JP5370029B2 - 統合管理装置、統合管理システム、統合管理方法、統合管理プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

統合管理装置、統合管理システム、統合管理方法、統合管理プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、複数のソフトウェアを統合管理する統合管理装置、統合管理システムに関し、特に、ソフトウェアにより実現される機能を連携する技術に関するものである。
近年、オフィス環境には、サーバ・クライアント型のソフトウェア製品が導入され、様々な機能が提供されている。その中には、MFP(Multifunction Peripheral)やLP(Laser Printer)などの導入機器の運用・保守を支援する機能がある。例えば、収集した機器情報を基に導入機器を管理する機器管理機能、導入機器を用いたデータ配信ワークフローを実現する配信機能、導入機器の利用許可を制御する認証機能などがそれにあたる。これらの機能を実現するソフトウェア製品は、同一ソフトウェアベンダ内における異なる開発部門や異なるソフトウェアベンダで開発され提供されている。
オフィス環境では、このような様々な環境で開発され提供される複数のソフトウェア製品による機能を連携し、統合管理することが望まれる。
そこで、例えば、特許文献1には、連携対象の登録・変更を容易にすることを目的として、連携対象となる外部システム用のメニューを追加・削除する手段を有し、追加メニューから該当する外部システムを起動・実行することができる統合管理サーバに係る技術が開示されている。
しかしながら、従来の統合管理では、ソフトウェアにより実現される機能の補完的・相互的な利用を目的とした機能連携が困難であった。
補完的な利用とは、複数のソフトウェアにおいて実現される同一機能を補完利用することである。一方、相互的な利用とは、複数のソフトウェアにより実現される異なる機能を相互利用することである。
ソフトウェアベンダが提供するソフトウェア製品は、多様化するユーザの要求に応える手段としてコンポーネント化され、サードベンダや導入企業のIT(Information Technology)部門などの外部に対して、プログラムインタフェースを公開することで提供されている。このように提供されるプログラムインタフェースは、ソフトウェアベンダが提供するプラットフォーム上を動作環境としているものが多い。
そのため、提供されるプログラムインタフェースの動作環境の違いから、上記補完的・相互的な利用を目的とした機能連携を実現することは困難である。
本発明は上記従来技術の問題点を鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、ソフトウェア間において、補完的・相互的な利用を目的とした機能連携が行える統合管理装置、統合管理システム、統合管理方法、統合管理プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る統合管理装置は、外部にプログラムインタフェースを公開し機能を実現する1又は複数のソフトウェアが動作する情報処理装置と、所定のデータ伝送路で接続される統合管理装置であって、前記ソフトウェアから、機能連携用の設定情報や拡張プログラムを含む連携ソフトウェア部品を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した連携ソフトウェア部品を解析し、解析結果を得る解析手段と、機能提供要求に応じて、前記解析手段により得た解析結果に基づき、前記拡張プログラムを実行し、前記ソフトウェアが提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行う実行手段と、を有している。
このような構成によって、本発明に係る統合管理装置は、機能を実現するソフトウェアから、機能連携用の設定情報や拡張プログラムを含む連携ソフトウェア部品を取得する。統合管理装置は、取得した連携ソフトウェア部品を解析し、連携情報の解析結果を得る。統合管理装置は、機能提供要求に応じて、解析結果に基づき拡張プログラムを実行し、ソフトウェアが提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行う。
これによって、本発明に係る統合管理装置は、ソフトウェアが提供するプログラムインタフェースの動作環境の違いを意識することなく機能連携を実現できる。その結果、ソフトウェア間において、補完的・相互的な利用を目的とした機能連携が行える。
上記目的を達成するため、本発明に係る統合管理システムは、外部にプログラムインタフェースを公開し機能を実現する1又は複数のソフトウェアが動作する情報処理装置と、前記ソフトウェアを統合管理する統合管理装置とが、所定のデータ伝送路で接続される統合管理システムであって、前記統合管理装置が、前記ソフトウェアから、機能連携用の設定情報や拡張プログラムを含む連携ソフトウェア部品を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した連携ソフトウェア部品を解析し、解析結果を得る解析手段と、機能提供要求に応じて、前記解析手段により得た解析結果に基づき、前記拡張プログラムを実行し、前記ソフトウェアが提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行う実行手段と、を有している。
上記目的を達成するため、本発明に係る統合管理方法は、外部にプログラムインタフェースを公開し機能を実現する1又は複数のソフトウェアが動作する情報処理装置と、所定のデータ伝送路で接続される統合管理装置における統合管理方法であって、前記ソフトウェアから、機能連携用の設定情報や拡張プログラムを含む連携ソフトウェア部品を取得する取得手順と、前記取得手順により取得した連携ソフトウェア部品を解析し、解析結果を得る解析手順と、機能提供要求に応じて、前記解析手順により得た解析結果に基づき、前記拡張プログラムを実行し、前記ソフトウェアが提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行う実行手順と、を有している。
