JP4809490B1 - 密閉袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】(1)逆止弁の信頼性の向上(2)逆止弁の多機能化(3)構造の単純な封止構造の提供など、その使用目的、構造、価格に適した流体の封止構造を提供できるようにした密閉袋を提供する。
【解決手段】
袋本体11と、袋本体11の収納部の内外を連通する柔軟なシート製の筒状部21とを備える。筒状部21は、望ましくは内部に弁シートを備えた逆止弁とする。筒状部21はその少なくとも一部が袋本体11の収納部16の外に突出した突出部分25とされ、この突出部分25においてその軸方向と交わる方向の折り目18で折り曲げられる。この折り曲げた状態で折り目18が開かないように固定部シール15で袋状体11の前後のシートを接着する。
【選択図】図1

Description

本願発明は、液体や気体を収納したり、或いは、布団や衣類等を収納し内部の空気を追い出して使用したり、小さく区画された収納部に封入された気体による緩衝効果を利用する緩衝材として使用される等、種々の目的に使用され得る密閉袋に関するものである。
従来より、密閉袋には特許文献1や特許文献2の合成樹脂シート製の逆止弁が用いられ、袋の収納部の内外における気体や液体などの流体の流れを一方向のみに制限することが行なわれている。しかし、現在の技術では、流体の流れを永久且つ完全に止めることは不可能であり、その信頼性の改善が逆止弁の開発の一つの課題となっている。また、製品の使用前など貯蔵輸送の間は、一方のみならず内外両方の流体の通過を許さない封止構造とし、使用に際して一方のみの流体の通過を許す逆止構造とするといった、逆止弁の多機能化が望まれいてる。さらに、より単純な構成で安価に流体の封止を行なう技術の開発も望まれている。
特開2006−207743号公報 特開2005−219766号公報
本願発明の目的は、(1)逆止弁の信頼性の向上(2)逆止弁の多機能化(3)構造の単純な封止構造の提供など、その使用目的、構造、価格に適した流体の封止構造を提供できるようにした密閉袋を提供することにある。
本願の請求項1に係る発明は、
正面視矩形をなす袋本体と、上記袋本体の収納部の内外を連通する柔軟なシート製の筒状部を備え、
上記筒状部は、その少なくとも一部が上記収納部の外に突出した突出部分とされ、この突出部分においてその軸方向と交わる方向の折り目で前側若しくは後側に折り曲げることができ、この折り曲げた状態で上記折り目が開かないように固定する固定部を備えた密閉袋において、
上記筒状部は、筒状の前後に配された外側シートと、両外側シートの間に配された少なくとも1枚の弁シートとを備え、
上記外側シートと上記弁シートとの間、若しくは、上記弁シート同士の間が流体通路とされ、
上記弁シートは基端側が固定端とされ、先端側が自由端とされたものであり、この自由端が上記突出部分に位置しており、上記流体通路を通って上記収納部内に流体が入ることを許さないものであり、
上記外側シートは、上記弁シートの上記自由端を越えてさらに先端側に伸びる延設部分を備え、
上記折り目は、上記突出部分において上記弁シートのない延設部分を含む位置で折り曲げることができるものであり、
上記袋本体は、上記突出部分を収容する突出部分収容室と、上記収納部とを有するものであり、
上記収納部は、上記袋本体を構成するシート同士を接着する収納部用シールにより区画形成されたものであり、
上記突出部分収容室は、上記収納部用シールより先端側に形成されたものであり、
上記収納部シールは境界部を含み、
上記境界部は、上記袋本体の矩形の角を挟む2辺間を斜めに繋ぐように形成されたものであり、
上記境界部に上記外側シートが接着固定され、
上記突出部分収容室は、上記袋本体を構成する上記シートが上記突出部分の前側及び後側に配位され、上記折り目から上記筒状体が前側又は後側に折り曲げられたことを特徴とする密閉袋を提供する。
本願の請求項2に係る発明は、
上記袋本体は、固定部用シールを備え、
上記固定部用シールは、上記突出部分収容室を区画形成するものであり、
上記固定部用シールが封されることによって、上記折り目が開かないように固定するものであることを特徴とする請求項1記載の密閉袋を提供する。
本願発明は、(1)逆止弁の信頼性の向上(2)逆止弁の多機能化を実現することができる封止構造を備えた密閉袋を提供することができたものである。特に、弁シートの自由端を越えてさらに先端側に伸びる延設部分を備え、この延設部分に折り目を設けて折り曲げるようにしているため、弁シートによる逆止弁効果に影響を与えることなく、折り目による封止効果をプラスすることができる。
本発明の実施の形態に係る収納袋の正面図。 (A)は図1のII−II線断面図、(B)は同断面位置での使用状態の説明図。
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態を説明する
この実施の形態に係る密閉袋は、柔軟な合成樹脂製の前シート12と後シート13とによって袋本体11が構成される。前シート12と後シート13とはその周囲を収納部シール14で接着されて収納部16が形成される。この接着は、ヒートシールや接着剤などの適宜接着手段を採用できる(以下同じ)。袋本体11の形状や構造は、底部やガセットの有無や貼り合わせ形式等々、種々変更して実施することができるものであり、前シート12と後シート13とは1枚のシートを折曲して前後のシートとしてもよい。
この実施の形態においては、袋本体11は正面視矩形をなしており、その角(上辺と側辺との間の角)に、筒状体21が配位されている。そのため、上辺と側辺との間の角を斜めに繋ぐように収納部シール14(境界部19)を形成し、この収納部シール14の斜めのシール部分に筒状体21を固定している。この収納部シール14の内部が被収納物を収容するための収納部16となる。他方、収納部シール14の外側には、突出部分25が配位されており、この突出部分25を取り囲むように固定部シール15が形成されている。この例では、上辺と側辺とを結ぶL字状のシールとなっており、全体としては、前シート12と後シート13との外辺に沿ったものとなっており、上記の斜めのシール部分が、収納部16と突出部分収容部17との間の境界部19となる。なお、突出部分収容部17は密閉性が不要なため、固定部シール15は部分的なシールでもよく、チャックやホックなどの開閉可能な閉止具によって開閉可能にしておいてもよい。突出部分収容部17は、袋状体11の真上、真横、正面、背面等々、適宜位置に設けることができ、
次に、筒状部について説明する。筒状部は上記袋本体11の前シート12及び後シート13と一体に形成して前シート12及び後シート13によって次に述べる外側前シート22及び外側後シート23を形成し、これをシールして筒状部を形成するものであってもよいが、この例では別体に形成された筒状体21として実施している。この筒状体21は、表裏2枚の外側前シート22及び外側後シート23と、その間に配位された1枚の弁シート24とを備える。この外側後シート23は、2枚以上用いても良く、全く用いずに単純な筒状体のみで構成してもよい。弁シート24は、基端側が外側後シート23に接着され、先端側が自由端として外側前シート22と外側後シート23の間に配位されている。この外側前シート22と外側後シート23と弁シート24の左右両サイドは接着され、両端が開放された筒状をなしており、外側前シート22と弁シート24との間が流体通路とされる。外部からの流体が流入しようとすると、上記弁シート24の自由端が外側前シート22に密着し、流体通路が閉じて外部からの流体の流入を許さない。内部からの流体が流出しようとすると、弁シート24の自由端が外側前シート22から離れて、流体通路が開いて流体の流出を許す
この筒状体21は上記の境界部19に接着で固定されている。一般的には、前シート12と後シート13とを境界部19にてヒートシールする際に、両シート間に筒状体21を挟んでシールするものであり、境界部19より外側の部分が突出部分25となる。なお、弁シート24と外側前シート22とがヒートシールの熱で接着されてしまわないように、弁シート24と外側前シート22の少なくとも何れか一方に耐熱インキ28を塗布しておく。
この筒状体21は突出部分25において、筒状体21の軸方向と交わる方向の折り目27から二つ折り(若しくは三つ折り以上)にされているもので、弁シート24と外側前シート22と外側後シート23とが折り曲げられて流体通路が閉じられる。この折り畳まれた状態で突出部分収容部17の固定部シール15が接着されることによって、前シート12と後シート13との間に挟まれた状態で折り目27が開かないように固定される。これによって、逆止弁による逆流(内部への流入)防止効果が高まると共に、順流(外部への流出)も防止することができる。
使用に際しては、突出部分収容部17における前シート12と後シート13に設けられた破線からなる切り目線18を切り取ることで、筒状体21が露出して折り目27が開いて、通常の逆止弁として使用することができる。
この例では、外側前シート22と外側後シート23とを長く形成し、弁シート24の自由端を越えてさらに先端側に伸びる延設部分26を備えるものとし、この延設部分26に折り目27を設けて折り曲げるようにしている。これにより、弁シート24による逆止弁効果に影響を与えることなく、折り目27による封止効果をプラスすることができる。
折り目27が伸びないように固定しておく手段としては、筒状体21自体を折り曲げた状態で接着したり、粘着テープで固定したり、係止具で挟んだりしてもよい。
11 袋本体
12 前シート
13 後シート
14 収納部シール
15 固定部シール
16 収納部
17 突出部分収容部
18 切り目線
19 境界部
21 筒状体
22 外側前シート
23 外側後シート
24 弁シート
25 突出部分
26 延設部分
27 折り目
28 耐熱インキ

Claims (2)

  1. 正面視矩形をなす袋本体と、上記袋本体の収納部の内外を連通する柔軟なシート製の筒状部を備え、
    上記筒状部は、その少なくとも一部が上記収納部の外に突出した突出部分とされ、この突出部分においてその軸方向と交わる方向の折り目で前側若しくは後側に折り曲げることができ、この折り曲げた状態で上記折り目が開かないように固定する固定部を備えた密閉袋において、
    上記筒状部は、筒状の前後に配された外側シートと、両外側シートの間に配された少なくとも1枚の弁シートとを備え、
    上記外側シートと上記弁シートとの間、若しくは、上記弁シート同士の間が流体通路とされ、
    上記弁シートは基端側が固定端とされ、先端側が自由端とされたものであり、この自由端が上記突出部分に位置しており、上記流体通路を通って上記収納部内に流体が入ることを許さないものであり、
    上記外側シートは、上記弁シートの上記自由端を越えてさらに先端側に伸びる延設部分を備え、
    上記折り目は、上記突出部分において上記弁シートのない延設部分を含む位置で折り曲げることができるものであり、
    上記袋本体は、上記突出部分を収容する突出部分収容室と、上記収納部とを有するものであり、
    上記収納部は、上記袋本体を構成するシート同士を接着する収納部用シールにより区画形成されたものであり、
    上記突出部分収容室は、上記収納部用シールより先端側に形成されたものであり、
    上記収納部シールは境界部を含み、
    上記境界部は、上記袋本体の矩形の角を挟む2辺間を斜めに繋ぐように形成されたものであり、
    上記境界部に上記外側シートが接着固定され、
    上記突出部分収容室は、上記袋本体を構成する上記シートが上記突出部分の前側及び後側に配位され、上記折り目から上記筒状体が前側又は後側に折り曲げられたことを特徴とする密閉袋。
  2. 上記袋本体は、固定部用シールを備え、
    上記固定部用シールは、上記突出部分収容室を区画形成するものであり、
    上記固定部用シールが封されることによって、上記折り目が開かないように固定するものであることを特徴とする請求項1記載の密閉袋。
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