JP4815780B2 - オーバーサンプリングシステム、デコードlsi、およびオーバーサンプリング方法 - Google Patents

オーバーサンプリングシステム、デコードlsi、およびオーバーサンプリング方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4815780B2
JP4815780B2 JP2004305572A JP2004305572A JP4815780B2 JP 4815780 B2 JP4815780 B2 JP 4815780B2 JP 2004305572 A JP2004305572 A JP 2004305572A JP 2004305572 A JP2004305572 A JP 2004305572A JP 4815780 B2 JP4815780 B2 JP 4815780B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oversampling
data
output buffer
channel
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004305572A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006119265A (ja
Inventor
厚司 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2004305572A priority Critical patent/JP4815780B2/ja
Priority to US11/254,655 priority patent/US7508895B2/en
Publication of JP2006119265A publication Critical patent/JP2006119265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4815780B2 publication Critical patent/JP4815780B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/02Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using spectral analysis, e.g. transform vocoders or subband vocoders
    • G10L19/022Blocking, i.e. grouping of samples in time; Choice of analysis windows; Overlap factoring
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/0017Lossless audio signal coding; Perfect reconstruction of coded audio signal by transmission of coding error

Description

本発明は、フレーム単位で圧縮されたデジタルオーディオをデコード(伸張)した後にオーバーサンプリング(Oversampling)する、オーバーサンプリングシステム、デコードLSI、およびオーバーサンプリング方法に関し、特に、デコードデータのオーバーサンプリング処理に使用される出力バッファのメモリ容量を低減できる、オーバーサンプリングシステム、デコードLSI、およびオーバーサンプリング方法に関するものである。
近時、デジタルオーディオの分野において、MPEGオーディオとして、MPEG2 AAC(Advanced Audio Coding)5.1チャネルが使用されることが多くなり、このコンテンツの再生に際してMPEGオーディオデータのデコードが必要になる。また、このMPEGオーディオデータのデコードした結果であるPCMオーディオデータをオーバーサンプリングした後に、DA変換することが多い。
ここで、従来例として、専用LSIでデコード後にオーバーサンプリングを行う例を図6に示す。対象となるデコード処理の一例として、ここではMPEG2 AAC 5.1チャネルデコード後に2倍オーバーサンプリングを実行する例について説明する。
図6において、専用LSI100はDSPで構成され、AACデコード機能とオーバーサンプリング機能とを持つ。AACデコーダ101は、入力ストリーム信号(AACビットストリーム信号)を受信し、フレームを単位としてデコード処理を行う。オーバーサンプリング処理部102は、デコード結果に対してオーバーサンプリング処理を施し、出力バッファ110に記録する。
AACデコーダ101では、フレームを単位としてデコード処理を行い、チャネルあたり1,024ワード(サンプル)のデータを一旦出力バッファ110に書き込み、オーバーサンプリング処理部102は、AACデコーダ101でデコードされ一旦出力バッファ110に書き込まれたチャネルあたり1,024サンプルのデコードデータ(PCMオーディオデータ)を、2倍オーバーサンプリングし、フレーム当たり2,048ワードのPCMオーディオデータとして出力バッファ110に書き込む。
