JP4813681B2 - コンピュータ断層撮影方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放射線源を用いて、検査域又はその中の対象物を横切る円錐放射線ビームを生成する段階と、第1の閉軌道の方向、及び、第1の軌道と同一であるが回転軸の方向にオフセットされた少なくとも第2の軌道の方向夫々において回転軸の回りで回転することを含む、一方が放射線源、他方が検査域又は対象物の相対運動を生成する段階と、検出ユニットを使用する一方で、相対運動中に検査域の反対側に対する放射線ビーム中の強度に依存する測定データを捕捉する段階と、検査域における吸収分布を再構成する段階とを有するコンピュータ断層撮影方法に関する。
【0002】
本発明は、更に、コンピュータ断層撮影装置並びにこのようなコンピュータ断層撮影装置を制御するコンピュータプログラムに関する。
【0003】
【従来の技術】
ファン形状のビームの代わりに円錐放射線ビームを使用することは、より大部分の検査域(回転軸の方向に測定される)、又は、その中の対象物が閉軌道の方向に単一の回転で覆われ再現され得るといった利点を提供する。より大部分の検査域が撮像される場合、このような回転は、回転軸の方向における相対運動によって少なくとも一回後続されなくてはならず、検査域は第2の軌道から照射され撮像されるべきである。シフトは、撮像が隙を有すること無く行われ得るように非常に大きく選択されなくてはならない。
【0004】
独国特許出願19843812.5(PHD98−111)から公知の方法によると、シフトは中間領域中のボクセルが一方の軌道からも他方の軌道からもX線に連続的に露光されないよう非常に大きくてもよい。この中間領域における吸収分布の再構成は、(ボクセルに対して)180°だけの放射線角範囲と関連する測定データだけが各ボクセルに対して考慮される点で実現される。この方法の欠点は、軌道の方向における放射線源の回転中に放射線に連続的に露光される領域における吸収分布と比較して中間領域における吸収分布がより好ましくない信号対ノイズ比、及び、追加のアーチファクトだけで再構成され得る点である。
【0005】
この欠点は、一方の軌道からの放射線に連続的に露光される対象物の領域が互いに直接的に隣接するよう軌道間のシフトを非常に小さく選択することで回避され得る。これは、方法が身体検査のために使用されるとき放射線負荷の増加につながるが、少なくとも放射線源の熱負荷の増加につながる。更に、回転軸の方向に選択された検査域の一部分を走査するのに要求される捕捉時間は従って延長される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、一方で適当な画像の質が得られ、他方で検査域の所与の部分を覆うために低い線量負荷又は短い捕捉時間が得られる、上述の種類の方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的は、一方で2つの相対運動中にどの放射線にも一時的に露光されないボクセルが軌道間の中間領域中に存在し、他方で投射が測定データを捕捉するために使用される検出ユニットの域の横方向のエッジを交差するような方法で放射線源が検出ユニットに対して軌道夫々を連続的に投射し、中間領域における吸収分布が再構成される一方で2つの相対運動中に捕捉される測定データを考慮するように軌道間の距離を選択することで本発明によって達成される。
【0008】
従って、本発明と関連して吸収力が一方の軌道から完全に測定され得る領域だけでなく、中間領域のボクセルが軌道の方向における、回転全体中に放射線源によって照射されないためにこのような測定が可能でない中間領域もある。本発明は、軌道の距離の上記選択の場合に中間領域中のボクセルが夫々の軌道から照射される角範囲が合わさると少なくとも360°となるといった認識に基づき、軌道夫々からの測定データが再構成のために使用されるとして中間領域における吸収分布は、吸収分布が単一の軌道の方向に捕捉された測定データから再構成される領域に対して得られる画像の質と比較可能な画像の質で再構成され得る。
【0009】
隣り合う軌道間の距離は請求項2と関連して選択されることが好ましい。距離のこの選択は最適である。より短い距離が選択されるとき、放射線負荷が増加される又は測定時間が延長され、より長い距離の場合(検出ユニットに対する一方の軌道の投射はもはや測定データの捕捉のために使用される検出ユニットの域の横方向のエッジと交差されない)、画像の質を失うこと無く中間領域における吸収分布を再構成することはもはや可能でない。
