JP4804735B2 - 光伝送システム及び光伝送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル信号とアナログ信号とを波長多重した場合に発生するクロストークの影響を低減させるためのシステムや方法などに適用されて有効な技術に関する。
インターネットの普及により、光ファイバを用いた大容量の伝送サービスが実現されつつある。このような大容量の伝送サービスの一つに、多チャンネルの映像信号が光波長多重技術によって多重化され配信されるサービスがある。この伝送サービスに用いられるシステムは、国際標準化規格ITU(G983.3)にも制定されており、一般家庭にも導入が予定されている。
図8は、アナログ光信号とデジタル光信号とを波長多重により合波して伝送する光伝送システムの従来例を示す。従来の技術に基づく光伝送システムP1は、OLT(Optical Line Terminal)P2,ヘッドエンドP3,1.55μm(マイクロメートル)光送信器
P4,スターカプラP5,ONU(Optical Network Unit)P6,及びユーザ端末P7を含む。OLTP2は、光送受信部P22,WDM(Wavelength Division Multiplexing:波長分割多重方式)光カプラP23を含む。ONUP6及びユーザ端末P7は、一つのスターカプラP5に対して複数接続されても良い。光送受信部P22と1.55μm光送信器P4からの下り信号は、WDM光カプラP23によって波長多重化され、スターカプラP5を介し、各ONUP6を経由して各ユーザ端末P7へ伝送される。
図9は、従来技術に基づく光伝送システムP1において使用される信号の波長の例を示す図である。図9は具体例として国際規格G983.3が適用された場合を示す。国際規格G983.3では、加入者からの上りデジタル光信号には1.3μm帯(1.26〜1.36μm)が適用される。同様に、光送受信部P22からの下りデジタル光信号には1.49μm帯(1.48〜1.50μm)が、1.55μm光送信器P4からの下りアナログ光信号には1.55μm帯(1.55〜1.56μm)がそれぞれ適用される。下りデジタル光信号と下りアナログ光信号とは、WDM光カプラP23によって合波され、加入者側(ユーザ端末P7側)に送信される。
下りアナログ信号の具体例の一つに、映像信号がある。映像信号の伝送には、周波数分割多重(FDM:Frequency Division Multiplexing)を用いた振幅変調のマルチキャリ
ア(多重キャリア)による光アナログ伝送方式を適用できる。このような光アナログ伝送方式が適用された場合、ヘッドエンドP3は、数十MHz(メガヘルツ)〜770MHzにおいて6MHzおきに映像チャネルを均等に配分する。図10は、映像信号の周波数多重化の例を示す図である。
なお、このような光伝送システムの従来技術の具体例として、OLTP2から複数のユーザ端末P7への下り信号が送信される際に、あるユーザ端末P7宛の下り信号が他のユーザ端末P7により盗聴されることを防止するための技術がある(特許文献1,2参照)。このような技術によれば、例えばOLTP2は、各ユーザ端末P7宛の下り信号に対し、各ユーザ端末P7に固有のスクランブルを施し送信する。そして、このデータを受信した各ユーザ端末P7は、自身に対応する鍵符号を用いてデスクランブルを実施することで下り信号を復号化する。
また、ラマン抑圧の手法の例として、特許文献3や特許文献4に記載された技術もある。
特開平06−188878号公報 特開平07−193566号公報 特開2002−50985号公報 国際公開第2002/035665パンフレット
しかしながら、1.49μm帯の光信号が強い場合は、光ファイバの非線形効果(誘導ラマン散乱)により他の信号(例えば1.55μm帯の映像信号など)に対してクロストーク妨害が生じることが知られている。図11は、クロストーク妨害の例を示す図である。図11に示されるように、誘導ラマン散乱により、1.49μm帯のデジタル光信号が励起光源となって1.55μm帯の信号が増幅される。このため、1.49μm帯のデジタル光信号の強度に応じて、1.55μm帯のアナログ信号(映像信号)の増幅度が非線形に変化し、1.55μm帯の信号が変形する。言い換えれば、1.55μm帯の信号に対しクロストーク妨害が生じたような状態となる。
