JP4806531B2 - 遊技機、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシン等の遊技機、プログラム及び記憶媒体に関するものである。
現在、パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンは、その内部に例えば3個のリールが配設されている。これらリールの外周面には、複数種類の図柄が配列されており、スロットマシンに設けられた表示窓からは各リールにつき3個の図柄、つまり計9個の図柄が表示される。このようなスロットマシンの場合、メダルベットを行った後にスタートレバーを操作すると、遊技が開始される。なお、メダルベットには、メダルを直接投入口から投入する場合の他に、以前にメダルを直接投入したときにクレジットされたメダルを使用してベットボタンを押圧操作する場合も含む。また、上述したメダルの他に、コイン、パチンコ球を使用したり、遊技場で市販される専用のカード等を使用して遊技を行わせることも可能である。
遊技が開始されると、例えば3個のリールが回転を開始し、これらリールの回転速度が所定速度に到達すると、各リールに対応して設けられたストップボタンの押圧操作が有効となる。遊技者がストップボタンのいずれかを押圧操作すると、押圧操作されたストップボタンに対応するリールが停止される。このリールの停止は、遊技の開始時に行われる内部抽選の結果に基づいて行われ、例えば内部抽選の結果が当たりとなり、その当たりに対応する図柄が入賞ライン上に引き込める位置にある場合には入賞ライン上に停止させるように、各リールの停止制御が実行される。なお、目的の図柄を入賞ライン上に引き込むことができない場合には、他の図柄が入賞ライン上に揃わないようにリールの停止制御が実行される。そして、入賞ライン上に当たりとなる図柄が揃うと入賞となり、入賞に対するメダルの払い出しが行われる。
このようなスロットマシンの場合、上述したストップボタンが押圧操作されずに、例えば30秒等の所定時間が経過すると、リールの回転が自動的に停止されるようになっている(特許文献1)。この場合、例えばリールの自動停止が行われると、ストップボタンが押圧操作される場合と同様に、当たりに対応する図柄が入賞ライン上に引き込める位置にある場合には入賞ライン上に停止させるように、各リールの停止制御が実行される。
一方、リールの外周面に配列される図柄の配列順序は、各リールとも固定であり、また、図柄によっては常に引き込める位置にあるので、ストップボタンを押圧操作することによってリールを停止させた場合であっても、ストップボタンを押圧操作せずにリールを自動停止させた場合であっても、例えば入賞ライン上に引き込める位置に目的の図柄があれば、入賞ライン上に引き込まれるため、内部抽選の結果によっては、ストップボタンを押圧操作してリールを停止させる場合と、リールの自動停止を行わせる場合とで遊技の結果が同一になる。
特開平10−179862号公報
しかしながら、リールに配列される複数の図柄が全て、常に引き込める位置にあるわけではないので、ストップボタンの操作を行ってリールを停止させた場合と、リールの自動停止を行った場合とで遊技の結果が必ずしも一致するとは限らない。つまり、図柄の配列順序がわかっている熟練者は、予め目的の図柄を入賞ライン上に停止させるタイミングがわかっているため入賞を得ることができるが、非熟練者の場合、図柄の配列順序がわかっていないため、目的の図柄を入賞ライン上に停止させるタイミングがわからず、入賞を得ることができない。また、仮にリールを自動停止させる場合であっても、必ずしも目的の図柄が引き込める位置でリールが自動停止されるわけではない。これにより、非熟練者が遊技を行った場合に、熟練者と同様に入賞を得ることは難しくなるので、熟練者が行った場合の遊技と、非熟練者が行った場合の遊技とでは、遊技における格差が大きくなり、非熟練者が遊技に対して不公平感を抱きやすいという問題もある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、リールの自動停止を有効に活用することで、熟練者が行った場合の遊技と非熟練者が行った場合の遊技との、遊技における格差を抑制することができるようにした遊技機、プログラム及び記憶媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技開始信号の出力に基づいて複数の当選役及びハズレのいずれかを決定する当選役決定手段と、前記遊技開始信号の出力に基づいて複数のリールを回転させるリール回転制御手段と、回転するリールを停止させる際に操作される停止操作部と、少なくとも前記停止操作部が操作された際に出力される停止信号を受けて、前記複数のリールの停止制御を行うリール停止制御手段と、前記複数のリールが回転を開始してからの経過時間を計時する計時手段と、少なくとも複数のリールが回転している状態で、前記計時手段によって計時された経過時間が予め設定された基準時間に達したときに停止信号を出力する停止