JP4810894B2 - タイヤ空気圧の情報を受信するための車体側通信機、自車輪のタイヤ空気圧を検出して無線送信するタイヤ空気圧送信機、およびタイヤ空気圧監視システム - Google Patents

タイヤ空気圧の情報を受信するための車体側通信機、自車輪のタイヤ空気圧を検出して無線送信するタイヤ空気圧送信機、およびタイヤ空気圧監視システム Download PDF

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Description

本発明は、タイヤ空気圧の情報を受信するための車体側通信機、自車輪のタイヤ空気圧を検出して無線送信するタイヤ空気圧送信機、および車体側通信機とタイヤ空気圧送信機とを有するタイヤ空気圧監視システムに関する。
従来、車輪に取り付けられたタイヤ空気圧送信機と、車体に取り付けられた車体側通信機とが通信を行うことで、車両のタイヤ空気圧を監視するシステムが知られている。このタイヤ空気圧監視システムにおいては、タイヤ空気圧送信機が、取り付けられた車輪のタイヤ空気圧を検出し、その検出した空気圧の情報を無線送信するようになっている。そして、車体側通信機が、この空気圧の情報を無線受信し、その無線受信した空気圧の情報に基づいて、タイヤ空気圧表示、タイヤパンク警告等の処理を行う。
このようなタイヤ空気圧監視システムにおいては、タイヤ空気圧送信機は、自身を他から識別するIDを記憶し、タイヤ空気圧の情報とともにこのIDの情報も無線送信するようになっている。このようなIDの情報が無線送信されることで、車体側通信機は、他車両の車輪に取り付けられたタイヤ空気圧送信機と、自車両の車輪に取り付けられたタイヤ空気圧送信機とを区別できるようになる。
しかし、タイヤ空気圧送信機が自らのIDを送信するためには、タイヤ空気圧送信機がIDの情報を記憶し、かつ、無線送信にIDの情報を含めなければならない。したがって、タイヤ空気圧送信機に必要な記憶容量が増大し、また、無線送信しなければならない情報量が増えてしまう。
例えば、タイヤ空気圧監視システムには、バッテリレスタイヤ空気圧監視システムというものがある。このバッテリレスタイヤ空気圧監視システムにおいては、タイヤ空気圧送信機は、作動のための電力を、車体側通信機から受けた無線信号から取得するようになっている。一般に、タイヤ空気圧送信機が無線送信する情報量が増大するほど、その無線送信に必要な電力は増大する。したがって、タイヤ空気圧送信機がIDを送信する分だけ、車体側通信機から電力供給を受ける時間が長くなってしまう。
本発明は上記点に鑑み、タイヤ空気圧監視システムにおいて、タイヤ空気圧送信機がIDの情報を記憶して、空気圧の情報と共に無線送信することを必要とせず、かつ、車体側通信機が、自車両の車輪のタイヤ空気圧送信機と他車両の車輪のタイヤ空気圧送信機とを区別することができるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の第1の特徴は、車体側通信機が、要求信号を無線送信してから基準待ち時間内にタイヤ空気圧の情報を無線受信したことに基づいて、その無線受信したタイヤ空気圧情報を自車両のタイヤ空気圧情報として処理することである。このように、自車両のものとして処理するタイヤ空気圧の情報が、要求信号を送信してから基準時間以内に受けたものとなっていれば、その処理したタイヤ空気圧の情報が、要求信号に応じて自車両のタイヤ空気圧送信機から無線送信されたものである可能性が高くなる。
このようにすることで、タイヤ空気圧監視システムにおいて、タイヤ空気圧送信機がIDを無線送信することを必要とせず、かつ、車体側通信機が、自車両の車輪のタイヤ空気圧送信機と他車両の車輪のタイヤ空気圧送信機とを効率よく区別することができるようになる。
また、車体側通信機が、要求信号を繰り返し無線送信するようになっている場合、要求信号を最後に無線送信し基準待ち時間内に受信したタイヤ空気圧の情報の集合のうち、その情報が示すタイヤ空気圧に互いに同一性がある部分集合を、その無線受信したタイヤ空気圧情報を自車両のタイヤ空気圧情報として処理するようになっていてもよい。
なお、ここで「最後に無線送信させた」とは、あるタイヤ空気圧の情報が無線受信されたある時点を基準としたとき、その時点においては最後の(すなわち最新の)無線送信となっていることをいう。したがって、「最後に無線送信させた」といっても、以後は無線送信されることはないということを意味するものではない。
繰り返し無線受信したタイヤ空気圧情報の集合のうち、最後の要求信号の無線送信から基準待ち時間内に無線受信した部分集合は、その大多数が自車両の車輪のタイヤ空気圧情報である。したがって、その部分集合の、さらにタイヤ空気圧に互いに同一性がある部分集合を選べば、それが自車両のものである可能性はさらに高くなる。したがって、自車両の車輪のタイヤ空気圧送信機と他車両の車輪のタイヤ空気圧送信機とをさらに効率よく区別することができるようになる。
なお、「対応する」とは、「同じである」、「所定の対応規則によって導き出される」の両方を含む概念である。
しかも、その同一性がある部分集合が、最後の無線送信から基準待ち時間内に無線受信した集合のうち基準割合以上であれば、さらにそれが自車両のものである可能性が高くなる。したがって、自車両の車輪のタイヤ空気圧送信機と他車両の車輪のタイヤ空気圧送信機とをさらに効率よく区別することができるようになる。
