JP4321990B2 - コンピュータ断層撮影装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円錐放射線ビームを発し、放射線源と検査ゾーンとの間の螺旋状の相対的な運動を含むコンピュータ断層撮影装置に関連する。本発明はまた、かかるコンピュータ断層撮影装置のためのコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
上述の種類のコンピュータ断層撮影装置は、WO9936885から公知である。螺旋と、検査ゾーンの他の側への円錐放射線ビームを検出する検出器ユニットとは、検出器ユニットが放射線源に対向する螺旋の2つの隣接するセグメントを通って延びるか、これらのセグメントの間に延びる放射線ビームの全ての光線を検出するような寸法の釣り合いがとられる。再構成は、このようにして決められた測定ウィンドウ中の光線に関連付けられる検出器ユニットからの測定データのみを用いる。
【0003】
円錐放射線ビームに入るとき、検査ゾーンの中の任意の点は放射線ビームから出るときに照射された方向とは180°反対の方向から照射される。検査ゾーン中の各点は、正確に180°の角度範囲を通ってのみ照射されるため、この方法は走査誤差の影響を受けやすい。
【0004】
米国特許出願第09/368850号から公知のコンピュータ断層撮影装置では、上記のような影響の受けやすさは低下される。開示されているコンピュータ断層撮影装置は、再構成のために使用される測定データが、螺旋の2つの隣接するターンの間の距離に対して2n+1倍、大きい点で異なる。ただし、nは整数であり少なくとも1である。この方法によれば、検査ゾーンの各点は(2n+1).180°の角度範囲から照射される。走査誤差の影響の受けやすさは更に大きくなる。この利点は、検査されるべき対象が2n+1倍長く(同じ回転速度で)照射されるという犠牲を払って達成される。対象を動かす場合、これは動きによる不鮮明さを生じさせうる。更に、再構成されたCT画像中に特定のアーティファクトを生じさせうる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の問題が軽減されるようなコンピュータ断層撮影装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的は、本発明によれば、
放射線源と、放射線源によって放出され検査ゾーン又はその中にある対象を通過した後の円錐放射線ビームを検出するために放射線源に接続された検出器ユニットとを含む走査ユニットと、
走査ユニットと検査ゾーン又は対象との間に回転軸回りの回転と回転軸に平行な方向の進行とからなる螺旋の形状の相対運動を生じさせる駆動装置と、
螺旋及び検出器ユニットは、nはn≧1の整数であり、pは螺旋の隣接する2つのターンの軸方向上のずれに対応するとすると、検出器ユニットが、放射線源から発せられ回転軸の方向上に距離(2n+1)pだけずれた螺旋の2つのセグメントに交わる線によって決められ回転軸の方向上に互いにずれた縁を有する第1の測定ウィンドウの内側の全ての放射線ビームを同時に検出するよう寸法が釣り合わされ、
第1の測定ウィンドウの内側で検出器ユニットによって捕捉された測定データから検査ゾーンの内側の吸収の空間的な分布に対応するCT画像を再構成する再構成ユニットとを有し、
第2のウィンドウの内側に延びる光線から導出される測定データには、第2の測定ウィンドウの外側であるが第1の測定ウィンドウの内側に延びる光線から導出される測定データに割り当てられたものとは異なる再構成のための重みが割り当てられ、
第2のウィンドウは、回転軸の方向上に見たときに第1の測定ウィンドウの中心に配置され、mは整数であり、0≦m<nであるとすると、その互いにずらされた縁は、放射線源から発せられ回転軸の方向上に距離(2m+1)pだけずれた螺旋の2つのセグメントと交わる線によって決められるコンピュータ断層撮影装置によって達成される。
【0007】
このように、後者の公知のコンピュータ断層撮影装置では、本発明によれば、測定データは、(回転軸の方向上に測定したときに)螺旋の2つの隣接するターンの間の距離よりも2n+1倍大きい(第1の)測定ウィンドウの内側に配置される光線から捕捉される。しかしながら、再構成中、第1の測定ウィンドウに対して中心に配置された第2のより小さい測定ウィンドウからの測定データには、第2の測定ウィンドウの外側であるが第1の測定ウィンドウの内側で捕捉された測定データに割り当てられたのとは異なる重み係数が割り当てられる。