【0010】
請求項3は、他の方法と比較して少ない計算仕事量を伴い、非常に高い画像の質を得る好ましい再構成方法を記載する。中間領域における吸収力の再構成は異なる軌道から捕捉されるフィルタ処理されたデータの群を利用する。この再構成方法は、独国特許出願(PHD98−123)又は、Phys.Med. Biol 45(2000)329−347における
【0011】
【外1】
Figure 0004813681
Proksaによる“3D cone−beam CT reconstruction for circular trajectories”自体から公知である。請求項4に記載する方法のバージョンは、特に簡単な再構成を可能にする。
【0012】
請求項5は、本発明による方法を行うコンピュータ断層撮影装置を記載する。請求項6記載の好ましい実施例は、請求項3記載の再構成方法と共に、請求項2に定義される距離を使用して放射線ビームのエッジと検出ユニットに対する一方の軌道の投射が一致することを確実にする。この場合、2つの軌道の間の各ボクセルは所望の画像の質のために要求されるのと同じ放射線を受ける。
【0013】
請求項7は請求項5に記載するコンピュータ断層撮影装置を制御するコンピュータプログラムを記載する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明は、図面を参照して以下に詳細に説明する。
【0015】
図1に示すコンピュータ断層撮影装置は、図1に示す座標系のz方向に対して平行な方向における回転軸14の回りで回転できるガントリー1を含む。このためにガントリーは、好ましくは一定だが調節可能な角速度でモータ2によって駆動される。放射線源S、例えば、X線源は、ガントリー上に取り付けられる。X線源は、放射線源Sによって生成される放射線から円錐放射線ビーム4、つまり、z方向並びにz方向に対して垂直な方向に(つまり、回転軸に対して垂直な面において)零以外の有限次元を有する放射線ビームを形成するコリメータ装置3を具備する。
【0016】
放射線ビーム4は、対象物、例えば、患者台上の患者(夫々図示せず)が存在してもよい検査域13を横切る。検査域13は円筒形の形状を有する。X線ビーム4は、検査域13を横切った後、ガントリー1上に取り付けられ複数の検出素子を夫々含む幾つかの検出行を有する二次元の検出ユニット16上に入射される。検出行は、回転軸に対して垂直方向に延在する面、好ましくは放射線源Sの周りの円の弧上におかれるが、例えば、回転軸14の周りの円の弧を描く又は線形のような異なる形状でもよい。放射線ビーム4によって当てられる各検出素子は、放射線源の全ての位置における放射線ビーム4の光線に対する測定値を伝達する。
【0017】
参照記号αmaxによって示される放射線ビーム4の開口角(開口角は、放射線源Sと回転軸14とによって画成される面に対して、回転軸に対して垂直な面における放射線ビーム4のエッジにある光線によって囲われる角として定義される)は、測定値の捕捉中に検査されるべき対象物がおかれる対象物シリンダの径を決定する。検査域13、又は、対象物或いは患者台は、モータ5を手段として回転軸14即ちz軸に対して平行な方向に移動され得る。しかしながら類似して、ガントリーもこの方向に移動され得る。
【0018】
モータ5及び2が同時に動作されるとき、放射線源Sと検出ユニット16とは検査域13に対して螺旋状の軌道を描く。しかしながら、z方向に移動させるモータ5が不活性であり、モータ2がガントリーを回転させるとき、放射線源Sと検出ユニット16とは検査域13に対して円形の軌道を得る。簡略化のため、他の閉軌道、例えば、楕円形の軌道、又は、回転軸に対して傾斜された軌道も実行可能であるが、以降このような円形の軌道の実現だけを考慮する。
【0019】
検出ユニット16によって捕捉される測定データは、検査域13の一部分における吸収分布を再構成する画像処理コンピュータ10に供給され、画像処理コンピュータから表示のために例えば、モニタ11に供給される。2つのモータ2及び5と、画像処理コンピュータ10と、放射線源Sと、検出ユニット16から画像処理コンピュータ10への測定データの移動とは制御ユニット7によって制御される。
【0020】
図2は、図1に示されるコンピュータ断層撮影装置を手段として行われ得る測定及び再構成方法の実行を示す図である。