また、出力バッファ110には、チヤネルごとに出力バッファ領域Aと出力バッファ領域Bが設けられている。従って、出力バッファ110は、チャネル当り、
「デコード出力サンプル数×2(A,B領域)×2(2倍オーバーサンプリング)」のデータで構成される。従って、5.1チャネルの場合の出力バッファ110のメモリ容量は、
「6(チャネル)×1,024(サンフ゜ル数)×2(A,B領域)×2(2倍オーハ゛-サンフ゜リンク゛)=24,576ワート゛」となる。
また、図7は、図6に示す従来例の出力バッファ110の動作説明図である。
図7(a)に示すように、フレームNの処理開始時においては、出力バッファ110には、5.1chの各チャネル、L、R、LS、RS、C、LEFの前フレームN−1のオーバーサンプリング結果(2,048ワード/チャネル)が出力バッファ領域Aに記録されている。そして、このフレームNでは、オーバーサンプリング結果を出力バッファ領域B(2,048ワード/チャネル)に書き込みつつ、出力バッファ領域Aのデータを専用LSIの外部(DAC等)に出力する処理を行う。
図7(b)においては、各チャネルの出力バッファ領域Aのデータは旧出力バッファ領域Bのデータであり、出力バッファ領域B(旧出力バッファ領域A)は空きになった領域であり、この領域Bに次のフレームN+1のオーバーサンプリング結果が書き込まれる。なお、この例においては、各チャネルデータの出力開始点(アドレス)を2,048ワード分だけ上位に移動する巡回バッファ構成を採っている。
そして、上記手順が繰り返され、フレームN、N+1、フレームN+2、・・・のデータが順次外部に出力される。
また、図7(c)および図7(d)は、デコード処理とオーバーサンプリング処理のタイミングを説明するための図である。図7(c)に示すように、フレームN−1のデータ出力中に、次のフレームNのデコード処理が行なわれ、その後に引き続いてオーバーサンプリング処理が行われる。そして、オーバーサンプリング結果(オーバーサンプリングデータ)が、出力バッファ領域Bに書き込まれる。
以上、従来の専用LSIを使用した場合のAACデコードおよびオーバーサンプリング処理について説明したが、この従来例においては、各チャネルごとに、データサンプル数の4倍のバッファメモリ容量を必要としていた。
なお、本発明に関連する先行技術文献として、所定周期で書き込みモードと読み出しモードが切り替わるダブルバッファ構成の出力バッファに対して、DSP処理結果を書き込むとともに、所定のサンプリング周期で読み出して外部に出力する構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、本発明は、オーバーサンプリング処理を行うために必要な出力バッファのメモリ容量の低減を目的しており、特許文献1の発明とは、発明の前提、目的および構成が異なるものである。
特開2004−12967号公報
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的は、デジタルオーディオのデコードデータをオーバーサンプリングして出力する場合に、デコードデータのオーバーサンプリング処理に使用される出力バッファのメモリ容量を低減できる、オーバーサンプリングシステム、デコードLSI、およびオーバーサンプリング方法を提供することにある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明のオーバーサンプリングシステムは、フレーム単位のデジタルオーディオデータに対しα倍のオーバーサンプリング処理を施し出力するオーバーサンプリングシステムであって、前記デジタルオーディオデータのα+1倍のメモリ領域を有し、前記メモリ領域をアドレスの昇順に領域1、領域2、・・・領域α+1に分けて使用する出力バッファと、フレームNの始めの(α―1)/αの期間に、前記領域α+1にデジタルオーディオデータを書き込むと共に、前記領域1から領域α−1に書き込まれている前フレームN−1のデータを出力バッファから出力する手段と、フレームNの終わりの1/αの期間に、前記出力バッファに書き込んだデジタルオーディオデータを読み出し、オーバーサンプリング処理を行い、生成されたオーバーサンプリングデータを前記領域α+1〜領域α−1に書き込むと共に、前記領域αに書き込まれている前フレームN−1の残りのデータを出力バッファから出力する手段と、前記デジタルオーディオデータの書込みと、前記オーバーサンプリングデータの書込みと、前記出力バッファからのデータ出力を、前記出力バッファの各領域を巡回させつつ、フレームN+1、フレームN+2、・・・・と順次繰り返す手段とを備えることを特徴とする。
これにより、出力バッファを有効に活用でき、デジタルオーディオデータのオーバーサンプリング処理に使用される出力バッファのメモリ容量を低減できる。例えば、2倍オーバーサンプリングの場合には、出力バッファについて、従来例に対して25%のメモリ容量を削減できる。
