JP4801947B2 - 車両用の電池ボックスの固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電池を収納している電池ボックスを車両に固定する構造に関する。
電池ボックスを車両に固定するボルトは、車両のフレームから絶縁する必要がある。また、このボルトで電池ボックスをフレームに固定する状態で、電池ボックスを防水構造とする必要がある。このことを実現する、ボルトを使用する固定構造は開発されている。(特許文献1参照)
図1は、フレーム31から絶縁されたボルト33で電池ボックス32を固定する構造を示している。この電池ボックス32は、上から下に貫通するボルト33で車両のフレーム31に固定している。ボルト33は、図2に示すように、フレーム31に固定している絶縁ナット34に下端をねじ込んで固定される。この図の絶縁ナット34は、ネジ筒35と、このネジ筒35にねじ込んでいるゴム製絶縁ナット36からなる。ゴム製絶縁ナット36は、ナット本体37の外側に樹脂部品38を介して金属外筒39を固定している。ネジ筒35はフレーム31に抵抗溶接して固定され、ゴム製絶縁ナット36をねじ込んで固定する。
この構造の絶縁ナット34は、ゴム製絶縁ナット36の金属外筒39の外周に雄ネジを設け、ネジ筒35の内周面に雌ネジを設けている。ゴム製絶縁ナット36の雄ネジをネジ筒35の雌ネジにねじ込んで、ゴム製絶縁ナット36をフレームに固定する。
特開2005−96738号公報
図2に示す固定構造は、フレーム31から絶縁されるボルト33を介して電池ボックス32をフレーム31に固定できる。ただ、この構造に使用する絶縁ナットは、構造が複雑で製造コストが高くなる欠点がある。また、この構造の絶縁ナットは、理想的な状態で防水して、ボルトを固定するのが難しい欠点もある。それは、矢印で示すように、ゴム製絶縁ナットとネジ筒との間を通過し、さらにゴム製絶縁ナットの内面とボルトの間を通過して水が浸入するからである。
フレームに電池ボックスを固定する車両は、フレームの上に水が浸入する。このため、フレームの上に浸入する水が、電池ボックスの内部に浸入しない防水構造が要求される。電池ボックスの内部に浸入する水は、電池ボックス内に収納している電池や電子回路等に悪影響を与えるからである。
本発明は、このことを実現することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単な構造の絶縁ナットを使用して、電池ボックスを理想的な状態に防水してフレームに固定できる車両用の電池ボックスの固定構造を提供することにある。
本発明の車両用の電池ボックスの固定構造は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
車両用の電池ボックスの固定構造は、電池を収納している電池ボックス2と、この電池ボックス2を車両のフレーム1に固定するボルト3と、車両のフレーム1に固定されてボルト3の先端がねじ込まれて、ボルト3を介して電池ボックス2を車両のフレーム1に固定する絶縁ナット4と、絶縁ナット4と電池ボックス2との間に挟着されてなるパッキン9とを備える。絶縁ナット4は、車両のフレーム1に固定されるホルダーマウント5と、ホルダーマウント5の内側に樹脂部品6を介して固定しているナット本体7とを備える。ホルダーマウント5は金属筒で、この金属筒は下端をフレーム1に固定すると共に、上端部を内側に向かって折曲して樹脂部品6の抜止プレート8を設け、この抜止プレート8でもって内部に樹脂部品6を固定し、かつ樹脂部品6とホルダーマウント5との間を密着させている。ボルト3の先端を絶縁ナット4にねじ込んで、電池ボックス2をフレーム1に固定すると共に、電池ボックス2と絶縁ナット4のホルダーマウント5との間にパッキン9を挟着して、絶縁ナット4と電池ボックス2とを水密構造としている。
本発明の車両用の電池ボックスの固定構造は、ホルダーマウント5である金属筒の下端を底板12で閉塞して、この底板12を抵抗溶接してフレーム1に固定することができる。