【0021】
ブロック101における初期化後、ガントリーは一定の角速度で回転される。段階102において、再現されるべきFOV(視野)の径が定義される。径は、αmaxによって画成されるように検査域13の最大径に対応してもよく、より小さくてもよい。
【0022】
段階103において、放射線源Sの放射線はオンにされ、この第1の軌道の方向において検出ユニット16の検出素子によって捕捉された測定値が画像処理コンピュータ10のメモリに記憶される。その後、一方が対象物又は検査域13、他方が放射線源S及び検出ユニット16を具備するガントリー1は、互いに関して距離dにわたって(X線がオフの間)移動される。その後ガントリーは(検査域に関して第2の軌道の方向に)一定の角速度で再び回転される。X線は再びオンにされ、検出ユニットの検出素子によって捕捉された測定値が画像処理コンピュータ10のメモリに再び記憶される。
【0023】
図3は、円形の軌道T1及びT2の情況を示し、これら軌道の方向に放射線源Sが検査域13に関して移動される。簡略化のためガントリー又は軌道はシフトされ、対象物は固定されていると仮定するが、一方が検査域13と、他方がガントリーの相対移動だけが重要な面であるためこれは不適切である。
【0024】
円形の軌道T1及びT2は、(破)線として表示される一方で回転軸14は図3の解釈において図面中にある。更に、放射線源(ドットによって示される)が各軌道上の最も高い位置(S及びS)、及び、最も低い位置(S'及びS')に示される。関連する放射線ビーム(夫々4及び4、又は、4'及び4')は、これら各位置に対して実線で表示される。軌道は互いから距離dである。
【0025】
放射線ビーム4と4、及び、4'と4'によって夫々画成される2つのディスク形状の領域は、図3において認識され得る。これら領域において、吸収分布は2つの軌道のうち一方の方向に捕捉される測定データを用いて完全に再構成され得る。これら領域の間には領域Zがある。軌道の方向における放射線源の移動中、この中間領域中のボクセルは一時的に放射線に当てられない。例えば、ボクセルPは放射線源位置SからSまでの間放射線に露光されない。
【0026】
吸収分布が領域Zにおいても再構成され得ることを確実にするための距離dの選択は図4を参照して以下に詳細に説明する。図4は、検出ユニット16に関して軌道夫々の投射を示す図である。この解釈は、無形の軌道が検出ユニット上に投射され得(しかしながら幾何学的なコンテクストではこのような投射は簡単に仮定され得)、検出ユニット16が一方の軌道、例えば、左側の軌道T1上にあるといった仮定に基づく。
【0027】
軌道T1の投射は、参照b1によって示される。図4に示すように、検出ユニット16が軌道に対して対称的に延在すると仮定するとこの投射は検出ユニットの中心線と同一である。軌道T2は、(右にシフトされた場合)原則として検出ユニット16上で軌道T1の右側に投射され、投射b1からの軌道T2の投射の距離は軌道T2の距離dが大きいほど大きくなる。前述仮定したように検出ユニット16が放射線源Sの周りで円の弧を描くとき、これら投射は湾曲される。図4は、軌道T2と軌道T1との間の3つの異なる距離dに対して3つの異なる投射を示す図である。
【0028】
投射b2が得られるよう距離dが選択されるとき、T1とT2との間の検査域全体が再構成され得るが、この距離は放射線量を不必要に高くさせ再構成された領域を不必要に短くさせるため最適ではない。
【0029】
最適な距離doptは、(検査域13の完全な断面が撮像されるべき場合において)、軌道T2の投射が投射b2のように検出ユニットのコーナーを通るとき得られる。この場合、軌道間の領域はまだ撮像され得、距離dは投射b2'の場合よりも大きい。
【0030】
距離がより大きくなるよう選択されるとき、投射b2が得られる。この投射はもはや(図4中、上部及び底部にある)検出ユニットの横方向のエッジでなく、右側のエッジだけを交差する。この場合、2つの軌道間の検査域の断面全体を完全に再構成することはもはや可能でない。
【0031】
しかしながら、検査域13よりも小さい径を有する対象物が検査され、放射線ビーム4の開口角が回転軸に対して垂直な面において減少されるとき、減少された径の検査域における吸収分布の完全な再構成がこの場合まだ可能である。これに関して満たされるべき条件は、境界線が参照記号Ro及びRuによって示される検出ユニットの部分だけを放射線ビーム4が照射することであり、それにより投射b2は測定データを捕捉するために使用される検出ユニットの域のコーナー点を確実に通り延在する。
