JPH11196054A - 光通信網 - Google Patents

光通信網

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Publication number
JPH11196054A
JPH11196054A JP9360840A JP36084097A JPH11196054A JP H11196054 A JPH11196054 A JP H11196054A JP 9360840 A JP9360840 A JP 9360840A JP 36084097 A JP36084097 A JP 36084097A JP H11196054 A JPH11196054 A JP H11196054A
Authority
JP
Japan
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signal
optical
signals
modulation
qam
Prior art date
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Pending
Application number
JP9360840A
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English (en)
Inventor
Shinji Tsuji
伸治 辻
Yuji Hamazaki
祐司 浜崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP9360840A priority Critical patent/JPH11196054A/ja
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】光ファイバ増幅器により光信号を増幅して中継
する場合、光信号の品質劣化を防止することができる光
通信網を提供する。 【解決手段】マスタセンタMSは、3チャネルの多重ディ
ジタル映像信号、4チャネルのアナログ映像信号、およ
び、4チャネルのディジタルサーバ映像信号に対して、
それぞれ64QAM変調を施した後、周波数多重化し、
11チャネルの多重QAM信号を作成する。そして、こ
の作成された多重QAM信号を光信号に変換し、当該光
信号を光伝送路に送出する。多重QAM信号を光信号に
変換する際の総合変調度Mは、11チャネルの多重QA
M信号に関してブルリアン散乱の影響を回避でき、かつ
過変調の影響を回避できる範囲である37%〜45%の
うちのいずれかの値となるようにされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、センタから光フ
ァイバに送出された光信号を伝送する光通信網に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、たとえば映像配信サービスの実現のために、動画な
どの大容量データを高速に伝送できる光通信網の構築が
望まれている。映像配信サービスのための光通信網とし
ては、たとえば複数のセンタを光ファイバを介してリン
グ状に接続し、映像データを各センタにおいて共用する
構成が考えられる。
【0003】このような構成において複数チャネルの映
像データを配信する場合、センタは、映像データに基づ
いて搬送波を変調して変調信号を作成し、この作成され
た変調信号に基づく光信号を光ファイバに送出する。こ
の場合、変調信号を光信号に変換する際の総合変調度
(1チャネル当たりの変調度にチャネル数の平方根を乗
じた値)は、過変調による歪み(クリッピング)の発生
を防止するために、一般に、20%〜30%といった低
い値に設定される(吉田進著(株)テレケーブル新聞社
発行 ”SCN新時代のCATV技術”p77 参照)。
【0004】光ファイバに送出された光信号は、各セン
タに供給されつつリング状の光ファイバを伝送してい
き、最終的に送信元のセンタに戻ってくる。一方、光信
号を受信した各センタは、受信された光信号を電気信号
に変換した後当該電気信号を各センタに接続された加入
者端末に送信する。ところで、光ファイバに送出された
光信号を無中継で伝送する場合、伝送距離が長くなれば
信号品質は劣化し、受信側における誤り率が高くなる。
そこで、受信された光信号を電気信号に戻した後当該電
気信号を検波・増幅し、再度変調した後光信号として送
出する光リピータを光ファイバの途中部に設置すること
が考えられる。この光リピータの送信出力は、一般に、
9dBm程度とそれほど高くなく、したがって光リピー
タは、比較的短い距離(たとえば30(km))ごとに設置さ
れる。
【0005】しかし、光リピータでは、光信号を電気信
号に変換したり、電気信号を光信号に変換したりする必
要があるから、この変換を繰り返してるうちに変換性能
が劣化するおそれがある。そこで、光リピータの代わり
に、光ファイバ増幅器(EDFA:erbium-dopedfiber
amplifier)を光ファイバの途中部に設置することが考
えられる。光ファイバ増幅器は、受信された光信号を電
