JP4799287B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に用いられる現像装置およびその現像装置を備える画像形成装置に関する。
電子写真方式を採用した画像形成装置に使用される現像剤は、トナーのみからなる1成分現像剤と、トナーおよびキャリアからなる2成分現像剤とが知られている。
2成分現像剤を用いる場合は、トナーおよびキャリアからなる現像剤を現像剤槽内で攪拌して、トナーを帯電させ、キャリアの表面にトナーを付着させた状態にする。この状態の現像剤は、現像ローラ外周に付着し、静電潜像を担持した感光体ドラムと現像ローラとの対向位置にある現像領域へと搬送される。これにより十分なトナーの搬送量が得られ、高濃度の画像を得ることができる。
しかし、2成分現像剤を用いた場合は、現像濃度を一定に維持するためにトナーとキャリアとの混合比を一定に維持する必要があり、現像剤槽等を備える現像装置全体の構成が複雑になるという問題がある。
また、1成分現像剤を用いる場合は、2成分現像剤を用いる場合に対して取り扱いが簡便である。1成分現像剤としては、非磁性トナーが知られており、この非磁性トナーが現像ローラとトナーの層厚を規制するブレード板との間のニップ領域に搬送される。これにより、現像ローラの周面には、一定膜厚のトナー層が付着し、このトナー層が感光体ドラムと現像ローラとの対向位置にある現像領域に搬送される。
一方、近年、カラー電子写真方式を採用した画像形成装置が普及してきている。この画像形成装置においては、例えば感光体ドラムに対して帯電、露光、現像の各工程を行うトナー画像形成部を横方向に複数配置すると共に、各トナー画像形成部の感光体ドラムの対向位置に記録媒体を順次転送する転写搬送ベルトを設けている。
各トナー画像形成部では、相互に異なる色、つまりブラック、シアン、マゼンタおよびイエローのトナー画像を感光体ドラム上に形成し、これらのトナー画像を、転写搬送ベルトを介して、普通紙やOHPシート等の最終的な記録媒体上に順次転写させるか、又は転写搬送ベルト上で搬送されている記録媒体上に直接順次転写させる。
この様な各トナー画像形成部を並設した画像形成装置をタンデム方式と称している。このタンデム方式の画像形成装置は、一つの感光体ドラムを用いて、転写ドラムに巻き付けられた紙にトナー画像を重ね合わせるという他の方式と比較すると、画像形成速度が速いという利点を有している。また、前述した1成分現像剤である非磁性トナーを用いる場合は、高画質化およびカラー対応等の点で、優れていると言われている。
また、近年の環境問題への配慮等から、記録媒体上のトナーを定着する定着装置に使用されていたシリコーンオイル等の代わりに、定着装置との離形性を上げるためのワックス等の各種添加物をトナー自身に添加するという技術が採用されている。
さらに、カラー電子写真方式の画像形成装置においては、2色以上のトナーを重ねた状態で定着が行われることから、より定着性の高いトナーが求められている。
また、省エネのため、より低い温度での定着を可能とする平均分子量の低いトナーを用いる傾向にある。
さらに、高解像度を目的として、トナー粒径がより小さくなる傾向にある。
この様な近年のトナーは、それ以前のトナーと比較すると、現像剤槽内で凝集し易い。これを防止するために、現像剤槽には撹拌機構が設けられているが、内部構造が複雑な現像剤槽では、十分に撹拌されないデッドスペースが存在する。
例えば、図10に示す様な従来の現像剤装置では、攪拌ブレード102が現像剤槽101内で回転されて、トナーが攪拌されるものの、攪拌ブレード102上方に、トナーが攪拌されないデッドスペース103が存在し、このデッドスペース103のトナーが凝集して、トナーの補給が満足に行われないという現象が生じた。
そこで、従来は、現像剤槽の外壁面に衝撃を与えたり、新たな撹拌機構を現像剤槽内に付設したりする等の方法によって、デッドスペースのトナーの凝集を解すようにしていた。
しかしながら、これらの方法では、振動音が発生したり、新たな駆動装置が必要となったりするという問題があった。
このため、特許文献1では、図11および図12に示すように現像剤槽111内に攪拌用ブレード112およびコイル状スプリング113を設けておき、攪拌用ブレード112を回転させて、トナーを攪拌し、かつ攪拌用ブレード112をコイル状スプリング113に接触させて、コイル状スプリング113を現像剤槽111内の攪拌用ブレード112が届かないスペースに移動させつつ変形させて、コイル状スプリング113により該スペースのトナーを撹拌している。
特許第2935667号公報
ところで、特許文献1のように攪拌用ブレード112の接触によりコイル状スプリング113を弾性変形させるには、コイル状スプリング113を非常に薄くもしくは細くするか、または柔軟な材質で構成する必要がある。
