JP5306639B2 - バッテリーパック - Google Patents

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Description

この発明は、複数個の電池セルを正極タブと負極タブとが交互に重なるように積層して直列に繋げた電池モジュールを、複数個電気的に接続して収容ケース内に収容したバッテリーパックの改良に関し、特に組付け対策に関するものである。
特許文献1には、偏平な矩形板状の電池セル本体の一端から正極タブが、他端から負極タブがそれぞれ外側方に突出してなる電池セルを複数個上下に積層して互いに電気的に接続するとともに、複数個の絶縁プレートにスリーブを串刺し状に貫挿してこれら絶縁プレートを上下に隣り合う電極タブ間に介在させ、これらをアッパーケースとロアケースとからなるケース内に収容して上記スリーブにケースの外からボルトを螺合することにより組み付けられた電池モジュールが開示されている。
このように構成された電池モジュールは、複数個電気的に接続されて収容ケース内に収容されてバッテリーパックを構成し、例えば、ハイブリッド自動車や燃料電池車等に搭載されて使用される。
特開2006−210312号公報(段落0013欄〜段落0016欄、図2、図4)
しかし、上記の特許文献1では、複数個の絶縁プレートをスリーブの貫挿により位置決めしているため、部品点数が増加してコストアップを招来するとともに、組付工程が煩雑化する。また、組付け時、絶縁プレートはスリーブの貫挿により位置決めされるものの、電池セルは単に上下に積層しているだけであるため、位置ずれするおそれがあり、組付作業性が低下する。
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、安価でしかも簡単かつ迅速に組み付けることができる電池モジュールを備えたバッテリーパックを提供することである。
上記の目的を達成するため、この発明は、電池セルと絶縁プレートとを共通の位置決め手段で位置決めしたことを特徴とし、具体的には、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1に記載の発明は、発電要素が外装材で封止された偏平な矩形板状の電池セル本体を備え、該電池セル本体の一端から+電極の正極タブが外側方に突出するとともに、他端から−電極の負極タブが外側方に突出してなる複数個の電池セルを、上記正極タブと負極タブとが交互に重なるように積層し、かつ積層方向に隣り合う電池セルの各々の一端側の正極タブと負極タブとが電気的に順次接続するように直列に繋げ、一端に絶縁プレートを有する保持枠部材を、非接続側の正極タブと負極タブとの間に上記絶縁プレートが正極タブ及び負極タブと少なくとも重なる範囲で位置するように積層方向に隣り合う電池セルの各々の他端側の正極タブと負極タブとの間に介在させ、上記各電池セルが保持枠部材により位置ずれしないように整列保持された電池モジュールを構成し、該電池モジュールをベース部材とカバー部材とからなる収容ケースの上記ベース部材に上記各電池セルの積層方向が上下に向いた状態で複数個載置して互いに電気的に接続するとともに、これら電池モジュールの最上部にシート状のクッション材を載せ、かつ該クッション材の上に加圧プレートを載せた状態で、ボルトを上記加圧プレート、保持枠部材及びベース部材に挿通して上記各電池モジュール上記ベース部材にそれぞれ締付け固定し、上記ボルトの締付力を上記加圧プレート及びクッション材を介して各電池セルのセル面全体に均等に作用させていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、電池セル本体は、発電要素を封止する封止部と、該封止部の外側方に張り出す張出部とからなり、保持枠部材は、上記電池セル本体の封止部を嵌合して位置決めする開口部を有し、上記張出部を保持する枠状保持部と、電池セルの非タブ側に対応するように上記枠状保持部の外側方に延出する延出部とをさらに有し、電池セルを積層方向両側から挟む保持枠部材の各々の延出部は、上記電池セル本体の張出部の外側で互いに重合していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、保持枠部材には、電池セルの電圧を検出するための検電用ハーネスを保持するハーネス保持部が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、ベース部材には、正極タブ及び負極タブを対向させて隣り合う電池モジュール間に立ちはだかるように遮断壁が立設されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、積層方向に隣り合う電池セルの一方の正極タブと他方の負極タブとの間に絶縁プレートが位置し、かつ該絶縁プレートを有する保持枠部材が上記両電池セルの間に介在して、該両電池セルが上記保持枠部材により整列保持されて位置ずれしない。
