JP2007075776A - 集塵機用ダスト廃棄装置とその廃棄方法 - Google Patents

集塵機用ダスト廃棄装置とその廃棄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ダストを詰め込んだ集塵袋の廃棄に際して、集塵袋の口元からのダストの飛散を防止すると共に、ダストの飛散防止を比較的簡単な設備で、而も、低コストにて実現可能にした集塵機用ダスト廃棄装置とその廃棄方法を提供する。
【解決手段】 集塵機内部に一旦貯溜されたダストDSが排出されるダスト排出部4の周囲に、長尺に造った集塵袋10を締付けバンド11やOリング12,13から成る装着部材を用いて装着し、斯る集塵袋10を下方に引き出しながら、又は、引き出した状態でダストDSをダスト排出部4から当該集塵袋10の内部に排出して、ダストDSの詰め込みと廃棄を行う。
【選択図】 図5

Description

本発明は、工場等の作業現場等から発生するダストを集塵機に収集し、その後、収集したダストを集塵袋に詰め込んで廃棄するように構成した集塵機用ダスト廃棄装置と、その廃棄方法に関するものである。
集塵機が収集したダストを廃棄する技術に関しては、特許文献1に記載の「集塵機」に見られるように、底板上に置いた集塵袋の口を、集塵機本体の下部にバンドを用いて取付けることにより、ダストを集塵袋に収集可能にしたものと、特許文献2に記載の「集塵袋詰め装置」に見られるように、吸引式集塵機のダストホッパの下端にバンドを用いて集塵袋を取付け、ダストホッパ内にダストが所定量溜まった時点で、集塵袋内へダストを排出して回収・廃棄するように構成したものが存在する。
実開平5−85421号公報 特開平3−21359号公報
ところが、上記特許文献1に記載の「集塵機」では、集塵袋内に溜まったダストを廃棄する場合に、その都度、集塵袋取付用のバンドを緩めることによって、ダストが詰め込まれている集塵袋を取り外して、新たな集塵袋と交換する必要があるため、この取り外し時に集塵袋内に収められているダストが外部へ飛散してしまう問題があった。
また、上記特許文献2に記載の「集塵袋詰め装置」では、集塵袋の内部が負圧にならない様に分岐管を用いて圧力調整を行ったり、或いは、ホッパ内に溜まったダストを集塵袋に詰め込むに当たって、集塵袋の口元を閉じる際にダストが外部へ飛散してしまう問題があり、加えて、特許文献2ではこのダスト飛散を散水リングとか散水を行うことによって防止するため、圧力調整や散水用の配管が必要になって、装置の複雑化と高価格化を招く問題があった。
従って本発明の技術的課題は、ダストを詰め込んだ集塵袋の廃棄に際して、集塵袋の口元からのダストの飛散を防止すると共に、ダストの飛散防止を比較的簡単な設備で、而も、低コストにて実現可能にした集塵機用ダスト廃棄装置とその廃棄方法を提供することである。
(1) 上記の技術的課題を解決するために、本発明の請求項1に係る集塵機用ダスト廃棄装置は、収集したダストを一旦集塵機内部に溜めた後、集塵袋に詰め込んで廃棄するようにした集塵機用ダスト廃棄装置であって、縦方向に長尺に形成した集塵袋を、装着部材を用いて集塵機の下側部に設けたダスト排出部の外周を包むように装着すると共に、当該集塵袋をダスト排出部の外周から下方に順次引出しながら、又は、予め下方に引き出した状態で、上記ダストの詰め込み及び廃棄を行うように構成したことを特徴としている。
(2) また、本発明の請求項2に係る集塵機用ダスト廃棄装置は、集塵機のダスト排出部の部分に、集塵機内に溜めたダストをダスト排出部より前記集塵袋へ排出することができるバルブ開閉用の操作ハンドルが設けられていることを特徴としている。
(3) また、本発明の請求項3に係る集塵機用ダスト廃棄装置は、縦方向に長尺に形成された集塵袋が折り畳まれた状態でカートリッジ内に収納され、前記ダスト排出部の外周部分にこのカートリッジを交換自在に収めることができるカートリッジ装着具が設けられていることを特徴としている。