ただし、繰り返し無線受信したタイヤ空気圧情報の集合のうち、最後の要求信号の無線送信から基準待ち時間内に無線受信した部分集合であっても、ごく希に、他車両の車輪のタイヤ空気圧情報が多い場合がある。例えば、自車両の隣に車両が同速度で併走している場合に、そのようになる可能性が比較的高い。このような場合のために、車体側通信機は、変動する繰り返し間隔で要求信号を無線送信するようになっていてもよい。このようになっていれば、あるタイミングにおいて、他車両のからの無線送信を、最後の要求信号の無線送信から基準待ち時間内に受信したとしても、次の要求信号の送信時と、当該他車両の無線送信時とは大きくずれる可能性が高い。したがって、最後の要求信号の無線送信から基準待ち時間内に無線受信した部分集合中に、他車両の車輪のタイヤ空気圧情報が多くなる可能性が低下する。したがって、自車両の車輪のタイヤ空気圧送信機と他車両の車輪のタイヤ空気圧送信機とをさらに効率よく区別することができるようになる。
また、要求信号の無線送信は、ランダムに変動する間隔で繰り返し行うようになっていれば、自車両のタイヤ空気圧送信機と他車両のタイヤ空気圧送信機とで時間変動が一致してしまうという可能性が低下する。したがって、自車両の車輪のタイヤ空気圧送信機と他車両の車輪のタイヤ空気圧送信機とをさらに効率よく区別することができるようになる。
なお、「ランダムに変動する」とは、実効的にランダムに見えるように変動することをいう。
また、タイヤ空気圧送信機が、第1の情報を含む要求信号を無線受信したことに基づいて、検出したタイヤ空気圧の情報を第1の情報に対応する第2の情報と共に無線送信するようになっている場合、車体側通信機は、要求信号と第1の情報を共に無線送信し、要求信号を無線送信させた後にタイヤ空気圧の情報と共に第2の情報を無線受信したことに基づいて、その無線受信したタイヤ空気圧情報を自車両のタイヤ空気圧情報として処理するようになっていてもよい。
このように、車体側通信機は、自身が無線送信した第1の情報に対応する第2の情報を伴ったタイヤ空気圧の情報を、自車両の車輪のタイヤ空気圧情報とすることで、タイヤ空気圧送信機が自身のIDを無線送信することを必要とせず、かつ、車体側通信機が、自車両の車輪のタイヤ空気圧送信機と他車両の車輪のタイヤ空気圧送信機とをさらに効率よく区別することができるようになる。
また、本発明の第2の特徴は、タイヤ空気圧送信機が、第1の情報を含む要求信号を無線受信したことに基づいて、検出したタイヤ空気圧の情報を第1の情報に対応する第2の情報と共に無線送信するようになっているタイヤ空気圧送信機と通信する車体側通信機が、要求信号と第1の情報を共に無線送信し、要求信号を無線送信させた後にタイヤ空気圧の情報と共に第2の情報を無線受信したことに基づいて、その無線受信したタイヤ空気圧情報を自車両のタイヤ空気圧情報として処理することである。
このように、車体側通信機は、自身が無線送信した第1の情報に対応する第2の情報を伴ったタイヤ空気圧の情報を、自車両の車輪のタイヤ空気圧情報とすることで、タイヤ空気圧送信機が自身のIDを無線送信することを必要とせず、かつ、車体側通信機が、自車両の車輪のタイヤ空気圧送信機と他車両の車輪のタイヤ空気圧送信機とを効率よく区別することができるようになる。
また、この第1の情報および第2の情報は、32ビット未満のデータであってもよいし、車両を個々に識別するのに必要かつ十分なサイズのデータであってもよい。
また、本発明の第3の特徴は、タイヤ空気圧送信機が、第1の情報を含む要求信号を無線受信したことに基づいて、検出したタイヤ空気圧の情報を第1の情報に対応する第2の情報と共に無線送信することである。このようなタイヤ空気圧送信機が本発明の第2の特徴に係る車体側通信機と通信することで、タイヤ空気圧送信機がIDを無線送信することを必要とせず、かつ、車体側通信機が、自車両の車輪のタイヤ空気圧送信機と他車両の車輪のタイヤ空気圧送信機とを効率よく区別することができるようになる。
また、本発明は、本発明の第2の特徴に係る車体側通信機と、本発明の第3の特徴に係るタイヤ空気圧送信機とを有するタイヤ空気圧監視システムとしても捉えることができる。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態におけるタイヤ空気圧監視システムのブロック構成を示す。この図に示すように、タイヤ空気圧監視システムは、車両に取り付けられ、タイヤ空気圧送信機1、車体側アンテナ21、ECU22および表示器3を備えている。なお、車体側アンテナ21およびECU22により車体側通信機2(図4参照)が構成されている。
図1に示すように、タイヤ空気圧送信機1は、各車輪に取り付けられるもので、タイヤの空気圧を検出し、検出したタイヤ空気圧のデータを無線送信する。また、車体側アンテナ21およびECU22は、車体側に取り付けられるもので、タイヤ空気圧送信機1に電力チャージを行うとともに、タイヤ空気圧送信機1から送信されるデータを受信し、その受信したデータに基づいてタイヤの空気圧を求める。また、車体側アンテナ21は、車両の各車輪の近傍にそれぞれ1つずつ取り付けられている。これによって、ECU22は、1つの車輪のタイヤ空気圧送信機1から、その車輪近傍の車体側アンテナ21を介して、タイヤ空気圧のデータを受信するようになっている。
図2に、車両の右前輪31付近の車体側アンテナ21の電力チャージ可能エリア32と、当該タイヤ空気圧送信機1の応答エリア33を示す。電力チャージ可能エリア32とは、その車体側アンテナ21からタイヤ空気圧送信機1に対して電力チャージが可能なエリアをいう。また、応答エリア33とは、車体側アンテナ21がタイヤ空気圧送信機1から送信された応答信号を受信できる範囲をいう。このように、応答エリア33は、電力チャージ可能エリア32より広いのが通常である。したがって、応答エリア33内に他車両の車輪が入ることで、車体側アンテナ21が他車両のタイヤ空気圧送信機からの信号を受信してしまう可能性がある。この場合、当該他車両のタイヤ空気圧送信機への電力チャージは、当該他車両に搭載された車体側アンテナによって行われることになる。