また、本発明のオーバーサンプリングシステムは、複数のチャネルデータを含むフレーム単位のデジタルオーディオデータに対しα倍のオーバーサンプリング処理を施し出力するオーバーサンプリングシステムであって、前記複数チャネルのデジタルオーディオデータのα+1倍のメモリ領域を有し、また前記メモリ領域が各チャネルごとに順次割り当てられ、さらに前記各チャネルごとのメモリ領域がアドレスの昇順に領域1、領域2、・・・領域α+1に分けて使用される出力バッファと、フレームNの始めの(α−1)/αの期間に、各チャネルのデジタルオーディオデータを前記各チャネルの領域α+1に書き込むと共に、前記各チャネルの領域1から領域α−1に書き込まれている前フレームN−1のデータを出力バッファから出力する手段と、フレームNの終わりの1/αの期間に、前記出力バッファに書き込んだ各チャネルのデジタルオーディオデータを読み出し、オーバーサンプリング処理を行い、生成されたオーバーサンプリングデータを前記各チャネルの領域α+1〜領域α−1に書き込むと共に、前記各チャネルの領域αに書き込まれている前フレームN−1の残りのデータを出力バッファから出力する手段と、前記デジタルオーディオデータの書込みと、前記オーバーサンプリングデータの書込みと、前記出力バッファからのデータ出力を、前記出力バッファの各領域を巡回させつつ、フレームN+1、フレームN+2、・・・・と順次繰り返す手段とを備えることを特徴とする。
これにより、多チャネルのデジタルオーディオデータをオーバーサンプリングする場合においても、出力バッファを有効に活用でき、デジタルオーディオデータのオーバーサンプリング処理に使用される出力バッファのメモリ容量を低減できる。例えば、2倍オーバーサンプリングの場合には、出力バッファについて、従来例に対して25%のメモリ容量を削減できる。
また、本発明のLSIは、上記に記載のいずれかのオーバーサンプリングシステムを備えたことを特徴とする。
これにより、LSI内におけるオーバーサンプリング処理に必要なメモリ容量を低減できる。
また、本発明のオーバーサンプリング方法は、フレーム単位のデジタルオーディオデータに対しα倍のオーバーサンプリング処理を施し出力するオーバーサンプリングシステムにおけるオーバーサンプリング方法であって、前記デジタルオーディオデータのα+1倍のメモリ領域を有し、前記メモリ領域をアドレスの昇順に領域1、領域2、・・・領域α+1に分けて使用する出力バッファを設ける手順と、フレームNの始めの(α―1)/αの期間に、前記領域α+1にデジタルオーディオデータを書き込むと共に、前記領域1から領域α−1に書き込まれている前フレームN−1のデータを出力バッファから出力する手順と、フレームNの終わりの1/αの期間に、前記出力バッファに書き込んだデジタルオーディオデータを読み出し、オーバーサンプリング処理を行い、生成されたオーバーサンプリングデータを前記領域α+1〜領域α−1に書き込むと共に、前記領域αに書き込まれている前フレームN−1の残りのデータを出力バッファから出力する手順と、前記デジタルオーディオデータの書込みと、前記オーバーサンプリングデータの書込みと、前記出力バッファからのデータ出力を、前記出力バッファの各領域を巡回させつつ、フレームN+1、フレームN+2、・・・・と順次繰り返す手順とを含むことを特徴とする。
これにより、出力バッファを有効に活用でき、デジタルオーディオデータのオーバーサンプリング処理に使用される出力バッファのメモリ容量を低減できる。例えば、2倍オーバーサンプリングの場合には、出力バッファについて、従来例に対して25%のメモリ容量を削減できる。
また、本発明のオーバーサンプリング方法は、複数のチャネルデータを含むフレーム単位のデジタルオーディオデータに対しα倍のオーバーサンプリング処理を施し出力するオーバーサンプリングシステムにおけるオーバーサンプリング方法であって、前記複数チャネルのデジタルオーディオデータのα+1倍のメモリ領域を有し、また前記メモリ領域が各チャネルごとに順次割り当てられ、さらに前記各チャネルごとのメモリ領域がアドレスの昇順に領域1、領域2、・・・領域α+1に分けて使用される出力バッファを設ける手順と、フレームNの始めの(α―1)/αの期間に、各チャネルのデジタルオーディオデータを前記各チャネルの領域α+1に書き込むと共に、前記各チャネルの領域1から領域α−1に書き込まれている前フレームN−1のデータを出力バッファから出力する手順と、フレームNの終わりの1/αの期間に、前記出力バッファに書き込んだ各チャネルのデジタルオーディオデータを読み出し、オーバーサンプリング処理を行い、生成されたオーバーサンプリングデータを前記各チャネルの領域α+1〜領域α−1に書き込むと共に、前記各チャネルの領域αに書き込まれている前フレームN−1の残りのデータを出力バッファから出力する手順と、前記デジタルオーディオデータの書込みと、前記オーバーサンプリングデータの書込みと、前記出力バッファからのデータ出力を、前記出力バッファの各領域を巡回させつつ、フレームN+1、フレームN+2、・・・・と順次繰り返す手順とを含むことを特徴とする。
これにより、多チャネルのデジタルオーディオデータをオーバーサンプリングする場合においても、デジタルオーディオデータのオーバーサンプリング処理に使用される出力バッファのメモリ容量を低減できる。例えば、2倍オーバーサンプリングの場合には、出力バッファについて、従来例に対して25%のメモリ容量を削減できる。