本発明はこのような問題を解決し、複数の異なる波長帯の光信号を合波することにより一方の波長帯の光信号が他方の波長帯の光信号に生じさせるクロストーク妨害の影響を軽減する方法やシステム等を提供することを目的とする。
〔第一の態様〕
上記問題を解決するため、本発明は以下のような構成をとる。本発明の第一の態様は、光伝送システムであって、信号処理手段、変換手段、及び波長多重手段を含む。信号処理手段は、ユーザ端末へ送信されるデジタル信号の電気的な信号に対しスクランブラを施す。ユーザ端末へ送信されるデジタル信号とは、本システムによって局側(サーバ側)からユーザ端末へ送信されるデジタル信号である。スクランブラとは、入力されたデジタル信号の伝送符号系列をランダム化するものである。変換手段は、スクランブラを施されたデジタル信号の電気的な信号をデジタル光信号に変換する。波長多重手段は、ユーザ端末へ送信されるアナログ光信号とデジタル光信号とを波長多重により合波してユーザ端末へ送信する。
本発明の第一の態様によれば、ユーザ端末へ送信されるデジタル信号は、波長多重手段によりアナログ信号と合波される前に、予めスクランブラが施されている。このため、合波されるデジタル信号の電気的な周波数スペクトルの各スペクトル成分の強度が低下する。ところで、合波されることによりデジタル信号がアナログ信号に対して与えるクロストーク妨害の影響の程度は、デジタル信号の各スペクトル成分の強度に非線形に依存する。従って、本発明の第一の態様によれば、合波されることによりデジタル信号がアナログ信号に対して与えるクロストーク妨害の影響を低減することが可能となる。
本発明の第一の態様におけるアナログ光信号は、電気的には6MHzおきの多重キャリアにより伝送される信号であり、前記各キャリアは隣のキャリアとの間に2MHzの隙間を有するように構成されても良い。このように構成された場合、デジタル信号の電気的な周波数スペクトルのスペクトル成分の中には、各キャリアの隙間に位置するものが生じる。このようなスペクトル成分は、アナログ信号に対しクロストーク妨害の影響を与えることが無い。従って、クロストーク妨害の影響を低減することが可能となる。
本発明の第一の態様における信号処理手段は、パターン周期が500ナノ秒以上のスクランブラを施すように構成されても良い。パターン周期が500ナノ秒以上のスクランブラは、一般的に十分に長いパターン周期のスクランブラである。このように十分に長いパ
ターン周期のスクランブラが施される場合、デジタル信号の各スペクトル成分の強度は十分に小さくなり、クロストーク妨害の影響を低減することが可能となる。また、パターン周期が500ナノ秒以上のスクランブラが施されたデジタル信号の電気的な周波数スペクトルの各スペクトル成分間は2MHz以下となる。従って、特に多重キャリアにより伝送されるアナログ信号におけるキャリア間の隙間が2MHzである場合、キャリア間の隙間に必ずデジタル信号のスペクトル成分が位置することとなり、クロストーク妨害の影響を効果的に軽減させることが可能となる。
本発明の第一の態様におけるアナログ光信号は1.55μm帯のアナログ光信号であっても良い。この場合、変換手段はデジタル信号の電気的な信号を1.49μmのデジタル光信号に変換するように構成され、波長多重手段は1.49μm帯のデジタル光信号と1.55μm帯のアナログ光信号とを合波するように構成される。
〔第二の態様〕
本発明の第二の態様は、光伝送システムであって、波長多重手段と分岐手段とを含む。波長多重手段は、ユーザ端末へ送信される第一の光信号とユーザ端末へ送信される第二の光信号とを波長多重により合波してユーザ端末側へ送信する。分岐手段は、波長多重手段から、合波された光信号において第一の光信号による第二の光信号への漏話(クロストーク)の影響が無視できる程度の距離に設置される。そして、この分岐手段は、波長多重手段から送信された光信号を複数の光伝送路へ分岐させ、ユーザ端末側へ送信する。
本発明の第二の態様によれば、第一の光信号(例えば第一の態様におけるデジタル光信号)と第二の光信号(例えば第一の態様におけるアナログ光信号)とが合波された後、漏話の影響が無視できる程度の距離に設置された分岐手段によってその光信号は分岐される。漏話の影響の程度は、伝送距離に応じて大きくなるため、分岐手段と波長多重手段との距離を調節することにより、分岐手段に光信号が到達したときの漏話の影響の度合いを調整することができる。また、第一の光信号から第二の光信号への漏話の影響の程度は、第一の光信号の信号レベルに応じて非線形に大きくなる。従って、漏話の影響が無視できる程度の距離に設置された分岐手段によって光信号が分岐されることにより、その信号レベルが低下し、その後の光信号における漏話の影響を抑えることが可能となる。このため、本発明の第二の態様によれば、ユーザ端末側へ送信される光信号について、クロストーク妨害の影響を低減させることが可能となる。