図3に、タイヤ空気圧送信機1のブロック構成を示す。タイヤ空気圧送信機1は、車体側アンテナ21から送信される電力チャージ用の電波によって電力チャージが行われ、チャージされた電力に基づいて駆動される。具体的には、タイヤ空気圧送信機1は、アンテナ11、送受信部12、チャージ部13、センシング部14および制御部15を備えた構成となっており、アンテナ11を通じて車体側アンテナ21から送信された電力チャージ用の電波を受け取り、その電波を電力エネルギーに変換してチャージ部13に蓄えることで作動する。なお、このトランスポンダ方式による電力チャージに関しては、バッテリレスのIDタグの認識等の分野において周知のものである。なお、このタイヤ空気圧送信機1は、センシング部14によって検出されたタイヤ空気圧のデータを電力チャージ用の電波と同じ周波数帯(例えば、125KHz)の電波で送信させる。
送受信部12は、アンテナ11を通じて、電力チャージ用の電波の受信を行うとともにデータの送信を行うもので、例えばLC共振回路等によって構成されている。
チャージ部13は、受信した電力チャージ用の電波(要求信号の一例に相当する)により電力チャージを行い、センシング部14および制御部15に電力供給を行う。このチャージ部13としては、例えばダイオードとコンデンサを用い、電力チャージ用の電波によりコンデンサを充電し、コンデンサの充電電圧が制御部を起動できる所定電圧(例えば、5V)になると、スイッチがオンとなり、コンデンサの充電電圧をセンシング部14および制御部15に供給する構成のものとすることができる。
センシング部14は、例えばダイアフラム式の圧力センサを備えた構成とされ、タイヤ空気圧に応じた検出信号を出力するようになっている。
制御部15は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたもので、ROM内に記憶されたプログラムに従って、所定の処理を実行するようになっている。この制御部15は、チャージ部13からの電力供給により起動すると、センシング部14によって検出されたタイヤの空気圧のデータを送信する。具体的には、センシング部14からタイヤ空気圧に応じた検出信号を受け取り、その信号を必要に応じて信号処理したのち、送信フレーム内に格納し、送受信部12を通じて送信フレームを送信する。なお、この送信フレームには、タイヤ空気圧送信機を識別する情報は含まれていない。また、センシング部14が温度センサも備えてタイヤ内の温度に応じた検出信号を出力する場合には、送信フレームにはタイヤの空気圧および温度の検出信号が含まれる。
上記のように構成されるタイヤ空気圧送信機1は、例えば、各車輪のホイールにおけるエア注入バルブに取り付けられ、センシング部14がタイヤの内側に露出するように配置される。これにより、該当するタイヤ空気圧を検出し、各タイヤ空気圧送信機1に備えられたアンテナ11を通じて、応答データを送信するようになっている。
表示器3は、ドライバが視認可能な場所(例えばインストルメントパネル内)に配置され、ECU22からの信号に基づいて、タイヤ空気圧の低下を示す警報表示やタイヤ空気圧値の表示を行う。
図4に、車体側通信機2を構成する車体側アンテナ21とECU22の構成を示す。車体側アンテナ21は、タイヤの数、すなわちタイヤ空気圧送信機1の数に対応した個数備えられている。各車体側アンテナ21は、車体のうち各タイヤ空気圧送信機1の位置と対応する場所に設置されており、例えば、各タイヤ空気圧送信機1から所定間隔離れた位置において車体に固定されている。この車体側アンテナ21は、電力チャージ用の電波の送信用とタイヤ空気圧送信機1の送信データの受信用を兼ねた送受信共用アンテナとなっている。
ECU22は、各車体側アンテナ21に接続された送受信部22aおよび制御部22bから構成されている。制御部22bは、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたもので、ROM内に記憶されたプログラムに従って、所定の処理を実行する。具体的には、制御部22bは、図5に示すプログラム100を実行することで、繰り返し電力チャージ用の電波を出力してタイヤ空気圧送信機1に電力チャージを行わせるようにする。また、制御部22bは、タイヤ空気圧送信機1から送られてきたタイヤ空気圧データを受け取り、そのデータが自車両の車輪のタイヤ空気圧送信機1からのものであるか否かを判断する。そして、受け取ったデータが自車両の車輪のタイヤ空気圧送信機1からのものである場合には、各々のアンテナ21の搭載場所と電力チャージのタイミングから、送られてきたデータがどの車輪のものであるか特定し、さらにその受け取ったデータを用いた表示処理、蓄積処理等を行う。例えば、制御部22bは、自車両のタイヤ空気圧が所定のしきい値を下回っていることを判定すると、タイヤ空気圧の低下したことを示す信号を表示器3に出力する。
以下、制御部22bによるプログラム100の実行の詳細に沿って、タイヤ空気圧監視システムの作動を説明する。なお、この説明の際には、図6を参照する。この図6は、車体側通信機2からの電力チャージ、タイヤ空気圧送信機1によるタイヤ空気圧データの応答、および他車両のタイヤ空気圧送信機によるタイヤ空気圧データの無線送信の、送信タイミングの一例を示す図である。
制御部22bは、車載バッテリより車両キースイッチを介して電源が供給されると、プログラム100を繰り返し実行する。繰り返し間隔は、一定(例えば1分)でもよいし、車速の増大とともに短くなるようになっていてもよいし、タイヤ空気圧送信機1から受信したタイヤ空気圧が低下するとともに短くなるようになっていてもよい。