このような手順によって、本発明に係る統合管理方法は、機能を実現するソフトウェアから取得した、機能連携用の設定情報や拡張プログラムを含む連携ソフトウェア部品を解析し、機能提供要求に応じて、得られた解析結果に基づき拡張プログラムを実行し、ソフトウェアが提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行うと言う動作を実現する。
これによって、本発明に係る統合管理方法は、ソフトウェア間において、補完的・相互的な利用を目的とした機能連携が可能な環境を提供できる。
本発明によれば、機能を実現するソフトウェアから、機能連携用の設定情報や拡張プログラムを含む連携ソフトウェア部品を取得し、取得した連携ソフトウェア部品を解析することで、ソフトウェア間において、補完的・相互的な利用を目的とした機能連携が行える統合管理装置、統合管理システム、統合管理方法、統合管理プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る統合管理システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る統合管理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るソフトウェア統合による機能連携の動作例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るソフトウェア統合を実現するソフトウェア構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るソフトウェア統合管理機能の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る連携情報の解析を行う処理手順例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る連係情報を解析する動作例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るソフトウェア統合により機能連携を行う処理手順例を示すシーケンス図である。 本発明の変形例に係る統合管理システムの構成例(その1)を示す図である。 本発明の変形例に係るソフトウェア統合管理機能の構成例(その1)を示す図である。 本発明の変形例に係る統合管理システムの構成例(その2)を示す図である。 本発明の変形例に係るソフトウェア統合管理機能の構成例(その2)を示す図である。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下「実施形態」と言う)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
本実施形態に係る複数のソフトウェアを統合管理するシステムの構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る統合管理システム1の構成例を示す図である。
図1には、各種ソフトウェアを搭載したサーバA300a,サーバB300b,サーバN300nなどの複数のサーバ(情報処理装置)300と、ユーザが情報閲覧や操作要求を行うユーザ端末A200a,ユーザ端末B200b,ユーザ端末N200nなどの複数のユーザ端末(情報処理装置)200との間に、統合管理装置(統合管理サーバ)100が介在する統合管理システム1の構成例が示されている。このような構成により、統合管理装置100は、ユーザに対して、サーバ300が搭載ソフトウェアにより実現する機能を統合・管理でき、一元的なサービス提供を実現する。つまり、ユーザは、ユーザ端末200を介して統合管理装置100にアクセスすることで、システム上で動作する各種ソフトウェアにより提供されるサービスを受けることができる。
よって、ソフトウェアの統合は、統合管理装置100により行われ、統合管理装置100は、ユーザに対して、一元化されたソフトウェア管理に係るサービス(ソフトウェア統合管理機能)を提供することができる。
なお、図1には、システム内に複数のサーバ300が設置されている例を示したが、この構成に本発明は限定されるものではない。本実施形態において統合管理を行う対象は、ソフトウェアである。そのため、1つのサーバ内に、複数のソフトウェアがインストールされている場合もある。このような場合、統合管理装置100は、サーバ上で動作する複数のソフトウェアを統合管理する。
<ハードウェア構成>
次に、上記ソフトウェア統合管理機能が動作する統合管理装置100のハードウェア構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る統合管理装置100のハードウェア構成例を示す図である。
図2に示すように、統合管理装置100は、入力装置101、表示装置102、ドライブ装置103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、インタフェース装置107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボード及びマウスなどを含み、統合管理装置100に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、ディスプレイなどを含み、統合管理装置100による処理結果(例えば「ソフトウェア統合管理に係る情報」)などを表示する。
インタフェース装置107は、統合管理装置100をネットワークなどの所定のデータ伝送路に接続するインタフェースである。よって、統合管理装置100は、インタフェース装置107を介して、ユーザ端末200やサーバ300とデータ通信を行うことができる。