本発明の車両用の電池ボックスの固定構造は、パッキン9をOリングとして、ホルダーマウント5の抜止プレート8は電池ボックス2との対向面に、Oリングを嵌入するリング凹部10を設けることができる。この固定構造は、リング凹部10にパッキン9のOリングを入れて、Oリングのパッキン9でもってホルダーマウント5と電池ボックス2との間を水密構造とすることができる。
本発明の車両用の電池ボックスの固定構造は、抜止プレート8の上面にシート状のパッキンを配設することができる。
本発明の車両用の電池ボックスの固定構造は、樹脂部品6を、上下に分割して成形してなる第1の樹脂部品6Aと、第2の樹脂部品6Bとで構成し、第1の樹脂部品6Aと第2の樹脂部品6Bの内側にナット本体7を嵌入する嵌入溝11を設けて、この嵌入溝11にナット本体7を嵌入して配置することができる。
本発明は、簡単な構造の絶縁ナットを使用して、電池ボックスを理想的な防水状態で車両のフレームに固定できる特徴がある。それは、本発明の固定構造に使用する絶縁ナットが、金属筒のホルダーマウントに樹脂部品を介してナット本体を固定する構造とし、さらにホルダーマウントの金属筒は、上端部を内側に折曲して抜止プレートとし、この抜止プレートでもって金属筒の内部に樹脂部品を固定し、この絶縁ナットにボルトの下端をねじ込んで、電池ボックスをフレームに固定するからである。
この構造の絶縁ナットは、ホルダーマウントの金属筒をプレス加工して、内部に樹脂部品を固定できる。抜止プレートで樹脂部品を内部に固定している絶縁ナットは、上面にパッキンを設け、このパッキンを抜止プレートと電池ボックスで挟着して、理想的な防水構造にできる。パッキンでもって、フレーム上の水が、絶縁ナットから電池ボックスの内部に浸入するのを阻止できるからである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための電池ボックスの固定構造を例示するものであって、本発明は電池ボックスの固定構造を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図3ないし図5に示す車両用の電源装置は、フレーム1の上に電池ボックス2をボルト3で固定している。電池ボックス2は、複数の電池モジュール(図示せず)を収納している。図の電池ボックス2は、電池モジュールを収納する電池ホルダー20を備える。この電池ボックス2は、複数の電池モジュールを電池ホルダー20に収納すると共に、この電池ホルダー20を2段に積層してフレーム1に固定している。各々の電池ホルダー20は、上ケース20Aと下ケース20Bとで電池モジュールを上下から挟着して保持している。電池ボックス2は、プラスチックで一体的に成形している。電池ボックス2は、ガラス繊維等の補強繊維を埋設して補強されたプラスチックである。
ボルト3が電池ボックス2をフレーム1に固定する部分の拡大断面図を図4と図5に示す。図4はボルト3の下端部を示し、図5はボルト3の上端部を示している。この電源装置は、ボルト3の先端部である下端をフレーム1に固定している絶縁ナット4にねじ込んで、ボルト3で電池ボックス2をフレーム1に固定している。ボルト3は、先端部を絶縁ナット4にねじ込んで、ネジ頭3Aで電池ボックス2をフレーム1に固定している。
図3の断面図に示すフレーム1は、車両本体と別のパーツで構成されて車両本体に固定されるベースプレート1Aを備える。このベースプレート1Aは、車両の一部を構成するパーツで構成することもできる。ベースプレート1Aは、車両のシャーシーに固定される金属板である。フレーム1のベースプレート1Aには、絶縁ナット4を固定している。
絶縁ナット4は、車両のフレーム1に固定されるホルダーマウント5と、ホルダーマウント5の内側に樹脂部品6を介して固定しているナット本体7とを備える。ホルダーマウント5は金属筒で、下端をフレーム1に固定して、上端部を内側に向かって折曲して樹脂部品6の抜止プレート8を設けている。このホルダーマウント5は、以下のようにして製作される。
(1) 底の閉塞された円筒状に金属板をプレス成形する。
(2) 図6に示すように、円筒の内部に、樹脂部品6とナット本体7を挿入する。
