JP4810385B2 - ストローク特性可変エンジン - Google Patents

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Description

本発明は、ピストンとクランク軸とを、ストローク可変リンク機構を介してコントロール軸に連結し、該コントロール軸を駆動するアクチュエータにより前記ストローク可変リンク機構を作動して、ピストンの移動ストロークを可変とするストローク特性可変エンジンに関し、特にそのアクチュエータの遮熱構造に関する。
従来、ピストンのピストンピンに一端を連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端に連結され、かつクランク軸のクランクピンに連結されたロアリンクと、そのロアリンクに一端が連結され、他端がエンジン本体に揺動可能に連結されたコントロールリンクよりなる、ストローク可変リンク機構を備え、前記コントロールリンクをアクチュエータにより駆動することにより、ピストンの移動ストロークを可変とするストローク特性可変エンジンが、下記特許文献1により公知である。
特開2006−177192号公報
ところで、かかるストローク特性可変エンジンのアクチュエータが排気マニホールド等の熱で温度上昇すると、
(a)オイルの粘度が低下するため、オイルのリーク量の増加、軸受けの潤滑性能の低下、ワンウェイバルブのバルブシールのシール性悪化等が発生する
(b)各摺動部のクリアランスが変化するため、クリアランスの増加時にはオイルのリーク量が増加し、クリアランスの減少時には摺動部のかじりタフネスが低下する
(c)シール材の劣化が早期に進行する
(d)オイルの劣化が早期に進行する
(e)アクチュエータの制御系の電気・電子部品の劣化が早期に進行する
といった不具合が発生する問題がある。
そこで、上記特許文献1に記載されたものは、アクチュエータをエンジンの外部に配置して車体前方からの走行風を効果的に作用させるとともに、アクチュエータを排気マニホールドからできるだけ遠ざけることで、アクチュエータの温度上昇を抑制するようになっている。
しかしながら、上記特許文献1の構造ではアクチュエータの温度上昇を充分に抑制することができず、アクチュエータを一層効果的に遮熱することが必要であり、アクチュエータの配置も制限され易かった。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、ストローク特性可変エンジンのアクチュエータの遮熱効果を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、ピストンとクランク軸とを、ストローク可変リンク機構を介してコントロール軸に連結し、該コントロール軸を駆動するアクチュエータにより前記ストローク可変リンク機構を作動して、ピストンの移動ストロークを可変とするストローク特性可変エンジンにおいて、前記アクチュエータと該アクチュエータに熱を与えるラジエータとが並置されるとともに、前記ラジエータと前記アクチュエータとの間に遮熱手段が配置され、前記遮熱手段はエンジン本体とラジエータとの間に配置された吸気系部品であることを特徴とするストローク特性可変エンジンが提案される
また請求項に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記アクチュエータと該アクチュエータを駆動するバルブユニットとが並置されるとともに、前記吸気系部品が前記ラジエータと前記バルブユニットとの間まで延出することを特徴とするストローク特性可変エンジンが提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項の構成に加えて、前記吸気系部品は前記アクチュエータおよび前記バルブユニット側の両方に固定されることを特徴とするストローク特性可変エンジンが提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1〜請求項の何れか1項の構成に加えて、前記アクチュエータを冷却する冷媒通路を備え、前記吸気系部品は前記冷媒通路に沿って配置されることを特徴とするストローク特性可変エンジンが提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記遮熱手段が吸気マニトールドを支持するステーであることを特徴とするストローク特性可変エンジンが。
