JP4808558B2 - 連携シナリオ作成支援システム及びその方法並びにプログラム - Google Patents
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Description
これらインタフェース定義されたサービスを、順次若しくは並列的に実行するワークフロー、すなわち連携シナリオは、シナリオ実行エンジンによって記述に対応して実行される。
一般的に、Webサ−ビスを用いた複雑なワークフローを記述するワークフロー記述言語としては、BPEL(Business Process Execution Language)などが用いられる。
上記シナリオ実行エンジンは、このBPELによる記述に基づいてワークフローを実行するため、BPELエンジンとも呼ばれる。
しかし、連携シナリオを作成するためには、要素サービスのインタフェース情報やサービス要素記述方式などWebサービスの知識を要するほか、連携シナリオにおける要素サービス間のフローを記述するプログラミング能力が必要となる。このため、広くあまねく一般的な利用者にとって、連携シナリオにおける要素サービス間のフローを記述するプログラミングを作成するということは敷居が高く困難である。
現時点において、上記サービスを創造するユーザは、コンピュータやWebサービスに関する知識を比較的有しているが、それ以外の通常の一般ユーザは要素サービスを複数連続して記載し、複合処理として実行させる連携シナリオ(連携サービス)を自ら作り出せる能力を有しているわけではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、Webサービスやコンピュータ等に関する知識がない一般ユーザであっても、要素サービスを一つ一つ順次選んでそれらを自由に連結し、連携シナリオを作成することが出来る連携シナリオ作成支援システム及びその方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明の記録媒体は、上記連携シナリオ作成支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
すなわち、本発明によって、広くあまねく多くのユーザが連携サービスを簡単に作り出すことができる環境を実現することにより、この一般ユーザが連携サービスを作成する面白さを体感し、連携サービスをさらに作成することで、多くのユーザにとって便利な連携サービスが創出される可能性がある。
すなわち、本発明の効果としては、
第一に、幅広いユーザ自身が連携サービスを創り出すことが出来る。
第二に、ユーザが利用しているサービスを管理することが出来る。
第三に、ユーザが創り出した連携サービスを、他ユーザが再利用することが出来る。
図1に示すように、要素サービス群200を構成する要素サービス200aは、ネットワークIを介して利用可能である。ここで、サービス要素200aとは、対象を計算機環境で取り扱えるようにしたエンティティ(entity、実体ともいう)であって、ネットワークI上で利用可能なプロセスまたはデータが含まれる。
例えば、インターネット通信網などのWebで接続されたシステム間で利用される技術を用いたWebサービスによる気象情報や株価情報の提供や、企業間のエンタープライズアプリケーション統合などが実現されている。また、汎用のピアツーピア (Peer to Peer:P2P)プラットフォームであるJXTAを利用し、ネットワークによる様々のサービスを提供するプログラムが、ネットワーク上で分散して用いられている。
ここで、知識ユーザ3とは、Webサービスに関する知識や技能をある程度有したユーザであり、Webサービスを使用するのみの一般ユーザと区別した定義をしている。
また、上記連携シナリオ作成支援装置1は、図2に示すように、シナリオデータベース10,ユーザログイン部11,選択部12,シナリオ管理・実行指示部13,シナリオ作成部14,要素サービス連結情報作成部15,検索部16,要素サービスデータベース17,要素サービス連結情報データベース18,シナリオ文生成検証部19を有している。
ユーザログイン装置11は、知識ユーザ3または一般ユーザ4が入力するパスワード及びID(識別情報)と、予め登録されているパスワード及びIDと比較することによりユーザの認証を行い、認証の結果が登録されたユーザであることを検出した場合、以降のシナリオ作成における各支援処理を実行し、登録されていないことを検出した場合、以降の支援処理を行わずに端末との接続を切断する。
シナリオ管理・実行指示部13は、ネットワークIを介して接続されているシナリオ実行エンジン2に対して、各ユーザの作成した連携シナリオを実行及び停止の処理を行う。
あるいは、知識ユーザ3が各要素サービスの出力情報及び入力情報の対応付けを行い、出力情報と入力情報との間のデータのフォーマット変換を行う要素サービス連結情報を、要素サービス連結情報作成部15のエディタ機能を用いて生成し、各要素サービスの組合せに対応させ、要素サービス連結情報データベース18に記憶させるようにしても良い。
すなわち、要素サービス連結情報作成部15は、要素サービスの呼び出し方法を、上記要素サービス連結情報に含ませて、各要素サービスのメタ情報として、要素サービス連結情報データベース18に記憶させる。
ここで、要素サービスの呼出方法とは、該要素サービスが入力のみを有するか、または出力のみを有するか、または入力及び出力の双方を有するか、のいずれかによってそれぞれ異なった連携シナリオにおける呼出命令の記述処理が必要となる。
また、要素サービスの呼出方法には、要素サービスの特性として、while文のような繰り返し構造や、if-then-else文のような判断処理を、連携シナリオにおけるシナリオ文に記述する必要があるか否かの情報を含んでいる。
シナリオ文生成検証部19は、要素サービスと、各要素サービスの組合せに対応させて要素サービス連結情報とを連続的に記述することにより、連携シナリオを生成し、Webサービスが連携シナリオ通りに実行処理されるか否の確認を行い、問題がなければシナリオデータベース10へ、該連携シナリオを識別情報に対応させて記憶する。
図1にて述べたように、要素サービス群200の各要素サービスは、ネットワークIを介して、知識ユーザ3及び一般ユーザ4の各端末により利用可能である。そして、シナリオ実行エンジン2は、上述した要素サービスを連携させる連携シナリオに対応して、記述した順序により各要素サービスを実行する。同様に、シナリオ管理・実行指示部13とシナリオ作成部14と要素サービス連結情報作成部15とは、ネットワークIを介して知識ユーザ3及び一般ユーザの各端末から利用することができる。
これにより、ユーザログイン部11は、内部に登録されている複数のユーザ名とパスワードとの組合せと、入力されたユーザ名とパスワードとの組合せとを順次比較し、一致する組合せの有無を検出し、一致した組合せが検出された場合、本人認証が行われたとして、ユーザの端末にログインが成功したことを通知するとともに、連携シナリオ作成支援システム1に対して、該ユーザの端末をログイン状態とする処理をステップS102へ進める(ステップS101)。
すなわち、選択部12は、シナリオ作成部14、シナリオ管理・実行指示部13または要素サービス連結情報作成部15において、ユーザがいずれかの部の行う支援処理を選択すると、その選択された部の処理を起動させる。
以下、順次、要素サービス連結情報作成部15,シナリオ作成部14及びシナリオ管理・実行指示部13が起動された場合の動作を説明する。
上記ステップS102において、ユーザ(主として知識ユーザ3)が要素サービス連結情報作成部15の支援処理を選択し、選択部12が要素サービス連結情報作成部15を起動した場合、以下に示すように、要素サービス間において入出力情報のデータの整合性を制御する要素サービス連結情報の生成を行う。また、ステップS131以降の処理及び要素サービス連結情報作成部15の機能は、Webサービスに関する知識や技能をある程度有するユーザ(以降一般ユーザ4と区別し彼らを知識ユーザ3と呼ぶ)が主として利用する機能である。
ここで、要素サービス連結情報データベース18は、各要素サービスの組合せに対応して図4に示す要素サービス連結情報が複数格納されている。
要素サービス連結情報作成部15は、知識ユーザ3の端末の表示画面に要素サービス連結情報を作成する画面を表示し、かつ要素サービスデータベース17に格納されている要素サービス群200の各要素サービスを、機能,動作,入力情報及び出力情報等を対応させて、知識ユーザ3の端末の表示画面に一覧表として表示する(ステップS131)。
すなわち、要素サービス連結情報作成部15は、前段の要素サービスとしての要素サービスAと、後段の要素サービスとして要素サービスBとが選択されると、要素サービスA及び要素サービスBのデータのフォーマット(データ形式)に基づいて、要素サービスAの出力情報から、要素サービスBの入力情報へのデータのフォーマットの整合を行うデータフローとしての要素サービス連結情報を作成する。この要素サービス連結情報は、要素サービスA及び要素サービスBの組合せにおいて、各出力情報及び入力情報の組合せ毎に対応した出入力パラメータ変更処理から構成されている。
まず、翻訳Webサービス、認証Webサービス、航空券予約Webサービス、商品注文Webサービス、気象情報Webサービス、位置情報提供Webサービス、「Windows(登録商標) Media Player」などの、WebサービスやDCOMコンポーネント,EJBより実現される要素サービスがある。
さらに、会社内LAN向けの広帯域インターネットアクセスサービスや、様々な地域におけるアドホックネットワークに接続する広帯域無線インターネットアクセスサービスなど、リモートから利用可能なネットワークアクセス能力も、要素サービスである。
また、スケジュール調整エージェントや旅行手配エージェントなど、ネットワーク上で動作しているリモートから利用可能なエージェントも、要素サービスである。
要素サービスによっては、要素サービスがオペレーションやメソッド、原始プロセスなど、複数の処理を提供するものもあり、該処理毎に入力と出力が定義される場合もあり、本発明はそのような場合においても有効であるが、本実施形態では簡単のためそのような概念を説明上省略する。
知識ユーザ3は、端末の表示画面に表示されている画面誘導に従い、出力O_A3が入力I_B1に対応し、出力O_A4が入力I_B2に対応することを、表示されている入力情報及び出力情報を参照することにより検出すると、要素サービス連結情報作成部15に、この組合せの対応関係を入力し、前段及び後段の出力と入力と対応関係を指示する(ステップS133)。
そして、要素サービス連結情報作成部15は、出力O_A3と入力I_B1との間に、例えば、住所(あるいは建物や場所の名称)のデータを、緯度・経度情報のデータに変換する出入力パラメータ変換処理A3_B1を媒介(介挿)させる必要があるため、この媒介の必要性の有無を要素サービス連結情報内に記述する(ステップS133)。
また、この出入力パラメータ変換処理は、予め要素サービスの組合せ毎に、要素サービス連結情報データベース18に設定されていても良いし、知識ユーザ3が要素サービスの組合せ毎に、出力情報と入力情報との対応関係を確認しつつ作成してもよい。
また、要素サービス連結情報内には、要素サービスAや要素サービスBが有する付加的な情報として、例えば要素サービスBの実行時に、ユーザの端末の表示画面に出力することが必要である旨が記述される。
同様に、出力O_A4は、出入力パラメータ変換処理A4_B2を媒介させることで、入力I_B2に対応づけられる。すなわち、要素サービス連結情報作成部15は、出力O_A4と入力I_B2との間に、出入力パラメータ変換処理A4_B2を媒介させる必要があるため、この媒介の必要性の有無を要素サービス連結情報内に記述する。
ここで、図5(a)に示す連携シナリオST1のように、要素サービスAから要素サービスB、要素サービスBから要素サービスC、要素サービスCから要素サービスD、要素サービスBから要素サービスDへの要素サービス連結情報も同様に表される。
そして、要素サービス連結情報作成部15は、上記各要素サービス連結情報を、要素サービス連結情報データベース18に記憶させる(ステップS134)。
また、要素サービス連結情報作成部15は、要素サービスを介挿入する際に、要素サービスの呼び出し方法に関する情報を、各要素サービスに対応して、要素サービス連結情報データベース18から読みだし、知識ユーザ3の端末に表示させる。これにより、知識ユーザ3は要素サービス連結情報に対して、要素サービスを呼び出す処理を容易に記述することができる。
上記ステップS102において、ユーザ(知識ユーザ3あるいは一般ユーザ4)がシナリオ作成部14の支援処理を選択し、選択部12がシナリオ作成部14を起動した場合、以下に示すように、シナリオ作成部14は、上記要素サービス連結情報の情報を利用して、連携シナリオを作成する機能部である。要素サービス連結情報作成部15と異なり、知識ユーザ3に限らず、Webサービスに関する知識や技能を全く有さない一般ユーザ4も該機能部を利用することが出来る。
ここで、シナリオ作成部14は、検索部16を開始して、利用可能な要素サービスを要素サービスデータベース17から読み出して、GUIフロー図(連携シナリオフロー図)内に、機能表示とともに表示する。
また、シナリオ作成部14は、端末の表示画面に表示されている連携シナリオ作成手順(上記GUIフロー図)に従い、連携シナリオにて使用するために、ユーザがGUIフロー図に記載されている要素サービスを、図6に示すように、要素サービスA(S41)→要素サービスB(S42)→要素サービスC(S43)→要素サービスD(S43)の順番に順次選択し、要素サービスD(S44)により連携シナリオST1の要素サービスを読み出しを終了する(ステップS122)。
これにより、シナリオ作成部14は、要素サービスデータべース17から、ユーザの選択した要素サービスAを読み出す。
上述したように、シナリオ作成部14は、ユーザの端末に表示する画面誘導において、インターネットブラウザやスタンドアローンプログラム等におけるGUI(Graphical user interface)によって視覚的に連携シナリオの作成を支援するGUIフロー図を図示している。
一般ユーザ4がGUIフロー図において選択することにより、要素サービスAや要素サービスBを呼び出すという指示は、端末の表示画面におけるGUIフロー図上にてマウスのクリック、ドラッグ、ドロップなどコマンド入力を必要としないユーザインタフェースによって行うことが可能である。
すなわち、ユーザが端末の表示画面におけるGUIフロー図にて、要素サービスの選択処理が終了したことを示すボタンをクリックすることにより、要素サービスの選択が終了した選択終了信号がシナリオ作成部14に対して出力(送信)される。
これにより、シナリオ文生成検証部19は、連携シナリオST1の構成(要素サービスの並び)のシナリオ文(連携シナリオの記述)を自動生成する(S124)。
ここで、シナリオ文生成検証部19は、図6に示す各要素サービスの並び順に従い、前段の要素サービスと後段の要素サービスとの組合せ毎に、各入力情報と出力情報とに対応した要素サービス連結情報を、要素サービス連結情報データベース18から読みだし、図4のように対応付けを行い、前後の要素サービス間に介挿する。
例えば、シナリオ文生成検証部19は、上記要素サービスが入力のみを有するか、または出力のみを有するか、あるいは入力及び出力の双方を有するかのいずれかによって異なる、連携シナリオにおける要素サービスの呼び出し命令を選択して記述する。
または、シナリオ文生成検証部19は、要素サービスの呼び出し方法として、各要素サービスの処理特性に応じて、while文のような繰り返し構造や、if-then-else文のような判断処理を、上記呼び出し命令に付随させて付加(あるいは記述)する。
まず、サービステンプレートには、要素サービスがカテゴリ分類されていることを前提に、組み合わせる要素サービスのカテゴリを記述する。個々の要素サービスに依存する名称などは記述しない。
また、パラメータについても、カテゴリ毎等の単位で標準的パラメータ名称が規定されていることを前提に、規定されている標準的パラメータで記述しておく。ユビキタス環境におけるサービス合成では、標準的なパラメータ名で個々の要素サービスを呼び出すので、各々の要素サービスに対する個別のパラメータ名へのマッピングが必要となる。従って、サービステンプレートは、図8に示すように記述される。
このような、高級プログラム言語のようなプログラムライクに、要素サービスのカテゴリと、要素サービスの呼び出し順と、呼び出す際の呼び出しパラメータへの値の設定とに着目してサービステンプレートを記述する方法は、オペレーション指向記述と呼ばれている。
なお、シナリオ作成部14は、シナリオデータベース10にアクセスすることが出来るようになっており、ステップS122において一般ユーザ4が連携シナリオを作成する際、他ユーザ(例えば、知識ユーザ3)が作成した連携シナリオを表示画面に表示させる。
これにより、ユーザは、表示画面に表示された連携シナリオを参照して、その連携シナリオをテンプレートとして、部分的に変更して編集し(再利用し)、例えば、連携シナリオにおける要素サービスの種類や呼出順序などを自身用に変更して、自身の新たな連携シナリオを作成することができる。
上記ステップS102において、ユーザ(知識ユーザ3あるいは一般ユーザ4)がシナリオ管理・実行指示部13の支援処理を選択し、選択部12がシナリオ管理・実行指示部13を起動した場合、以下に示すように、シナリオ管理・実行指示部13は、ユーザに指令された連携シナリオを実行するよう、シナリオ実行エンジン2に対して指示する(実行開始及び実行停止を制御する)機能部である。シナリオ作成部14と同様に、要素サービス連結情報作成部15と異なり、知識ユーザ3に限らず、Webサービスに関する知識や技能を全く有さない一般ユーザ4も該機能部を利用することが出来る。
次に、一般ユーザ10は、例えば、画面誘導に従い、シナリオ作成部14において作成された連携シナリオST1を実行することを、端末のGUIにより、シナリオ管理・実行指示部13に対して指示する。
そして、シナリオ実行エンジン2は、制御情報を入力すると、シナリオデータベース10にアクセスし、入力される識別情報に対応する連携シナリオを、該シナリオデータベース10から読みだし、読み出した連携シナリオST1のシナリオ文を参照し、該シナリオ文に従い連携シナリオの実行を開始する(ステップS112)。
これにより、シナリオ実行エンジン2は、上記制御信号が入力されると、実行中の連携シナリオST1の動作状況をログファイル等により検出し、動作状況の情報をシナリオ管理・実行指示部13へ送信する。
そして、シナリオ管理・実行指示部13は、シナリオ実行エンジン3から入力される動作状況の情報を、ユーザの端末に送信し、表示画面に対してGUIにより、動作状況の表示を行う。
このように、一般ユーザ4は、端末の表示画面によって、実行指示後において、連携シナリオST1が動作しているか否を確認することができる。
このとき、シナリオ実行エンジン2は、該制御信号を入力すると、連携シナリオST1の実行を停止するとともに、シナリオ管理・実行指示部13に対して連携シナリオST1を停止したことを通知する。
このように、一般ユーザ4は、端末の表示画面によって、表示画面のGUIにおける画面誘導に従い、動作中の連携シナリオST1を停止させることを、シナリオ管理・実行指示部13に対して指示することにより、シナリオ実行エンジン2における連携シナリオST1の実行を停止することができる。
しかしながら、類似の連携シナリオの構成の形態として、図5(b)に示す連携シナリオST2のように、要素サービスBの後段として、要素サービスC及び要素サービスDを並列的に呼び出す構成の連携シナリオも、上述してきた本実施形態による連携シナリオ作成支援システム1の仕組みにおいて作成することができる。
2…シナリオ実行エンジン
3…知識ユーザ
4…一般ユーザ
10…シナリオデータベース
11…ユーザログイン部
12…選択部
13…シナリオ管理・実行指示部
14…シナリオ作成部
15…要素サービス連結情報作成部
16…検索部
17…要素サービスデータベース
18…要素サービス連結情報データベース
19…シナリオ文生成検証部
200…要素サービス群
200a…要素サービス
Claims (9)
- ネットワークを介して利用することが可能な複数の要素サービスを連携させて動作させる際に使用する連携シナリオの作成を支援する連携シナリオ作成支援システムであって、
各要素サービスのサービス内容,入力情報及び出力情報を含む要素サービス情報を記憶する要素サービスデータベースと、
要素サービスデータベースから利用者が指定した第1及び第2の要素サービスの要素サービス情報を読み出し、これらに基づいて前記利用者の生成した、第1の要素サービスの出力情報と第2の要素サービスの入力情報との間のデータのフォーマットの整合を行う要素サービス連結情報を、要素サービス連結情報データベースへ書き込む要素サービス連結情報作成部と、
利用者が画面に表示された連携シナリオフロー図に従って順次選択した要素サービスを、選択した順に要素サービスの呼出順序を設定するシナリオ作成部と、
該シナリオ作成部にて作成された要素サービスの呼出順序に従い、連続する各要素サービスの出力情報及び入力情報の組合せに対応する要素サービス連結情報を、前記要素サービス連結情報データベースを参照して読みだし、要素サービス間に介挿して連携シナリオを生成するシナリオ文生成検証部と
を有することを特徴とする連携シナリオ作成支援システム。 - シナリオ文生成検証部が生成した連携シナリオを記憶する連携シナリオデータベースをさらに有し、
前記シナリオ作成部が、
利用者の選択する既に生成された既生成連携シナリオを前記連携シナリオデータベースから読み出し、
画面に表示された連携シナリオフロー図に従い、前記既生成連携シナリオを部分的に編集して変更された順序を、要素サービスの呼出順序として設定することを特徴とする請求項1記載の連携シナリオ作成支援システム。 - 前記要素サービス連結情報作成部が、第1の要素サービスの出力情報のパラメータ名と、第2の要素サービスの入力情報のパラメータ名とを比較し、第1の要素サービスの出力情報と第2の要素サービスの入力情報との間の対応付けを行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の連携シナリオ作成支援システム。
- 前記要素サービス連結情報作成部が、第1の要素サービスの出力情報に関係づけられたメタ情報と、第2の要素サービスの入力情報に関係付けられたメタ情報とを比較し、第1の要素サービスの出力情報と第2の要素サービスの入力情報との間の対応付けを行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の連携シナリオ作成支援システム。
- 前記連携シナリオに従って、要素サービスを順次実行するシナリオ実行エンジンをさらに有し、
シナリオ文生成検証部が、前記シナリオ実行エンジンに対し、作成した連携シナリオを実行させ、各要素サービスの実行結果を検証してサービス品質を確認することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の連携シナリオ作成支援システム。 - ネットワークを介して利用することが可能な複数の要素サービスを連携させて動作させる際に使用する連携シナリオの作成を支援する連携シナリオ作成支援システムにおける連携シナリオ作成支援方法であって、
各要素サービスのサービス内容,入力情報及び出力情報を含む要素サービス情報を要素サービスデータベースへ記憶する記憶過程と、
要素サービス連結情報作成部が、要素サービスデータベースから利用者の指定した第1及び第2の要素サービスの要素サービス情報を読み出し、利用者の作成した第1の要素サービスの出力情報と第2の要素サービスの入力情報との間のデータフォーマットの整合を行う要素サービス連結情報を要素サービス連結情報データベースへ書き込む要素サービス連結情報作成過程と、
シナリオ作成部が、利用者が画面に表示された連携シナリオフロー図に従って順次選択した要素サービスを、選択した順に要素サービスの呼出順序を設定するシナリオ作成過程と、
シナリオ文生成検証部が、該シナリオ作成部にて作成された要素サービスの呼出順序に従い、連続する各要素サービスの出力情報及び入力情報の組合せに対応する要素サービス連結情報を、前記要素サービス連結情報データベースを参照して読みだし、連携シナリオを生成するに対応するシナリオ文生成過程と
を有することを特徴とする連携シナリオ作成支援方法。 - シナリオ文生成検証部が生成した連携シナリオを、連携シナリオデータベース記憶する過程と、
前記シナリオ作成部が、利用者の選択する既に生成された既生成連携シナリオを前記連携シナリオデータベースから読み出し、画面に表示された連携シナリオフロー図に従い、前記既生成連携シナリオを部分的に編集して変更された順序を、要素サービスの呼出順序として設定する過程と
を有することを特徴とする請求項6記載の連携シナリオ作成方法。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の連携シナリオ作成支援システムとして、コンピュータを機能させるための連携シナリオ作成支援プログラム。
- 請求項8のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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