【0032】
従って、吸収分布の完全な再構成が可能な最適な距離doptは、
【0033】
【数1】
Figure 0004813681
に従って計算される。
ここでは、sは放射線源Sと回転軸との間の距離であり、γは円錐角(回転軸を含む面における放射線ビーム4の開口角の半分)であり、βはファン角(回転軸14に対して垂直な面における放射線ビーム4の開口角の半分)である。
【0034】
図5は、放射線源Sと検出ユニット16とが回転軸14の回りを回転する方向における円形の軌道(例えば、軌道T1)を示す。放射線ビーム4は、所与の放射線源位置Sに対して示される。この円錐放射線ビーム4は回転軸14に対して平行な面にある複数の平坦なファンビーム、例えば、ファンビーム401乃至403から構成されると仮定されてもよい。円錐放射線ビーム4の光線は異なる方法において組み合わされ得るが、以降「ファンビーム」といった用語は回転軸に対して平行な共通の面にある光線に対してだけ使用される。このようなファンビームは放射線源位置から放射され、回転軸14に対して平行に延在する検出ユニット16上の検出素子の対応する列によって検出される。図5は、放射された円錐放射線ビーム4が放射線源の他の位置(例えば、S−1、S、又は、S)においても測定されたことを示す。
【0035】
段階104乃至107において再びいれる動作又はリビニング(rebinning)動作が実施される。2つの軌道の方向で捕捉されたデータは、異なる放射線源(相互に平行なファンビームを出射する円形の放射線源)及び異なる検出器(回転軸14を含む平坦な、長方形の「仮想」検出器)を手段として形成されるように再分類され再び補間される。
【0036】
最初に、段階104において、相互に平行な面にある異なる放射線源位置からのファンビームは、対応する群を形成するよう組合わされる。従って、群と関連するファンビームは、角χとδの和がこの群の全てのファンビームに対して同じ値を有するといった条件を満たす。それにより、χは、放射線源位置と回転軸とによって画成される面に関してファンビームの面によって囲われる角であり、該ファンビームを測定した検出素子の列の位置によって与えられる。δは、円17上の放射線源位置(例えば、S)を特徴付ける角である。放射線源位置に対するこの条件をファンビームが正確に満たさないとき、隣り合うファンビームの光線からの補間によって対応するファンビームがこの放射線源位置に対して決定されなくてはならない。
【0037】
図6は、従って形成されるファンビームの群を示す図である。各隣り合う放射線源位置S−2、…S、…Sからの一つのファンビームは毎回対応する群に属する。各群は放射線源位置(例えば、S)の角δによって特徴付けられ得、群に属するこの放射線源位置におけるファンビームは回転軸14を横切る(一般的に、これは中央の放射線源位置、図6に示される例において放射線源位置Sである)。この場合、放射線源位置の数だけファンビームの群が存在してもよく、又は、より多くの又はより少ない数の群でもよい。
【0038】
図6に示されるファンビーム411乃至415を含む、従って決定されたファンビームは、テント形状を有し、互いに対して平行であり回転軸に対しても平行に延在する面にあるファンビームから構成される放射線ビーム410を画成する。図6は、回転軸14を含みファンビーム411乃至415の面に対して垂直に延在する面によって放射線ビーム410が交差されるときに生じる交差領域420を示す図である。
【0039】
この交差領域を示す図7に特に見られるように、上部エッジ及び底部エッジ(回転軸の方向において互いに対してオフセットされる)は湾曲している。この湾曲は、中央にある放射線源位置(例えば、S)がエッジ(S又はS−2)における放射線源位置よりも交差面から離れている点と、検出行が放射線源Sの周りで円の弧を描くためにファンビームが全て同じ開口角を有する点とによる。検出行の異なる幾何学の場合、交差面420の形状は異なる。平坦な検出ユニット(例えば、線形の検出行を有する)の場合、エッジ(例えば、411及び415)にあるファンビームがより小さい開口角を有するため、湾曲はより著しくなる。
【0040】
