JPH09263327A - 棒状体の搬送装置 - Google Patents

棒状体の搬送装置

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Publication number
JPH09263327A
JPH09263327A JP9596496A JP9596496A JPH09263327A JP H09263327 A JPH09263327 A JP H09263327A JP 9596496 A JP9596496 A JP 9596496A JP 9596496 A JP9596496 A JP 9596496A JP H09263327 A JPH09263327 A JP H09263327A
Authority
JP
Japan
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conveyor
rotary transfer
transfer body
end side
lipstick container
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Application number
JP9596496A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Osawa
淳一 大澤
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段差を有する第1,第2コンベア間に回転移
載体等を配設することにより、両者間で棒状体を整列状
態に保持しつつ安定して移載でき、搬送の管理工数を確
実に削減できると共に、搬送効率を大幅に向上できるよ
うにする。 【解決手段】 第1コンベア22を、終端側プーリ2
3、搬送ベルト24、および各支持台28から構成し、
第2コンベア25を、始端側プーリ26および搬送ベル
ト27から構成する。そして、各コンベア22,25の
間には、回転移載体30と、ガイド板32とを配設す
る。また、終端側プーリ23と回転移載体30とを、歯
車部30E,31等を介して連結する。これにより、第
1コンベア22の各支持台28上で矢示B方向に搬送さ
れる口紅容器13は、回転移載体30の各仕切板30B
間に受承され、ガイド板32との間を介して第2コンベ
ア25の搬送ベルト27上に整列状態で移載される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば口紅容器等
の棒状体を順次搬送するのに好適に用いられる棒状体の
搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術による棒状体の搬送装置を図3
および図4に基づいて、口紅容器の搬送装置に適用した
場合を例に挙げて説明する。
【0003】図中、1は従来技術による搬送装置、2は
該搬送装置1を構成する第1コンベアを示し、該第1コ
ンベア2は、該第1コンベア2の始端側となる一端側に
位置して回転可能に設けられた始端側プーリ(図示せ
ず)と、第1コンベア2の終端側となる他端側に位置し
て回転軸3Aにより回転可能に支持された終端側プーリ
3と、該終端側プーリ3と前記始端側プーリとの間に水
平となるように巻装された搬送ベルト4等とから構成さ
れている。
【0004】また、搬送ベルト4は口紅容器13の長さ
寸法よりも大きな幅寸法をもって形成され、その外周側
には全周に亘って、複数の仕切板5,5,…(終端側近
傍のみ図示)が長手方向に一定の間隔をもって垂直に立
設されている。
【0005】そして、終端側プーリ3等には、例えば電
動モータ等の回転駆動装置(図示せず)が連結され、こ
の電動モータによって終端側プーリ3等が図3中の矢示
A1方向に回転駆動されることにより、搬送ベルト4が
前記始端側プーリと終端側プーリ3との間で矢示B方向
に周回し、これにより第1コンベア2は、ベルト4上に
載置された各口紅容器13を搬送方向となる矢示B方向
に順次搬送するようになっている。
【0006】6は口紅容器13が第1コンベア2側から
移載される第2コンベアを示し、該第2コンベアは第1
コンベア2とほぼ同様に、該第2コンベア6の始端側と
なる一端側に位置して回転軸7Aにより回転可能に支持
された始端側プーリ7と、第2コンベア6の終端側とな
る他端側に位置して回転可能に設けられた終端側プーリ
(図示せず)と、この終端側プーリと始端側プーリ7と
の間に水平となるように巻装され、始端側プーリ7等が
矢示A2 方向に回転駆動されることにより矢示B方向に
周回する搬送ベルト8等とから構成されている。しか
し、第2コンベア6の搬送ベルト8には仕切板等が設け
られておらず、その表面は平坦になっている。
【0007】そして、第2コンベア6は図4に示すよう
