JP4802598B2 - 撮像光学系および撮像装置 - Google Patents

撮像光学系および撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4802598B2
JP4802598B2 JP2005232924A JP2005232924A JP4802598B2 JP 4802598 B2 JP4802598 B2 JP 4802598B2 JP 2005232924 A JP2005232924 A JP 2005232924A JP 2005232924 A JP2005232924 A JP 2005232924A JP 4802598 B2 JP4802598 B2 JP 4802598B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens group
lens
optical system
imaging
imaging optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005232924A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007047538A (ja
Inventor
哲生 河野
玄太 柳生
伸二 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Opto Inc
Original Assignee
Konica Minolta Opto Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Opto Inc filed Critical Konica Minolta Opto Inc
Priority to JP2005232924A priority Critical patent/JP4802598B2/ja
Publication of JP2007047538A publication Critical patent/JP2007047538A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4802598B2 publication Critical patent/JP4802598B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/144Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only
    • G02B15/1441Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being positive
    • G02B15/144113Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being positive arranged +-++
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/145Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only
    • G02B15/1451Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only the first group being positive
    • G02B15/145121Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only the first group being positive arranged +-+-+

Description

本発明は、撮像光学系および撮像装置に関し、特に、撮像倍率が可変で変倍比の高い撮像光学系に関する。
近年、パーソナルコンピュータの普及に伴い、手軽に画像を取り込めるデジタルカメラが普及している。また、モバイルコンピュータ、携帯電話、情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistant)等の情報処理機器にデジタルカメラを組み込むことも一般化している。このような状況のもと、より小型のデジタルカメラが求められるようになっており、撮像光学系にもより一層の小型化が要望されている。
また、光を電気信号に変換する撮像素子も、画素数をはじめとする種々の点で高性能化が進んでいる。このため、撮像光学系には、単に小型であるだけでなく、高性能であることも要求されるようになっている。
さらに、デジタルカメラの撮像光学系としてはズーム光学系が用いられているが、変倍比を従来の2〜5程度から、一層高倍にすることも求められている。この要求を満たし得る変倍比の高いズーム光学系は、従来から知られている。例えば、特許文献1には変倍比が10程度のズーム光学系が開示されている。
特開2000−347102号公報
ところが、特許文献1のズーム光学系は変倍比が大きいものの、小型とはいえず、また高性能とも言い難い。
本発明は、このような現状に鑑みてなされたもので、変倍比が大きく、しかも、小型かつ高性能である撮像光学系を提供することを目的とする。また、そのような撮像光学系を備えた小型、高性能である撮像装置を提供することを目的とする。
上記の課題は、次の構成により解決される。
(1) 撮像対象からの光を撮像素子上に結像させる撮像光学系において、
撮像対象側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、の4群構成、又は、撮像対象側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群と、の5群構成からなり、
第1レンズ群が撮像対象側から順に負レンズと正レンズとからなり、第2レンズ群が少なくとも1枚の正レンズを含み、
第2レンズ群に後続する少なくとも2つのレンズ群を後続レンズ群とすると、第1レンズ群と第2レンズ群と後続レンズ群の少なくとも1つのレンズ群とを移動させて変倍を行い、広角端から望遠端までの第1レンズ群の移動量をM1、望遠端での当該撮像光学系全体の焦点距離をfT、広角端での当該撮像光学系全体の焦点距離をfW、第1レンズ群の焦点距離をf1、第2レンズ群の焦点距離をf2、広角端での後続レンズ群の横倍率をβBW、望遠端での後続レンズ群の横倍率をβBT、第1レンズ群に含まれる正レンズの焦点距離をf1P、第1レンズ群に含まれる負レンズの焦点距離をf1Nで表すとき、
0.2<M1/fT<0.8
3.2<M1/fW<8.2
2<f1/(fW・fT)1/2<4
−2.2<f2/fW<−0.9
βBW>−0.9
βBT<−1.1
1<f1P/fW<12
−50<f1N/fT<−3
の関係を満たすことを特徴とする撮像光学系。
(2) 広角端から望遠端までの変倍時に、第1レンズ群は単調に撮像対象側に移動することを特徴とする(1)に記載の撮像光学系。
(3) 撮像素子と、(1)又は(2)に記載の撮像光学系を備えることを特徴とする撮像装置。
本発明の撮像光学系は、第1レンズ群が負レンズと正レンズからなり、第1レンズ群の屈折力が適切であり、さらに第1レンズ群の変倍時の移動量が適切であるため、小型に構成することができて、また諸収差の発生を少なくすることができて、高変倍にするのに適する。このような特長を有する撮像光学系を備えた本発明の撮像装置は、小型、高性能の装置となる。
上記目的を達成するために、本発明では、撮像対象からの光を撮像素子上に結像させる撮像光学系は、撮像対象側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、少なくとも2つのレンズ群からなる後続レンズ群とを有し、第1レンズ群が撮像対象側から順に負レンズと正レンズとからなり、第2レンズ群が少なくとも1枚の正レンズを含み、第1レンズ群と第2レンズ群と後続レンズ群の少なくとも1つのレンズ群とを移動させて変倍を行い、次の式1、式2、式3の関係を満たすものとする。
0.2<M1/fT<0.8 ・・・式1
3.2<M1/fW<8.2 ・・・式2
2<f1/(fW・fT)1/2<4 ・・・式3
ただし、M1は広角端から望遠端までの第1レンズ群の移動量、fTは望遠端での当該撮像光学系全体の焦点距離、fWは広角端での当該撮像光学系全体の焦点距離、f1は第1レンズ群の焦点距離である。
広角端から望遠端への変倍に際し、第1レンズ群と第2レンズ群が移動し、後続レンズ群の少なくとも1つのレンズ群とが移動すると、広角端ではバックフォーカスを確保することができて、また望遠端では撮像光学系の全長を短くすることができる。さらに第1レンズ群を負レンズと正レンズとの2枚のレンズからなる構成にすると、レンズ群の厚みが薄くすることができて、撮像しない時沈胴長の短縮化を図れる。
式1は、撮像光学系の望遠端おいて、広角端から望遠端までの第1レンズ群の移動量を適切な範囲に規定するものである。M1/fTの値が式1の下限に達しないと、第1レンズ群の移動量が小さくなり、広角端での撮像光学系の全長が長くなって、好ましくない。さらに広角端での第1群レンズ位置が撮像対象側に長くなり、周辺光量を確保するのに第1レンズ群の有効径が大きくなり、好ましくない。またM1/fTの値が式1の上限を超えると、第1レンズ群の移動量が大きくなり、望遠端での撮像光学系の全長が長くなるとともに、望遠端での周辺光量を確保するのに第1レンズ群の有効径が大きくなる。
式1に代えて次の式1’の関係を満たすようにすると、さらに小型で高性能の撮像光学系となる。
0.2<M1/fT<0.5 ・・・式1’
式2は、撮像光学系の広角端において、広角端から望遠端までの第1レンズ群の移動量を適切な範囲に規定するものである。M1/fWの値が式1の下限に達しないと、第1レンズ群の移動量が小さくなり、広角端での撮像光学系の全長が長くなって、好ましくない。さらに広角端での第1群レンズ位置が撮像対象側に長くなり、周辺光量を確保するのに第1レンズ群の有効径が大きくなり、好ましくない。またM1/fWの値が式1の上限を超えると、第1レンズ群の移動量が大きくなり、望遠端での撮像光学系の全長が長くなるとともに、望遠端での周辺光量を確保するのに第1レンズ群の有効径が大きくなる。
式2に代えて次の式2’の関係を満たすようにすると、さらに小型で高性能の撮像光学系となる。
3.2<M1/fW<5.5 ・・・式2’
式3は、第1レンズ群の屈折力の適切な範囲を規定するものである。f1/(fW・fT)1/2の値が式3の下限に達しないと、第1レンズ群の屈折力が強くなり、望遠側の球面収差の補正が困難になる。逆にf1/(fW・fT)1/2の値が式3の上限を超えると、収差補正上有利であるが、撮像光学系の全長が長くなって、好ましくない。
さらに、第2レンズ群に少なくとも1枚の正レンズを含むとともに、次の式4の関係を満たすようにするとよい。ただし、f2は第2レンズ群の焦点距離である。
−2.2<f2/fW<−0.9 ・・・式4
式4は、第2レンズ群の屈折力の適切な範囲を規定するものである。f2/fWの値が条件式の下限に達しないと、収差補正は有利であるが、撮像光学系の全長が長くなる。逆にf2/fWの値が条件式の上限を超えると、ペッツバール和が負に偏り像面湾曲が悪化するとともに、広角端の負の歪曲収差が増大する。
また、次の式5と式6の関係を満たすようにするとよい。ただし、βBWは広角端での後続レンズ群の横倍率、βBTは望遠端での後続レンズ群の横倍率である。
βBW>−0.9 ・・・式5
βBT<−1.1 ・・・式6
式5と式6は、後続レンズ群の横倍率の適切な範囲を規定するものである。βBWの値が条件式の下限より大きく、βBTの値が条件式の上限より小さいと、広角端から望遠端への変倍に際し、後続レンズ群の横倍率が等倍を挟んで変化し、広角端での横倍率の絶対値が等倍より小さく望遠端での横倍率の絶対値が等倍より大きくなるので、高倍率であってレンズ性能を良くすることができる。
式5と式6に代えて次の式5’と式6’の関係を満たすようにすると、さらに高倍率で高性能の撮像光学系となる。
−0.2>βBW>−0.9 ・・・式5’
−2.2<βBT<−1.1 ・・・式6’
また、次の式7と式8の関係を満たすようにするとよい。ただし、f1Pは第1レンズ群に含まれる正レンズの焦点距離、f1Nは第1レンズ群に含まれる負レンズの焦点距離である。
1<f1P/fW<12 ・・・式7
−50<f1N/fT<−3 ・・・式8
式7は第1レンズ群の正レンズの屈折力を適切な範囲に規定するものであり、式8は第1レンズ群の負レンズの屈折力を適切な範囲に規定するものである。式7と式8を満たすことにより、望遠端で軸上色収差と像面特性の補正をすることができて、広角端で倍率色収差と像面特性の補正をすることができる。
また、次の9式の関係を満たすようにするとよい。ただし、f2Pは第2レンズ群に含まれる正レンズの焦点距離である。
−3.8<f2P/f2<−0.8・・・式9
式9は、第2レンズ群の正レンズの屈折力を適切な範囲に規定するものである。
f2P/f2の値が条件式の下限に達しないと、広角端での倍率色収差の補正が困難になる。逆にf2P/f2の値が条件式の上限を超えると、望遠端で球面収差が補正過剰になる。
また、広角端から望遠端までの変倍時に、第1レンズ群が単調に撮像対象側に移動するようにするとよい。第1レンズ群を駆動機構により移動させる際に、制御部を簡単な構成にすることができる。
前記目的を達成するために、本発明ではまた、撮像装置は、撮像素子と、上記のいずれかの撮像光学系とを備えるものとする。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。第1の実施形態であるデジタルカメラ1の外観を図1に模式的に示す。図1において(a)は前面および上面を表す斜視図、(b)は背面図である。デジタルカメラ1は、本体10と、本体10に取り付けられたレンズ鏡胴11を有している。レンズ鏡胴11は複数段より成り、撮像時には本体10の前方に突出し、非撮像時には本体10に収容し得るように、前後方向に可動に構成されている。レンズ鏡胴11は、撮像光学系12を収容し、保持している。
撮像光学系12は、撮像対象からの光を本体10に収容されている撮像素子21(図2参照)に導き、撮像素子21上に結像させる。撮像光学系12の焦点距離は可変、つまり、撮像光学系12はズーム光学系である。
デジタルカメラ1は、前面にフラッシュ発光部14、上面に電源ボタン15とシャッターレリーズボタン16、背面に表示部17とズームボタン18と他の操作ボタン19を備えている。フラッシュ発光部14は撮像対象を照明するフラッシュ光を発する。電源ボタン15は、撮像素子21をはじめ電力で動作する各部への電力の供給と停止の指示のために操作され、シャッターレリーズボタン16は、記録用画像の撮像指示のために操作される。
表示部17は液晶表示器より成り、撮像した画像およびデジタルカメラ1の設定状況、操作案内等の諸情報を表示する。ズームボタン18は、撮像光学系12の焦点距離設定のために操作される。ズームボタン18の一端部を押すと、撮像光学系12の焦点距離が増大する方向に変化し、撮像画角は狭く、撮像倍率は大きくなる。ズームボタン18の他端部を押すと、撮像光学系12の焦点距離が減少する方向に変化し、撮像画角は広く、撮像倍率は小さくなる。撮像光学系12の焦点距離の設定可能な範囲のうち、最長端を望遠端といい、最短端を広角端という。操作ボタン19は、デジタルカメラ1の諸設定のために操作される。
図2にデジタルカメラ1の構成を模式的に示す。デジタルカメラ1は、撮像光学系12および表示部17のほか、撮像素子21、信号処理部22、記録部23、操作部24、撮像光学系駆動部25および制御部26を有している。撮像素子21はCCDエリアセンサであり、画素ごとの受光量を表す信号を出力する。信号処理部22は撮像素子21の出力信号を処理して、撮像した画像を表す画像データを生成する。記録部23は信号処理部22が生成した画像データを着脱可能な記録媒体23aに記録し、また、画像の再生表示のために、記録媒体23aから画像データを読み出す。操作部24は前述の諸ボタン16〜19の総称であり、使用者の操作を制御部26に伝達する。
撮像光学系駆動部25は、いくつかのモータとその駆動力を撮像光学系12のレンズ群に伝達する伝達機構を有しており(不図示)、撮像光学系12の焦点距離と焦点位置を設定する。制御部26は操作部24を介して与えられる指示に応じて各部を制御する。
撮像光学系12の構成を図3に示す。撮像光学系12は、撮像対象側から順に第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4を有する。
第1レンズ群G1は、撮像対象側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1、両凸レンズL2より成り、全体として正の屈折力を有する。第2レンズ群G2は、撮像対象側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3,撮像対象側に凹面を向けた負メニスカスレンズL4、両凸レンズL5より成り、全体として負の屈折力を有する。第3レンズ群G3は、両凸レンズL6,両凸レンズL7、両凹レンズL8、撮像対象側に凹面を向けた正メニスカスレンズL9より成り、全体として正の屈折力を有する。第4レンズ群G4は、両凸レンズL10より成り、全体として正の屈折力を有する。
レンズL3の面r6、レンズL9の面r18、レンズL9の面r19およびレンズL10の面r21はいずれも非球面である。また、レンズL7とレンズL8は接着されており、両面の間には接着剤が存在する。
第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間には、開口径が可変の絞りSが設けられている。絞りSは第3レンズ群G3と共に移動する。また、撮像素子21の直前にはローパスフィルターFが配置されている。
なお、図3に示した符号r1〜r23はレンズL1〜L10、絞りS、およびフィルターFの面である。レンズL1〜L10およびフィルターFはそれぞれ2つの面を有する。同一のレンズ(フィルター)の2つの面のうち、符号の数字の値が小さいものの方がより撮像対象に近い面である。例えば、レンズL3は面r5と面r6を有するが、面r5が撮像対象側に位置し、面r6が撮像素子21側に位置する。絞りSは1つの面r11のみを有する。なお、絞りSの面r11の前後の媒質は空気であり、当然、面r11の前後で屈折率は変化しない。
図3の撮像光学系は広角端における無限遠合焦状態を示す。図3に示した矢印は、ズーミングに際してのレンズ群G1〜G4の位置を表している。矢印の基端が広角端、先端が望遠端に対応する。なお、ズーミングに際し固定であるレンズ群には矢印を示していない。ズーミングは第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3および第4レンズ群G4を移動させて、広角端から望遠端へのズーミングは、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が増大するように変化することによって行われる。また、第4レンズ群G4が撮像対象側に移動することにより、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングを行う。
広角端および望遠端での焦点距離はそれぞれ5.0mmおよび50.0mmであり、したがって、変倍比は10である。広角端および望遠端でのF数はそれぞれ2.7および5.2である。また、中間の焦点距離が16mであるときのF数は4.3である。
撮像光学系12のコンストラクションデータを表1に示す。表1において、曲率半径をrで示し、撮像対象側から順に番号を付し、図3の符号r1からr23に対応する。軸上面間隔をdで示し、撮像対象側から順に番号を付している。ズーミングにより変化する軸上面間隔については、広角端と上記の中間の焦点距離と望遠端での値を、左から順に表している。屈折率、アッベ数は撮像対象側から順に番号を付している。また、屈折率およびアッベ数はd線に対するものであり、屈折率およびアッベ数は空気については省略してある。なお、非球面については面番号の末尾にアスタリスク(*印)を付している。撮像素子が最終面の後ろに配置されている。距離の単位はmmである。
Figure 0004802598
非球面は次の式10で定義している。
X(H)=C・H2/{1+(1−ε・C2・H21/2}+ΣAk・Hk ・・・式10
ここで、Hは光軸に対して垂直な方向の高さ、X(H)は高さHの位置での光軸方向の変位量(面頂点基準)、Cは近軸曲率、εは2次曲面パラメータ、kは非球面の次数、Akはk次の非球面係数である。非球面に関するデータを表2に示す。
Figure 0004802598
広角端から望遠端までの第1レンズ群の移動量をM1、望遠端での当該撮像光学系全体の焦点距離をfT、広角端での当該撮像光学系全体の焦点距離をfW、第1レンズ群の焦点距離をf1で表すとき、M1/fT=0.44、M1/fW=4.4,f1/(fW・fT)1/2=2.2である。したがって、前述の式1,式2、式3の関係は全て満たされおり、式1’撮像光学系CLの焦点距離は4.5mm、F数は4である。式2’の関係も全て満たされている。
また、第2レンズ群の焦点距離をf2で表すとき、f2/fW=−1.18である。したがって式4の関係を満たしている。さらに、広角端での後続レンズ群の横倍率をβBW、望遠端での後続レンズ群での横倍率をβBTで表すとき、βBW=−0.63,βBT=−1.89である。したがって式5,式6の関係を全て満たしており、式5’、式6’も満たしている。また、第1レンズ群に含まれる正レンズの焦点距離をf1P、第1レンズ群に含まれる負レンズの焦点距離をf1Nで表すとき、f1P/fW=3.46,f1N/fT=−6.95である。したがって式7,式8の関係を全て満たしている。また、第2レンズ群に含まれる正レンズの焦点距離をf2Pで表すとき、f2P/f2=−1.8である。したがって式9の関係を満たしている。
撮像光学系12の収差を図4に示す。球面収差の線dはd線の収差、線gはg線の収差である。線SCは正弦条件不満足量を表している。また、非点収差の線DMおよび線DSはそれぞれメリジオナル面およびサジタル面での収差である。単位は、歪曲の横軸のみ百分率であり、他の軸については全てmmである。
本実施形態のデジタルカメラ3の撮像光学系12は、変倍比が10と大きいが、図4より明らかなように諸収差が良好に抑えられており、高い結像特性を有する。また、全長が45mm程度(広角端)であり、小型になっている。
以下、他の実施形態のデジタルカメラについて説明するが、撮像光学系以外の構成は第1の実施形態のものと同様なので、重複する説明は省略し、撮像光学系についてのみ述べる。なお、以下に示す図5〜図10においては図3および図4と同様の表記方法を採用している。また、非球面の定義は前述の式10に従っており、表3〜表8においては表1および表2と同様の表記方法を採用している。
第2の実施形態のデジタルカメラ2の撮像光学系12の構成を図5に示す。デジタルカメラ2の撮像光学系12は、撮像対象側から順に第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5を有する。
第1レンズ群G1は、撮像対象側に凸面を負メニスカスレンズL1、両凸レンズL2より成り、全体として正の屈折力を有する。第2レンズ群G2は、撮像対象側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3,両凹レンズL4、撮像面側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5より成り、全体として負の屈折力を有する。第3レンズ群G3は、撮像面側に凸面を向けた正メニスカスレンズL6,撮像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズL7,両凸レンズL8、撮像対象側に凹面を向けた負メニスカスレンズL9より成り、全体として正の屈折力を有する。第4レンズ群G4は、撮像対象側に凸面を向けた負メニスカスレンズL10、撮像対象側に凸面を向けた正メニスカスレンズL11より成り、全体として負の屈折力を有する。第5レンズ群G5は両凸レンズL12より成り、全体として正の屈折力を有する。
レンズL3の面r6、レンズL7の面r14はいずれも非球面である。また、レンズL8とレンズL9は接着されており、レンズL8とレンズL9の間には、接着剤が存在する。第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間には絞りSが設けられている。絞りSは第3レンズ群G3と共に移動する。また、撮像素子21の直前にはローパスフィルターFが配置されている。
ズーミングは第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3および第4レンズ群G4を移動させて、広角端から望遠端へのズーミングは、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が増大し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間隔が増大するように変化することによって行われる。また、第4レンズ群G4が撮像面側に移動することにより、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングを行う。
広角端および望遠端での焦点距離はそれぞれ5.0mmおよび50.0mmであり、したがって、変倍比は10.0である。広角端および望遠端でのF数はそれぞれ2.88および4.95である。また、中間焦点距離が13.0mmであるときのF数は3.80である。
撮像光学系12のコンストラクションデータを表3に示し、非球面に関するデータを表4に示す。
Figure 0004802598
Figure 0004802598
広角端から望遠端までの第1レンズ群の移動量をM1、望遠端での当該撮像光学系全体の焦点距離をfT、広角端での当該撮像光学系全体の焦点距離をfW、第1レンズ群の焦点距離をf1で表すとき、M1/fT=0.48、M1/fW=4.8,f1/(fW・fT)1/2=3.22である。したがって、前述の式1,式2、式3の関係は全て満たされおり、式1’、式2’の関係も全て満たされている。
また、第2レンズ群の焦点距離をf2で表すとき、f2/fW=−1.62である。したがって式4の関係を満たしている。さらに、広角端での後続レンズ群の横倍率をβBW、望遠端での後続レンズ群での横倍率をβBTで表すとき、βBW=−0.46,βBT=−1.43である。したがって式5,式6の関係を全て満たしており、式5’、式6’も満たしている。また、第1レンズ群に含まれる正レンズの焦点距離をf1P、第1レンズ群に含まれる負レンズの焦点距離をf1Nで表すとき、f1P/fW=7.44,f1N/fT=−29.47である。したがって式7,式8の関係を全て満たしている。また、第2レンズ群に含まれる正レンズの焦点距離をf2Pで表すとき、f2P/f2=−2.33である。したがって式9,式8の関係を満たしている。
撮像光学系12の収差を図6に示す。本実施形態のデジタルカメラ3の撮像光学系12は、変倍比が10と大きいが、図6より明らかなように諸収差が良好に抑えられており、高い結像特性を有する。また、全長が51mm程度(広角端)であり、小型になっている。
第3の実施形態のデジタルカメラ2の撮像光学系12の構成を図7に示す。デジタルカメラ2の撮像光学系12は、撮像対象側から順に第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5を有する。
第1レンズ群G1は、撮像対象側に凸面を負メニスカスレンズL1、両凸レンズL2より成り、全体として正の屈折力を有する。第2レンズ群G2は、撮像対象側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3,両凹レンズL4、撮像面側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5より成り、全体として負の屈折力を有する。第3レンズ群G3は、両凸レンズL6,撮像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズL7,両凸L8、撮像対象側に凹面を向けた負メニスカスレンズL9より成り、全体として正の屈折力を有する。第4レンズ群G4は、両凹レンズL10より成り、全体として負の屈折力を有する。第5レンズ群G5は両凸レンズL11より成り、全体として正の屈折力を有する。
レンズL3の面r6、レンズL7の面r14はいずれも非球面である。また、レンズL8とレンズL9は接着されており、レンズL8とレンズL9の間には、接着剤が存在する。第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間には絞りSが設けられている。絞りSは第3レンズ群G3と共に移動する。また、撮像素子21の直前にはローパスフィルターFが配置されている。
ズーミングは第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3および第4レンズ群G4を移動させて、広角端から望遠端へのズーミングは、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が増大し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5の間隔が増大するように変化することによって行われる。また、第5レンズ群G5が撮像対象側に移動することにより、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングを行う。
広角端および望遠端での焦点距離はそれぞれ5.0mmおよび50.0mmであり、したがって、変倍比は10.0である。広角端および望遠端でのF数はそれぞれ2.88および4.95である。また、中間焦点距離が24.0mmであるときのF数は4.30である。
撮像光学系12のコンストラクションデータを表5に示し、非球面に関するデータを表6に示す。
Figure 0004802598
Figure 0004802598
広角端から望遠端までの第1レンズ群の移動量をM1、望遠端での当該撮像光学系全体の焦点距離をfT、広角端での当該撮像光学系全体の焦点距離をfW、第1レンズ群の焦点距離をf1で表すとき、M1/fT=0.48、M1/fW=4.8,f1/(fW・fT)1/2=3.16である。したがって、前述の式1,式2、式3の関係は全て満たされおり、式1’、式2’の関係も全て満たされている。
また、第2レンズ群の焦点距離をf2で表すとき、f2/fW=−1.58である。したがって式4の関係を満たしている。さらに、広角端での後続レンズ群の横倍率をβBW、望遠端での後続レンズ群での横倍率をβBTで表すとき、βBW=−0.48,βBT=−1.43である。したがって式5,式6の関係を全て満たしており、式5’、式6’も満たしている。また、第1レンズ群に含まれる正レンズの焦点距離をf1P、第1レンズ群に含まれる負レンズの焦点距離をf1Nで表すとき、f1P/fW=7.31,f1N/fT=−28.99である。したがって式7,式8の関係を全て満たしている。また、第2レンズ群に含まれる正レンズの焦点距離をf2Pで表すとき、f2P/f2=−1.92である。したがって式9,式8の関係を満たしている。
撮像光学系12の収差を図8に示す。本実施形態のデジタルカメラ3の撮像光学系12は、変倍比が10と大きいが、図8より明らかなように諸収差が良好に抑えられており、高い結像特性を有する。また、全長が51mm程度(広角端)であり、小型になっている。
第4の実施形態のデジタルカメラ2の撮像光学系12の構成を図9に示す。デジタルカメラ2の撮像光学系12は、撮像対象側から順に第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4を有する。
第1レンズ群G1は、撮像対象側に凸面を負メニスカスレンズL1、両凸レンズL2より成り、全体として正の屈折力を有する。第2レンズ群G2は、撮像対象側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3,撮像対象側に凹面を向けた負メニスカスレンズL4、両凸レンズL5より成り、全体として負の屈折力を有する。第3レンズ群G3は、両凸レンズL6,両凸レンズL7、両凹レンズL8、両凸レンズL9より成り、全体として正の屈折力を有する。第4レンズ群G4は、両凸レンズL10より成り、全体として正の屈折力を有する。
レンズL3の面r6、レンズL9の面r18と面r19、レンズL10の面21はいずれも非球面である。また、レンズL7とレンズL8は接着されており、レンズL7とレンズL8の間には、接着剤が存在する。
第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間には絞りSが設けられている。絞りSは第3レンズ群G3と共に移動する。また、撮像素子21の直前にはローパスフィルターFが配置されている。
ズーミングは第1レンズ群G1、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3および第4レンズ群G4を移動させて、広角端から望遠端へのズーミングは、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が増大するように変化することによって行われる。また、第4レンズ群G4が撮像対象側に移動することにより、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングを行う。
広角端および望遠端での焦点距離はそれぞれ5.0mmおよび50.0mmであり、したがって、変倍比は10.0である。広角端および望遠端でのF数はそれぞれ2.7および5.15である。また、中間焦点距離が16.0mmであるときのF数は4.30である。
撮像光学系12のコンストラクションデータを表7に示し、非球面に関するデータを表8に示す。
Figure 0004802598
Figure 0004802598
広角端から望遠端までの第1レンズ群の移動量をM1、望遠端での当該撮像光学系全体の焦点距離をfT、広角端での当該撮像光学系全体の焦点距離をfW、第1レンズ群の焦点距離をf1で表すとき、M1/fT=0.44、M1/fW=4.4,f1/(fW・fT)1/2=2.24である。したがって、前述の式1,式2、式3の関係は全て満たされおり、式1’、式2’の関係も全て満たされている。
また、第2レンズ群の焦点距離をf2で表すとき、f2/fW=−1.2である。したがって式4の関係を満たしている。さらに、広角端での後続レンズ群の横倍率をβBW、望遠端での後続レンズ群での横倍率をβBTで表すとき、βBW=−0.62,βBT=−1.79である。したがって式5,式6の関係を全て満たしており、式5’、式6’も満たしている。また、第1レンズ群に含まれる正レンズの焦点距離をf1P、第1レンズ群に含まれる負レンズの焦点距離をf1Nで表すとき、f1P/fW=3.4,f1N/fT=−6.57である。したがって式7,式8の関係を全て満たしている。また、第2レンズ群に含まれる正レンズの焦点距離をf2Pで表すとき、f2P/f2=−1.71である。したがって式9,式8の関係を満たしている。
撮像光学系12の収差を図10に示す。本実施形態のデジタルカメラ3の撮像光学系12は、変倍比が10と大きいが、図10より明らかなように諸収差が良好に抑えられており、高い結像特性を有する。また、全長がフィルターFまで含めても45mm程度(広角端)であり、小型になっている。
なお、上記の各実施形態ではスチル画像を撮像するデジタルカメラの例を掲げたが、本発明の撮像光学系は、動画を撮像するデジタルビデオカメラや、モバイルコンピュータ、携帯電話、情報携帯端末等の情報処理機器に組み込まれるカメラに採用することも可能である。
各実施形態のデジタルカメラの外観を模式的に示す斜視図(a)および背面図(b)。 各実施形態のデジタルカメラの構成を模式的に示す図。 第1の実施形態のデジタルカメラの撮像光学系の構成を示す図。 第1の実施形態のデジタルカメラの撮像光学系の広角端(a)、中間焦点距離(b)、望遠端(c)での収差を示す図。 第2の実施形態のデジタルカメラの撮像光学系の構成を示す図。 第2の実施形態のデジタルカメラの撮像光学系の広角端(a)、中間焦点距離(b)、望遠端(c)での収差を示す図。 第3の実施形態のデジタルカメラの撮像光学系の構成を示す図。 第3の実施形態のデジタルカメラの撮像光学系の広角端(a)、中間焦点距離(b)、望遠端(c)での収差を示す図。 第4の実施形態のデジタルカメラの撮像光学系の構成を示す図。 第4の実施形態のデジタルカメラの撮像光学系の広角端(a)、中間焦点距離(b)、望遠端(c)での収差を示す図。
符号の説明
1 デジタルカメラ
10 カメラ本体
11 レンズ鏡胴
12 撮像光学系
14 フラッシュ発光部
15 電源ボタン
16 シャッターレリーズボタン
17 表示部
18 ズームボタン
19 操作ボタン
21 撮像素子
22 信号処理部
23 記録部
23a 記録媒体
24 操作部
25 撮像光学系駆動部
26 制御部
G1〜G5 レンズ群
L1〜L12 レンズ
S 絞り
F ローパスフィルター
r1〜r27 面

Claims (3)

  1. 撮像対象からの光を撮像素子上に結像させる撮像光学系において、
    撮像対象側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、の4群構成、又は、撮像対象側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群と、の5群構成からなり、
    第1レンズ群が撮像対象側から順に負レンズと正レンズとからなり、第2レンズ群が少なくとも1枚の正レンズを含み、
    第2レンズ群に後続する少なくとも2つのレンズ群を後続レンズ群とすると、第1レンズ群と第2レンズ群と後続レンズ群の少なくとも1つのレンズ群とを移動させて変倍を行い、広角端から望遠端までの第1レンズ群の移動量をM1、望遠端での当該撮像光学系全体の焦点距離をfT、広角端での当該撮像光学系全体の焦点距離をfW、第1レンズ群の焦点距離をf1、第2レンズ群の焦点距離をf2、広角端での後続レンズ群の横倍率をβBW、望遠端での後続レンズ群の横倍率をβBT、第1レンズ群に含まれる正レンズの焦点距離をf1P、第1レンズ群に含まれる負レンズの焦点距離をf1Nで表すとき、
    0.2<M1/fT<0.8
    3.2<M1/fW<8.2
    2<f1/(fW・fT)1/2<4
    −2.2<f2/fW<−0.9
    βBW>−0.9
    βBT<−1.1
    1<f1P/fW<12
    −50<f1N/fT<−3
    の関係を満たすことを特徴とする撮像光学系。
  2. 広角端から望遠端までの変倍時に、第1レンズ群は単調に撮像対象側に移動することを特徴とする請求項に記載の撮像光学系。
  3. 撮像素子と、請求項1又は請求項2に記載の撮像光学系を備えることを特徴とする撮像装置。
JP2005232924A 2005-08-11 2005-08-11 撮像光学系および撮像装置 Expired - Fee Related JP4802598B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005232924A JP4802598B2 (ja) 2005-08-11 2005-08-11 撮像光学系および撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005232924A JP4802598B2 (ja) 2005-08-11 2005-08-11 撮像光学系および撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007047538A JP2007047538A (ja) 2007-02-22
JP4802598B2 true JP4802598B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=37850403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005232924A Expired - Fee Related JP4802598B2 (ja) 2005-08-11 2005-08-11 撮像光学系および撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4802598B2 (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008304708A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Konica Minolta Opto Inc ズームレンズ及び撮像装置
US7817347B2 (en) * 2007-08-30 2010-10-19 Olympus Imaging Corp. Zoom lens and imaging apparatus incorporating the same
JP4869288B2 (ja) 2008-05-23 2012-02-08 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
US8736968B2 (en) 2008-07-28 2014-05-27 Nikon Corporation Zoom lens, optical apparatus having same, and method of manufacturing zoom lens
JP5641680B2 (ja) * 2008-07-28 2014-12-17 株式会社ニコン ズームレンズ、これを有する光学機器
JP5510876B2 (ja) * 2008-08-12 2014-06-04 株式会社ニコン ズームレンズ、及び、このズームレンズを備えた光学機器
US8503094B2 (en) 2008-08-12 2013-08-06 Nikon Corporation Zoom lens, optical apparatus with the zoom lens, and method of manufacturing zoom lens
JP5464873B2 (ja) * 2009-03-09 2014-04-09 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
KR101499556B1 (ko) * 2009-04-29 2015-03-06 삼성전자주식회사 줌 렌즈 및 이를 채용한 결상 광학 장치
JP5628572B2 (ja) * 2009-07-03 2014-11-19 パナソニック株式会社 ズームレンズ系、撮像装置及びカメラ
JP2011028259A (ja) * 2009-07-03 2011-02-10 Panasonic Corp ズームレンズ系、撮像装置及びカメラ
JP2011028261A (ja) * 2009-07-03 2011-02-10 Panasonic Corp ズームレンズ系、撮像装置及びカメラ
JP5624377B2 (ja) * 2009-07-23 2014-11-12 富士フイルム株式会社 ズームレンズおよび撮像装置
US8665532B2 (en) 2009-10-19 2014-03-04 Panasonic Corporation Zoom lens system, imaging device and camera
WO2011102091A1 (ja) 2010-02-16 2011-08-25 パナソニック株式会社 ズームレンズ系、撮像装置及びカメラ
JP2011186047A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Hoya Corp 高変倍ズームレンズ系
JP5724385B2 (ja) * 2011-01-06 2015-05-27 株式会社ニコン 変倍光学系、この変倍光学系を備える光学機器、及び、変倍光学系の製造方法
CN102782556B (zh) 2011-01-24 2014-09-03 松下电器产业株式会社 变焦透镜系统、摄像装置以及照相机
JP5872791B2 (ja) * 2011-05-02 2016-03-01 オリンパス株式会社 ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP5695497B2 (ja) * 2011-05-26 2015-04-08 オリンパスイメージング株式会社 ズームレンズおよびそれを用いた撮像装置
JP5777431B2 (ja) 2011-07-21 2015-09-09 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP5773796B2 (ja) * 2011-08-09 2015-09-02 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP5804859B2 (ja) * 2011-09-08 2015-11-04 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP5893422B2 (ja) * 2012-02-06 2016-03-23 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP6238153B2 (ja) 2012-06-15 2017-11-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 ズームレンズ系、交換レンズ装置及びカメラシステム
JP5662621B2 (ja) 2012-07-25 2015-02-04 オリンパス株式会社 ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
WO2014041785A1 (ja) 2012-09-14 2014-03-20 富士フイルム株式会社 ズームレンズおよび撮像装置
CN104620153B (zh) * 2012-09-14 2017-03-08 富士胶片株式会社 变焦镜头以及摄像装置
WO2014065266A1 (ja) 2012-10-23 2014-05-01 株式会社ニコン 変倍光学系、光学装置、変倍光学系の製造方法
JP6268697B2 (ja) * 2012-10-23 2018-01-31 株式会社ニコン 変倍光学系、光学装置、変倍光学系の製造方法
JP6031942B2 (ja) * 2012-10-23 2016-11-24 株式会社ニコン 変倍光学系、光学装置、変倍光学系の製造方法
US9720215B2 (en) * 2015-11-27 2017-08-01 Coretronic Corporation Zoom lens
TWI770862B (zh) * 2021-03-09 2022-07-11 大陸商信泰光學(深圳)有限公司 成像鏡頭(五十八)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4266617B2 (ja) * 2001-12-28 2009-05-20 オリンパス株式会社 広角高倍ズームレンズ及びそれを用いた撮影装置
JP4441856B2 (ja) * 2003-12-02 2010-03-31 ソニー株式会社 可変焦点距離レンズ系及び撮像装置
JP2005181499A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Konica Minolta Opto Inc ズームレンズ
JP4496009B2 (ja) * 2004-05-17 2010-07-07 株式会社リコー ズームレンズおよび撮影機能を有する情報装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007047538A (ja) 2007-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4802598B2 (ja) 撮像光学系および撮像装置
JP4982787B2 (ja) 撮像光学系および撮像装置
JP4982786B2 (ja) 撮像光学系および撮像装置
JP3960334B2 (ja) 撮影光学系および撮像装置
JP5624377B2 (ja) ズームレンズおよび撮像装置
JP4862433B2 (ja) 変倍光学系および撮像装置
JP2006189598A (ja) 撮影光学系および撮像装置
JP5046747B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2007264390A (ja) 撮像光学系および撮像装置
JP4839788B2 (ja) 撮像光学系および撮像装置
JP2007057931A (ja) 撮像光学系および撮像装置
JP5727513B2 (ja) ズームレンズおよび撮像装置
JP5870786B2 (ja) ズームレンズおよび撮像装置
JP4557585B2 (ja) ズームレンズおよび撮影システム
JP2006323212A (ja) レンズユニット、およびそれを備えた撮像装置
JP2007187879A (ja) 撮像光学系および撮像装置
JP2009192771A (ja) ズームレンズおよび撮像装置ならびにズームレンズの制御方法
JP5849859B2 (ja) ズームレンズおよび撮像装置
JP2006309111A (ja) ズームレンズを用いた電子撮像装置
JP2007233045A (ja) ズームレンズ及び撮像装置
JP5042913B2 (ja) ズームレンズおよび撮像装置
JP2014211468A (ja) ズームレンズおよび撮像装置
JP4984608B2 (ja) ズームレンズ及び撮像装置
JP2012047813A (ja) ズームレンズ系、交換レンズ装置及びカメラシステム
JP2006184413A (ja) 撮影光学系および撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070827

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080723

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees