JP4808558B2 - 連携シナリオ作成支援システム及びその方法並びにプログラム - Google Patents

連携シナリオ作成支援システム及びその方法並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク上に分散したサービスを構成する要素サービスを連携させてサービスを実行する際に、広くユーザが用いる連携シナリオの作成を支援する連携シナリオ作成支援システム及びその方法並びにプログラムに関する。
近年、SOA(サービス指向アーキテクチャ)の実現技術の1つとして、サービス連携技術が注目を浴びている。ここで連携するサービスは、WSDL(Web Services Description Language)により記述される技術仕様に基づくWebサ−ビスインタフェースや、UP&P(Universal Plug and Play)仕様に基づくサービスインタフェースを定義し、SOAP(Simple Object Access Protocol;国際標準化団体W3C(World Wide Web Consortium)が定めた技術仕様)などによりメッセージ送受を行う機能を提供する。
これらインタフェース定義されたサービスを、順次若しくは並列的に実行するワークフロー、すなわち連携シナリオは、シナリオ実行エンジンによって記述に対応して実行される。
そして、シナリオ実行エンジンが連携シナリオに基づいて参照・呼び出す上記インタフェース定義されたサービスを、以下の説明において、要素サービスと呼ぶこととする。
一般的に、Webサ−ビスを用いた複雑なワークフローを記述するワークフロー記述言語としては、BPEL(Business Process Execution Language)などが用いられる。
上記シナリオ実行エンジンは、このBPELによる記述に基づいてワークフローを実行するため、BPELエンジンとも呼ばれる。
また、BPELを用いたシステムの他に、シナリオ実行エンジンと要素サービスとの間におけるインタフェース整合がとれない場合、仲介サービスを発見して、この仲介サービスを含めて要素サービスを合成する機能を有するシステム(例えば、特許文献1参照)や、要素サービスが提供される同一領域の同等機能を持つ他のサービス要素への動的適応を可能とするシステム(例えば、特許文献2参照)などが存在する。
これらシステムを用いることによって、要素サービスを組み合わせた連携シナリオを利用することが可能である。
しかし、連携シナリオを作成するためには、要素サービスのインタフェース情報やサービス要素記述方式などWebサービスの知識を要するほか、連携シナリオにおける要素サービス間のフローを記述するプログラミング能力が必要となる。このため、広くあまねく一般的な利用者にとって、連携シナリオにおける要素サービス間のフローを記述するプログラミングを作成するということは敷居が高く困難である。
また、要素サービスのインタフェース情報(入力・出力パラメータ)に関する処理をパラメータ帳票を用いて効率化するシステム(例えば、特許文献3参照)も存在するが、連携シナリオを記述する必要性は依然残っている。
特開2005−071052号公報 特開2005−250844号公報 特開2005−332122号公報
近年、様々なサービスをユーザ自身が組み合わせて、新たなサービスを創造することが流行となりつつある。
現時点において、上記サービスを創造するユーザは、コンピュータやWebサービスに関する知識を比較的有しているが、それ以外の通常の一般ユーザは要素サービスを複数連続して記載し、複合処理として実行させる連携シナリオ(連携サービス)を自ら作り出せる能力を有しているわけではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、Webサービスやコンピュータ等に関する知識がない一般ユーザであっても、要素サービスを一つ一つ順次選んでそれらを自由に連結し、連携シナリオを作成することが出来る連携シナリオ作成支援システム及びその方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明の連携シナリオ作成支援システムは、ネットワークを介して利用することが可能な複数の要素サービスを連携させて動作させる際に使用する連携シナリオの作成を支援する連携シナリオ作成支援システムであって、各要素サービスのサービス内容,入力情報及び出力情報を含む要素サービス情報を記憶する要素サービスデータベースと、要素サービスデータベースから利用者(例えば、実施形態における知識ユーザ3)が指定した第1及び第2の要素サービスの要素サービス情報を読み出し、これらに基づいて前記利用者(例えば、実施形態における知識ユーザ3)の生成した、第1の要素サービスの出力情報と第2の要素サービスの入力情報との間のデータのフォーマットの整合を行う要素サービス連結情報を、要素サービス連結情報データベースへ書き込む要素サービス連結情報作成部と、利用者(例えば、実施形態における知識ユーザ3及び一般ユーザ4)が画面に表示された連携シナリオフロー図に従って順次選択した要素サービスを、選択した順に要素サービスの呼出順序を設定するシナリオ作成部と、該シナリオ作成部にて作成された要素サービスの呼出順序に従い、連続する各要素サービスの出力情報及び入力情報の組合せに対応する要素サービス連結情報を、前記要素サービス連結情報データベースを参照して読みだし、要素サービス間に介挿して連携シナリオを生成するに対応するシナリオ文生成検証部とを有することを特徴とする。
本発明の連携シナリオ作成支援システムは、シナリオ文生成検証部が生成した連携シナリオを記憶する連携シナリオデータベースをさらに有し、前記シナリオ作成部が、利用者(例えば、実施形態における知識ユーザ3及び一般ユーザ4)の選択する既に生成された既生成連携シナリオを前記連携シナリオデータベースから読み出し、画面に表示された連携シナリオフロー図に従い、前記既生成連携シナリオを部分的に編集して変更された順序を、要素サービスの呼出順序として設定することを特徴とする。
本発明の連携シナリオ作成支援システムは、前記要素サービス連結情報作成部が、第1の要素サービスの出力情報のパラメータ名と、第2の要素サービスの入力情報のパラメータ名とを比較し、第1の要素サービスの出力情報と第2の要素サービスの入力情報との間の対応付けを行うことを特徴とする。