【0008】
本発明は、検査ゾーンが、第1の測定ウィンドウの内側で捕捉された測定データから、及び、第2の測定ウィンドウの内側で捕捉された測定データから完全に再構成されうるという考えに基づく。このような異なる再構成によって形成されたCT画像が加えられれば、上述の問題は多少は抑制される。走査誤差による影響を受けやすい性質は(2つの隣接するターンの間で測定ウィンドウを用いるコンピュータ断層撮影装置と比較して)減少され、動きによる不鮮明さ及び他のアーティファクトは(螺旋の幾つかのターンを横切って延びる測定ウィンドウを用いたコンピュータ断層撮影装置と比較して)減少される。再構成方法の線形性により、測定データの処理は、このデータが第2のウィンドウの内側で捕捉されたか第1の測定ウィンドウの内側でのみ捕捉されたかに依存して、第1の測定ウィンドウ及び第2の測定ウィンドウのCTデータから別々に再構成された2つのCT画像の加重和と等しい。
【0009】
本発明の原理は、請求項2に記載のように2つ以上の測定ウィンドウの場合に拡張されうる。このための前提条件は、第1の測定ウィンドウは軸方向上に少なくとも5pの範囲に亘って延び(n≧2)、更なるウィンドウは第1のウィンドウよりも小さく、第2のウィンドウよりも大きいか、又は、小さいことである。
【0010】
種々の測定ウィンドウから導出された測定データが請求項3に記載されるように再構成に入るときに用いる重みの選択は、重みが検査ゾーンにおける異なる条件に適応されることを可能とする。動きによる不鮮明さのリスクが高い場合、第2の測定ウィンドウにおいて捕捉された測定データに対してより多くの重みを負荷することが考えられる。さもなければ、この測定データを余り強調しない方が効果的である。
【0011】
2つのウィンドウからの測定データは、同じ方法で、即ち異なる重みは無視されて処理される。しかしながら、請求項4によれば、測定データを異なる方法で処理することが可能である。これは、第2の測定データが螺旋の隣接するターン(m=0)によって囲まれている場合、このウィンドウからの測定データのフィルタリングは、米国特許出願第09/663634号に記載されるように実行されえ、結果として高い画質が得られる。
【0012】
請求項5は、コンピュータ断層撮影装置において本願発明を実施しうるコンピュータ断層撮影装置の再構成ユニットのためのコンピュータプログラムについて示している。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1に示すコンピュータ断層撮影装置は、図1に示す座標系のz方向に平行に延びる回転軸14回りに回転可能なガントリー1を含む。このために、ガントリーは、モータ2によって望ましくは一定の角速度で駆動される。例えばX線管である放射線源Sは、ガントリーに取り付けられる。X線源には、放射線源Sによって生成される放射線からの円錐放射線ビーム4、即ち、z軸の方向にゼロ以外の有限の寸法を有し、それに垂直な方向(即ちx−y平面上)にも有限な寸法を有する放射線ビームを形成するコリメータ装置が設けられる。
【0014】
放射線ビーム4は、検査ゾーン13の中に存在する対象(図示せず)を横切る。検査ゾーン13は、円筒状の形状とされる。検査ゾーン13を横切った後、X線ビーム4は、ガントリー1に取り付けられz方向上にずれた多数の検出器列を含む検出器ユニット16上に入射する。各検出器列は、z方向に対して垂直に延びる平面上に配置され、各検出器素子が夫々の光線を検出し対応する測定データを生じさせる複数の検出器素子を含む。検出器ユニット16は、回転軸14回りの円弧上に配置されうるが、他の検出器の幾何学的な形状も可能であり、例えば、放射線源S回りの円弧上に配置されうる。
【0015】
放射線ビーム4の開口角αmax(開口角は、x−y平面の縁に位置するビーム4が放射線源Sと回転軸14によって決まる平面に対して成す角度として定義される)は、検査ゾーンの直径を決定する。検査ゾーン13、又はその中に存在する対象、例えば患者台に載せられた患者は、z軸に平行に変位しうる。このようなz方向の変位の速度は、一定であり、望ましくは調整可能である。
【0016】
検出器ユニット16によって捕捉される測定データは、画像処理コンピュータ10へ印加され、画像処理コンピュータ10は測定データを用いて、例えばモニタ11上に再生するために放射線円錐4によって照射される検査ゾーン13の部分中の吸収分布を再構成する。2つのモータ2及び5、画像処理コンピュータ10、放射線源S、及び、検出器ユニット16から画像処理コンピュータ10への測定データの転送は、適切な制御ユニット7によって制御される。
