JP4812198B2 - 食器洗浄システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、収容空間部内に積み重ねられた状態で収容された食器群の最下端食器をこの最下端食器より上方の後続食器から分離するための食器分離装置を具備した食器洗浄システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の食器分離装置としては、例えば、実用新案登録第3023714号公報に記載された積段状態の食器等容器の分離装置が知られている。
【0003】
この従来の実用新案登録第3023714号公報に記載の食器分離装置は、収容空間部を形成するように配置された左右一対の分離回転体を備え、これら互いに離間対向した左右一対の分離回転体が同期回転すると、収容空間部内に積み重ねられた状態で収容された食器群の最下端食器が、これより上方の後続食器から分離される構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の実用新案登録第3023714号公報に記載の食器分離装置は、分離回転体を回転させる回転駆動手段が、収容空間部の上方に位置してこの収容空間部の上方を覆っているため、例えば、作業者が積み重ねた食器を収容空間部内に収容する場合に、回転駆動手段が邪魔になり容易に収容できず、作業者への負担が比較的大きいという問題がある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、食器を収容空間部内に容易に収容でき、作業者への負担を軽減できる食器分離装置を具備した食器洗浄システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の食器洗浄システムは、収容空間部内に積み重ねられた状態で収容された食器群の最下端食器をこの最下端食器より上方の後続食器から分離回転部を用いて分離するもので、前記分離回転部は回転駆動手段によって回転駆動され、前記回転駆動手段は前記収容空間部の上方が開放するように前記収容空間部より下方の位置に配置されている食器分離装置と、この食器分離装置にて分離されて落下してきた食器を受け取って移送する移送手段と、この移送手段からの食器を搬送部の搬送始端側で受け取り、この受け取った食器を前記搬送部で搬送しながら洗浄部で洗浄する食器洗浄装置とを具備し、前記分離回転部は、互いに隣接する2つの前記収容空間部の各々に共通する共通分離回転体と、この共通分離回転体の一側方位置にこの共通分離回転体と離間対向した状態に配置され、前記共通分離回転体と同期して回転し、一方の前記収容空間部内の最下端食器を後続食器から分離する一方側分離回転体と、前記共通分離回転体の他側方位置にこの共通分離回転体と離間対向した状態に配置され、前記共通分離回転体と同期して回転し、他方の前記収容空間部内の最下端食器を後続食器から分離する他方側分離回転体とを備え、前記回転駆動手段は、前記食器洗浄装置の前記搬送部の幅方向に沿って間隔をおいて1直線状に並んで位置する前記一方側分離回転体、前記共通分離回転体および前記他方側分離回転体の各々を、一斉に同期駆動回転させるものである。
【0007】
請求項2記載の食器洗浄システムは、請求項1記載の食器洗浄システムにおいて、回転駆動手段は、単一の駆動源と、この単一の駆動源からの動力を一方側分離回転体、共通分離回転体および他方側分離回転体に伝達する伝動手段とを有するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の食器洗浄システムの一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0009】
図7および図8において、1は食器洗浄システムで、この食器洗浄システム1は、茶碗、トレー等の容器である食器Wを連続的に自動洗浄するためのシステムで、食器Wを載置状態で略水平方向に搬送するベルトコンベヤ等の搬送部2およびこの搬送部2にて搬送中の食器Wに向けて洗浄液等を噴射するノズル等の洗浄部3を有する食器洗浄装置4を備えている。
【0010】
そして、食器洗浄装置4の搬送部2の上流位置には、積み重ねられた状態の食器群W0の最下端食器Wを上方の後続食器Wから分離落下させて移送手段であるシュート5を介して搬送部2の搬送始端部上に供給する食器供給装置等の食器分離装置6が配置されている。一方、食器洗浄装置4の搬送部2の下流位置には、洗浄処理後の食器Wを積み重ねて整理する食器整理装置7が配置されている。