に、その始端側が第1コンベア2の終端側から下方に離
間するように配設され、第1コンベア2(搬送ベルト
4)の上側面と第2コンベア6(搬送ベルト8)の上側
面との間には、段差寸法hの段差が垂直方向に設けられ
ている。
【0008】9,9は第2コンベア6の搬送ベルト8に
設けられた一対のスカート板で、該各スカート板9は図
3に示すように、例えば長尺な金属板等を屈曲させるこ
とにより断面L字状に形成され、搬送ベルト8よりも上
側に突出した状態で該搬送ベルト8を左,右両側から挟
むように長手方向に伸長し、これにより第2コンベア6
で搬送される口紅容器13が搬送ベルト8上から左,右
に落下するのを防止している。
【0009】10は第1コンベア2の終端側プーリ3の
外周側を覆うガイド板で、該ガイド板10は図4に示す
ように、一端側が終端側プーリ3の上側に位置し、他端
側が各仕切板5の先端側から離間しつつ終端側プーリ3
の外周側に沿って第2コンベア6の搬送ベルト8の上方
まで円弧状に延びている。
【0010】11は第1コンベア2と第2コンベア6と
の間に配設されたシュート板で、該シュート板11は一
端側が第1コンベア2の終端側プーリ3に向けて第2コ
ンベア6の搬送ベルト8から離間するように配設され、
他端側が搬送ベルト8の上側面に向けて斜め下方に伸長
し、終端側プーリ3側から搬送ベルト8側に向けて下り
勾配の傾斜を有している。
【0011】ここで、ガイド板10の他端側とシュート
板11の一端側との間は、口紅容器13の外径寸法より
も大きい間隔をもって離間され、第1コンベア2側から
の各口紅容器13が第2コンベア6側に落下する落下口
12となっている。
【0012】13,13,…は搬送装置1により搬送さ
れる棒状体としての口紅容器を示し、該各口紅容器8は
図3に示す如く円柱状に形成されている。そして、各口
紅容器13は、その軸方向が第1,第2コンベア2,6
の搬送方向(矢示B方向)に対し直交するように、矢示
C方向に向け横転された状態(以下、横転状態という)
で、第1コンベア2の搬送ベルト4上から第2コンベア
6の搬送ベルト8上へと矢示B方向に搬送されるように
なっている。
【0013】従来技術による口紅容器の搬送装置は上述
の如き構成を有するもので、次にその作動について説明
する。
【0014】まず、第1コンベア2の終端側プーリ3等
が図4中の矢示A1 方向に回転駆動されると、搬送ベル
ト4が矢示B方向に周回するから、各仕切板5の間にそ
れぞれ載置された各口紅容器13は横転状態で、第1コ
ンベア2により前記始端側プーリから終端側プーリ3に
向けて矢示B方向に順次搬送される。
【0015】そして、各口紅容器13は第1コンベア2
の終端側プーリ3まで達すると、該終端側プーリ3の外
周側とガイド板10との間を、各仕切板5により下側か
ら支持された状態で、終端側プーリ3の回転と共に図4
中の矢示A1 方向に降下する。このとき、各仕切板5は
ガイド板10の他端側(落下口12)に接近するに従
い、その先端側が下向きの勾配をもつようになるため、
各口紅容器13は仕切板5の先端側に転動し、ガイド板
10により外周側から支持されるようになる。
【0016】この結果、各口紅容器13はガイド板10
の他端側まで達すると、落下口12からシュート板11
に沿って矢示D方向に横転状態で転がり落ち、第2コン
ベア6の搬送ベルト8上に移載される。
【0017】さらに、各口紅容器13は、各シュート板
11から転がり落ちた勢いで搬送ベルト8上を矢示E方
向に向けて転動し、第2コンベア6上に既に移載された
他の各口紅容器13の一端側に衝突して静止する。これ
により、各口紅容器13は図3に示す如く、横転状態で
第2コンベア6上に整列し、該第2コンベア6により矢
示B方向に向けて搬送される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、口紅容器13を第1コンベア2上から段差
のある第2コンベア6上に横転状態で移載するために、
第1コンベア2側の落下口12からシュート板11上に
落下させた口紅容器13を自重により第2コンベア6の
搬送ベルト8上まで横転状態で転動させ、各口紅容器1
3を搬送ベルト8上に横転状態で整列させるようにして
いる。
【0019】しかし、この方法では、シュート板11上
から搬送ベルト8上に向けて転動する口紅容器13の横
転状態を外的に保持していないため、口紅容器13の転
動軸がシュート板11上を転動するうちに矢示C方向か
ら傾いてしまい、搬送ベルト8上に移載された口紅容器
13の横転状態が図3中の口紅容器13′のように乱れ
ることがあり、各口紅容器13を第1コンベア2から第
2コンベア6に整列状態で安定して移載できないという
問題がある。
【0020】さらに、口紅容器13′の横転状態が搬送
ベルト8上で一旦乱れると、シュート板11上から搬送
ベルト8上に転動してくる後続の口紅容器13がこの口