【0017】
モータ5が停止しており、モータ2がガントリーを回転させるとき、放射線源Sと検出器ユニットの円形の走査運動が生ずる。しかしながら、制御ユニット7は、モータ2及び5を同時に、即ち検査ゾーン13の進行速度とガントリーの角速度の比率が一定であるよう作動させることもできる。この場合、放射線源S及び検査ゾーン13は、沿って互いに対して螺旋状の軌跡に動く。
【0018】
図1に示すコンピュータ断層撮影装置による測定データの捕捉と、かかる測定データからのCT画像の再構成について、以下、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
【0019】
ステップ100における初期化の後、モータ2及び5は作動され、放射線源Sはスイッチオンされる。続いてステップ101において捕捉される測定データは、検査ゾーン中の放射線ビームの減衰に依存しないものであり、検出器ユニット16から再構成ユニット10のメモリへ転送される。
【0020】
図3は、測定データの捕捉中の幾何学的な条件を示す図である。この点について、放射線源Sは図3には図示しない静止した検査ゾーンの回りを螺旋状の軌跡17に沿って動くと想定するが、実際は円形の動きのみを行い検査ゾーン又は検査されるべき対象が変位されてもよい。しかしながら、この想定は、X線源と検査ゾーンとの間の相対的な動きのみが関連があるため許されるものである。
【0021】
再構成に用いられる放射線ビーム4は、第1の測定ウィンドウに制限される。図示されており放射線源から生ずる放射線源4の線又は縁の光線は、回転軸の方向上に互いにずれた測定ウィンドウの縁と交差し、また、放射線源に向いた螺旋の2つのターンと交差する。このように、図示される縁の光線と一致する、又は、これらの縁の光線の間に配置される光線のみが測定のために評価される。測定ウィンドウは、放射線源Sに対して対称的に配置される。pを螺旋の2つの隣り合うターンの間の距離であるとすると、測定ウィンドウの縁を決める螺旋のターンは、回転軸の方向上に互いに3pの距離に配置される。
【0022】
図4は、検出器16を展開して示す図であり、明瞭性のため、検出器ユニットの寸法は、回転軸の方向上は、回転軸に対して垂直な方向上の寸法と比較してかなり拡大されて示されている。参照番号163及び164は、回転軸の方向上互いにずれた検出器ユニット上の第1の測定ウィンドウの縁を示す。螺旋の傾斜のため、この縁は水平に延びるのではなく傾斜して延びる。検出器16が、回転軸14回りではなく、放射線源S回りに湾曲される場合、又は平坦である場合、縁163及び164は、図4中に直線としては示されない。
【0023】
図4はまた、回転軸14の方向上にずれた縁が参照番号161及び162で示される第2の測定ウィンドウを示す。縁は、放射線源Sから生ずる線によって決められ、第1の測定フィールドの2つのターン及びこれらの縁を同時に横切る。
【0024】
検査ゾーン中の任意の点は、第1の測定ウィンドウに入ると同時に、例えば下縁164(その場合、点が配置されている光線検出器素子上に投影される。)続いて、第2の測定ウィンドウを下方向に境界付ける線162(その場合、この点を通る光線は隣接するターンを横切る)上の検出器素子に投影される。180°の更なる放射範囲を横切った後、この点は(光線が次のターンを横切る)第2の測定ウィンドウの上縁161上の検出器素子上に投影される。この点は、放射線源Sによって全体で540°の角度範囲に亘って照射されたとき、第1の測定ウィンドウの上縁163(このとき光線は上側のターンと交わる)上に位置する検出器素子上に投影される。
【0025】
第1の測定ウィンドウと同等の放射線ビーム4の経路は、コリメータ3を適切な形態とすることにより達成されうる。これらが可能でなく放射線ビーム4が検出器6の矩形ゾーン全体を照射するとき、測定ウィンドウの制限は、線163及び164の外側の斜線ゾーンに位置する検出器素子からの測定データを再構成のいて考慮しないことによって実現される。
【0026】
ステップ101において捕捉された測定データは(おそらく平滑化され対数がとられた後は)、測定が行われた光線に沿った減衰の線積分に対応する。必要であれば、この段階において、全ての測定データは、当該の光線が回転軸に垂直な平面に対してなす角度の余弦で重み付けされうる。しかしながら、(角度が非常に小さいため)全ての光線に対して余弦が実質的に値1を有する場合、このような重み付けを行わなくともよい。
【0027】
全ての測定データMは、減衰の線積分に対応する(スカラ)量と、測定データがそれに沿って捕捉された光線の位置とによって特徴付けられる。各光線は、以下に示す3つのパラメータ(β,γ,s)によって特徴付けられる。
【0028】
パラメータβは、回転軸に垂直に広がる(x,y)平面上での放射線源の位置から回転軸14までの法線の方向を特徴付ける。従って、図3に示される放射線ビーム中の全ての光線は、同じパラメータβを有する。放射線源が1回転以上回転した後、βは2πよりも大きくなる。
【0029】
パラメータγは、(x,y)平面上の回転軸14に垂直な当該の光線が上述の法線に対してなす角度である。回転軸に平行な扇形ビーム中の全ての光線は、同じ値γを有する。図3中、かかる扇形のビームは線400と、この線を放射線源(S)とつなぐ(縁の)光線とによって決められる。
【0030】
パラメータsは、光線の高さ座標を表わし、即ち、当該の光線が螺旋の2つのターンを通る位置を示す。螺旋の同じターンと交わる全ての光線は、同じ値sを有する。第1の測定ウィンドウの縁の光線は、パラメータs=±0.75pによって特徴付けられ、第2の測定ウィンドウの縁の光線は、パラメータs=±0.25pによって特徴付けられる。
【0031】
このように各光線は、3次元(β,γ,s)パラメータ空間中の点によって特徴づけられる。CTデータの捕捉は、このように(β,γ,s)パラメータ空間中で比較的均一に分散された多数のサンプリング点における(減衰の線積分の場合は)いわゆる目的関数のサンプリングを構成する。しかしながら、このパラメータ空間中でのサンプリングは、更なる処理のためには最適ではない。
【0032】
従って、ステップ102において、いわゆるリビニング(rebinning)操作が平行ビーム幾何学で行われる。このとき、3次元(θ,t,s)パラメータ空間で正則デカルト格子の格子点における目的関数を表わすデータ集合M(θ,t,s)は、捕捉された測定データM(β,γ,s)からの再ソート及び再補間によって計算される。
【0033】
パラメータθは、回転軸に垂直な平面上の回転軸と平行な扇形のビームの方向を示す。回転軸に平行に、また、互いに平行に延びる扇形ビームの光線は、同じパラメータθを有する。パラメータβと同様、パラメータθもまた2πよりも大きくなりうる。
【0034】
パラメータtは、扇形のビームと回転軸との間の距離を示す。回転軸の一方の側に配置される扇形のビームはtが負の値を有し、回転軸の他方の側に配置される扇形のビームはtが正の値を有する。tの最大値は、検査ゾーン13の半径に対応する。
【0035】
パラメータsは、同じく、高さ座標である。
【0036】
ここまで説明した方法は、第2の測定ウィンドウの使用以外は、引用される米国特許出願第09/368850号から公知である。しかしながら、公知の方法では、測定データの更なる処理は(第1の)測定ウィンドウ中での位置には依存せずに行われるのに対して、本発明によれば測定データは第2の測定ウィンドウも通って延びる光線に関連付けられているか否かに依存して更に処理される。
【0037】
従って、ステップ103において、測定データM(θ,t,s)の絶対値sが0.25p(但し、pは螺旋の隣接するターンの間の距離に対応する)よりも大きいかどうか調べられる。そうであれば、この測定データに関連付けられる光線は第1の測定ウィンドウの内側であるが第2の測定ウィンドウの外側に延びる。この場合、ステップ104において、θとsの値が同じであるがtの値が異なる全てのCTデータに対して1次元フィルタリング操作が適用される。
【0038】
図5は、このフィルタリング操作を示す図である。図5は、デカルト(θ,t,s)パラメータ空間中のθ軸に平行な平面を示す図である。パラメータsは縦座標であり(値pに正規化される)、パラメータt(検査ゾーンの半径Rに正規化される)は横軸である。破線及び一点鎖線は、一般的なフィルタリング操作を受ける連続する格子点又は測定データを連結する。このような線は、例えば、値sが0.25p乃至0.75pである全ての測定データ、及び、値sが−0.75p乃至−0.25pである全ての測定データについて水平に延びる。
【0039】
第2の測定ウィンドウ内に位置する全ての測定データ(即ち、パラメータsが0.25pよりも大きくなく、−0.25pよりも小さくない測定データ)は、ブロック105においてフィルタリング操作を受ける。しかしながら、水平線上に位置する測定データは1次元フィルタリングを受けず、図5中の幾らか傾斜した線203、204及び205によって相互接続される光線の測定データのみが1次元フィルタリングを受ける。このフィルタリング方法は、明示的に参照される米国特許出願第09/663634号に詳述されている。このフィルタリング操作は、画質の所与の改善を生じさせる。