信号出力手段と、を備えた遊技機において、前記リール停止制御手段は、前記当選役決定手段における決定が複数の当選役のうちの特定の当選役となり、且つ前記複数のリールが回転している状態で、前記経過時間が予め設定された基準時間に達したことにより前記停止信号出力手段からの前記停止信号の出力を受けた場合に、前記回転している複数のリールが停止時に表示する図柄の組み合わせが、前記特定の当選役を構成する図柄組み合わせとは異なり、且つ遊技媒体の払い出しを伴わない所定の図柄の組み合わせとなるように、前記回転しているリールの停止制御を行うとともに、前記所定の図柄の組み合わせが表示されてから次回の遊技が開始されるまでの間に、通常の遊技を行う通常遊技状態から、遊技者に有利となる遊技が行われる特殊遊技状態へと移行させる遊技状態移行手段と、前記当選役決定手段により前記特定の当選役が決定されたときに、この旨を報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の遊技機は、遊技開始信号の出力に基づいて複数の当選役及びハズレのいずれかを決定する当選役決定手段と、前記遊技開始信号の出力に基づいて複数のリールを回転させるリール回転制御手段と、回転するリールを停止させる際に操作される停止操作部と、少なくとも前記停止操作部が操作された際に出力される停止信号を受けて、前記複数のリールの停止制御を行うとともに、前記当選役決定手段により決定された当選役に対応する当選図柄が所定の引き込み範囲内に存在するタイミングで前記停止信号が出力されたときには、前記停止制御において引き込み制御を行って当選図柄を入賞有効ライン上に停止させるリール停止制御手段と、前記複数のリールが回転を開始してからの経過時間を計時する計時手段と、少なくとも複数のリールが回転している状態で、前記計時手段によって計時された経過時間が予め設定された基準時間に達したときに停止信号を出力する停止信号出力手段と、を備えた遊技機において、前記リール停止制御手段は、前記当選役決定手段における決定が複数の当選役のうちの特定の当選役となり、且つ前記複数のリールが回転している状態で、前記経過時間が予め設定された基準時間に達したことにより前記停止信号出力手段からの前記停止信号の出力を受けた場合に、前記引き込み範囲内に当選図柄が存在しているタイミングで前記停止信号が出力されても前記引き込み制御を行わずに、前記回転している複数のリールが停止時に表示する図柄の組み合わせが、前記特定の当選役を構成する図柄組み合わせとは異なり、且つ遊技媒体の払い出しを伴わない所定の図柄の組み合わせとなるように、前記回転しているリールの停止制御を行うとともに、前記所定の図柄の組み合わせが表示されてから次回の遊技が開始されるまでの間に、通常の遊技を行う通常遊技状態から、遊技者に有利となる遊技が行われる特殊遊技状態へと移行させる遊技状態移行手段と、を備えたことを特徴とする。
なお、特殊遊技状態とは、例えば、入賞した後の遊技の開始時に遊技媒体の投入を行わなくても遊技を行える権利を得られるリプレイ役(再遊技役)の当選確率が、通常の遊技状態よりも高くなるRT(リプレイタイム)モードや、当選役の報知や、入賞を得ることができる操作順序の報知が行われる、所謂AT(アシストタイム)モードが挙げられる。
所定の図柄の組み合わせが表示されたときに、前記遊技状態移行手段によって移行する前記特殊遊技状態における遊技数を前記当選役決定部で決定された当選役に応じて決定する遊技数決定手段と、前記特殊遊技状態における遊技を、前記遊技数決定手段によって決定された遊技数分行わせる特殊遊技実行手段とを備えていることが好ましい
本発明の遊技機によれば、遊技開始信号の出力に基づいて複数の当選役及びハズレのいずれかを決定する当選役決定手段と、前記遊技開始信号の出力に基づいて複数のリールを回転させるリール回転制御手段と、前記複数のリールが回転を開始してからの経過時間を計時する計時手段と、回転するリールを停止させる際に操作される停止操作部と、該停止操作部の操作が行われずに前記計時手段によって計時された経過時間が予め設定された基準時間に到達したときに出力される自動停止信号を受けて、前記複数のリールの停止制御を行うリール自動停止制御手段と、を備えた遊技機において、前記当選役決定手段における決定が複数の当選役のうちの特定の当選役となり、且つ前記自動停止信号の出力を受けた場合に、ハズレとなる図柄組み合わせのうち、特定の図柄の組み合わせを表示させるように、前記リール自動停止制御手段によるリールの停止制御内容を変更するリール停止制御変更手段と、前記特定の図柄の組み合わせが表示されたときに、通常の遊技を行う通常遊技状態から、遊技者に有利となる遊技が行われる特殊遊技状態へと移行させる遊技状態移行手段と、を備えたから、遊技者が停止操作部の操作を行うか否かを選択することになり、遊技の流れを増やすことができるとともに、遊技者の技量に合った遊技を行わせることができる。これにより、遊技の流れを多様化させることになるので、遊技性を向上させることができる。