ファンビームの各群に対して長方形の仮想検出器が平坦な交差領域420中で画成され、上記検出器の上部エッジ及び底部エッジ161及び162は平坦な交差面において外側のファンビーム411及び415の寸法によって夫々画成される。例えば、軌道が互いから最適な距離doptにあるとき、一方の軌道の仮想検出器のエッジ161は他方の軌道の仮想検出器のエッジ162と正確に接触する。
【0041】
再構成されるべきFOVの径が検査域13の径よりも小さく選択されるとき、各群の対応する外側のファンビーム(例えば、441及び415)を不要にする。上部エッジ161と底部エッジ162との間の距離、従って軌道T1とT2の最適距離doptは、この場合図7に示す例における距離よりも大きく選択される。
【0042】
図7は、この仮想検出器を通る、ファンビーム411乃至415に含まれる幾つかの光線の跡(piercing point)を示す(丸いドットでマークされる)。最後に、クロス(+)印は、直角デカルト格子の支持点(supporting point)を示す。一般的に跡及び支持点は一致しない。ファンビームは、中央におけるよりも周辺部において互いにより接近され(例えば、402は413よりも411に近い)、ファンビームの光線の跡は周辺部(例えば、415)よりも中央(例えば、413)において互いからより離れていることが分かる。従って、後の2つの段階106及び107において、仮想検出器160内の等距離の支持点における測定値は跡に対する測定値から決定されなくてはならない。
【0043】
最初に、段階106では、全てのファンビームの垂直方向において、仮想検出器160のエッジにおける跡又は支持点のように支持点が互いから同じ距離にあるようにして垂直方向の補間が実施される。段階107では、補間が水平方向に実施され、補間された値が仮想検出器160内の水平方向において互いから同じ距離にある支持点に対して得られる。補間段階106及び107は、逆の順序でも実施され得、又は、組み合わされてもよい。
【0044】
水平方向及び垂直方向におけるこの補間の結果、放射線の強度が仮想検出器160のUV座標系中の直角デカルト格子の等距離の支持点において存在する。支持点自体、互いから同じ距離における平行な面にある新しいファンビームを画成する。このような新しいファンビーム(部分的に元のファンビームと同一でもよい)だけが更なる再構成のために使用される。
【0045】
跡が仮想検出器160の外側にある光線の部分は段階106及び107において使用されない。従って、最初から円錐放射線ビーム4が仮想検出器160の上部エッジ161の上又は底部エッジ162の下を延在する全ての光線を含まないような方法でコリメータを構成することが有利である。これは、患者が露光される放射線量の更なる減少を結果としてもたらす。
【0046】
回転軸に対して垂直方向に延在する線形のエッジの代わりに、コリーメータ装置3はこの目的のために内側に湾曲したエッジを有するべきであり、回転軸14を交差する、又は、回転軸から短い距離にあるファンビームは放射線ビームの外側エッジにあるファンビームよりも小さい(回転軸14に対して平行な面において測定される)開口角を有する。検出ユニット16上にこのような放射線ビームによって照射される表面の外側エッジは、測定データを捕捉するために使用される検出ユニットの域のコーナー点を通り延在する投射b2(図4を参照)と一致する。
【0047】
その後、段階108において、個々の光線と関連するデータは仮想検出器160に対する垂線に関して放射線によって囲われる角の余弦に対応する重み付け係数で乗算される。画像の質が従って改善される。
【0048】
段階103乃至108が完了した後、関連した群と関連する仮想検出器160の直角支持点における放射線強度が従ってファンビームの各群に対して決定される。これは、リビニング動作によって仮想検出器160上で発生されるデータの一次元のフィルタ処理を実施することだけが必要であるため、必要な高域フィルタ処理を基本的に容易化させる。従って、段階109において、このデータは、周波数の関数として上昇する伝達係数で一次元フィルタ処理を受ける。このためには、水平方向において互いに後続する支持点の値を考慮することが単に必要である。このフィルタ処理は、リビニング動作によって生成されるファンビームの全ての群に対して実施される。
【0049】
リビニング動作及びフィルタ処理の後に仮想検出器160中の支持点によって明示されるビームに対して決定されるデータは、背面投射による検査域における吸収分布の再構成のためにその後使用される。
【0050】
