JP4804458B2 - 2点変調型位相変調装置、ポーラ変調送信装置、無線送信装置及び無線通信装置 - Google Patents

2点変調型位相変調装置、ポーラ変調送信装置、無線送信装置及び無線通信装置 Download PDF

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Description

本発明は、特にPLL(Phase Locked Loop :位相同期ループ)を用いて2点変調を行うことで、入力ディジタルベースバンド変調信号によってキャリア周波数信号を変調する2点変調型の位相変調装置、及びその2点変調型位相変調装置を用いたポーラ変調送信装置、無線送信装置、無線通信装置に関する。
従来、ベースバンドの変調信号によりキャリア信号を変調して送信信号を形成する(すなわち、ベースバンド変調信号を無線周波数にアップコンバートする)にあたって、PLLを用いた位相変調装置が広く用いられている。この種の位相変調装置においては、一般に、低コスト、低消費電力、良好なノイズ特性と変調精度が求められる。PLLを用いて変調を行う場合、変調精度を良くするためには変調信号の周波数帯域(変調帯域)幅よりもPLLの周波数帯域(PLL帯域)幅を広くすることが望ましい。
しかしながら、PLL帯域幅を広くすると、ノイズ特性の劣化を招く。そこで、PLL帯域幅を変調帯域幅よりも狭く設定し、PLL帯域内の変調とPLL帯域外の変調を異なる2箇所でかける2点変調という技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図1に、従来の2点変調型の位相変調装置の構成例を示す。2点変調型位相変調装置10は、制御電圧端子の電圧に応じて発振周波数が変化する電圧制御発振器(VCO)2と、VCO2から出力されるRF位相変調信号の周波数を分周する分周器3と、分周器3の出力信号と基準信号の位相を比較し位相差に応じた信号を出力する位相比較器4と、位相比較器4の出力信号を平均化して出力するループフィルタ5とからなる、PLL回路を有する。
これに加えて、2点変調型位相変調装置10は、DDS(Direct Digital Synthesizer)1を有する。DDS1は、入力ディジタルベースバンド変調信号S1に基づいて基準信号を形成し、これを位相比較器4に送出する。位相比較器4は、DDS1から入力される基準信号と分周器3から分周信号との位相を比較し位相差に応じた信号をループフィルタ5に送出する。これにより、2点変調型位相変調装置10は、入力ディジタルベースバンド変調信号S1に基づく1点目の変調を行う。
さらに、2点変調型位相変調装置10は、入力ディジタルベースバンド変調信号S1をアナログ変換するD/A変換器6と、D/A変換器6の出力信号S2に含まれるエイリアス成分を抑圧するアンチエイリアスフィルタ7と、アンチエイリアスフィルタ7の出力信号S3とPLL回路のループフィルタ5の出力とを加算し、当該加算信号をVCO2の制御電圧端子へ出力する加算器8とを有する。これにより、2点変調型位相変調装置10は、入力ディジタルベースバンド変調信号S1に基づく2点目の変調を行う。
このような2点変調技術を用いると、PLL帯域幅を変調帯域幅よりも狭く設定しても、PLL帯域外まで及ぶ広帯域なRF位相変調信号を出力することが可能となる。この結果、PLLによるノイズ特性の劣化を抑制できるようになる。
図2は、2点変調型位相変調装置の動作を説明するためのベースバンド領域の周波数特性を示す図である。ここで、PLLの周波数特性を表す伝達関数をH(s)(但し、s=jω)とする。H(s)は図2に示すような低域通過特性をもつ。DDS1及び位相比較
器4を介してPLL回路に入力された入力ディジタルベースバンド変調信号S1には、PLLによって伝達関数H(s)の低域通過フィルタがかけられることになる。一方、D/A変換器6、アンチエイリアスフィルタ7及び加算器8を介してPLL回路に入力された入力ディジタルベースバンド変調信号S1には、図2に示すような伝達関数1−H(s)の高域通過フィルタがかけられることになる。すなわち、入力ディジタルベースバンド変調信号S1をΦ(s)とおくと、電圧制御発振器2から出力されるRF位相変調信号に含まれるベースバンド成分は、次式に表されるようにPLLの周波数特性とは無関係になる。
H(s)Φ(s)+{1−H(s)}Φ(s)=Φ(s) ……… (1)
このように、PLLに2点変調を適用すると、主にPLLの帯域内のベースバンド変調信号成分はループフィルタ5からVCO2に伝えられる一方、主にPLLの帯域外のベースバンド変調信号成分はアンチエイリアスフィルタ7からVCO2に伝えられる。この結果、VCO2において、PLL帯域内と帯域外のベースバンド変調信号成分が加算されることになり、PLL帯域外まで及ぶ、広帯域なRF位相変調信号を出力することが可能となる。
なお、入力ディジタルベースバンド変調信号S1は周波数のディメンジョンである必要がある。VCO2は積分器として働くので、VCO2から出力されるRF位相変調信号はVCO2によって位相のディメンジョンに変換されたものとなる。ここで、例えばGSM方式のベースバンド変調信号のディメンジョンは位相が一般的である。このため、実際上、GSM方式のようなディメンジョンが位相であるベースバンド変調信号は、微分して周波数のディメンジョンに変換した後に、図1の入力ディジタルベースバンド変調信号S1として入力する。
米国特許第5,952,895号明細書
ここで、アンチエイリアスフィルタ7の動作を、図3を用いて説明する。図3Aに示した入力ディジタルベースバンド変調信号S1はD/A変換器6でアナログ信号S2に変換される。D/A変換器6から出力されるアナログ信号S2では、図3Bのように、D/A変換器6のサンプリング周波数(fs)の1/2の周波数を境に周波数軸で折り返したエイリアス信号が発生する。このエイリアス信号は、アンチエイリアスフィルタ7の周波数特性によって抑圧される。この結果、アンチエイリアスフィルタ7からは、図3Cに示すような、エイリアス成分の無いベースバンドアナログ変調信号S3が出力される。なお、図3の横軸は、周波数のLogをとって示したものである。
無線の帯域外雑音の規格を満足するためには、エイリアス信号を十分に抑圧することが必要となる。このためには、エイリアス信号の周波数におけるアンチエイリアスフィルタ7の減衰量を大きく取ることが好ましい。しかし、エイリアス信号(図3Bにおけるアナログ信号S2の右側部分)の抑圧量を大きくするために、アンチエイリアスフィルタ7の帯域幅を狭くし過ぎると、本来のベースバンド変調信号成分(図3Bにおけるアナログ信号S2の左側部分)が抑圧されて変調精度が劣化してしまう。
そこで一般には、サンプリング周波数fsをベースバンド変調帯域幅に比べ十分高く設定してエイリアス信号の発生周波数を高くすることが行われる。これにより、ベースバンド変調帯域幅よりもアンチエイリアスフィルタ7の帯域幅が十分広くても、エイリアス信号の発生周波数での減衰量を大きく取ることが可能となる。
しかしながら、近年の無線通信においては、図4Aに示すように、ベースバンド変調信
号S1として広帯域の信号が用いられる場合が多い。このような場合、本来のベースバンド変調信号成分(図4Bにおけるアナログ信号S2の左側部分)を抑圧せずに、エイリアス信号成分(図4Bにおけるアナログ信号S2の右側部分)のみを抑圧しようとすると、図4Bに示すように、アンチエイリアスフィルタ7として、帯域幅がPLLの帯域幅よりも広く、かつ、本来のベースバンド変調信号成分とエイリアス信号成分との間で周波数特性が急激に変化するようなものが必要となる。すなわち、次数の高いアンチエイリアスフィルタ7が必要となる。しかしながら、アンチエイリアスフィルタ7の次数を高くするということは、抵抗及びキャパシタからなる回路の従続数を増やすことを意味するので、アンチエイリアスフィルタ7の構成が複雑化してしまうという欠点がある。
一方、アンチエイリアスフィルタ7の次数を高くせずに(すなわちアンチエイリアスフィルタ7の構成を複雑化させずに)、エイリアス信号成分のみを抑圧する方法として、上述したように、D/A変換器6のサンプリング周波数fsを高くすることが考えられる。しかしながら、D/A変換器6のサンプリング周波数fsを高くするためにはクロック周波数を上げる必要があり、この結果消費電力が増大するといった別の問題を招く。
本発明の目的は、広帯域変調においても、サンプリング周波数を高くする必要がなく(すなわち低消費電力)、かつ簡単な構成のアンチエイリアスフィルタを用いて(すなわち低コスト)、変調精度の良好なRF位相変調信号を得ることができる2点変調型位相変調装置を提供することである。
本発明の2点変調型位相変調装置は、PLL回路と、入力ディジタルベースバンド変調信号を微分する微分器と、微分器の出力信号をアナログ信号に変換するD/A変換器と、D/A変換器の出力信号に含まれるエイリアス成分を抑圧するアンチエイリアスフィルタと、アンチエイリアスフィルタの出力信号とPLL回路のループフィルタの出力とを加算し、当該加算信号をPLL回路の電圧制御発振器の制御電圧端子へ出力する加算手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、広帯域の入力ディジタルベースバンド変調信号を扱う場合でも、D/A変換器のサンプリング周波数を上げることなく、かつPLLの帯域幅より狭い通過帯域幅の次数の低い簡易な構成のアンチエイリアスフィルタを用いて、エイリアス信号を十分抑圧しつつ、入力ディジタルベースバンド変調信号の全帯域が良好に反映されたRF位相変調信号を得ることができるようになる。すなわち、低消費電力かつ簡易な構成で、広帯域なベースバンド変調信号から変調精度の良いRF位相変調信号を得ることができる2点変調型位相変調装置を実現できる。
本発明によれば、D/A変換器のサンプリング周波数を高くすることなく、かつアンチエイリアスフィルタの次数を上げることなく、変調精度の良好なRF位相変調信号を得ることができるので、低消費電力でかつ簡易な構成の2点変調型位相変調装置、ポーラ変調送信装置、無線送信装置及び無線通信装置を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図5に、本発明の実施の形態1に係る2点変調型位相変調装置の構成を示す。2点変調型位相変調装置20は、制御電圧端子の電圧に応じて発振周波数が変化する電圧制御発振器(VCO)2と、VCO2から出力されるRF位相変調信号の周波数を分周する分周器3と、分周器3の出力信号と基準信号の位相を比較し位相差に応じた信号を出力する位相比較器4と、位相比較器4の出力信号を平均化して出力するループフィルタ5とからなる、PLL回路を有する。
また、2点変調型位相変調装置20は、DDS(Direct Digital Synthesizer)1を有する。DDS1は、入力ディジタルベースバンド変調信号S1に基づいて基準信号を形成し、これを位相比較器4に送出する。位相比較器4は、DDS1から入力される基準信号と分周器3から分周信号との位相を比較し位相差に応じた信号を出力する。これにより、2点変調型位相変調装置20は、入力ディジタルベースバンド変調信号S1に基づく1点目の変調を行う。
さらに、2点変調型位相変調装置20は、入力ディジタルベースバンド変調信号S1を微分する微分器21と、微分器21の出力信号S10をアナログ信号S11に変換するD/A変換器6と、D/A変換器6の出力信号S11に含まれるエイリアス成分を抑圧するアンチエイリアスフィルタ22と、アンチエイリアスフィルタ22の出力信号S12とP
LL回路のループフィルタ5の出力とを加算し、当該加算信号をVCO2の制御電圧端子へ出力する加算器8とを有する。これにより、2点変調型位相変調装置20は、入力ディジタルベースバンド変調信号S1に基づく2点目の変調を行う。
本実施の形態の2点変調型位相変調装置20は、図1に示した従来の2点変調型位相変調装置10と比較すると、入力ディジタルベースバンド変調信号S1を微分器21によって微分した後にD/A変換器6に入力する点と、アンチエイリアスフィルタ22の通過帯域幅をPLLの帯域幅よりも狭くした点が異なる。また微分器21の周波数特性のうち特に図6Aに示す傾き部分AR1は、アンチエイリアスフィルタ22の減衰特性(図6Bの傾き部分AR2)と逆特性となるように設定されている。これにより、アンチエイリアスフィルタ22の減衰特性が微分器21により緩和され、微分器21の傾き部分AR1とアンチエイリアスフィルタ22の傾き部分AR2の両方を通過した信号は、ほぼフラットな周波数特性が維持されるようになされている。
次に、図6を用いて本実施の形態の2点変調型位相変調装置20の動作を説明する。図6Aに示すように、入力ディジタルベースバンド変調信号S1が微分器21を通過することで、微分器21の周波数特性により低周波成分が抑圧されかつ高周波成分が増幅された微分信号S10が得られる。この微分信号S10は、D/A変換器6でアナログ信号に変換されると、図6Bのように、D/A変換器6のサンプリング周波数(fs)の1/2の周波数を境に周波数軸で折り返したエイリアス信号(図6Bにおけるアナログ信号S11の右側部分)が発生する。同図に示した狭帯域の通過周波数特性を有するアンチエイリアスフィルタ22によってエイリアス信号が抑圧されると共に、本来のベースバンド変調信号成分(図6Bにおけるアナログ信号S11の左側部分)もフィルタリングされ、その結果、アンチエイリアスフィルタ22からは図6Cに示すようなアナログ信号S12が出力される。
ここで、アンチエイリアスフィルタ22の通過帯域幅をPLLの帯域幅よりも狭く設定しているので、図6Cのように低周波成分の欠落はPLLの帯域内の周波数領域で発生する。しかし、2点変調の原理によりPLL帯域内のベースバンド変調信号成分はVCO2の入力段で加算されるので、図6Cのような低周波成分の欠落は実質的には問題とならない。
また、微分器21により、入力ディジタルベースバンド変調信号S1のDC近傍の成分は欠落し、アンチエイリアスフィルタ22の周波数特性でも元に戻らない。図6は横軸をLogであらわしているため図示していない。しかし、2点変調のPLLでは、VCO2の制御電圧端子に加えられる変調信号には原理的に高域通過フィルタがかけられるため、もともとベースバンド変調信号の低周波成分は必要ないものである。2点変調の原理により、ベースバンド変調信号の低周波成分とVCO2の入力で加算されるので、図6Cのように低周波成分が欠落していても、実質的には問題はない。
すなわち、2点変調型位相変調装置20においては、微分器21、D/A変換器6、アンチエイリアスフィルタ22の伝送ラインで入力ディジタルベースバンド変調信号S1の低周波成分が失われたとしても、DDS1、位相比較器4及びループフィルタ5の伝送ラインで入力ディジタルベースバンド変調信号S1の低周波成分は残るので、結果としてVCO2から出力されるRF位相変調信号は入力ディジタルベースバンド変調信号S1の全帯域成分が良好に反映されたものとなる。
つまり、本発明は、このような2点変調型位相変調装置の特徴を有効に活用して、D/A変換器6の前段にアンチエイリアスフィルタ22の減衰特性と逆特性の微分器21を設けたことにより、D/A変換器6のサンプリング周波数fsを上げたり、アンチエイリア
スフィルタ22の次数を上げたりすることなく、入力ディジタルベースバンド変調信号S1の全帯域が良好に反映されかつノイズ特性の良好なRF位相変調信号を得ることができる。なお、本実施の形態の2点変調型位相変調装置20においては、図1の2点変調型位相変調装置10と比較すると、微分器21の分だけ部品点数が増えるが、微分器21は例えば1つのフリップフロップ回路で構成できるため構成が簡易であり、アンチエイリアスフィルタ22の次数を上げる場合よりも格段に簡易な構成で済む。
因みに、例えばW−CDMAのような広帯域な変調信号の場合、10kHz以下のベースバンド変調信号成分が全くなくても無線信号の品質にはほとんど影響がない。VCO2の入力すなわち加算器8で生成されたベースバンド変調信号は、厳密にはもとのベースバンド変調信号とは低周波領域で同じにならないが、それがW−CDMAの場合には10kHz以下の領域であれば問題ないといえる。ただし、W−CDMAの変調信号はエンベロープ成分が含まれるため、RF位相変調信号にエンベロープ成分を掛け合わせるための混合手段が別途必要である。
以上のように、本実施の形態によれば、D/A変換器6の前段にアンチエイリアスフィルタ22の減衰特性と逆特性の微分器21を設けたことにより、広帯域の入力ディジタルベースバンド変調信号S1を扱う場合でも、D/A変換器6のサンプリング周波数を上げることなく(すなわち低消費電力)、かつPLLの変調帯域幅より狭い帯域幅の次数の低い簡易な構成(すなわち低コスト)のアンチエイリアスフィルタ22を用いて、エイリアス信号を十分抑圧しつつ、入力ディジタルベースバンド変調信号S1の全帯域が良好に反映されたRF位相変調信号を得ることができる。すなわち、低消費電力かつ簡易な構成で、広帯域なベースバンド変調信号から変調精度の良いRF位相変調信号を得ることができる2点変調型位相変調装置20を実現できる。
(実施の形態2)
図5との対応部分に同一符号を付して示す図7に、本実施の形態の2点変調型位相変調装置30の構成を示す。本実施の形態の2点変調型位相変調装置30が実施の形態1の2点変調型位相変調装置20と異なる点は、アンチエイリアスフィルタ22の代わりに積分器31を用いたことである。これにより、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
ここで積分器31の周波数特性は、PLLの変調帯域幅より狭い帯域幅に設定されている。また微分器21の周波数特性(傾き)は、積分器31の減衰特性(傾き)と逆特性となるように設定されている。
図8に、本実施の形態の2点変調型位相変調装置30の動作を示す。図8Bに示すように積分器31は、アンチエイリアスフィルタ22と同様の周波数特性を有するため、積分器31からは図8Cに示すようにエイリアス信号成分の除去された信号S20が出力される。
このように、本実施の形態によれば、実施の形態1の構成において、アンチエイリアスフィルタ22を積分器31により構成したことで、低消費電力かつ簡易な構成で、広帯域なベースバンド変調信号から変調精度の良いRF位相変調信号を得ることがといった実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
図5との対応部分に同一符号を付して示す図9に、本実施の形態の2点変調型位相変調装置40の構成を示す。本実施の形態の2点変調型位相変調装置40が実施の形態1の2点変調型位相変調装置20と異なる点は、微分器21に換えてプリエンファシスフィルタ
41を用いたことである。
ここでプリエンファイスフィルタ41の周波数特性は、アンチエイリアスフィルタ22の周波数特性の逆特性に設定されている。
図10に、本実施の形態の2点変調型位相変調装置40の動作を示す。図10Aに示すように、入力ディジタルベースバンド変調信号S1がプリエンファシスフィルタ41を通過することで、プリエンファシスフィルタ41の周波数特性により高周波成分が増幅されたプリエンファシス信号S30が得られる。このプリエンファシス信号S30は、D/A変換器6でアナログ信号に変換されると、図10Bのように、エイリアス信号(図10Bにおけるアナログ信号S31の右側部分)が発生する。このエイリアス信号成分は、アンチエイリアスフィルタ22により抑圧され、アンチエイリアスフィルタ22からは図10Cに示すようなアナログ信号S32が出力される。
ここで本実施の形態の2点変調型位相変調装置40においては、実施の形態1の2点変調型位相変調装置20と比較すると、図10Cと図6Cを比較すると明らかなように、低周波成分が残ったままのアナログ信号S32を得ることができるといった長所がある。
本実施の形態によれば、実施の形態1の微分器21に換えてプリエンファシスフィルタ41を設けたことにより、実施の形態1の効果と同様の効果を得ることができる。また、プリエンファシスフィルタ41、D/A変換器6及びアンチエイリアスフィルタ22の伝送ラインにおいても、低周波成分が残ったままのアナログ信号S32を得ることができる。
(他の実施の形態)
なお、上述した実施の形態1〜3では、本発明を、DDS1を設け、PLL回路の位相比較器4の基準信号を入力ディジタルベースバンド変調信号S1に基づいて設定するタイプの2点変調型位相変調装置に適用した場合について述べたが、PLL回路の分周器3の分周比を入力ディジタルベースバンド変調信号S1に基づいて設定するタイプの2点変調型位相変調装置に適用した場合でも上述した実施の形態1〜3と同様の効果を得ることができる。
図11、図12及び図13に、本発明を、PLL回路の分周器3の分周比を入力ディジタルベースバンド変調信号S1に基づいて設定するタイプの2点変調型位相変調装置に適用した場合の構成を示す。
図11の2点変調型位相変調装置50と実施の形態1の2点変調型位相変調装置20との違いは、1点目の変調をDDS1を用いて行うのではなく、デルタシグマ変調器51を用いる点である。2点変調型位相変調装置50は、入力ディジタルベースバンド変調信号S1をデルタシグマ変調器51によってデルタシグマ変調し、デルタシグマ変調した信号を分周比として分周器3に与える。これにより、1点目の変調が行われる。2点目の変調のパスとしては実施の形態1と同様に動作し、同様の効果が得られる。
なお、デルタシグマ変調器51にベースバンドの変調信号を入力することで時間的に変化する分周比を生成し、それを分周器3に設定する方式は、一般に、Fractional-N方式と呼ばれている。このFractional-N方式を用いると、DDSを用いて基準信号に変調をかける方式と比較して、位相比較器4での比較周波数を高く設定でき、その分だけPLLのロックアップタイムを短くできる。これによりPLLの起動タイミングを遅らせることができるため、実質的な消費電力を低減できるという別の効果がある。
同様に、図12の2点変調型位相変調装置60と実施の形態2の2点変調型位相変調装置30との違い、図13の2点変調型位相変調装置70と実施の形態3の2点変調型位相変調装置40との違いは、1点目の変調をDDS1を用いて行うのではなく、デルタシグマ変調器51を用いるようにした点である。図12及び図13の2点変調型位相変調装置60、70においても、実施の形態2及び3の2点変調型位相変調装置30、40と同様の効果を得ることができる。
(応用例)
図14に、本発明の2点変調型位相変調装置を用いたポーラ変調送信装置100の構成を示す。ポーラ変調送信装置100は、振幅位相分離部101にI(同相)成分及びQ(直交)成分からなるベースバンド変調信号S100を入力する。振幅位相分離部101は、ベースバンド変調信号S100の振幅成分(すなわち、√(I+Q))を振幅変調信号S102として高周波電力増幅器103に送出すると共に、ベースバンド変調信号S100の位相成分(例えば、変調シンボルとI軸のなす角度)をベースバンド位相変調信号S101として微分器102に送出する。微分器102は、ベースバンド位相変調信号S101のディメンジョンを周波数に変換する。これにより、微分器102からは、実施の形態1〜3で述べた入力ディジタルベースバンド変調信号S1に相当する信号が出力される。
ポーラ変調送信装置100は、実施の形態1〜3又は他の実施の形態の説明した2点変調型位相変調装置20(30、40、50、60、70)によって入力ディジタルベースバンド変調信号S1でキャリア周波数信号を変調し、これにより得たRF位相変調信号を高周波電力増幅器103に送出する。
高周波電力増幅器103は非線形増幅器でなり、電源電圧値が振幅変調信号S102に応じて設定されるようになされている。これにより、高周波電力増幅器103からは、電源電圧値と2点変調型位相変調装置20(30、40、50、60、70)から出力されたRF位相変調信号を掛け合わされた信号が高周波電力増幅器103の利得分だけ増幅された送信信号S103が出力される。送信信号S103はアンテナ104から送信される。
このようにポーラ変調送信装置100においては、実施の形態1〜3又は他の実施の形態の2点変調型位相変調装置20(30、40、50、60、70)を用いたことにより、低消費電力かつ簡易な構成で、広帯域なベースバンド変調信号から変調精度の良いRF位相変調信号を得ることができる。この結果、例えば携帯端末に搭載した場合には、長時間の使用が可能な小型の携帯端末を実現できるようになる。
なお、本発明の2点変調型位相変調装置は、ポーラ変調送信装置に限らず、他の無線送信装置や無線通信装置にも広く適用可能である。
図15に、実施の形態1〜3又は他の実施の形態の2点変調型位相変調装置を搭載した無線送信装置の構成を示す。無線送信装置200は、実施の形態1〜3又は他の実施の形態のいずれかの2点変調型位相変調装置20(30、40、50、60、70)と、2点変調型位相変調装置20(30、40、50、60、70)により得られたRF位相変調信号を増幅する増幅器201と、増幅された信号を送信するアンテナ202とを有する。
図16に、実施の形態1〜3又は他の実施の形態の2点変調型位相変調装置を搭載した無線通信装置の構成を示す。無線通信装置300は、実施の形態1〜3又は他の実施の形態のいずれかの2点変調型位相変調装置20(30、40、50、60、70)及び増幅器201を有する送信部401と、受信信号に対して復調処理を含む所定の受信処理を施
す受信部402と、送信信号と受信信号との切替えを行う共用器403と、アンテナ404とを備えている。
これにより、無線送信装置200及び無線通信装置300においては、本発明の2点変調型位相変調装置を搭載して構成することにより、低消費電力かつ簡易な構成で、広帯域なベースバンド変調信号から変調精度の良いRF位相変調信号を得ることができる。この結果、無線送信装置200又は無線通信装置300を例えば携帯端末に搭載した場合には、長時間の使用が可能な小型の携帯端末を実現できるようになる。
本明細書は、2005年4月27日出願の特願2005−129791に基づく。その内容は、全てここに含めておく。
本発明は、消費電力かつ簡易な構成で、広帯域なベースバンド変調信号から変調精度の良いRF位相変調信号を得ることができ、例えば携帯電話機等の携帯端末やその基地局等の無線機器に広く適用可能である。
従来の2点変調型位相変調装置の構成例を示すブロック図 2点変調型位相変調装置の動作の説明に供する図 従来の2点変調型位相変調装置の動作の説明に供する図であり、図3Aは入力ディジタルベースバンド変調信号の周波数特性を示し、図3Bはエイリアス信号とアンチエイリアスフィルタの周波数特性を示し、図3Cはフィルタリング後のベースバンドアナログ変調信号の周波数特性を示す図 従来の2点変調型位相変調装置の動作の説明に供する図であり、図4Aは広帯域の入力ディジタルベースバンド変調信号の周波数特性を示し、図4Bはエイリアス信号とアンチエイリアスフィルタの周波数特性を示し、図4Cはフィルタリング後のベースバンドアナログ変調信号の周波数特性を示す図 本発明の実施の形態1に係る2点変調型位相変調装置の構成を示すブロック図 実施の形態1の2点変調型位相変調装置の動作を説明する図であり、図6Aは微分器の周波数特性と微分信号の周波数特性を示し、図6Bはエイリアス信号とアンチエイリアスフィルタの周波数特性を示し、図6Cはフィルタリング後のベースバンドアナログ変調信号の周波数特性を示す図 実施の形態2に係る2点変調型位相変調装置の構成を示すブロック図 実施の形態2の2点変調型位相変調装置の動作を説明する図であり、図8Aは微分器の周波数特性と微分信号の周波数特性を示し、図8Bはエイリアス信号と積分器の周波数特性を示し、図8Cは積分後のベースバンドアナログ変調信号の周波数特性を示す図 実施の形態3に係る2点変調型位相変調装置の構成を示すブロック図 実施の形態3の2点変調型位相変調装置の動作を説明する図であり、図10Aは広帯域の入力ディジタルベースバンド変調信号とそのプリエンファシス信号の周波数特性を示し、図10Bはエイリアス信号とアンチエイリアスフィルタの周波数特性を示し、図10Cはフィルタリング後のベースバンドアナログ変調信号の周波数特性を示す図 他の実施の形態の2点変調型位相変調装置の構成を示すブロック図 他の実施の形態の2点変調型位相変調装置の構成を示すブロック図 他の実施の形態の2点変調型位相変調装置の構成を示すブロック図 本発明の2点変調型位相変調装置を適用したポーラ変調送信装置の構成を示すブロック図 本発明の2点変調型位相変調装置を適用した無線送信装置の構成を示すブロック図 本発明の2点変調型位相変調装置を適用した無線通信装置の構成を示すブロック図

Claims (7)

  1. PLL回路と、
    前記入力ディジタルベースバンド変調信号を微分する微分器と、
    前記微分器の出力信号をアナログ信号に変換するD/A変換器と、
    前記D/A変換器の出力信号に含まれるエイリアス成分を抑圧するアンチエイリアスフィルタと、
    前記アンチエイリアスフィルタの出力信号と前記PLL回路のループフィルタの出力とを加算し、当該加算信号を前記PLL回路の電圧制御発振器の制御電圧端子へ出力する加算部と、
    を具備する2点変調型位相変調装置。
  2. 前記アンチエイリアスフィルタの通過帯域幅を前記PLL回路の帯域幅よりも狭くした
    請求項1に記載の2点変調型位相変調装置。
  3. 前記アンチエイリアスフィルタを積分器により構成した
    請求項1に記載の2点変調型位相変調装置。
  4. 前記微分器に代えてプリエンファシスフィルタを用いた
    請求項1に記載の2点変調型位相変調装置。
  5. ベースバンド変調信号に基づいて、ベースバンドの位相変調信号と振幅変調信号とを形成する振幅位相分離部と、
    前記ベースバンドの位相変調信号を入力ディジタルベースバンド変調信号として入力し、RF位相変調信号を出力する請求項1に記載の2点変調型位相変調装置と、
    前記2点変調型位相変調装置から出力される前記RF位相変調信号の振幅を、前記振幅変調信号に応じて変動させる高周波電力増幅器と、
    を具備するポーラ変調送信装置。
  6. 請求項1に記載の2点変調型位相変調装置と、
    当該2点変調型位相変調装置により得られたRF位相変調信号を増幅する増幅器と、
    を具備する無線送信装置。
  7. 請求項1に記載の2点変調型位相変調装置を有する送信部と、
    受信信号を復調する受信部と、
    アンテナと、
    前記送信部から前記アンテナへの送信信号の供給と、前記アンテナから前記受信部への受信信号の供給とを切り替える送受切替部と、
    を具備する無線通信装置。
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