JP4802019B2 - 基板処理装置の温度制御方法、基板処理装置および基板処理システム - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1の実施形態による基板処理装置および温度制御方法を図面とともに説明する。本実施形態では、縦型のバッチ式減圧CVD装置における成膜ばらつきの低減に適用した事例として本発明を具体化している。図1は本発明を適用する縦型の減圧CVD装置を示す概略断面図である。
第1の実施形態では、本発明をバッチ式減圧CVD装置に適用した事例を説明したが、本発明は枚葉式の基板処理装置にも適用することができる。本実施形態では、枚葉式減圧CVD装置における成膜ばらつきの低減に適用した事例として本発明を具体化している。図6は本発明を適用する枚葉式の減圧CVD装置の概略図である。
9 インナーチューブ
10 ガス導入管
11 ヒータ(加熱手段)
12 ボート
13 チューブ(処理室)
14 温度センサ(温度検出手段)
15 チャンバ(処理室)
16 ヒータ(加熱手段)
19 温度センサ(温度検出手段)
20 減圧CVD装置
23 修正設定温度演算部
24 温度制御部
25 成膜時間制御部
30 膜厚測定装置
41 CIMサーバ
42 修正設定温度演算装置
231、421 補正量演算部
232、422 偏差演算部
Claims (8)
- 互いに独立して制御可能な複数の加熱手段によりゾーンごとに処理室内を加熱した状態で、前記処理室に収容された基板の成膜処理を行う基板処理装置の温度制御方法であって、
各加熱手段に対応する所定位置の検出温度を所定の設定温度とした基板処理を行うステップと、
前記基板処理がなされた基板に属する、処理温度に応じて変動する物理量である、基板上に形成された膜の成膜レートを、前記処理室内において互いに異なる位置であり、かつ前記加熱手段の数以上の測定位置において取得するステップと、
前記取得した成膜レートと当該成膜レートの目標値の偏差を前記測定位置ごとに演算するステップと、
1つの加熱手段に対応する前記設定温度を変化させたときの各測定位置における前記成膜レートの変化量である温度変化量を、加熱手段ごとに前記設定温度を変化させて取得するステップと、
前記各測定位置における偏差と、前記各測定位置における温度変化量とに基づいて、各加熱手段に対応する前記設定温度の補正量を演算するステップと、
前記各加熱手段に対応する設定温度に前記補正量を加算した温度を新たな設定温度として、以降の上記基板処理を行うステップと、
を含み、
前記設定温度の補正量を演算するステップにおいて、
前記加熱手段の数がm個であり、前記測定位置の数がn個(m≦n)である場合に、m番目の加熱手段に対応する前記補正量ΔT m 、n番目の測定位置における前記偏差ΔM n 、m番目の加熱手段に対応する設定温度を変化させたときのn番目の測定位置における単位温度あたりの温度変化量ΔM nm により表現される行列式
- 前記処理室に複数枚の基板が収容され、前記測定位置として異なる基板が設定される、請求項1記載の基板処理装置の温度制御方法。
- 前記測定位置の成膜レートが、同一基板上の複数点において取得された成膜レートに基づいて算出される、請求項2記載の基板処理装置の温度制御方法。
- 前記処理室に1枚の基板が収容され、前記測定位置として同一基板上の異なる点が設定される、請求項1記載の基板処理装置の温度制御方法。
- 前記測定位置が、各加熱手段が主として加熱を行うゾーンに少なくとも1つ設定される、請求項1記載の基板処理装置の温度制御方法。
- 加熱雰囲気下で基板の成膜処理を行う基板処理システムにおいて、
基板が収容される処理室と、互いに独立して制御可能に配設され、前記処理室内をゾーンごとに加熱する複数の加熱手段と、前記各加熱手段に対応する所定位置の温度を検出する手段とを備え、各検出温度が所定の設定温度となる状態で基板処理を行う手段と、
基板処理がなされた基板に属する、処理温度に応じて変動する物理量である、基板上に形成された膜の成膜レートを、取得する手段と、
前記処理室内において互いに異なる位置であり、かつ前記加熱手段の数以上の測定位置において取得された前記成膜レートと当該成膜レートの目標値との偏差を前記測定位置ごとに演算する手段と、
前記各測定位置における偏差と、前記各測定位置において予め取得された、1つの加熱手段に対応する前記設定温度を変化させたときの各測定位置における前記成膜レートの変化量である温度変化量とに基づいて、各加熱手段に対応する前記設定温度の補正量を演算する手段と、
前記各加熱手段に対応する設定温度に前記補正量を加算した温度を、新たな設定温度として前記基板処理手段に設定する手段と、
を備え、
前記設定温度の補正量を演算する手段が、
前記加熱手段の数がm個であり、前記測定位置の数がn個(m≦n)である場合に、m番目の加熱手段に対応する前記補正量ΔT m 、n番目の測定位置における前記偏差ΔM n 、m番目の加熱手段に対応する設定温度を変化させたときのn番目の測定位置における単位温度あたりの温度変化量ΔM nm により表現される行列式
- 前記測定位置が、各加熱手段が主として加熱を行うゾーンに少なくとも1つ設定される、請求項6記載の基板処理システム。
- 処理室に収容された基板を加熱雰囲気下で成膜処理を行う基板処理装置において、
互いに独立して制御可能に配設され、前記処理室内をゾーンごとに加熱する複数の加熱手段と、
前記各加熱手段に対応する所定位置の温度を検出する複数の温度検出手段と、
前記処理室内において互いに異なる位置であり、かつ前記加熱手段の数以上の測定位置において、各検出温度が所定の設定温度となる状態で基板処理がなされた基板に属する、処理温度に応じて変動する物理量である、基板上に形成された膜の成膜レートと、当該成膜レートの目標値との偏差を演算する手段と、
前記各測定位置における偏差と、前記各測定位置において予め取得された、1つの加熱手段に対応する前記設定温度を変化させたときの各測定位置における前記成膜レートの変化量である温度変化量とに基づいて、各加熱手段に対応する前記設定温度の補正量を演算する手段と、
以降の上記基板処理において、前記各加熱手段に対応する設定温度に前記補正量を加算した温度を新たな設定温度として、前記各加熱手段を制御する手段と、
を備え、
前記設定温度の補正量を演算する手段が、
前記加熱手段の数がm個であり、前記測定位置の数がn個(m≦n)である場合に、m番目の加熱手段に対応する前記補正量ΔT m 、n番目の測定位置における前記偏差ΔM n 、m番目の加熱手段に対応する設定温度を変化させたときのn番目の測定位置における単位温度あたりの温度変化量ΔM nm により表現される行列式
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