本発明のオーバーサンプリングシステムおよびオーバーサンプリング方法においては、出力バッファを有効に活用でき、デジタルオーディオにおけるデコードデータのオーバーサンプリング処理に使用される出力バッファのメモリ容量を低減できる。例えば、2倍オーバーサンプリングの場合には、出力バッファについて、従来例に対して25%のメモリ容量を削減できる。
また、本発明のオーバーサンプリングシステムおよびオーバーサンプリング方法においては、多チャネルのデコードデータをオーバーサンプリングする場合においても、デコードデータのオーバーサンプリング処理に使用される出力バッファのメモリ容量を低減できる。例えば、2倍オーバーサンプリングの場合には、出力バッファについて、従来例に対して25%のメモリ容量を削減できる。
また、本発明のデコードLSIは、上記いずれかオーバーサンプリングシステムを備えるようにしたので、これにより、デコードLSI内におけるオーバーサンプリング処理に必要なメモリ容量を低減できる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
[オーバーサンプリングシステムの構成例の説明]
図1は、本発明のオーバーサンプリングシステムの構成例を示す図である。図1に示す例は、専用のデコードLSIとして構成された例を示しており、MPEG2 AAC形式でエンコードされた入力ストリーム信号(AACビットストリーム信号)をデコードし、さらにオーバーサンプリング処理を施し、オーディオPCM(Pulse Code Modulation)信号として出力するためのLSIの例である。
図1において、1はデコードLSIの全体、2は入力インタフェース(入力I/F)、3は入力バッファ、4はサンプルカウンタ、5は出力バッファ、6は出力インタフェース(出力I/F)、10はDSP(Digital Signal Processor)を示している。また、DSP10には、デコード処理部11、オーバーサンプリング処理部12が含まれている。また、オーバーサンプリング処理部12には、デコードデータ書込部13とオーバーサンプリングデータ書込部14とが含まれている。
また、入力側において、入力ストリーム信号Dinは、5.1チャンネルのオーディオ信号をサンプリングしMPEG2 AACで符号化して得られたビットストリーム信号であり、各チャンネルのデータが時分割されて含まれている。また、入力ワードクロック信号fは、入力ストリーム信号Dinのサンプリング周期を規定するものであり、入力ビットクロック信号CKoutは、入力ストリーム信号Dinの各ビットの位置を規定するものである。
また、出力側において、出力PCM信号Doutは、デコードデータ(MPEG2 AAC信号をデコードして得られた信号)をオーバーサンプリングした結果のデータが、オーディオPCM信号として出力された信号である。また、出力ワードクロック信号foは、出力PCM信号Doutのサンプリング周期を規定するものであり、出力ワードクロック信号foの周期は、入力ワードクロック信号f×α(オーバーサンプリング比)となる。また、出力ビットクロック信号CKoutは、出力PCM信号Doutの各ビットの位置を規定するものである。
以上説明した本発明のデコードLSI1の構成において、入力I/F2は、外部入力信号Din、CKin、fを受信し、これらの信号を入力バッファ3およびサンプルカウンタ4に送る。入力バッファ3は、入力I/F2から受け取った入力ストリーム信号Dinをフレーム単位でパラレルデータに変換して一時記憶する。
サンプルカウンタ4は、入力ワードクロック信号fからサンプリングのタイミングを生成し、フレーム時間(F)または半フレーム時間(F/2)などの情報をDSP10に提供する。
出力バッファ5は、オーバーサンプリングデータ及びデコードデータを記憶するバッファであり、出力バッファ5に記憶されたオーバーサンプリングデータは、出力I/F6を介して外部出力される。
また、出力バッファ5には、バッファ領域A、Bがチャネルごとに用意され、出力バッファ5全体で巡回バッファを構成する。例えば、2倍オーバーサンプリングの場合は、出力バッファ5は、フレームNの開始時点では、図1(a)に示す状態にあり、フレームN+1の開始時点では、図1(b)に示す状態になるように読み出し開始位置が巡回される。
なお、出力バッファ5のメモリ容量と、具体的な動作例については後述する。
DSP10内のデコード処理部11は、入力バッファ3内に記録されたフレーム単位のデータを読み取りデコード処理してデコードデータを生成し、オーバーサンプリング処理部12へ送る。
オーバーサンプリング処理部12内のデコードデータ書込部13は、フレームNの前半で、デコード処理部11から受け取ったデコードデータを(一旦)出力バッファ5に出力する。この場合、デコードデータは、各チャネルごとに、図2(a)に示すフレーム前半のバッファ領域Bに格納される。