また、前記リール停止制御変更手段により変更されたリールの停止制御によって、特定の図柄の組み合わせが表示されたときに、前記遊技状態移行手段によって移行する前記特殊遊技状態における遊技数を前記当選役決定部で決定された当選役に応じて決定する遊技数決定手段と、前記特殊遊技状態における遊技を、前記遊技数決定手段によって決定された遊技数分行わせる特殊遊技実行手段とを備えているから、遊技者が非熟練者の場合には、遊技機の内部で当選していた当選役を入賞させられなかったことに対する補填をすることができるので、熟練者が行った場合の遊技と、非熟練者が行った場合の遊技とでの格差を抑制させることができる。
本発明のスロットマシンは、通常の遊技を行う通常モード(通常遊技状態)、該通常モードよりも出玉率が高くなるBB(ビックボーナス)モードや、RB(レギュラーボーナス)モードの遊技の他に、後述するリプレイ役の当選確率が高くなるRT(リプレイタイム)モード(特殊遊技状態)を備えている。なお、BBモードや、RBモードは周知であるから、その説明は省略する。
図1に示すように、スロットマシン2は、収納箱4と、この収納箱4の前面に設けられた前面扉5とからなる筐体3の内部に、第1リール10、第2リール11、第3リール12、電源装置95(図2参照)、ホッパー装置96(図2参照)等が配設された構成となっている。
前面扉5は、上部扉6と下部扉7との2枚の扉から構成されている。上部扉6には表示窓8が設けられている。この表示窓8の奥には第1リール10、第2リール11,第3リール12が配設されている。周知のように、第1リール10、第2リール11、第3リール12の外周面には、例えば複数種類の図柄が複数個配列されている。第1リール10、第2リール11、第3リール12が停止すると、第1リール10、第2リール11、第3リール12の図柄が各3個表示窓8から表示され、表示窓8を通して計9個の図柄が表示される。
表示窓8の側方には、表示装置13が設けられている。この表示装置13には、例えばLCD(Liquid Crystal Display)が用いられる。この表示装置13は、例えばアニメーション表示灯の動画表示によって、遊技における演出表示が行われる、或いは遊技が行われていない場合のデモンストレーション表示が行われる。
下部扉7の上部には、遊技の開始時に操作されるMAXベットボタン15、ペイアウトボタン16等の各種の操作ボタンが設けられている。MAXベットボタン15は、最大使用枚数である3枚のメダルを使用して遊技を行う場合に押圧操作される。ペイアウトボタン16は、クレジットされたメダルを払い出す際に操作されるボタンである。
これら操作ボタンの近傍には、スタートレバー21や、第1ストップボタン(停止操作部)22、第2ストップボタン(停止操作部)23、第3ストップボタン(停止操作部)24が設けられている。スタートレバー21は、遊技を実行する際に操作される。第1ストップボタン22は、回転する第1リール10を停止させる際に押圧操作されるボタンである。同様にして、第2ストップボタン23、第3ストップボタン24は、回転する第2リール11、第3リール12をそれぞれ停止させる際に押圧操作されるボタンである。
また、下部扉7には、遊技を行う際にメダルを投入するためのメダル投入口25が設けられている。この下部扉7の下方には、ホッパー装置96(図2参照)によって払い出されるメダルが排出されるメダル排出口26、及びメダル排出口26から払い出されたメダルを受けるメダル受け皿27が設けられている。
図2は、スロットマシン2の電気的構成を示す機能ブロック図である。スロットマシン2は、該スロットマシン2の遊技における基本的制御を行う遊技制御装置40を備えている。この遊技制御装置40は、CPU41、ROM42及びRAM43を備えている。CPU41は、スロットマシン2に給電が行われると、ROM42に記憶された起動プログラム(図示せず)を読み出して、そのプログラムを実行する。
ベットスイッチセンサ50は、MAXベットボタン15の内部に配設されている。MAXベットボタン15が押圧操作されると、ベットスイッチセンサ50がオンとなり、そのオン信号(以下、MAXベット信号)がCPU41に向けて出力される。このMAXベット信号を受けて、CPU41は、ROM42に記憶されたベットプログラムを読み出してMAXベット処理を行う。
スタートスイッチセンサ53は、スタートレバー21が押下されることによってオンとなり、そのオン信号(以下、遊技開始信号)がCPU41に出力される。CPU41は、入力されたスタート信号を受けて、ROM42に格納された遊技制御プログラム55や、RAM43に一時記憶されたデータを読み出して、遊技の処理を開始する。
第1リール10、第2リール11、第3リール12の各リールの基準位置には、インデックス10a,11a,12aがそれぞれ設けられ、その一回転ごとにフォトセンサ60,61,62によって、それぞれのインデックス10a,11a,12aの通過が光電検出される。フォトセンサ60,61,62による検知信号は、リールごとのリセット信号としてCPU41に出力される。なお、第1リール10、第2リール11、第3リール12には、ステッピングモータ65,66,67の駆動軸がそれぞれ圧入されており、ステッピングモータ65,66,67の作動によって、これら第1リール10、第2リール11、第3リール12が回転する。図2では、便宜上、第1リール10とステッピングモータ65、第2リール11とステッピングモータ66、第3リール13とステッピングモータ67とをそれぞれ実線で囲って示してある。なお、符号68,69,70は、ステッピングモータ65,66,67をそれぞれ駆動させるドライバである。
なお、CPU41には、ステッピングモータごとにパルスカウンタ(図示せず)が設けられ、各々のステッピングモータに供給された駆動パルスの個数を計数する。これにより、フォトセンサ60,61,62からのリセット信号が入力されるたびにクリアされ、再びアップカウントされる。CPU41は、リールごとにパルスカウンタのカウント値を監視することによって、例えば中央の入賞有効ライン上にどの図柄が移動してきているのかを識別することができ、また、どの程度リールを回転させれば目的の図柄がその入賞有効ライン上に移動してくるのかを予測することができる。
第1ストップスイッチセンサ72は、第1ストップボタン22の内部に設けられており、第1ストップボタン22が押圧操作されるとオンとなり、オン信号(以下、第1停止信号)をCPU41に向けて出力する。これを受けて、CPU41は、ROM42に記憶されたリール停止プログラム75と、図柄テーブル76とを参照して、第1リール10に配設された図柄のうち、目的の図柄が入賞有効ライン上に停止されるように、ドライバ68におけるステッピングモータ65への駆動パルスの供給を制御する。
第2ストップスイッチセンサ73は第2ストップボタン23の内部に設けられ、第2ストップボタン23が押圧操作されるとオンとなり、オン信号(以下、第2停止信号)をCPU41に向けて出力する。これを受けて、CPU41は、ROM42に記憶されたリール停止プログラム75と、図柄テーブル76とを参照して、第2リール11に配設された図柄のうち、目的の図柄が入賞有効ライン上に停止されるように、ドライバ69におけるステッピングモータ66への駆動パルスの供給を制御する。
第3ストップスイッチセンサ74は第3ストップボタン24の内部に設けられ、第3ストップボタン24が押圧操作されるとオンとなり、オン信号(以下、第3停止信号)をCPU41に向けて出力する。これを受けて、CPU41は、ROM42に記憶されたリール停止プログラム75と、図柄テーブル76とを参照して、第3リール12に配設された図柄のうち、目的の図柄が入賞有効ライン上に停止されるように、ドライバ70におけるステッピングモータ67への駆動パルスの供給を制御する。
CPU41は、制御部(リール自動停止制御手段、リール自動停止制御変更手段、遊技状態移行手段、特殊遊技実行手段)80、乱数取得部81、当選役決定部82、タイマ83、遊技数決定部(遊技数決定手段)84等を備えている。制御部80は、ROM42に記憶された遊技制御プログラムに基づいて、例えば、第1リール10、第2リール11、第3リール12の回転制御を行う他に、入賞となる場合にホッパー装置96における払い出し制御等を行う。また、制御部は、ROM42に記憶される演出データ(図示せず)を読み出して、表示装置13に読み出された演出データに基づいた演出表示を行わせる。なお、符号85はドライバである。
乱数取得部81は、スロットマシン2に給電が開始されると、乱数の更新処理を開始し、スタートスイッチセンサ53からの開始信号が出力された時点の乱数を取得する。当選役決定部82は、RAM43に記憶されたフラグや、データを参照して、ROM42に記憶された第1確率テーブル86、第2確率テーブル87のいずれかの確率テーブルを選択する。そして、選択された確率テーブルを用いて、乱数取得部81にて取得された乱数が予め設定された複数種類の当選役及びハズレのいずれかに振り分けられた乱数であるかを判定し、複数の当選役のいずれか、或いはハズレを決定する。なお、以下では、乱数の抽出、乱数の判定、及び複数の当選役のいずれか、或いはハズレの決定を抽選と称する。また、本実施形態では、複数種類の当選役を、リプレイ役、ベル役、プラム役、RBモードへ移行させるRB移行役、BBモードへ移行させるBB移行役とから構成した場合について説明する。
リプレイ役は、入賞を得た場合に、入賞に対するメダルの払い出しは行われないが、次回の遊技をメダル投入せずに行うことができる権利が得られる当選役である。ベル役は、その入賞時に、メダルの払い出しが行われる当選役である。プラム役は、入賞したときに、入賞に対する払い出しが行われない役である。このプラム役は、例えばベル役が当選し、且つ第1リール10、第2リール11、第3リール12の全てのリールが自動停止されたときに入賞有効ライン上に停止される当選役である。なお、第1リール10、第2リール11、第3リール12の全てのリールが自動停止し、プラム役が入賞すると、遊技状態が、通常モードの遊技から、RTモードの遊技へと移行される。
第1確率テーブル86は、通常モードの遊技で使用される確率テーブルである。この第1確率テーブル86は、複数種類の当選役のそれぞれと、ハズレとに、乱数の振り分けがそれぞれ行われている。第2確率テーブル87は、RTモードの遊技で使用される確率テーブルである。この第2確率テーブル87は、リプレイ役の当選確率が、第1確率テーブル86よりも高く設定された確率テーブルである。
タイマ83は、第1リール10、第2リール11、第3リール12が回転を開始してからの経過時間を計時するために設けられている。制御部80は、タイマ83による経過時間Tを監視しており、この経過時間Tが、予め設定された基準時間(自動停止時間)T0に到達したときに、第1リール10、第2リール11、第3リール12のいずれかのリールが回転している場合に、制御部80は、ROM42に記憶されたリール停止プログラム75、及び図柄テーブル76を参照して、有効となる入賞ラインのいずれかに入賞となる図柄の組み合わせを停止させないように、回転しているリールを停止制御する。また、当選役決定部で決定された当選役がベル役で、且つ、第1リール10,第2リール11,第3リール12の全てのリールが回転したまま、経過時間Tが自動停止時間T0に到達した場合には、入賞ラインのいずれかに入賞となる図柄の組み合わせを停止させない停止制御から、プラム役を構成する図柄「プラム」を有効となる入賞ラインのいずれかに停止させるように、第1リール10、第2リール11、第3リール12のリール停止制御を実行する。
遊技数決定部84は、制御部80によってタイマによる経過時間Tが基準時間T0に到達した場合に作動する。この遊技数決定部84は、RTモードにおける遊技数を決定する。この遊技数決定部84は、図示しない乱数取得部を備えており、この乱数取得部によって取得された乱数と、ROM42に記憶された遊技数決定テーブル90とから、RTモードにおける遊技数を決定する。これに基づいて、制御部80は、遊技状態を通常モードからRTモードへと移行させ、決定された遊技数分のRTモードの遊技を行わせる。なお、本実施形態手は、RTモードにおける遊技数を決定するようにしたが、これに限定する必要はなく、例えば予め、RTモードへ移行させるか否かを決定し、RTモードへ移行させることが決定された場合に予め設定された遊技数分のRTモードを行うようにしてもよい。
ROM42には、遊技制御プログラムやリール停止プログラム等のプログラムや、第1確率テーブル86、第2確率テーブル87、図柄テーブル76、遊技数決定テーブル90等が記憶されており、制御部80によって使用される。RAM43は、遊技中の制御における当選フラグや、処理データが記憶される。
電源装置95は、スロットマシン2に給電を行うために設けられている。この電源装置95には、給電を行うか否かを選択する電源スイッチが設けられ、この電源スイッチがオンとなるときにスロットマシン2に給電が行われる。
ホッパー装置96は、遊技の際に入賞を得たときにクレジットされたメダルの枚数が例えば50枚に到達した場合や、ペイアウトボタン16が操作された場合に作動する。このホッパー装置96から払い出されたメダルは、メダル排出口26を介してメダル受け皿27に排出される。
次に、本実施形態の作用を、図3及び図4のフローチャートに基づいて説明する。遊技者がメダルをベットしてスタートレバー21を押下すると、遊技開始信号がCPU41に出力され、CPU41は乱数取得部81を作動させ、乱数の取得を実行させる。この乱数の取得によって、当選役決定部82では、ROM42から第1確率テーブル86を読み出して、取得された乱数が、複数の当選役、或いはハズレのいずれかに振り分けられた乱数であるかを判定し、遊技において、複数の当選役のいずれか、或いはハズレを決定する。同時に、CPU41は、第1リール10、第2リール11、第3リール12のそれぞれを回転させるとともに、タイマ83による計時を開始させる。
なお、第1リール、第2リール、第3リールのそれぞれが回転を開始してからの経過時間Tが、経過時間T<基準時間T0となる場合に、遊技者が遊技者自身の意図する操作順序で第1ストップボタン22、第2ストップボタン23、第3ストップボタン24を押圧操作していくと、押圧操作されたストップボタンに対応するリールが停止していく。なお、遊技の開始時には抽選が行われているから、制御部80は、抽選結果と、ROM42に記憶された図柄テーブル76を参照し、かつROM42に記憶されたリール停止プログラム75を実行して、第1リール10、第2リール11、第3リール12のそれぞれのリールの停止制御を行うことになる。そして、入賞となる図柄組み合わせが、有効となる入賞ラインのいずれかの入賞ライン上に揃った場合に入賞となり、入賞に対するメダルの払い出しが行われる。
例えば当選役決定部82で決定された当選役がベル役の場合について説明する。第1リール10に配置される図柄のうち、ベル役を構成する図柄「ベル」が有効となる入賞ライン上に引き込める位置にあるときに第1ストップボタン22が押圧操作されると、制御部80は、図柄「ベル」を有効となる入賞ライン上に停止させるように、第1リール10の停止制御を行う。第2リール11、第3リール12も同様にして、図柄「ベル」が有効となる入賞ライン上に引き込める位置にあるときに、第2ストップボタン23、第3ストップボタン24が押圧操作された場合に、有効となる入賞ライン上に停止させるように第2リール11、第3リール12の停止制御が行われる。そして、有効となる入賞ラインの、いずれか1つの入賞ライン上に第1リール10、第2リール11、第3リール12に配置された図柄「ベル」が揃った場合に入賞となる。なお、図柄「ベル」を引き込めない位置でストップボタンが押圧操作された場合には、図柄「ベル」が入賞ライン上に停止しないようにリールの停止制御が行われる。なお、他の当選役も同様であるので、ここでは、その詳細を省略する。これにより、ベル役が当選しても、必ずしもベル役を入賞させることができるわけではなく、遊技者が非熟練者の場合には、ベル役を入賞させることができない、所謂取りこぼす可能性が高くなる。
一方、遊技者が第1ストップボタン22、第2ストップボタン23、第3ストップボタン24の押圧操作を行わずに、タイマ83による経過時間Tが基準値T0に到達した場合、制御部80は、抽選結果と、ROM42に記憶された図柄テーブル76を参照し、かつROM42に記憶されたリール停止プログラム75を実行して、第1リール10、第2リール11、第3リール12のそれぞれのリールを自動停止させる。この場合、抽選の結果で当選役が当選していたとしても、その当選役を構成する図柄の組み合わせが有効となる入賞ラインのうちの1つの入賞ライン上に揃わないように、各リールの停止制御が行われる。
なお、当選役決定部82で決定された当選役がベル役の場合、タイマ83による経過時間Tが基準時間T0に到達すると、制御部80は、回転している第1リール10、第2リール11、第3リール12のうち、回転しているリールの自動停止制御を実行する。このとき、制御部80は、当選役を構成する図柄の組み合わせが有効となる入賞ラインのいずれかに揃わないように、リールを自動停止させるリール自動停止制御から、プラム役を構成する図柄「プラム」を有効となる入賞ラインのいずれかの1つの入賞ライン上に、図柄「プラム」が揃う(「プラム」−「プラム」−「プラム」)ように、リールを自動停止させるように各リールの停止制御を変更する。これにより、同一の入賞ライン上に図柄「プラム」が揃い、プラム役が入賞する。上述したように、プラム役は入賞時におけるメダルの払い出しが行われない役である。プラム役が入賞した後の遊技は、通常モードの遊技から、RTモードの遊技へと移行する。なお、タイマ83のよる経過時間Tが基準時間T0に到達すると、制御部80は遊技数決定部84を作動させる。遊技数決定部84は、遊技数決定テーブル90を参照して、RTモードの遊技数を決定する。
上述したように、RTモードは、リプレイ役の当選確率が通常モードよりも高くなる遊技期間である。このRTモードでは、当選役決定部82は、第2確率テーブル87を用いて、遊技における抽選結果が複数の当選役、及びハズレであるかを決定する。そして、RTモードの遊技を遊技数決定部84で決定された遊技数分行うとRTモードが終了し、通常モードへと移行する。なお、RTモードの遊技はリプレイ役が当選しやすいので、RTモードで遊技を行うと、メダルの消費を抑えながら遊技を行うことができる。例えばベル役が、その入賞時におけるメダルの払い出し枚数が12枚の場合に、第1リール、第2リール、第3リールを自動停止した後のRTモードの遊技数が4回行うことができた場合には、1回の遊技で使用されるメダルの投入枚数が3枚であるから、3(枚)×4(回)=12(枚)となり、RTモードの遊技でメダルを新たに投入したとしても、4回のRTモードを行わせることで、ベル役を入賞させられなかったという補填を行うことができる。これにより、遊技者が非熟練者の場合は、敢えてストップボタンを押圧操作して第1リール10、第2リール11、第3リール12を停止させるのではなく、これらリールを自動停止させることで、上述したRTモードを行うことができるので、非熟練者が遊技に対して不利益感を抱かずに遊技を行うことができる。
また、第1リール10、第2リール11、第3リール12をストップボタンを押圧操作して停止させるか、或いは自動停止させるかによって、それ以降の遊技における遊技性が変わることにより、遊技性を向上させることができる。
なお、詳細は記載しないが、通常モードにおける遊技においてBB移行役が当選している場合には、遊技者はBB移行役を構成する例えば「7」−「7」−「7」からなる図柄組み合わせを有効となる入賞ラインのうちの同一の入賞ライン上に揃うように、第1ストップボタン、第2ストップボタン、第3ストップボタンを押圧操作する。そして、例えば「7」−「7」−「7」からなる図柄組み合わせが同一の入賞ライン上に揃ったときに、遊技状態がBBモードに移行する。そして、BBモードの終了条件が満足されることによって遊技状態が通常モードへと移行される。