気信号に変換することなくそのまま増幅し、たとえば1
3dBmといった比較的大きな送信出力で光信号を光フ
ァイバに送出する。したがって、光/電気変換および電
気/光変換を行う必要がないから、上述のような変換性
能の劣化という問題はない。また、送信出力が比較的大
きく設定されているから、たとえば50(km)といった比較
的長い距離ごとに光ファイバ増幅器を設置することがで
き、コストを抑えることができる。
【0006】しかしながら、光ファイバ増幅器では、光
リピータと違って送信出力が大きいから、伝送途中の光
信号に対していわゆるブルリアン散乱が大きく影響す
る。したがって、信号品質が劣化し、受信側における誤
り率が高くなるという問題がある。なお、この問題は、
たとえば光信号の光源であるレーザダイオードが現在の
光ファイバ増幅器と同程度の出力まで高出力化された場
合に、長距離伝送であっても信号品質の劣化を防止でき
る点を利用し、光ファイバ増幅器による中継をせずに光
信号を伝送するときにも発生し得る。
【0007】また、光ファイバ増幅器により光信号を中
継する場合、光ファイバ増幅器を多段にすればするほ
ど、光信号の品質は劣化する。図9(a) は、1段の光フ
ァイバ増幅器により増幅された後の光信号スペクトルを
示すものであり、図9(b) は、5段の光ファイバ増幅器
により増幅された後の光信号スペクトルを示すものであ
る。この図9(a) 、(b) から明らかなように、5段の場
合には、1段の場合に比べて信号強度とノイズとの比が
若干低下しており、信号品質が劣化していることがわか
る。そのため、光信号の長距離伝送を実現できないとい
う問題がある。
【0008】そこで、この発明の目的は、上述の技術的
課題を解決し、光信号を高出力で光ファイバに送出する
場合、光信号の品質劣化を防止することができる光通信
網を提供することである。また、この発明の他の目的
は、光信号を高出力で光ファイバに送出する場合、光信
号の品質劣化を防止することにより、受信側における誤
り率を低く抑えることができる光通信網を提供すること
である。
【0009】さらに、この発明の他の目的は、光信号を
高出力で光ファイバに送出する場合、光信号の品質劣化
を防止することにより、光信号の長距離伝送を実現でき
る光通信網を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】ブルリ
アン散乱の発生要因としては、上述の高送信出力である
という点の他に、光ファイバ増幅器間の距離が比較的長
いという点、および、総合変調度が20%〜30%と小
さい値である点が挙げられる。したがって、ブルリアン
散乱の影響を回避するためには、光ファイバ増幅器間
の距離を短くする、総合変調度を高い値に設定する、
のうちいずれか1つまたは両方を採用することが考えら
れる。
【0011】このうち、の光ファイバ増幅器間の距離
を短くする場合には、光ファイバ増幅器の数が増えてし
まうので、コスト面からあまり好ましくない。一方、
の総合変調度を高い値に設定する場合には、そのような
デメリットはない。そこで、本発明者らは、総合変調度
を変更することにより、ブルリアン散乱の影響を回避す
ることにした。ただし、総合変調度を高くし過ぎると、
過変調の影響による信号品質の劣化を無視できなくなる
ので、この点も考慮して総合変調度を設定することとし
た。
【0012】上記目的を達成するための請求項1記載の
発明は、センタから光ファイバに送出された光信号を伝
送する光通信網において、上記センタは、送信すべきデ
ータに基づいて搬送波を所定の変調方式により変調して
変調信号を作成するための変調手段と、この変調手段に
より作成された変調信号を光信号に変換し、当該光信号
を上記光ファイバに送出する光変換手段とを有し、上記
光変換手段において変調信号を光信号に変換する際の総
合変調度Mを、ブルリアン散乱および過変調の影響を回
避できる設定範囲ΔP内のいずれかの値に設定している
ことを特徴とする光通信網である。
【0013】なお、上記変調手段における変調方式は、
たとえば64QAM(Quadrature Amplitude Modulatio
n) 、16QAM、256QAM、QPSK(Quadrature
Phase Shift Keying) 、VSB(Vestigial Sideband)
が適用可能である。また、上記総合変調度Mは、たとえ
ば、下記(2) 式で示されるものである。 M=m√n(dB) …(2) 上記(2) 式において、mは、1チャネル当たりの変調度
をm0とした場合に下記(3) 式で示される変調度、nはチ
ャネル数である。
【0014】m=(m0 2 ×n1.4 )/6.4 …(3) この発明によれば、送信出力の大きな光ファイバ増幅器
を利用して光信号を中継しても、ブルリアン散乱の影響
を回避できるとともに、過変調の影響を回避できる。ま
た、光変換手段として、現在の光ファイバ増幅器と同程
度の出力まで高出力化されたレーザダイオードを適用す
る場合であっても同様である。したがって、伝送途中に
おける信号品質の劣化を防止することができる。そのた
め、受信側における誤り率を低く抑えることができるか