HDD108は、各種プログラム及びデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラム及びデータには、例えば、統合管理装置100全体を制御する情報処理システム(例えば「Windows(登録商標)」や「UNIX(登録商標)」などの基本ソフトウェアであるOS(Operating System))、及び情報処理システム上において各種機能(例えば「ソフトウェア統合管理機能」)を提供するアプリケーションなどがある。また、HDD108は、格納している上記プログラム及びデータを、所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
ドライブ装置103は、着脱可能な記録媒体103aとのインタフェースである。これにより、統合管理装置100は、ドライブ装置103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、統合管理装置100が起動されるときに実行されるBIOS(Basic Input/Output System)や、統合管理装置100のシステム設定及びネットワーク関連設定などのデータが格納されている。
RAM104は、上記各種記憶装置から読み出されたプログラム及びデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。CPU106は、上記RAM104上に読み出したプログラムを実行することにより、統合管理装置100の全体制御及び各種搭載機能の動作を実現する。
このようなハードウェア構成により、統合管理装置100は、例えば、HDD108からRAM104上に読み出したプログラム(搭載機能を実現するソフトウェア部品)をCPU106により実行し、搭載機能を実現することができる。
また統合管理装置100は、上記ハードウェア構成からも分かるようにPC(Personal Computer)などと略同一の構成をしている。
<ソフトウェア統合管理機能>
本実施形態に係るソフトウェア統合管理機能について説明する。
本実施形態に係る統合管理装置100では、機能を実現するソフトウェアから、機能連携用の設定情報や拡張プログラムを含む連携ソフトウェア部品を取得する。統合管理装置100は、取得した連携ソフトウェア部品を解析し、解析結果を得る。統合管理装置100は、機能提供要求に応じて、解析結果に基づき拡張プログラムを実行し、ソフトウェアが提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行う。統合管理装置100は、このような機器管理機能を有している。
ここで、ソフトウェア統合による機能連携について説明する。
図3は、本実施形態に係るソフトウェア統合による機能連携の動作例を示す図である。
図3には、補完的な利用を目的とした機能連携の動作例が示されている。例えば、図3に示す統合管理装置100は、サーバA300a(スキャン文書配信サーバ)が有するスキャン文書配信機能と、サーバB300b(機器管理サーバ)が有する機器管理機能とを、ユーザに対して提供する。
このシステム環境下で、ユーザが、ユーザ端末A200aから統合管理装置100に対して、スキャン文書配信機能の機器一覧表示を要求したとする。
このような場合、図3(A)に示すように、統合管理装置100は、サーバA300a(スキャン文書配信サーバ)に対して、保有する機器一覧情報に基づく一覧表示画面の生成を要求し、生成された画面をユーザ端末A200aに送信する。これにより、ユーザは、スキャン文書配信機能の機器一覧を閲覧することができる。
このようにして閲覧可能な機器一覧情報は、機器管理機能が動作するサーバB300b(機器管理サーバ)も保有している。つまり、図3に示すシステム1では、各サーバ300a,300bにおいて、機器一覧情報が多重管理されている。これは、記憶リソースの無駄な消費に繋がり、かつ情報の管理作業を複雑にする。また、サーバB300b(機器管理サーバ)は、定期的に各機器から機器情報を取得し、当該機器情報を更新することで、機器を管理しているため、最新の機器一覧情報を保有している。このことから、サーバ300a(スキャン文書配信サーバ)が保有する機器一覧情報を、サーバB300b(機器管理サーバ)が保有する最新の機器一覧情報と同期させる必要がある。
そこで、本実施形態では、図3(B)に示すようなソフトウェア統合による機能連携を実現する。
統合管理装置100は、ユーザからスキャン文書配信機能の機器一覧表示要求を受け付けると、機能連携に係る設定に従って、サーバB300b(機器管理サーバ)から機器一覧情報を取得する。続いて、統合管理装置100は、取得した機器一覧情報を、サーバA300a(スキャン文書配信サーバ)に送信し、送信した機器一覧情報に基づく一覧表示画面の生成を要求する。その結果、統合管理装置100は、サーバA300a(スキャン文書配信サーバ)から生成された画面を受信し、ユーザ端末A200aに送信する。
このように、図3(B)に示すシステム1では、統合管理装置100を介して、サーバB300b(機器管理サーバ)が保有する機器一覧情報を、サーバA300a(スキャン文書配信サーバ)が補完利用できる。本実施形態では、このようなソフトウェア統合による機能連携を実現する。なお、ここでは補完的な利用についてのみ図を用いて説明を行ったが、本実施形態では、相互的な利用を目的とした機能連携も実現する。
ここで問題となるのが、機能を実現するソフトウェアが提供するプログラムインタフェースの動作環境の違いである。ここで言う「プログラムインタフェース」とは、例えば、API(Application Program Interface)などである。