そして制御部22bは、そのプログラム100の1回分の実行において、まずステップ105で、RAM中の変数Nをゼロに設定し、続くステップ110で、電力チャージを開始する。すなわち、送受信部22aのうち1つを制御して、電力チャージのための信号(以下、チャージ電力信号という)を1回送信させる(図6のチャージ電力信号51〜54参照)。
続いてステップ115で、受信タイムアウトタイマのカウントをゼロから開始する。さらに続いてステップ120で、ステップ110でチャージ電力信号を送信させた送受信部22aが、タイヤ空気圧データを受信したか否かを判定し、受信していない場合、続いてステップ125を実行し、受信した場合、続いてステップ130を実行する。
ステップ125では、ステップ115でカウントを開始した受信タイムアウトタイマの値が基準待ち時間を超えたか否かを判定し、基準待ち時間を超えていれば続いてステップ135を実行し、基準待ち時間以下であれば続いてステップ120を実行する。なお、基準待ち時間は、あらかじめ記憶された一定値(例えば0.1秒)であってもよいし、各種条件(例えば車速、現在の空気圧等)に基づいて変動する値であってもよいし、一定の範囲内でランダムに決まる値であってもよい。ただし、この基準待ち時間は、タイヤ空気圧送信機1がチャージ電力信号を受けてからタイヤ空気圧データを無線送信するまでの応答時間より長い。
ステップ130では、直前のステップ120で受信したと判定したタイヤ空気圧データを、RAMに記録し、続いてステップ135を実行する。
以上のように、ステップ110、115、120、125、130においては、送受信部22aがチャージ電力信号を送信してから基準待ち時間以内に、当該送受信部22aがタイヤ空気圧データを受信した場合にのみ、その受信データを蓄積する。例えば、図6においては、車体側アンテナ21が自車両応答71〜73、他車両無線送信81〜89を受信していたとしても、これらのうち、チャージ電力信号51〜54の送信から基準待ち時間61〜64以内に受信した自車両応答71、73、74、および他車両無線送信85だけが、受信データとして記録されることになる。なお、自車両応答72は、他車両無線送信85と同時期に送信される。このような場合、送受信部22aは、受信強度の高い方(図6においては、他車両無線送信85)のみを受信データとする。
ステップ135では、変数Nの値を1だけ増加させ、続いてステップ140では、変数Nが基準回数以上であるか否かを判定し、基準回数未満であれば続いてステップ145を実行し、基準回数以上であれば続いてステップ150を実行する。基準回数は、あらかじめ記憶された一定値(例えば4回)であってもよいし、各種条件(例えば車速、タイヤ空気圧等)に基づいて変動する値であってもよいし、一定の範囲内でランダムに決まる値であってもよい。ステップ145では、ランダムに規定時間を設定し、その規定時間が経過するまで待ち、経過すると続いてステップ110を実行する。
このようなステップ135、140、145の処理により、制御部22bは、プログラム100の1回の実行の期間(以下、電力チャージ期間という)において、基準回数だけ、チャージ電力信号の送信を繰り返す。そしてその送信間隔は、時間的にランダムに変動する。したがって、図6のチャージ電力信号51〜54のぞれぞれの間隔は、不規則となっている。
チャージ電力信号を基準回数送信した後のステップ150では、今回の電力チャージ期間においてステップ130で記録したタイヤ空気圧データの集合を読み出す。そして、この読み出した集合(以下、受信集合という)から、互いに同一性のある部分集合(以下、同一集合という)があるか否かを判定する。タイヤ空気圧データ間に同一性があるか否かは、その部分集合全体として低い誤差範囲内(例えば±5パーセント、±5キロパスカル等)に入っているか否かで判定する。自車両の近くに他車両がいない場合、受信集合と同一集合とは一致する。しかし、図6のような場合には、受信集合の要素のうち、自車両応答71、73、74が、同一集合となる可能性が高い。これは、自車両の1つの車輪に関する複数のタイヤ空気圧データと、他車両のタイヤ空気圧データとでは、その値が大きく異なる可能性が高いからである。
受信集合中に同一集合がある場合、続いてステップ155を実行し、ない場合、受信集合中に自車両のタイヤ空気圧データがないとみなして、プログラム100の1回分の実行を終了する。
ステップ155では、同一集合が含むタイヤ空気圧データの数が、基準個数以上であるか否かを判定する。なお、同一集合中の空気圧データの数が基準個数以上であるか否かの判定は、受信集合に対する同一集合の割合が基準割合以上であるか否かの判定と、実質的に同等である。この場合、受信集合が基準回数分のタイヤ空気圧データを有しているので、基準割合は基準個数/基準回数となる。この基準割合は、あらかじめ記憶された一定値(例えば75パーセント)であってもよいし、各種条件に基づいて変動する値であってもよいし、一定の範囲内でランダムに決まる値であってもよい。基準個数以上である場合、続いてステップ160を実行し、基準個数以上でない場合、受信集合中に自車両のタイヤ空気圧データがないとみなして、プログラム100の1回分の実行を終了する。
ステップ160では、同一集合のタイヤ空気圧データを、自車両のデータとして処理する。自車両のデータとして処理する方法としては、表示器3に、そのタイヤ空気圧データの値を表示させる方法でもよい。また、そのタイヤ空気圧データを後に取得するタイヤ空気圧データと比較するためにRAMに記録する方法でもよい。また、そのタイヤ空気圧データがそれまでのタイヤ空気圧データに比べて急激に低くなったことに基づいて、表示器3に、タイヤ空気圧の低下の警告を行わせてもよい。ステップ160の後、プログラム100の1回分の実行が終了する。