本発明の連携シナリオ作成支援システムは、前記要素サービス連結情報作成部が、第1の要素サービスの出力情報に関係づけられたメタ情報と、第2の要素サービスの入力情報に関係付けられたメタ情報とを比較し、第1の要素サービスの出力情報と第2の要素サービスの入力情報との間の対応付けを行うことを特徴とする。
本発明の連携シナリオ作成支援システムは、前記連携シナリオに従って、要素サービスを順次実行するシナリオ実行エンジンをさらに有し、シナリオ文生成検証部が、前記シナリオ実行エンジンに対し、作成した連携シナリオを実行させ、各要素サービスの実行結果を検証してサービス品質を確認することを特徴とする。
本発明の連携シナリオ作成支援方法は、ネットワークを介して利用することが可能な複数の要素サービスを連携させて動作させる際に使用する連携シナリオの作成を支援する連携シナリオ作成支援システムにおける連携シナリオ作成支援方法であって、各要素サービスのサービス内容,入力情報及び出力情報を含む要素サービス情報を要素サービスデータベースへ記憶する記憶過程と、要素サービス連結情報作成部が、要素サービスデータベースから利用者(例えば、実施形態における知識ユーザ3)の指定した第1及び第2の要素サービスの要素サービス情報を読み出し、利用者(例えば、実施形態における知識ユーザ3)の作成した第1の要素サービスの出力情報と第2の要素サービスの入力情報との間のデータフォーマットの整合を行う要素サービス連結情報を要素サービス連結情報データベースへ書き込む要素サービス連結情報作成過程と、シナリオ作成部が、利用者(例えば、実施形態における知識ユーザ3及び一般ユーザ4)が画面に表示された連携シナリオフロー図に従って順次選択した要素サービスを、選択した順に要素サービスの呼出順序を設定するシナリオ作成過程と、シナリオ文生成検証部が、該シナリオ作成部にて作成された要素サービスの呼出順序に従い、連続する各要素サービスの出力情報及び入力情報の組合せに対応する要素サービス連結情報を、前記要素サービス連結情報データベースを参照して読みだし、連携シナリオを生成するに対応するシナリオ文生成過程とを有することを特徴とする。
本発明の連携シナリオ作成支援方法は、シナリオ文生成検証部が生成した連携シナリオを、連携シナリオデータベース記憶する過程と、前記シナリオ作成部が、利用者(例えば、実施形態における知識ユーザ3及び一般ユーザ4)の選択する既に生成された既生成連携シナリオを前記連携シナリオデータベースから読み出し、画面に表示された連携シナリオフロー図に従い、前記既生成連携シナリオを部分的に編集して変更された順序を、要素サービスの呼出順序として設定する過程とを有することを特徴とする。
本発明の連携シナリオ作成支援プログラムは、上記いずれかに記載の連携シナリオ作成支援システムとして、コンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明の記録媒体は、上記連携シナリオ作成支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
以上説明したように、本発明によれば、Webサービスやコンピュータ等に関する知識がない一般ユーザであっても、サービス要素を一つ一つ順次選んでそれらを自由に連結し、連携シナリオを作成することが出来るようになる。
すなわち、本発明によって、広くあまねく多くのユーザが連携サービスを簡単に作り出すことができる環境を実現することにより、この一般ユーザが連携サービスを作成する面白さを体感し、連携サービスをさらに作成することで、多くのユーザにとって便利な連携サービスが創出される可能性がある。
また連携サービスの増加に伴い、ユーザ自らが利用する複数の連携サービスをユーザ自身が管理する方法が必要である。上記理由を艦みて、下記3点を実現するシステムが望まれると考えられる。
すなわち、本発明の効果としては、
第一に、幅広いユーザ自身が連携サービスを創り出すことが出来る。
第二に、ユーザが利用しているサービスを管理することが出来る。
第三に、ユーザが創り出した連携サービスを、他ユーザが再利用することが出来る。
以下、本発明の一実施形態による連携シナリオ作成支援システムを図面を参照して説明する。図1は同実施形態の連携シナリオ作成支援システムの構成を示す概念図である。また、図2はどう実施形態の連携シナリオ作成支援システムの機能構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、要素サービス群200を構成する要素サービス200aは、ネットワークIを介して利用可能である。ここで、サービス要素200aとは、対象を計算機環境で取り扱えるようにしたエンティティ(entity、実体ともいう)であって、ネットワークI上で利用可能なプロセスまたはデータが含まれる。
例えば、インターネット通信網などのWebで接続されたシステム間で利用される技術を用いたWebサービスによる気象情報や株価情報の提供や、企業間のエンタープライズアプリケーション統合などが実現されている。また、汎用のピアツーピア (Peer to Peer:P2P)プラットフォームであるJXTAを利用し、ネットワークによる様々のサービスを提供するプログラムが、ネットワーク上で分散して用いられている。
また、サービス要素200aの他の例としては、Webサービスを構成するEJB(enterprise Java(登録商標) Beans)などで実現されているコンポーネント、ネットワークを経由してアクセスできる映像などのコンテンツ、ネットワークIに接続されたプリンタやディスプレイ、どの程度計算機が動作しているかを示すCPU資源やどの程度ネットワークが使用されているかを示すネットワーク帯域といった計算機環境的リソース、ネットワーク上でサービスを実現するための複数のサービス要素の提供順序とを記述したサービステンプレートなどがある。また、常時接続されたサーバ上で動作するソフトウェアばかりがサービス構成要素ではない。例えば、物理的に近い他ユーザとの数の限られた通信が可能な携帯端末上で動作するソフトウェアもサービス要素である。また、ネットワークIはインターネットを含む公衆及び専用情報通信網等から構成されている。
シナリオ実行エンジン2は、要素サービスのワークフローである連携シナリオに記載された順番に従い、N(Nは自然数)番目の要素サービスを提供するサービス提供装置から出力情報を入力すると、次のサービス実行要求を、連携シナリオに記載された(N+1)番のサービス要素を実行するサービス提供装置の入力情報として送出する、といった処理を繰り返す。ここで、シナリオ実行エンジン2は、プラットフォームのコアモジュールであり、連携シナリオを読み込んだ後、XMLパーサにより妥当性をチェックし、連携シナリオの実行を行う。また、イベント駆動型システムでの適用時には、イベントに応じた該当の連携シナリオを実行し、実行中に、上位アプリケーションのプロセスに処理を委譲する際、実行を待機することも可能である。