ら、高品質な光通信を実現することができる。また、た
とえば光ファイバ増幅器を多段にしても、品質劣化を伴
うことなく、光信号を長距離にわたって伝送することが
できる。そのため、光通信網を広範囲にわたって構築す
ることができる。
【0015】上記設定範囲ΔPの下限値Pth1 は、下記
(1) 式で示される値であることが好ましい(請求項
2)。
【0016】
【数2】
【0017】この構成によれば、光信号のチャネル数n
はもちろん、様々な光通信網の環境に応じた適切な値を
下限値Pth1 として設定できるから、どのような通信環
境であっても、ブルリアン散乱の影響を確実に回避する
ことができる。なお、上記実効コア面積Aeff は、たと
えば下記(4) 式で示される値である(wは光ファイバの
半径である(単位は(m) )。
【0018】Aeff =π×w2 …(4) また、上記実効相関長Leff は、たとえば下記(5) 式で
示される値である。なお、下記(5) 式において、αは光
ファイバの伝送損失であり(単位は(dB/Km) )、Lは光
ファイバのファイバ長である(単位は(m) )。 Leff =1/{α×EXP(−α×L) } …(5) さらに、上記ブルリアン利得ピークgbは、たとえば下記
(6) 式で示される値である。
【0019】 gb=ΔνB/{(ΔνB+ΔνP)×gb(νB )} …(6) この(6) 式において、ΔνBはブルリアン帯域であり
(単位は(MHz) )、gb(νB )は、ΔνB≫ΔνPのと
きの利得ピークである(単位は(m/W) )。また、ΔνP
は励起光線幅であり、たとえば下記(7) 式で表される値
である。 ΔνP=2×m×(Iop−Ith)×FMR …(7) この(7) 式において、Iopは、送出手段としてたとえば
レーザダイオードを適用する場合における駆動電流であ
る(単位は(mA))。また、Ithは、送出手段としてたと
えばレーザダイオードを適用する場合におけるしきい値
電流である(単位は(mA))。さらに、FMRは、送出手
段としてたとえばレーザダイオードを適用する場合に、
レーザダイオードから照射される光信号の波長変化幅で
ある(単位は(MHz/mA))。
【0020】また、上記設定範囲ΔPの上限値Pth2
は、30%ないし45%のうちいずれかの値であること
が好ましい(請求項3)。この構成によれば、どのよう
な通信環境であっても、過変調の発生を抑制することが
できる。本発明者らは、予め定められた通信環境の下、
上記(1) 、(4) 、(5) および(6) 式に適切な数値を代入
することにより、チャネル数nが11の場合の下限値P
th1 として37%という数値を得た。本発明者らは、こ
の数値が適切であるかどうかを実験により確かめること
にした。また、この実験では、上限値Pth2 として45
%が適切であることも確かめることにした。
【0021】図1は、本発明者らが行った伝送実験のモ
デルである光通信網の構成を示すブロック図である。こ
の光通信網は、11個のQAM変調部60を備えてい
る。各QAM変調部60は、実験用のデータに基づいて
搬送波を64QAM変調する。11チャネルのQAM変
調信号は、周波数多重部61に与えられ、この周波数多
重部61において多重変調信号に変換される。また、こ
の光通信網は、比較用の複数チャネルの正弦波信号を出
力する比較信号作成部62を備えている。この比較信号
作成部62におけるチャネル数は、実験者により複数段
階に変更可能にされている。これら多重変調信号および
正弦波信号は、スイッチ部63を介して光送信器64に
選択的に与えられるようになっている。
【0022】光送信器64は、レーザダイオードを有
し、多重変調信号および正弦波信号をたとえば1558(nm)
の波長の光信号に変換するもので、シングルモード型の
光ファイバ65の一端に接続されている。光ファイバ6
5の他端には、受信された光信号を電気信号に変換する
光受信器66が接続されており、光送信器64と光受信
器66との間には、14dBmの送信出力をそれぞれ有
する5個の光ファイバ増幅器67が50(km)ごとにカスケ
ード配置されている。光送信器64から出力される光信
号は、5個の光ファイバ増幅器67により増幅されつ
つ、最終的に光受信器66において受信される。この場
合における光信号の伝送距離は、約261.3(km) となって
いる。
【0023】光受信器66は、受信した光信号を電気信
号に変換し、この変換後の電気信号のうち多重変調信号
の場合はQAM復調部68に与え、正弦波信号の場合に
は直接測定器69に与える。QAM復調部68は、与え
られた多重変調信号にQAM復調処理を施して元のデー
タを復元し、このデータを測定器69に与える。測定器
69は、与えられたデータの強度に基づいて、C/Nを
求める。また、与えられたデータと元のデータとを比較
し、誤り訂正前の誤り率である第1ビット誤り率BER
1を求める。さらに、与えられたデータに対して誤り訂
正処理を施し、誤り訂正後の誤り率である第2ビット誤
り率BER2を求める。
【0024】この実験における各種パラメータの数値
は、次のとおりとなっている。w=4.0 ×10-6、α=0.