例えば、上記スキャン文書配信機能を実現するソフトウェア製品と上記機器管理機能を実現するソフトウェア製品とを提供するソフトウェアベンダが異なる場合には、これらのソフトウェアが提供するプログラムインタフェースの動作環境も異なる。また、同一ベンダであっても、それぞれのソフトウェア製品の開発部門が異なり、互いの動作環境の互換性を考慮して開発していない場合には、同様のことが考えられる。
上述したような機能連携は、機能を実現するソフトウェアが提供するプログラムインタフェースを介する(利用する)ことにより実現される。例えば、統合管理装置100は、スキャン文書配信機能が機器一覧表示の際に、機器管理機能が用いる機器一覧情報を利用する場合、次のようなプログラムインタフェースを利用した処理を行わなければならない。統合管理装置100は、機器管理機能を実現するソフトウェアが提供するプログラムインタフェースを利用して機器一覧情報を取得し、取得した機器一覧情報を、スキャン文書配信機能を実現するソフトウェアが提供するプログラムインタフェースに渡し、一覧画面の生成を要求する。このような場合、プログラムインタフェースの動作環境の違いは、上記機能連携の実現を困難なものとする。
そこで、本実施形態に係る統合管理装置100では、機能を実現するソフトウェアから、機能連携用の設定情報や拡張プログラムを含む連携ソフトウェア部品を取得し、取得した連携ソフトウェア部品の解析結果により、プログラムインタフェースの動作環境の違いを吸収する。
これによって、本実施形態に係る統合管理装置100では、ソフトウェア間において、補完的・相互的な利用を目的とした機能連携を実現する。
以下に、上記ソフトウェア統合管理機能の構成とその動作について説明する。
図4は、本実施形態に係るソフトウェア統合を実現するソフトウェア構成例を示す図である。
図4に示すように、サーバ300は、外部に公開するプログラムインタフェースを有する機能実現プログラムであるソフトウェア31と、連携ソフトウェア部品32とを有している。連携ソフトウェア部品32は、ソフトウェア31が提供するプログラムインタフェースを統合管理装置100における機能連携で利用するために必要な設定情報や拡張プログラムを含む。具体的には、機能連携に必要な各種情報が設定されている連携設定ファイル321(機能連携用の設定情報)、及びソフトウェア31が提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携処理を行う拡張プログラムである連携プラグイン322(機能連携用の拡張プログラム)が含まれる。
統合管理装置100は、ソフトウェア統合による機能連携を実現するための動作環境を提供する統合管理プラットフォーム21を有している。統合管理プラットフォーム21は、起動時にサーバ300から上記連携ソフトウェア部品32をロードする。これにより、統合管理プラットフォーム21では、例えば、上記連携設定ファイル321の設定情報に基づき上記連携プラグイン322を動作させることができる。
本実施形態に係る統合管理システム1では、上記ソフトウェア構成により、ソフトウェア統合管理機能を実現する。なお、本実施形態では、上述のように、連携対象の機能を実現するソフトウェアの提供側から、連携ソフトウェア部品32を提供してもらうことを前提としている。そのため、統合管理プラットフォーム21の仕様について、上記ソフトウェアの提供側に開示する必要がある。
図5は、本実施形態に係るソフトウェア統合管理機能の構成例を示す図である。
本実施形態に係る統合管理装置100は、上記統合管理プラットフォーム21を動作させることで、連携ソフトウェア部品取得部41、連携情報保持部42、連携情報解析部43、要求受付部44、連携動作実行部45、及び機能提供部46などの各機能部を有する。
これらの機能部は、主に「機能連携に係る情報の取得・解析を行う機能」と「機能連携を実行する機能」とに大別される。
「機能連携に係る情報の取得・解析を行う機能」は、連携ソフトウェア部品取得部41、連携情報保持部42、及び連携情報解析部43により行われる。
連携ソフトウェア部品取得部41は、所定のデータ伝送路を介して、サーバ300で動作するソフトウェア31から、連携ソフトウェア部品32を取得する機能部である。これにより、統合管理装置100には、各ソフトウェア31に対応してソフトウェアベンダが用意した連携設定ファイル321及び連携プラグイン322が取得される。連携ソフトウェア部品取得部41は、例えば、統合管理システム1に新たなサーバ300が導入された場合や、サーバ300に新たなソフトウェア31がインストールされた場合など、所定のタイミングで連携ソフトウェア部品32を取得する。
このようにして取得された連携ソフトウェア部品32は、連携ソフトウェア部品取得部41により、機能連携に係る情報を保持する連携情報保持部42に格納され保持される。
連携情報保持部42は、統合管理装置100が備える記憶装置(例えば「HDD」)の所定の記憶領域にあたる。連携情報保持部42には、例えば、上記連携ソフトウェア部品32、及び連携ソフトウェア部品32の解析結果などが、ソフトウェア31ごとに関連付けて保持される。
連携情報解析部43は、連携情報保持部42で保持する連携ソフトウェア部品32を解析し、解析結果を得る機能部である。連携情報解析部43による具体的な解析処理については、図6及び図7を用いて説明する。
図6は、本実施形態に係る連携情報の解析を行う処理手順例を示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、連携情報解析部43は、連携情報保持部42にアクセスし、保持する連携ソフトウェア部品32の中に、未解析の連携設定ファイル321が存在するか否かを判定する(ステップS101)。上述したように、連携情報保持部42には、連携ソフトウェア部品32が解析済みの場合、連携ソフトウェア部品32と解析結果とが関連付けて保持されている。このことから、連携情報解析部43は、連携情報保持部42にアクセスし、解析結果が関連付けられていない連携ソフトウェア部品32の存在を確認することで上記判定を行う。