したがって、保持枠部材を積層方向に隣り合う電池セル間に介在させるだけで、複数個の電池セルを簡単かつ迅速に位置ずれしないように積層して組み付けることができる。また、電池セルを位置決めする保持枠部材と絶縁プレートとが一体であるため、その分だけ部品点数が低減して電池モジュール、ひいてはバッテリーパックを安価に提供することができる。
さらに、電池モジュールをベース部材に締付け固定した状態で、ボルトの締付力が加圧プレート及びクッション材を介して各電池セル全面に均等に作用し、封止部内で発生したガスを均等に分散するとともに、電池セルを押圧して膨張しないようにすることができる。
請求項2に係る発明によれば、電池セル本体の封止部を積層方向に隣り合う保持枠部材の開口部に嵌合させた状態で、上記電池セル本体の張出部を上記両保持枠部材の枠状保持部で挟んで保持し、かつ上記両保持枠部材の延出部は上記張出部の外側で互いに重合しているため、電池セルを保持枠部材で位置決めした状態で安定して保持することができる。
請求項3に係る発明によれば、検電用ハーネスを保持するハーネス保持部が保持枠部材に設けられているため、別途にハーネス保持部を設ける場合に比べて部品点数を低減することができる。
請求項4に係る発明によれば、隣り合う電池モジュールを互いに接近させて配置しても、両者間に遮断壁があるため、各々の電極タブが接触せず、衝撃の作用による短絡を防止することができるとともに、バッテリーパックを小型化できる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1及び図2はこの発明の実施形態に係るバッテリーパックPを示す。該バッテリーパックPは、例えば、ハイブリッド自動車や燃料電池車等の座席下方の床下に搭載されて使用されるが、これに限らず、他の乗物に搭載されるものであってもよく、乗物用でなくても適用することができる。
上記バッテリーパックPは、矩形箱状の樹脂製収容ケース1と、該収容ケース1内に収容された6個の電池モジュールMとを備えている。
上記収容ケース1は、矩形板状のベース部材3と、該ベース部材3を上方から覆って内部に上記各電池モジュールMを収容する矩形浅皿状のカバー部材5とからなる。
上記ベース部材3は、図5に示すように、6個の矩形載置部3aが僅かに(後述する電池セル本体23(封止部25)の厚みの半分)突出するように上記各電池モジュールMの設置箇所に対応して前後2列に3個ずつ形成されている。また、上記ベース部材3には、2枚の遮断壁7が前後2列の電池モジュールM列に跨って隣り合う電池モジュールM間に立ちはだかるように立設されているとともに、一端側には仕切壁9がスイッチボックス11(図2参照)とその隣の電池モジュールMとの間に立ちはだかるように立設されている。さらに、上記ベース部材3の外周縁及び上記各載置部3a周りには、上記各電池モジュールM及びカバー部材5を固定するためのボルト挿通孔3bが複数個形成されている。
上記カバー部材5は、碁盤目状に配列されたリブ13aを有する天板13と、該天板13の外周縁に一体に形成された4面の側板15とで構成され、一方の長辺側の側板15には、収容ケース1の内部に温調風を導入する導入窓17が電池モジュールM列の隣り合う電池モジュールM間、上記仕切壁9近傍及び一方の短辺側近傍に対応する6箇所に形成されている。また、上記側板15には、ボルト挿通孔15aが上記ベース部材3のボルト挿通孔3bに対応して複数個形成されている。なお、図示しないが、収容ケース1の内部は、図外のブロワが配管により接続されていて、該ブロワの作動により収容ケース1の内部から温調風を導出するようにしている。
一方、上記各電池モジュールMは、図3、図4及び図6に示すように、上下に積層された複数個の電池セル19と、積層方向に隣り合う電池セル19間に介在された樹脂製保持枠部材21とを備えている。
上記各電池セル19は、例えば充放電可能なリチウムイオン二次電池等であり、発電要素(図示せず)が外装材で封止された偏平な矩形板状の電池セル本体23を備え、該電池セル本体23は、上記発電要素を封止する封止部25と、該封止部25の外側方に全周に亘って張り出す張出部27とからなる。上記電池セル本体23の封止部25の一端には、+電極の正極タブ29aが外側方に突出するように一体に形成されているとともに、他端には、−電極の負極タブ29bが外側方に突出するように一体に形成されている。以下、説明の都合上、これら正極タブ29a及び負極タブ29bを「電極タブ」と言うことがある。上記複数個の電池セル19は、上記正極タブ29aと負極タブ29bとが交互に重なるように上下に積層され、かつ積層方向に隣り合う電池セル19の各々の一端側の正極タブ29aと負極タブ29bとが電気的に順次接続するように超音波溶着治具を用いて溶着されて直列に繋げられている。