オーバーサンプリング処理部12内のオーバーサンプリングデータ書込部14は、出力バッファ5のバッファ領域Bに保存したデコードデータを読み出し、オーバーサンプリングして出力バッファ5に最終出力する。この場合、オーバーサンプリングデータは、図2(b)に示すフレームN後半のバッファ領域Bに格納される。また、オーバーサンプリング処理部12におけるオーバーサンプリング処理は、フレーム時間の後半で開始することを前提とする(オーバーサンプリングの処理量がLSI1の処理能力の半分以下であることを前提とする)。この理由については、後述する。
出力I/F6は、出力ワードクロック信号foからタイミングを得て、サンプリング周波数毎に、出力バッファ5に記録されたオーバーサンプリングした信号を、出力PCM信号Doutとして外部に出力する。
[具体的な動作例の説明]
次に、図2を参照して、図1に示すデコードLSI1の具体的な動作例について説明する。ここではMPEG2 AAC5.1チャネルデコード後に2倍オーバーサンプリングを実行する例について説明する。
この場合、出力バッファ5の容量は、「チャネル数×デコード出力サンプル数×(1+α)」より、
「5.1チャネル×1,024×(1+2)=18,432ワード(サンプル)」となる。
また、出力バッファ5には、バッファ領域A、Bがチャネルごとに用意され、出力バッファ5全体で巡回バッファを構成する。また、2倍サンプリング(α=2)の場合は、図3(a)に示すように、出力バッファ5内の各チャネルに割り当てられた領域が、領域1、領域2、領域3の3(=α+1)部分に分けて使用され、フレームNの前半では、領域1と領域2がバッファ領域Aとなり、領域3がバッファ領域Bの状態にある(図2(a)に示す状態)。
最初に、図2(a)に示すフレームNの前半において、デコード結果(デコードデータ1,024ワード)を、各チャネルごとに、出力バッファ領域B(1,024ワード/チャネル)に書き込み、出力バッファ領域Aから前フレームの結果(2,048ワード/チャネルのうち前半1,024ワード)をデコーダ外部に出力する。
出力バッファ領域Aの前半の1,024ワードのデータを出力すると、バッファ領域Aの前半1,024ワード/チャネルが空き、フレームNの後半でここをバッファ領域Bとして使用する。フレームNの後半では、出力バッファ5は図2(b)に示す状態となる。なお、出力バッファ52を巡回させるため、各チャネルの開始アドレスは、1,024ワード分だけ上位にシフトする。
次に、図2(b)に示すフレームNの後半では、フレームNの前半にバッファ領域Bに記録したデコードデータ(1,024ワード)を読み出し、このデコードデータに対してオーバーサンプリング処理を行う。そして、オーバーサンプリング結果を出力バッファB(2,048ワード/チャネル)に書き込み、出力バッファ領域Aから前フレームの結果(2,048ワード/チャネルのうち後半1,024ワード)を外部に出力する。
また、図2に示す例ではフレームNのオーバーサンプリング処理が、図2(e)および図2(d)に示すように、フレーム時間の後半で行われる(バッファ領域Aの前半が空くまで待つため)。このためAACデコード処理を終えた時点でフレーム時間の半分に到達していない場合には、これを超えるまでオーバーサンプリング処理を開始しない。AACデコードを終えた時点でフレーム時間の半分を超えている場合は、引き続きオーバーサンプリングを開始する。
以上、説明したように本発明のデコードデータ・オーバーサンプリングシステムでは、MPEG2 AAC5.1チャネルデコード後に2倍オーバーサンプリングを実行する場合、出力バッファ5の容量は、「チャネル数×デコード出力サンプル数×(1+α)」より、「5.1チャネル×1,024×(1+2)=18.432ワード(サンプル)」となる。このため、従来例の24,576ワード」と比較して、25%のメモリ容量の節約となる。さらにサンプリング比αが増加すると、さらにメモリ容量の低減効果が大きくなる。
また、図4は、図2に示す具体的な動作例を整理してフローチャートで示したものである。以下、図4を参照して、その手順の流れについて説明する。
最初に、フレームNのデータを処理するものとする(ステップS1)。
そして、フレームNの前半が開始される(ステップS2)。このフレームNの前半において、デコード結果(デコードデータ1,024ワード)を、出力バッファ領域B(1,024ワード/チャネル)に書き込む(ステップS3)。
また、出力バッファ領域Aから前フレーム(フレームN−1)の結果(2,048ワード/チャネルのうち前半1,024ワード)をデコードLSIの外部に出力する(ステップS4)。
次に、フレームNの後半が開始される(ステップS5)。
フレームNの後半において、バッファ領域BからステップS3で記録したデコードデータ(1,024ワード)を読み出す(ステップS6)。
そして、このデコードデータに対してオーバーサンプリング処理を行い(ステップS7)、オーバーサンプリング結果を出力バッファB(2,048ワード/チャネル)に書き込む(ステップS8)。
また、出力バッファ領域Aから前フレーム(フレームN−1)の結果(2,048ワード/チャネルのうち後半1,024ワード)をデコードLSIの外部に出力する。
それから、フレームNをフレームN+1に更新して、上記処理を繰り返す。