連携情報解析部43は、未解析の連携設定ファイル321が存在しないと判定された場合(ステップS101:NO)、処理を終了する。
一方、連携情報解析部43は、未解析の連携設定ファイル321が存在すると判定された場合(ステップS101:YES)、該当する連携設定ファイル321をロードする(ステップS102)。
連携情報解析部43は、ロードした連携設定ファイル321の内容を解析する(ステップS103)。
図7は、本実施形態に係る連係情報を解析する動作例を示す図である。
図7には、スキャン文書配信機能の連携設定ファイル321a、及び機器管理機能の連携設定ファイル321bを解析対象とした場合の動作例が示されている。
図7に示すように、スキャン文書配信機能の連携設定ファイル321aには、IP(Internet Protocol)アドレス、URL(Uniform Resource Locator)、認証と言った機能連携時のアクセスに必要な情報が設定されている。また、連携設定ファイル321aには、スキャン文書配信機能の機器一覧表示が機器管理機能により補完される連携処理が設定されている。この連携処理の設定に対応して、スキャン文書配信機能の連携ソフトウェア部品32aでは、入力された機器一覧情報を、スキャン文書配信機能で使用するのに適したデータ形式に変換する処理が規定された連携プラグイン322aを有している。
また、機器管理機能の連携設定ファイル321bには、上記スキャン文書配信機能の連携設定ファイル321aと同様に、機能連携時のアクセスに必要な情報が設定されている。また、連携設定ファイル321bには、スキャン文書配信機能の機器一覧表示を補完する連携処理が設定されている。この連携処理の設定に対応して、機器管理機能の連携ソフトウェア部品32bでは、機器一覧情報をスキャン文書配信機能が利用可能な汎用的なデータ形式に変換する処理が規定された連携プラグイン322bを有している。
連携情報解析部43は、このような連携設定ファイル321a,321bの上記設定内容を解析する。その結果、連携情報解析部43は、解析結果51を得る。図7には、「スキャン文書配信機能の機器一覧表示が、機器管理機能が有する機器一覧情報により補完され、このとき、連携プラグイン322bの出力を、連携プラグイン322aに入力する」と言う、上記設定内容の解析結果51の例が示されている。なお、連携プラグイン322をJava(登録商標)により実装することを前提とした場合には、POJO(Plain Old Java Object)のみを利用してデータ形式の受け渡しを実現している。
このようにして、連携情報解析部43は、上記設定内容の解析により、ソフトウェア31の提供側からの機能連携に係る設定(「要求機能実現のために利用される連携機能の有無」や「具体的な連携方法」を含む設定)を得る。
図6に戻り、ステップS104からの処理手順について説明する。
連携情報解析部43は、解析により得られた機能連携に係る設定を保存する(ステップS104)。連携解析部43は、解析結果51を、解析対象である連携ソフトウェア部品32と関連付けて連携情報保持部42に格納する。
連携情報解析部43は、解析対象である連携ソフトウェア部品32に含まれる連携プラグイン322をロードし(ステップS105)、ステップS101の判定手順へと移行する。よって、連携情報解析部43は、未解析の連携設定ファイル321が存在する間、順に上記解析処理を行い、解析結果51を得る。
なお、連携ソフトウェア部品32は、ソフトウェア31の提供側(ソフトウェアベンダ)により変更・更新される場合がある。このような場合、連携情報解析部43は、例えば、フラグ制御により、ステップS101の判定を行う。連携情報保持部42は、連携ソフトウェア部品32に関連付けて更新フラグを保持している。連携ソフトウェア部品取得部41が、更新された連携ソフトウェア部品32を取得した場合、連携ソフトウェア部品32を連携情報保持部42に格納するときに、更新フラグをたてる。これにより、連携情報解析部43では、更新フラグを参照し、未解析の連携設定ファイル321が存在するか否かを判定できる。
図5に戻り、「機能連携を実行する機能」について説明する。「機能連携を実行する機能」は、要求受付部44、連携動作実行部45、及び機能提供部46により行われる。
要求受付部44は、ユーザからの機能提供に係る要求を受け付ける機能部である。機能提供に係る要求には、上述したように、スキャン文書配信機能の機器一覧表示要求などがあり、ユーザ端末200から要求される。
連携動作実行部45は、連携情報解析部43による解析結果51に基づき、該当する連携プラグイン322(機能連携用の拡張プログラム)を実行することで、ソフトウェア31が提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行う機能部である。連携動作実行部45は、要求受付部44により受け付けた機能提供要求に応じて機能連携を実行する。連携動作実行部45は、要求を受け付けると、連携情報保持部42にアクセスし、保持される解析結果51を参照する。連携動作実行部45は、解析結果51に基づき、要求機能実現のために、補完的・相互的に利用される連携機能(ソフトウェア31が提供する機能)が存在するか否かを判定する。連携動作実行部45は、連携機能が存在する場合、機能連携に係る設定に従って、該当する連携プラグイン322(機能連携用の拡張プログラム)を実行し、ソフトウェア31が提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行う。
機能提供部46は、連携動作実行部45により実行された機能連携で実現した要求機能を、要求元に提供する機能部である。機能提供部46は、例えば、要求受付部44が、スキャン文書配信機能の機器一覧表示要求を受け付けた場合、連携動作実行部45による機能連携で生成された機器一覧情報の表示画面データをユーザ端末200に送信することで機能提供を行う。
このように、本実施形態に係るソフトウェア統合管理機能は、上記各機能部が連係動作することにより実現される。
次に、ソフトウェア統合管理機能の詳細な動作(機能部群の連係動作)について、処理手順を示すシーケンス図を用いて説明する。
ソフトウェア統合管理機能は、統合管理装置100に搭載(インストール)されるプログラム(ソフトウェア統合管理機能に係るソフトウェア部品)が、CPU106により、格納先(例えば「ROM」など)からRAM104上に読み出され、以下の処理が実行されることで実現される。
図8は、本実施形態に係るソフトウェア統合により機能連携を行う処理手順例を示すシーケンス図である。なお、図8には、ユーザからスキャン文書配信機能の機器一覧表示要求を受けて、機器管理機能との機能連携により、機器一覧表示を行う場合を想定した処理手順例が示されている。
図8に示すように、統合管理装置100は、要求受付部44により、スキャン文書配信機能の機器一覧表示要求を受け付ける(ステップS201)。
統合管理装置100は、受け付けた要求を要求受付部44から連携動作実行部45に渡す(ステップS202)。これにより、統合管理装置100では、連携動作実行部45により、ユーザからの機器一覧表示要求に応じた機能連携に係る処理が実行される。
連携動作実行部45は、連携情報保持部42にアクセスし、保持される解析結果51を参照する(ステップS301)。
連携動作実行部45は、参照した解析結果51に基づき、スキャン文書配信機能の機器一覧表示を補完する連携機能(ソフトウェア31が提供する機能)が存在するか否かを判定する(ステップS302)。その結果、連携動作実行部45は、該当する連携機能として、機器管理機能が存在すると判定する。
なお、連携動作実行部45は、該当する連携機能が存在しない場合(ステップS302:NO)、スキャン文書配信機能を有するサーバA300aに機器一覧表示の画面生成を要求する(ステップS303)。このとき、連携動作実行部45は、スキャン文書配信機能を実現するソフトウェア31aが提供するプログラムインタフェースを利用して、機器一覧表示の画面生成を要求する。その結果、サーバA300aでは、スキャン文書配信機能を実現するソフトウェア31aにより、機器一覧の表示画面が生成される(ステップS304)。
連携動作実行部45は、該当する連携機能が存在する場合(ステップS302:YES)、解析結果51の機能連携に係る設定に従って、機器管理機能を実現するソフトウェア31bから取得しロードした連携プラグイン322bに対して、機器管理機能が有する機器一覧情報のデータを要求する(ステップS305)。
連携プラグイン322bは、機器管理機能を実現するソフトウェア31bが提供するプログラムインタフェースを利用して、ソフトウェア31bに、機器一覧情報のデータを要求する(ステップS306)。その結果、ソフトウェア31bは、要求された機器一覧情報のデータを生成し、連携プラグイン322bに生成結果[一覧データ]を応答する。
連携プラグイン322bは、受け取った[一覧データ]を、汎用的なデータ形式に変換し(ステップS308)、変換結果[汎用データ]を、機器一覧情報のデータを要求した連携動作実行部45に応答する。
連携動作実行部45は、連携プラグイン322bを実行することで受け取った機器管理機能が有する機器一覧情報の[汎用データ]を、スキャン文書配信機能を実現するソフトウェア31aから取得しロードした連携プラグイン322aに入力する(ステップS309)。
連携プラグイン322aは、入力された[汎用データ]を、スキャン文書配信機能で使用するのに適したデータ形式に変換する(ステップS310)。
連携プラグイン322aは、スキャン文書配信機能を実現するソフトウェア31aが提供するプログラムインタフェースを利用して、ソフトウェア31aに、変換結果[適合データ]を渡すことで、機器一覧表示の画面生成を要求する(ステップS311)。その結果、サーバA300aでは、スキャン文書配信機能を実現するソフトウェア31aにより、[適合データ]から機器一覧の表示画面が生成される(ステップS312)。生成結果[画面データ]は、機器一覧表示の画面生成を要求した連携プラグイン322aに応答され、さらに、連携プラグイン322aから、機器一覧情報の[汎用データ]を入力した連携動作実行部45に渡される。このようにして、連携動作実行部45は、機能連携により生成された、スキャン文書配信機能における機器一覧の表示画面を受け取る。
統合管理装置100は、連携動作実行部45が受け取った[画面データ]を機能提供部46に渡し、機能提供を要求する(ステップS401)。
統合管理装置100は、所定のデータ伝送路を介して、機能提供部46が[画面データ]をユーザ端末200に送信し、スキャン文書配信機能における機器一覧表示を提供する(ステップS402)。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る統合管理装置100によれば、連携ソフトウェア部品取得部41により、機能を実現するソフトウェア31から、機能連携に必要な設定情報や機能連携用の拡張プログラムを含む連携ソフトウェア部品を取得する。
統合管理装置100は、連携情報解析部43により、取得した連携ソフトウェア部品(連携設定ファイル321)を解析し、解析結果51を得る。連携情報解析部43は、連携情報保持部42にアクセスし、保持する連携ソフトウェア部品32の中に、未解析の連携設定ファイル321が存在するか否かを判定する。連携情報解析部43は、未解析の連携設定ファイル321が存在する場合、該当する連携設定ファイル321(機能連携用の設定情報)をロードし、ファイル内の設定内容を解析することで解析結果51を得る。連携情報解析部43は、解析対象である連携ソフトウェア部品32に含まれる連携プラグイン322(機能連携用の拡張プログラム)をロードする。