段階110においてボクセル(x,y,z)を選択した後、段階111では、回転軸に対して垂直な面においてファンビームを画成する角ψが選択される。段階112では、第1の軌道T1から放射されψ=ψでボクセルP(x,y,z)を正確に通り延在する光線があるか否かが確認される。このような光線がある場合、このボクセルP(x,y,z)に対する段階113では、ブロック109においてこの光線に対するフィルタ処理動作から発生された値に対応する寄与(contribution)が累積される。しかしながら、角ψによって画成される群のどの光線もボクセルPを正確に通り延在しなく、複数の光線がボクセルを囲うのでもよい。この場合、点に対して割り当てられる寄与は、これら光線に対して割り当てられる適切な補間を用いて決定される。
【0051】
段階113の後(又は、段階112における試験が負の結果を発生したとき)、段階114において第2の軌道T2から放射されψ=ψでボクセルP(x,y,z)を正確に通り延在する光線があるか否か、又は、この角でボクセルを囲う複数の光線があるか否かが確認される。ある場合、このボクセルP(x,y,z)に対する段階115において、ブロック109においてこの光線(又はこれら光線)に対するフィルタ処理動作から発生された値(又は複数の値)に対応する寄与が累積される。
【0052】
方向ψに対するボクセルPへの寄与が決定された後、段階112乃至115が異なる角ψに対して繰り返される。360°の角範囲がψに対して完了された後、吸収値が全てのボクセルに対して決定されるまで段階111乃至115が別のP(x,y,z)に対して繰り返される。
【0053】
3つの情況が可能である。
【0054】
ボクセルが軌道T1と放射線ビーム4及び4'とによって画成されるディスク形状の領域内にあり、軸14に対して回転対称的であるとき、ボクセルは軌道T1から360°の角範囲から照射される。0乃至360°までの範囲における全ての角ψに対して、点P(x,y,z)の吸収値に対する寄与が決定され得(段階113における)(このボクセルに対して既に決定される寄与に加算され)、この寄与は第1の軌道の方向に捕捉される測定値からだけ得られる。
【0055】
ボクセルが軌道T2と放射線ビーム4及び4'によって画成されるディスク形状の領域内にあり、軸14に対して回転対称的であるとき、ボクセルは軌道T2から360°の角範囲から照射される。この場合、0乃至360°までの範囲における全ての角ψに対して、点P(x,y,z)の吸収値に対する寄与が決定され得(段階115における)、この寄与は第2の軌道の方向に捕捉される測定値からだけ得られる。
【0056】
しかしながら、ボクセルPが上記ディスク形状の領域の外側にあり、つまり、中間領域Zにあるとき(例えば、図3におけるボクセルPのように)、このボクセルは軌道T1及び軌道T2の方向においてどの放射線源位置からも照射されない。しかしながら、ボクセルP(x,y,z)の吸収値に対する寄与は夫々の軌道の方向に捕捉された測定値から得られ得る。
【0057】
夫々の軌道の方向に捕捉された測定値から得られる場合を図8に示し、図8は、図面に対して垂直方向に延在する回転軸14、及び、ボクセルPを示す。更に、軌道T1上の放射線源が対応するボクセルを照射し得る弧ψが示される。ボクセルPは、この点により接近した放射線源位置からは照射され得ない。図3より、低い放射線源位置から点Pが放射線ビーム4'によって覆われ得るが、Pにより接近されるPが覆われ得る放射線源位置S1で出射される放射線ビーム4によっては覆われない。
【0058】
最後に、図8は、角範囲ψを示し、この角から軌道T2上のボクセルPが照射され(この弧は実際に弧ψと同じ径を有するが、明瞭性のため個の半径は僅かに拡大されて示される)。ボクセルPが軌道T1のより近傍にあるとき、弧ψは弧ψよりも長い。Pが2つの軌道間の厳密に半分のところにあるとき、2つの弧は同じ長さであり夫々180°づつ延在する。Pがより軌道T2の近傍にあるとき、ψはψよりも大きくなる。
【0059】
軌道間の距離が式5に従って選択されるとき、弧の角(回転軸の方向から見て)の和は厳密に360°である。従って、点Pが左下から右上若しくは右上から左下へ照射されるか否かは関連性がないため、第1の軌道上で捕捉されるボクセルPに対する測定データは第2の軌道(ψ=ψ°)上において角ψで測定されたデータと補われ得る。従って、中間領域Zにおけるボクセルに対して、段階113並びに段階115によって寄与が提供されてもよい。しかしながら、段階113及び115の一方においてだけ寄与される若しくは寄与されないことも選択的に可能である。