(3) 図7に示すように、上端を折曲加工して、開口部に抜止プレート8を設ける。
以上のようにして製作される金属筒のホルダーマウント5は、樹脂部品6を内部に密着して固定できる。この形状のホルダーマウント5は、抜止プレート8と電池ボックス2との間にパッキン9を挟着して、電池ボックス2に水が浸入するのを確実に防止できる。フレーム1上の水が絶縁ナット4の内部に浸入しないからである。
さらに、図のホルダーマウント5は、抜止プレート8の電池ボックス2との対向面に、パッキン9を嵌入して定位置に配置するリング凹部10を設けている。図のホルダーマウント5は、抜止プレート8の外周に沿って段差を設けて、リング凹部10としている。このホルダーマウント5は、リング凹部10にパッキン9を入れて、パッキン9を定位置に保持する。この構造は、パッキン9の位置ずれを防止して、電池ボックス2を固定できる。リング凹部10には、パッキン9であるOリングを入れている。ボルト3が絶縁ナット4にねじ込まれると、Oリングのパッキン9は、抜止プレート8と電池ボックス2に挟着されて、ホルダーマウント5と電池ボックス2との間を防水状態に密着させる。
図の固定構造は、パッキン9をOリングとするが、パッキンはゴム状弾性体をシート状とすることもできる。シート状のパッキンは、リング状で抜止プレートの上面に配置される。このパッキンは、抜止プレートと電池ボックスとの間に挟着されて、電池ボックスを絶縁ナットに水密構造で連結する。
ホルダーマウント5は、金属筒の底板12を抵抗溶接してフレーム1に固定している。ホルダーマウント5の底板12は、溶接用の突起13をプレス加工して設けている。溶接用の突起13は、スポット溶接されて、フレーム1に固定される。絶縁ナット4は、図8に示すように、フレーム1の上面に載せた状態で、上方から電極29を押圧して、底板12をフレーム1に抵抗溶接する。
樹脂部品6は絶縁性のプラスチックやゴムを成形して製作される。樹脂部品を成形するプラスチックは、例えばナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ウレタン、EVA等の硬質又は軟質のプラスチックである。また、樹脂部品を成形するゴムは、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、クロロピレンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、シリコンゴム等の合成ゴム又は天然ゴムが使用される。
樹脂部品6は、ボルト3と金属筒のホルダーマウント5を絶縁する。また、樹脂部品6は、ボルト3とホルダーマウント5との間の緩衝材ともなる。さらに、樹脂部品6は、ナット本体7をホルダーマウント5から絶縁して定位置に固定する。図の樹脂部品6は、上下に分割されてなる、第1の樹脂部品6Aと第2の樹脂部品6Bからなる。第1の樹脂部品6Aと第2の樹脂部品6Bは、内側に沿ってナット本体7を嵌入する嵌入溝11を設けている。嵌入溝11は、第1の樹脂部品6Aと第2の樹脂部品6Bの境界に設けている。ナット本体7は、嵌入溝11に嵌入されて、定位置に固定される。
この構造の絶縁ナット4は、第1の樹脂部品6Aと第2の樹脂部品6Bを別々に成形して製作できる。また、組み立てるときに、ナット本体7を樹脂部品6の嵌入溝11に配置して、ナット本体7を定位置に配置しながら、能率よく簡単に多量生産できる。それは、ナット本体7を嵌入溝11に入れる状態で、図6に示す樹脂部品6をホルダーマウント5の金属筒に挿入し、この状態で、図7に示すように、金属筒の上端を折曲加工して、絶縁ナット4を製造できるからである。ただし、絶縁ナットは、樹脂部品をプラスチックで成形するときに、ナット本体をインサートして定位置に固定することもできる。
ナット本体7は金属製で内面に雌ネジを設けている。さらに、ナット本体7は、回転しない状態で樹脂部品6に固定するために、外形を多角形や楕円形等の非円形としている。さらに、ナット本体7は、外側面をローレット加工し、あるいは多数の凹凸を設けて、回転しないように樹脂部品6の嵌入溝11に配置することができる。図の絶縁ナット4は、ナット本体7と樹脂部品6とを別部品とするが、樹脂部品とナット本体とを一体構造とすることもできる。この絶縁ナットは、ナット本体を硬質のプラスチックで成形して、ナット本体を樹脂部品と一体的に成形する。