(4) また、本発明の請求項4に係る集塵機用ダスト廃棄装置は、カートリッジ装着具に対する前記カートリッジの交換に際して、前記ダスト排出部に設けられている取付部とカートリッジ装着具との間に、カートリッジ装着具をダスト排出部に対して前記ダスト詰め込み時の位置よりも下方に降下させたカートリッジ交換位置に吊下げるための吊下部材が設けられることを特徴としている。
(5) 更に、本発明の請求項5に係る集塵機用ダスト廃棄装置は、前記集塵袋をダスト排出部の外周を包むように装着するための装着部材が、集塵袋の口元をダスト排出部の上部外周面に締め付け固定することができる締付けバンドと、当該集塵袋の上側と下側の各部分をダスト排出部の上下周面部分に保持することができる上下2本のOリングとによって構成されると共に、前記ダスト排出部への新たな集塵袋の交換、又は、前記カートリッジの交換に際して、上記締付けバンド及びOリングがダスト排出部より取り外し自在、又は、ダスト排出部に対して取付け位置が移動自在に構成されていることを特徴としている。
(6) 次に、本発明の請求項6に係る集塵機用ダスト廃棄方法は、収集したダストを一旦集塵機内部に溜めた後、集塵袋に詰め込んで廃棄する集塵機用ダスト廃棄方法であって、縦方向に長尺に形成された集塵袋を、集塵機に設けたダスト排出部の外周を包むように取付け、この集塵袋を下方に順次引出しながら、又は、予め下方に引きだした状態で、上記のダストを当該集塵袋の内部に排出して収納する工程と、ダストを収納した集塵袋の入口側の2ヶ所を間隔をあけて結束又は固着する工程と、これ等2ヶ所の結束部又は固着部の中間部分を切り離すことにより、ダストが詰め込まれた集塵袋を廃棄可能にする工程と、ダストが詰め込まれた集塵袋を切り離した後に、上記ダスト排出部の外周に残る集塵袋を、新たな集塵袋として、次回のダスト排出及び詰め込み用として利用する工程とから成ることを特徴としている。
(7) また、本発明の請求項7に係る集塵機用ダスト廃棄方法は、前記ダスト排出部の外周に取付けられた集塵袋へのダストの詰め込み作業が進んで、当該集塵袋の最終端部の長さが、上記ダストの詰め込みには短か過ぎて集塵袋として使用不可能である場合に、この短い集塵袋をダスト排出部から取り外し、且つ、新たにダスト排出部の外周に取付けられる集塵袋の内部に収めて回収することを特徴としている。
上記(1)と(2)で述べた集塵機用ダスト廃棄装置によれば、集塵袋はダスト排出部を包むように取付けられ、且つ、縦方向に長尺に形成されていて、この長尺に造られた集塵袋を順次ダスト排出部の下方に引き出しながら、ハンドル操作に従って収集したダストの排出と詰め込み、及び、廃棄を行うことができるものであって、使用する度に集塵袋を必要長さに切り取って連続使用が可能となる。また、ダスト詰め込み後に新たな集塵袋と取り替えて交換する必要が無いため、集塵袋の交換時やその口元からダストが飛散する問題を解決でき、且つ、ダストを集塵袋に詰め込んで廃棄する度に、新しい集塵袋を取付ける煩わしさを無くすことができる。
上記(3)と(4)で述べた集塵機用ダスト廃棄装置によれば、長尺に形成した集塵袋をカートリッジ内に収め、且つ、このカートリッジをカートリッジ装着具に交換自在に収めるようにしたカートリッジ方式を採用すると共に、このカートリッジの交換をカートリッジ装着具を宙吊り状態にして行うため、長尺に造った集塵袋の交換作業や管理等を、一人でも容易に行うことを可能にする。
上記(5)で述べた集塵機用ダスト廃棄装置によれば、ダストを集塵袋に詰め込む際に、集塵袋の口元と上下2ヶ所が、締付けバンドと2本のOリングによってダスト排出部の外周に確実に保持されるため、ダスト排出部と集塵袋の隙間からダストが外部に漏れて飛散したり、集塵袋が必要以上に引き出されて始末に困るようなことがなく、集塵袋へのダストの排出と詰め込み作業を、外部にダストを飛散させることなく円滑に進めることを可能にする。