なお、RB移行役が当選した場合も同様であり、RB移行役を構成する図柄組み合わせを有効となる入賞ラインのうちのいずれかの入賞ライン上に、例えば「BAR」−「BAR」−「BAR」を揃えることで、遊技状態が通常モードからRBモードへと移行する。そして、RBモードの終了条件が満足されることによって遊技状態が通常モードへと移行される。なお、BBモードやRBモードの遊技内容については周知であるから、ここではその詳細を省略するものとする。
図5は記憶媒体(磁気ディスク,フレキシブルディスク,ICメモリ等)130をスロットマシンにインストールする例を示しており、記憶媒体130には図2の機能ブロック図、図3及び図4のフローチャートで示すような手段を、CPU131とメモリ132とを含むスロットマシン133で実現するためのプログラムが格納されている。この場合、遊技開始信号の出力に基づいて複数の当選役及びハズレのいずれかを決定する当選役決定手段と、前記遊技開始信号の出力に基づいて複数のリールを回転させるリール回転制御手段と、前記複数のリールが回転を開始してからの経過時間を計時する計時手段と、回転するリールを停止させる際に操作される停止操作部の操作が行われずに前記計時手段によって計時された経過時間が予め設定された基準時間に到達したときに出力される自動停止信号を受けて、前記複数のリールの停止制御を行うリール自動停止制御手段との他に、前記当選役決定手段における決定が複数の当選役のうちの特定の当選役となり、且つ前記自動停止信号の出力を受けた場合に、ハズレとなる図柄組み合わせのうち、特定の図柄の組み合わせを表示させるように、前記リール自動停止制御手段によるリールの停止制御内容を変更するリール停止制御変更手段と、前記特定の図柄の組み合わせが表示されたときに、通常の遊技を行う通常遊技状態から、遊技者に有利となる遊技が行われる特殊遊技状態へと移行させる遊技状態移行手段とをスロットマシン133で実現するためのプログラムを記憶媒体130に記憶する。そして、この記憶媒体130を読取装置134に装填して、プログラムをスロットマシン133にインストールする。
また、上記プログラムを、記憶媒体を利用してインストールする代わりに、インターネットを利用して、パチンコ機に配信させることができる。また、上記プログラムに、パチンコ機の基本動作を実行させるプログラムを追加することで、パソコンにインストールし、モニタ上でパチンコ遊技を行うことができる。
本実施形態では、当選役決定部で、ベル役が当選した場合に、第1リール、第2リール、第3リールを自動停止させたときに有効となる入賞ラインのいずれかにプラム役を構成する図柄「プラム」が揃うようにしたが、これに限定する必要はなく、例えばBB移行役やRB移行役が内部当選となる遊技でハズレとなる場合に表示されやすい図柄の組み合わせである、所謂リーチ目やチャンス目等を表示させるようにしてもよい。この場合、実際にはBB移行役やRB移行役が内部当選していないが、RTモードに移行することでBB移行役やBB移行役が内部当選しているのではないかという期待感を遊技者に与えることができる。
本実施形態では、当選役決定部でベル役が当選した場合に、ストップボタンの押圧操作でリールを停止させるか、自動停止によってリールを停止させるかを遊技者に選択させるようにしたが、これに限定する必要はなく、他の当選役が当選した場合に、遊技者による選択を行わせるようにしてもよい。
本実施形態では、自動停止させたときに移行する特殊遊技状態として、RTモードの例を取り上げたが、これに限定する必要はなく、遊技における当選役や、当選役を獲得できる操作順序を報知する、所謂AT(アシストタイム)モードへと移行させるようにしてもよい。この場合、通常モードの遊技でベル役が当選し、且つ第1リール、第2リール、第3リールの各リールを自動停止させた場合に、プラム役が入賞することでATモードの遊技へと移行させる、或いはRTモードの遊技でベル役が当選し、且つ第1リール、第2リール、第3リールの各リールを自動停止させた場合に、以降の遊技では、RTモードと、ATモードとを同時に行わせるようにしてもよい。
本実施形態では、通常モードの遊技でベル役が入賞し、かつ回転するリールを自動停止させた場合に、RTモードの遊技に移行させるようにしたが、これに限定する必要はなく、例えばRTモードの遊技でベル役が当選し、かつ回転するリールを自動停止させた場合に、RTモードの遊技回数を上乗せするようにしてもよい。
本実施形態では、ベル役が当選した場合に、ベル役の当選を報知する記載はしていないが、ベル役が当選した場合には、ベル役の当選を前面扉に設けられたLEDや、表示装置13等で報知するようにしてもよい。この場合、遊技者がストップボタンを押圧操作してリールを停止させるか、自動停止によってリールを停止させるかを選択させるタイミングがわかるので、非熟練者に対して不利益感を与えることなく遊技を行わせることができる。
スロットマシンの外観を示す斜視図である。 スロットマシンの電気的構成を示す機能ブロック図である。 1回の遊技における流れを示すフローチャートである。 遊技における流れを示すフローチャートである。 プログラムが格納された記憶媒体をスロットマシンにインストールする場合の説明図である。
符号の説明
2 スロットマシン
10 第1リール
11 第2リール
12 第3リール
22 第1ストップボタン
23 第2ストップボタン
24 第3ストップボタン
80 制御部(第1リール停止制御手段、第2リール停止制御手段、遊技状態移行手段、特殊遊技実行手段)
82 当選役決定部(当選役決定手段)
83 タイマ(計時手段)
84 遊技数決定部(遊技数決定手段)

Claims (3)

  1. 遊技開始信号の出力に基づいて複数の当選役及びハズレのいずれかを決定する当選役決定手段と、前記遊技開始信号の出力に基づいて複数のリールを回転させるリール回転制御手段と、回転するリールを停止させる際に操作される停止操作部と、少なくとも前記停止操作部が操作された際に出力される停止信号を受けて、前記複数のリールの停止制御を行うリール停止制御手段と、前記複数のリールが回転を開始してからの経過時間を計時する計時手段と、少なくとも複数のリールが回転している状態で、前記計時手段によって計時された経過時間が予め設定された基準時間に達したときに停止信号を出力する停止信号出力手段と、を備えた遊技機において、
    前記リール停止制御手段は、
    前記当選役決定手段における決定が複数の当選役のうちの特定の当選役となり、且つ前記複数のリールが回転している状態で、前記経過時間が予め設定された基準時間に達したことにより前記停止信号出力手段からの前記停止信号の出力を受けた場合に、前記回転している複数のリールが停止時に表示する図柄の組み合わせが、前記特定の当選役を構成する図柄組み合わせとは異なり、且つ遊技媒体の払い出しを伴わない所定の図柄の組み合わせとなるように、前記回転しているリールの停止制御を行うとともに、
    前記所定の図柄の組み合わせが表示されてから次回の遊技が開始されるまでの間に、通常の遊技を行う通常遊技状態から、遊技者に有利となる遊技が行われる特殊遊技状態へと移行させる遊技状態移行手段と、
    前記当選役決定手段により前記特定の当選役が決定されたときに、この旨を報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技開始信号の出力に基づいて複数の当選役及びハズレのいずれかを決定する当選役決定手段と、前記遊技開始信号の出力に基づいて複数のリールを回転させるリール回転制御手段と、回転するリールを停止させる際に操作される停止操作部と、少なくとも前記停止操作部が操作された際に出力される停止信号を受けて、前記複数のリールの停止制御を行うとともに、前記当選役決定手段により決定された当選役に対応する当選図柄が所定の引き込み範囲内に存在するタイミングで前記停止信号が出力されたときには、前記停止制御において引き込み制御を行って当選図柄を入賞有効ライン上に停止させるリール停止制御手段と、前記複数のリールが回転を開始してからの経過時間を計時する計時手段と、少なくとも複数のリールが回転している状態で、前記計時手段によって計時された経過時間が予め設定された基準時間に達したときに停止信号を出力する停止信号出力手段と、を備えた遊技機において、
    前記リール停止制御手段は、
    前記当選役決定手段における決定が複数の当選役のうちの特定の当選役となり、且つ前記複数のリールが回転している状態で、前記経過時間が予め設定された基準時間に達したことにより前記停止信号出力手段からの前記停止信号の出力を受けた場合に、前記引き込み範囲内に当選図柄が存在しているタイミングで前記停止信号が出力されても前記引き込み制御を行わずに、前記回転している複数のリールが停止時に表示する図柄の組み合わせが、前記特定の当選役を構成する図柄組み合わせとは異なり、且つ遊技媒体の払い出しを伴わない所定の図柄の組み合わせとなるように、前記回転しているリールの停止制御を行うとともに、
    前記所定の図柄の組み合わせが表示されてから次回の遊技が開始されるまでの間に、通常の遊技を行う通常遊技状態から、遊技者に有利となる遊技が行われる特殊遊技状態へと移行させる遊技状態移行手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  3. 前記所定の図柄の組み合わせが表示されたときに、前記遊技状態移行手段によって移行する前記特殊遊技状態における遊技数を前記当選役決定部で決定された当選役に応じて決定する遊技数決定手段と、
    前記特殊遊技状態における遊技を、前記遊技数決定手段によって決定された遊技数分行わせる特殊遊技実行手段とを備えていることを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
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