25、L=5×104 、ΔνB=50、gb(νB )=5.0 ×
10-11、Iop=48、Ith=16.7、FMR=200 、n=1
1である。伝送実験は、このような光通信網において、
光送信器64のレーザダイオードに供給される電流幅を
変化させることにより総合変調度Mを調整し、各々の総
合変調度Mで光信号を変換して光ファイバ65に送出さ
せ、そのときのC/N、第1ビット誤り率BER1およ
び第2ビット誤り率BER2を求めることにより行われ
た。
【0025】また、比較実験として、比較信号作成部6
2におけるチャネル数を20、40および60に設定
し、かつ、各々のチャネル数において光送信器64にお
ける総合変調度Mを調整し、各々の総合変調度Mで光信
号を変換して光ファイバ65に送出させ、そのときのC
/Nを求めることにより行われた。以下その結果につい
て説明する。
【0026】図2は、光送信器64における総合変調度
Mと測定器69において求められるC/Nとの対応関係
を示すグラフである。図2において、「△」は11チャ
ネルのQAM変調信号の実測値、「○」は20チャネル
の正弦波信号の実測値、「□」は40チャネルの正弦波
信号の実測値、「●」は60チャネルの正弦波信号の実
測値である。また、破線は、11チャネルのQAM変調
信号の計算値、薄い一点鎖線は、20チャネルの正弦波
信号の計算値、二点鎖線は、40チャネルの正弦波信号
の計算値、濃い一点鎖線は、60チャネルの正弦波信号
の計算値である。
【0027】このグラフを11チャネルのQAM変調信
号に注目して見ると、総合変調度Mが約37%以上のと
きには、C/Nは40dB以上となっているが、総合変
調度Mが37%未満になると、C/Nは一気に下落し、
30dB以下となることがわかる。この結果から、11
チャネルのQAM変調信号に関しては、総合変調度Mが
37%未満のときにブルリアン散乱が大きく影響し、そ
の結果C/Nが大きく低下したと推測される。したがっ
て、11チャネルの場合の下限値Pth1 としては、37
%が適切であると推定できる。
【0028】なお、20チャネル、40チャネルおよび
60チャネルの正弦波信号について見ると、C/Nが急
激に低下する特性を有している点は11チャネルのQA
M変調信号の場合と同様であるが、チャネル数が多いほ
ど、C/Nが急低下するしきい値となる総合変調度Mは
小さな値になっている。このことから、QAM変調信号
についても、チャネル数が多いほどブルリアン散乱の影
響を受けにくいことが推測され、したがってチャネル数
Nに応じて総合変調度Mの下限値Pth1 を変化させる必
要のあることがわかる。
【0029】図3は、C/Nと第1ビット誤り率BER
1との対応関係を示すグラフである。図3において、
「●」はQAM変調部60における総合変調度Mを変化
させた場合に測定されたC/Nを表している。ただし、
これは実験結果であるから、C/Nとしては最高値が示
されており、実際のシステムでは、各種の雑音が伝送途
中で信号に混入することを考えると、C/Nは「●」で
示された値よりも低い値となる。
【0030】そこで、各総合変調度Mにおける実際のC
/Nを推測するため、光受信器において受信信号に意図
的に雑音を混入させ、そのときのC/Nを求めてみた。
そして、その結果を、図3において、実線、一点鎖線お
よび二点鎖線として表した。これら実線、一点鎖線およ
び二点鎖線は、それぞれ、総合変調度Mとして、45
%、60%および35%を設定した場合の結果である。
一方、C/Nとしては、35dB以上が理想的である
が、実際には、マージン等を考慮して、28dBを下限
値としても差し支えないことが知られている(日本CA
TV技術協会「J CT E A S T D - 0 0 4 - 1 . 0 」
参照)。
【0031】そこで、C/Nが28dBである場合の第
1ビット誤り率BER1に注目し、この第1ビット誤り
率BER1が10-4以下となる総合変調度Mを調べてみ
た。その結果、約45%という数値を得ることができ
た。10-4という値は、これ以下の第1ビット誤り率B
ER1であれば、誤り訂正処理により十分な品質を確保
できるとして設定されたものであり、結局、総合変調度
として45%を上限値とすれば、十分な品質を確保でき
ることになる。
【0032】図4は、第1ビット誤り率BER1と第2
ビット誤り率BER2との関係を示すグラフである。図
4では、「○」が実測値であり、実線が理論曲線であ
る。このグラフを見ればわかるように、第1ビット誤り
率BER1が5×10-4以下では、第2ビット誤り率B
ER2は10-10 以下となっている。したがって、マー
ジンを考慮し、第1ビット誤り率BER1として10-4
を基準にすれば、誤り訂正を行うことにより十分な品質
を確保できることがわかる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図5は、この
発明の一実施形態に係るディジタルCATVシステムの
構成を示す概念図である。このディジタルCATVシス
テムは、1つのマスタセンタMSから画像情報、文字情
報および音声情報(以下総称するときは「映像情報」と
いう。)を、複数のCATV網N1 、N2 、・・・、N
n (以下総称するときは「CATV網N」という。)に
それぞれ備えられる複数のセンタS1 、S2 、・・・、
n (以下総称するときは「センタS」という。)に供
給し、当該映像情報を各センタS1 、S2 、・・・、S
n から端末Tに提供できるようにしたものである。
【0034】マスタセンタMSから各センタSに供給さ
れる映像情報は、放送衛星や通信衛星などの衛星1、地
上局2およびインターネットなどのコンピュータネット
ワーク3から取得された情報、およびマスタセンタMS
に予め蓄積されている情報を含むものである。マスタセ
ンタMSおよび複数のセンタSは、光伝送路CLによっ
て互いに接続されており、マスタセンタMSと隣接する
センタSとの間、および隣接するセンタS間は、約50(k
m)離れている。光伝送路CLは、相互に逆方向に情報を
伝送する主ラインLM およびバックアップラインLB
2本の光ファイバを有し、これら主ラインLM およびバ
ックアップラインLB によって二重ループ状になってい
るものである。
【0035】マスタセンタMSは、光伝送路CLに映像
情報に対応するディジタル信号を送出する。このディジ
タル信号は、センタS1 、S2 、・・・、Sn の順に転
送された後、マスタセンタMSに戻るようになってい
る。一方、マスタセンタMSからバックアップラインL
B に送出されたディジタル信号は、前述とは逆方向であ
るSn 、・・・、S2 、S1 の順に転送された後、マス
タセンタMSに戻るようになっている。
【0036】この構成により、災害等の異常事態により
光伝送路CLが断線した場合でも、各センタS1
2 、・・・、Sn に対してディジタル信号を確実に伝
送でき、信頼性の高いシステムとすることができる。C
ATV網N1 、N2 、・・・、Nn は、比較的狭いサー
ビスエリア(たとえば20(km)四方)SE1 、SE2 、・
・・、SEn (以下総称するときは「サービスエリアS
E」という。)をサービス対象とするもので、センタS
を起点にした枝状網となっている。より具体的には、セ
ンタSには幹線TLが接続されており、幹線TLからは
幹線増幅器TAを介して分岐線BLが分岐されている。
さらに、分岐線BLからは分岐増幅器BAを介して分配
線FLが接続されており、この分配線BLにタップオフ
TOを介して端末Tが接続されている。
【0037】センタSは、マスタセンタMSから伝送さ
れてきたディジタル信号、および各センタSが独自に取
得した映像情報に対応するアナログ信号を周波数多重し
て混合多重信号を作成し、当該混合多重信号を幹線TL
に送出する。その結果、混合多重信号は、幹線増幅器T
Aを介して分岐線BLに分岐され、さらに、分岐増幅器
BAを介して分配線FLに分岐された後、タップオフT
Oを介して端末Tに送られる。
【0038】図6は、マスタセンタMSの内部構成を示
すブロック図である。マスタセンタMSは、衛星1から
映像情報を取得するためのディジタル放送受信部10、
地上局2から映像情報を取得するためのアナログ放送受
信部11、および、映像情報を予め蓄積しておいたりコ
ンピュータネットワーク3から映像情報を取得したりす
るためのサーバ部12を備えている。
【0039】ディジタル放送受信部10は、アンテナ1
3の出口側に設けられた分配器14を介して複数(この
実施形態では3つとする)のディジタル放送受信装置1
5を備えている。各ディジタル放送受信装置15は、衛
星1から放射されたディジタル放送電波を受信するもの
である。ディジタル放送電波は、衛星1から提供可能な
hチャネルのうちi(≦h)チャネルのディジタル映像
信号が時分割多重された多重ディジタル映像信号を含む
ものである。ディジタル放送受信装置15は、受信され
たディジタル放送電波から多重ディジタル映像信号を抽
出し、出力する。
【0040】アナログ放送受信部11は、受信可能なア
ナログ地上放送のチャネルにそれぞれ対応する数(この
実施形態では4つ)のアナログ放送受信装置16を備え
ている。アナログ放送受信装置16は、アナログ放送電
波からアナログ映像信号を抽出する。アナログ映像信号
は、MPEGエンコーダ17に与えられ、MPEG方式
による圧縮符号化が施され、MPEG信号に変換され
る。
【0041】サーバ部12は、映像情報に対応するディ
ジタルサーバ映像信号が蓄積されている複数(この実施
形態では4つ)のサーバ送出装置18を備えている。デ
ィジタルサーバ映像信号は、たとえば映画やカラオケな
どに対応する映像情報、コンピュータネットワーク3か
ら取得されたカラオケ用の映像情報などをディジタルで
表現したものである。
【0042】マスタセンタMSは、多重ディジタル映像
信号を直接第1QAM変調器21に与える。また、マス
タセンタMSは、MPEG信号およびディジタルサーバ
映像信号をそれぞれ1つの時間多重装置19、20に与
え、この時間多重装置19、20において各信号を時間
多重させ、多重MPEG信号および多重サーバ信号を作
成させる。そして、この作成された多重MPEG信号お
よび多重サーバ信号を第2QAM変調器22および第3
QAM変調器23にそれぞれ与える。
【0043】第1ないし第3QAM変調器21〜23
は、それぞれ、多重ディジタル映像信号、多重MPEG
信号および多重サーバ信号に対して64QAM変調を施
し、第1QAM信号、第2QAM信号および第3QAM
信号を作成する。この場合、第1ないし第3QAM変調
器21〜23は、第1ないし第3QAM信号の周波数帯
域が互いに相違するように、各信号に対して64QAM
変調を施す。
【0044】作成された第1ないし第3QAM信号は、
周波数多重装置24に与えられ、この周波数多重装置2
4において周波数多重される。その結果、11チャネル
の多重QAM信号が作成される。この作成された11チ
ャネルの多重QAM信号は、2つの電気/光変換装置(E
/O) 25、26において光信号に変換され、主ラインL
M およびバックアップラインLB に送出される。
【0045】電気/光変換装置25、26は、レーザダ
イオードを有するものである。この実施形態では、この
レーザダイオードに供給すべき駆動電流の電流幅(ピー
クツーピーク)を、多重QAM信号のチャネル数に応じ
た範囲に設定している。具体的には、多重QAM信号を
光信号に変換する際の総合変調度Mが、このディジタル
CATVシステムのシステム環境の下、11というチャ
ネル数に関してブルリアン散乱の影響を回避でき、かつ
過変調の影響を回避できるとして設定された設定範囲Δ
P内のいずれかの値になるように、駆動電流幅を設定し
ている。
【0046】たとえば、システム環境として、光ファイ
バの半径w=4.0 ×10-6、光ファイバの伝送損失α=0.
25、光ファイバ長L=5×104 、ブルリアン帯域Δν
B=50、利得ピークgb(νB )=5.0 ×10-11 、レーザ
ダイオードに供給すべき駆動電流Iop=48、しきい値電
流Ith=16.7、波長変化幅FMR=200 、である場合に
は、設定範囲ΔPは、約37%〜45%となる。
【0047】図7は、センタSの内部構成を示すブロッ
ク図である。センタSは、主ラインLM およびバックア
ップラインLB にそれぞれ接続された光ファイバ増幅器
30、31を備えている。光ファイバ増幅器30、31
は、主ラインLM およびバックアップラインLB を伝送
してきた光信号をそのまま増幅し、約14dBmの送信
出力で出力する。光ファイバ増幅器30、31の下流側
には、それぞれ、光分岐器32、33が配置されてい
る。
【0048】光ファイバ増幅器30、31から出力され
た光信号は、光分岐器32、33により二分され、その
うちの一方は、そのまま主ラインLM およびバックアッ
プラインLB に送出され、隣接するセンタSに転送され
る。つまり、マスタセンタMSから出力される光信号
は、各センタSの光ファイバ増幅器30、31において
次々に増幅されつつ、光伝送路CLを伝送していくこと
になる。一方、光信号が作成される際の総合変調度M
は、上述のように、11チャネルに応じた設定範囲ΔP
内のいずれかの値であるから、光ファイバ増幅器30、
31の送信出力が14dBmと比較的大きな値であって
も、ブルリアン散乱の影響が及ぶことはなく、また過変
調による影響もない。したがって、各センタSには、品
質が劣化していない光信号が供給されることになる。
【0049】光分岐器32、33により二分されたうち
の他方は、光受信装置34、35にそれぞれ導かれ、こ
の光受信装置34、35において電気信号に変換され
る。光受信装置34、35から出力される電気信号、す
なわち多重QAM信号は、選択スイッチ36を介して共
通ライン37に選択的に送出される。この場合、共通ラ
イン37に送出されるのは、基本的に、主ラインLM
ら入力される多重QAM信号である。ただし、主ライン
M から入力される多重QAM信号の強度がしきい値以
下となった場合には、バックアップラインLB から入力
される多重QAM信号が共通ライン37に送出されるこ
とになる。この信号選択は、共通ライン37に光分岐器
38を介して接続された監視装置39において行われる
ようになっている。
【0050】共通ライン37に送出された多重QAM信
号は、帯域通過フィルタ(BPF)40に与えられる。
帯域通過フィルタ40は、本来必要な帯域の多重QAM
信号のみを抽出し、この抽出された多重QAM信号をA
GC回路41に与える。AGC回路は、多重QAM信号
のレベルを所定レベルに調整した後、この調整後の多重
QAM信号を出力アンプ42を介してヘッドエンド43
に与える。
【0051】ヘッドエンド43は、地上局2から発振さ
れるアナログ放送電波を受信するためのアナログ放送受
信装置43aを備えている。アナログ放送受信装置43
aは、アナログ放送電波に含まれる変調済のアナログ映
像信号(以下「アナログ放送変調信号」という。)が抽
出される。ヘッドエンド43は、また、自主制作した映
像や音声に対応するアナログ再生映像信号が蓄積されて
いる録画装置43bを備えている。録画装置43bは、
たとえば複数のビデオテープ装置により構成される。ヘ
ッドエンド43は、録画装置43bに蓄積されているア
ナログ再生映像信号に対してアナログ変調を施し、アナ
ログ再生変調信号を作成する。
【0052】ヘッドエンド43は、さらに、周波数多重
装置43cを備えている。周波数多重装置43cは、ア
ナログ放送変調信号およびアナログ再生変調信号(以下
総称して「アナログ変調信号」という。)、ならびに多
重QAM信号が周波数多重化され、混合多重信号が作成
される。この場合、多重QAM信号とアナログ変調信号
とを互いに異なる周波数帯に含まれせる。ヘッドエンド
43は、作成された混合多重信号をCATV網N内の幹
線TLに送出する。その結果、混合多重信号が各端末T
まで伝送される。
【0053】図8は、端末Tの内部構成を示すブロック
図である。端末Tには、保安器50が付設されており、
落雷等から端末Tを保守できるようになっている。端末
Tは、混合多重信号を周波数に基づいてアナログ変調信
号および多重QAM信号に分離するための分岐器51を
備えている。分岐器51により分離されたアナログ変調
信号および多重QAM信号は、それぞれ、ホームターミ
ナル52およびQAM受信装置53に与えられる。ホー
ムターミナル52は、アナログ変調信号を復調し、元の
アナログ映像信号を復元する。
【0054】QAM受信装置53は、多重QAM信号を
周波数分割し、第1ないし第3QAM信号を復元する。
また、この復元された第1ないし第3QAM信号に対し
てQAM復調処理を施し、多重ディジタル映像信号、多
重MPEG信号および多重サーバ信号を復元する。さら
に、この復元された多重ディジタル映像信号、多重MP
EG信号および多重サーバ信号に対して誤り訂正処理を
施す。さらにまた、QAM受信装置53は、誤り訂正後
の多重ディジタル映像信号、多重MPEG信号および多
重サーバ信号に対して、MPEG方式の圧縮復号化処理
を施し、ディジタル化される前のアナログ映像信号を復
元する。
【0055】上述したように、光伝送路CLを伝送する
光信号は伝送途中において信号品質が劣化することがな
いので、誤り訂正後の各ディジタル信号のビット誤り率
は、ほとんど無視できる程度となっている。したがっ
て、アナログ映像信号を正確に復元することができる。
ホームターミナル52およびQAM受信装置53からそ
れぞれ出力されるアナログ映像信号は、テレビ受像機5
4に与えられる。テレビ受像機54は、加入者により選
択されているチャネルに対応する信号を選択し、当該信
号に対応する画像を表示する。
【0056】以上のようにこの実施形態によれば、11
チャネルの光信号を光伝送路CLに送出する際の総合変
調度Mを設定範囲ΔP内のいずれかの値に設定している
から、光ファイバ増幅器30、31による中継であって
も、過変調およびブルリアン散乱の影響を受けることな
く、光信号を伝送することができる。したがって、高品
質な信号を各端末Tに提供できるから、信頼性の高いシ
ステムとすることができる。
【0057】また、光信号の品質が劣化することがない
から、光信号を長距離にわたって伝送することができ
る。したがって、ディジタルCATVシステムを広範囲
にわたって構築することができる。この発明の実施の1
形態は以上のとおりであるが、この発明は上述の実施形
態に限定されるものではない。たとえば上記実施形態で
は、この発明をディジタルCATVシステムに適用する
場合を例にとって説明しているが、この発明は他の光通
信網に対しても容易に適用できることは言うまでもな
い。
【0058】また、上記実施形態では、マスタセンタM
Sから光伝送路CLに送出された光信号を各センタSに
備えられた光ファイバ増幅器30、31により増幅して
中継する場合を例にとって説明している。しかし、たと
えばマスタセンタMSの電気/光変換装置25、26が
有するレーザダイオードとして、現在の光ファイバ増幅
器と同程度の出力まで高出力化されたレーザダイオード
が適用される場合には、光ファイバ増幅器30、31を
必ずしも備える必要はない。すなわち、レーザダイオー
ドの出力が現在の光ファイバ増幅器と同程度の出力であ
れば、光信号を無中継で伝送しても、信号品質の劣化を
防止できるからである。この構成によれば、光ファイバ
増幅器30、31は不要となるから、センタSの構成が
簡単になり、コスト低減につながる。
【0059】その他、特許請求の範囲に記載された範囲
で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明者らが行った伝送実験のモデルである光
通信網の構成を示すブロック図である。
【図2】総合変調度Mと測定器において求められるC/
Nとの対応関係を示すグラフである。
【図3】C/Nと第1ビット誤り率BER1との対応関
係を示すグラフである。
【図4】第1ビット誤り率BER1と第2ビット誤り率
BER2との関係を示すグラフである。
【図5】この発明の一実施形態に係るディジタルCAT
Vシステムの全体構成を示す図である。
【図6】マスタセンタの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図7】センタの内部構成を示す図である。
【図8】端末の内部構成を示す図である。
【図9】(a) は、1段の光ファイバ増幅器により増幅さ
れた後の光信号のスペクトルを示すものであり、(b)
は、5段の光ファイバ増幅器により増幅された後の光信
号のスペクトルを示すものである。
【符号の説明】
21 第1QAM変調器(変調手段) 22 第2QAM変調器(変調手段) 23 第3QAM変調器(変調手段) 25、26 E/O(光変換手段) 30、31 光ファイバ増幅器 LM 、LB 光ファイバ MS マスタセンタ(センタ) S センタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/18 H04N 7/22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタから光ファイバに送出された光信号
    を伝送する光通信網において、 上記センタは、送信すべきデータに基づいて搬送波を所
    定の変調方式により変調して変調信号を作成するための
    変調手段と、この変調手段により作成された変調信号を
    光信号に変換し、当該光信号を上記光ファイバに送出す
    る光変換手段とを有し、上記光変換手段において変調信
    号を光信号に変換する際の総合変調度Mを、ブルリアン
    散乱および過変調の影響を回避できる設定範囲ΔP内の
    いずれかの値に設定していることを特徴とする光通信
    網。
  2. 【請求項2】上記設定範囲ΔPの下限値Pth1 は、下記
    (1) 式で示される値であることを特徴とする請求項1記
    載の光通信網。 【数1】
  3. 【請求項3】上記設定範囲ΔPの上限値Pth2 は、30
    %ないし45%のうちいずれかの値であることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の光通信網。
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