また請求項に記載された発明によれば、ピストンとクランク軸とを、ストローク可変リンク機構を介してコントロール軸に連結し、該コントロール軸を駆動するアクチュエータにより前記ストローク可変リンク機構を作動して、ピストンの移動ストロークを可変とするストローク特性可変エンジンにおいて、前記アクチュエータと該アクチュエータに熱を与える熱源とが並置されるとともに、前記熱源と前記アクチュエータとの間に遮熱手段が配置され、前記熱源がラジエータまたは排気系部品であり、前記アクチュエータはラジエータファンが発生する冷却風の流れ方向に見て、前記ラジエータファンまたは前記排気系部品の投影範囲外に配置されることを特徴とするストローク特性可変エンジンが提案される。
尚、実施の形態の排気マニホールド35は本発明の熱源あるいは排気系部品に対応し、実施の形態の遮熱板103は本発明の遮熱手段に対応し、実施の形態の冷却水通路110,111は本発明の冷媒通路に対応し、実施の形態の油圧アクチュエータACは本発明のアクチュエータに対応し、実施の形態のラジエータRAは本発明の熱源に対応する。
請求項1の構成によれば、ピストンとクランク軸とにストローク可変リンク機構を介して連結されるコントロール軸を駆動するアクチュエータと、そのアクチュエータに対して並置された熱源としてのラジエータとの間に遮蔽手段としての吸気系部品を配置したので、ラジエータからの熱を吸気系部品で遮ってアクチュエータに達し難くすることで、アクチュエータの温度上昇を効果的に抑制することができ、しかもアクチュエータの配置の自由度が向上する。特に熱源がラジエータであり、遮熱手段がエンジン本体とラジエータとの間に配置された吸気系部品であるので、高温のラジエータが発する熱を低温の吸気系部品で遮ってアクチュエータの温度上昇を抑制することができる。
また請求項の構成によれば、吸気系部品がアクチュエータに対して並置したバルブユニットとラジエータとの間まで延出するので、吸気系部品でアクチュエータのみならずバルブユニットの温度上昇をも抑制することができる。
また請求項の構成によれば、吸気系部品をアクチュエータ側およびバルブユニット側の両方に固定したので、吸気系部品の支持剛性を高めるともに、アクチュエータおよびバルブユニットの支持剛性をも高めることができる。
また請求項の構成によれば、アクチュエータを冷却する冷媒通路を備えたことにより該アクチュエータの冷却効果が高められるだけでなく、吸気系部品を冷媒通路に沿って配置したので冷媒の温度上昇も抑制され、アクチュエータの冷却効果が更に高められる。
また請求項の構成によれば、吸気マニホールドを支持するステーで遮熱手段を構成したので、吸気マニホールドの支持剛性を確保しつつ、また部品点数を増加させることなく、アクチュエータの温度上昇を抑制することができる。
また請求項6の構成によれば、ピストンとクランク軸とにストローク可変リンク機構を介して連結されるコントロール軸を駆動するアクチュエータと、そのアクチュエータに対して並置された熱源としてのラジエータまたは排気系部品との間に遮蔽手段を配置したので、ラジエータからの熱を遮蔽手段で遮ってアクチュエータに達し難くすることで、アクチュエータの温度上昇を効果的に抑制することができ、しかもアクチュエータの配置の自由度が向上する。特にラジエータファンが発生する冷却風の流れ方向に見てアクチュエータをラジエータファンまたは排気系部品の投影面外に配置したので、高温のラジエータまたは排気系部品を通過して温度上昇した冷却風がアクチュエータに直接接触して温度上昇の原因となるのを回避することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図10は本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1はストローク特性可変エンジンの概略全体斜視図、図2は図1の2方向矢視図、図3は図2の3−3線矢視図、図4は図1の4−4線断面図(高圧縮比状態)、図5は図1の5−5線断面図(低圧縮比状態)、図6は図2の6−6線矢視図、図6は図2の6−6線断面図、図7は図6の7−7線縦面図、図8は図6の8−8線断面図、図9は図4の9−9線断面図、図10は油圧アクチュエータの制御系の油圧回路図である。
図1〜図5に示すように、本発明に係る可変圧縮比エンジンEは、自動車用であって、図示しない自動車のエンジンルーム内に横置き(そのクランク軸30が自動車の進行方向に対して横方向配置)に搭載される。このエンジンEが自動車に搭載されるとき、若干後傾状態、すなわち、そのシリンダ軸線L−Lが鉛直線V−Vに対して若干後方に傾斜している(図2参照)。