上記(6)と(7)で述べた集塵機用ダスト廃棄方法によれば、ダストを集塵袋に収納した後、集塵袋の入口側の2ヶ所を結束又は固着によって閉塞し、且つ、その中間部を切り離して次回のダスト廃棄に備えることができると共に、最後尾の短い集塵袋は新たな集塵袋内に回収されるため、ダスト廃棄時及び集塵袋の交換時に、ダスト排出部は集塵袋に包まれて外部に一切露出することがなく、従って、ダスト排出部からのダストの飛散は全く無く、周辺を汚さずにダストを衛生的に回収することができる。
以上述べた次第で、本発明に係る集塵機用ダスト廃棄装置とその廃棄方法によれば、集塵機内部に収集したダストを、外部に飛散させることなく集塵袋に詰め込んで廃棄できるため、ダストの飛散に基づく作業員等の健康被害の発生を予防して、環境に優れた集塵機を提供できるものであって、長尺に形成した集塵袋の取り扱いを簡単、且つ、便利にして、ダストの廃棄作業を容易にした点、及び、集塵袋を長尺に形成し、且つ、この集塵袋をカートリッジ式にした比較的簡単な構成により、環境に優れた集塵機を低コストにて提供できる経済性を備える点と相俟って、各種形式の集塵機に実施して頗る有益なものである。
以下に、上述した本発明に係る集塵機用ダスト廃棄装置とその廃棄方法の実施の形態を図面と共に詳細に説明すると、図1は本発明が実施された集塵機の一例を示した正面図で、図中、符号1で全体的に示したのは集塵機本体、2,2はこの本体1を所定の高さに支持する支持脚、3は集塵機本体1が収集(捕集)したダストを一旦貯溜するホッパーで、4はホッパー3の下端口3Aに連設したダスト排出部(排出筒)、4Yはその排出口を示す。
また、5は上記ダスト排出部4の上端部、又は、上記ホッパー3の下端口3Aの部分に設けたバルブ開閉用の操作ハンドルで、ホッパー3内に所定量のダストが貯溜されると、この操作ハンドル5を操作してバルブ(開閉弁)を開くことにより、ダストを下端口3Aよりダスト排出部4に向けて排出するように構成されている。
更に図1において、10は上記ダスト排出部4の外周を包むように装着されたビニール製又は紙製の集塵袋で、20は縦方向(上下方向)に長尺に形成された集塵袋10を折り畳んだ状態で、且つ、下方に引き出し自在に収めたカートリッジ、6はこのカートリッジ20をダスト排出部4の外周部に対して交換自在に装着するためのカートリッジ装着具(装着ボックス)、7はカートリッジ装着具6をダスト排出部4の上部外周に設けたカートリッジ取付部(アングル)に対して取付け自在に構成したキャッチクリップ、7Aはクリップ取付用台座、10Xは閉塞された上記集塵袋10の下端口を示す。
図2は、上記カートリッジ20を使用せずに、長尺に形成した集塵袋10を断面略蛇腹状で、且つ、伸縮自在な状態に折り畳んで、上記ダスト排出部4の外周面に直接装着した上記請求項1に記載の構成を示したものであって、図中、4Tはダスト排出部4の上端外周部に向けたフランジ部、4Kはダスト排出部4を前記ホッパー3の下端口3Aに固定する取付けボルトで、このボルト4Kは前記カートリッジ取付部8の取付けも兼ねている。
更に図2において、10Zはダスト排出部4の周面に装着した上記集塵袋10の口元、10Vは略蛇腹状に屈折形成した折畳部、10Sは集塵袋10の底面(下端口10X)を閉塞した結束部(結束具)、11は上記集塵袋10の口元10Zをダスト排出部4の上部周面側に締め付ける装着部材としてのゴム製の締付けバンド、12と13は集塵袋10の上下2ヶ所をダスト排出部4の上部中間部分と下端口部分の周面に夫々締付け固定する上下2本の同じく装着部材としてのゴム製Oリングを示す。また、4Aと4B及び4Cは、ダスト排出部4の上部2ヶ所と下端口の各外周面に突設したリング状突起で、いずれの突起4A,4B,4Cも上記各Oリング12,13の移動及び脱落を制止するものである。更に、4X,4Yはダスト排出部4の上下の入口と出口を示し、4Hはダスト排出部4の内部通路、DS…は排出されたダストを示す。
