JP2004260709A - 信号変換装置及び通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】構成が簡易で安価な光回線終端装置を提供する。
【解決手段】アナログ映像データを光搬送するアナログ光信号を、アナログ電気信号に変換するアナログ光電変換部202と、ディジタル映像データ及び通信データを光搬送するディジタル光信号を、ディジタル電気信号に変換する第1のディジタル光電変換部206と、ディジタル電気信号から、ディジタル映像データ及び通信データをそれぞれ分配する中継部210と、中継部210が分配したディジタル映像データに所定の画像処理を適用し、ビデオ信号を生成する中央演算部220と、アナログ映像信号を外部に出力するテレビ出力端子250と、ビデオ信号を外部に出力するビデオ端子252と、中継部210が出力した通信データを搬送する信号を外部に出力するイーサネット(R)端子254とを備えた信号変換装置120を提供する。
【解決手段】アナログ映像データを光搬送するアナログ光信号を、アナログ電気信号に変換するアナログ光電変換部202と、ディジタル映像データ及び通信データを光搬送するディジタル光信号を、ディジタル電気信号に変換する第1のディジタル光電変換部206と、ディジタル電気信号から、ディジタル映像データ及び通信データをそれぞれ分配する中継部210と、中継部210が分配したディジタル映像データに所定の画像処理を適用し、ビデオ信号を生成する中央演算部220と、アナログ映像信号を外部に出力するテレビ出力端子250と、ビデオ信号を外部に出力するビデオ端子252と、中継部210が出力した通信データを搬送する信号を外部に出力するイーサネット(R)端子254とを備えた信号変換装置120を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光信号に所定の処理を行い電気信号を出力する信号変換装置及び当該信号変換装置を備えた通信システムに関する。
【0002】
【背景の技術】
近年の光通信技術の進展に伴い、FTTH(Fiber To The Home)方式によるネットワークシステムが増加してきている。従来のFTTH方式によるネットワークシステムとして、下記非特許文献1に開示されたものがある。
【0003】
【非特許文献1】
技術参考資料 IP通信網サービスのインターフェイス −フレッツシリーズ− 第6版、[平成15年2月18日検索]、インターネット<URL:http://www.ntt−west.co.jp/ipnet/ip/siryou_v6.pdf>
【0004】
図1は、従来のFTTH方式によるネットワークシステム10を示す図である。ネットワークシステム10は、基地局12、スプリッタ14、並びにユーザ宅16に設けられた加入者終端装置18、テレビ20、及びパーソナルコンピュータ22を備える。基地局12から送信された光信号は、スプリッタ14により分配され、光ファイバにより各ユーザ宅16に送信される。そして、各ユーザ宅16において、加入者終端装置18は、受け取った光信号を電気信号に変換し、テレビ20及びパーソナルコンピュータ22に供給する。
【0005】
図2は、従来の加入者終端装置18を示す図である。加入者終端装置18は、第1の分波合波部30、アナログ光電変換部34、第2の分波合波部36、並びに第1のディジタル光電変換部38及び第2のディジタル光電変換部40を有する。
【0006】
基地局12から送信されたアナログ光信号及びディジタル光信号は、第1の分波合波部30により分離される。分離されたアナログ光信号は、アナログ光電変換部34によりアナログ電気信号に変換される。そして、アナログ電気信号はテレビ20に供給され、テレビ20は、当該アナログ電気信号に基づいてテレビ映像を表示する。また、第1の分波合波部30により分離されたディジタル光信号は、第1の光電変換部38によりディジタル電気信号に変換され、パーソナルコンピュータ22に供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のFTTH方式に用いられる加入者終端装置では、インターネットを介して提供される、ディジタル映像配信等のディジタルコンテンツサービスの提供を受けるためにパーソナルコンピュータが必要である。このため、パーソナルコンピュータを有しないユーザは、ディジタルコンテンツサービスの提供を受けることができなかった。
【0008】
よって、本発明は、上記の課題を解決することのできる信号変換装置及び通信システムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、第1の映像データを光搬送するアナログ光信号を、第1の映像信号に変換するアナログ光電変換部と、第2の映像データ及び通信データを光搬送するディジタル光信号を、ディジタル電気信号に変換するディジタル光電変換部と、ディジタル電気信号から、第2の映像データ及び通信データをそれぞれ分配する中継部と、中継部が分配した第2の映像データに所定の画像処理を適用し、第2の映像信号を生成する中央演算部と、第1の映像信号を外部に出力する第1の映像出力部と、第2の映像信号を外部に出力する第2の映像出力部と、中継部が出力した通信データを搬送する信号を外部に出力する通信データ出力部とを備えたことを特徴とする信号変換装置を提供する。
【0010】