また、この可変圧縮比エンジンEは、直列4気筒のOHC型4サイクルエンジンであって、そのエンジン本体1は、4つのシリンダ5が横方向に並列して設けられるシリンダブロック2と、このシリンダブロック2のデッキ面上にガスケット6を介して一体に結合されるシリンダヘッド3と、前記シリンダブロック2の下部に一体に形成したアッパブロック40(上部クランクケース)と、その下面に一体に結合されるロアブロック41(下部クランクケース)とを備えており、アッパブロック40とロアブロック41とでクランクケース4が形成される。前記シリンダブヘッド3の上面には、シール材8を介してヘッドカバー9が一体に被冠され、また、前記ロアブロック41(下部クランクケース)の下面には、オイルパン10が一体に結合されている。
シリンダブロック2の4つのシリンダ5には、それぞれピストン11が摺動可能に嵌合されており、それらのピストン11の頂面に対面するシリンダヘッド3の下面には、4つの燃焼室12と、それらの燃焼室12に連通する吸気ポート14と排気ポート15とが形成されており、吸気ポート14には吸気弁16が、また排気ポート15には排気弁17がそれぞれ開閉可能に設けられる。また、シリンダヘッド3上には、前記吸気弁16と排気弁17とを開閉する動弁機構18が設けられる。この動弁機構18は、シリンダヘッド3に回転自在に支持される吸気側カム軸20および排気側カム軸21と、シリンダヘッド3に設けた吸気側および排気側ロッカ軸22,23にそれぞれ揺動可能に軸支されて前記吸気側および排気側カム軸20,21と吸気弁16および排気弁17間を連接する吸気側および排気側ロッカアーム24,25とを備えており、吸気側および排気側カム軸20,21の回転によれば、弁バネ26,27の閉弁力に抗して吸気側および排気側ロッカアーム24,25を揺動して吸気弁16および排気弁17を所定のタイミングをもって開閉作動することができる。
吸気側および排気側カム軸20,21は、従来公知の調時伝動機構28を介して後述するクランク軸30に連動されており、クランク軸30の回転によれば、その1/2の回転速度で駆動されるようになっている。そして、前記動弁機構18は、シリンダヘッド3上に一体に被冠されるヘッドカバー9により被覆される。また、シリンダヘッド3には、4つのシリンダに対応して円筒状のプラグ挿通筒31が設けられ、このプラグ挿通筒31内に点火プラグ32が挿着される。前記調時伝動機構28は、エンジン本体1のクランク軸方向端面に固定されるチェーンケース29により覆われる。
4つのシリンダ5に対応する複数の吸気ポート14は、エンジン本体1の後面、すなわち車両の後方側に向けて開口されており、そこに吸気系INの吸気マニホールド34が接続されている。この吸気系INは従来公知の構造を備えるので、その詳細な説明を省略する。
また、4つのシリンダ5に対応する複数の排気ポート15は、エンジン本体1の前面、すなわち車両の前方側に向けて開口されており、そこに排気系EXの排気マニホールド35が接続されている。この排気系EXは従来公知の構造を備えるので、その詳細な説明を省略する。
シリンダブロック2下部のアッパブロック40(上部クランクケース)と、ロアブロック41(下部クランクケース)よりなるクランクケース4は、シリンダブロック2のシリンダ5の部分よりも前方(車両前方)側に張出しており、この張出し部36のクランク室CC内には、ピストン11の移動ストロークを可変とする、圧縮比可変機構CR(後述)が設けられ、またエンジン本体1の外部には、それを駆動する、油圧アクチュエータAC(後述)が設けられ、この油圧アクチュエータACは、クランク軸30よりも下方に配置されている。
図2および図3から明らかなように、エンジンEの前方には車体右側に位置するラジエータRAと車体左側に位置する空調用のコンデンサCOとが配置されており、ラジエータRAの中央にはモータ101により回転するラジエータファンRFが設けられ、コンデンサCOの中央にはモータ102により回転するコンデンサファンCFが設けられる。
図1〜図3から明らかなように、エンジン本体1の吸気側側面には遮熱板103が取り付けられる。遮熱板103は上側部分103Aおよび下側部分103Bからなり、上側部分103Aの四隅がエンジン本体1に突設した4個の支持突起104に4本のボルト105で固定される。遮熱板103の上側部分103Aは本来は排気マニホールド35の遮熱カバーとして設けられたもので、その上側部分103Aから下向きに一体に延ばした下側部分103Bで油圧アクチュエータACおよび後述するバルブユニット92の正面が覆われる。
