたたため、ローカルエリアネットワーク等を構
築し、リアルタイムで各工程から信号を送られ更新して
いくかの如く、作業の目安を認識することができるた
め、管理者の管理作業が容易となり、また、作業途中に
おける作業計画の見直しや、作業の追加、削除等の指示
を的確に行うことができる。また、実際には、作業開始
時間のみ、各工程からは信号を受けていないため、例え
ば、工程管理装置を携帯性のようラップトップ型のパー
ソナルコンピュータ等で構成すれば、例えば、客先から
の突然の問い合わせ等にも、迅速に対応することができ
る。
【0059】なお、本実施の形態では、作業の目安とし
て、下段の時間軸154に、所定時間毎に長さが延びる
帯158を表示するようにしたが(図7(A)参照)、
この帯158は、あくまでも実績(作業の開始時期と終
了時期を各工程から受信して表示される帯)とし、この
時間軸154上に数字159で作業率((作業開始から
の時間/計画上の全作業時間)×100(%))を表示
するようにしてもよい(図7(B)参照)。また、この
帯158の色を経過時間毎に変化させるようにしてもよ
い。
【0060】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る工程管理
方法、工程管理装置及び記録媒体は、比較的小規模な作
業、或いは単純な工程の集合によって行う作業におい
て、各工程間でネットワーク等を構築することなく、所
望の時刻での中間的な実績を簡単な手順で把握すること
ができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る工程管理装置の制御
ブロック図である。
【図2】本実施の形態に係る工程管理装置とモニタ表示
内容を示す概略図である。
【図3】ガントチャートの初期画面である。
【図4】ガントチャートの作業経過の目安が表示された
画面である。
【図5】図4よりも時間が経過した場合のガントチャー
トの作業経過の目安が表示された画面である。
【図6】(A)はガントチャート表示制御メインルーチ
ンを示す制御不フローチャート、(B)は工程種別ガン
トチャート更新表示ルーチンを示す制御フローチャート
である。
【図7】ガントチャートの下段の時間軸の拡大図であ
り、(A)は本実施の形態における目安表示形態を示
し、(B)は変形例に係り数字によって目安を表示する
形態を示す。
【符号の説明】
100 工程管理装置 102 工程ID・作業開始タイミング判別部 104―1〜104−n 端末(各工程) 108 演算部 110 受注データ入力部 112 作業指示入力部 114 モニタ 116 日程組込み部 118 初期目標チャート作成・更新部 120 メモリ 122 クロック 124 判断部 150 ガントチャート 152、154 時間軸 156、158 帯

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間軸に沿って複数の工程からなる作業
    に対して、各工程別に進行の計画と実績とを一覧表示す
    る工程管理方法であって、 前記各工程の作業の実際の開始時刻を得、現在の時刻と
    の差によって、当該工程における予測される作業経過の
    目安を表示する、ことを特徴とした工程管理方法。
  2. 【請求項2】 前記工程別の進行の計画と実績とが、前
    記時時間軸に沿った帯状のチャートである、ことを特徴
    とする請求項1記載の工程管理方法。
  3. 【請求項3】 前記予測される作業経過の目安が、予め
    設定された時間間隔毎に、作業が進行していることを表
    すインジケータであることを特徴とする請求項1記載の
    工程管理方法。
  4. 【請求項4】 インジケータが、前記進行の計画と実績
    の帯状のチャートに沿って時々刻々と延長される帯状の
    チャートであることを特徴とする請求項3記載の工程管
    理方法。
  5. 【請求項5】 前記インジケータが、前記進行の計画を
    示す帯状のチャートの色の変化である、ことを特徴とす
    る請求項3記載の工程管理方法。
  6. 【請求項6】 時間軸に沿って複数の工程からなる作業
    に対して、各工程別に進行の計画と実績とを一覧表示す
    る工程管理装置であって、 前記各工程の実際の作業開始時刻を取得する開始時刻取
    得手段と、 現在時刻と、前記開始時刻取得手段で取得した作業開始
    時刻との差を演算する演算手段と、 予め各工程毎の予測される作業時間を記憶する記憶手段
    と、 前記演算手段の演算結果と、記憶手段に記憶されている
    作業時間とを照合して、作業進歩の目安を判断する判断
    手段と、 前記判断手段で判断された作業進歩の目安を前記進行の
    計画と実績とに対応させて表示する表示制御手段と、 を有する工程管理装置。
  7. 【請求項7】 前記判断手段が、予め定められた時間間
    隔で実行され、前記表示制御手段による表示状態を順次
    更新していくことを特徴とする請求項6記載の工程管理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記各工程の進行の計画と実績、並びに
    作業進歩の目安が、前記時間軸に沿って表示される帯状
    のチャートである、ことを特徴とする請求項6又は請求
    項7記載の工程管理装置。
  9. 【請求項9】 時間軸に沿って複数の工程からなる作業
    に対して、各工程別に進行の計画と実績とを一覧表示す
    る工程管理プログラムであって、 受注データ及び作業指示データに基づいて、各工程の日
    程を組込む第1のステップ、 組込まれた日程をガントチャート式で表示する第2のス
    テップ、 前記各工程の実際の作業開始時刻を取得し、各工程毎に
    独立して作業進歩の目安を表示制御するように指示する
    第3のステップ、 現在時刻と、前記開始時刻取得手段で取得した作業開始
    時刻との差に基づいて作業進歩の目安を判断する第4の
    ステップ、 作業進歩の目安を前記進行の計画と実績とに対応させて
    表示する第5のステップ、を含む処理をコンピュータに
    実行させるための工程管理プログラムが記録された記録
    媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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