なお、プログラム100の繰り返し実行の度に、電力チャージを送信させる送受信部22aをローテーション的に変化させるようになっていてもよい。
以上のようなプログラム100を制御部22bが繰り返し実行することで、車体側通信機2は、繰り返し訪れる電力チャージ期間のそれぞれにおいて、タイヤ空気圧送信機1に対して電力チャージのための信号をランダム間隔(ステップ145参照)で基準回数だけ無線送信する(ステップ105、110、135、140参照)。そして、それぞれの無線送信があってから基準時間以内に無線受信したタイヤ空気圧データ(ステップ115、120、125参照)を記憶媒体に記録する(ステップ130参照)。そして、1つの電力チャージ期間に記録したタイヤ空気圧データの集合のうち、同一性のある2つ以上のタイヤ空気圧データを含む部分集合があり(ステップ150参照)、その部分集合が含むタイヤ空気圧データの割合が基準割合以上であれば(ステップ155参照)、その部分集合に含まれるタイヤ空気圧データを自車両の車輪のタイヤ空気圧として処理する(ステップ160参照)。
このように、自車両のものとして処理するタイヤ空気圧のデータが、電力チャージの信号を送信してから基準時間以内に受けたものとなっているので、その処理したタイヤ空気圧の情報が、電力チャージの信号に応じて自車両のタイヤ空気圧送信機から無線送信されたものである可能性が高くなる。
また、繰り返し無線受信したタイヤ空気圧データの集合のうち、最後の(すなわち直前の)電力チャージの無線送信から基準待ち時間内に無線受信した部分集合は、その大多数が自車両の車輪のタイヤ空気圧情報である。したがって上記の通り、その部分集合の、さらにタイヤ空気圧に互いに同一性がある部分集合を選ぶことで、それが自車両のものである可能性はさらに高くなる。
しかも、その同一性がある部分集合が、最後の無線送信から基準待ち時間内に無線受信した集合のうち基準割合以上であるので、さらにそれが自車両のものである可能性が高くなる。
また、車体側通信機は、変動する繰り返し間隔で電力チャージの無線送信を行うようになっているので、あるタイミングにおいて、他車両のからの無線送信を、最後の要求信号の無線送信から基準待ち時間内に受信したとしても、次の要求信号の送信時と、当該他車両の無線送信時とは大きくずれる可能性が高い。したがって、最後の電力チャージの無線送信から基準待ち時間内に無線受信した部分集合中に、他車両の車輪のタイヤ空気圧情報が多くなる可能性が低下する。
また、その繰り返し間隔の変動は、一定の範囲内でランダムに変動するようになっているので、自車両のタイヤ空気圧送信機と他車両のタイヤ空気圧送信機とで時間変動が一致してしまうという可能性が低下する。
以上のようなことから、タイヤ空気圧監視システムにおいて、タイヤ空気圧送信機がIDを無線送信することを必要とせず、かつ、車体側通信機が、自車両の車輪のタイヤ空気圧送信機と他車両の車輪のタイヤ空気圧送信機とを効率よく区別することができるようになる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態におけるタイヤ空気圧監視システムが有するタイヤ空気圧送信機1および車体側通信機2のハードウェア構成は、第1実施形態と同じである。以下、本実施形態のタイヤ空気圧送信機1および車体側通信機2の、第1実施形態と異なる作動について説明する。
タイヤ空気圧送信機1の送受信部12は、車体側通信機2からチャージ電力信号を受けると、その電力信号を供給用電力としてチャージ部13に出力すると共に、そのチャージ電力信号に含まれるデータを制御部15に出力する。
また、制御部15は、チャージ部13からの電力供給により起動すると、センシング部14によって検出されたタイヤの空気圧のデータと共に、送受信部12から受けたデータを、無線送信する。
また、車体側通信機2の制御部22bは、第1実施形態のプログラム100に代えて、車載バッテリより車両キースイッチを介して電源が供給されると、図7に示すプログラム200を繰り返し実行するようになっている。繰り返し間隔は、一定(例えば1分)でもよいし、車速の増大とともに短くなるようになっていてもよいし、タイヤ空気圧送信機1から受信したタイヤ空気圧が低下するとともに短くなるようになっていてもよい。
そして制御部22bは、このプログラム200の1回の実行において、まずステップ210で、ビークルID情報を含むチャージ電力信号を、送受信部22aに送信させる。ここで、ビークルIDとは、車体側通信機2を個々に識別するためのデータ、または、車両を個々に識別するためのデータである。したがって、このビークルIDは、車両を個々に識別するのに必要かつ十分なサイズ(例えば24ビット)のデータとなっており、それゆえ、タイヤ空気圧送信機を識別するために通常用いられる32ビットのIDよりもサイズが小さい。
制御部22bは、ROM中にこのビークルIDを有していてもよいし、車両の他の装置(例えばスマートエントリシステム用のECUやカーナビゲーション装置)からビークルIDの情報を受信してもよい。図8に、ここで送信されるチャージ電力信号90のデータ構造を模式的に示す。チャージ電力信号90のうち、ビークルIDを含む部分91は、チャージ電力信号90の時間的な後側に、埋め込まれている。これは、チャージ電力信号90の時間的な前の部分はタイヤ空気圧送信機1に電力を供給するためのものであり、タイヤ空気圧送信機が起動した後にビークルID部91を受信するためである。これは、チャージ電力信号90の時間的な前の部分はタイヤ空気圧送信機1に電力を供給するためのものであり、タイヤ空気圧送信機が起動した後にビークルID部91を受信するためである。なお、タイヤ空気圧送信機1は、前述した通り、このビークルIDを含むチャージ電力を受信すると、タイヤ空気圧データと共に当該ビークルIDを返信する。
