JP4808130B2 - 集塵機用ダスト回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、集塵機が収集したダストを集塵袋に詰め込んで回収する集塵機用ダスト回収装置に関するものであって、具体的には、繊維状物質を収集及び回収する場合に用いて好適な集塵機用ダスト回収装置に関するものである。
近年、石綿(アスベスト)に代表される繊維状物質等の人体に対する有害性が問題視されてきている。そこで、集塵機が収集したダストを廃棄する装置の技術に関して、例えば、特許文献1に記載の「集塵袋詰め装置」に見られるように、吸引式集塵機のダストホッパーの下端にバンドを用いて集塵袋を取付け、ダストホッパー内にダストが所定量溜まった時点で、集塵袋内へダストを排出して回収・廃棄するように構成したものが開発されている。
また、本出願人は特願2005−269443の出願において、集塵袋の交換時に収集したダストが飛散しないように工夫した「集塵機用ダスト廃棄装置とその廃棄方法」を提案し、有害物質の飛散による人体に対して暴露の危険性を除去した装置及び回収方法を実現している。
特開平3−21359号公報
ところが、上記特許文献1に記載の「集塵袋詰め装置」では、集塵袋の内部が負圧にならない様に分岐管を用いて外気を取り入れながら集塵するために、集塵動作中に徐々にではあるがダストが外部へ飛散してしまう問題があり、この様に外気と密閉遮断状態にできない方式では、ダストの微少な飛散による人体への暴露が完全には防止できない問題があった。
また、上記特願2005−269443の出願に記載の「集塵機用ダスト廃棄装置とその廃棄方法」では、ダストの飛散を完全に防止することは可能であるが、集塵動作中に集塵袋の収縮を防止するために集塵装置の部分と廃棄装置を完全に密閉遮断する必要があり、これが以下に述べる問題を招いていた。
即ち、従来は市販の密閉型スライドゲート式バルブやバタフライ式バルブといった開閉弁を用いることによって、集塵装置部と廃棄装置部の密閉遮断を可能にしていたが、集塵対象物質が前述した繊維状のものになると、これ等が弁の開口部周辺に堆積しやすくなり、弁が完全に閉まりきらない事がある。そのために開口面積の大きな弁装置を採用すると共に、更に弁周辺に繊維物質の堆積防止のエアーノズルを配置したりする必要があり、その結果、装置の大型化と複雑化と高価格化を招く問題が生じていた。
従って、本発明の技術的課題は、集塵機が集塵した繊維状物質の袋詰めに際して、ダストの飛散を防止すると共に、廃棄の際にもダストの飛散防止を比較的簡単な設備で、而も、低コストにて実現可能にした集塵機用ダスト回収装置を提供することである。
(1) 上記の技術的課題を解決するために、本発明の請求項1に係る集塵機用ダスト回収装置は、集塵機が収集したダストを集塵袋に溜め込んで回収するように構成した集塵機用ダスト回収装置であって、集塵機が収集したダストを下方に導くホッパーの下側部分に、当該ホッパーの下端口に装着される上記の集塵袋を収容して保持する回収バケットを着脱可能で、且つ、装着時には上記のホッパーと気密状態に連通接続できるように配置せしめると共に、当該ホッパーと回収バケットの間には、上記集塵機の集塵運転時に双方の内部圧力を均等に維持するための均圧管を取付け、この均圧管の一端を接続した前記ホッパーの均圧管導入部に、ダストの流出を防止するフイルターを設けたことを特徴としている。
) また、本発明の請求項に係る集塵機用ダスト回収装置は、前記ホッパーの下側部に、上部面積を当該ホッパーの下部面積よりも大きく形成したダスト室の底部に、ダスト排出筒を連設した全体の形状が略漏斗形状を成すダストホッパー室を連通状態に接続して、このダストホッパー室における上記ダスト排出筒の下端部分に、前記の回収バケットを着脱可能で、且つ、装着時には上記ダストホッパー室及びホッパーと気密状態に連通接続できるように配置すると共に、上記ダストホッパー室の天井部に前記均圧管の一端部を接続可能に構成したことを特徴としている。