一方、上記保持枠部材21は、上記電池セル19の張出部27を保持する矩形環状の枠状保持部31を備え、該枠状保持部31の内側には、上記電池セル本体23の封止部25を嵌合して位置決めする矩形状の開口部31aが形成されている。また、上記保持枠部材21の一端には、絶縁プレート33が一体に形成されている。さらに、上記保持枠部材21には、上記電池セル19の非タブ側に対応するように上記枠状保持部31の外側方に延出する2条の延出部35が一体に形成されている。該各延出部35には、3個のボルト挿通孔35aが上記ベース部材3の載置部3a周りのボルト挿通孔3bに対応するように間隔をあけて形成されているとともに、係合突起35bと係合孔35cとがそれぞれ対角位置に形成されている。また、上記各延出部35の両端には、電池セル19の電圧を検出するために電極タブに接続された検電用ハーネス37を保持するハーネス保持部39がそれぞれ矩形に開設され、該ハーネス保持部39には、ハーネス37を挿入するためのスリット39aが形成されている。
そして、複数個の電池セル19は、上下に積層されて直列に繋げられるとともに、積層方向に隣り合う電池セル19間に保持枠部材21が、上記両電池セル19の各々の他端側の正極タブ29aと負極タブ29bとの間に介在されている。この状態で、非接続側の正極タブ29aと負極タブ29bとの間に上記絶縁プレート33が、正極タブ29a及び負極タブ29bと少なくとも重なる範囲で位置している。つまり、絶縁プレート33は交互に逆方向に向きを変えた状態で配置される。本例では、絶縁プレート33は電極タブよりも外側方に延出している。また、積層方向に隣り合う保持枠部材21(延出部35)の係合突起35bと係合孔35cとが互いに係合しているとともに、保持枠部材21の各々の延出部35が電池セル本体23の張出部27の外側で互いに重合し、上記各電池セル19が保持枠部材21により位置ずれしないように整列保持される。これにより、電池モジュールMが構成される。また、ハーネス37が電池セル19の電極タブに接続されてハーネス保持部39に挿入保持される。
このように構成された電池モジュールMは、図3に示すように、ベース部材3の載置部3aに上記各電池セル19の積層方向が上下に向いた状態で載置されて最上部にシート状のクッション材41が載せられ、さらにその上にボルト挿通孔43aを有する加圧プレート43が載せられ、該加圧プレート43、保持枠部材21及びベース部材3のボルト挿通孔43a,35a,3bにスリーブ45を介してボルト47がベース部材3下方から挿通され、該ボルト47の軸部にナット49が螺合している。これにより、電池モジュールMがベース部材3に締付け固定され、この固定状態でボルト47の締付力が上記加圧プレート43及びクッション材41を介して各電池セル19のセル面全体に均等に作用し、封止部25内で発生したガスを均等に分散するとともに、電池セル19を押圧して膨張しないようにしている。したがって、クッション材41、加圧プレート43、スリーブ45、ボルト47及びナット49により、結束具51が構成されている。
このようにしてベース部材3に取り付けられた6個の電池モジュールMは、正極タブ29a及び負極タブ29bが互いに対向するように電気的に直列又は並列に、あるいは直列と並列とが混在するように接続され、CPU基板53(図2参照)が電池モジュールMの上部に載置されて電気的に接続される。
そして、カバー部材5が上方からベース部材3に被せられ、ボルト47がカバー部材5及びベース部材3のボルト挿通孔15a,3bに挿通されてナット(図示せず)に螺合し、6個の電池モジュールMが収容ケース1に収容されたバッテリーパックPが構成される。この状態で、カバー部材5の導入窓17が隣り合う電池モジュールMの電極タブに対応し、導入された温調風で電極タブを冷却するようにしている。
このように、この実施形態では、一端に絶縁プレート33を有する保持枠部材21を上下に隣り合う電池セル19間に介在させて、該両電池セル19を上記保持枠部材21で位置ずれしないように整列保持するとともに、両電池セル19の一方の正極タブ29aと他方の負極タブ29bとの間に絶縁プレート33を配置した。
したがって、保持枠部材21を上下に隣り合う電池セル19間に介在させるだけで、複数個の電池セル19を簡単かつ迅速に位置ずれしないように上下に積層して組み付けることができる。また、電池セル19を位置決めする保持枠部材21と絶縁プレート33とが一体であるため、その分だけ部品点数が低減して電池モジュールM、ひいてはバッテリーパックPを安価に提供することができる。
また、この実施形態では、電池モジュールMを収容ケース1のベース部材3に各電池セル19の積層方向が上下に向いた状態で複数個載置するとともに、これら電池モジュールの最上部にシート状のクッション材41及び加圧プレート43を載せた状態で、ボルト47を加圧プレート43、保持枠部材21及びベース部材3に挿通して各電池モジュールMをベース部材3にそれぞれ締付け固定し、ボルト47の締付力を加圧プレート43及びクッション材41を介して各電池セル19のセル面全体に均等に作用させているため、封止部25内で発生したガスを均等に分散するとともに、電池セル19を押圧して膨張しないようにすることができる。
さらに、この実施形態では、電池セル本体23の封止部25を上下に隣り合う保持枠部材21の開口部31aに嵌合させた状態で、上記電池セル本体23の張出部27を上記両保持枠部材21の枠状保持部31で挟んで保持し、かつ上記両保持枠部材21の延出部35は上記張出部27の外側で互いに重合しているため、電池セル19を保持枠部材21で位置決めした状態で安定して保持することができる。
また、この実施形態では、検電用ハーネス37を保持するハーネス保持部39が保持枠部材21に設けられているため、別途にハーネス保持部を設ける場合に比べて部品点数を低減することができる。
さらにまた、この実施形態では、隣り合う電池モジュールMを互いに接近させて配置しても、両者間に遮断壁7があるため、各々の電極タブが接触せず、衝撃の作用による短絡を防止することができるとともに、バッテリーパックPを小型化できる。
この発明は、複数個の電池セルを正極タブと負極タブとが交互に重なるように積層して直列に繋げた電池モジュールを、複数個電気的に接続して収容ケース内に収容したバッテリーパックに有用である。
実施形態においてカバー部材を取り付ける前のバッテリーパックを示す斜視図である。 実施形態においてベース部材に電池モジュール、CPU基板及びスイッチボックスが取り付けられた状態の正面図である。 電池モジュールの略半分の領域を示す図2のIII −III 線に相当する断面図である。 実施形態において電池モジュールの電極タブ側を示す正面図である。 実施形態におけるベース部材の斜視図である。 実施形態において電池セルと保持枠部材とを交互に配置した組付け前の斜視図である。
1 収容ケース
3 ベース部材
5 カバー部材
7 遮断壁
19 電池セル
21 保持枠部材
23 電池セル本体
25 封止部
27 張出部
29a 正極タブ
29b 負極タブ
31 枠状保持部
31a 開口部
33 絶縁プレート
35 延出部
37 ハーネス
39 ハーネス保持部
41 クッション材
43 加圧プレート
47 ボルト
51 結束具
M 電池モジュール
P バッテリーパック

Claims (4)

  1. 発電要素が外装材で封止された偏平な矩形板状の電池セル本体(23)を備え、該電池セル本体(23)の一端から+電極の正極タブ(29a)が外側方に突出するとともに、他端から−電極の負極タブ(29b)が外側方に突出してなる複数個の電池セル(19)を、上記正極タブ(29a)と負極タブ(29b)とが交互に重なるように積層し、かつ積層方向に隣り合う電池セル(19)の各々の一端側の正極タブ(29a)と負極タブ(29b)とが電気的に順次接続するように直列に繋げ、一端に絶縁プレート(33)を有する保持枠部材(21)を、非接続側の正極タブ(29a)と負極タブ(29b)との間に上記絶縁プレート(33)が正極タブ(29a)及び負極タブ(29b)と少なくとも重なる範囲で位置するように積層方向に隣り合う電池セル(19)の各々の他端側の正極タブ(29a)と負極タブ(29b)との間に介在させ、上記各電池セル(19)が保持枠部材(21)により位置ずれしないように整列保持された電池モジュール(M)を構成し、
    該電池モジュール(M)をベース部材(3)とカバー部材(5)とからなる収容ケース(1)の上記ベース部材(3)上記各電池セル(19)の積層方向が上下に向いた状態で複数個載置して互いに電気的に接続するとともに、これら電池モジュール(M)の最上部にシート状のクッション材(41)を載せ、かつ該クッション材(41)の上に加圧プレート(43)を載せた状態で、ボルト(47)を上記加圧プレート(43)、保持枠部材(21)及びベース部材(3)に挿通して上記各電池モジュール(M)上記ベース部材(3)にそれぞれ締付け固定し、上記ボルト(47)の締付力を上記加圧プレート(43)及びクッション材(41)を介して各電池セル(19)のセル面全体に均等に作用させていることを特徴とするバッテリーパック。
  2. 請求項1に記載のバッテリーパックにおいて、
    電池セル本体(23)は、発電要素を封止する封止部(25)と、該封止部(25)の外側方に張り出す張出部(27)とからなり、
    保持枠部材(21)は、上記電池セル本体(23)の封止部(25)を嵌合して位置決めする開口部(31a)を有し、上記張出部(27)を保持する枠状保持部(31)と、電池セル(19)の非タブ側に対応するように上記枠状保持部(31)の外側方に延出する延出部(35)とをさらに有し、
    電池セル(19)を積層方向両側から挟む保持枠部材(21)の各々の延出部(35)は、上記電池セル本体(23)の張出部(27)の外側で互いに重合していることを特徴とするバッテリーパック。
  3. 請求項1又は2に記載のバッテリーパックにおいて、
    保持枠部材(21)には、電池セル(19)の電圧を検出するための検電用ハーネス(37)を保持するハーネス保持部(39)が設けられていることを特徴とするバッテリーパック。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のバッテリーパックにおいて、
    ベース部材(3)には、正極タブ(29a)及び負極タブ(29b)を対向させて隣り合う電池モジュール(M)間に立ちはだかるように遮断壁(7)が立設されていることを特徴とするバッテリーパック。
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