以上の如く構成した請求項1に記載の発明によれば、下段のOリング13を少し緩めた状態にするか、又は、取り外した状態で、集塵袋10をダスト排出部4に対して下方に必要長さ引き出した後、又は、下方に順次引き出しながら、図1に示した操作ハンドル5を回転操作してホッパー3内のダストDSを周囲に飛散させることなく、集塵袋10内に排出して詰め込むことができる。必要量のダストDSが集塵袋10内に詰め込まれたら、前記請求項6の発明及び図5の下半分の図に示すように、集塵袋10の上端口10Xの部分に対して、上下に間隔をあけて2ヶ所結束具又は溶着等によって閉塞された結束部10S,10Sを設け、次いで、両結束部10S,10Sの中間部を切断線10Kの部分で切断することにより、上下両端部が結束部10S,10Sによって閉塞され、且つ、内部に所定量のダストDSを詰め込んだ廃棄用の集塵袋10を提供することができる。
また、上記中間部を切断線10Kの部分で切断することで、図2に示した状態でダスト排出部4の周囲に残る集塵袋10を用いて、次回のダスト排出に備えることができる。更に集塵袋10の使用が進んで、その最後尾の集塵袋10’の長さが図6及び図7の上半分の図に示すように短くなって、ダストDSを詰め込むのに不充分な場合は、図7及び図8に示すように使用不能な集塵袋10’の口元10Z’から締付けバンド11を外し、下段のOリング13を外した後、新たな集塵袋10をこの使用不能な集塵袋10’を内側に包むようにしてダスト排出部4の周面に装着し、その口元10Zを締付けバンド11でダスト排出部4に締付け固定する。次いで、図9の下半分の図に見られるように、新たな集塵袋10を内部に使用不能な集塵袋10’を収めた状態で下方に引き出し、その上端口10Xを上下に間隔をあけて2ヶ所結束具又は溶着等で閉塞した結束部10S,10Sを設け、且つ、その中間部を切断線10Kの部分で切断することにより、最後尾の使用不可の集塵袋10’を周囲にダストを飛散させることなく、廃棄処理することができる。
図3(A)は上述した長尺の集塵袋10を幾重にも折り畳んだ状態で、且つ、下方に引き出し可能に収納したカートリッジ20の一例を示した正断面図、図3(B)はそのX−X線に沿った平断面図であって、20Eと20Dは全体を円筒状に形成した内外のケース体、10Vは折り畳まれた状態でカートリッジ20内に収納された集塵袋10の折畳み部、23と24は集塵袋10の不要な引き出し或いは抜け出しを防止するために、カートリッジ20内の上下に嵌め込んだ押え具を示す。
図4は、上記のカートリッジ20をカートリッジ装着具6を用いて上記ダスト排出部4の外周面に取付けた状態を示した正断面図であって、全体を内側が開放された円筒ボックス状に形成されたカートリッジ装着具6の内部には、上記のカートリッジ20が交換自在に収納されている。
カートリッジ装着具6の上部外周面には、取付台7Aを介してキャッチクリップ7が設けられていて、このクリップ7の上端フック部を前記カートリッジ取付部8に懸掛けすることにより、内部に集塵袋10のカートリッジ20を収めたカートリッジ装着具6が、ダスト排出部4の外周面を囲むよう吊下げ固定される。また、カートリッジ20の装着に当たっては、内ケース体20Eを取り外して、集塵袋10の口元10Zと上下2ヶ所が、締付けバンド11と上下のゴム製Oリング12,13によって、ダスト排出部4の外周面に装着保持された様態で取付けられる。尚、図中6Tはカートリッジ装着具6の底面板を示す。
図5は、ホッパー3内に溜まったダストDSを操作ハンドル5の操作によってダスト排出部4側に排出し、この排出したダストDSをカートリッジ20より下方に引き出した集塵袋10の内部に詰め込むと共に、その上端口10Xを上下2ヶ所結束又は溶着し、且つ、2ヶ所の結束部10S,10Sの間を切断線10Kの部分で切断することにより、ダストDSを密閉状態で袋詰め処理した状態を示し、また、図6は集塵袋10の使用が進んで、集塵袋10が夫々符号にダッシュを付した使用不可能な最後尾に至って状態を示した正断面図で、図7は新たな集塵袋10と最後尾の集塵袋10’を切換え交換する場合の状態を示した正断面図である。
