JP4806996B2 - 産業車両の油圧システム - Google Patents
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Description
また、リフトシリンダ等の荷役シリンダを作動しないようにする構成として、ポンプを停止させて圧油の供給を止めることも考えられる。しかしながら、産業車両において、ポンプから供給される圧油によって駆動される油圧装置としては、一般的に、リフト装置のように荷役動作を行う荷役装置だけでなく、他機能の油圧装置として産業車両における操舵動作を行う操舵装置や制動動作を行う制動装置も設けられている。これら他機能の油圧装置がリフトシリンダ等の荷役シリンダと同じポンプから供給される圧油で駆動される場合には、乗員が運転席を離席するとポンプからの圧油の供給が止められてしまうため、離席状態の間は、操舵装置や制動装置へポンプからの圧油が供給されないことになり、この間操舵装置や制動装置を操作して必要な操舵力や制動力を得ることができなくなってしまうという問題がある。実際には、離席状態とは言っても、乗員が後進走行をする際に後方を目視するため運転席から腰を浮かせる場合もあり、そのような場合に操舵力や制動力を得ることができないのは問題である。
そして、本発明に係る産業車両の油圧システムは、上記目的を達成するために以下のようないくつかの特徴を有している。すなわち、本発明は、以下の特徴を単独で、若しくは、適宜組み合わせて備えている。
図2は、本発明の第1実施形態に係る産業車両の油圧システム1(以下、単に「油圧システム1」という)に備えられている油圧回路30を示す油圧系統図である。なお、図中に示す矢印(ステアリング22の操作方向を示す矢印以外の矢印)は作動油(圧油)の流れる方向を示している。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図5は、第2実施形態に係る産業車両の油圧システム2(以下、単に「油圧システム2」という)のブロック図を示したものである。油圧システム2は、第1実施形態の油圧システム1と同様に、ポンプ32、モータ36、パワーステアリング装置33、ブレーキアシスト装置34、リフト装置11、ティルト装置12、ステアリング角センサ46、ブレーキペダルセンサ47、リフトレバーセンサ48、ティルトレバーセンサ49、乗員検出センサ51などを備えて構成されている。ただし、油圧システム2は、コントローラ50aの構成が第1実施形態のコントローラ50とは一部異なっている。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図7は、第3実施形態に係る産業車両の油圧システム3(以下、単に「油圧システム3」という)のブロック図を示したものである。油圧システム3は、第1実施形態の油圧システム1と同様に、ポンプ32、モータ36、パワーステアリング装置33、ブレーキアシスト装置34、リフト装置11、ティルト装置12、ステアリング角センサ46、ブレーキペダルセンサ47、リフトレバーセンサ48、ティルトレバーセンサ49、乗員検出センサ51などを備えて構成されている。ただし、油圧システム3は、コントローラ50bの構成が一部異なっており、また、荷役禁止手段としてのリフトロックバルブ55およびティルトロックバルブ56を備えている点においても異なっている。
10 フォークリフト(産業車両)
11 リフト装置(荷役装置)
12 ティルト装置(荷役装置)
21 運転シート(運転席)
32 ポンプ
33 パワーステアリング装置(操舵装置、他機能の油圧装置)
34 ブレーキアシスト装置(制動装置、他機能の油圧装置)
50 コントローラ
51 乗員検出センサ(乗員検出手段)
52 供給量制限部(供給量制限手段)
Claims (7)
- ポンプから供給される圧油によって駆動される油圧装置を備える産業車両の油圧システムであって、
前記ポンプから供給される圧油によって駆動されて荷役動作を行う油圧装置である荷役装置と、
前記ポンプから供給される圧油によって駆動されて、前記産業車両における操舵動作を行う操舵装置および制動動作を行う制動装置のうちの少なくともいずれか一方を含む他機能の油圧装置と、
前記産業車両を運転する乗員が運転席へ着席しているか否かを検出する乗員検出手段と、
前記他機能の油圧装置が操作された操作量を検知する検知手段と、
前記乗員検出手段によって乗員が運転席に着席していない離席状態が検出されたときに、前記検知手段による検知結果に基づいて、前記他機能の油圧装置の操作量に応じた流量の圧油を当該他機能の油圧装置に供給できる範囲で前記ポンプからの圧油の吐出量を制限することで、前記ポンプから前記荷役装置への圧油の供給量を制限する供給量制限手段と、
を備えていることを特徴とする産業車両の油圧システム。 - 前記供給量制限手段は、前記他機能の油圧装置による動作を行うことが可能な流量の圧油を供給できる範囲で前記ポンプからの圧油の吐出量を制限することで前記荷役装置への圧油の供給量を制限することを特徴とする請求項1に記載の産業車両の油圧システム。
- 前記他機能の油圧装置は前記制動装置を含み、
前記供給量制限手段は、前記制動装置によって制動動作を行うことが可能な流量の圧油を供給できる範囲で前記ポンプからの圧油の吐出量を制限することで前記荷役装置への圧油の供給量を制限することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の産業車両の油圧システム。 - 前記供給量制限手段は、前記ポンプの回転速度を小さくして当該ポンプの吐出量を制限することで前記荷役装置への圧油の供給量を制限することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の産業車両の油圧システム。
- 前記荷役装置が操作されてもその操作に基づく荷役動作を禁止するように当該荷役装置への圧油の供給および当該荷役装置からの圧油の排出のうちの少なくともいずれか一方を規制するよう作動する荷役禁止手段と、
前記乗員検出手段によって前記離席状態が検出されたときに前記荷役禁止手段を作動させる荷役禁止制御手段と、
を更に備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の産業車両の油圧システム。 - 前記荷役装置として、単動式のリフトシリンダを有して荷の昇降動作を行うリフト装置を備え、
前記荷役禁止手段として、前記リフトシリンダの油室と接続されるように設けられて当該リフトシリンダの下降方向の動作を規制可能な下降ロックバルブ機構を備え、
前記荷役禁止制御手段は、前記乗員検出手段によって前記離席状態が検出されたときに前記下降ロックバルブ機構を作動させることによって前記リフトシリンダの下降方向の動作を規制することを特徴とする請求項5に記載の産業車両の油圧システム。 - 前記荷役装置として、ティルトシリンダを有し、荷の昇降動作を行うリフト装置の前後傾動作を行うティルト装置を備え、
前記荷役禁止手段として、前記ティルトシリンダの油室と接続されるように設けられて、当該ティルトシリンダによる前傾動作を規制可能な前傾ロックバルブ機構と当該ティルトシリンダによる後傾動作を規制可能な後傾ロックバルブ機構とのうちの少なくともいずれか一方を備え、
前記荷役禁止制御手段は、前記乗員検出手段によって前記離席状態が検出されたときに前記前傾ロックバルブ機構または前記後傾ロックバルブ機構を作動させることによって前記ティルトシリンダの動作を規制することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の産業車両の油圧システム。
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