本実施形態による連携シナリオ作成支援システム1は、知識ユーザ3及び一般ユーザ4が、上記シナリオ実行エンジン2が実行する連携シナリオを作成する際、その作成過程における各処理を支援する。
ここで、知識ユーザ3とは、Webサービスに関する知識や技能をある程度有したユーザであり、Webサービスを使用するのみの一般ユーザと区別した定義をしている。
また、上記連携シナリオ作成支援装置1は、図2に示すように、シナリオデータベース10,ユーザログイン部11,選択部12,シナリオ管理・実行指示部13,シナリオ作成部14,要素サービス連結情報作成部15,検索部16,要素サービスデータベース17,要素サービス連結情報データベース18,シナリオ文生成検証部19を有している。
シナリオ管理・実行指示部13とシナリオ作成部14と要素サービス連結情報作成部15は、ネットワークIを介して一般ユーザ4の端末および知識ユーザ3の端末から利用することができる。
ユーザログイン装置11は、知識ユーザ3または一般ユーザ4が入力するパスワード及びID(識別情報)と、予め登録されているパスワード及びIDと比較することによりユーザの認証を行い、認証の結果が登録されたユーザであることを検出した場合、以降のシナリオ作成における各支援処理を実行し、登録されていないことを検出した場合、以降の支援処理を行わずに端末との接続を切断する。
選択部12は、上記認証後に、一般ユーザ4の端末または知識ユーザ3の端末から入力される選択情報により、連携シナリオ作成支援装置1の支援処理において、シナリオ管理・実行指示部13,シナリオ作成部14及び要素サービス連結情報作成部15のいずれを起動させるかの選択を行う。
シナリオ管理・実行指示部13は、ネットワークIを介して接続されているシナリオ実行エンジン2に対して、各ユーザの作成した連携シナリオを実行及び停止の処理を行う。
要素サービス連結情報作成部15は、連続して処理する要素サービスにおいて、前段の第1の要素サービスの出力情報と、後段の第2の要素サービスの入力情報との対応関係を、それぞれのデータの型、パラメータ名及びパラメータに関係付けられているタグ情報等のメタ情報を比較することにより検出する。ここで、データの型は、クラス型、インターフェイス型、配列型、値型、列挙型、型パラメータ、ジェネリック型定義、およびオープン構築ジェネリック型またはクローズ構築ジェネリック型がある。また、メタ情報とは、計算機処理するため、リソースに対して付加する付加情報であり、語彙を記述する言語、対象を示す単語を共通化した語彙を用いるのが望ましい。
また、要素サービス連結情報作成部15は、対応付けられた出力情報と入力情報とにおいて、出力情報のフォーマットを、入力情報のフォーマットに変換する要素サービス連結情報を生成、すなわち予め要素サービス連結情報データベース18に設定されたテンプレートテーブルから、出力情報及び入力情報のフォーマットの組合せに対応して読み出したテンプレートを、データのフォーマット変換処理を行う要素サービス連結情報とし、各要素サービスの組合せに対応させ、要素サービス連結情報データベース18に記憶させる。
あるいは、知識ユーザ3が各要素サービスの出力情報及び入力情報の対応付けを行い、出力情報と入力情報との間のデータのフォーマット変換を行う要素サービス連結情報を、要素サービス連結情報作成部15のエディタ機能を用いて生成し、各要素サービスの組合せに対応させ、要素サービス連結情報データベース18に記憶させるようにしても良い。
上記要素サービス連結情報としては、前段の要素サービス(例えば要素サービスA)が後段の要素サービス(例えば要素サービスB)を呼び出す処理(方法)に付いても規定する記述を含んでも良い。
すなわち、要素サービス連結情報作成部15は、要素サービスの呼び出し方法を、上記要素サービス連結情報に含ませて、各要素サービスのメタ情報として、要素サービス連結情報データベース18に記憶させる。
ここで、要素サービスの呼出方法とは、該要素サービスが入力のみを有するか、または出力のみを有するか、または入力及び出力の双方を有するか、のいずれかによってそれぞれ異なった連携シナリオにおける呼出命令の記述処理が必要となる。
また、要素サービスの呼出方法には、要素サービスの特性として、while文のような繰り返し構造や、if-then-else文のような判断処理を、連携シナリオにおけるシナリオ文に記述する必要があるか否かの情報を含んでいる。
シナリオ作成部14は、検索部15が表示画面に表示する要素サービスの一覧表から、各ユーザが選択した要素サービスの順番に、列べて記述し、要素サービスの組合せに対応した要素サービス連結情報を、検索部15を介して要素サービス連結情報データベース18から読みだす。
シナリオ文生成検証部19は、要素サービスと、各要素サービスの組合せに対応させて要素サービス連結情報とを連続的に記述することにより、連携シナリオを生成し、Webサービスが連携シナリオ通りに実行処理されるか否の確認を行い、問題がなければシナリオデータベース10へ、該連携シナリオを識別情報に対応させて記憶する。
以下、図1,2及び3を参照して本実施形態による連携シナリオ作成支援システム1の動作を説明する。図3は本実施形態による連携シナリオ作成支援システム1の動作例を示すフローチャートである。
図1にて述べたように、要素サービス群200の各要素サービスは、ネットワークIを介して、知識ユーザ3及び一般ユーザ4の各端末により利用可能である。そして、シナリオ実行エンジン2は、上述した要素サービスを連携させる連携シナリオに対応して、記述した順序により各要素サービスを実行する。同様に、シナリオ管理・実行指示部13とシナリオ作成部14と要素サービス連結情報作成部15とは、ネットワークIを介して知識ユーザ3及び一般ユーザの各端末から利用することができる。
知識ユーザ3あるいは一般ユーザ4が、それぞれの端末により、連携シナリオ作成支援システム1に対し、ネットワークIを介してアクセスし、ユーザ名(ID)とパスワードとを入力する。