また、中央演算部は、ブラウザ機能及び電子メール機能の少なくとも一方を有することが好ましい。また、当該信号変換装置は、中央演算部と当該信号変換装置の外部に設けられた周辺装置とを電気的に接続するインターフェイスをさらに備えることが好ましい。
【0011】
また、本発明の第2の形態によれば、上記信号変換装置を備えたことを特徴とする通信システムを提供する。信号変換装置は、光ファイバに直結された、行政機関から送信された情報を取得する光ファイバ直結型行政情報取得装置を含む。また、通信システムは、当該光ファイバ直結型行政情報取得装置を有するシステムを含む。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0013】
図3は、本発明の一実施形態に係る通信システム100を示す。通信システム100は、基地局110、第1の光ファイバ102及び第2の光ファイバ104、スプリッタ112及び信号中継装置114、並びにユーザ宅116に設けられた、信号変換装置の一例である光回線終端装置120、表示装置122、情報通信端末124、周辺装置126、及び無線操作装置128を備える。
【0014】
基地局110は、アナログ光信号及びディジタル光信号を、それぞれ第1の光ファイバ102及び第2の光ファイバ104に出力する。ここで、アナログ光信号とは、テレビ放送等の映像データ、音声データその他のアナログ形式のデータをアナログ搬送する光信号を含む。また、ディジタル光信号とは、映像データ、画像データ、音声データ、文字データその他のディジタル形式のデータをディジタル搬送する光信号を含む。また、映像データは、MPEG(Moving Motion Experts Group)等により圧縮された映像データとすることができる。
【0015】
スプリッタ112は、基地局110から出力されたアナログ光信号を、それぞれ各ユーザ宅116に送信すべく分配する。信号中継装置114は、基地局110から出力されたディジタル光信号を受け取り、各ユーザ宅116に対応するデータを送信すべく当該ディジタル信号を分配する。具体的には、信号中継装置114は、例えば、受け取ったディジタル光信号に搬送されたデータに含まれるアドレス情報に基づいて、当該ディジタル光信号を各ユーザ宅116に送信すべく分配する。そして、分配されたアナログ光信号及びディジタル光信号は、それぞれ第1の光ファイバ102及び第2の光ファイバ104を伝送して各ユーザ宅116に送信される。
【0016】
ユーザ宅116において、光回線終端装置120は、受け取ったアナログ光信号及びディジタル光信号に後述する所定の処理を行い、例えばテレビやモニタ等の表示装置122、電話機やパーソナルコンピュータ等の情報通信端末124等に出力する。これにより、ユーザは表示装置122や情報通信端末124を介して、テレビ放送やラジオ放送等の放送サービス、映画等の映像サービス、電子メールやホームページの閲覧等の通信サービス等を受けることができる。
【0017】
本実施形態では、基地局110と光回線終端装置120は、第2の光ファイバ104において、波長分割多重方式により双方向に通信する。具体的には、基地局110は、光回線終端装置120に対して、所定の波長を有するディジタル光信号を送信し、光回線終端装置120は、基地局110に対して、当該所定の波長と異なる波長を有するディジタル光信号を送信することにより、双方向に通信する。また、基地局110と光回線終端装置120は、時間分割多重方式、符号分割多重方式等の方式により通信してもよく、さらに、これらの方式を組み合わせて通信してもよい。
【0018】
図4は、本実施形態に係る光回線終端装置120の一例を示す図である。光回線終端装置120は、光電変換部200、中継部210、中央演算部220、無線信号受信部230、外部インターフェイス240、第1の映像出力部の一例であるテレビ出力端子250、第2の映像出力部の一例であるビデオ出力端子252−1〜3、通信データ出力部の一例であるイーサネット(R)端子254、及び周辺装置接続端子256を有する。
【0019】
光電変換部200は、アナログ光電変換部202、分波合波部204、並びに第1のディジタル光電変換部206及び第2のディジタル光電変換部208を有する。アナログ光電変換部202は、受け取ったアナログ光信号を光電変換する。また、分波合波部204は、波長が異なる複数のディジタル光信号を分波及び/又は合波する。第1のディジタル光電変換部206は、分波されたディジタル光信号をディジタル電気信号に変換する。また、第2のディジタル光電変換部208は、ディジタル電気信号をディジタル光信号に変換する。
【0020】
中継部210は、第1のディジタル光電変換部206及び第2のディジタル光電変換部208に電気的に接続された1次ポート、並びに中央演算部220及びイーサネット(R)端子254に電気的に接続された2次ポートを有し、第1のディジタル光電変換部206及び第2のディジタル光電変換部208と、中央演算部220及びイーサネット(R)端子254とを電気的に接続する。そして、中継部210は、1次ポートに接続された第1のディジタル光電変換部206から受け取ったデータを、当該データを送信すべき装置が接続された2次ポートに出力する。また、中継部210は、2次ポートに接続された装置から受け取ったデータを第2のディジタル光電変換部208に出力する。これにより、中央演算部220及びイーサネット(R)端子254に接続された情報通信端末124は、中継部210及び光電変換部200を介して、基地局110と相互に通信することができる。
【0021】
中央演算部220は、中継部210から受け取ったデータに所定の処理を行い、ビデオ出力端子252−1〜3を介して、光回線終端装置120の外部にある表示装置122に、当該処理を行ったデータを搬送するビデオ信号を出力する。例えば、中央演算部220は、中継部210から圧縮された映像データを受け取った場合、当該映像データを伸張して表示装置122に供給する。
【0022】
無線信号受信部230は、無線操作装置128から送信された無線信号を受信する。無線操作装置128は、例えば赤外線リモコン等の、ユーザから受け付けた操作に基づいて赤外線信号等の無線信号を送信する装置である。そして、無線信号受信部230は、当該無線信号に基づいて、ユーザから受け付けた操作を中央演算部220に伝達する。中央演算部220は、当該操作に基づいて、表示装置122に所定の画面を表示したり、基地局110に所定のデータを送信するよう要求したりする等の処理を行う。
【0023】
外部インターフェイス240は、キーボード、マウス、マイク等の入力装置や、プリンタ等の出力装置等の周辺装置と、光回線終端装置120とを接続するインターフェイスである。外部インターフェイス240は、例えば、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394等のシリアルインターフェイスであるのが好ましい。そして、外部インターフェイス240は、入力装置を介してユーザから受け付けた操作を中央演算部220に伝達する。中央演算部220は、当該操作に基づいて、表示装置122に所定の画面を表示したり、基地局110に所定のデータを送信するよう要求したりする等の処理を行う。また、外部インターフェイス240は、中央処理部220から受け付けた指示を、周辺装置に伝達する。
【0024】
次に、光回線終端装置120の動作について説明する。以下において、光回線終端装置120が、インターネットに接続された基地局110から、(1)表示装置122に表示させる映像を示すアナログ映像データを受け付けるとともに、(2)光回線終端装置120を介してユーザが基地局110に要求した、表示装置122に表示させるディジタル映像を示す圧縮ディジタル映像データを受け付け、(3)さらに、光回線終端装置120を介してユーザが基地局110に要求した、情報通信端末124に供給する通信データを受け付ける動作を例に説明する。
【0025】
ここで、圧縮ディジタル映像データとは、ディジタル映像データをMPEG方式等により圧縮したデータである。また、通信データは、テキストデータ、画像データ等の種々の形態のデータを含み、HTML(Hyper Text Markup Language)で記述されたドキュメントデータ等のデータ形式であってよい。
【0026】
まず、基地局110は、アナログ映像データを搬送するアナログ光信号を第1の光ファイバ102に出力する。また、基地局110は、光回線終端装置120の要求に応じて、通信データ及び圧縮ディジタル映像データを搬送するディジタル光信号を、第2の光ファイバ104に出力する。
【0027】
基地局110から出力され、第1の光ファイバ102を伝送したアナログ光信号は、アナログ光電変換部202に入力される。アナログ光電変換部202は、受け取ったアナログ光信号を、第1の映像信号の一例であるアナログ電気信号に変換して出力する。本例において、アナログ電気信号は、70〜770MHzのアナログ周波数を有するテレビ信号である。
【0028】
アナログ光電変換部202において変換されたアナログ電気信号は、テレビ出力端子250を介して表示装置122に出力される。本例において、テレビ出力端子250は、F型75Ωの同軸ケーブルが接続可能な端子であり、表示装置122とF型75Ωの同軸ケーブルにより電気的に接続されている。そして、表示装置122は、受け取ったアナログ電気信号に基づいて、基地局110から送信されたアナログ映像データに対応する映像を表示する。
【0029】
一方、基地局110から出力され、第2の光ファイバ104を伝送したディジタル光信号は、分波合波部204を介して第1のディジタル光電変換部206に入力される。第1のディジタル光電変換部206は、入力されたディジタル光信号を、通信データ及び圧縮ディジタル映像データを搬送するディジタル電気信号に変換して出力する。
【0030】
中継部210は、1次ポートにおいて受け取った通信データ及び圧縮ディジタル映像データに基づいて、当該データを供給すべき装置等が接続された2次ポートに当該データを分配する。具体的には、通信データは情報通信端末124に供給されるデータであり、また、圧縮ディジタル映像データは中央演算部220に供給されるデータであるため、中継部210は、受け取ったディジタル電気信号から通信データ及び圧縮ディジタル映像データを抽出し、イーサネット(R)端子254及び中央演算部220が接続された2次ポートにそれぞれ分配する。このとき、中継部210は、例えば、通信データ及び圧縮ディジタル映像データに含まれるアドレス情報に基づいて、当該データを分配すべき2次ポートを定める。そして、情報通信端末124は、イーサネット(R)端子254を介して、中継部210から通信データを搬送する信号を受け取り、当該通信データに基づいて所定の処理を行う。
【0031】
中央演算部220は、中継部210により分配された圧縮ディジタル映像データを伸張し、上記のディジタル映像を示す伸張ディジタル映像データを生成する。そして、中央演算部220は、伸張ディジタル映像データをアナログ変換し、当該アナログ変換された映像データを搬送する、第2の映像信号の一例であるビデオ信号を生成する。そして、中央演算部220は、ビデオ出力端子252−1を介してビデオ信号を表示装置122に出力するとともに、アナログ映像データに対応する左右の音声信号をそれぞれビデオ出力端子252−2及び3を介して表示装置122に出力する。これにより、光回線終端装置120を一般のテレビに接続して、インターネットを介して受け取ったディジタル映像等を一般のテレビで簡易に再生することができる。
【0032】
本例では、中央演算部220は、ユーザから受け付けた操作に基づいて、基地局110に対して圧縮ディジタル映像データを要求する場合について説明しているが、他の例においては、無線信号受信部230から伝達された操作及び/又は外部インターフェイス240に接続された入力装置がユーザから受け付けた操作に基づいて、映像の表示、電子メールの処理、ホームページのブラウジング等の所定の処理を行うべく、基地局110に対して、テキストデータやHTMLで記述されたドキュメントデータ等の通信データを送信するよう要求してもよい。すなわち、中央演算部220が、基地局110に対して通信データを要求してもよい。この場合、情報通信端末124は、基地局110に対してディジタル映像データを要求してもよい。また、中央演算部220及び情報通信端末124の双方が、基地局110に対してディジタル映像データを要求してもよい。
【0033】
例えば、中央演算部220は、ユーザから、所定のホームページを表示するように周辺装置126及び/又は無線操作装置128を介して指示を受けた場合、当該ホームページを示す、HTMLで記述されたドキュメントデータや付随する画像データ等を受け取り、当該ドキュメントデータ等に基づいて、表示装置122に当該ホームページを表示させるような処理を行う。また、ユーザから、電子メールを受信するように指示を受けた場合、当該電子メールを示すテキストデータや、HTMLで記述されたドキュメントデータ等を受け取り、当該テキストデータ等に基づいて、表示装置122に当該電子メールを表示させるような処理を行う。これにより、一般のテレビであっても、簡易にインターネットを介してホームページにアクセスしたり、電子メールの送受信を行ったりすることができる。すなわち、ユーザがパーソナルコンピュータを有しない場合であっても、一般のテレビにより、インターネットを介したディジタルコンテンツサービスの提供を受けることができる。
【0034】
本実施形態によれば、アナログ光信号及びディジタル光信号を伝送する光ファイバを2芯にすることにより、アナログ光信号とディジタル光信号とを分離する分波器を使用する必要がないため、安価なシステムを提供することができる。さらに、光ファイバを2芯にすることにより、ディジタル光信号を対象として信号中継装置を設けることができるため、信号変換装置と信号中継装置とを1対1で通信させることができる。これにより、ユーザ宅等に信号変換装置を設置する場合、当該信号変換装置が送受信する光信号のレベルをきわめて容易に調整することができる。また、本実施形態によれば、アナログ光信号及びディジタル光信号といった複数種類の光信号によりデータが伝送される場合であっても、構成が簡単で安価な信号変換装置を提供することができる。
【0035】
上記発明の実施の形態を通じて説明された実施例や応用例は、用途に応じて適宜に組み合わせて、又は変更若しくは改良を加えて用いることができ、本発明は上述した実施形態の記載に限定されるものではない。そのような組み合わせ又は変更若しくは改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、構成が簡易で安価な信号変換装置及び当該信号変換装置を備えた通信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のFTTH方式によるネットワークシステム10を示す図である。
【図2】従来の加入者終端装置18を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る通信システム100を示す。
【図4】本実施形態に係る光回線終端装置120の一例を示す図である。
【符号の説明】
10・・・ネットワークシステム、12・・・基地局、14・・・スプリッタ、16・・・ユーザ宅、18・・・加入者終端装置、20・・・テレビ、22・・・パーソナルコンピュータ、30・・・分波合波部、34・・・アナログ光電変換部、36・・・分波合波部、38・・・第1のディジタル光電変換部、40・・・第2のディジタル光電変換部、100・・・通信システム、102・・・第1の光ファイバ、104・・・第2の光ファイバ、110・・・基地局、112・・・スプリッタ、114・・・信号中継装置、116・・・ユーザ宅、120・・・光回線終端装置、122・・・表示装置、124・・・情報通信端末、126・・・周辺装置、128・・・無線操作装置、200・・・光電変換部、202・・・アナログ光電変換部、204・・・分波合波部、206・・・第1のディジタル光電変換部、208・・・第2のディジタル光電変換部、210・・・中継部、220・・・中央演算部、230・・・無線信号受信部、240・・・外部インターフェイス、250・・・テレビ出力端子、252・・・ビデオ出力端子、254・・・イーサネット(R)端子、256・・・周辺装置接続端子
【発明の属する技術分野】
本発明は、光信号に所定の処理を行い電気信号を出力する信号変換装置及び当該信号変換装置を備えた通信システムに関する。
【0002】
【背景の技術】
近年の光通信技術の進展に伴い、FTTH(Fiber To The Home)方式によるネットワークシステムが増加してきている。従来のFTTH方式によるネットワークシステムとして、下記非特許文献1に開示されたものがある。
【0003】
【非特許文献1】
技術参考資料 IP通信網サービスのインターフェイス −フレッツシリーズ− 第6版、[平成15年2月18日検索]、インターネット<URL:http://www.ntt−west.co.jp/ipnet/ip/siryou_v6.pdf>
【0004】
図1は、従来のFTTH方式によるネットワークシステム10を示す図である。ネットワークシステム10は、基地局12、スプリッタ14、並びにユーザ宅16に設けられた加入者終端装置18、テレビ20、及びパーソナルコンピュータ22を備える。基地局12から送信された光信号は、スプリッタ14により分配され、光ファイバにより各ユーザ宅16に送信される。そして、各ユーザ宅16において、加入者終端装置18は、受け取った光信号を電気信号に変換し、テレビ20及びパーソナルコンピュータ22に供給する。
【0005】
図2は、従来の加入者終端装置18を示す図である。加入者終端装置18は、第1の分波合波部30、アナログ光電変換部34、第2の分波合波部36、並びに第1のディジタル光電変換部38及び第2のディジタル光電変換部40を有する。
【0006】
基地局12から送信されたアナログ光信号及びディジタル光信号は、第1の分波合波部30により分離される。分離されたアナログ光信号は、アナログ光電変換部34によりアナログ電気信号に変換される。そして、アナログ電気信号はテレビ20に供給され、テレビ20は、当該アナログ電気信号に基づいてテレビ映像を表示する。また、第1の分波合波部30により分離されたディジタル光信号は、第1の光電変換部38によりディジタル電気信号に変換され、パーソナルコンピュータ22に供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のFTTH方式に用いられる加入者終端装置では、インターネットを介して提供される、ディジタル映像配信等のディジタルコンテンツサービスの提供を受けるためにパーソナルコンピュータが必要である。このため、パーソナルコンピュータを有しないユーザは、ディジタルコンテンツサービスの提供を受けることができなかった。
【0008】
よって、本発明は、上記の課題を解決することのできる信号変換装置及び通信システムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、第1の映像データを光搬送するアナログ光信号を、第1の映像信号に変換するアナログ光電変換部と、第2の映像データ及び通信データを光搬送するディジタル光信号を、ディジタル電気信号に変換するディジタル光電変換部と、ディジタル電気信号から、第2の映像データ及び通信データをそれぞれ分配する中継部と、中継部が分配した第2の映像データに所定の画像処理を適用し、第2の映像信号を生成する中央演算部と、第1の映像信号を外部に出力する第1の映像出力部と、第2の映像信号を外部に出力する第2の映像出力部と、中継部が出力した通信データを搬送する信号を外部に出力する通信データ出力部とを備えたことを特徴とする信号変換装置を提供する。
【0010】
また、中央演算部は、ブラウザ機能及び電子メール機能の少なくとも一方を有することが好ましい。また、当該信号変換装置は、中央演算部と当該信号変換装置の外部に設けられた周辺装置とを電気的に接続するインターフェイスをさらに備えることが好ましい。
【0011】
また、本発明の第2の形態によれば、上記信号変換装置を備えたことを特徴とする通信システムを提供する。信号変換装置は、光ファイバに直結された、行政機関から送信された情報を取得する光ファイバ直結型行政情報取得装置を含む。また、通信システムは、当該光ファイバ直結型行政情報取得装置を有するシステムを含む。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0013】
図3は、本発明の一実施形態に係る通信システム100を示す。通信システム100は、基地局110、第1の光ファイバ102及び第2の光ファイバ104、スプリッタ112及び信号中継装置114、並びにユーザ宅116に設けられた、信号変換装置の一例である光回線終端装置120、表示装置122、情報通信端末124、周辺装置126、及び無線操作装置128を備える。
【0014】
基地局110は、アナログ光信号及びディジタル光信号を、それぞれ第1の光ファイバ102及び第2の光ファイバ104に出力する。ここで、アナログ光信号とは、テレビ放送等の映像データ、音声データその他のアナログ形式のデータをアナログ搬送する光信号を含む。また、ディジタル光信号とは、映像データ、画像データ、音声データ、文字データその他のディジタル形式のデータをディジタル搬送する光信号を含む。また、映像データは、MPEG(Moving Motion Experts Group)等により圧縮された映像データとすることができる。
【0015】
スプリッタ112は、基地局110から出力されたアナログ光信号を、それぞれ各ユーザ宅116に送信すべく分配する。信号中継装置114は、基地局110から出力されたディジタル光信号を受け取り、各ユーザ宅116に対応するデータを送信すべく当該ディジタル信号を分配する。具体的には、信号中継装置114は、例えば、受け取ったディジタル光信号に搬送されたデータに含まれるアドレス情報に基づいて、当該ディジタル光信号を各ユーザ宅116に送信すべく分配する。そして、分配されたアナログ光信号及びディジタル光信号は、それぞれ第1の光ファイバ102及び第2の光ファイバ104を伝送して各ユーザ宅116に送信される。
【0016】
ユーザ宅116において、光回線終端装置120は、受け取ったアナログ光信号及びディジタル光信号に後述する所定の処理を行い、例えばテレビやモニタ等の表示装置122、電話機やパーソナルコンピュータ等の情報通信端末124等に出力する。これにより、ユーザは表示装置122や情報通信端末124を介して、テレビ放送やラジオ放送等の放送サービス、映画等の映像サービス、電子メールやホームページの閲覧等の通信サービス等を受けることができる。
【0017】
本実施形態では、基地局110と光回線終端装置120は、第2の光ファイバ104において、波長分割多重方式により双方向に通信する。具体的には、基地局110は、光回線終端装置120に対して、所定の波長を有するディジタル光信号を送信し、光回線終端装置120は、基地局110に対して、当該所定の波長と異なる波長を有するディジタル光信号を送信することにより、双方向に通信する。また、基地局110と光回線終端装置120は、時間分割多重方式、符号分割多重方式等の方式により通信してもよく、さらに、これらの方式を組み合わせて通信してもよい。
【0018】
図4は、本実施形態に係る光回線終端装置120の一例を示す図である。光回線終端装置120は、光電変換部200、中継部210、中央演算部220、無線信号受信部230、外部インターフェイス240、第1の映像出力部の一例であるテレビ出力端子250、第2の映像出力部の一例であるビデオ出力端子252−1〜3、通信データ出力部の一例であるイーサネット(R)端子254、及び周辺装置接続端子256を有する。
【0019】
光電変換部200は、アナログ光電変換部202、分波合波部204、並びに第1のディジタル光電変換部206及び第2のディジタル光電変換部208を有する。アナログ光電変換部202は、受け取ったアナログ光信号を光電変換する。また、分波合波部204は、波長が異なる複数のディジタル光信号を分波及び/又は合波する。第1のディジタル光電変換部206は、分波されたディジタル光信号をディジタル電気信号に変換する。また、第2のディジタル光電変換部208は、ディジタル電気信号をディジタル光信号に変換する。
【0020】
中継部210は、第1のディジタル光電変換部206及び第2のディジタル光電変換部208に電気的に接続された1次ポート、並びに中央演算部220及びイーサネット(R)端子254に電気的に接続された2次ポートを有し、第1のディジタル光電変換部206及び第2のディジタル光電変換部208と、中央演算部220及びイーサネット(R)端子254とを電気的に接続する。そして、中継部210は、1次ポートに接続された第1のディジタル光電変換部206から受け取ったデータを、当該データを送信すべき装置が接続された2次ポートに出力する。また、中継部210は、2次ポートに接続された装置から受け取ったデータを第2のディジタル光電変換部208に出力する。これにより、中央演算部220及びイーサネット(R)端子254に接続された情報通信端末124は、中継部210及び光電変換部200を介して、基地局110と相互に通信することができる。
【0021】
中央演算部220は、中継部210から受け取ったデータに所定の処理を行い、ビデオ出力端子252−1〜3を介して、光回線終端装置120の外部にある表示装置122に、当該処理を行ったデータを搬送するビデオ信号を出力する。例えば、中央演算部220は、中継部210から圧縮された映像データを受け取った場合、当該映像データを伸張して表示装置122に供給する。
【0022】
無線信号受信部230は、無線操作装置128から送信された無線信号を受信する。無線操作装置128は、例えば赤外線リモコン等の、ユーザから受け付けた操作に基づいて赤外線信号等の無線信号を送信する装置である。そして、無線信号受信部230は、当該無線信号に基づいて、ユーザから受け付けた操作を中央演算部220に伝達する。中央演算部220は、当該操作に基づいて、表示装置122に所定の画面を表示したり、基地局110に所定のデータを送信するよう要求したりする等の処理を行う。
【0023】
外部インターフェイス240は、キーボード、マウス、マイク等の入力装置や、プリンタ等の出力装置等の周辺装置と、光回線終端装置120とを接続するインターフェイスである。外部インターフェイス240は、例えば、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394等のシリアルインターフェイスであるのが好ましい。そして、外部インターフェイス240は、入力装置を介してユーザから受け付けた操作を中央演算部220に伝達する。中央演算部220は、当該操作に基づいて、表示装置122に所定の画面を表示したり、基地局110に所定のデータを送信するよう要求したりする等の処理を行う。また、外部インターフェイス240は、中央処理部220から受け付けた指示を、周辺装置に伝達する。
【0024】
次に、光回線終端装置120の動作について説明する。以下において、光回線終端装置120が、インターネットに接続された基地局110から、(1)表示装置122に表示させる映像を示すアナログ映像データを受け付けるとともに、(2)光回線終端装置120を介してユーザが基地局110に要求した、表示装置122に表示させるディジタル映像を示す圧縮ディジタル映像データを受け付け、(3)さらに、光回線終端装置120を介してユーザが基地局110に要求した、情報通信端末124に供給する通信データを受け付ける動作を例に説明する。
【0025】
ここで、圧縮ディジタル映像データとは、ディジタル映像データをMPEG方式等により圧縮したデータである。また、通信データは、テキストデータ、画像データ等の種々の形態のデータを含み、HTML(Hyper Text Markup Language)で記述されたドキュメントデータ等のデータ形式であってよい。
【0026】
まず、基地局110は、アナログ映像データを搬送するアナログ光信号を第1の光ファイバ102に出力する。また、基地局110は、光回線終端装置120の要求に応じて、通信データ及び圧縮ディジタル映像データを搬送するディジタル光信号を、第2の光ファイバ104に出力する。
【0027】
基地局110から出力され、第1の光ファイバ102を伝送したアナログ光信号は、アナログ光電変換部202に入力される。アナログ光電変換部202は、受け取ったアナログ光信号を、第1の映像信号の一例であるアナログ電気信号に変換して出力する。本例において、アナログ電気信号は、70〜770MHzのアナログ周波数を有するテレビ信号である。
【0028】
アナログ光電変換部202において変換されたアナログ電気信号は、テレビ出力端子250を介して表示装置122に出力される。本例において、テレビ出力端子250は、F型75Ωの同軸ケーブルが接続可能な端子であり、表示装置122とF型75Ωの同軸ケーブルにより電気的に接続されている。そして、表示装置122は、受け取ったアナログ電気信号に基づいて、基地局110から送信されたアナログ映像データに対応する映像を表示する。
【0029】
一方、基地局110から出力され、第2の光ファイバ104を伝送したディジタル光信号は、分波合波部204を介して第1のディジタル光電変換部206に入力される。第1のディジタル光電変換部206は、入力されたディジタル光信号を、通信データ及び圧縮ディジタル映像データを搬送するディジタル電気信号に変換して出力する。
【0030】
中継部210は、1次ポートにおいて受け取った通信データ及び圧縮ディジタル映像データに基づいて、当該データを供給すべき装置等が接続された2次ポートに当該データを分配する。具体的には、通信データは情報通信端末124に供給されるデータであり、また、圧縮ディジタル映像データは中央演算部220に供給されるデータであるため、中継部210は、受け取ったディジタル電気信号から通信データ及び圧縮ディジタル映像データを抽出し、イーサネット(R)端子254及び中央演算部220が接続された2次ポートにそれぞれ分配する。このとき、中継部210は、例えば、通信データ及び圧縮ディジタル映像データに含まれるアドレス情報に基づいて、当該データを分配すべき2次ポートを定める。そして、情報通信端末124は、イーサネット(R)端子254を介して、中継部210から通信データを搬送する信号を受け取り、当該通信データに基づいて所定の処理を行う。
【0031】
中央演算部220は、中継部210により分配された圧縮ディジタル映像データを伸張し、上記のディジタル映像を示す伸張ディジタル映像データを生成する。そして、中央演算部220は、伸張ディジタル映像データをアナログ変換し、当該アナログ変換された映像データを搬送する、第2の映像信号の一例であるビデオ信号を生成する。そして、中央演算部220は、ビデオ出力端子252−1を介してビデオ信号を表示装置122に出力するとともに、アナログ映像データに対応する左右の音声信号をそれぞれビデオ出力端子252−2及び3を介して表示装置122に出力する。これにより、光回線終端装置120を一般のテレビに接続して、インターネットを介して受け取ったディジタル映像等を一般のテレビで簡易に再生することができる。
【0032】
本例では、中央演算部220は、ユーザから受け付けた操作に基づいて、基地局110に対して圧縮ディジタル映像データを要求する場合について説明しているが、他の例においては、無線信号受信部230から伝達された操作及び/又は外部インターフェイス240に接続された入力装置がユーザから受け付けた操作に基づいて、映像の表示、電子メールの処理、ホームページのブラウジング等の所定の処理を行うべく、基地局110に対して、テキストデータやHTMLで記述されたドキュメントデータ等の通信データを送信するよう要求してもよい。すなわち、中央演算部220が、基地局110に対して通信データを要求してもよい。この場合、情報通信端末124は、基地局110に対してディジタル映像データを要求してもよい。また、中央演算部220及び情報通信端末124の双方が、基地局110に対してディジタル映像データを要求してもよい。
【0033】
例えば、中央演算部220は、ユーザから、所定のホームページを表示するように周辺装置126及び/又は無線操作装置128を介して指示を受けた場合、当該ホームページを示す、HTMLで記述されたドキュメントデータや付随する画像データ等を受け取り、当該ドキュメントデータ等に基づいて、表示装置122に当該ホームページを表示させるような処理を行う。また、ユーザから、電子メールを受信するように指示を受けた場合、当該電子メールを示すテキストデータや、HTMLで記述されたドキュメントデータ等を受け取り、当該テキストデータ等に基づいて、表示装置122に当該電子メールを表示させるような処理を行う。これにより、一般のテレビであっても、簡易にインターネットを介してホームページにアクセスしたり、電子メールの送受信を行ったりすることができる。すなわち、ユーザがパーソナルコンピュータを有しない場合であっても、一般のテレビにより、インターネットを介したディジタルコンテンツサービスの提供を受けることができる。
【0034】
本実施形態によれば、アナログ光信号及びディジタル光信号を伝送する光ファイバを2芯にすることにより、アナログ光信号とディジタル光信号とを分離する分波器を使用する必要がないため、安価なシステムを提供することができる。さらに、光ファイバを2芯にすることにより、ディジタル光信号を対象として信号中継装置を設けることができるため、信号変換装置と信号中継装置とを1対1で通信させることができる。これにより、ユーザ宅等に信号変換装置を設置する場合、当該信号変換装置が送受信する光信号のレベルをきわめて容易に調整することができる。また、本実施形態によれば、アナログ光信号及びディジタル光信号といった複数種類の光信号によりデータが伝送される場合であっても、構成が簡単で安価な信号変換装置を提供することができる。
【0035】
上記発明の実施の形態を通じて説明された実施例や応用例は、用途に応じて適宜に組み合わせて、又は変更若しくは改良を加えて用いることができ、本発明は上述した実施形態の記載に限定されるものではない。そのような組み合わせ又は変更若しくは改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、構成が簡易で安価な信号変換装置及び当該信号変換装置を備えた通信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のFTTH方式によるネットワークシステム10を示す図である。
【図2】従来の加入者終端装置18を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る通信システム100を示す。
【図4】本実施形態に係る光回線終端装置120の一例を示す図である。
【符号の説明】
10・・・ネットワークシステム、12・・・基地局、14・・・スプリッタ、16・・・ユーザ宅、18・・・加入者終端装置、20・・・テレビ、22・・・パーソナルコンピュータ、30・・・分波合波部、34・・・アナログ光電変換部、36・・・分波合波部、38・・・第1のディジタル光電変換部、40・・・第2のディジタル光電変換部、100・・・通信システム、102・・・第1の光ファイバ、104・・・第2の光ファイバ、110・・・基地局、112・・・スプリッタ、114・・・信号中継装置、116・・・ユーザ宅、120・・・光回線終端装置、122・・・表示装置、124・・・情報通信端末、126・・・周辺装置、128・・・無線操作装置、200・・・光電変換部、202・・・アナログ光電変換部、204・・・分波合波部、206・・・第1のディジタル光電変換部、208・・・第2のディジタル光電変換部、210・・・中継部、220・・・中央演算部、230・・・無線信号受信部、240・・・外部インターフェイス、250・・・テレビ出力端子、252・・・ビデオ出力端子、254・・・イーサネット(R)端子、256・・・周辺装置接続端子
Claims (4)
- 第1の映像データを光搬送するアナログ光信号を、第1の映像信号に変換するアナログ光電変換部と、
第2の映像データ及び通信データを光搬送するディジタル光信号を、ディジタル電気信号に変換するディジタル光電変換部と、
前記ディジタル電気信号から、前記第2の映像データ及び前記通信データをそれぞれ分配する中継部と、
前記中継部が分配した前記第2の映像データに所定の画像処理を適用し、第2の映像信号を生成する中央演算部と、
前記第1の映像信号を外部に出力する第1の映像出力部と、
前記第2の映像信号を外部に出力する第2の映像出力部と、
前記中継部が出力した前記通信データを搬送する信号を外部に出力する通信データ出力部と
を備えたことを特徴とする信号変換装置。 - 前記中央演算部は、ブラウザ機能及び電子メール機能の少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1に記載の信号変換装置。
- 前記中央演算部と当該信号変換装置の外部に設けられた周辺装置とを電気的に接続するインターフェイスをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の信号変換装置。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載された信号変換装置を備えたことを特徴とする通信システム。
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