しかしながら、コイル状スプリング113を非常に薄くもしくは細くするか、柔軟な材質で構成すると、コイル状スプリング113によるトナーの撹拌能力が低下して、凝集したトナーを解すことができなくなる。
また、攪拌用ブレード112がコイル状スプリング113にからみ易くなり、攪拌用ブレード112を回転駆動するモーターにロックが生じてしまう。
また、コイル状スプリング113として、十分な弾性力を有するものを適用した上で、攪拌用ブレード112の接触によりコイル状スプリング113を弾性変形させるには、攪拌用ブレード112の回転力を非常に大きくする必要がある。この場合は、攪拌用ブレード112を回転駆動するモーターのトルクを高くせねばならず、モーターの消費電力が大きくなる。しかも、モーターの消費電力の殆どが、トナーの攪拌に直接かかわらず、コイル状スプリング113の変形のために用いられることから、非常に効率が悪くなる。
また、スプリング形状にすることにより、スプリングのピッチが細かな場合やトナーが現像層内に十分みたされている場合にはその効果は著しく低下し、最悪の場合にはスプリングそのものがトナーの移動を阻害する要因になる。
そこで、本発明は、上記の実情を考慮してなされたものであって、現像剤槽内の現像剤を効率的にかつ確実に解し、現像剤の凝集を防止すると共に、現像部に安定的にトナーが移動することが可能な現像装置およびそ画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明を次のように構成する。
本発明の現像装置は、現像剤を現像剤槽に収容しておき、攪拌部材を現像剤槽内で回転させて、現像剤を攪拌しつつ、現像剤を現像剤槽から現像部へと供給する現像装置において、該現像装置は、該攪拌部材の上方に位置する攪拌連動部材を備えており、該攪拌連動部材は、複数の回転体の周縁部を複数の棒状部材で連結して構成され、該攪拌連動部材の移動領域を規制する規制支軸が、前記攪拌連動部材の両端に挿入されたものであり、前記攪拌部材と前記回転体が接触することによって前記回転体が上下動する現像装置を特徴とする。
攪拌連動部材は、その移動領域が攪拌部材の回転移動領域に干渉するため、攪拌部材に接触して移動すると同時に回転し、現像剤槽内の撹拌部材が届かないスペースのトナーの凝集を解し、現像剤槽からの現像剤の補給をスムーズにすることができる。
また、攪拌連動部材を弾性変形させる必要性はなく、このために攪拌部材が攪拌連動部材にからまず、攪拌部材の回転力が攪拌連動部材の弾性変形のために費やされずに済み、攪拌部材の回転力を格別に大きくする必要がない。
さらに、攪拌連動部材は、その移動領域が規制部材により規制されるため、攪拌部材の回転を阻害したり、その移動領域が攪拌部材の回転移動領域から全く外れたりすることがなく、移動や回転が停止せず、トナーの凝集を常に解すことができる。
また、本発明の現像装置においては、前記攪拌連動部材の下方に位置する攪拌部材側に、該攪拌連動部材を付勢する付勢手段を、該攪拌連動部材の上方の位置に備え、該攪拌連動部材が該攪拌部材に接触し回転・振動動作をするようにしている。
この様な付勢手段が設けられると、常にかつ確実に、攪拌連動部材の移動領域と攪拌部材の回転移動領域が相互干渉し、攪拌連動部材が攪拌部材に接触して移動回転し、攪拌連動部材は継続的に回転・振動動作を行い、それにより現像剤槽内のトナーの凝集がほぐされ、現像剤槽からの現像剤補給がスムーズに行われることになる。
さらに、本発明の現像装置においては、前記攪拌連動部材の回転体間を連結し、現像剤を解す役割をする棒状部材の断面積比率が、該回転体の断面の外周内全面積に対して10%以下であり、現像剤槽から現像部への現像剤の移動を妨げることなく補給がスムーズに行われることになる。
また、前記攪拌連動部材は、前記攪拌部材の回転移動領域において該攪拌部材と接触し回転移動を行うために、該攪拌連動部材の回転体の外周が凹凸形状に形成されており、それにより回転移動がスムーズに行われることになる。
さらに、前記攪拌連動部材は、前記攪拌部材の上方の位置に、少なくとも一つ以上の攪拌連動部材を配列しており、二つ以上の攪拌連動部材からなる場合には、同一あるいは異なる形状を有するようにした。
一方、本発明の画像形成装置は、上記本発明の現像装置を備えている。
この様な本発明の画像形成装置においても、上記本発明の現像装置と同様の作用および効果を達成することができる。
本発明によれば、攪拌連動部材は、その移動領域が攪拌部材の回転移動領域に干渉するように設定され、攪拌部材と攪拌部材側に付勢する付勢手段に接触して、上下に振動すると同時に回転し、現像剤槽内の撹拌部材が届かないスペースのトナーの凝集を解し、現像剤槽からの現像剤の補給をスムーズにする。
また、連動部材を弾性変形させる必要性はなく、このために攪拌部材が連動部材にからまず、攪拌部材の回転力が攪拌連動部材の弾性変形のために費やされずに済み、攪拌部材の回転力を格別に大きくする必要がない。