これにより、ユーザログイン部11は、内部に登録されている複数のユーザ名とパスワードとの組合せと、入力されたユーザ名とパスワードとの組合せとを順次比較し、一致する組合せの有無を検出し、一致した組合せが検出された場合、本人認証が行われたとして、ユーザの端末にログインが成功したことを通知するとともに、連携シナリオ作成支援システム1に対して、該ユーザの端末をログイン状態とする処理をステップS102へ進める(ステップS101)。
次に、選択部12は、ユーザが画面に表示された指示に従い、知識ユーザ3または一般ユーザ4(以下、双方を指す場合単にユーザとする)が、GUI(Graphical User Interface)により表示画面から選択した、連携シナリオ作成支援システム1の連携シナリオ作成の支援機能に対応した処理に移行させる(ステップS102)。
すなわち、選択部12は、シナリオ作成部14、シナリオ管理・実行指示部13または要素サービス連結情報作成部15において、ユーザがいずれかの部の行う支援処理を選択すると、その選択された部の処理を起動させる。
以下、順次、要素サービス連結情報作成部15,シナリオ作成部14及びシナリオ管理・実行指示部13が起動された場合の動作を説明する。
<要素サービス連結情報作成部15が起動された場合>
上記ステップS102において、ユーザ(主として知識ユーザ3)が要素サービス連結情報作成部15の支援処理を選択し、選択部12が要素サービス連結情報作成部15を起動した場合、以下に示すように、要素サービス間において入出力情報のデータの整合性を制御する要素サービス連結情報の生成を行う。また、ステップS131以降の処理及び要素サービス連結情報作成部15の機能は、Webサービスに関する知識や技能をある程度有するユーザ(以降一般ユーザ4と区別し彼らを知識ユーザ3と呼ぶ)が主として利用する機能である。
上記要素サービス連結情報作成部15は、要素サービス連結情報を作成し、作成結果を要素サービス連結情報データベース18へ、要素サービスの組合せに対応して格納する。
ここで、要素サービス連結情報データベース18は、各要素サービスの組合せに対応して図4に示す要素サービス連結情報が複数格納されている。
要素サービス連結情報作成部15は、知識ユーザ3の端末の表示画面に要素サービス連結情報を作成する画面を表示し、かつ要素サービスデータベース17に格納されている要素サービス群200の各要素サービスを、機能,動作,入力情報及び出力情報等を対応させて、知識ユーザ3の端末の表示画面に一覧表として表示する(ステップS131)。
次に、知識ユーザ3は、上記表示画面に表示された要素サービスから、図4に示す要素サービスAと要素サービスBとを知識ユーザ3が選択する(ステップS132)。
すなわち、要素サービス連結情報作成部15は、前段の要素サービスとしての要素サービスAと、後段の要素サービスとして要素サービスBとが選択されると、要素サービスA及び要素サービスBのデータのフォーマット(データ形式)に基づいて、要素サービスAの出力情報から、要素サービスBの入力情報へのデータのフォーマットの整合を行うデータフローとしての要素サービス連結情報を作成する。この要素サービス連結情報は、要素サービスA及び要素サービスBの組合せにおいて、各出力情報及び入力情報の組合せ毎に対応した出入力パラメータ変更処理から構成されている。
上記要素サービスとは、OWL(Ontology Web Language)−SやWSDLにより定義されたWebサービスやUPnP(Universal Plug and Play)サービス、あるいは、特開2005−250844号公報における要素サービスに相当し、零個以上の入力及び零個以上の出力を有する。特開2005−250844号公報における要素サービスとは、インターネット通信網などのネットワーク環境で、機能やリソースを提供するものであり、リモート(端末)側から利用する方法がネットワーク上で取得可能であり、利用する方法に従って、各機能やリソースをリモートから呼び出して利用することができるものである。
ここで、UPnPとは、家庭内のパソコンや周辺機器、AV機器、電話、家電製品などの機器をネットワークを通じて接続し、相互に機能を提供しあうための技術仕様であり、1999年にMicrosoft社によって提唱され、Intel社,3Com社,AT&T社,Dell Computer社など20社以上が支持している。インターネットで標準となっている技術を基盤とし、ネットワークにつなぐだけで複雑な操作や設定作業を伴うことなく機能することを目指している。ネットワークインフラとしてはパソコンLANに最も広く用いられているEthernet(登録商標)のほか、HomePNAやHomeRFなど、家庭内LAN用の規格もサポートされる。
以下に、特開2005−250844号公報における要素サービスの例を示す。
まず、翻訳Webサービス、認証Webサービス、航空券予約Webサービス、商品注文Webサービス、気象情報Webサービス、位置情報提供Webサービス、「Windows(登録商標) Media Player」などの、WebサービスやDCOMコンポーネント,EJBより実現される要素サービスがある。
また、リモート側に接続されているディスプレイ,スピーカー,センサー,洗濯機,トースター,タッチパネル,扇風機,モニタカメラ,テレビなど、リモートから利用可能な機器も要素サービスとなり得る。同様に、CPU処理能力提供サービスやディスクストレージサービスなどのリモートから利用可能なコンピュータ資源もサービス要素である。
さらに、会社内LAN向けの広帯域インターネットアクセスサービスや、様々な地域におけるアドホックネットワークに接続する広帯域無線インターネットアクセスサービスなど、リモートから利用可能なネットワークアクセス能力も、要素サービスである。
また、スケジュール調整エージェントや旅行手配エージェントなど、ネットワーク上で動作しているリモートから利用可能なエージェントも、要素サービスである。
上述した各要素サービスは、零個以上の入力情報を入力し、それぞれの特有のアプリケーション処理を行い、零個以上の出力情報を出力する。
要素サービスによっては、要素サービスがオペレーションやメソッド、原始プロセスなど、複数の処理を提供するものもあり、該処理毎に入力と出力が定義される場合もあり、本発明はそのような場合においても有効であるが、本実施形態では簡単のためそのような概念を説明上省略する。
図4に示すように、例えば、要素サービスAは入力I_A1、入力I_A2、出力O_A3、出力O_A4を有し、要素サービスBは入力I_B1、入力I_B2、出力O_B3、出力O_B4を有するとする。