なお、図5は、3倍および4倍オーバーサンプリング時の出力バッファを示す図である。図5(a)は、3倍オーバーサンプリング時の出力バッファの状態を示す図であり、図5(b)は、4倍オーバーサンプリング時の出力バッファの状態を示す図である。
なお、αが3以上の場合は、図3(b)に示すように、出力バッファ5は、各チャネルごとに領域1、領域2、・・・・領域α、領域α+1の(α+1)部分に分けて使用され、フレームNの前半では、領域1〜領域αがバッファ領域Aとなり、領域α+1がバッファ領域Bとなる。その後の動作としては、α=2の場合と同様である。ただし、オーバーサンプリング処理を開始するタイミングが(α―1)/α経過後となるような制約がかかる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明のオーバーサンプリングシステムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明においては、フレーム単位のデコードデータのオーバーサンプリング処理に使用される出力バッファのメモリ容量を低減できる効果を奏するので、本発明は、オーバーサンプリングシステム、デコードLSI、およびオーバーサンプリング方法等に有用である。
本発明のオーバーサンプリングシステムの構成例を示す図である。 オーバーサンプリングシステムの動作例の説明図である。 出力バッファについての説明図である。 オーバーサンプリングシステムにおける処理手順を示すフローチャートである。 3倍および4倍オーバーサンプリング時の出力バッファを示す図である。 従来例のオーバーサンプリングシステムの構成を示す図である。 従来例の出力バッファの動作説明図である。
符号の説明
1…デコードLSI、2…入力I/F、3…入力バッファ、4…サンプルカウンタ、5…出力バッファ、6…出力I/F、10…DSP、11…デコード処理部、12…オーバーサンプリング処理部、13…デコードデータ書込部、14…オーバーサンプリングデータ書込部

Claims (5)

  1. フレーム単位のデジタルオーディオデータに対しα倍のオーバーサンプリング処理を施し出力するオーバーサンプリングシステムであって、
    前記デジタルオーディオデータのα+1倍のメモリ領域を有し、前記メモリ領域をアドレスの昇順に領域1、領域2、・・・領域α+1に分けて使用する出力バッファと、
    フレームNの始めの(α―1)/αの期間に、前記領域α+1にデジタルオーディオデータを書き込むと共に、前記領域1から領域α−1に書き込まれている前フレームN−1のデータを出力バッファから出力する手段と、
    フレームNの終わりの1/αの期間に、前記出力バッファに書き込んだデジタルオーディオデータを読み出し、オーバーサンプリング処理を行い、生成されたオーバーサンプリングデータを前記領域α+1〜領域α−1に書き込むと共に、前記領域αに書き込まれている前フレームN−1の残りのデータを出力バッファから出力する手段と、
    前記デジタルオーディオデータの書込みと、前記オーバーサンプリングデータの書込みと、前記出力バッファからのデータ出力を、前記出力バッファの各領域を巡回させつつ、フレームN+1、フレームN+2、・・・・と順次繰り返す手段と
    を備えることを特徴とするオーバーサンプリングシステム。
  2. 複数のチャネルデータを含むフレーム単位のデジタルオーディオデータに対しα倍のオーバーサンプリング処理を施し出力するオーバーサンプリングシステムであって、
    前記複数チャネルのデジタルオーディオデータのα+1倍のメモリ領域を有し、また前記メモリ領域が各チャネルごとに順次割り当てられ、さらに前記各チャネルごとのメモリ領域がアドレスの昇順に領域1、領域2、・・・領域α+1に分けて使用される出力バッファと、
    フレームNの始めの(α−1)/αの期間に、各チャネルのデジタルオーディオデータを前記各チャネルの領域α+1に書き込むと共に、前記各チャネルの領域1から領域α−1に書き込まれている前フレームN−1のデータを出力バッファから出力する手段と、
    フレームNの終わりの1/αの期間に、前記出力バッファに書き込んだ各チャネルのデジタルオーディオデータを読み出し、オーバーサンプリング処理を行い、生成されたオーバーサンプリングデータを前記各チャネルの領域α+1〜領域α−1に書き込むと共に、前記各チャネルの領域αに書き込まれている前フレームN−1の残りのデータを出力バッファから出力する手段と、
    前記デジタルオーディオデータの書込みと、前記オーバーサンプリングデータの書込みと、前記出力バッファからのデータ出力を、前記出力バッファの各領域を巡回させつつ、フレームN+1、フレームN+2、・・・・と順次繰り返す手段と
    を備えることを特徴とするオーバーサンプリングシステム。
  3. 前記請求項1から2のいずれかに記載のオーバーサンプリングシステムを備えたことを特徴とするLSI。
  4. フレーム単位のデジタルオーディオデータに対しα倍のオーバーサンプリング処理を施し出力するオーバーサンプリングシステムにおけるオーバーサンプリング方法であって、