紅容器13′に衝突することにより、各口紅容器13の
横転状態が搬送ベルト8上で連鎖的に乱れることにな
る。
【0021】このため、これを防ぐためには、作業者等
がシュート板11の付近を常時監視して横転状態の乱れ
た口紅容器13を即座に手作業で整列させたり、各口紅
容器13の横転状態が連鎖的に乱れてから搬送装置1の
搬送運転を一旦停止してこれを元の整列状態に復帰させ
たりしなければならず、口紅容器13の搬送状態を管理
する管理工数が増大したり、搬送効率が低下したりする
という問題がある。
【0022】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、第1,第2コンベア間に段差がある場合
でも、両者間で棒状体を整列状態に保持しつつ安定して
移載でき、棒状体の搬送状態の管理工数を確実に削減で
きると共に、搬送効率を大幅に向上できるようにした棒
状体の搬送装置を提供することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、棒状体を搬送方向に対し横転させた状
態で順次搬送する第1コンベアと、該第1コンベアの終
端に高さ方向に段差をもって設けられ、該第1コンベア
から移載された棒状体を横転させた状態で搬送する第2
コンベアとからなる棒状体の搬送装置において、前記第
1コンベアの終端と第2コンベアの始端との間には、該
第1コンベアの終端から落下した棒状体を受承して第2
コンベアに移載する回転移載体と、該回転移載体の外周
側に沿って前記第1コンベアから第2コンベアに向けて
延びるガイド板とを設けたことを特徴としている。
【0024】このように構成することにより、上側に位
置する第1コンベアの終端側から落下した棒状体を回転
移載体によって受承でき、該回転移載体によりこの棒状
体をガイド板との間で横転状態に保持しつつ下側に位置
する第2コンベアの始端側に安定して移載することがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って、口紅容器の搬送装置に適用した場合を例
に挙げて詳細に説明する。なお、実施例では、従来技術
と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略
するものとする。
【0026】図中、21は本実施例による口紅容器13
の搬送装置を示し、該搬送装置21は従来技術とほぼ同
様に、第1コンベア22と、該第1コンベア22から垂
直方向に段差寸法Hの段差をもって配設された後述の第
2コンベア25とから大略構成され、第1コンベア22
は終端側プーリ23および搬送ベルト24等を備え、第
2コンベア25は始端側プーリ26および搬送ベルト2
7および各スカート板28等を備えている。
【0027】そして、第1コンベア22は終端側プーリ
23等が回転軸23Aの周囲で矢示A1 方向に回転駆動
されることにより、搬送ベルト24上に載置された各口
紅容器13を矢示C方向に向け横転された状態(以下、
横転状態という)で矢示B方向に順次搬送し、第2コン
ベア25は始端側プーリ26等が回転軸26Aの周囲で
矢示A2 方向に回転駆動されることにより、第1コンベ
ア22側から搬送ベルト27上に移載された各口紅容器
13を前記横転状態で矢示B方向に順次搬送するように
なっている。
【0028】しかし、本実施例では、第1コンベアの終
端側と第2コンベアの始端側との間に位置して後述の回
転移載体30が回転可能に設けられ、該回転移載体30
の外周側には後述のガイド板32が配設されている。
【0029】29,29,…は第1コンベア22上で各
口紅容器13を支持する支持台で、該各支持台29は略
直方体状のブロックからなり、その幅方向中間位置には
矢示C方向に伸長する断面三角形状の凹溝29Aが形成
され、該凹溝29A内に口紅容器13を前記横転状態で
支持するようになっている。そして、各支持台29は図
2に示す如く、搬送ベルト24の外周側に全周に亘っ
て、長さ方向に一定の間隔をもって固着されている。
【0030】30は本実施例による回転移載体を示し、
該回転移載体30は図1に示すように、略円柱状の胴部
30Aと、該胴部30Aの外周側から径方向外向きに突
出しつつ矢示C方向に伸長する薄板からなる複数の仕切
部30B,30B,…と、基端側が胴部30Aの端面に
一体に形成され矢示C方向に伸長する軸部30Cと、該
軸部30Cの先端側から径方向外向きに突出し、複数の
歯部30D,30D,…が外周側に形成された円盤状の
歯車部30Eとから大略構成されている。
【0031】また、軸部30Cは支持ブラケット(図示
せず)等によって回転可能に支持され、これにより回転
移載体30は、第1コンベア22の終端側と第2コンベ
ア25の始端側との間に位置して軸部30Cの周囲で回
転可能に配設され、第1コンベア22側から落下した口
紅容器13を受承して第2コンベア25側に移載するよ
うになっている。
【0032】31は終端側プーリ23の回転軸23Aに
回転軸31Aを介して連結された歯車部で、該歯車部3
1には複数の歯部31B,31B,…が形成され、該歯
車部31と回転移載体30側の歯車部30Eとは、各歯
部31Bと各歯部30Dとを噛合させた状態で連結され
ている。
【0033】そして、終端側プーリ23が図2中の矢示
A1 方向に回転駆動されると、回転移載体30が歯車部
31,30E等を介して矢示A3 方向に回転駆動され、
このとき第1コンベア22の各支持台29と回転移載体
30の各仕切部30B間とは、互いに噛合するように1
対1で対向するようになっている。
【0034】32は回転移載体30の外周側に沿って略
円弧状に延びるガイド板を示し、該ガイド板32は図2
に示すように、一端側が第1コンベア22の終端側プー
リ23の外周側に位置し、他端側が第2コンベア25の
始端側に位置して搬送ベルト27の上側面に向けて延
び、各仕切部30Bの先端側と離間しつつ回転移載体3
0の外周側を下側から覆うように配設されている。
【0035】本実施例による口紅容器の搬送装置は上述
の如き構成を有するもので、その基本的動作については
従来技術によるものと格別差異はない。
【0036】然るに、本実施例では、段差寸法Hの段差
をもって配設された第1コンベア22と第2コンベア2
5との間に、回転移載体30とガイド板32とを設けた
から、第1コンベア22の終端側プーリ23側から落下
した口紅容器13を回転移載体30の各仕切部30B間
で受承でき、該回転移載体30によりこの口紅容器13
をガイド板32との間で前記横転状態に保持しつつ、第
2コンベア25の搬送ベルト27上に安定した状態で移
載することができる。
【0037】即ち、第1コンベア22の終端側プーリ2
3が図1中の矢示A1 方向に回転駆動されると、搬送ベ
ルト24上の各支持台29が矢示B方向に移動し、第1
コンベア22の終端側で終端側プーリ23の外周側に沿
って傾転するから、該各支持台29に載置された口紅容
器13は、例えば口紅容器13Aのように回転移載体3
0の各仕切部30Bの間に落下し、該回転移載体30に
受承される。
【0038】このとき、回転移載体30は歯車部31,
30E等を介して矢示A3 方向に回転駆動されているか
ら、この口紅容器13Aは、例えば口紅容器13Bの如
く回転移載体30とガイド板32との間で前記横転状態
を保持しつつ、該ガイド板32の一端側から他端側に向
けて移動する。
【0039】そして、ガイド板32の他端側に達した口
紅容器13Bは、例えば口紅容器13Cの如く回転移載
体30の仕切部30Bにより矢示F方向に向けて押動さ
れ、第2コンベア25の搬送ベルト27上に前記横転状
態で移載される。
【0040】さらに、口紅容器13Cは、第2コンベア
25上に整列された各口紅容器13の一端側まで前記仕
切部30Bにより矢示G方向へと押動され、この位置で
各口紅容器13と共に前記横転状態で整列し、第2コン
ベア25の搬送ベルト27により矢示B方向に搬送され
る。
【0041】一方、終端側プーリ23が矢示A1 方向に
回転駆動され、回転移載体30が矢示A2 方向に回転駆
動されると、第1コンベア22側の各支持台29と回転
移載体30の各支持部30B間とは1対1で順次対向す
るから、各支持台29上の口紅容器13は終端側プーリ
23の他端側に達すると、各仕切部30B間に1本ずつ
順次受承され、これにより各口紅容器13は前記横転状
態を保持しつつ、第1コンベア22側の各支持台29か
ら第2コンベア25側の搬送ベルト27上に順次移載さ
れる。
【0042】従って、本実施例によれば、第1コンベア
22と第2コンベア25との間に垂直方向の段差がある
場合でも、回転移載体30およびガイド板32を用いる
ことにより、各口紅容器13を横転状態に保持しつつ第
1コンベア22から第2コンベア25に向けて安定した
状態で移載できるから、各口紅容器13を第2コンベア
25の搬送ベルト27上に前記横転状態で確実に整列さ
せることができる。
【0043】これにより、各口紅容器13の整列状態
(横転状態)が第1コンベア22から第2コンベア25
への移載時に乱れるのを確実に防止できるから、その搬
送状態等を管理する管理工数を削減でき、当該搬送装置
21による口紅容器13の搬送効率を大幅に向上させる
ことができる。
【0044】さらに、第1コンベア22と第2コンベア
25とのレイアウト設計時には、回転移載体30および
ガイド板32を用いることにより、該各コンベア22,
25間にある程度の段差を許すことができるから、製造
現場等における第1コンベア22と第2コンベア25と
のレイアウトの自由度を高めることができ、製造ライン
等の設計を容易に行うことができる。
【0045】また、口紅容器13を第1コンベア22か
ら第2コンベア25に移載するときに、自重により転動
させることなく、回転移載体30の各仕切板30Bによ
り押動する構成としたから、口紅容器が非円柱状(例え
ば楕円柱、多角柱、截頭円錐型等)であったり、その外
周側に突起部等が形成されている場合でも、この口紅容
器を第2コンベア25上に確実に整列させることがで
き、当該搬送装置21が搬送できる口紅容器の適用範囲
を拡大することができる。
【0046】なお、前記実施例では、第1コンベア22
の搬送ベルト24上に口紅容器13を支持する各支持台
29を設ける構成としたが、本発明はこれに限らず、従
来技術と同様の各仕切板5等を形成し、各仕切板5間に
口紅容器13を配設するようにしてもよい。
【0047】また、前記実施例では、回転移載体30を
歯車部31,30E等を介して第1コンベア22の終端
側プーリ23と連動させる構成としたが、本発明はこれ
に限らず、回転移載体30を他の駆動源等により独立し
て回転駆動してもよく、また例えば第1コンベア22側
から落下する口紅容器13の重量により回転駆動される
ようにしてもよい。
【0048】さらに、前記実施例では、搬送装置21に
より円柱状の口紅容器13を搬送する場合を例に挙げて
述べたが、本発明はこれに限らず、例えば楕円柱、多角
柱および截頭円錐型等の非円柱状をなす棒状体の搬送に
搬送装置21を適用してもよく、また化粧品以外の棒状
製品等の搬送に適用してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、段差
を有する第1コンベアと第2コンベアとの間に回転移載
体とガイド板とを設けたから、第1コンベアの終端側か
ら落下した棒状体を回転移載体により受承でき、該回転
移載体によりこの棒状体をガイド板との間で横転状態に
保持しつつ、第2コンベアの始端側に安定した状態で移
載することができる。これにより、第1コンベアと第2
コンベアとの間に段差がある場合でも、棒状体を第2コ
ンベア上に横転状態で確実に整列させることができ、棒
状体の整列状態が第1コンベアから第2コンベアへの移
載時に乱れるのを確実に防止できるから、その整列状態
等を管理する管理工数を削減でき、当該搬送装置による
棒状体の搬送効率を大幅に向上させることができる。さ
らに、回転移載体およびガイド板を用いることにより、
第1,第2コンベアを段差のある状態で配設できるか
ら、製造現場等における第1コンベアと第2コンベアと
のレイアウトの自由度を高めることができ、製造ライン
等の設計を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による口紅容器の搬送装置の回
転移載体を第1,第2コンベア等と共に示す外観斜視図
である。
【図2】図1中の回転移載体、ガイド板等の要部を拡大
して示す側面図である。
【図3】従来技術による口紅容器の搬送装置を示す外観
斜視図である。
【図4】図3中のガイド板、シュート板等の要部を拡大
して示す側面図である。
【符号の説明】
13 口紅容器(棒状体) 21 搬送装置 22 第1コンベア 23 終端側プーリ 25 第2コンベア 26 始端側プーリ 30 回転移載体 32 ガイド板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状体を搬送方向に対し横転させた状態
    で順次搬送する第1コンベアと、該第1コンベアの終端
    に高さ方向に段差をもって設けられ、該第1コンベアか
    ら移載された棒状体を横転させた状態で搬送する第2コ
    ンベアとからなる棒状体の搬送装置において、 前記第1コンベアの終端と第2コンベアの始端との間に
    は、該第1コンベアの終端から落下した棒状体を受承し
    て第2コンベアに移載する回転移載体と、該回転移載体
    の外周側に沿って前記第1コンベアから第2コンベアに
    向けて延びるガイド板とを設けたことを特徴とする棒状
    体の搬送装置。
JP9596496A 1996-03-26 1996-03-26 棒状体の搬送装置 Pending JPH09263327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9596496A JPH09263327A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 棒状体の搬送装置

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JP9596496A JPH09263327A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 棒状体の搬送装置

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