図6および図9に示すように、シリンダブロック2の下部に一体に形成されるアッパブロック40下面には、ロアブロック41が複数の連結ボルト42をもって固定されている。アッパブロック40と、ロアブロック41との合わせ面に形成される複数のジャーナル軸受部43にはクランク軸30のジャーナル軸30Jが回転自在に支承される。
図6に示すように、前記ロアブロック41は、平面視四角な閉断面構造に鋳造成形されており、その左、右端部には端部軸受部材50,51が、またその中間部には、左、右中間軸受部材52,53が、さらにその中央には中央軸受部材54が設けられており、これらの軸受部材50〜54によってクランク軸30のジャーナル軸30Jが支承される。
次に、図4および図5に戻って、ピストン11の上死点・下死点位置を変えて圧縮比を高圧縮比と低圧縮比との間にわたって変更する、圧縮比可変機構CRの構造について説明する。
前述のようにアッパブロック40とロアブロック41との合わせ面に回転自在に支承されるクランク軸30の複数のクランクピン30Pには、三角形状のロアリンク60の中間部がそれぞれ揺動自在に枢支連結される。それらのロアリンク60の一端(上端)には、ピストン11のピストンピン13に枢支連結されるアッパリンク( コンロッド) 61の下端(大端部)が第1連結ピン62を介して枢支連結され、各ロアリンク60の他端(下端)に第2連結ピン64を介してコントロールリンク63の上端が枢支連結される。このコントロールリンク63は下方に延びて、その下端には、クランク状のコントロール軸65の偏心ピン65Pが枢支連結されている。コントロール軸65には、これと同軸上に油圧アクチュエータAC(後に詳述)が一体に連結され、コントロール軸65は、この油圧アクチュエータACの駆動により、所定角度の範囲(例えば、略90度)で揺動駆動され、これによる偏心ピン65Pの位相変移により、コントロールリンク63が揺動駆動される。
具体的には、コントロール軸65は、図4に示す第1の位置(偏心ピン65Pが下方位置)と、図5に示す第2の位置(偏心ピン65Pが上方位置)との間で揺動可能である。図4に示す第1の位置では、コントロール軸65の偏心ピン65Pが下方に位置しているため、コントロールリンク63は引き下げられてロアリンク60はクランク軸30のクランクピン30P回りに時計方向に揺動し、アッパリンク61が押し上げられてピストン11の位置がシリンダ5に対して高い位置となり、エンジンEは高圧縮状態となる。逆に、図5に示す第2位置では、コントロール軸65の偏心ピン65Pが上方に位置(前記第1の位置よりも高位置)しているため、コントロールリンク63は押し上げられてロアリンク60はクランク軸30のクランクピン30P回りに反時計方向に揺動し、アッパリンク61が押し下げられてピストン11の位置がシリンダ5に対して低い位置となり、エンジンEは低圧縮状態となる。以上のように、コントロール軸65の回動制御により、コントロールリンク63が揺動し、ロアリンク60の運動拘束条件が変化してピストン11の上死点位置を含むストローク特性が変化することで、エンジンEの圧縮比を任意に制御することが可能になる。
しかして、前述のアッパリンク61、第1連結ピン62、ロアリンク60、第2連結ピン64およびコントロールリンク63は、本発明にかかる圧縮比可変機構CRを構成している。
図6および図8に示すように、前記コントロールリンク63に連結されて圧縮比可変機構CRを作動するコントロール軸65は、クランク軸30と同じく、複数のジャーナル軸65Jと偏心ピン65Pとがアーム65Aを介して交互に連結されてクランク状に形成されている。そして、このコントロール軸65は、その一端に、後述する油圧アクチュエータACが同軸上に設けられ、この油圧アクチュエータACにより揺動駆動される。コントロール軸65は、クランク軸30と平行に配置されており、そのクランク軸30の下方で、ロアブロック41と、その下面に複数の連結ボルト68で固定される軸受ブロック70との間に回転自在に支承される。
図8に示すように、前記コントロール軸65を支持する軸受ブロック70は、コントロール軸65の軸方向に延長される連結部材71と、この連結部材71にその長手方向に間隔をあけて一体に起立結合される複数の軸受壁72とを備えて高い剛性を確保すべくブロック状に鋳造成形されており、前記複数の軸受壁72の上面と、ロアブロック41の前記軸受部材50,51,52,53より延長される軸受壁50a,51a,52a,53aおよび54aの下面との合わせ面に形成される軸受部により、コントロール軸65の複数のジャーナル軸65Jが面軸受を介して回転自在に支承されている。