交換に際しては、先ず空に成った使用済みカートリッジ20が収納されているカートリッジ装着具6を、キャッチクリップ7を外してダスト排出部4の下側方向に抜き出し、次いで、図7に示すようにこのカートリッジ装着具6の内部に集塵袋10を収めた新たなカートリッジ20を収納する。その後、使用済み集塵袋10’の口元10Z’から締付けバンド11を外して、口元10Z’を上段のOリング12’(使用済みのため符号にダッシュを付して説明する)の外側に折り返すと共に、下段のOリング13を取り外す。
図8は、以上説明したカートリッジ20の交換作業を、カートリッジ装着具6を吊具30を用いて前記カートリッジ取付部8に吊下げた状態で行っている状態を示す。これ等図7及び図8に示した状態で新たな集塵袋10が収められたカートリッジ20と交換するには、新しいカートリッジ20内に収められている集塵袋10の上端側を、上記最後尾の使用済み集塵袋10’を内側に包み込むようにして上方に引き出し、その上端部の口元10Zを締付けバンド11でダスト排出部4の上部外周面に締付け固定し、合わせて、新しく用意したOリング12で当該集塵袋10の上側部をダスト排出部4の外周面に押圧支持させる。
次いで、最後尾の集塵袋10’と使用済みのOリング12’を新しい集塵袋10の外側から手で下方に引き下げ操作して、ダスト排出部4の外周面から引き抜くと共に、新しい集塵袋10を下方に引き出し、この引き出した新しい集塵袋10の内部に上記最後尾の集塵袋10’と、使用済みカートリッジ20の内ケース体20Eと、Oリング12’(図示省略)を落とし込んだ後、図9に示すように新しい集塵袋10の上端口10Xを2ヶ所結束或いは溶着した結束部10S,10Sを設けて、その間を切断線10Kの部分で切断すれば、使用不可能な最後尾の集塵袋10’を、ダストDSを外部に飛散させることなく回収して廃棄することができると共に、図9に示す如く新しい集塵袋10のカートリッジ20がカートリッジ装着具6によってダスト排出部4の周囲にセットされ、且つ、新しい集塵袋10が締付けバンド11と上下2本のOリング12,13によってダスト排出部4の周面に保持されて、次のダスト廃棄に備えることができる。
尚、図10は、前述したキャッチクリップ7をダスト排出部4の上側部に設けたカートリッジ取付部8に取付けて、このキャッチクリップ7の下端部にカートリッジ装着具6に設けた取付片31を懸掛けすることにより、集塵袋10を収めたカートリッジ20を吊下げ状態に取付けた、本発明の他の実施例を示したものである。
本発明が実施された集塵機の一例を示した正面図。 請求項1に係る本発明の構成を説明した正断面図。 (A)は集塵袋を収めたカートリッジの一例を説明した正断面図、(B)は(A)のX−X線に沿った平断面図。 請求項3乃至5に係る本発明の構成を説明した正断面図。 請求項6に係る本発明のダスト排出時の状態を説明した正断面図。 集塵袋が最後尾になった時の状態を説明した正断面図。 最後尾の集塵袋の取り外しの状態と新たな集塵袋の取付けとその交換の状態を説明した正断面図。 図7に示した集塵袋交換の第2段階の状態を説明した正断面図。 図7及び図8に示した集塵袋交換の最終段階の状態を説明した正断面図。 キャッチクリップによるカートリッジ装着具を取付けるための他の実施例を示した正断面図。
符号の説明
1 集塵機本体
3 ホッパー
3A ホッパー下端口
4 ダスト排出部(排出筒)
4Y 排出口
5 操作ハンドル
6 カートリッジ装着具
6T 底面支持部
7 キャッチクリップ
8 カートリッジ取付部
10 集塵袋
10V 折畳部
10S 結束部
10Z 口元