以上の固定構造は、ボルト3の先端を絶縁ナット4にねじ込んで、電池ボックス2をしっかりとフレーム1に固定できる。樹脂部品6は絶縁性のプラスチックであるから、ボルト3を絶縁して金属筒のホルダーマウント5とフレーム1に連結する。電池ボックス2は、これを固定するボルト3を絶縁状態としてフレーム1に固定することが大切である。それは、電池ボックス2に収納している電池がボルト3に接触しても、車両のシャーシーに通電することがなく、またショート等の故障を防止できるからである。また、絶縁ナット4の樹脂部品6を介して電池ボックス2をフレーム1に固定する構造は、フレーム1の振動を樹脂部品6で吸収できる特長もある。緩衝作用のある樹脂部品6が、フレーム1の振動を吸収してボルト3と電池ボックス2の振動を少なくする。このため、車両のシャーシーの振動が、電池ボックス2やこれに収納する電池モジュールに与える悪影響を少なくできる。
図の固定構造は、電池ボックス2と絶縁ナット4との間に硬質リング24を配置している。硬質リング24は、電池ボックス2の貫通孔22の開口部の周囲に当接して、電池ボックス2をしっかりと挟着する。硬質リング24は、ボルト3を締め付ける圧力で変形しない硬質のプラスチック、たとえばポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂等のエンジニアリングプラスチックで製作される。硬質リング24は、これ等のプラスチックをリング状に成形して製作される。ただし、硬質リングは、金属をリング状に加工して製作することもできる。
さらに、図3の電池ボックス2は、プラスチック製の外ケース21に、電池ホルダー20を収納している。外ケース21をフレーム1に固定する構造は、図4の断面図に示している。この図の外ケース21は、ボルト3を挿通する連結穴25を設けている。連結穴25は、硬質リング24の内周に下方に突出するように設けている凸部リング24Aを挿入できる大きさとしている。連結穴25には、硬質リング24の下端の凸部リング24Aを挿通している。硬質リング24と絶縁ナット4が外ケース21を挟着して、フレーム1に固定している。この固定構造は、フレーム1であるベースプレート1Aに絶縁ナット4を固定し、この絶縁ナット4の上にプラスチック製の外ケース21を固定し、外ケース21に電池ボックス2を収納している。外ケース21は、ボルト3と絶縁ナット4でフレーム1に固定される。
さらに、図4の固定構造は、電池ボックス2の外ケース21と絶縁ナット4の抜止プレート8との間にパッキン9であるOリングを挟着している。Oリングは、電池ボックス2である外ケース21の下面を水密構造で絶縁ナット4に連結する。したがって、この構造は、フレーム1の上に浸入する水が、外ケース21を通過して電池ボックス2の内部に浸入するのを確実に阻止できる。
図5のボルト3は、後端のネジ頭3Aで電池ボックス2を押圧して固定する。このボルト3は、後端のネジ頭3Aを回転させてネジ部3Bの先端の雄ネジを絶縁ナット4にねじ込んでフレーム1に固定する。ただし、ボルト3は、必ずしもネジ頭を設ける構造とする必要はなく、たとえば、図示しないが両端に雄ネジを設けて、後端の雄ネジに絶縁ナットをねじ込んで、電池ボックス2を挟着することもできる。このボルト3は、先端の雄ネジを絶縁ナット4にねじ込んでフレーム1に連結した後、後端の雄ネジに絶縁ナットをねじ込んで、電池ボックス2をフレーム1に固定できる。また、後端の雄ネジに絶縁ナットをねじ込む状態で、先端の雄ネジを絶縁ナット4にねじ込んで、電池ボックス2をフレーム1に固定することもできる。
図5のボルト3は、ワッシャ26を介して電池ボックス2を挟着している。ワッシャ26は、金属製の平ワッシャである。ワッシャ26の外形は、ネジ頭3Aよりも大きく、平ワッシャで電池ボックス2の表面を押圧して、フレーム1に固定している。