次に、前記コントロール軸65を駆動する油圧アクチュエータACの構造について説明する。
図1、図2および図6〜図8に示すように、油圧アクチュエータACは、そのハウジングHUが、エンジン本体1のクランク軸30方向の一端面において、前記調時転動機構28を覆うチェーンケース29を挟んでロアブロック41の、クランク軸30方向の一端面に複数の締結ボルト93により固定されている。前記ハウジングHUは、内側ハウジングHUiと、外側ハウジングHUoとをパッキンを一体に結合して六角形状に形成され、その内部に円筒状のベーン室80が形成されている。このベーン室80内には、駆動軸としてのベーン軸66が収容され、このベーン軸66の内端には、前記コントロール軸65の一端が同一軸線上でスプライン係合されており、ベーン軸66の回転力は、コントロール軸65に直接伝達するようにされている。
図7に示すように、ベーン室80の内周面とベーン軸(駆動軸)66の外周面との間には、約180°の位相差を存して一対の扇形状ベーン油室86が画成される。これらのベーン油室86内には、ベーン軸66の外周面より一体に突設した一対のベーン87がそれぞれ収容されて、その外周面が、ベーン油室86の内周面にパッキンを介して摺接されており、各ベーン87は、各扇形状のベーン油室86内をそれぞれ2つの制御油室86a,86bに油密に区画する。ハウジングHUには、制御油室86a,86bに連通する油圧油路88,89が形成されており、これらの油圧通路88,89は、後述する油圧回路の電磁切換弁Vに接続されている。
図1、図6および図7に示すように、エンジン本体1の前面には、前記油圧アクチュエータACに近づけて平坦な取付面90が形成され、この取付面90に油圧アクチュエータACの油圧回路の電磁切換弁V(図10参照)を収容するバルブユニット92が複数のボルト91をもって固定支持されている。
次に、前記ストローク可変リンク機構CRを駆動制御する油圧アクチュエータACの油圧回路を、図10を参照して説明する。
前述したように、一対の扇形状ベーン油室86内は、ベーン87によって2つの制御油室86a,86bにそれぞれ仕切られており、これらの制御油室86a,86bは、後述の油圧回路を介してオイルタンクTに接続される。油圧回路には、モータMで駆動されるオイルポンプPと、チェック弁Cと、アキュムレータAと、電磁切換弁Vとが接続される。オイルタンクT、モータM、オイルポンプP、チェック弁CおよびアキュムレータAは油圧供給装置Sを構成して、エンジン本体1の適所に設けられ、また電磁切換弁Vは、前述のバルブユニット92の内部に設けられる。油圧供給装置Sと電磁切換弁Vとは、2本の配管P1,P2で接続され、また電磁切換弁Vと油圧アクチュエータACの制御油室86a,86bとはハウジングHUに形成した油圧通路88,89で接続される。
従って、図10において、電磁切換弁Vを右位置に切り換えると、オイルポンプPで発生した作動油は、制御油室86aに供給され、その油圧でベーン87が押されてコントロール軸65が反時計方向に回転し、逆に電磁切換弁Vを左位置に切り換える、オイルポンプPで発生した作動油は、制御油室86bに供給され、その油圧でベーン87が押されてコントロール軸65が時計方向に回転することで、コントロール軸65の偏心ピン65Pの位相が変化する。コントロール軸65の偏心ピン65Pには、前述したように圧縮比可変機構CRのコントロールリンク63が揺動可能に枢支連結され、コントロール軸65の駆動(略90°)によれば、コントロール軸65の偏心ピン65Pの位相変化により、圧縮比可変機構CRを作動する。
ところで、熱源である排気マニホールド35やラジエータRAが油圧アクチュエータACおよびバルブユニット92に近接して配置されているため、排気マニホールド35やラジエータRAの熱で油圧アクチュエータACやバルブユニット92が温度上昇すると、オイルの粘度低下によるリーク量の増加、シール材の劣化、オイルの劣化、制御系の電気・電子部品の劣化等の不具合が発生するが、本実施の形態によれば、熱源である排気マニホールド35およびラジエータRAと、油圧アクチュエータACおよびバルブユニット92との間に遮熱板103を配置したことで、熱源からの輻射熱を遮熱板103で遮って油圧アクチュエータACおよびバルブユニット92の温度上昇を抑制し、上記した不具合の発生を効果的に防止することができる。
特に、排気マニホールド35の遮熱カバーとして機能する遮熱板103を下方に延長して油圧アクチュエータACおよびバルブユニット92の温度上昇を抑制するので、部品点数の削減や構造の簡素化が可能になる。