【0060】
2つのディスク形状の領域及び中間領域中の全てのボクセルP(x,y,z)における吸収分布の説明された再構成の後、方法が終了される(段階116)。しかしながら、図3中破線によって示される隣接する外部の領域における吸収分布を追加的に再構成することも可能である。これに関して適切な方法は前述の独国特許出願19843812.5(PHD98−111)において開示される。しかしながら、より多くのアーチファクトがこの領域における再構成中に生じやすく、信号対ノイズ比もディスク形状の領域及び中間領域においてより好ましくなくなる。
【0061】
検査に関連する領域がより大きいとき、測定データは2つ以上の軌道の方向において再構成され得る。2つの隣り合う軌道間の領域は、図2を参照して説明したように毎回再構成される。
【0062】
リビニング動作が異なる方法で実施される他の再構成方法も実行可能である。
しかしながら、中間領域における吸収分布の再構成に対して、各軌道の方向において捕捉される測定データを再び考慮することが必要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を行うのに好適なコンピュータ断層撮影装置を示す図である。
【図2】本発明による方法を示すフローチャートである。
【図3】軌道の互いに対しての及び検査域に対しての情況を示す図である。
【図4】検出ユニットに対する軌道の投射を示す図である。
【図5】放射線源の位置において生成される円錐放射線ビームを示す図である。
【図6】リビニングによって平行面に形成されるファンビームを示す図である。
【図7】上記ファンビームの断面図である。
【図8】ボクセルがこのボクセルに対して照射される軌道の部分を示す図である。
【符号の説明】
1 ガントリー
2,5 モータ
3 コリメータ装置
4 円錐放射線ビーム
7 制御ユニット
10 画像処理コンピュータ
11 モニタ
13 検査域
14 回転軸
16 検出ユニット
17 円
160 仮想検出器
161 上部エッジ
162 底部エッジ
401,402,403,411,412,413,414,415 ファンビーム
420 交差領域

Claims (7)

  1. 放射線源を用いて、検査域又は上記検査域中の対象物を横切る円錐放射線ビームを生成する段階と、
    第1の閉じた軌道に沿って、及び、上記第1の軌道と同一であるが回転軸の方向にオフセットされた少なくとも第2の軌道に沿って、上記回転軸の回りでの回転を含む、一方が上記放射線源、他方が上記検査域又は上記対象物の相対運動を発生する段階と、
    検出ユニットを使用しつつ、上記相対運動中に、上記検査域の反対側における上記放射線ビームの強度に依存する測定データを捕捉する段階と、
    上記検査域における吸収分布を再構成する段階とを有するコンピュータ断層撮影方法であって、
    上記第1の軌道と上記第2の軌道との間の距離は、
    一方で2つの上記相対運動中にどの放射線にも一時的に露光されないボクセルが上記第1の軌道と上記第2の軌道の間の中間領域にあり、
    他方で投射が上記測定データを捕捉するために使用される上記検出ユニットの域の横方向のエッジを交差するように上記放射線源が上記検出ユニットに対して連続的に上記第1の軌道と上記第2の軌道とを投射するようにして選択され、
    上記2つの相対運動中に補足する上記測定データを考慮して、上記第1の軌道上で補足される中間領域のボクセルの測定データは上記第2の軌道上で測定されるボクセルデータで補われて、上記中間領域における吸収分布が再構成されることを特徴とするコンピュータ断層撮影方法。
  2. 上記第1の軌道と上記第2の軌道の間の距離は、上記第1の軌道と上記第2の軌道のいずれか一方の投射が上記測定データを捕捉するために使用される上記検出ユニットの上記域の少なくとも一つのコーナー点を常に通り延在するように選択されることを特徴とする請求項1記載のコンピュータ断層撮影方法。
  3. 上記再構成段階は、
    a)互いに対して平行に延在し、上記回転軸に対して平行に延在し、対応するファンビームを含む、複数の面を夫々有する幾つかの群を形成するよう上記測定データをリビニングする段階、
    b)上記面の方向に対して垂直方向において、上記リビニング動作により上記各群に対して発生された上記データを一次元フィルタ処理する段階、及び、