続いてステップ220で、受信タイムアウトタイマのカウントをゼロから開始する。さらに続いてステップ230で、ステップ210でチャージ電力信号を送信させた送受信部22aが、タイヤ空気圧データを受信したか否かを判定し、受信していない場合、続いてステップ240を実行し、受信した場合、続いてステップ250を実行する。
ステップ240では、ステップ220でカウントを開始した受信タイムアウトタイマの値が、第1実施形態と同様の基準待ち時間を超えたか否かを判定し、基準待ち時間を超えていればプログラム200の1回分の実行を終了し、基準待ち時間以下であれば続いてステップ230を実行する。
ステップ250では、ステップ230で受信したと判定したタイヤ空気圧データ中に含まれるビークルID(第2の情報の一例に相当する)と、ステップ210でチャージ電力信号に埋め込んで送信したビークルID(第1の情報の一例に相当する)とが同じであるか否かを判定し、同じであれば続いてステップ260を実行し、同じでなければ、受信したデータは自車両の車輪のものでないとみなして、プログラム200の1回分の実行を終了する。
ステップ260では、受信したタイヤ空気圧データを、自車両のデータとして処理する。自車両のデータとして処理する方法は、第1実施形態と同じである。ステップ260の後、プログラム200の1回分の実行が終了する。
以上のようなプログラム200を繰り返し実行することで、車体側通信機2は、繰り返し訪れるタイミングにおいて、ビークルID情報を含むチャージ電力信号をタイヤ空気圧送信機1に無線送信し(ステップ210参照)、それぞれの無線送信があってから基準時間以内に無線受信したタイヤ空気圧データ(ステップ220、230、240参照)について、そのデータが直前に送信したビークルIDと同じビークルIDを含んでいれば(ステップ250参照)、そのタイヤ空気圧データを自車両の車輪のタイヤ空気圧として処理する(ステップ260参照)。
このように、自車両のものとして処理するタイヤ空気圧のデータが、電力チャージの信号を送信してから基準時間以内に受けたものとなっているので、その処理したタイヤ空気圧の情報が、電力チャージの信号に応じて自車両のタイヤ空気圧送信機から無線送信されたものである可能性が高くなる。
また、車体側通信機は、自身が無線送信したビークルIDと同じビークルIDを伴ったタイヤ空気圧の情報を、自車両の車輪のタイヤ空気圧情報とすることで、タイヤ空気圧送信機1が自身のIDを無線送信することを必要とせず、かつ、車体側通信機が、自車両の車輪のタイヤ空気圧送信機と他車両の車輪のタイヤ空気圧送信機とを効率よく区別することができるようになる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態におけるタイヤ空気圧監視システムが有するタイヤ空気圧送信機1および車体側通信機2のハードウェア構成は、第1実施形態と同じである。また、タイヤ空気圧送信機1の作動は、第2実施形態と同じである。
以下、本実施形態の車体側通信機2の、第1実施形態と異なる作動について説明する。車体側通信機2の制御部22bは、第1実施形態のプログラム100に代えて、車載バッテリより車両キースイッチを介して電源が供給されると、図9に示すプログラム300を繰り返し実行するようになっている。繰り返し間隔は、一定(例えば1分)でもよいし、車速の増大とともに短くなるようになっていてもよいし、タイヤ空気圧送信機1から受信したタイヤ空気圧が低下するとともに短くなるようになっていてもよい。
なお、プログラム100とプログラム300において同一の符号が付されたステップは、互いに同一の処理を行うものである。また、プログラム300のステップ110’およびステップ128の処理内容は、それぞれプログラム200のステップ210およびステップ250の処理と同一である。
以上のようなプログラム300を制御部22bが繰り返し実行することで、車体側通信機2は、繰り返し訪れる電力チャージ期間のそれぞれにおいて、タイヤ空気圧送信機1に対してビークルIDを含むチャージ電力信号をランダム間隔(ステップ145参照)で基準回数だけ無線送信する(ステップ105、110’、135、140参照)。そして、それぞれの無線送信があってから基準時間以内に無線受信したタイヤ空気圧データ(ステップ115、120、125参照)について、そのデータが直前に送信したビークルIDと同じビークルIDを含んでいれば(ステップ128参照)、そのタイヤ空気圧データを記憶媒体に記録する(ステップ130参照)。そして、1つの電力チャージ期間に記録したタイヤ空気圧データの集合のうち、同一性のある2つ以上のタイヤ空気圧データを含む部分集合があり(ステップ150参照)、その部分集合が含むタイヤ空気圧データの割合が基準割合以上であれば(ステップ155参照)、その部分集合に含まれるタイヤ空気圧データを自車両の車輪のタイヤ空気圧として処理する(ステップ160参照)。
このように車体側通信機2は、自身が無線送信したビークルIDと同じビークルIDを伴ったタイヤ空気圧の情報を、自車両の車輪のタイヤ空気圧情報とすることで、第1実施形態の効果に加え、タイヤ空気圧送信機1が自身のIDを無線送信することを必要とせず、かつ、車体側通信機2が、自車両の車輪のタイヤ空気圧送信機1と他車両の車輪のタイヤ空気圧送信機とをさらに効率よく区別することができるようになる。