統合管理装置100は、連携動作実行部45により、機能提供要求に応じて、解析結果51(機能連携に係る設定)に基づき拡張プログラム(連携プラグイン322)を実行し、ソフトウェア31が提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行う。連携動作実行部45は、要求を受け付けると、連携情報保持部42にアクセスし、保持される解析結果51を参照する。連携動作実行部45は、解析結果51に基づき、要求機能実現のために、補完的・相互的に利用される連携機能(ソフトウェア31が提供する機能)が存在するか否かを判定する。連携動作実行部45は、連携機能が存在する場合、機能連携に係る設定に従って、該当する連携プラグイン322を実行し、ソフトウェア31が提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行う。
これによって、統合管理装置100は、ソフトウェアが提供するプログラムインタフェースの動作環境の違いを意識することなく機能連携を実現できる。その結果、ソフトウェア間において、補完的・相互的な利用を目的とした機能連携が行える。
[変形例]
上記各実施形態に係る統合管理システム1では、メーカが提供する、ソフウェア統合管理機能を実現するソフトウェアをインストールした統合管理装置100を導入する構成について説明を行った。ユーザへの上記ソフトウェア統合管理機能の提供方法については、この限りでない。統合管理装置100を提供する以外には、ソフトウェア統合管理機能を実現するソフトウェアを提供する方法などがある。
例えば、図9〜図12に、ソフトウェアを提供することにより、ユーザ環境においてソフトウェア統合管理機能を実現するシステム及びその機能構成例を示す。以下に、これらの図を用いて、上記各実施形態に係る変形例について説明する。
《その1》
図9は、本変形例に係る統合管理システムの構成例(その1)を示す図である。
図9に示すように、ソフトウェア統合管理機能を実現するソフトウェアを、ユーザ端末200にインストールし、ユーザ端末200を統合管理装置とする構成であってもよい。この場合、例えば図10に示すような機能構成となる。
図10は、本変形例に係るソフトウェア統合管理機能の構成例(その1)を示す図である。
本変形例に係るソフトウェア統合機能は、図10に示すように、図5に示す機能構成と同じである。上記実施形態で説明したソフトウェア統合管理機能を実現するソフトウェアをユーザ端末200にインストールすることで、ユーザ端末単位で同一の機能を実現することができる。
《その2》
図11は、本変形例に係る統合管理システムの構成例(その2)を示す図である。
図11に示すように、ソフトウェア統合管理機能を実現するソフトウェアを、ユーザ端末200にインストールし、ユーザ端末200を統合管理装置とするとともに、サーバ300で動作するソフトウェア31からの連携ソフトウェア部品32を取得・保存する機能のみを情報収集装置400(データ管理サーバ)で一元管理する構成であってもよい。
図12は、本変形例に係るソフトウェア統合管理機能の構成例(その2)を示す図である。
図10に示す機能構成との違いは、図12に示すように、本変形例に係るソフトウェア統合機能では、情報収集装置400が連携ソフトウェア部品取得部41、連携情報保持部42、及び連携情報解析部43を有し、統合管理装置であるユーザ端末200が、要求受付部44、連携動作実行部45、及び機能提供部46を有する構成となっている点である。
以上のように、ソフトウェア統合管理機能は、ソフトウェアにより実現できることから、ユーザ環境に応じた機能提供が可能である。
ここまで、上記実施形態の説明を行ってきたが、上記実施形態に係る統合管理装置100が有する「ソフトウェア統合管理機能」は、図を用いて説明を行った各処理手順を、動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化したプログラムが、CPU106により実行されることで実現される。
上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体103aに格納することができる。上記記録媒体103aには、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disk)、及びDVD(Digital Versatile Disk)、ならびにSDメモリカード(SD Memory Card)及びUSB(Universal Serial Bus)メモリなどがある。
よって、上記プログラムは、上記記録媒体103aに記憶させることで、記録媒体103aを読み取り可能なドライブ装置103などを介して統合管理装置100にインストールすることができる。また、統合管理装置100は、インタフェース装置107を備えていることから、インターネットなどの電気通信回線を用いて上記プログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。
また、上記実施形態では、サーバ300で動作するソフトウェアを統合管理するシステム1について説明を行ったが、このサーバ300には、MFPやLPと言った画像処理装置などの機器も含まれる。このような場合、機器管理機能を実現するソフトウェアを統合管理対象とすると、統合管理システム1では、統合管理装置100と1又は複数の機器とが接続され、統合管理装置100で上記機器管理機能を実現するソフトウェアが動作する構成(統合管理装置が機器管理機能を有する構成)であればよい。
最後に、上記実施形態に挙げた形状や構成に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 統合管理システム
21 統合管理プラットフォーム
31 ソフトウェア(機能実現プログラム)
32 連携ソフトウェア部品
321 連携設定ファイル
322 連携プラグイン
41 連携ソフトウェア部品取得部
42 連携情報保持部
43 連携情報解析部
44 要求受付部
45 連携動作実行部
46 機能提供部
51 解析結果
100 統合管理装置(統合管理サーバ)
101 入力装置
102 表示装置
103 ドライブ装置(a:記録媒体)
104 RAM(揮発性の半導体メモリ)
105 ROM(不揮発性の半導体メモリ)
106 CPU(中央処理装置)
107 インタフェース装置(NIC:Network I/F Card)
108 HDD(不揮発性の記憶装置)
200 ユーザ端末(情報処理装置)
300 サーバ(情報処理装置)
400 情報収集装置(データ管理サーバ)
特開2006−58921号公報

Claims (9)

  1. 外部にプログラムインタフェースを公開し機能を実現する1又は複数のソフトウェアが動作する情報処理装置と、所定のデータ伝送路で接続される統合管理装置であって、
    前記ソフトウェアから、機能連携用の設定情報や拡張プログラムを含む連携ソフトウェア部品を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した連携ソフトウェア部品を解析し、解析結果を得る解析手段と、
    機能提供要求に応じて、前記解析手段により得た解析結果に基づき、前記拡張プログラムを実行し、前記ソフトウェアが提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行う実行手段と、を有することを特徴とする統合管理装置。
  2. 前記解析手段は、
    前記取得手段により取得した連携ソフトウェア部品に含まれる、機能連携に必要な各種情報が設定された連携設定ファイルを解析し、要求機能実現のために利用される連携機能の有無を含む解析結果を得ることを特徴とする請求項1に記載の統合管理装置。
  3. 前記解析手段は、
    前記取得手段により取得した連携ソフトウェア部品の中に、未解析の前記連携設定ファイルが存在するか否かを判定し、
    未解析の前記連携設定ファイルが存在する場合に、
    該当する前記連携設定ファイル内の設定内容を解析し、機能連携に係る設定を含む解析結果を得ることを特徴とする請求項2に記載の統合管理装置。
  4. 前記実行手段は、
    機能提供要求を受け付けると、
    前記解析手段により得た解析結果に基づき、要求機能実現のために利用される連携機能が存在するか否かを判定し、
    連携機能が存在する場合に、
    前記解析結果に含まれる機能連携に係る設定に従って、該当する連携ソフトウェア部品に含まれる前記拡張プログラムを実行し、前記ソフトウェアが提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の統合管理装置。
  5. 前記プログラムインタフェースは、
    API(Application Program Interface)であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の統合管理装置。
  6. 外部にプログラムインタフェースを公開し機能を実現する1又は複数のソフトウェアが動作する情報処理装置と、前記ソフトウェアを統合管理する統合管理装置とが、所定のデータ伝送路で接続される統合管理システムであって、
    前記統合管理装置が、
    前記ソフトウェアから、機能連携用の設定情報や拡張プログラムを含む連携ソフトウェア部品を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した連携ソフトウェア部品を解析し、解析結果を得る解析手段と、
    機能提供要求に応じて、前記解析手段により得た解析結果に基づき、前記拡張プログラムを実行し、前記ソフトウェアが提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行う実行手段と、を有することを特徴とする統合管理システム。
  7. 外部にプログラムインタフェースを公開し機能を実現する1又は複数のソフトウェアが動作する情報処理装置と、所定のデータ伝送路で接続される統合管理装置における統合管理方法であって、
    前記ソフトウェアから、機能連携用の設定情報や拡張プログラムを含む連携ソフトウェア部品を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得した連携ソフトウェア部品を解析し、解析結果を得る解析手順と、
    機能提供要求に応じて、前記解析手順により得た解析結果に基づき、前記拡張プログラムを実行し、前記ソフトウェアが提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行う実行手順と、を有することを特徴とする統合管理方法。
  8. 外部にプログラムインタフェースを公開し機能を実現する1又は複数のソフトウェアが動作する情報処理装置と、所定のデータ伝送路で接続される統合管理装置における統合管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記ソフトウェアから、機能連携用の設定情報や拡張プログラムを含む連携ソフトウェア部品を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した連携ソフトウェア部品を解析し、解析結果を得る解析手段と、
    機能提供要求に応じて、前記解析手段により得た解析結果に基づき、前記拡張プログラムを実行し、前記ソフトウェアが提供するプログラムインタフェースを利用した機能連携を行う実行手段として機能させる統合管理プログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを記憶した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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