    c)上記複数の群の上記フィルタ処理されたデータの背面投射により上記吸収の空間分布を再構成する一方で上記中間領域における上記背面投射に対する上記各軌道からの上記フィルタ処理されたデータを考慮する段階を含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータ断層撮影方法。
  4. 上記リビニング動作は、上記各群の上記面に対して垂直方向に延在し、平坦且つ長方形を有し、上記回転軸を含む対応する仮想検出器に対して実施されることを特徴とする請求項3記載のコンピュータ断層撮影方法。
  5. 放射線源と、
    上記放射線源に結合される検出ユニットと、
    検査域中の対象物、及び、上記放射線源を互いに関して回転軸の回りで、若しくは、上記回転軸に対して平行に回転及び/又は移動する駆動装置と、
    上記検出ユニットによって捕捉される測定データから上記検査域内の吸収の空間分布を再構成する再構成ユニットと、
    上記放射線源、上記検出ユニット、上記駆動装置、及び、上記再構成ユニットを制御する制御ユニットとを有する、請求項1記載の方法を実行するコンピュータ断層撮影装置であって、
    上記放射線源を使用して、上記検査域又は上記検査域中の対象物を横切る円錐放射線ビームを生成する手段と、
    第1の閉じた軌道に沿って、及び、上記第1の軌道と同一であるが上記回転軸の方向にオフセットされた少なくとも第2の軌道に沿って、上記回転軸の回りの回転を含む、一方が上記放射線源、他方が上記検査域又は上記対象物の相対運動を発生する第1の駆動ユニットと、
    一方で2つの上記相対運動中にどの放射線にも一時的に露光されないボクセルが上記第1の軌道と上記第2の軌道との間の中間領域中に存在し、
    他方で投射が上記測定データの捕捉のために使用される上記検出ユニットの域の横方向のエッジを交差するように上記放射線源が上記検出ユニットに対して上記各軌道を連続的に投射する距離にわたり、上記回転軸に対して平行な方向における上記相対運動の間で上記放射線源に対して上記対象物を移動する第2の駆動ユニットと、
    上記中間領域における再構成が上記2つの相対運動中に捕捉される上記測定データを利用して、上記第1の軌道上で補足される中間領域のボクセルの測定データを上記第2の軌道上で測定されるボクセルデータで補って、上記検査域における上記吸収分布を再構成する手段とを有することを特徴とするコンピュータ断層撮影装置。
  6. 上記放射線ビームを生成するコリメータ装置を含む請求項5記載の方法を実行するコンピュータ断層撮影装置であって、
    上記回転軸の方向にオフセットされる上記コリメータ装置のエッジは、上記円錐放射線ビームの開口がエッジよりも中央において小さいような形状を有することを特徴とするコンピュータ断層撮影装置。
  7. 請求項1記載の方法を実行するコンピュータ断層撮影装置の放射線源と、検出ユニットと、駆動装置と、再構成ユニットとを制御する制御ユニット用のコンピュータプログラムであって、
    上記放射線源を用いて、検査域又は上記検査域中の対象物を横切る円錐放射線ビームを生成し、
    第1の閉じた軌道に沿って、及び、上記第1の軌道と同一であるが上記回転軸の方向にオフセットされた少なくとも第2の軌道に沿って、上記回転軸の回りの回転を含む、一方が上記放射線源、他方が上記検査域又は上記対象物の間の相対運動を発生し、このとき
    一方で2つの上記相対運動中にどの放射線にも一時的に露光されないボクセルが上記第1の軌道と上記第2の軌道との間の中領域中に存在し、
    他方で投射が測定データの捕捉のために使用される上記検出ユニットの域の横方向のエッジを交差するようにして上記放射線源が上記検出ユニットに対して上記各軌道を連続的に投射し、
    検出ユニットを用いて上記相対運動中に上記検査域の反対側に対する上記放射線ビームの上記強度に依存する測定データを捕捉し、
    上記中間領域における再構成が上記2つの相対運動中に捕捉される測定データを利用して、上記第1の軌道上で補足される中間領域のボクセルの測定データを上記第2の軌道上で測定されるボクセルデータで補って、上記検査域における上記吸収分布を再構成するコンピュータプログラム。
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