さらに、攪拌連動部材は、その移動領域が規制部材により規制されるため、攪拌部材の回転を阻害したり、その移動領域が攪拌部材の回転移動領域から全く外れたりすることがなく、移動や回転が停止せず、トナーの凝集を常に解すことができ、現像剤槽からの現像剤補給がスムーズに行われる。
以下、図面を参照して本発明の現像装置およびその現像装置を備える画像形成装置に係る好適な実施形態を説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置100の構成を示す縦断面図であり、同図において、画像形成装置100は、記録用紙P上にトナー画像を形成する第1乃至第4画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdと、第1乃至第4画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdの感光体ドラム22a、22b、22c、22dを露光するための各レーザービームスキャナユニット27a、27b、27c、27dとを備える。
転写搬送ベルト16に近接して、第1画像形成ステーションPa、第2画像形成ステーションPb、第3画像形成ステーションPc、および第4画像形成ステーションPdが、転写搬送ベルト16の上流側から順に並設されている。これらの画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdは、実質的に同一の構成とされており、また、レーザービームスキャナユニット27a、27b、27c、27dも、実質的に同一の構成とされている。このため、以下の説明において、同一構成の説明の符号は、第1画像形成ステーションPaおよびレーザービームスキャナユニット27aのものを代表して記載し、第2、第3、および第4画像形成ステーションPb、Pc、Pd並びにレーザービームスキャナユニット27b、27c、27dのものに対応する符号は省略する。
第1画像形成ステーションPaは、図1に示す矢印F方向に回転駆動され、静電潜像が形成される感光体ドラム22aと、感光体ドラム22aを一様に帯電する帯電器23aと、感光体ドラム22a上に形成された静電潜像を現像する現像装置24aと、現像された感光体ドラム22a上のトナー画像を記録用紙Pへ転写する転写用放電器25aと、感光体ドラム22a上に残留するトナーを除去するクリーニング装置26aとを備える。これらの帯電器23a、現像装置24a、転写用放電器25aおよびクリーニング装置26aは、感光体ドラム22aの回転方向Fに沿って周辺に順次配設されている。
レーザービームスキャナユニット27aは、感光体ドラム22aの上側に配設されており、画像データに応じて変調されたドット光を発する半導体レーザー素子(図示せず)と、半導体レーザー素子からのレーザービームを主走査方向に偏向させるためのポリゴンミラー271と、ポリゴンミラー271により偏向されたレーザービームを感光体ドラム22aの表面に結像させるための非軸対称非球面レンズ(fθレンズ)272と、ミラー273、274とを備える。
レーザービームスキャナユニット27aにはカラー原稿画像の黒色成分像に対応する画素信号が、レーザービームスキャナユニット27bにはカラー原稿画像のシアン色成分像に対応する画素信号が、レーザービームスキャナユニット27cにはカラー原稿画像のマゼンタ色成分像に対応する画素信号が、そして、レーザービームスキャナユニット27dにはカラー原稿画像のイエロー色成分像に対応する画素信号がそれぞれ入力される。
これにより色変換された原稿画像情報に対応する静電潜像が各感光体ドラム22a、22b、22c、22d上に形成される。現像装置24aには黒色のトナーが、現像装置24bにはシアン色のトナーが、現像装置24cにはマゼンタ色のトナーが、現像装置24dにはイエロー色のトナーが、それぞれ収容されており、各感光体ドラム22a、22b、22c、22d上の静電潜像は、これら各色のトナーにより現像される。これにより、画像読み取り部にて色変換された原稿画像情報が各色のトナー画像として再現される。
前述した第1画像形成ステーションPaと給紙機構11との間には用紙吸着用帯電器28が配設されており、この用紙吸着用帯電器28は、転写搬送ベルト16の表面を帯電させることにより、給紙機構11から供給された記録用紙Pを転写搬送ベルト16上に確実に吸着させた状態にして第1画像形成ステーションPaから第4画像形成ステーションPdの間をずれることなく搬送させるものである。
また、第4画像形成ステーションPdと定着装置17との間、かつ、駆動ローラ14の略真上には除電器29が配設されている。この除電器29には、転写搬送ベルト16に静電吸着されている記録用紙Pを転写搬送ベルト16から分離するための交流電流が印加されている。
本実施形態の画像形成装置では、記録用紙Pとしてカットシート状の紙が使用される。この記録用紙Pは、給紙カセットから送り出されて給紙機構11の給紙搬送経路のガイド内に供給されると、その先端部分がセンサ(図示せず)にて検知され、このセンサから出力される検知信号に基づいて一対のレジストローラ12により一旦停止される。
この記録用紙Pは、各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdとタイミングをとって図1の矢印Z方向に回転している転写搬送ベルト16上に送られる。このとき、転写搬送ベルト16には、前述したように用紙吸着用帯電器28によって所定の帯電が施されていることから、記録用紙Pが各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdの通過中に安定して搬送される。
各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdにおいては、各色のトナー画像がそれぞれ形成され、各トナー画像は、転写搬送ベルト16により静電吸着されて搬送される記録用紙P上に重ね合わされる。第4画像形成ステーションPdによる画像の転写が完了すると、記録用紙Pは、その先端部分から順次、除電器29により転写搬送ベルト16上から剥離され、定着装置17へと導かれる。最後に、トナー画像が定着された記録用紙Pは、用紙排出口(図示せず)から排紙トレイ20上へと排出される。
尚、本実施形態の画像形成装置では、レーザービームスキャナユニット27aによってレーザービームを走査して感光体ドラム22aを露光することにより、光書き込みを行っているが、このレーザービームスキャナユニット27aの代わりに、発光ダイオードアレイと結像レンズアレイからなる書き込み光学系(LEDヘッド)を用いてもよい。LEDヘッドは、レーザービームスキャナユニット27aに比べてサイズも小さく、また可動部分がなく無音である。よって、複数の光書き込みユニットを必要とするタンデム方式の画像形成装置には好適である。
図2は、本発明の画像形成装置における第1画像形成ステーションPaを示す模式図である。尚、その他の第2乃至第4画像形成ステーションPb、Pc、Pdについては、同一構成のため説明を省略する。
感光体ドラム22aの周辺には、感光体ドラム22aの表面電位を−500V一定になるように帯電させる帯電器23aと、感光体ドラム22aを露光し、静電潜像を感光体ドラム22aの表面上に形成するレーザービームスキャナユニット27a(図示せず)と、感光体ドラム22aとニップ領域で接触して、トナーを感光体ドラム22aに供給することにより感光体ドラム22aの表面上に形成された静電潜像を現像するトナー担持体である現像ローラ34aと、感光体ドラム22aの表面上に残留するトナーを除去するクリーニング装置26aとが、感光体ドラム22aの回転方向Fに沿って周辺に順次配設されている。
感光体ドラム22aは、金属又は合成樹脂材料製の導電性基体と、導電性基体の表面に形成される下引き層と、下引き層の表面に形成される感光層とを備え、図に示すFの方向に回転するように構成されている。
現像ローラ34aは、図に示すEの方向に回転するように構成されている。この回転は、モーター等の動力源と、歯車等により構成される動力伝達機構とを備える回転駆動部38aによって実現されている。
現像ローラ34aは、導電性支持体を中心とし、その周りを弾性体によって覆ったものである。弾性体は、カーボンブラックなどの導電化剤を添加することによって導電性と弾性とを有するゴム材料から形成される。例えば、ウレタン系ゴム、シリコーン系ゴム、NBR(Nitrile−Butadiene Rubber)系ゴムを挙げることができる。尚、本実施形態の弾性体は、体積抵抗が例えば5×10Ωcmのポリウレタンゴムにて形成されているものとする。
この弾性体の表面には、現像ローラ34aの表層をなすコート層を設けてある。このコート層は、トナーを担持する層であるため、トナーの搬送性、トナーフィルミングの防止性、耐摩性、トナーの所定極性への帯電性、弾性体との接着性、および弾性体の機械的変形への追従性等が良好となるような材料が選択される。例えば、ナイロンあるいはビニール、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、含フッ素樹脂などの材料が好適であり、コート層は、これらの合成樹脂をベース材料とし、トナーとの帯電を促進する材料と、導電性を確保するためのカーボンとを分散するなどの処理を行い、弾性体上にコーティングされたものである。
現像ローラ34aの硬度は、アスカーCにおいて50〜90度が好ましく、体積抵抗率は、10〜10Ωcmが好ましく、10〜10Ωcmのとき、現像ローラ34aの特性が最も良くなる。
現像ローラ34aには、トナーを現像ローラ34aに供給するためのスポンジローラ35aを接触させて配設してあり、また、現像ローラ34aの表面上のトナー層厚を規制すると共に、トナーを帯電させる規制部材であるドクターブレード36aも接触させて配設してある。