) また、本発明の請求項に係る集塵機用ダスト回収装置は、前記略漏斗形状のダストホッパー室を構成するダスト排出筒の排出口部分にバケット上蓋体を装着し、このバケット上蓋体には、上方への回動操作に従って前記回収バケットの全体を吊り上げて、その上面口を上記バケット上蓋体の底面口に密着させることにより、前記集塵機のホッパーから上記ダストホッパー室を経て回収バケットに至るまでの連通空間を、密閉空間にすることができるクランプ装置を取付けたことを特徴としている。
) また、本発明の請求項に係る集塵機用ダスト回収装置は、前記ホッパーの下側部、又は、前記ダストホッパー室の下側部に、ホッパーに溜めたダストを前記集塵袋へ選択的に排出可能とした開閉バルブ装置と、この開閉バルブ装置の操作部を設けたことを特徴としている。
) また、本発明の請求項に係る集塵機用ダスト回収装置は、前記ダストホッパー室を構成するダスト排出筒の周囲に、縦方向に長尺に連続形成された集塵袋を小さく幾重にも折り畳んだ状態にして装着し、この折り畳んだ集塵袋を適宜下方に引き出しながら、又は、予め下方に引き出した状態にして、上記ダスト排出筒から順次ダストを詰め込んで廃棄するように構成したことを特徴としている。
) 更に、本発明の請求項に係る集塵機用ダスト回収装置は、前記回収バケットの外側部に、少なくとも1箇所の密閉可能で、且つ、バケット内部を目視確認可能な開閉扉を設けたことを特徴としている。
上記(1)で述べた手段によれば、均圧管の連通作用により、ホッパー部と回収バケットの内部が均一な圧力で維持されるため、集塵動作中に集塵袋がブロアーの吸引作用により収縮してしまう問題を解消することができる。その結果、ホッパー下方に開閉弁装置などを設けることが不要になるため、安価な集塵機用ダスト回収装置が実現出来ると共に、開閉弁機構などの複雑で而も狭い空間部分が無くなるため、繊維系のダストを回収する装置として使用しても、ダストの堆積により開閉弁周辺への堆積による密閉不足や、開閉弁の動作不良などの問題発生を解消することができる。
更に上記()で述べた手段によれば、均圧管の導入部にダストの流出を防止するフイルターを装着したことにより、逆洗(除塵)などの際にホッパー部でダストが舞った場合でも、均圧管からダストが流出することはない。
上記()で述べた手段によれば、均圧管の導入方向をダストホッパー室の天井より下方に向けて設置したことで、逆洗などの際にホッパー部でダストが舞った場合でも、均圧管からダストが流出しづらくなり、また、ダストの貯めすぎによって集塵袋が満タンになって取り出しが出来なくなった場合でも、均圧管導入部の開口から別の吸引手段を上方より下方に向けて挿入することが可能であるため、その際にもダストの飛散を最小限に押さえることができる。
上記()で述べた手段によれば、回収バケットの着脱と密閉操作を、クランプ装置の操作で簡単に、且つ、確実に実施することができる。
上記()で述べた手段によれば、比較的安価な開閉バルブ装置をダストの排出量の選択に用いているため、密閉性の必要な高価な開閉弁装置を使用せずに、繊維系ダストの回収と回収量の調整が簡単になると共に、ダストを集塵袋に貯めすぎて満タンになってしまう問題も解消することができる。
上記()で述べた手段によれば、集塵袋はダスト排出筒を包むように取付けられ、且つ、縦方向に長尺に形成されると共に、幾重にも折り畳んだ状態に成っていて、この長尺に造られた集塵袋を順次ダスト排出筒の下方に引き出しながら、ダストの排出や詰め込み、及び、廃棄を行うことができるものであって、使用する度に集塵袋を必要長さに切り取って連続使用することが可能となる。また、ダスト詰め込み後に新たな集塵袋と取り替えて交換(装着)する必要が無いため、集塵袋の交換時やその口元からダストが飛散する問題を解決でき、且つ、ダストを集塵袋に詰め込んで廃棄するたびに、新しい集塵袋を取付ける煩わしさを無くすことができる。
更に、上記()で述べた手段によれば、ダストを集塵袋に詰め込む際に、回収バケットを密閉状態に取付けたままの状態で、回収バケットの開閉扉から集塵袋の締め付け、交換、引き出し、切断等の各作業を行えるため、ダスト排出筒と集塵袋の隙間からダストが外部に漏れて飛散したり、集塵袋が必要以上に引き出されて始末に困るようなことがなく、集塵袋へのダストの排出と詰め込み作業を、外部にダストを飛散させることなく円滑に進めることを可能にする。
以上述べた次第で、本発明に係る集塵機用ダスト回収装置によれば、集塵機内部に収集したダストを、外部に飛散させることなく集塵袋に詰め込んで廃棄できるため、ダストの飛散に基づく作業員等の健康被害の発生を予防して、環境に優れた集塵機を提供できるものであって、特に開閉弁装置周辺に堆積しやすい繊維状のダストの回収に使用して好適であり、人体に優しい集塵機を低コストにて提供できる経済性を備える点と相俟って、各種形式の集塵機に実施して頗る有益なものである。
以下に、上述した本発明に係る集塵機用ダスト回収装置の実施の形態を図面と共に詳細に説明すると、図1と図2は本発明が実施された集塵機の一例を示した正面図であって、図1は集塵運転時(動作時)の状態を示し、図2はダスト回収時の状態を示す。また、図3と図4は本発明が実施された集塵機の内部構造を説明した側断面図であって、図3は集塵運転時の状態を示し、図4は除塵運転時の状態を示す。
上記の各図において、符号1で全体的に示したのは集塵機本体、2…はこの集塵機本体1を所定の高さに支持する脚部、3と4は集塵機本体1に設けた含塵空気の吸入口と清浄空気の排出口で、排出口4側にはブロアー装置(図示せず)の吸引作用が及んでいる。また、図3と図4に示した各断面図において、5…は集塵室1A内に吊り下げたフイルター、6…は各フイルター5…の上側部に設けた逆洗用(除塵用)のエアーノズルで、図4の如くこれ等の各エアーノズル6…から逆洗用のパルスエアーが噴射されると、各フイルター5…に付着されているダストDSが下側のホッパー10に向けて払い落とされる仕組みに成っている。
次に、符号11で全体的に示したのは、上記ホッパー10の下端口10Aの下側に連通状態に接続固定したダストホッパー室で、このダストホッパー室11の全体は、上述した図3及び図4に示した各断面図、並びに、本発明の要部を示した図5(イ)、(ロ)の各斜視図に見られるように、上部面積を上記ホッパー10の下端口10Aの面積よりも大きく形成した矩形の上端口から徐々に小さく絞り込まれながら円形に変移した形状のダスト室11Aの下端口に、円筒状のダスト排出筒11Bを連設した略漏斗形状に造られていて、前記吸込口3より吸い込まれて衝突板1Xに当たってホッパー10に向けて落下するダストDS(図3参照)と、上記エアーノズル6…からのパルスエアーによって各フイルター5…からホッパー10に向けて払い落とされるダストDS(図4参照)は、上記ホッパー10の下端口10Aを通ってこのダストホッパー室11内に落下されるように構成されている。
更に図中、11Cは上記ダストホッパー室11を構成するダスト排出筒11Bの外側面(具体的にはダスト室11Aとダスト排出筒11Bの接続部の境界部周面)に、横方向に突設したフランジ板、14は上端をこのフランジ板11Cに取付けた状態で、上記ダスト排出筒11Bの外周面を囲むように設けた支持部材、13は上記ダスト排出筒11Bの下端口11Xの外周部に位置させた状態で、上記支持部材14の下端部に吊り下げ状態に取付け固定されたバケット上蓋体であって、上記ダスト排出筒11Bの下端口11Xの部分が、このバケット上蓋体13の上面中央に開口形成された挿通孔13Aを通って、下方に向けて突出している。
また、15は上記支持部材14とダスト排出筒11Bの間の収納スペース11H内に収納した集塵袋20のカートリッジで、集塵袋20は図3及び図4に示す如く縦方向に長尺に連続形成された筒状の袋材を、小さく幾重にも折り畳んだ状態で、而も、上記挿通穴13Aの隙間を通して下方に引き出し自在に収納され、且つ、カートリッジ15自身も収納スペース11Hに対して交換自在に構成されている。
次に、12は上記バケット上蓋体13の下側床面FL上に設置したボックス構造の回収バケットで、12Rは移動用のキャスターを示し、また、図1と図2において、12Fは回収バケット12の開口された上面口の外側に突設した吊り下げ用フランジを示す。13Kは上記バケット上蓋体13の外側面に設けたクランプ装置で、図2に示すようにこのクランプ装置13Kのフックを上記床面FL上に設置された回収バケット12のフランジ12Fに懸掛けしてレバーを上方に回動操作すると、図1並びに図3の如く回収バケット12の全体が床面FLより若干浮いた状態に引き上げられて、回収バケット12の上面口を上記バケット上蓋体13の底面口に密接するため、上記集塵機1のホッパー10からダストホッパー室11を経て回収バケット12に至るまでの連通空間を、密閉空間にすることができる。
更に図中、16は上端部を前記ダストホッパー室11の天井面に接続し、下端部を前記バケット上蓋体13に接続して、上記集塵機の集塵運転時に、集塵機のホッパー10を含むダストホッパー室11と、バケット上蓋体13に取付けられた回収バケット12の内部圧力を、均等に調整・維持して、集塵運転中に回収バケット12内の集塵袋体20Pがブロアーの吸引作用によって収縮しないようにするための均圧管である。
上記均圧管16の上端部は、図1乃至図4と、図5(イ)、(ロ)に示すように固定板17の上面に突設した均圧導入プラグ18に接続され、且つ、固定板17は取付ネジ19を用いて均圧導入穴11Kを設けた前記ダストホッパー室11の天井板11Tに取付けられ、また、上記均圧導入プラグ18内には、ダストDSの流出を防止するフイルター18Fが設けられている。
更に、上述した回収バケット12内に収容される集塵袋体20Pは、底部を止め具或いは紐20Z等で閉じた状態(塞いだ状態)にして、上記カートリッジ15より回収バケット12の内部収納室12H内に引き出し操作され、且つ、上部をゴムバンド22で上記ダスト排出筒11Bにおける下端口11Xの外周部に装着して、ダストDSの回収を行い、ダストDSが満杯になったら、クランプ装置13Kを操作して回収バケット12をバケット上蓋体13から取り外した後、集塵袋体20Pの口を上記の止め具或いは紐20Zで上下方向に間隔をあけて2箇所閉じ、次いで、これ等2箇所の閉じ部分の中間を切断してダストDSが入った集塵袋体20Pを廃棄処理すると共に、新たな集塵袋体20Pを再び回収バケット12の内部収納室12Hに引き下げてセットし、更に、クランプ装置13Kを操作して回収バケット12をバケット上蓋体13に装着することによって、再び集塵運転を行うことができる。
また、上記回収バケット12の前面部には、図1及び図2に示す如く密閉可能で、且つ、バケットの内部収納室12Hを透明板を透して目視確認可能に構成した開閉扉12Zが設けられている。更に図1と図2において、21は前記ダストホッパー室11のフランジ板11Cに対して、下側の支持部材14及び集塵袋20のカートリッジ15を着脱可能に装着するクランプ装置である。
更に図6は本発明の他の実施例を示したものであって、図中、30は前記集塵機のホッパー10の下端口10Aの部分に設けた開閉バルブ装置、31はその操作部(操作ハンドル)であって、本発明によればこの様に構成が簡単で、且つ、容易に入手可能な開閉バルブ装置30を用いることによって、繊維系ダストの回収と、回収量の調整を簡単、且つ、確実に行うことを可能にしている。尚、図面では上記の開閉バルブ装置30をホッパー10の下端口10Aの部分に取付けた構成が示されているが、これは実施の一例であって、開閉バルブ装置30をダストホッパ−室11におけるダスト室11Aの下端口部分に取付けるようにしてもよく、その選択は任意とする。
本発明に係るダスト回収装置が実施された集塵機の集塵運転時の状態を説明した正面図。 本発明に係るダスト回収装置が実施された集塵機のダスト回収時の状態を説明した正面図。 本発明の集塵運転時の状態を説明した側断面図。 本発明の除塵運転時の状態を説明した側断面図。 (イ)は本発明の要部を拡大して示した斜視図、(ロ)は均圧管を取り外した状態を示した要部の拡大斜視図。 本発明の他の実施例を示した正面図。
1 集塵機本体
5 フイルター
10 ホッパー
10A 下端口
11 ダストホッパー室
11A ダスト室
11B ダスト排出筒
12 回収バケット
12F フランジ
12Z 開閉扉
13 バケット上蓋体
13K クランプ装置
15 カートリッジ
16 均圧管
18 均圧導入クラブ
18F ダストの流出を防止するフイルター
20 集塵袋
20P ダストを詰め込んだ集塵袋体
30 開閉バルブ装置
31 操作部
DS ダスト

Claims (6)

  1. 集塵機が収集したダストを集塵袋に溜め込んで回収するように構成した集塵機用ダスト回収装置であって、
    集塵機が収集したダストを下方に導くホッパーの下側部分に、当該ホッパーの下端口に装着される上記の集塵袋を収容して保持する回収バケットを着脱可能で、且つ、装着時には上記のホッパーと気密状態に連通接続できるように配置せしめると共に、
    当該ホッパーと回収バケットの間には、上記集塵機の集塵運転時に双方の内部圧力を均等に維持するための均圧管を取付け、この均圧管の一端を接続した前記ホッパーの均圧管導入部に、ダストの流出を防止するフイルターを設けたことを特徴とする集塵機用ダスト回収装置。
  2. 前記ホッパーの下側部に、上部面積を当該ホッパーの下部面積よりも大きく形成したダスト室の底部に、ダスト排出筒を連設した全体の形状が略漏斗形状を成すダストホッパー室を連通状態に接続して、このダストホッパー室における上記ダスト排出筒の下端部分に、前記の回収バケットを着脱可能で、且つ、装着時には上記ダストホッパー室及びホッパーと気密状態に連通接続できるように配置すると共に、上記ダストホッパー室の天井部に前記均圧管の一端部を接続可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の集塵機用ダスト回収装置。
  3. 前記略漏斗形状のダストホッパー室を構成するダスト排出筒の排出口部分にバケット上蓋体を装着し、このバケット上蓋体には、上方への回動操作に従って前記回収バケットの全体を吊り上げて、その上面口を上記バケット上蓋体の底面口に密着させることにより、前記集塵機のホッパーから上記ダストホッパー室を経て回収バケットに至るまでの連通空間を、密閉空間にすることができるクランプ装置を取付けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の集塵機用ダスト回収装置。
  4. 前記ホッパーの下側部、又は、前記ダストホッパー室の下側部に、ホッパーに溜めたダストを前記集塵袋へ選択的に排出可能とした開閉バルブ装置と、この開閉バルブ装置の操作部を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の集塵機用ダスト回収装置。
  5. 前記ダストホッパー室を構成するダスト排出筒の周囲に、縦方向に長尺に連続形成された集塵袋を小さく幾重にも折り畳んだ状態にして装着し、この折り畳んだ集塵袋を適宜下方に引き出しながら、又は、予め下方に引き出した状態にして、上記ダスト排出筒から順次ダストを詰め込んで廃棄するように構成したことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の集塵機用ダスト回収装置。
  6. 前記回収バケットの外側部に、少なくとも1箇所の密閉可能で、且つ、バケット内部を目視確認可能な開閉扉を設けたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の集塵機用ダスト回収装置。
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