    前記デジタルオーディオデータのα+1倍のメモリ領域を有し、前記メモリ領域をアドレスの昇順に領域1、領域2、・・・領域α+1に分けて使用する出力バッファを設ける手順と、
    フレームNの始めの(α―1)/αの期間に、前記領域α+1にデジタルオーディオデータを書き込むと共に、前記領域1から領域α−1に書き込まれている前フレームN−1のデータを出力バッファから出力する手順と、
    フレームNの終わりの1/αの期間に、前記出力バッファに書き込んだデジタルオーディオデータを読み出し、オーバーサンプリング処理を行い、生成されたオーバーサンプリングデータを前記領域α+1〜領域α−1に書き込むと共に、前記領域αに書き込まれている前フレームN−1の残りのデータを出力バッファから出力する手順と、
    前記デジタルオーディオデータの書込みと、前記オーバーサンプリングデータの書込みと、前記出力バッファからのデータ出力を、前記出力バッファの各領域を巡回させつつ、フレームN+1、フレームN+2、・・・・と順次繰り返す手順と
    を含むことを特徴とするオーバーサンプリング方法。
  5. 複数のチャネルデータを含むフレーム単位のデジタルオーディオデータに対しα倍のオーバーサンプリング処理を施し出力するオーバーサンプリングシステムにおけるオーバーサンプリング方法であって、
    前記複数チャネルのデジタルオーディオデータのα+1倍のメモリ領域を有し、また前記メモリ領域が各チャネルごとに順次割り当てられ、さらに前記各チャネルごとのメモリ領域がアドレスの昇順に領域1、領域2、・・・領域α+1に分けて使用される出力バッファを設ける手順と、
    フレームNの始めの(α―1)/αの期間に、各チャネルのデジタルオーディオデータを前記各チャネルの領域α+1に書き込むと共に、前記各チャネルの領域1から領域α−1に書き込まれている前フレームN−1のデータを出力バッファから出力する手順と、
    フレームNの終わりの1/αの期間に、前記出力バッファに書き込んだ各チャネルのデジタルオーディオデータを読み出し、オーバーサンプリング処理を行い、生成されたオーバーサンプリングデータを前記各チャネルの領域α+1〜領域α−1に書き込むと共に、前記各チャネルの領域αに書き込まれている前フレームN−1の残りのデータを出力バッファから出力する手順と、
    前記デジタルオーディオデータの書込みと、前記オーバーサンプリングデータの書込みと、前記出力バッファからのデータ出力を、前記出力バッファの各領域を巡回させつつ、フレームN+1、フレームN+2、・・・・と順次繰り返す手順と
    を含むことを特徴とするオーバーサンプリング方法。
JP2004305572A 2004-10-20 2004-10-20 オーバーサンプリングシステム、デコードlsi、およびオーバーサンプリング方法 Expired - Fee Related JP4815780B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004305572A JP4815780B2 (ja) 2004-10-20 2004-10-20 オーバーサンプリングシステム、デコードlsi、およびオーバーサンプリング方法
US11/254,655 US7508895B2 (en) 2004-10-20 2005-10-19 Oversampling apparatus, decoding LSI chip, and oversampling method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004305572A JP4815780B2 (ja) 2004-10-20 2004-10-20 オーバーサンプリングシステム、デコードlsi、およびオーバーサンプリング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006119265A JP2006119265A (ja) 2006-05-11
JP4815780B2 true JP4815780B2 (ja) 2011-11-16

Family

ID=36180757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004305572A Expired - Fee Related JP4815780B2 (ja) 2004-10-20 2004-10-20 オーバーサンプリングシステム、デコードlsi、およびオーバーサンプリング方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7508895B2 (ja)
JP (1) JP4815780B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100762647B1 (ko) * 2005-03-31 2007-10-01 삼성전자주식회사 기지국 장치 및 이를 이용한 무선 자원 관리 방법