なお、第1実施形態において、制御部22bが、プログラム100のステップ110を実行することで送信手段の一例として機能し、ステップ160を実行することで、処理手段の一例として機能する。また、第2実施形態において、制御部22bが、プログラム200のステップ210を実行することで送信手段の一例として機能し、ステップ260を実行することで、処理手段の一例として機能する。また、第3実施形態において、制御部22bが、プログラム300のステップ110’を実行することで送信手段の一例として機能し、ステップ160を実行することで、処理手段の一例として機能する。また、上記各第2および第3実施形態において、タイヤ空気圧送信機1の送受信部12が、車輪側送受信部の一例として機能し、制御部15が、車輪側制御部の一例として機能する。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、上記実施形態においては、車体側通信機2や車両を識別するためのビークルIDを無線送信し、さらに、送信したビークルIDを、タイヤ空気圧データと共に受信したビークルIDが同じであれば、当該タイヤ空気圧データを、自車両のタイヤ空気圧データとしている。しかし、このような目的に用いる情報は、必ずしもビークルIDでなくともよい。例えば、8ビットの、送信の度に変動するIDであってもよい。また、4ビットの固定データを用いても、他車両のタイヤ空気圧送信機から送信されるタイヤ空気圧データと自車両のタイヤ空気圧送信機1からのタイヤ空気圧データとを区別するための一助となりうる。
また、このような目的で送信した情報(すなわち第1の情報に相当する)と、タイヤ空気圧データと共に受信した情報(すなわち第2の情報に相当する)とが、必ずしも同一でなく、第1の情報から第2の情報が所定の対応規則によって導けるようになっているときに、受信したタイヤ空気圧データが自車両のものであるとするようになっていてもよい。ただし、タイヤ空気圧送信機1が、第1の情報を受信したときに、この対応規則に従って第2の情報を生成し、その第2の情報をタイヤ空気圧データと共に送信するようになっている必要がある。対応規則としては、例えば第1の情報と第2の情報の論理和が所定の値であるという規則、第2の情報が第1の情報の所定のハッシュ値であるという規則等が考えられる。
また、車体側通信機2がタイヤ空気圧送信機1に送信する信号は、必ずしもチャージ電力信号である必要はない。すなわち、車体側通信機2がタイヤ空気圧送信機1に送信する信号は、それを受けたタイヤ空気圧送信機1がタイヤ空気圧データを返送する起因となる要求データであれば足りる。
また、第1および第3実施形態において、車体側通信機2は、個々の電力チャージ期間において、要求信号を必ずしもランダム間隔で送信する必要はない。送信間隔は、単に所定の規則に基づいて(例えば時間をパラメータとするサイン関数に比例して)変化するようになっていても、他の車両のタイヤ空気圧送信機と自車両のタイヤ空気圧送信機1との送信タイミングが連続して一致する可能性は低減される。また、送信間隔が車両毎に違っていれば、送信間隔は必ずしも1つの車両について時間変動する必要はない。例えば、上述のビークルID等、車両毎に異なる情報に基づいて、個々の車体側通信機2が時間的に不変な送信間隔を決定するようになっていてもよい。
また、第2実施形態では、車体側通信機2は、基準待ち時間経過後に受信したタイヤ空気圧データであっても、過去に送信したビークルIDに対応するビークルIDを含んでいれば、自車両のデータとして処理してもよい。
また、車体側通信機2は、単に要求信号を送信し、基準待ち時間内に受けたタイヤ空気圧データをすべて自車両のものとするようになっていてもよい。このようなものでも、自車両のタイヤ空気圧データと他車両のタイヤ空気圧データとをある程度区別することができる。
なお、上記した第1、第2実施形態において、フローチャートで示した各ステップでの処理は、それぞれの機能を実現する手段として把握されるものであり、ソフトウェアを用いて実現するもの以外に、ハードロジック構成にて実現されていてもよい。
本発明の第1実施形態におけるタイヤ空気圧監視システムの全体構成を示すブロック図である。 右前輪31付近の車体側アンテナ21の電力チャージ可能エリア32および応答エリア33を示す図である。 タイヤ空気圧送信機1のブロック構成を示す図である。 車体側通信機2を構成する車体側アンテナ21とECU22の構成を示す図である。 制御部22bが実行するプログラム100のフローチャートである。 電力チャージ、タイヤ空気圧送信機1からの応答、および他車両のタイヤ空気圧送信機からの無線送信のタイミングの一例を示す図である。 制御部22bが実行するプログラム200のフローチャートである。 チャージ電力信号90中のビークルID部91を示す図である。 制御部22bが実行するプログラム300のフローチャートである。
符号の説明
1…タイヤ空気圧送信機、2…車体側通信機、3…表示器、11…アンテナ、
12…送受信部、13…チャージ部、14…センシング部、15…制御部、
21…車体側アンテナ、22…ECU、22a…送受信部、22b…制御部、
31…右前輪、32…電力チャージ可能エリア、33…応答エリア、
51〜54…チャージ電力信号、61〜64…基準待ち時間、
71〜74…自車両応答、81〜89…他車両無線送信、90…チャージ電力信号、
91…ビークルID部、100〜300…プログラム。

Claims (8)

  1. 車輪に取り付けられ、自車輪のタイヤ空気圧を検出し、第1の情報を含む要求信号を無線受信したことに基づいて、検出した前記タイヤ空気圧の情報を前記無線受信した第1の情報から所定の対応規則に従って生成した第2の情報と共に無線送信するタイヤ空気圧送信機と通信する車体側通信機であって、
    前記タイヤ空気圧送信機に前記要求信号を無線送信し、前記タイヤ空気圧送信機から無線送信されたタイヤ空気圧の情報を無線受信する送受信部と、