知識ユーザ3は、端末の表示画面に表示されている画面誘導に従い、出力O_A3が入力I_B1に対応し、出力O_A4が入力I_B2に対応することを、表示されている入力情報及び出力情報を参照することにより検出すると、要素サービス連結情報作成部15に、この組合せの対応関係を入力し、前段及び後段の出力と入力と対応関係を指示する(ステップS133)。
このとき、要素サービス連結情報作成部15は、連携シナリオの記述文内の連続する前後の要素サービスにおける入力情報と出力情報とにおいて、要素サービスAの出力の型と要素サービスBの入力の型の類似、入力パラメータ及び出力パラメータ名、入力パラメータ及び出力パラメータに関係づけられているタグ情報などのメタ情報を参照して比較し、相関を取得して、どの程度類似しているかを示す類似度(または一致しているか否か)を求めることで、ユーザが設定した類似度の閾値より高い場合、出力O_A3が入力I_B1に対応し、出力O_A4が入力I_B2に対応することを検出し、知識ユーザ11に対して表示画面に表示して提示する(推薦する)こともできる。


例えば、要素サービス連結情報作成部15は、出力O_A3が住所、入力I_B1が経度・緯度情報である場合、出力O_A3の内容(データ)を、入力I_B1対してそのままのフォーマットにて入力することが出来ないことを、出力情報及び入力情報のデータ形式の比較により検出する。
そして、要素サービス連結情報作成部15は、出力O_A3と入力I_B1との間に、例えば、住所(あるいは建物や場所の名称)のデータを、緯度・経度情報のデータに変換する出入力パラメータ変換処理A3_B1を媒介(介挿)させる必要があるため、この媒介の必要性の有無を要素サービス連結情報内に記述する(ステップS133)。
この出入力パラメータ変換処理は、名前を性別に変換したり等の処理を含み、出力される出力情報と入力する入力情報とのデータと単位の違い、データの表現の形式の違いを、入力情報のデータ形式に合わせて、出力情報のデータ形式を変換する処理である。
また、この出入力パラメータ変換処理は、予め要素サービスの組合せ毎に、要素サービス連結情報データベース18に設定されていても良いし、知識ユーザ3が要素サービスの組合せ毎に、出力情報と入力情報との対応関係を確認しつつ作成してもよい。
ここで、出入力パラメータ変換処理A3_B1を媒介させることの要否は、要素サービス連結情報作成部15が入力情報と出力情報とデータを解析して判断するか、もしくは知識ユーザ11が表示された入力情報及び出力情報とを比較して能動的に、要素サービス連結情報作成部15に対して指示するようにしても良い。
また、要素サービス連結情報内には、要素サービスAや要素サービスBが有する付加的な情報として、例えば要素サービスBの実行時に、ユーザの端末の表示画面に出力することが必要である旨が記述される。
同様に、出力O_A4は、出入力パラメータ変換処理A4_B2を媒介させることで、入力I_B2に対応づけられる。すなわち、要素サービス連結情報作成部15は、出力O_A4と入力I_B2との間に、出入力パラメータ変換処理A4_B2を媒介させる必要があるため、この媒介の必要性の有無を要素サービス連結情報内に記述する。
以上のように、要素サービスAと要素サービスBとに介挿される要素サービス連結情報は、図4に示すように、要素サービスAと要素サービスBとのデータの出入力パラメータ変換処理として表される。
ここで、図5(a)に示す連携シナリオST1のように、要素サービスAから要素サービスB、要素サービスBから要素サービスC、要素サービスCから要素サービスD、要素サービスBから要素サービスDへの要素サービス連結情報も同様に表される。
そして、要素サービス連結情報作成部15は、上記各要素サービス連結情報を、要素サービス連結情報データベース18に記憶させる(ステップS134)。
また、要素サービス連結情報作成部15は、要素サービスを介挿入する際に、要素サービスの呼び出し方法に関する情報を、各要素サービスに対応して、要素サービス連結情報データベース18から読みだし、知識ユーザ3の端末に表示させる。これにより、知識ユーザ3は要素サービス連結情報に対して、要素サービスを呼び出す処理を容易に記述することができる。
<シナリオ作成部14が起動された場合>
上記ステップS102において、ユーザ(知識ユーザ3あるいは一般ユーザ4)がシナリオ作成部14の支援処理を選択し、選択部12がシナリオ作成部14を起動した場合、以下に示すように、シナリオ作成部14は、上記要素サービス連結情報の情報を利用して、連携シナリオを作成する機能部である。要素サービス連結情報作成部15と異なり、知識ユーザ3に限らず、Webサービスに関する知識や技能を全く有さない一般ユーザ4も該機能部を利用することが出来る。
シナリオ作成部14は、ログインしたユーザの端末の表示画面に対して、連携シナリオの作成を支援する画面(ステップS122)の表示を行う(ステップS121)。
ここで、シナリオ作成部14は、検索部16を開始して、利用可能な要素サービスを要素サービスデータベース17から読み出して、GUIフロー図(連携シナリオフロー図)内に、機能表示とともに表示する。
また、シナリオ作成部14は、端末の表示画面に表示されている連携シナリオ作成手順(上記GUIフロー図)に従い、連携シナリオにて使用するために、ユーザがGUIフロー図に記載されている要素サービスを、図6に示すように、要素サービスA(S41)→要素サービスB(S42)→要素サービスC(S43)→要素サービスD(S43)の順番に順次選択し、要素サービスD(S44)により連携シナリオST1の要素サービスを読み出しを終了する(ステップS122)。
上述したように、ステップS122において、一般ユーザ4は、シナリオ作成部14の表示する端末の画面誘導に従い、図6に示すように、連携シナリオの作成開始後に、最初に要素サービスAを呼び出すことを、GUIフロー図において要素サービスAを選択することによりシナリオ作成部14に指示する。
これにより、シナリオ作成部14は、要素サービスデータべース17から、ユーザの選択した要素サービスAを読み出す。
ここで、シナリオ作成部14は、要素サービスデータベース17から要素サービスを読み出すため、随時検索部16にアクセスする。ただし、シナリオ作成部14は、一般ユーザ3がどのような要素サービスを利用することが可能であるか否かを把握しており、利用することが出来ない要素サービスを、GUIフロー図に表示せずに一般ユーザ3には不可視とする。例えば、知識ユーザ3と一般ユーザ4とのパスワードにより、使用可能な要素サービスを、シナリオ作成部14が選択するようにしてもよい。一般ユーザ3が利用できない要素サービスとしては、要素サービスの組合せにおいて、要素サービス連結情報が設定されていない要素サービスが挙げられる。
次に、ユーザは、図6に示すように、シナリオ作成部14の画面誘導に従い、要素サービスAの次に要素サービスBを呼び出すことを、GUIフロー図から要素サービスBを選択することにより、シナリオ作成部14に指示する。
上述したように、シナリオ作成部14は、ユーザの端末に表示する画面誘導において、インターネットブラウザやスタンドアローンプログラム等におけるGUI(Graphical user interface)によって視覚的に連携シナリオの作成を支援するGUIフロー図を図示している。
上記GUIフロー図の図示方式は、BPMN(Business Process Modeling Notation)やUML(Unified Modeling Language)に準拠して良いが、要素サービス連結情報内に記述されているパラメータ変換処理に関する情報や、要素サービスAや要素サービスBが有する知識ユーザ3のような知識を有するユーザが使用する付加的な情報(メタ情報など)は、一般ユーザ4にとっては難解な情報であるため、特別な指示がない限り通常画面上に図示しない(不可視化している)。
一般ユーザ4がGUIフロー図において選択することにより、要素サービスAや要素サービスBを呼び出すという指示は、端末の表示画面におけるGUIフロー図上にてマウスのクリック、ドラッグ、ドロップなどコマンド入力を必要としないユーザインタフェースによって行うことが可能である。
すなわち、一般ユーザ3は、連携シナリオの作成開始後、要素サービスAを呼び出し、次に要素サービスBを呼び出すという指示を、シナリオ作成部14に出力するのみで、シナリオ作成部14は、図6に示すように、連携シナリオを作成するための、順番の設定処理、及び要素サービスデータベース17から要素サービスの読み出しを行う。このため、一般ユーザ4は、端末の表示画面において、GUIフロー図にて、要素サービスを選択して、シナリオ作成部14に、連携シナリオの作成を指示するだけで十分である。
ユーザは図5(a)に示すように、要素サービスA,B,C,Dからなる連携シナリオST1を作成する場合、以降、同様に、図6に示すように、順次、要素サービスBの後に要素サービスC、要素サービスCの後に要素サービスDをGUIフロー図にて選択し、表示画面のGUIフロー図において、要素サービスDを以て連携シナリオST1における要素サービスの選択が終了したことを、シナリオ作成部14に指示する(S123)。
すなわち、ユーザが端末の表示画面におけるGUIフロー図にて、要素サービスの選択処理が終了したことを示すボタンをクリックすることにより、要素サービスの選択が終了した選択終了信号がシナリオ作成部14に対して出力(送信)される。
そして、上述したように、一般ユーザ4が連携シナリオST1の作成が終了した旨をシナリオ作成部14に対して通知した後、シナリオ作成部14はシナリオ文生成検証部19に対して、連携シナリオの生成処理を指示する制御信号を出力する。
これにより、シナリオ文生成検証部19は、連携シナリオST1の構成(要素サービスの並び)のシナリオ文(連携シナリオの記述)を自動生成する(S124)。
ここで、シナリオ文生成検証部19は、図6に示す各要素サービスの並び順に従い、前段の要素サービスと後段の要素サービスとの組合せ毎に、各入力情報と出力情報とに対応した要素サービス連結情報を、要素サービス連結情報データベース18から読みだし、図4のように対応付けを行い、前後の要素サービス間に介挿する。
シナリオ文生成検証部19は、要素サービス連結情報データベース18において、要素サービス毎に対応して記憶されている後段の要素サービスの呼び出し方法に関する情報により、連携シナリオにおいて必要となる要素サービスの呼び出し方法に対応したシナリオの構文を生成する。
例えば、シナリオ文生成検証部19は、上記要素サービスが入力のみを有するか、または出力のみを有するか、あるいは入力及び出力の双方を有するかのいずれかによって異なる、連携シナリオにおける要素サービスの呼び出し命令を選択して記述する。
または、シナリオ文生成検証部19は、要素サービスの呼び出し方法として、各要素サービスの処理特性に応じて、while文のような繰り返し構造や、if-then-else文のような判断処理を、上記呼び出し命令に付随させて付加(あるいは記述)する。
上述した連携シナリオにおけるシナリオ文の記述形式は、ビジネスフロー記述言語BPELや例えば、特開2005−250844号公報に記載されたサービステンプレート(Service Template)などに準拠することが出来る。このサービステンプレートをもとに、要求された時点において要素サービスを探し、得られた要素サービスを組み合わせてサービス合成をして連携シナリオとしてサービスを提供している。従って、ユビキタス環境では、要素サービスの詳細なインタフェース情報が事前に判明していることはない。ユビキタス環境では、要求もとの環境において要素サービスを発見した時点で、発見した要素サービスの具体的なメソッド名、パラメータ名、データ型名が初めてわかる。このため、BPELのように、個々の要素サービスを予め特定しておかず、サービステンプレートには、メソッド名、パラメータ名、データ型名などは抽象的に記述しておく。
以下、サービステンプレートは要素サービスについて抽象的に記述しておき、サービステンプレートに基づきサービス合成を行う方法について、具体例をあげて説明する。
まず、サービステンプレートには、要素サービスがカテゴリ分類されていることを前提に、組み合わせる要素サービスのカテゴリを記述する。個々の要素サービスに依存する名称などは記述しない。
また、パラメータについても、カテゴリ毎等の単位で標準的パラメータ名称が規定されていることを前提に、規定されている標準的パラメータで記述しておく。ユビキタス環境におけるサービス合成では、標準的なパラメータ名で個々の要素サービスを呼び出すので、各々の要素サービスに対する個別のパラメータ名へのマッピングが必要となる。従って、サービステンプレートは、図8に示すように記述される。
このような、高級プログラム言語のようなプログラムライクに、要素サービスのカテゴリと、要素サービスの呼び出し順と、呼び出す際の呼び出しパラメータへの値の設定とに着目してサービステンプレートを記述する方法は、オペレーション指向記述と呼ばれている。
また、上述した記載において、一般ユーザ4は、要素サービスAを呼び出し次に要素サービスBを呼び出す等ということだけを、シナリオ作成部14に対して指示することを示した。このステップS124において、シナリオ作成部14は、検索部104を介して、要素サービス連結情報を参照し、要素サービスAの後に要素サービスBを連結するために実際に必要となる図4のようなパラメータ変換処理を含むシナリオ文を生成する。
次に、シナリオ文生成検証部19は、生成された連携シナリオにおけるシナリオ文が、シナリオ文に含まれ、処理として利用する要素サービスが、付属的に有する品質情報を参照するか、または他の連携シナリオ作成支援システムが管理する要素サービスに関する品質管理情報を参照するか、もしくは生成した連携シナリオのシナリオ文をシナリオ実行エンジン2によって一時的に実行することによって、そのログファイルの品質管理情報を参照して、シナリオ文が実際に有効に機能するか否か、さらにはシナリオ文のサービス品質(QoS:Quality of service)を検証する(ステップS125)。
そして、シナリオ文生成検証部19は、上述したように、検証した連携シナリオのシナリオ文を、シナリオデータベース10に記憶する(S126)。
なお、シナリオ作成部14は、シナリオデータベース10にアクセスすることが出来るようになっており、ステップS122において一般ユーザ4が連携シナリオを作成する際、他ユーザ(例えば、知識ユーザ3)が作成した連携シナリオを表示画面に表示させる。
これにより、ユーザは、表示画面に表示された連携シナリオを参照して、その連携シナリオをテンプレートとして、部分的に変更して編集し(再利用し)、例えば、連携シナリオにおける要素サービスの種類や呼出順序などを自身用に変更して、自身の新たな連携シナリオを作成することができる。
<シナリオ管理・実行指示部13が起動された場合>
上記ステップS102において、ユーザ(知識ユーザ3あるいは一般ユーザ4)がシナリオ管理・実行指示部13の支援処理を選択し、選択部12がシナリオ管理・実行指示部13を起動した場合、以下に示すように、シナリオ管理・実行指示部13は、ユーザに指令された連携シナリオを実行するよう、シナリオ実行エンジン2に対して指示する(実行開始及び実行停止を制御する)機能部である。シナリオ作成部14と同様に、要素サービス連結情報作成部15と異なり、知識ユーザ3に限らず、Webサービスに関する知識や技能を全く有さない一般ユーザ4も該機能部を利用することが出来る。
上述したように、ステップS102において、選択部12により、シナリオ管理・実行指示部13の処理に進むことが選択された場合、シナリオ管理・実行指示部13は、起動し、一般ユーザ3が連携シナリオを含むサービスの実行指示や実行状況管理を行う際に用いるGUIを、ユーザの端末の表示画面に表示する(ステップS111)。
次に、一般ユーザ10は、例えば、画面誘導に従い、シナリオ作成部14において作成された連携シナリオST1を実行することを、端末のGUIにより、シナリオ管理・実行指示部13に対して指示する。
これにより、シナリオ管理・実行指示部13は、入力される連携シナリオの識別情報と、その連携シナリオを実行することを示す制御情報をシナリオ実行エンジン2に対し、ネットワークIを介して送信する。
そして、シナリオ実行エンジン2は、制御情報を入力すると、シナリオデータベース10にアクセスし、入力される識別情報に対応する連携シナリオを、該シナリオデータベース10から読みだし、読み出した連携シナリオST1のシナリオ文を参照し、該シナリオ文に従い連携シナリオの実行を開始する(ステップS112)。
また、シナリオ管理・実行指示部13は、ユーザ、例えば一般ユーザ4から端末のGUIを介して、実行指示をした後の連携シナリオST1の動作状況を確認する制御信号が入力されると、シナリオ実行エンジン2に対してアクセスし、動作状況の情報を送信するよう要求する制御信号を送信する。
これにより、シナリオ実行エンジン2は、上記制御信号が入力されると、実行中の連携シナリオST1の動作状況をログファイル等により検出し、動作状況の情報をシナリオ管理・実行指示部13へ送信する。
そして、シナリオ管理・実行指示部13は、シナリオ実行エンジン3から入力される動作状況の情報を、ユーザの端末に送信し、表示画面に対してGUIにより、動作状況の表示を行う。
このように、一般ユーザ4は、端末の表示画面によって、実行指示後において、連携シナリオST1が動作しているか否を確認することができる。
また、シナリオ管理・実行指示部13は、ユーザ、例えば一般ユーザ4から端末のGUIを介して、実行指示をした連携シナリオST1の実行停止を要求する制御信号が入力されると、シナリオ実行エンジン2に対してアクセスし、連携シナリオST1の実行を停止する制御信号を出力する。
このとき、シナリオ実行エンジン2は、該制御信号を入力すると、連携シナリオST1の実行を停止するとともに、シナリオ管理・実行指示部13に対して連携シナリオST1を停止したことを通知する。
そして、シナリオ管理・実行指示部13は、シナリオ実行エンジン3から入力される実行停止の情報を、ユーザの端末に送信し、表示画面に対してGUIにより、動作状況の表示を行う。
このように、一般ユーザ4は、端末の表示画面によって、表示画面のGUIにおける画面誘導に従い、動作中の連携シナリオST1を停止させることを、シナリオ管理・実行指示部13に対して指示することにより、シナリオ実行エンジン2における連携シナリオST1の実行を停止することができる。
以上、図1及び図2に示す連携シナリオ作成支援システム1において、図5(a)に示す要素サービスが直列に記述された連携シナリオST1の作成を支援する形態について説明してきた。
しかしながら、類似の連携シナリオの構成の形態として、図5(b)に示す連携シナリオST2のように、要素サービスBの後段として、要素サービスC及び要素サービスDを並列的に呼び出す構成の連携シナリオも、上述してきた本実施形態による連携シナリオ作成支援システム1の仕組みにおいて作成することができる。
なお、図2におけるユーザログイン部11,選択部12,シナリオ管理・実行監視部13,シナリオ作成部14,要素サービス連結情報作成部15,検索部16及びシナリオ文生成検証部19の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより連携シナリオ作成支援の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態の連携シナリオ作成支援システム1の構成を示す概念図である。 図1における本実施形態による連携シナリオ作成支援システム1の構成例を示すブロック図である。 図2における連携シナリオ作成支援システムの動作例を示すフローチャートである。 本実施形態における各要素サービス間のデータ変換を行う要素サービス連結情報の概念を示す概念図である。 連携シナリオの構成例を示す概念図である。 要素サービスを順次選択して連携シナリオを生成する様子を表す概念図であ
符号の説明
1…連携シナリオ作成支援システム
2…シナリオ実行エンジン
3…知識ユーザ
4…一般ユーザ
10…シナリオデータベース
11…ユーザログイン部
12…選択部
13…シナリオ管理・実行指示部
14…シナリオ作成部
15…要素サービス連結情報作成部
16…検索部
17…要素サービスデータベース
18…要素サービス連結情報データベース
19…シナリオ文生成検証部
200…要素サービス群
200a…要素サービス

Claims (9)

  1. ネットワークを介して利用することが可能な複数の要素サービスを連携させて動作させる際に使用する連携シナリオの作成を支援する連携シナリオ作成支援システムであって、
    各要素サービスのサービス内容,入力情報及び出力情報を含む要素サービス情報を記憶する要素サービスデータベースと、
    要素サービスデータベースから利用者が指定した第1及び第2の要素サービスの要素サービス情報を読み出し、これらに基づいて前記利用者の生成した、第1の要素サービスの出力情報と第2の要素サービスの入力情報との間のデータのフォーマットの整合を行う要素サービス連結情報を、要素サービス連結情報データベースへ書き込む要素サービス連結情報作成部と、
    利用者が画面に表示された連携シナリオフロー図に従って順次選択した要素サービスを、選択した順に要素サービスの呼出順序を設定するシナリオ作成部と、
    該シナリオ作成部にて作成された要素サービスの呼出順序に従い、連続する各要素サービスの出力情報及び入力情報の組合せに対応する要素サービス連結情報を、前記要素サービス連結情報データベースを参照して読みだし、要素サービス間に介挿して連携シナリオを生成するシナリオ文生成検証部と
    を有することを特徴とする連携シナリオ作成支援システム。
  2. シナリオ文生成検証部が生成した連携シナリオを記憶する連携シナリオデータベースをさらに有し、
    前記シナリオ作成部が、
    利用者の選択する既に生成された既生成連携シナリオを前記連携シナリオデータベースから読み出し、
    画面に表示された連携シナリオフロー図に従い、前記既生成連携シナリオを部分的に編集して変更された順序を、要素サービスの呼出順序として設定することを特徴とする請求項1記載の連携シナリオ作成支援システム。
  3. 前記要素サービス連結情報作成部が、第1の要素サービスの出力情報のパラメータ名と、第2の要素サービスの入力情報のパラメータ名とを比較し、第1の要素サービスの出力情報と第2の要素サービスの入力情報との間の対応付けを行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の連携シナリオ作成支援システム。
  4. 前記要素サービス連結情報作成部が、第1の要素サービスの出力情報に関係づけられたメタ情報と、第2の要素サービスの入力情報に関係付けられたメタ情報とを比較し、第1の要素サービスの出力情報と第2の要素サービスの入力情報との間の対応付けを行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の連携シナリオ作成支援システム。
  5. 前記連携シナリオに従って、要素サービスを順次実行するシナリオ実行エンジンをさらに有し、
    シナリオ文生成検証部が、前記シナリオ実行エンジンに対し、作成した連携シナリオを実行させ、各要素サービスの実行結果を検証してサービス品質を確認することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の連携シナリオ作成支援システム。
  6. ネットワークを介して利用することが可能な複数の要素サービスを連携させて動作させる際に使用する連携シナリオの作成を支援する連携シナリオ作成支援システムにおける連携シナリオ作成支援方法であって、
    各要素サービスのサービス内容,入力情報及び出力情報を含む要素サービス情報を要素サービスデータベースへ記憶する記憶過程と、
    要素サービス連結情報作成部が、要素サービスデータベースから利用者の指定した第1及び第2の要素サービスの要素サービス情報を読み出し、利用者の作成した第1の要素サービスの出力情報と第2の要素サービスの入力情報との間のデータフォーマットの整合を行う要素サービス連結情報を要素サービス連結情報データベースへ書き込む要素サービス連結情報作成過程と、
    シナリオ作成部が、利用者が画面に表示された連携シナリオフロー図に従って順次選択した要素サービスを、選択した順に要素サービスの呼出順序を設定するシナリオ作成過程と、
    シナリオ文生成検証部が、該シナリオ作成部にて作成された要素サービスの呼出順序に従い、連続する各要素サービスの出力情報及び入力情報の組合せに対応する要素サービス連結情報を、前記要素サービス連結情報データベースを参照して読みだし、連携シナリオを生成するに対応するシナリオ文生成過程と
    を有することを特徴とする連携シナリオ作成支援方法。
  7. シナリオ文生成検証部が生成した連携シナリオを、連携シナリオデータベース記憶する過程と、
    前記シナリオ作成部が、利用者の選択する既に生成された既生成連携シナリオを前記連携シナリオデータベースから読み出し、画面に表示された連携シナリオフロー図に従い、前記既生成連携シナリオを部分的に編集して変更された順序を、要素サービスの呼出順序として設定する過程と
    を有することを特徴とする請求項6記載の連携シナリオ作成方法。
  8. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の連携シナリオ作成支援システムとして、コンピュータを機能させるための連携シナリオ作成支援プログラム。
  9. 請求項8のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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