【0040】
第2の測定ウィンドウの外側(しかし第1の測定ウィンドウの内側)で捕捉された測定データは重み係数wで重み付けされ(ブロック106)、第2の測定ウィンドウの内側で捕捉されステップ1045においてフィルタリングされた測定データは、第2の重み係数wで重み付けされる(ブロック107)。ステップ108において、検査ゾーンの個々の点における減衰は、このようにフィルタリングされ重み付けされた測定データからの逆投影によって導出される。今朝ゾーンの各点について、3πの角度範囲から検査ゾーンのこの点を照射した光線が決定される。これらの光線に関連付けられる測定データは、必要であれば更なる補間の後に加算されるようw及びwで重み付けされる。このように再構成された画像は再現され、適当な方法で記憶される。そして方法は終了する(ブロック109)。
【0041】
重み係数w及びwは、ユーザによって繰り返し設定されうる。しかしながら、重み付け係数は、撮像されるべき体の一部の関数として自動的に設定されてもよい。
【0042】
重み係数がw=0であるとき(又はwよりも小さいとき)、第2の測定ウィンドウからの測定データのみが再構成のために使用される。これにより、動きによる不鮮明さのレベルが低いが、走査誤差に影響を受けにくいCT画像が得られる。重み係数wが重み係数wの2倍大きい場合、再構成方法の線形性は、第1のCT画像が第1のウィンドウ中で捕捉された全ての測定データから再構成され、このCT画像が第2の測定ウィンドウ中で捕捉された測定データからのみ再構成された第2のCT画像に加えられた場合と同じ条件が得られることを確実とする。信号対雑音比は良くなり、走査誤差の効果は減少されるが、この利点は、全ての動きによる鮮明さがより目立つという犠牲を払って達成される。
【0043】
重み係数w及びwが等しいとき、第1の測定ウィンドウ内で捕捉された全ての測定データから均一に重み付けされたCT画像が再構成された場合と同様に本質的に同じ条件が得られる。信号対雑音比は最適となるが、動きによる不鮮明さが生ずる危険性は更に高くなる。
【0044】
図2に示されるものとは対照的に、第2の測定ウィンドウからの測定データは、第1の測定ウィンドウからの測定データと同様に、即ち、t,s平面上の平行な線に沿って(図5)、フィルタリングされうる。このとき、分岐操作103は、均一なフィルタリングが行われた後に行われねばならない。しかしながら、この場合は画質がわずかに低下することを許容せねばならない。
【0045】
上述において、回転軸の方向上の第1の測定ウィンドウの寸法は、螺旋のターンの距離pの3倍に対応すると想定した。しかしながら、測定ウィンドウの寸法は、3p、5p又は一般的に(2n+1)p、但しnは整数、であってもよい。寸法が(2m+1)p及び(2k+1)pである少なくとも2つの(できれば更に多くの)更なる測定ウィンドウが決められうる場合、mとkはnよりも小さい異なる正の整数である。このような異なる測定ウィンドウからの測定データには、再構成のために異なる重み係数が割り当てられうる。
【0046】
既に説明したように、CT画像が各測定ウィンドウ中で捕捉された全ての測定データから再構成される場合と、このCTデータが他の1つ又は複数の測定ウィンドウの測定データから再構成されうる1つまたは複数のCT画像に加えられた場合とで、同じ結果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンピュータ断層撮影装置を示す図である。
【図2】図1のコンピュータ断層撮影装置によって実行される方法のフローチャートを示す図である。
【図3】放射線源及び螺旋に対する測定ウィンドウの縁の光線の空間中での位置を示す図である。
【図4】検出器ユニットを展開して示す図である。
【図5】再構成中に1次元フィルタリングが実行されるときに追従する線を示す図である。
【符号の説明】
14 回転軸
16 検出器ユニット

Claims (5)

  1. 放射線源と、上記放射線源によって放出され検査ゾーン又はその中にある対象を通過した後の円錐放射線ビームを検出するために上記放射線源に接続された検出器ユニットとを含む走査ユニットと、
    上記走査ユニットと上記検査ゾーン又は上記対象との間に回転軸回りの回転と上記回転軸に平行な方向の進行とからなる螺旋の形状の相対運動を生じさせる駆動装置であって