以上の固定構造は、硬質リング24と絶縁ナット4で外ケース21を挟着して固定するが、本発明の電源装置は、電池ホルダーと外ケースとを一体構造とし、この電池ボックスにボルトを挿通して、絶縁ナットの上に電池ボックスを固定することもできる。
従来の車両用の電池ボックスの固定構造を示す断面図である。 図1に示す固定構造の拡大断面図である。 本発明の一実施例にかかる車両用の電池ボックスの固定構造を示す断面図である。 図3に示す固定構造であって、ボルトの下端部の連結構造を示す拡大断面図である。 図3に示す固定構造であって、ボルトの上端部の連結構造を示す拡大断面図である。 絶縁ナットの製造工程を示す拡大断面図である。 絶縁ナットの製造工程を示す拡大断面図である。 絶縁ナットをフレームに溶接して固定する状態を示す図である。
符号の説明
1…フレーム 1A…ベースプレート
2…電池ボックス
3…ボルト 3A…ネジ頭
3B…ネジ部
4…絶縁ナット
5…ホルダーマウント
6…樹脂部品 6A…第1の樹脂部品
6B…第2の樹脂部品
7…ナット本体
8…抜止プレート
9…パッキン
10…リング凹部
11…嵌入溝
12…底板
13…溶接用の突起
20…電池ホルダー 20A…上ケース
20B…下ケース
21…外ケース
22…貫通孔
24…硬質リング 24A…凸部リング
25…連結穴
26…ワッシャ
29…電極
31…フレーム
32…電池ボックス
33…ボルト
34…絶縁ナット
35…ネジ筒
36…ゴム製絶縁ナット
37…ナット本体
38…樹脂部品
39…金属外筒

Claims (5)

  1. 電池を収納している電池ボックス(2)と、この電池ボックス(2)を車両のフレーム(1)に固定するボルト(3)と、車両のフレーム(1)に固定されてボルト(3)の先端がねじ込まれて、ボルト(3)を介して電池ボックス(2)を車両のフレーム(1)に固定する絶縁ナット(4)と、絶縁ナット(4)と電池ボックス(2)との間に挟着されてなるパッキン(9)とを備え、
    絶縁ナット(4)が、車両のフレーム(1)に固定されるホルダーマウント(5)と、ホルダーマウント(5)の内側に樹脂部品(6)を介して固定しているナット本体(7)とを備え、
    ホルダーマウント(5)は金属筒で、この金属筒は下端をフレーム(1)に固定すると共に、上端部を内側に向かって折曲して樹脂部品(6)の抜止プレート(8)を設け、この抜止プレート(8)でもって内部に樹脂部品(6)を固定し、かつ樹脂部品(6)とホルダーマウント(5)との間を密着させており、
    ボルト(3)の先端を絶縁ナット(4)にねじ込んで、電池ボックス(2)をフレーム(1)に固定すると共に、電池ボックス(2)と絶縁ナット(4)のホルダーマウント(5)との間にパッキン(9)を挟着して、絶縁ナット(4)と電池ボックス(2)とを水密構造としてなる車両用の電池ボックスの固定構造。
  2. ホルダーマウント(5)である金属筒の下端を底板(12)で閉塞しており、この底板(12)を抵抗溶接してフレーム(1)に固定している請求項1に記載される車両用の電池ボックスの固定構造。
  3. パッキン(9)がOリングで、ホルダーマウント(5)の抜止プレート(8)は電池ボックス(2)との対向面に、Oリングを嵌入するリング凹部(10)を設けており、リング凹部(10)にパッキン(9)のOリングを入れて、Oリングのパッキン(9)でもってホルダーマウント(5)と電池ボックス(2)との間を水密構造としている請求項1に記載される車両用の電池ボックスの固定構造。
  4. 抜止プレート(8)の上面にシート状のパッキンを配設している請求項1に記載される車両用の電池ボックスの固定構造。
  5. 樹脂部品(6)が上下に分割して成形されてなる第1の樹脂部品(6A)と、第2の樹脂部品(6B)からなり、第1の樹脂部品(6A)と第2の樹脂部品(6B)の内側に絶縁ナット(4)を嵌入する嵌入溝(11)を設けて、この嵌入溝(11)にナット本体(7)を嵌入して配置している請求項1に記載される車両用の電池ボックスの固定構造。
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