〔第三の態様〕
本発明の第三の態様は、光伝送システムであって、複数の波長多重手段、第一分岐手段、及び第二分岐手段を含む。波長多重手段は、ユーザ端末へ送信される第一の光信号とユーザ端末へ送信される第二の光信号とを波長多重により合波してユーザ端末側へ送信する。第一分岐手段は、複数の各波長多重手段に対し、前記第一の光信号を分岐させ送信する。第二分岐手段は、複数の各波長多重手段に対し、前記第二の光信号を分岐させ送信する。そして、波長多重手段は、第一分岐手段と第二分岐手段から送信された光信号を合波する。
このように構成された本発明の第三の態様によれば、第一の光信号(例えば第一の態様におけるデジタル光信号)及び第二の光信号(例えば第一の態様におけるアナログ光信号)は、合波される前に、第一分岐手段と第二分岐手段とによってそれぞれ分岐される。そして、波長多重手段は、第一分岐手段と第二分岐手段とによって分岐され送信レベルが低下した第一の光信号と第二の光信号とを合波する。このため、合波後の光信号においてクロストーク妨害の影響を低減させることが可能となる。
第一〜第三の態様は、上記した各手段が処理を行う方法をもって特定されても良い。
本発明によれば、波長多重により合波された光信号において生じるクロストーク妨害の影響を軽減することが可能となる。
[第一実施形態]
まず、光伝送システム1の第一実施形態である光伝送システム1aの構成例について説明する。図1は、光伝送システム1aのシステム構成の例を示す図である。光伝送システム1aは、OLT2a,ヘッドエンド3,1.55μm光送信器4a,スターカプラ5,ONU6,及びユーザ端末7を含む。光伝送システム1aは、一つのスターカプラ5に複数のONU6,ユーザ端末7が接続されるように構成されても良い。
OLT2aは、スクランブラ回路21,光送受信部22,及びWDM光カプラ23を含む。OLT2aは、スクランブラ回路21を含む点で、既存のOLT装置と異なる。従って、OLT2aは、既存のOLT装置に対しスクランブラ回路21を付加することによって構成されても良い。OLT2aは、光コア網とスターカプラ5との間に設置される。
スクランブラ回路21は、ユーザ端末7へ送信される下りデジタル信号の電気信号(本例では特に、光送受信部22によって1.49μm帯のデジタル光信号に変換されるデジタル電気信号)に対し、スクランブラを施す。スクランブラは、自己同期形とリセット形とに分けられる。図2は、自己同期形のスクランブラ回路21の具体例である。スクランブラ回路21は、例えば排他的論理和回路211とシフトレジスタユニット212とを図2に示されるように接続することによって構成されても良い。図2の回路はスクランブラ回路21の構成例であり、スクランブラ回路21は他の回路によって構成されても良い。
スクランブラ回路21は、デジタル電気信号に対し、パターン周期の長いスクランブラを施すように構成されることが望ましい。デジタル電気信号は、パターン周期の長いスクランブラが施されることにより、パターン周期が短いスクランブラが施される場合に比べて、より細かいスペクトルに拡散される(より多くの周波数の波に信号が分散される)。以下、デジタル電気信号がより細かいスペクトルに拡散された場合に生じる効果について説明する。
図3は、デジタル信号の電気的な周波数スペクトルとクロストーク妨害を受けるアナログ信号の電気的な周波数スペクトルとの関係を示す図である。図3上方に示されるのは、1.49μm帯デジタル信号の電気的な周波数スペクトルである。図3下方に示されるのは、1.55μm帯アナログ信号の電気的な周波数スペクトルである。1.55μm帯アナログ信号は、例えば映像信号であっても良い。この場合、図10に示されるように、6MHzおきのキャリアに信号が配分され、それぞれのキャリアは隣のキャリアとの間に2MHzの隙間を有する。
1.49μm帯のデジタル光信号は、同符号連続を避けるためになんらかの符号変換が施される。その結果、線スペクトルが荒くなり、周波数スペクトル強度が強くなる部分が生じる。光学的なクロストークを電気的な周波数スペクトルに分解すると、図3に示されるように、漏話したデジタル信号のスペクトル成分が、一部のアナログチャネルに集中する場合があることがわかる。このような場合、そのアナログチャネルの信号は劣化する。図3では、劣化が生じるアナログチャネルを斜線で示し、劣化がほとんど生じないアナログチャネルを白抜きで示す。デジタル信号の各スペクトル成分は、その電気的な周波数がアナログチャネルと重なった場合に、周波数が重なったアナログチャネルの信号を劣化させる。従って、アナログチャネル同士の隙間に位置するデジタル信号のスペクトル成分は
、アナログチャネルを劣化させない(例えばスペクトル成分S4,S5)。また、クロストークによる劣化の程度は、デジタル信号のスペクトル成分の強度に非線形に依存する。このため、周波数がアナログチャネルと重なっているスペクトル成分であっても、その強度が十分に小さい場合(閾値よりも小さい場合)は、そのアナログチャネルにおける劣化は無視することができる(例えばスペクトルS7)。このことから、1.49μm帯のデジタル光信号による1.55μm帯のアナログ光信号へのクロストークの影響を低減させるためには、より多くのスペクトル成分をアナログキャリアの隙間(図3でいう2MHzの隙間)に位置するようにすることが有効であることがわかる。また、デジタル信号の各スペクトル成分の強度を、クロストークによる悪影響を無視できる程度まで小さくすることも有効であることがわかる。
図4は、デジタル信号がスクランブラによりスペクトル拡散された例を示す図である。デジタル信号がより細かいスペクトルに拡散されると、アナログキャリアの隙間にデジタル信号のスペクトル成分が位置する確率が高くなる。従って、全体としてクロストークによるアナログキャリアの劣化が軽減される。また、デジタル信号がより細かいスペクトルに拡散されると、各スペクトル成分の強度が低下する。従って、特定のアナログキャリア(デジタル信号のスペクトル成分と周波数が重なってしまったアナログキャリア)が著しく劣化されることが防止される。言い換えれば、デジタル信号のスペクトル成分が一部のアナログキャリアに集中することを防止することができる。また、デジタル信号がより細かいスペクトルに拡散されることにより、拡散後の各スペクトル成分の強度(拡散後の各周波数の信号の強度)は小さくなり、クロストークによる悪影響が無視できるほど強度が小さいスペクトル成分がより多く発生する。このような作用によっても、クロストークによるアナログキャリアの劣化が軽減される。言い換えれば、電気的なスペクトルは周波数当たりの強度が下がるため、キャリア当たりのアナログ信号へのクロストーク妨害を低減することが可能となる。この結果、デジタル光信号の送信レベルの向上が可能となる。
従来は、1.55μm帯のアナログ光信号(例えば映像信号)は、残留側波帯振幅変調(Vestigial Side Band:VSB)などのアナログ変調が用いられているため外乱に対し
て敏感であるため、誘導ラマン散乱によるクロストーク妨害を低減するため、1.49μm帯のデジタル光信号の送信レベルを低く制限する必要があった。このため、1.49μm帯のデジタル光信号の送信可能距離を短くするか、分配先となるユーザ端末7の数を削減する必要があった。しかし、伝送システム1aによれば、上記のようにデジタル光信号の送信レベルの向上が可能となるため、伝送距離の向上やユーザ端末7の数(加入者数)の増加を図ることが可能となる。
より具体的な例について説明する。1.49μm帯のデジタル光信号と1.55μm帯のアナログ光信号とが合波される場合、特に1.55μm帯のアナログ光信号が図10のように周波数多重化される場合は、スクランブラ回路21は、1.49μm帯のデジタル光信号に変換されるデジタル電気信号に対し、パターン周期が500ナノ秒以上のスクランブラを施すことが望ましい。なぜならば、スクランブラによりデジタル信号が拡散された場合のスペクトル間隔は、アナログ信号のキャリア当たりの信号帯域よりも十分狭くする必要があるためである。上記のように、キャリアの間隔は約6MHzであり、各キャリアの信号帯域は約4MHzであることから、スクランブラによるデジタル信号のスペクトル間隔は、少なくとも2MHzにすることが望ましい。従って、スクランブラのパターン周期は500ナノ秒以上であることが望ましい。
光送受信部22は、スクランブラ回路21から出力されるデジタル電気信号をデジタル光信号に変換し、WDM光カプラ23に対し送信する。光送受信部22は、さらに、WDM光カプラ23からデジタル光信号(例えば1.3μm帯デジタル信号)を受信し、デジタル電気信号に変換するように構成されても良い。
ヘッドエンド3は、ユーザ端末7側へ送信されるべきアナログ電気信号を1.55μm光送信器4aに渡す。そして、1.55μm光送信器4aは、入力されたアナログ電気信号をアナログ光信号(例えば1.55μm帯のアナログ光信号)に変換し、WDM光カプラ23に送信する。
WDM光カプラ23は、光送受信部22から出力されたデジタル光信号(ここでは1.49μm帯のデジタル光信号)と1.55μm光送信器4aから出力されたアナログ光信号(ここでは1.55μm帯のアナログ光信号)とをWDMを用いて合波する。WDM光カプラ23は、合波した光信号をスターカプラ5へ送信する。
スターカプラ5は、WDM光カプラ23から送信された光信号を受信し、受信された光信号を自身に接続されている各ONU6に対して分岐させて送信する。
ONU6は、スターカプラ5から送信された光信号を受信し、1.49μm帯のデジタル光信号と1.55μm帯のアナログ光信号とに分波する。そして、ONU6は、1.49μm帯のデジタル光信号をデジタル電気信号に変換し、ユーザ端末7のうちデジタル信号を処理する装置にその電気信号を渡す。このとき、ONU6は、デジタル電気信号に対してデスクランブラ回路を用いたデスクランブラを施した後に、その結果のデジタル電気信号をユーザ端末7に渡す。図5は、自己同期形のデスクランブラ回路の例を示す図である。また、ONU6は、1.55μm帯のアナログ光信号をアナログ電気信号に変換し、ユーザ端末7のうちアナログ信号を処理する装置にそれぞれ渡す。
ユーザ端末7は、デジタル信号を処理する装置やアナログ信号を処理する装置などを用いて構成される。ユーザ端末7は、例えばデジタル信号としてパケットデータを受信することにより処理を行うネットワーク端末装置(情報処理装置:クライアント)であっても良いし、アナログ信号として映像信号を受信することにより表示装置(テレビなど)に映像を映し出すセットトップボックスであっても良い。
[第二実施形態]
次に、光伝送システム1の第二実施形態である光伝送システム1bの構成例について説明する。図6は、光伝送システム1bのシステム構成の例を示す図である。光伝送システム1bは、OLT2b,ヘッドエンド3,1.55μm光送信器4a,スターカプラ5,ONU6,及びユーザ端末7を含む。光伝送システム1bは、一つのスターカプラ5に複数のONU6,ユーザ端末7が接続されるように構成されても良い。また、光伝送システム1bでは、OLT2bに光カプラ24が含まれる。そして、この光カプラ24に対しユーザ端末側に位置する複数のスターカプラ5が接続され、その先にONU6やユーザ端末7が接続される。なお、光伝送システム1bに用いられる各装置(OLT2bを除く)は、光伝送システム1aに用いられる各装置と同じであるため、OLT2b以外の各装置についての説明は省く。
OLT2bは、スクランブラ回路21を必要としない点、及び光カプラ24を含む点で、OLT2aと異なる。即ち、OLT2bは、既存のOLT装置に光カプラ24を付加する形で構成されても良いし、スクランブラ回路21及び光カプラ24を含む装置としてOLT2aに光カプラ24が付加される形で構成されても良い。
光カプラ24は、WDM光カプラ23から送出された光信号を、自身に接続される複数のスターカプラ5に対し分岐させて送信する。光カプラ24は、WDM光カプラ23に対し、誘導ラマン散乱が発生しない程度に近い距離に設置される。
上記のように構成された光伝送システム1bでは、誘導ラマン散乱が発生する前に、合波された光信号が光カプラ24によって分岐される。この分岐の際に、合波された光信号の信号レベルが低下する。即ち、1.49μm帯のデジタル光信号の強度(信号レベル)が低下する。このため、合波された光信号において、1.55μm帯のアナログ光信号に対する誘導ラマン散乱の発生が抑制され、クロストーク妨害の影響を軽減することが可能となる。従って、設計者は、光カプラ24における分岐数を制御することにより、1.49μm帯のデジタル光信号の強度を調整し、クロストーク妨害の影響を制御することが可能となる。
[第三実施形態]
次に、光伝送システム1の第三実施形態である光伝送システム1cの構成例について説明する。図7は、光電送システム1cのシステム構成の例を示す図である。光電送システム1cは、OLT2c,ヘッドエンド3,1.55μm光送信器4c,スターカプラ5,ONU6,及びユーザ端末7を含む。光伝送システム1cは、一つのスターカプラ5に複数のONU6,ユーザ端末7が接続されるように構成されても良い。なお、光伝送システム1cに用いられる各装置は、OLT2cと1.55μm光送信器4cの構成を除けば、光伝送システム1bに用いられる各装置と同じである。このため、OLT2cと1.55μm光送信器4c以外の各装置についての説明は省く。
OLT2cは、光カプラ24に対し複数のWDM光カプラ23が接続される点で、OLT2bと異なる。そして、各WDM光カプラ23は、1.55μm光送信器4cの光カプラ42に接続される。
1.55μm光送信器4cは、1.55μm光送信部41及び光カプラ42を用いて構成される。1.55μm光送信部41は、ヘッドエンド3から入力されたアナログ電気信号を1.55μm帯アナログ光信号に変換し、光カプラ42に送信する。光カプラ42は、1.55μm光送信部41から入力されたアナログ光信号を、複数のWDM光カプラ23に分岐させる。
次に、光伝送システム1cの特徴について説明する。光伝送システム1cは、合波されていないデジタル光信号を複数のWDM光カプラ23に向けて分岐させる光カプラ24と、合波されていないアナログ光信号を複数のWDM光カプラ23に向けて分岐させる光カプラ42とを含む。図7では、OLT2cに含まれる光カプラ24と、ヘッドエンド3に接続された1.55μm光送信器4cに含まれる光カプラ42とが相当する。そして、各WDM光カプラ23は、光カプラ24や光カプラ42によって分岐されたデジタル光信号及びアナログ光信号を受信し、これらを合波してスターカプラ5へ送信する。
このように構成された光伝送システム1cでは、デジタル光信号とアナログ光信号とが合波される前に複数の伝送路に分岐されるため、WDM光カプラ23に到達する時点ではそれぞれの光信号の強度(送信レベル)が低下している。このため、合波された光信号において、1.55μm帯のアナログ光信号に対する誘導ラマン散乱の発生が抑制され、クロストーク妨害の影響を軽減することが可能となる。従って、設計者は、光カプラ24における分岐数を制御することにより、1.49μm帯のデジタル光信号の強度を調整し、クロストーク妨害の影響を制御することが可能となる。
[その他]
本発明は以下のように特定することができる。
(付記1)ユーザ端末へ送信されるデジタル信号の電気的な信号に対しスクランブラを施す信号処理手段と、
スクランブラを施された前記デジタル信号の電気的な信号をデジタル光信号に変換する
変換手段と、
ユーザ端末へ送信されるアナログ光信号と前記デジタル光信号とを波長多重により合波してユーザ端末へ送信する波長多重手段と
を含む光伝送システム。(1)
(付記2)前記アナログ光信号は、電気的には6MHzおきの多重キャリアにより伝送される信号であり、前記各キャリアは隣のキャリアとの間に2MHzの隙間を有する付記1に記載の光伝送システム。(2)
(付記3)前記信号処理手段は、パターン周期が500ナノ秒以上のスクランブラを施す付記1又は2に記載の光伝送システム。(3)
(付記4)前記アナログ光信号は1.55μm帯のアナログ光信号であり、前記変換手段は前記デジタル信号の電気的な信号を1.49μm帯のデジタル光信号に変換し、前記波長多重手段は1.49μm帯のデジタル光信号と1.55μm帯のアナログ光信号とを合波する付記1〜3のいずれかに記載の光伝送システム。
(付記5)信号処理手段が、ユーザ端末へ送信されるデジタル信号の電気的な信号に対しスクランブラを施すステップと、
変換手段が、スクランブラを施された前記デジタル信号の電気的な信号をデジタル光信号に変換するステップと、
波長多重手段が、ユーザ端末へ送信されるアナログ光信号と前記デジタル光信号とを波長多重により合波してユーザ端末へ送信するステップと
を含む光伝送方法。(4)
(付記6)ユーザ端末へ送信される第一の光信号とユーザ端末へ送信される第二の光信号とを波長多重により合波してユーザ端末側へ送信する波長多重手段と、
前記波長多重手段から、合波された光信号において第一の光信号による第二の光信号への漏話の影響が無視できる程度の距離に設置され、前記波長多重手段から送信された光信号を複数の光伝送路へ分岐させ、前記ユーザ端末側へ送信する分岐手段と
を含む光伝送システム。(5)
(付記7)ユーザ端末へ送信される第一の光信号とユーザ端末へ送信される第二の光信号とを波長多重により合波してユーザ端末側へ送信する複数の波長多重手段と、
前記複数の各波長多重手段に対し、前記第一の光信号を分岐させ送信する第一分岐手段と、
前記複数の各波長多重手段に対し、前記第二の光信号を分岐させ送信する第二分岐手段とを含み、
前記波長多重手段は、前記第一分岐手段と前記第二分岐手段から送信された光信号を合波する
光信号システム。
(付記8)波長多重手段が、ユーザ端末へ送信される第一の光信号とユーザ端末へ送信される第二の光信号とを波長多重により合波してユーザ端末側へ送信するステップと、
前記波長多重手段から、合波された光信号において第一の光信号による第二の光信号への漏話の影響が無視できる程度の距離に設置された分岐手段が、前記波長多重手段から送信された光信号を複数の光伝送路へ分岐させ、前記ユーザ端末側へ送信するステップと
を含む光伝送方法。
(付記9)第一分岐手段が、複数の各波長多重手段に対し、ユーザ端末へ送信される第一の光信号を分岐させ送信するステップと、
第二分岐手段が、複数の各波長多重手段に対し、ユーザ端末へ送信される第二の光信号を分岐させ送信するステップと、
前記各波長多重手段が、前記第一分岐手段と前記第二分岐手段から送信された光信号を波長多重により合波してユーザ端末側へ送信するステップと
を含む光伝送方法。
光電送システムの第一実施形態のシステム構成例を示す図である。 スクランブラ回路の例を示す図である。 デジタル信号による周波数クロストーク妨害の例を示す図である。 スペクトル拡散の例を示す図である。 デスクランブラ回路の例を示す図である。 光電送システムの第二実施形態のシステム構成例を示す図である。 光電送システムの第三実施形態のシステム構成例を示す図である。 従来の光伝送システムの例を示す図である。 各光信号の波長の配置例を示す図である。 映像信号の周波数多重化の例を示す図である。 クロストーク妨害の例を示す図である。
符号の説明
1a,1b,1c 光電送システム
2a,2b,2c OLT
21 スクランブラ回路
211 排他的論理和回路
212 シフトレジスタユニット
22 光送受信部
23 WDM光カプラ
24 光カプラ
3 ヘッドエンド
4a,4c 1.55μm光送信器
41 1.55μm光送信部
42 光カプラ
5 スターカプラ
6 ONU
7 ユーザ端末
P1 光電送システム
P2 OLT
P22 光送受信部
P23 WDM光カプラ
P3 ヘッドエンド
P4 1.55μm光送信器
P5 スターカプラ
P6 ONU
P7 ユーザ端末

Claims (3)

  1. ユーザ端末へ送信されるデジタル信号の電気的な信号に対し、該デジタル信号と波長多重されるアナログ映像光信号のキャリア配置に応じたパターン周期が500ナノ秒以上のスクランブラを施す信号処理手段と、
    スクランブラを施された前記デジタル信号の電気的な信号をデジタル光信号に変換する変換手段と、
    ユーザ端末へ送信される前記アナログ映像光信号と前記デジタル光信号とを波長多重により合波してユーザ端末へ送信する波長多重手段とを含み、
    前記アナログ映像光信号は前記デジタル光信号により誘導ラマン散乱の対象となる波長配置である
    光伝送システム。
  2. 前記アナログ映像光信号は、電気的には6MHzおきの多重キャリアにより伝送される信号であり、前記各キャリアは隣のキャリアとの間に2MHzの隙間を有する請求項1に記載の光伝送システム。
  3. アナログ映像光信号はデジタル光信号により誘導ラマン散乱の対象となる波長配置である光伝送システムにおいて、
    信号処理手段が、ユーザ端末へ送信されるデジタル信号の電気的な信号に対し、該デジタル信号と波長多重されるアナログ映像光信号のキャリア配置に応じたパターン周期が500ナノ秒以上のスクランブラを施すステップと、
    変換手段が、スクランブラを施された前記デジタル信号の電気的な信号をデジタル光信号に変換するステップと、
    波長多重手段が、ユーザ端末へ送信される前記アナログ映像光信号と前記デジタル光信号とを波長多重により合波してユーザ端末へ送信するステップと
    を含む光伝送方法。
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