    前記送受信部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、当該車体側通信機または自車両を他の車体側通信機または車両と識別するためのデータであり、かつ、タイヤ空気圧送信機を個々に識別しないデータを、前記第1の情報とし、前記送受信部に前記第1の情報を含む前記要求信号を無線送信させる送信制御手段と、
    前記送信制御手段が前記送受信部に前記要求信号を無線送信させてから基準待ち時間内に前記送受信部がタイヤ空気圧の情報を無線受信したとき、前記送受信部が前記タイヤ空気圧の情報と共に前記第1の情報から前記所定の対応規則によって導ける前記第2の情報を無線受信したという条件が満たされたことに基づいて、その無線受信したタイヤ空気圧情報を自車両のタイヤ空気圧情報として処理し、前記条件が満たされなかったことに基づいて、その無線受信したタイヤ空気圧情報を自車両のタイヤ空気圧情報として処理しない処理手段と、を有することを特徴とする車体側通信機。
  2. 前記送信制御手段は、前記送受信部に前記要求信号を繰り返し無線送信させ、
    前記処理手段は、前記送受信部に前記要求信号を最後に無線送信させてから基準待ち時間内に前記送受信部が受信したタイヤ空気圧の情報の集合のうち、その情報が示すタイヤ空気圧が全体として所定の誤差範囲内にある部分集合のみを、その無線受信したタイヤ空気圧情報を自車両のタイヤ空気圧情報として処理することを特徴とする請求項1に記載の車体側通信機。
  3. 前記処理手段は、前記送受信部に前記要求信号を最後に無線送信させてから基準待ち時間内に前記送受信部が受信したタイヤ空気圧の情報の集合のうち、その情報が示すタイヤ空気圧が全体として所定の誤差範囲内にある部分集合であり、かつその集合の基準割合以上を占める部分集合のみを、その無線受信したタイヤ空気圧情報を自車両のタイヤ空気圧情報として処理することを特徴とする請求項1に記載の車体側通信機。
  4. 前記送信制御手段は、前記送受信部に前記要求信号を変動する間隔で繰り返し無線送信させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車体側通信機。
  5. 前記送信制御手段は、前記送受信部に前記要求信号を、ランダムに変動する間隔で繰り返し無線送信させることを特徴とする請求項4に記載の車体側通信機。
  6. 車輪に取り付けられ、自車輪のタイヤ空気圧を検出し、第1の情報を含む要求信号を無線受信したことに基づいて、検出した前記タイヤ空気圧の情報を前記第1の情報から所定の対応規則に従って生成した第2の情報と共に無線送信するタイヤ空気圧送信機と通信する車体側通信機であって、
    前記タイヤ空気圧送信機と無線通信可能な送受信部と、
    前記送受信部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、当該車体側通信機または自車両を他の車体側通信機または車両と識別するためのデータであり、かつ、タイヤ空気圧送信機を個々に識別しないデータを、前記第1の情報とし、前記送受信部に前記第1の情報を含む前記要求信号を無線送信させる送信制御手段と、
    前記送信制御手段が前記送受信部に前記要求信号を無線送信させた後に前記送受信部がタイヤ空気圧の情報と共に前記第1の情報から前記所定の対応規則によって導ける前記第2の情報を無線受信したという条件が満たされたことに基づいて、その無線受信したタイヤ空気圧情報を自車両のタイヤ空気圧情報として処理し、前記条件が満たされなかったことに基づいて、その無線受信したタイヤ空気圧情報を自車両のタイヤ空気圧情報として処理しない処理手段と、を有することを特徴とする車体側通信機。
  7. 前記第1の情報および前記第2の情報は、32ビット未満のデータであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車体側通信機。
  8. 車輪に取り付けられたタイヤ空気圧送信機と、車体に取り付けられた車体側通信機と、
    を備えたタイヤ空気圧監視システムであって、
    前記タイヤ空気圧送信機は、自車輪のタイヤ空気圧を検出するセンシング部と、
    要求信号を無線受信したことに基づいて前記センシング部が検出した前記タイヤ空気圧の情報を無線送信する車輪側送受信部と、
    前記車輪側送受信部が、第1の情報を含む要求信号を無線受信したことに基づいて、前記無線受信した第1の情報から所定の対応規則に従って、第2の情報を生成し、前記センシング部が検出した前記タイヤ空気圧の情報を前記第2の情報と共に前記車輪側送受信部に無線送信させる車輪側制御部と、を有し、
    前記車体側通信機は、前記タイヤ空気圧送信機と無線通信可能な送受信部と、
    前記送受信部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、当該車体側通信機または自車両を他の車体側通信機または車両と識別するためのデータであり、かつ、タイヤ空気圧送信機を個々に識別しないデータを、前記第1の情報とし、前記送受信部に前記第1の情報を含む前記要求信号を無線送信させる送信制御手段と、
    前記送信制御手段が前記送受信部に前記要求信号を無線送信させた後に前記送受信部がタイヤ空気圧の情報と共に前記第1の情報から前記所定の対応規則によって導ける前記第2の情報を無線受信したという条件が満たされたことに基づいて、その無線受信したタイヤ空気圧情報を自車両のタイヤ空気圧情報として処理し、前記条件が満たされなかったことに基づいて、その無線受信したタイヤ空気圧情報を自車両のタイヤ空気圧情報として処理しない処理手段と、を有することを特徴とするタイヤ空気圧監視システム。
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