また油圧アクチュエータACおよびバルブユニット92は、ラジエータファンRFおよび排気マニホールド35の前方からの投影範囲外に配置されているため(図3参照)、ラジエータRAや排気マニホールド35を通過して温度上昇した空気が油圧アクチュエータACおよびバルブユニット92に当たるのを防止することができる。
次に、図11に基づいて第2の実施の形態を説明する。尚、以下の各実施の形態において、第1の実施の形態の構成要素に対応する構成要素に第1の実施の形態と同じ符号を付すことで、重複する説明を省略する。
第2の実施の形態は、遮熱板103の形状が第1の実施の形態と異なっている。第2の実施の形態の遮熱板103は、その下側部分103Bの下端から車体前方に水平に延びる導風部分103Cを備えている。この導風部分103Cを設けたことにより、車体前方からの走行風を導風部分103Cの下面に沿って油圧アクチュエータACおよびバルブユニット92に導き、それらを一層効果的に冷却することができる。
図12および図13は本発明の第3の実施の形態を示すもので、図12は前記図2に対応する図、図13は図12の13−13線矢視図である。
第1、第2の実施の形態では排気マニホールド35の遮熱カバーを遮熱板103として利用しているが、第3の実施の形態では専用の遮熱板103が設けられ、更に遮熱板103と協働する導風板106が設けられる。
油圧アクチュエータACおよびバルブユニット92を覆う遮熱板103は排気マニホールド35との間を遮るようにボルト107でロアブロック41に固定される。また遮熱板103の下方においてロアブロック41にボルト108で固定された導風板106は、車体前方からの走行風を遮熱板103の後面に導くように配置される。この導風板106により、遮熱板103に遮熱機能を発揮させながら、走行風による油圧アクチュエータACおよびバルブユニット92の冷却を有効に行わせることができる。
尚、遮熱板103はエンジンEではなくラジエータRAのファンカバーに取り付けても良く、導風板106はエンジンEではなく車体に取り付けても良い。
図14および図15は本発明の第4の実施の形態を示すもので、図14は前記図2に対応する図、図15は図14の15−15線矢視図である。
第3の実施の形態では排気マニホールド35が車体前方側に配置され、吸気マニホールド34が車体後方側に配置されているが、第4の実施の形態ではその配置関係が逆になり、排気マニホールド35が車体後方側に配置され、吸気マニホールド34が車体前方側に配置される。この場合、排気マニホールド35は油圧アクチュエータACおよびバルブユニット92に対する有害な熱源とはならず、ラジエータRAが有害な熱源となる。
しかしながら、第3の実施の形態と同様に遮熱板103および導風板106を配置することにより、ラジエータRAからの輻射熱を遮熱板103で遮りながら、導風板106により油圧アクチュエータACおよびバルブユニット92に走行風を作用させて冷却することができる。
図16〜図21は本発明の第5の実施の形態を示すもので、図16はストローク特性可変エンジンの概略全体斜視図、図17は図16の17方向矢視図、図18は図17の18−18線矢視図、図19は図18の19−19線断面図、図20は図18の20−20線断面図、図21は油圧アクチュエータの冷却回路図である。
上述した第1〜第4の実施の形態ではコントロール軸65を駆動する油圧アクチュエータACがエンジン本体1の右側面に露出しているが、第5の実施の形態では油圧アクチュエータACがエンジン本体1のクランク室CC内に設けられている。
即ち、図16〜図20に示すように、コントロール軸65を駆動する油圧アクチュエータACのハウジングHUは、前記中央軸受部材54(アッパブロック40およびロアブロック41に一体に固定)の一側部の膨大部58に設けられる。このハウジングHUに一体に形成されたベーンケース79内には、前記コントロール軸65の長手方向の中央部に一体に形成したベーン軸66が収容され、このベーン軸66の外周中央部には、約180°の位相差を存して一対のベーン87が一体に突設されている。またこのベーン軸66の左右両側は、ハウジングHUの両側に複数ボルト83で固定した、カバー部材81,82により回転自在に支持されている。そして、ハウジングHUの開口側面は、カバー部材81,82により閉じられる。
ベーンケース79の内周面とベーン軸66との間には、約180°の位相差を存して一対の扇形状ベーン油室86が画成され、これらのベーン油室86内に、ベーン軸66の外周面より一体に突設した一対のベーン87がそれぞれ収容される。各ベーン87は、扇形状のベーン油室86内を2つの制御油室86a,86bに油密に区画しており、それら2つの制御油室86a,86bに後述する油圧回路からの作動油を給排制御することにより、ベーン軸66をコントロール軸65と共に所定の角度範囲で揺動駆動することができる。
中央軸受部材54に形成される、ハウジングHUの上面には、クランク軸30の軸受部54Aから該ハウジングHU側の端部に向かって鳩尾状に広がる平坦な取付面90が形成されており、この取付面90には、前記油圧アクチュエータACの油圧制御回路のバルブユニット92が複数のボルト91で固定支持されており、このバルブユニット92は、シリンダブロック2の壁面を貫通してその上面に露出状態に配置される。これにより、ハウジングHUの取付面90上にバルブユニット92を堅固に固定することができ、そのバルブユニット92は、シリンダブロック2の取付壁面上にあって、その四方が開放されているので、メンテナンスなどがし易くなる。
エンジン本体1の前面と排気マニホールド35との間を遮るように配置された遮熱板103は上側部分103Aと下側部分103Bと導風部分103Cとを備えており、エンジン本体1の支持突起104にボルト105で固定された上側部分103Aは排気マニホールド35の遮熱カバーの機能を有し、アッパブロック40およびロアブロック41にボルト56で固定された下側部分103Bは油圧アクチュエータACおよびバルブブロック92を排気マニホールド35やラジエータRAの輻射熱から保護する機能を有し、下側部分103Bの下端から前方に延びる導風部分103Cは、走行風を油圧アクチュエータACおよびバルブブロック92に導くように機能する。
特に、遮熱板103をロアブロック41に締結するボルト56は、中間軸受部材54をロアブロック41に共締めするので、部品点数の削減が可能になる。また遮熱板103を油圧アクチュエータAC側およびバルブユニット92側の両方に固定したので、遮熱板103の支持剛性を高めることができる。
図21に示すように、冷却水ポンプ109から出た冷却水の大部分はシリンダヘッド3のウオータジャケットW1やシリンダブロック2のウオータジャケットW2を通過し、そこで熱交換して温度上昇した後にラジエータRAに上部に流入し、冷却風により冷却された冷却水はラジエータRAに下部から冷却水ポンプ109に戻される。
冷却水ポンプ109から出た冷却水の一部は、アッパブロック40の冷却水通路110から中央軸受部材54に油圧アクチュエータACの外周の一部に沿うように形成されたウオータジャケットW3に供給され、そこからアッパブロック40の冷却水通路111を経てラジエータRAに戻される。
このように、冷却水を用いて油圧アクチュエータACおよびバルブユニット92を冷却することで、走行風だけによる冷却よりも確実な冷却が可能になる。特に、ウオータジャケットW3を油圧アクチュエータACの外周の一部に沿うように形成したことで、冷却効果の向上が可能になる。しかも遮熱板103の上側部分103Aは、アッパブロック40に形成した冷却水通路110,111に沿うように延びているため、冷却水通路110,111を流れる冷却水の温度上昇を抑制し、油圧アクチュエータACおよびバルブブロック92の冷却効果が一層高められる。
次に、図22に基づいて本発明の第6の実施の形態を説明する。
第6の実施の形態では、図14および図15で説明した第4の実施の形態と同様に、エンジンEの前面に吸気マニホールド34が配置されている。そして熱源としてのラジエータRAと油圧アクチュエータACおよびバルブブロック92との間に配置される遮熱板103は、吸気マニホールド43をエンジンブロック1に支持するステーを油圧アクチュエータACおよびバルブブロック92を覆う位置まで下方に延長して構成される。遮熱板103の下端は、例えばロアブロック41にボルト112で固定される。
このように、吸気系部品である吸気マニホールド34のステーを遮熱板103として利用することにより、部品点数の削減が可能になる。尚、ステーは必ずしも吸気マニホールド34と一体である必要はなく、吸気マニホールド34にボルト等の締結手段で締結されたものでも良い。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明のアクチュエータは実施の形態の油圧アクチュエータACに限定されず、電気アクチュエータであっても良い。
また実施の形態では、コントロール軸65の偏心ピン65Pの位相変化により、ピストン11の上死位置を変更する圧縮比可変式エンジンEについて説明したが、これを他のストローク特性可変エンジンにも適用可能であり、例えば、コントロール軸65をクランク軸30の1/2の回転速度で連続回転制御し、油圧アクチュエータでクランク軸30およびコントロール軸65の位相を変化させることにより、ピストン11の吸入、圧縮、爆発および排気の各ストロークでの位置およびストローク長さを変更することのできるようにしたものにも適用可能である
第1の実施の形態に係るストローク特性可変エンジンの概略全体斜視図 図1の2方向矢視図 図2の3−3線矢視図 図1の4−4線断面図(高圧縮比状態) 図1の5−5線断面図(低圧縮比状態) 図2の6−6線矢視図 図6の7−7線縦面図 図6の8−8線断面図 図4の9−9線断面図 油圧アクチュエータの制御系の油圧回路図 第2の実施の形態に係る、前記図2に対応する図 第3の実施の形態に係る、前記図2に対応する図 図12の13−13線矢視図 第4の実施の形態に係る、前記図2に対応する図 図14の15−15線矢視図 第5の実施の形態に係るストローク特性可変エンジンの概略全体斜視図 図16の17方向矢視図 図17の18−18線矢視図 図18の19−19線断面図 図18の20−20線断面図 油圧アクチュエータの冷却回路図 第6の実施の形態に係る、前記図2に対応する図
1 エンジン本体
11 ピストン
30 クランク軸
34 吸気マニホールド
35 排気マニホールド(熱源、排気系部品)
65 コントロール軸
92 バルブユニット
103 遮熱板(遮熱手段)
110 冷却水通路(冷媒通路)
111 冷却水通路(冷媒通路)
AC 油圧アクチュエータ(アクチュエータ)
LV ストローク可変リンク機構
RA ラジエータ(熱源)
RF ラジエータファン

Claims (6)

  1. ピストン(11)とクランク軸(30)とを、ストローク可変リンク機構(LV)を介してコントロール軸(65)に連結し、該コントロール軸(65)を駆動するアクチュエータ(AC)により前記ストローク可変リンク機構(LV)を作動して、ピストン(11)の移動ストロークを可変とするストローク特性可変エンジンにおいて、
    前記アクチュエータ(AC)と該アクチュエータ(AC)に熱を与えるラジエータ(RA)とが並置されるとともに、前記ラジエータ(RA)と前記アクチュエータ(AC)との間に遮熱手段(103)が配置され、前記遮熱手段(103)はエンジン本体(1)とラジエータ(RA)との間に配置された吸気系部品であることを特徴とするストローク特性可変エンジン。
  2. 記アクチュエータ(AC)と該アクチュエータ(AC)を駆動するバルブユニット(92)とが並置されるとともに、前記吸気系部品が前記ラジエータ(RA)と前記バルブユニット(92)との間まで延出することを特徴とする、請求項1に記載のストローク特性可変エンジン。
  3. 吸気系部品は前記アクチュエータ(AC)および前記バルブユニット(92)側の両方に固定されることを特徴とする、請求項に記載のストローク特性可変エンジン。
  4. 記アクチュエータ(AC)を冷却する冷媒通路(110,111)を備え、前記吸気系部品は前記冷媒通路(110,111)に沿って配置されることを特徴とする、請求項1〜請求項の何れか1項に記載のストローク特性可変エンジン。
  5. 記遮熱手段(103)が吸気マニトールド(34)を支持するステーであることを特徴とする、請求項1に記載のストローク特性可変エンジン。
  6. ストン(11)とクランク軸(30)とを、ストローク可変リンク機構(LV)を介してコントロール軸(65)に連結し、該コントロール軸(65)を駆動するアクチュエータ(AC)により前記ストローク可変リンク機構(LV)を作動して、ピストン(11)の移動ストロークを可変とするストローク特性可変エンジンにおいて、
    前記アクチュエータ(AC)と該アクチュエータ(AC)に熱を与える熱源(35,RA)とが並置されるとともに、前記熱源(35,RA)と前記アクチュエータ(AC)との間に遮熱手段(103)が配置され、前記熱源がラジエータ(RA)または排気系部品(35)であり、前記アクチュエータ(AC)はラジエータファン(RF)が発生する冷却風の流れ方向に見て、前記ラジエータファン(RF)または前記排気系部品(35)の投影範囲外に配置されることを特徴とするストローク特性可変エンジン。
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