    上記螺旋及び上記検出器ユニットは、nはn≧1の整数であり、pは螺旋の隣接する2つのターンの軸方向上のずれに対応するとすると、上記検出器ユニットが、上記放射線源から発せられ回転軸の方向上に距離(2n+1)pだけずれた螺旋の2つのセグメントに交わる線によって決められ上記回転軸の方向上に互いにずれた縁を有する第1の測定ウィンドウの内側の全ての放射線ビームを同時に検出するよう寸法が釣り合わされている
    駆動装置と、
    上記第1の測定ウィンドウの内側で上記検出器ユニットによって捕捉された測定データから上記検査ゾーンの内側の吸収の空間的な分布に対応するCT画像を再構成する再構成ユニットと
    を有するコンピュータ断層撮影装置であって
    第2の測定ウィンドウの内側に延びる光線から導出される測定データには、上記第2の測定ウィンドウの外側であるが上記第1の測定ウィンドウの内側に延びる光線から導出される測定データに割り当てられたものとは異なる再構成のための重みが割り当てられ、
    上記第2の測定ウィンドウは、回転軸の方向上に見たときに上記第1の測定ウィンドウの中心に配置され、mは整数であり、0≦m<nであるとすると、その互いにずらされた縁は、上記放射線源から発せられ上記回転軸の方向上に距離(2m+1)pだけずれた螺旋の2つのセグメントと交わる線によって決められる、
    コンピュータ断層撮影装置。
  2. 少なくとも1つの追加的な測定ウィンドウの内側に延びる光線から導出される測定データは、上記第2の測定ウィンドウの外側に延びるが上記第1の測定ウィンドウの内側に延びる光線からの測定データとは異なる重みと共に上記再構成に入り、上記回転軸の方向上に見たときに、上記追加的な測定ウィンドウは上記第1の測定ウィンドウの中心に配置され、kは整数であり、0≦k<n、k≠m及びn>1であるとすると、その互いにずれた縁は、上記放射線源から発せられ上記回転軸の方向上に距離(2k+1)pだけずれた螺旋の2つのセグメントと交わる線によって決められる、請求項1記載のコンピュータ断層撮影装置。
  3. 異なる測定ウィンドウからの光線から導出される上記測定データに割り当てられる重みは選択可能である、請求項1記載のコンピュータ断層撮影装置。
  4. m=0であり、上記再構成は、上記測定データの1次元フィルタリング、及び、上記フィルタリングされたデータの逆投影を含み、上記第1のウィンドウに関連付けられる上記測定データのフィルタリングは上記第2の測定ウィンドウに関連付けられる上記測定データのフィルタリングとは異なる、請求項1記載のコンピュータ断層撮影装置。
  5. 放射線源と、上記放射線源によって放出され検査ゾーン又はその中にある対象を通過した後の円錐放射線ビームを検出するために上記放射線源に接続された検出器ユニットとを含む走査ユニットと、
    上記走査ユニットと上記検査ゾーン又は上記対象との間に回転軸回りの回転と上記回転軸に平行な方向の進行とからなる螺旋の形状の相対運動を生じさせる駆動装置であって、上記螺旋及び上記検出器ユニットは、nはn≧1の整数であり、pは螺旋の隣接する2つのターンの軸方向上のずれに対応するとすると、上記検出器ユニットが、上記放射線源から発せられ回転軸の方向上に距離(2n+1)pだけずれた螺旋の2つのセグメントに交わる線によって決められ上記回転軸の方向上に互いにずれた縁を有する第1の測定ウィンドウの内側の全ての放射線ビームを同時に検出するよう寸法が釣り合わされている、
    駆動装置と
    上記第1の測定ウィンドウの内側で上記検出器ユニットによって捕捉された測定データから上記検査ゾーンの内側の吸収の空間的な分布に対応するCT画像を再構成する再構成ユニットと、
    を有するコンピュータプログラムであって
    第2の測定ウィンドウの内側に延びる光線から導出される測定データには、上記第2の測定ウィンドウの外側であるが上記第1の測定ウィンドウの内側に延びる光線から導出される測定データに割り当てられたものとは異なる再構成のための重みが割り当てられ、
    上記第2の測定ウィンドウは、回転軸の方向上に見たときに上記第1の測定ウィンドウの中心に配置され、mは整数であり、0≦m<nであるとすると、その互いにずらされた縁は、上記放射線源から発せられ上記回転軸の方向上に距離(2m+1)pだけずれた螺旋の2つのセグメントと交わる線によって決められる、
    コンピュータ断層撮影装置の再構成ユニットのためのコンピュータプログラム。
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