スポンジローラ35aは、体積抵抗率約10Ωcm、セル密度80〜140個/インチ、アスカーC硬度60度〜アスカーC硬度30度の導電性ウレタンフォームからなる直径20mmの導電性弾性発泡体ローラである。
ドクターブレード36aは、ステンレスやリン青銅等の薄板状バネ部材を用い、所要の圧接力を付与するように現像ローラ34aに当接させている。当接方法としては、自由端の方が固定端よりも現像ローラ34aの回転方向上流側に位置するカウンター当接方式を採用している。
前述したような画像形成装置に使用されるトナーは、平均粒子径が4〜9μmとされた微粒子である。このような微粒子の製造方法としては、樹脂や着色剤等を溶融混練後、粉砕、分級するいわゆる粉砕法が一般的である。また、湿式法と呼ばれるトナーの製造方法が提案されており、この湿式法は、着色剤や添加剤などを分散させた単量体(モノマー)を分散安定剤の存在下に、水性媒体中において重合させる懸濁重合法、乳化重合法または転相乳化法等がある。
トナーに使用する結着樹脂材料には、例えば、ポリスチレンまたはポリスチレン−アクリル酸エステル共重合体などのスチレン系樹脂、塩化ビニール樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエーテルポリオール樹脂、ポリウレタン樹脂またはポリビニルブチラール樹脂等の群から選ばれる1種または2種以上が用いられてもよい。
また、結着樹脂材料は、合成段階から結晶性ワックス類または非相溶性物質が予め微分散されたものであってもよい。
しかしながら、前述した結着樹脂材料の中でも、ポリエステル樹脂またはポリエーテルポリオール樹脂が、樹脂弾性などの熱的性質に優れていることから、これらを結着樹脂材料に用いることが望ましい。
ポリエステル樹脂またはポリエーテルポリオール樹脂のガラス転移点温度(Tg)は、トナーの熱定着性、保存安定性などの点から、50〜90℃なる範囲内が適切である。また、ポリエステル樹脂またはポリエーテルポリオール樹脂の数平均分子量(Mn)としては、3,000〜100,000なる範囲内が適切である。3,000未満である場合には粒子化が困難であり、100,000以上の場合には、転相乳化の際に高粘度となり、粒子径や分布の制御などに影響を与えるために好ましくない。
トナーに用いられる着色剤としては、これまでに、トナー用材料として用いられているような各種の染料類や顔料類等であれば特別の制限は無く、以下に示されるような有機または無機の各種、各色の染料や顔料が使用可能である。すなわち、黒色の着色剤としては、カーボンブラック、酸化銅、二酸化マンガン、アニリン・ブラック、活性炭、非磁性フェライト、磁性フェライトまたはマグネタイト等が挙げられる。
また、黄色の着色剤としては、黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルーイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCGまたはタートラジンレーキ等の化合物が挙げられる。
また、橙色の着色剤としては、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダスレンブリリアントオレンジRK、べンジジンオレンジGまたはインダスレンブリリアントオレンジGK等の化合物が挙げられる。
また、赤色の着色剤としては、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ビラゾロンレッド、ウオッチングレッド、カルシウム塩、レーキレッドC、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキまたはブリリアントカーミン3B等の化合物が挙げられる。
また、紫色の着色剤としては、マンガン紫、ファストバイオレットBまたはメチルバイオレットレーキ等の化合物が挙げられる。
また、青色の着色剤としては、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルーまたはインダスレンブルーBC等の化合物が挙げられる。
また、緑色の着色剤としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピクメントグリーンB、マイカライトグリーンレーキまたはファイナルイエローグリーンG等の化合物が挙げられる。
さらに、白色の着色剤としては、亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白または硫化亜鉛等の化合物が挙げられる。
静電潜像を現像するトナー中には、上記のような材料以外にも、マグネタイト、ヘマタイト若しくは各種フェライト等の磁性粉、オフセット防止剤または帯電制御剤等の成分も必要に応じて配合できる。
トナーの定着性の改良などの目的で用いられるオフセット防止剤は、これまでにトナー用材料として用いられていれば特別の制限は無く、以下に示されるようなものが使用可能である。
例えば、パラフィンワックス、酸化パラフィンワックス若しくはマイクロクリスタリンワックス等のような石油ワックス、モンタンワックス等のような鉱物ワックス、みつろう若しくはカルナバワックス等のような動植物ワックス、または、ポリオレフィンワックス(ポリエチレン若しくはポリプロピレン等)、酸化ポリオレフィンワックス若しくはフィッシャートロプシュワックス等のような合成ワックス等が挙げられる。これらオフセット防止剤は単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
帯電制御剤は、低分子化合物から高分子化合物まで種々の物質が使用できるが、例えば、4級アンモニウム塩化合物、ニグロシン系化合物、有機金属錯体、キレート化合物、アミノ基を有するモノマーを、単独重合、あるいは、共重合させた高分子化合物等が挙げられる。
また、帯電調整および表面抵抗調整などの目的で添加される外添剤または流動化剤には、シリカ微粉体、酸化チタン微粉体またはアルミナ微粉体等の無機微粉体が好適に用いられる。これらの無機微粉体は、疎水化および帯電性コントロールのために、シリコーンワニス、各種変性シリコーンワニス、シリコーンオイル、各種変性シリコーンオイル、シランカップリング剤、官能基を有するシランカップリング剤、その他有機ケイ素化合物のような処理剤で処理されているものであってもよい。また、前述した処理剤から選ばれる1種または2種以上が用いられてもよい。
さらに、他の添加剤として、例えばポリテトラフルオロニチレン、ステアリン酸亜鉛、ポリフッソ化ビニリデンまたはシリコーンオイル粒子(約40%のシリカ含有)等の滑剤が好適に用いられる。また、トナー粒子と逆極性の白色微粒子を現像性向上剤として少量用いてもよい。
ところで、各現像装置24a〜24dに多量のトナーを収容しておけば、現像装置の交換周期を長くすることが可能になる。
前述したようなタンデム方式の画像形成装置においては、各現像装置24a〜24dを近接配列していることから、各現像装置24a〜24dに多量のトナーを収容するには、各現像装置24a〜24dのトナー槽39を縦長にする必要がある。また、通常、トナー槽39内の攪拌ブレードは、回転することによってトナーを撹拌している。しかしながら、1つの攪拌ブレードのみでは、攪拌ブレードが届かず、トナーが十分に攪拌されないデッドスペースが縦長のトナー槽39内に生じる。
これを解消するには、例えば複数の撹拌ブレードを縦長のトナー槽39内に配列して設け、デッドスペースを生じないようにすることが考えられる。ところが、各撹拌ブレードをトナー槽39外部からの駆動力により回転させるには、各撹拌ブレード別に、外部の駆動力をトナー槽39内に伝達する駆動力伝達機構を設ける必要がある。そして、トナーが前述したように非常に微細な粒子であり、トナーがトナー槽39の僅かな隙間から漏れ出す可能性があることから、そのような駆動力伝達機構として、密閉性を有するものが要求される。しかしながら、このような密閉性を有する駆動力伝達機構をそれぞれの攪拌ブレードに付設すると、現像装置のコストが上昇してしまう。
そこで、本実施形態では、1つの攪拌ブレードおよび樹脂にて構成された攪拌連動部材をトナー槽39内に設け、1つの攪拌ブレードを外部の駆動力により回転させると共に、コイル状連動部材を攪拌ブレードに追従運動させ、攪拌ブレードおよびコイル状連動部材によりトナー槽39内のトナーを攪拌し、これによりトナーが攪拌されないデッドスペースを生じないようにしている。
図3は、各現像装置24a〜24dの内部構造を示す断面図である。
前述したように現像ローラ34aには、トナーを現像ローラ34aに供給するためのスポンジローラ35aを接触させている。また、現像ローラ34aには、現像ローラ34aの表面上のトナー層厚を規制すると共に、トナーを帯電させる規制部材であるドクターブレード36aも接触させている。
トナー槽39には、トナーを撹拌するために、攪拌ブレード40を設けている。攪拌ブレード40は、図示しない外部の動力源から駆動力伝達機構を介して回転力を付与されて回転し、トナー槽39内のトナーを攪拌して、トナーの凝集を防ぐと共に、現像ローラ34aやスポンジローラ35aへとトナーを供給する。
また、攪拌ブレード40の上方に攪拌連動部材41を設け、攪拌連動部材41の上方に弾性板材43を設けている。攪拌連動部材41は、樹脂にて構成されている。また、弾性板材43は、50から300μm程度のPETフイルムにより形成され、トナー槽39の壁面に両面テープ等で貼り付けられている。
図4は、図3のb−bに沿う断面図を示している。図4は、攪拌連動部材41が、複数の攪拌連動部材41a、41b、41c、41dに分割された場合を示しており、各攪拌連動部材41a、41b、41c、41dが配列してなる。
規制支軸44は、複数の規制支軸44a〜44hに分割されたものであり、両側の規制支軸44a、44hをトナー槽39の各側壁39a,39bに突設し、他の各規制支軸44b〜44gをトナー槽39の側壁39cに突設された各アーム39dにより支持している。各規制支軸44a、44bを攪拌連動部材41aの両端に挿入して、攪拌連動部材41aを支持している。同様に、規制支軸44c、44dを攪拌連動部材41bの両端に挿入して、攪拌連動部材41bを支持し、また規制支軸44e、44fを攪拌連動部材41cの両端に挿入して、攪拌連動部材41cを支持し、さらに、規制支軸44g、44hを攪拌連動部材41dの両端に挿入して、攪拌連動部材41dを支持している。
図5では、攪拌連動部材片の回転体の断面形状において、回転体と回転体を連結し現像剤を解す役割をする棒状部材が2本あり、その断面積比率が、回転体の断面の外周内全面積に対して4%の攪拌連動部材41b、41cを示す。攪拌連動部材片は、攪拌部材と接触し回転移動を行うために、攪拌連動部材片の回転体の外周が凹凸形状に形成されている。
図6では、回転体と回転体を連結し現像剤を解す役割をする棒状部材が3本あり、その断面積比率が、回転体の断面の外周内全面積に対して6%である攪拌連動部材41a、41dを示す。
ここで、上記の棒状部材の断面積比率は、回転体の断面の外周内全面積に対して少なくとも10%以下であればよい、このような割合で棒状部材を設けるようにすれば、現像剤槽から現像部への現像剤の移動を妨げることなく補給がスムーズに行われることになる。
攪拌連動部材41を複数の攪拌連動部材41a〜41dに分割していることから、複数の攪拌連動部材41a〜41dの形状をそれぞれ異なるものにして組み付けることができる。もちろん、攪拌連動部材41を両端の部分のみに組み付けることも可能であり、また、攪拌連動部材が分割されていない一つの攪拌連動部材41であってもよい。
ここで、図3に示すように攪拌連動部材41は、規制支軸44を通されて支持されているので、一定の領域内で移動自在である。そして、攪拌連動部材41の移動領域は、攪拌ブレード40の回転移動領域Sと干渉する。また、攪拌連動部材41は、弾性板材43により下方に押されて、攪拌ブレード40側に常に付勢されている。
攪拌ブレード40は、外部からの回転力を付与されて回転し、トナー槽39内のトナーを攪拌する。攪拌ブレード40が図3および図4に示すように回転移動領域Sの下側で回転移動している限り、攪拌連動部材41は、攪拌ブレード40に接触することがなく弾性板材43により押されて下方に移動する。
次に、攪拌ブレード40が図7および図8に示すように回転移動領域Sの上側で回転移動しているときに、攪拌連動部材41は、攪拌ブレード40に接触し攪拌ブレード40により上方に押し上げられ、かつ攪拌ブレード40との摺接により一方向に回転させられる。
さらに、攪拌ブレード40が再び回転移動領域Sの下側へと回転移動すると、攪拌連動部材41が弾性板材43により押されて下方に移動する。
以降同様に、攪拌ブレード40の回転移動に伴って、図3および図4の状態と図7および図8の状態とが繰り返され、攪拌連動部材41が上下に振動しつつ一方向に回転する。
このため、縦長のトナー槽39において、攪拌ブレード40が届かない上方のスペースであっても、攪拌連動部材41により該スペースのトナーが攪拌され、トナーの擬集が解される。これにより、トナー槽39内のトナー全体が攪拌され、トナー全体の擬集が解され、延いては画像形成装置により記録される画像の品質が向上しかつ安定化する。
さらに、攪拌連動部材41は、前述した特許文献1のコイル状スプリング113(図11および図12参照)のように弾性変形する必要がないので、攪拌ブレード40の回転トルクを大きくする必要がない。
また、攪拌連動部材41は、その移動領域を規制支軸44bにより制限されていることから、攪拌ブレード40に接近し過ぎて、攪拌ブレード40の回転を阻害したり、攪拌ブレード40の回転移動領域Sから遠ざかって、攪拌ブレード40に接触しなくなったりすることがなく、トナーの攪拌不良を招くことがない。
図9は、現像装置の変形例を示す断面図である。尚、図9において、図3の装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付し、その説明を省略する。
ここでは、トナー槽39の上側に、トナー補給容器50を着脱自在に設けている。トナー補給容器50では、攪拌ブレード52を設けて、攪拌ブレード52を回転させ、内部のトナーを撹拌している。トナー補給容器50の下部には、トナーを該トナー補給容器50から現像装置24aのトナー槽39へと補給するための補給口51を設けている。
補給口51から補給されたトナーは、この補給口51付近で圧縮されパッキングしやすくなる。ところが、攪拌連動部材41の上下振動および回転によって、補給口51付近のトナーが解されるので、トナーが擬集せず、トナーがトナー補給容器50からトナー槽39へとスムーズに補給される。
また、トナー補給容器50には、トナーの残量検知部(図示せず)を設けている。残量検知部は、トナー補給容器50内のトナーの残量が少なくなると、この旨をユーザに通報して、トナー補給容器50の交換を促す。これにより、トナーが無くなる前に、トナーを補給することが可能となる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、カラー画像を形成する画像形成装置だけではなく、白黒画像のみを形成する画像形成装置に対しても、本発明を適用することができる。
また、現像剤槽内の現像剤を攪拌する攪拌部材を備えていれば、如何なる構造の現像装置であっても、本発明を適用することができる。
本発明の画像形成装置の一実施形態の構成を示す縦断面図である。 図1の画像形成装置における画像形成ステーションを示す模式図である。 図2の画像形成ステーションにおける現像装置の内部構造を示す断面図である。 樹脂連動部材を示す正面図である。 攪拌連動部材の構成図(下視図、側面図)および断面図である。 攪拌連動部材の他の構成図(下視図、側面図)および断面図である。 図3の現像装置におけるトナー槽の作動状態を示す断面図である。 図4の樹脂連動部材の作動状態を示す正面図である。 現像装置の変形例を示す断面図である。 従来の現像装置を示す断面図である。 従来の他の現像装置を示す断面図である。 図11の現像装置の作動状態を示す断面図である。
符号の説明
E…現像ローラの回転方向、F…感光体ドラムの回転方向、P…記録用紙、Pa〜Pd…第1〜第4画像形成ステーション、S…攪拌ブレードの回転移動領域、Z…転写搬送ベルトの搬送方向、11…給紙機構、12…レジストローラ、14,15…駆動ローラ、16…転写搬送ベルト、17…定着装置、20…排紙トレイ、22a〜22d…感光体ドラム、23a〜23d…帯電器、24a〜24d…現像装置、25a〜25d…転写用放電器、26a〜26d…クリーニング装置、27a〜27d…レーザービームスキャナユニット、271…ポリゴンミラー、272…非軸対称非球面レンズ(fθレンズ)、273,274…ミラー、28…用紙吸着用帯電器、29…除電器、34a〜34d…現像ローラ、35a〜35d…スポンジローラ、36a〜36d…ドクターブレード、38a〜38d…回転駆動部、39…トナー槽、39a〜39c…トナー槽の側壁、39d…トナー槽の側壁に突設されたアーム、40…攪拌ブレード、41,41a〜41d…攪拌連動部材、43…弾性板材、44,44a〜44h…規制支軸、50…トナー補給容器、51…補給口、52…攪拌ブレード、100…画像形成装置、101…現像剤槽、102…攪拌ブレード、103…デッドスペース、111…現像剤槽、112…攪拌用ブレード、113…コイル状スプリング。

Claims (6)

  1. 現像剤を現像剤槽に収容しておき、攪拌部材を現像剤槽内で回転させて、現像剤を攪拌しつつ、現像剤を現像剤槽から現像部へと供給する現像装置において、
    該現像装置は、該攪拌部材の上方に位置する攪拌連動部材を備えており、
    該攪拌連動部材は、複数の回転体の周縁部を複数の棒状部材で連結して構成され
    該攪拌連動部材の移動領域を規制する規制支軸が、前記攪拌連動部材の両端に挿入されたものであり、
    前記攪拌部材と前記回転体が接触することによって前記回転体が上下動することを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置において、
    前記攪拌連動部材を、前記攪拌部材側に付勢する付勢手段を、前記攪拌連動部材の上方の位置に備えることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1または2に記載の現像装置において、
    前記攪拌連動部材における前記回転体を連結する棒状部材断面積比率が、該回転体の断面の外周内全面積に対して10%以下であることを特徴とする現像装置。
  4. 請求項1、2または3に記載の現像装置において、
    前記回転体は、外周が凹凸形状に形成されていることを特徴とする現像装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の現像装置において、
    前記攪拌連動部材は、複数の攪拌連動部材に分割されており、
    それぞれの攪拌連動部材は、同一あるいは異なる形状を有することを特徴とする現像装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の現像装置を備える画像形成装置。
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