10X 下端口(上端口)
10’ 使用不能な最後尾の集塵袋
11 装着部材としての締付けバンド
12,13 装着部材としてのOリング
20 カートリッジ
20D 外ケース体
20E 内ケース体
23,24 押え具
30 吊下部材としての吊具
DS ダスト

Claims (7)

  1. 収集したダストを一旦集塵機内部に溜めた後、集塵袋に詰め込んで廃棄するようにした集塵機用ダスト廃棄装置であって、
    縦方向に長尺に形成した集塵袋を、装着部材を用いて集塵機の下側部に設けたダスト排出部の外周を包むように装着すると共に、当該集塵袋をダスト排出部の外周から下方に順次引出しながら、又は、予め下方に引き出した状態で、上記ダストの詰め込み及び廃棄を行うように構成したことを特徴とする集塵機用ダスト廃棄装置。
  2. 集塵機のダスト排出部の部分に、集塵機内に溜めたダストをダスト排出部より前記集塵袋へ排出することができるバルブ開閉用の操作ハンドルが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の集塵機用ダスト廃棄装置。
  3. 縦方向に長尺に形成された集塵袋が折り畳まれた状態でカートリッジ内に収納され、前記ダスト排出部の外周部分にこのカートリッジを交換自在に収めることができるカートリッジ装着具が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の集塵機用ダスト廃棄装置。
  4. カートリッジ装着具に対する前記カートリッジの交換に際して、前記ダスト排出部に設けられている取付部とカートリッジ装着具との間に、カートリッジ装着具をダスト排出部に対して前記ダスト詰め込み時の位置よりも下方に降下させたカートリッジ交換位置に吊下げるための吊下部材が設けられることを特徴とする請求項3に記載の集塵機用ダスト廃棄装置。
  5. 前記集塵袋をダスト排出部の外周を包むように装着するための装着部材が、集塵袋の口元をダスト排出部の上部外周面に締め付け固定することができる締付けバンドと、当該集塵袋の上側と下側の各部分をダスト排出部の上下周面部分に保持することができる上下2本のOリングとによって構成されると共に、前記ダスト排出部への新たな集塵袋の交換、又は、前記カートリッジの交換に際して、上記締付けバンド及びOリングがダスト排出部より取り外し自在、又は、ダスト排出部に対して取付け位置が移動自在に構成されていることを特徴とする請求項1、3又は4に記載の集塵機用ダスト廃棄装置。
  6. 収集したダストを一旦集塵機内部に溜めた後、集塵袋に詰め込んで廃棄する集塵機用ダスト廃棄方法であって、
    縦方向に長尺に形成された集塵袋を、集塵機に設けたダスト排出部の外周を包むように取付け、この集塵袋を下方に順次引出しながら、又は、予め下方に引きだした状態で、上記のダストを当該集塵袋の内部に排出して収納する工程と、
    ダストを収納した集塵袋の入口側の2ヶ所を間隔をあけて結束又は固着する工程と、
    これ等2ヶ所の結束部又は固着部の中間部分を切り離すことにより、ダストが詰め込まれた集塵袋を廃棄可能にする工程と、
    ダストが詰め込まれた集塵袋を切り離した後に、上記ダスト排出部の外周に残る集塵袋を、新たな集塵袋として、次回のダスト排出及び詰め込み用として利用する工程とから成ることを特徴とする集塵機用ダスト廃棄方法。
  7. 前記ダスト排出部の外周に取付けられた集塵袋へのダストの詰め込み作業が進んで、当該集塵袋の最終端部の長さが、上記ダストの詰め込みには短か過ぎて集塵袋として使用不可能である場合に、この短い集塵袋をダスト排出部から取り外し、且つ、新たにダスト排出部の外周に取付けられる集塵袋の内部に収めて回収することを特徴とする請求項6に記載の集塵機用ダスト廃棄方法。
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