【0011】
この食器分離装置6は、図1ないし図3に示すように、複数レーン型(例えば3レーン型)のもので、略上下方向に積み重ねられた状態である積段状態にされた多数の食器Wつまり食器群W0を収容可能な複数、例えば3つの収容空間部、すなわち第1の収容空間部11、第2の収容空間部12および第3の収容空間部13を備えている。
【0012】
これら3つの第1の収容空間部11、第2の収容空間部12および第3の収容空間部13は、食器洗浄装置4の搬送部2の搬送方向と交差する方向である幅方向に沿って互いに隣接した状態で1列に並設され、それぞれの下端部が搬送部2の搬送始端側上に連通している。
【0013】
そして、互いに隣接する2つの第1の収容空間部11および第2の収容空間部12の各々に共通する縦長棒状の共通分離回転体15が、支持フレーム16上にて垂直方向に対して食器洗浄装置4側にやや傾斜状に支持されている。互いに隣接する2つの第1の収容空間部11および第2の収容空間部12に対して共用された共通分離回転体15は、第1の収容空間部11と第2の収容空間部12との間に位置するように垂直方向に対して食器洗浄装置4側にやや傾斜した方向の回転中心軸線を中心として回転可能に配置されている。
【0014】
この共通分離回転体15の一側方位置(図1、図2中、右側方位置)には、共通分離回転体15と反対方向に同期回転して協働し、一方の収容空間部である第1の収容空間部11内の1番下の食器Wである最下端食器Wを2番目以降の食器Wである後続食器Wから分離する縦長棒状の一方側分離回転体17が、支持フレーム16上において共通分離回転体15と第1の収容空間部11を介して離間対向した平行状態で回転可能に配置されている。
【0015】
また、共通分離回転体15の他側方位置(図1、図2中、左側方位置)には、共通分離回転体15と反対方向に同期回転して協働し、他方の収容空間部である第2の収容空間部12内の最下端食器Wを後続食器Wから分離する縦長棒状の他方側分離回転体18が、支持フレーム16上において共通分離回転体15と第2の収容空間部12を介して離間対向した平行状態で回転可能に配置されている。
【0016】
この他方側分離回転体18の共通分離回転体15側とは反対側の側方位置(図1、図2中、左側方位置)には、他方側分離回転体18と反対方向に同期回転して協働し、追加の収容空間部である第3の収容空間部13内の最下端食器Wを後続食器Wから分離する縦長棒状の追加分離回転体19が、支持フレーム16上において他方側分離回転体18と第3の収容空間部13を介して離間対向した平行状態で回転可能に配置されている。
【0017】
なお、互いに隣接する2つの第2の収容空間部12と第3の収容空間部13との間の位置に配置された他方側分離回転体18は、第2の収容空間部12および第3の収容空間部13の各々に共通するもので、第2の収容空間部12および第3の収容空間部13に対して共用されている。4つの一方側分離回転体17、共通分離回転体15、他方側分離回転体18および追加分離回転体19にて分離回転部20が構成されている。
【0018】
また、食器分離装置6は、食器洗浄装置4の搬送部2の幅方向に沿って間隔をおいて1直線状に並んで位置する4つの一方側分離回転体17、共通分離回転体15、他方側分離回転体18および追加分離回転体19の各々を、一斉に同期駆動回転させる回転駆動手段21を備えている。
【0019】
この回転駆動手段21は、各収容空間部11,12,13の上方位置に各収容空間部11,12,13を上方に向けて開放させる投入用空間部22が存在するように、各収容空間部11,12,13より下方の位置に配置されている。すなわち、分離回転部20を回転駆動するための回転駆動手段21は、収容空間部11,12,13の上方が開放するように収容空間部11,12,13より下方の位置に配置されている。
【0020】
この回転駆動手段21は収容空間部11,12,13の略真下の位置に配置され、回転駆動手段21の前方に搬送部2の搬送始端部が位置している。また、各収容空間部11,12,13の下部近傍から搬送部2の搬送始端部の上部にわたってシュート5が配置されている(図3参照)。
【0021】
この回転駆動手段21は、単一の駆動源である駆動モータ23を有し、この駆動モータ23のモータ出力軸(図示せず)には、軸方向が水平方向に一致した1本の伝動軸24が図示しない連結機構を介して連結されている。
【0022】
そして、この伝動軸24には、4つの一方側分離回転体17、共通分離回転体15、他方側分離回転体18および追加分離回転体19の各々の下端部が2つのかさ歯車25,25を介して連結されている。なお、4つの一方側分離回転体17、共通分離回転体15、他方側分離回転体18および追加分離回転体19の各々の上端部は自由端部となっている。また、駆動モータ23からの動力を分離回転体15,17,18,19に伝達する伝動手段26が、かさ歯車25、伝動軸24等にて構成されている。
【0023】
ここで、4つの一方側分離回転体17、共通分離回転体15、他方側分離回転体18および追加分離回転体19は、一方側分離回転体17と他方側分離回転体18とが同一構造で、他の共通分離回転体15および追加分離回転体19が一の分離回転体17,18と対称構造となっており、それぞれが同じ形状の分離回転杆体30にて構成されている。
【0024】
そして、分離回転杆体30は、軸方向が垂直方向に対して食器洗浄装置4側にやや傾斜した傾斜方向に一致した軸部材31を有し、この軸部材31の外周側には、この軸部材31と一体となって回転する細長い略円筒状の筒状部材32が着脱可能に取り付けられている。
【0025】
この筒状部材32は、図4ないし図6に示すように、下端部近傍に上下2段の突出状であるフランジ状に形成され食器Wの端縁、例えば椀状の食器Wの円形状の開口端縁を下方から支持可能な2つの分離爪34および一時停止爪35を有し、これら分離爪34および一時停止爪35の各々は、上下に対向しない異なる部分の一部が切り欠かれて切欠き部36,37となっている。
【0026】
上段の分離爪34の先端は、1番下の食器Wの開口端縁と下から2番目の食器Wの開口端縁との間に入り込んで1番下の食器Wを2番目以降の食器Wから分離するためのもので、水平状の上平面41を有し、この上平面41に緩勾配の傾斜面42が連設されている。下段の一時停止爪35は、分離爪34で分離された食器Wを一時的に支持するためのもので、水平状の下平面43を有し、この下平面43に急勾配の傾斜面44を介して緩勾配の傾斜面42が連設されている。なお、分離爪34および一時停止爪35にて回転爪50が構成されている。このフランジ状の回転爪50は、実公昭63―4023号公報等に記載のものと基本的に同一である。
【0027】
また一方、食器分離装置6は、図1ないし図3に示すように、第1の収容空間部11内に収容された積段状態の食器群W0をこの食器群W0が崩れないように一方側分離回転体17および共通分離回転体15とともに支持する第1の支持手段51、第2の収容空間部12内に収容された積段状態の食器群W0をこの食器群W0が崩れないように共通分離回転体15および他方側分離回転体18とともに支持する第2の支持手段52、および、第3の収容空間部13内に収容された積段状態の食器群W0をこの食器群W0が崩れないように他方側分離回転体18および追加分離回転体19とともに支持する第3の支持手段53を備えている。
【0028】
これら3つの第1の支持手段51、第2の支持手段52および第3の支持手段53は、それぞれ同一構造のもので、例えば、大きさが異なる複数種の食器W、例えば開口端縁の直径寸法が異なる複数種の食器Wに対応できるように、分離回転杆体30側に対して接離移動可能となっている。
【0029】
また、第1の支持手段51、第2の支持手段52および第3の支持手段53の各々は、長手方向が垂直方向に対して食器洗浄装置4側にやや傾斜した傾斜方向に一致しかつ互いに間隙を介して離間対向した一対の細長板状のガイド等の支持部材である支持棒55,55を有し、これら一対の支持棒55はスライド可能な座板57に立設されている。これら一対の支持棒55間の下部位置には、食器Wの開口端縁を下方から支持可能な分離ガイド等の支持爪56が配置されている。各支持棒55の上端部が自由端部となっている。
【0030】
なお、図2から明らかなように、図2中下方側に位置する2本の一方側分離回転体17および共通分離回転体15と図2中上方側に位置する第1の支持手段51の2本の支持棒55とで囲まれるようにして第1の収容空間部11が形成されている。同様に、2本の共通分離回転体15および他方側分離回転体18と第2の支持手段52の2本の支持棒55とで囲まれるようにして第2の収容空間部12が形成され、2本の他方側分離回転体18および追加分離回転体19と第3の支持手段53の2本の支持棒55とで囲まれるようにして第3の収容空間部13が形成されている。
【0031】
次に、上記一実施の形態の食器洗浄システム1の動作を説明する。
【0032】
例えば作業者が、複数段に積み重ねて積段状態にした食器群W0を投入用空間部22から第1の収容空間部11、第2の収容空間部12および第3の収容空間部13内に投入して収容すると、この積段状態の食器群W0は、2本の分離回転杆体30の回転爪50と支持爪56とで、3点状に支持された載置状態となって、対応する収容空間部11,12,13内に収容されることとなる。
【0033】
この状態で、回転駆動手段21の駆動モータ23から動力が出力され、この動力が伝動手段26を介して4本すべての分離回転杆体30に伝達されると、これら4本の分離回転杆体30である分離回転部20が回転駆動され、各分離回転杆体30が交互に異なる回転方向に向って同期駆動回転する。
【0034】
これら4本の分離回転杆体30が回転すると、回転爪50の作用等に基づいて、対応する収容空間部11,12,13内に積み重ねられた状態で収容された食器群W0の最下端食器Wが、この最下端食器Wより上方に位置する残りの後続食器Wから順次1枚ずつ分離され、自らの重力によりシュート5に向って落下する。
【0035】
すなわち、積み重ねられた状態で収容された食器群W0は、最下端食器Wが軸部材31の回転により分離爪34の切欠き部36に位置する急勾配の傾斜面44から下方にある一時停止爪35により一旦支持されるとともに最下端食器Wと下から2番目の食器Wとの間に分離爪34が入り込み分離される。分離された最下端食器Wは、支持爪56と一時停止爪35とによってその場で一時的に支持された後、一時停止爪35の切欠き部37から食器Wの開口端縁が外れることで支持爪56からも外れて自重によりシュート5に向って落下する。一時停止爪35にて支持された食器Wが落下するとすぐに分離爪34が次の最下端食器Wと下から2番目の食器Wとの間に入り込み分離する。
【0036】
隣接し合う2つの収容空間部11,12,13内にそれぞれ投入され積段状態で収容された食器群W0では、隣接し合う2つの収容空間部11,12,13の間に位置する分離回転杆体30を共有し、その分離回転杆体30における対応する収容空間部11,12,13に面している回転爪50によって、最下端に位置する食器Wが支持され、最下端食器Wと下から2番目の食器Wが分離され、更に一時保持された後落下がなされる。
【0037】
そして、こうして分離落下した食器Wは、収容空間部11,12,13の下端近傍に配置されたシュート5の傾斜状の移送面5aにて大きな衝撃を受けることなく安定的に受け止められ、このシュート5の移送面5a上を滑走移送され、食器洗浄装置4の搬送部2の搬送始端部上にスムーズに供給される。
【0038】
この搬送部2に供給された食器Wは、略横3列の状態となって搬送部2で搬送されながら、洗浄部3により洗浄され、搬送部2の搬送終端部から食器整理装置7に送出され、食器整理装置7によって積段状態に整理される。
【0039】
そして、上記一実施の形態の食器洗浄システム1は、互いに隣接する第1の収容空間部11、第2の収容空間部12および第3の収容空間部13を備えた分離処理能力が良好な複数レーン型の食器分離装置6を用いた構成であるから、効率よく洗浄作業を行うことができる。
【0040】
また、第1の収容空間部11、第2の収容空間部12および第3の収容空間部13の上方に確保された投入用空間部22を利用することにより、回転駆動手段21が邪魔になるようなことがなく、作業者は積段状態の食器群W0を収容空間部11,12,13内に容易に投入して収容でき、作業者への負担を軽減できる。
【0041】
また、食器分離装置6は、共通分離回転体15の回転爪50が第1の収容空間部11内の食器Wおよび第2の収容空間部12内の食器Wの両方に作用しかつ他方側分離回転体18の回転爪50が第2の収容空間部12内の食器Wおよび第3の収容空間部13内の食器Wの両方に作用するようにした構成であるから、複数レーン型であるにも拘わらず、幅寸法を小さくでき、構成が比較的簡単で組立て作業性を良好にでき、製造コストを低減できる。
【0042】
さらに、4つの一方側分離回転体17、共通分離回転体15、他方側分離回転体18および追加分離回転体19の各々を、1つの駆動モータ23を有する回転駆動手段21で一斉に同期駆動回転させる構成であるから、それぞれを個別に同期回転させる構成等に比べて、構成を簡単にでき、製造コストを低減できる。
【0043】
なお、上記実施の形態においては、食器分離装置6は、隣接した3つの収容空間部11,12,13を備えた3レーン型の構成として説明したが、例えば、図示しないが、追加分離回転体19等を設けずに2レーン型の構成としてもよく、或いは、新たな追加分離回転体等を付加して4レーン型以上の構成とすることもできる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、移送手段が食器分離装置にて分離されて落下してきた食器を受け取って移送し、食器洗浄装置がその移送手段からの食器を搬送部の搬送始端側で受け取り、この受け取った食器を搬送部で搬送しながら洗浄部で洗浄するので、効率よく洗浄作業ができる。また、回転駆動手段を収容空間部の上方が開放するように収容空間部より下方の位置に配置したため、作業者は食器を収容空間部内に容易に収容でき、作業者への負担を軽減できる。さらに、一方側分離回転体、共通分離回転体および他方側分離回転体の回転により各収容空間部内の最下端食器がそれぞれ後続食器から分離される構成であるから、分離処理能力を良好にでき、かつ、構成が比較的簡単で組立て作業性を良好にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の食器分離装置の一実施の形態を示す正面図である。
【図2】 同上食器分離装置の平面図である。
【図3】 同上食器分離装置の側面図である。
【図4】 同上食器分離装置の分離回転杆体の筒状部材を示す平面図である。
【図5】 同上分離回転杆体の筒状部材の側面図である。
【図6】 同上分離回転杆体の筒状部材の側面図である。
【図7】 同上食器分離装置を備えた食器洗浄システムの側面図である。
【図8】 同上食器洗浄システムの平面図である。
【符号の説明】
1 食器洗浄システム
2 搬送部
3 洗浄部
4 食器洗浄装置
5 移送手段であるシュート
6 食器分離装置
11,12,13 収容空間部
15 共通分離回転体
17 一方側分離回転体
18 他方側分離回転体
20 分離回転部
21 回転駆動手段
23 単一の駆動源である駆動モータ
26 伝動手段
W 食器
W0 食器群
Claims (2)
- 収容空間部内に積み重ねられた状態で収容された食器群の最下端食器をこの最下端食器より上方の後続食器から分離回転部を用いて分離するもので、前記分離回転部は回転駆動手段によって回転駆動され、前記回転駆動手段は前記収容空間部の上方が開放するように前記収容空間部より下方の位置に配置されている食器分離装置と、
この食器分離装置にて分離されて落下してきた食器を受け取って移送する移送手段と、
この移送手段からの食器を搬送部の搬送始端側で受け取り、この受け取った食器を前記搬送部で搬送しながら洗浄部で洗浄する食器洗浄装置とを具備し、
前記分離回転部は、
互いに隣接する2つの前記収容空間部の各々に共通する共通分離回転体と、
この共通分離回転体の一側方位置にこの共通分離回転体と離間対向した状態に配置され、前記共通分離回転体と同期して回転し、一方の前記収容空間部内の最下端食器を後続食器から分離する一方側分離回転体と、
前記共通分離回転体の他側方位置にこの共通分離回転体と離間対向した状態に配置され、前記共通分離回転体と同期して回転し、他方の前記収容空間部内の最下端食器を後続食器から分離する他方側分離回転体とを備え、
前記回転駆動手段は、前記食器洗浄装置の前記搬送部の幅方向に沿って間隔をおいて1直線状に並んで位置する前記一方側分離回転体、前記共通分離回転体および前記他方側分離回転体の各々を、一斉に同期駆動回転させる
ことを特徴とする食器洗浄システム。 - 回転駆動手段は、単一の駆動源と、この単一の駆動源からの動力を一方側分離回転体、共通分離回転体および他方側分離回転体に伝達する伝動手段とを有する
ことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄システム。
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