JP5444863B2 (ja) * 2009-06-11 2014-03-19 ソニー株式会社 通信装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5956674A (en) * 1995-12-01 1999-09-21 Digital Theater Systems, Inc. Multi-channel predictive subband audio coder using psychoacoustic adaptive bit allocation in frequency, time and over the multiple channels
SE512719C2 (sv) * 1997-06-10 2000-05-02 Lars Gustaf Liljeryd En metod och anordning för reduktion av dataflöde baserad på harmonisk bandbreddsexpansion
JP4132154B2 (ja) * 1997-10-23 2008-08-13 ソニー株式会社 音声合成方法及び装置、並びに帯域幅拡張方法及び装置
JP2000206997A (ja) * 1999-01-13 2000-07-28 Sony Corp 受信装置及び方法、通信装置及び方法
JP4482237B2 (ja) * 1999-01-07 2010-06-16 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 無損失エンコーダにおけるサイド情報の効率的な符号化
JP2002158619A (ja) * 2000-11-16 2002-05-31 Sony Corp サンプリング周波数変換装置
JP2004012967A (ja) * 2002-06-10 2004-01-15 Yamaha Corp オーディオ信号処理装置
JP2004151195A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Sony Corp 通信装置、通信方法、プログラム、記憶媒体、端末装置
JP3972840B2 (ja) 2003-03-10 2007-09-05 ヤマハ株式会社 信号処理装置および方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006119265A (ja) 2006-05-11
US7508895B2 (en) 2009-03-24
US20060083342A1 (en) 2006-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3148200B2 (ja) 無損失符号化及び復号化システム
JP2005534955A (ja) 記憶した音声を圧縮する方法及びシステム
JP2008261904A (ja) 符号化装置、復号化装置、符号化方法および復号化方法
KR100725766B1 (ko) 고정 및 가변 속도 데이터 스트림용 트랜스코더
EP1384230A1 (en) Trick play for mp3
JP4815780B2 (ja) オーバーサンプリングシステム、デコードlsi、およびオーバーサンプリング方法
US6993139B2 (en) Method of and apparatus for decoding audio data
US5884048A (en) Digital audio signal processor having small input buffer
KR100308134B1 (ko) 디지탈 오디오 디코더 및 그에 따른 디코딩 방법
JP3972840B2 (ja) 信号処理装置および方法
JP4541191B2 (ja) データ処理装置及びデータ処理方法
JP2005244303A (ja) データ遅延装置及び同期再生装置並びにデータ遅延方法
JP2006033356A (ja) 音声データ処理装置
JP4483811B2 (ja) データ圧縮方法およびデータ圧縮回路並びにデータ伸張回路
JP4511860B2 (ja) Adtsフレーム音声fs回路、aac再エンコーダ回路及び音声fs回路
KR100371157B1 (ko) 디지탈브이씨알의에러정정방법
JPH09282000A (ja) データ処理回路
JP5119933B2 (ja) 音声出力装置
JP2008084382A (ja) 圧縮データ再生方法
JPH07182788A (ja) オーディオデータ低速再生装置
WO2012137455A1 (ja) 音声処理装置、音声データ処理方法、音声データ処理プログラム
JP2009260638A (ja) 符号化装置
JP2000155596A (ja) オーディオデータの圧縮・伸長方法および復元装置
JPH086599A (ja) 音声符号化装置
JP2005284034A (ja) 音声復号装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110802

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110815

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees