JP4802514B2 - プリンタ及びその制御方法 - Google Patents
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Description
このインクジェット式プリンタは、一般に、プラテン面上に搬送された用紙にインクを吐出する印刷ヘッドが搭載されたキャリッジを、プラテン面と対向する位置で用紙搬送方向と直交する方向に往復移動させて用紙への印刷を行う印刷処理部と、用紙を用紙カセット等の給紙側から印刷処理部のプラテン面上に送る第1搬送手段と、印刷処理部を通過した用紙を挟持してその下流側に搬送する第2搬送手段と、ホストコンピュータからの印刷データに基づいて、キャリッジの移動動作、第1搬送手段及び第2搬送手段による用紙搬送動作、印刷ヘッドの動作、等を制御する制御部とを備えた構成を成している。
すなわち、印刷ヘッドの大型化に伴い、プラテン面からの用紙の浮き上がりをコックリング付与機構等によって抑止する従来の対策だけでは、汚損や紙ジャムの発生を十分に抑止することができない状況にある。
印刷ヘッドのノズルからインクを吐出して印刷を行う所謂インクジェット式プリンタでは、印刷ヘッドの目詰まり等による印刷品質の低下を防止するために、適時、印刷ヘッドのワイピング動作及びフラッシング動作を行うことが必要となる。このワイピング動作及びフラッシング動作は、用紙の通過領域を外れた位置に設定されているホームポジションまたは専用のクリーニングポジションにキャリッジを移動させて行うが、上記構成のプリンタまたはプリンタの制御方法のようにワイピング動作及びフラッシング動作の実施時期を制限することで、上記の用紙押さえ処理の実施中に、キャリッジが用紙通過領域の外に移動することを確実に防止でき、用紙及び印刷ヘッドの汚損防止及び紙ジャムの発生防止を徹底することができる。
そして、用紙後端付近まで印刷する部分がある印刷パターンの場合では、キャリッジの押さえによる用紙後端の浮き上がり防止が、用紙後端が第2搬送手段に接近するまで継続されるため、用紙後端が第1搬送手段を通過してから第2搬送手段に挟持されるまでの排紙処理工程中も、印刷ヘッドの大型化に拘わらず、印刷ヘッドが用紙と擦れることに起因する用紙及び印刷ヘッドの汚損を確実に防止することができ、また、キャリッジ端に用紙の側縁が引っ掛かることに起因した紙ジャムの発生を確実に防止することができる。
また、高精細印刷の場合は、高品位な専用紙が使用される場合が多いことなどから、用紙の搬送状態等に一定以上の水準が確保されると判断でき、特に用紙押さえ処理を実施しなくとも、用紙先端や用紙後端の浮き上がりが印刷ヘッドとプラテン面との間の基準のギャップ量以下に維持され、用紙及び印刷ヘッドの汚損、及び紙ジャムの発生が起こりにくい。
また、用紙押さえ処理の実施により、印刷処理時には、キャリッジは、少なくともその一部が用紙の通過領域に重なる位置から用紙幅方向の往復移動動作を繰り返すことになり、往復移動する距離が短縮されるため、処理効率を向上させることができる。
図1は本発明に係るプリンタの一実施の形態の外観斜視図であり、図2は図1に示したプリンタに組み込まれた用紙の搬送経路及び印刷処理部の概略構成を示す縦断面図であり、図3は図2に示した印刷処理部周辺の拡大図であり、図4は図3に示したプラテン及び第1搬送手段の平面図であり、図5は図4のB矢視図であり、図6は図4に示したプラテン及び第1搬送手段の斜視図であり、図7は図1に示したプリンタにおける給紙時の用紙押さえ処理のフローチャートであり、図8は図7に示した用紙押さえ処理中のキャリッジの待機位置の説明図であり、図9は図1に示したプリンタにおける排紙時の用紙押さえ処理のフローチャートであり、図10は図9に示した用紙押さえ処理中のキャリッジの待機位置の説明図であり、図11は図3に示したキャリッジの上流側端部の構造の説明図であり、(a)は従来のキャリッジの上流側端部の構造の説明図、(b)は本発明の実施の形態におけるキャリッジの上流側端部の構造の説明図、(c)は本発明に係るキャリッジの上流側端部の更に別の構成例の説明図である。
また、用紙カセット5の上面開放部を覆うように、印刷が終了した用紙を受ける排紙トレイ6が設けられている。また、装置ケース4の前面の両側には、動作状態を表示する表示部7や操作部8が設けられている。
ASF部は、用紙カセット5に収容されている用紙Pを一枚ずつ装置後方に繰り出す用紙繰り出し機構22と、この用紙繰り出し機構22が繰り出した用紙Pを円弧状の搬送経路に沿って搬送する円弧状搬送部を形成する中間ローラ31及びガイド部34等から構成されている。
PF部は、図3に示すように、円弧状搬送部から搬送されてきた用紙Pを挟持して印刷処理部43のプラテン面51上に送る第1搬送手段40と、この第1搬送手段40によりプラテン面51上に送られる用紙Pに波打ち形状のくせ付けを施すコックリング付与機構53と、印刷処理部43を通過した用紙Pをその下流の排紙トレイ6に挟持して搬送する第2搬送手段55と、第2搬送手段55の上流側端に連続的に形成された誘い込み部材57とから構成されている。
第1搬送手段40において、紙送りローラ41は制御部(図示省略)により回転駆動される駆動ローラである。また、紙送りローラ42a及び紙送り補助ローラ42bは、回転自在に支持された従動ローラで、図11に示すように、下流側に位置する紙送り補助ローラ42bは送り出す用紙Pをプラテン面51側に押さえるように配置されている。
この紙案内補助67は、用紙サイズ(用紙幅)に応じて押さえ幅を変更する必要があるため、本実施の形態では図4から図6に示すように、用紙の幅方向に4つに分割されており、それぞれが独立して動くように構成されている。
それぞれの紙案内補助67は、図6に示すように、用紙Pを各プラテン面51に押さえ付けるための第1押え部67aと、隣接するリブ63,63間に突出する突起67bとが、用紙幅方向に交互に並ぶ構成となっている。
突起67bは、リブ63,63間に用紙Pを撓ませて、用紙Pに波打ち形状の谷部のくせ付けをする。
このように、最上流側のガイドローラ75は、用紙Pを挟持して搬送するために備えたピンチローラ78,79よりも上流側に設けられていて、二列のピンチローラ78,79と二列のガイドローラ76,77との間に用紙Pが挟持される前に、コックリング付与機構53が付けた用紙Pの谷部を維持するように、用紙の上面を押さえ込む。したがって、第2搬送手段55では、最上流側のガイドローラ75により用紙Pのコックリングが維持された状態で、用紙Pを挟持しつつ下流側へ搬送することができる。
本実施の形態の案内面87は、搬送基準位置73から所定距離だけ離れた位置に設定された始端87aから第2搬送手段55の最上流側のローラであるガイドローラ75の外周に近接する終端87bまで滑らかに連続し、かつ、終端87b付近は近接するガイドローラ75の外周に滑らかに連続する、凸状の湾曲面に形成されている。
また、制御部は、用紙Pの後端が第1搬送手段40を通過してから、その用紙Pに対する印刷動作が終了するまでの期間には、キャリッジ45の少なくとも一部が用紙Pの通過領域の上に重なるようにキャリッジ45の移動動作を規制することで用紙Pの後端の浮き上がりをキャリッジ45により押さえる用紙押さえ処理としての排紙時紙ジャム防止処理を実施させるように設定されている。
また、本実施の形態の制御部は、用紙Pの後端が第1搬送手段40を通過してから、その用紙Pに対する印刷動作が終了するまでの期間は、印刷ヘッド44のワイピング動作及びフラッシング動作を実施させないように設定されている。
給紙時紙ジャム防止処理の具体的な処理手順を、図7に示す。
給紙時の最初のステップS101では、ユーザが要求したホストコンピュータ側からの印刷データで、縁なし印刷または高精細印刷が指定されているか否かを判別する。そして、縁なし印刷または高精細印刷が指定されている場合には、ステップS111に移行して、ユーザから給紙時紙ジャム防止処理の実施が指定されているか否かを判断し、ユーザから給紙時紙ジャム防止処理の実施が指定されていない場合には、給紙時紙ジャム防止処理の実施をせずに、通常の印刷処理シーケンスに戻る。
例えば、プリンタには、搬送する用紙Pの幅方向の位置決めを、例えば用紙側縁が摺接する固定ガイドを基準に行うものと、用紙の幅方向中心位置を基準に行うものとがある。用紙側縁が摺接する固定ガイドを基準に用紙Pの幅方向の位置決めを行うプリンタの場合であれば、例えば、給紙時紙ジャム防止処理時のキャリッジの待機位置を固定ガイド側に設定しておくことで、用紙サイズに拘わらず、キャリッジ45の待機位置は一定となる。しかし、給紙時紙ジャム防止処理時のキャリッジの待機位置が固定ガイドとは逆側の用紙側縁部、あるいは用紙の幅方向の中央部に設定する場合には、用紙サイズに応じてキャリッジの待機位置が変わることになり、用紙サイズの判別、用紙サイズに応じたキャリッジ待機位置の調整が不可欠になる。
一方、ステップS123で用紙先端の空白部の長さが、第1搬送手段40から第2搬送手段55までの間の距離よりも短いと判断された場合には、ステップS141に進み、キャリッジ45の待機時間を用紙先端から印刷開始位置までの搬送時間に相応する時間に設定して、次のステップS151に移行する。なお、キャリッジ45の待機時間は、その時間に相応する用紙搬送長さに置き換えて設定しても良い。
給紙処理の開始に伴い、ステップS152に示すように、用紙先端が第1搬送手段40を通過する前に、キャリッジ45の少なくとも一部が用紙通過領域の上に重なるように、ステップS122で設定した待機位置に、キャリッジ45が移動させられる。そして、ステップS131またはS141で決定した待機時間分だけ、用紙先端をプラテン面51側に搬送し(ステップS153)、その後、印刷を開始する(ステップS154)。印刷開始後は、用紙Pを先端が第2搬送手段55に挟持されるまで搬送させた後、給紙時紙ジャム防止処理を解除して、通常の印刷処理シーケンスに戻る(ステップS155)。
通常の印刷シーケンスに戻ったら、適時、印刷ヘッド44のワイピング動作及びフラッシング動作が実施可能になる。
図8は、印刷処理部のプラテン面51上における用紙Pの搬送方向(矢印Xで示す方向)に対して、第1搬送手段40による用紙送り位置Y1と、第2搬送手段55による用紙の挟持位置Y2を示すとともに、キャリッジ45のホームポジションHPや、給紙時紙ジャム防止処理時において用紙Pの通過領域Lの上に重なるように設定されるキャリッジ45の待機位置tp1,tp2を示している。
待機位置tp1は印刷領域の1桁側にキャリッジ45を待機させる場合で、待機位置tp2は印刷領域の末桁側(例えば80桁側)にキャリッジ45を待機させる場合を示している。
排紙時紙ジャム防止処理の具体的な処理手順を、図9に示す。
排紙時の最初のステップS201では、ユーザが要求したホストコンピュータ側からの印刷データで、縁なし印刷または高精細印刷が指定されているか否かを判別する。そして、縁なし印刷または高精細印刷が指定されている場合には、ステップS211に移行して、ユーザから排紙時紙ジャム防止処理の実施が指示されているか否かを判断し、ユーザから排紙時紙ジャム防止処理の実施が指定されていない場合には、排紙時紙ジャム防止処理の実施をせずに、通常の印刷処理シーケンスに戻る。
一方、ステップS223で用紙後端の空白部の長さが、第1搬送手段40から第2搬送手段55までの間の距離よりも短いと判断された場合には、ステップS241に進み、用紙後端が第1搬送手段40から送り出される(離脱する)位置がキャリッジ45の移動制限開始位置として決定されて、次のステップS251に移行する。
なお、ステップS231において、用紙後端が第1搬送手段40から離脱する位置を移動制限開始位置としてもよい。但し、印刷終了位置を移動制限開始位置とした方が、早い段階で用紙押さえすることとなり、紙ジャム防止をより確実に行うことができる。
排紙処理の開始に伴い、ステップS252に示すように、ステップS231またはステップS241で決定された移動制限開始位置まで印刷処理が終了するまでは、通常の印刷シーケンスによる処理が実行される。
そして、ステップS253に示すように、用紙後端が第1搬送手段40を通過する前に、キャリッジ45の少なくとも一部が用紙通過領域の上に重なるように、移動制限範囲内にキャリッジ45が移動させられる。
図10は、印刷処理部のプラテン面51上における用紙Pの搬送方向(矢印Xで示す方向)に対して、第1搬送手段40による用紙送り位置Y1と、第2搬送手段55による用紙の挟持位置Y2を示すとともに、キャリッジ45のホームポジションHPや、排紙時紙ジャム防止処理時において用紙Pの通過領域Lの上に重なるように設定されるキャリッジ45の待機位置tp1,tp2を示している。
待機位置tp1は印刷領域の1桁側にキャリッジ45を待機させる場合で、待機位置tp2は印刷領域の末桁側(例えば80桁側)にキャリッジ45を待機させる場合を示しており、これらの待機位置tp1,tp2は給紙時紙ジャム防止処理時の場合と共通である。また、移動制限開始後は、これらの待機位置tp1,tp2の間でキャリッジ45の移動が制限される。
本実施の形態のプリンタ1の場合、図11(b)に示すように、キャリッジ45の上流側端縁には、面取り処理により、進入してくる用紙Pをプラテン面51側に案内する滑らかな傾斜部91が形成されている。
従来のキャリッジ45では、図11(a)に示すように、上流側端縁は略垂直な角部92となっていたが、図11(b)に示したように、滑らかな傾斜部91を形成したことで、用紙Pの先端が上方に反った状態であっても、キャリッジ45の上流側端縁に当たる用紙Pの先端を円滑にプラテン面51側に案内することができ、紙ジャムの発生を効果的に防止することが可能になる。
例えば、図11(c)に示すように、プラテン面51とキャリッジ45とのギャップが、キャリッジ45の下流端側から上流端側へ徐々に大きくなるようにして、キャリッジ45の下面全体を傾斜させることによって得るようにしても良い。
そして、このようなキャリッジ45の押さえによる用紙Pの浮き上がり防止は、用紙Pの先端が第2搬送手段55に挟持されるまで継続されるため、用紙Pの先端が第1搬送手段40を通過してから第2搬送手段55に挟持されるまでの給紙処理工程中は、印刷ヘッド44の大型化に拘わらず、印刷ヘッド44が用紙Pと擦れることに起因する用紙P及び印刷ヘッド44の汚損を確実に防止することができ、また、キャリッジ45端に用紙Pの側縁が引っ掛かることに起因した紙ジャムの発生を確実に防止することができる。
したがって、全ての印刷動作が終了するまで、キャリッジ45や印刷ヘッド44が用紙Pの印刷面を擦ったり、あるいは用紙Pの幅方向の両側縁に引っ掛かることがない。
また、高精細印刷の場合は、使用する用紙Pに専用紙が使用されることなどから、用紙Pの搬送状態等に一定以上の水準が確保されるため、特に給紙時紙ジャム防止処理や排紙時紙ジャム防止処理を実施しなくとも、用紙Pの先端や用紙Pの後端のプラテン面51からの浮き上がりを、印刷ヘッド44とプラテン面51との間の基準のギャップ量以下に維持して、用紙P及び印刷ヘッド44の汚損防止、及び紙ジャムの発生防止を実現することができる。
40 第1搬送手段
43 印刷処理部
44 印刷ヘッド
45 キャリッジ
51 プラテン面
53 コックリング付与機構
55 第2搬送手段
57 誘い込み部材
61 基板
63 リブ
65 補助リブ
67 紙案内補助
67a 第1押え部
67b 突起
73 搬送基準位置
75,76,77 ガイドローラ
78,79 ピンチローラ
91 傾斜部
P 用紙
HP ホームポジション
tp1,tp2,tp3 待機位置
Claims (9)
- インクを吐出する印刷ヘッドが搭載され、用紙搬送方向と直交する方向に往復移動可能なキャリッジを備えた印刷処理部と、
前記印刷処理部に用紙を搬送する第1搬送手段と、
前記印刷処理部を通過した用紙を挟持して下流側に搬送する第2搬送手段と、
印刷データに基づいて少なくとも前記キャリッジの移動動作を制御する制御部と、
を備えたプリンタであって、
前記制御部は、用紙の先端が前記第1搬送手段を通過してから前記第2搬送手段に挟持されるまでの期間には、前記キャリッジの少なくとも一部が用紙の通過領域の上に重なるように前記キャリッジの移動動作を規制する用紙押さえ処理を実施させるとともに、用紙の先端が前記第1搬送手段を通過してから前記第2搬送手段に挟持されるまでの期間、及び用紙の後端が前記第1搬送手段を通過してからその用紙に対する印刷動作が終了するまでの期間には、前記印刷ヘッドのワイピング動作及びフラッシング動作を実施させないことを特徴とするプリンタ。 - 請求項1に記載のプリンタであって、
前記制御部は、用紙の後端が前記第1搬送手段を通過してからその用紙に対する印刷動作が終了するまでの期間には、前記キャリッジの少なくとも一部が用紙の通過領域の上に重なるように前記キャリッジの移動動作を規制する用紙押さえ処理を実施させることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1または2に記載のプリンタであって、
前記制御部は、用紙の先端が前記第1搬送手段を通過してからその用紙の先端または用紙上の印刷開始位置が前記印刷ヘッドの印刷領域に到達するまでは、前記キャリッジを用紙の幅方向中央位置に待機させることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1から3の何れか一項に記載のプリンタであって、
前記キャリッジにおける用紙搬送方向上流側の端縁に、搬送されてくる用紙を下側に案内する傾斜部が設けられていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1から4の何れか一項に記載のプリンタであって、
前記制御部は、前記印刷データが縁なし印刷の場合または高精細印刷の場合には、前記用紙押さえ処理の要求が指示された場合に限り、前記用紙押さえ処理を実施させることを特徴とするプリンタ。 - 用紙を第1搬送手段により印刷処理部に搬送し、
前記印刷処理部では、インクを吐出する印刷ヘッドが搭載されたキャリッジを印刷データに基づいて用紙搬送方向と直交する方向に往復移動させて、用紙に対する印刷を行い、
前記印刷処理部を通過した用紙を第2搬送手段により挟持して下流側に搬送する、プリンタの制御方法であって、
用紙の先端が前記第1搬送手段を通過してから前記第2搬送手段に挟持されるまでの期間には、前記キャリッジの少なくとも一部が用紙の通過領域の上に重なるように前記キャリッジの移動動作を規制する用紙押さえ処理を実施するとともに、用紙の先端が前記第1搬送手段を通過してから前記第2搬送手段に挟持されるまでの期間、及び用紙の後端が前記第1搬送手段を通過してからその用紙に対する印刷動作が終了するまでの期間には、前記印刷ヘッドのワイピング動作及びフラッシング動作を実施しないことを特徴とするプリンタの制御方法。 - 請求項6に記載のプリンタの制御方法であって、
用紙の後端が前記第1搬送手段を通過してからその用紙に対する印刷動作が終了するまでの期間は、前記キャリッジの少なくとも一部が用紙の通過領域の上に重なるように前記キャリッジの移動動作を規制する用紙押さえ処理を実施することを特徴とするプリンタの制御方法。 - 請求項6または7に記載のプリンタの制御方法であって、
用紙の先端が前記第1搬送手段を通過してからその用紙の先端または用紙上の印刷開始位置が前記印刷ヘッドの印刷領域に到達するまでは、前記キャリッジを用紙の幅方向中央位置に待機させることを特徴とするプリンタの制御方法。 - 請求項6から8の何れか一項に記載のプリンタの制御方法であって、
前記印刷データが縁なし印刷の場合または高精細印刷の場合には、前記用紙押さえ処理の要求が指示された場合に限り、前記用紙押さえ処理を実施することを特徴とするプリンタの制御方法。
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