JP4799161B2 - X線ct装置 - Google Patents

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本発明は、X線CT装置に係り、被検体をスキャンすることによって画像データを収集する際に、スキャン位置における天板の撓みに起因する被検体の位置ずれを防止するようにしたX線CT装置に関する。
X線CT装置は図8に示すように、撮影架台1と、撮影架台1の前面に配置される寝台装置2と、撮影架台1および寝台装置2を操作し、かつ、X線CT装置を構成する各ユニットを有機的に制御する制御部3から構成されている。撮影架台1の略中心部には、撮影部となる開口部4が設けられている。また、寝台装置2の上面には、被検体が載置される天板5が長手方向へ進退自在に設けられている。寝台装置2の高さは制御部3の操作によって適宜調節され、天板5も撮影架台1側へ迫り出すようにスライドさせられる。よって、撮影時には、天板5に載置された状態で被検体が、撮影架台1の開口部4へ送り込まれる。
なお、撮影架台1内には、図示しないがX線管、X線検出器、高電圧発生装置、データ収集システムなどを備えた回転部が設けられており、X線管から発生したX線が開口部4の中央近辺から被検体へ照射されるようになっている。この開口部4内において、被検体へX線を照射する位置がスキャン位置となる。
また、制御部3上には、キーボードを始めマウスやトラックボール、ジョイスティックなどのポインティングデバイスを備えた入力器6やモニタ7が配置され、制御部3内には図示しない画像再構成装置などが収納されている。そして、データ収集システムから得られた投影データに基づき画像再構成装置において断層画像が再構成され、その画像がモニタ7に表示される。
ところで、X線CT装置は、標準的な身長の被検体について、頭部から腰部まで或いは腹部から下肢までの投影データを連続的に収集することが可能となるように、天板5は寝台装置2の先端から撮影架台1側へ、1800mm程度迫り出すように構成されている。そして、寝台装置2の先端から撮影架台1のスキャン位置までは、500mm程度の距離がある。従って、天板5の迫り出し量が大きい場合、殊に天板5は寝台装置2にいわゆる片持ち状態で支持されているため、天板5に撓みが生じてしまい、スキャン位置において上下方向の中心がずれてしまうことになるという問題があった。
すなわち、スキャン位置がずれると、CT画像を用いて治療計画を立てるような場合に、腫瘍の位置に誤差が生じてしまい、正確な治療ができなくなる畏れがあり、また、天板5の撓み量が大きいと、天板5と開口部4とが干渉することにもなるので、予めクリアランスを大きくしておかなければならず、撮影領域が小さくなってしまうという問題にも繋がるものであった。
このような天板の撓みに伴いスキャン位置にずれが生ずる問題を解決するものとして、例えば、X線CT装置の撮影架台を間にして、一方の側に寝台を配置するとともに、他方の側に天板支持部を配置することにより、寝台から伸張した天板の先端を天板支持部で支持するようにして、スキャン位置における被検体の位置を常に同一に保持するようにした寝台装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−317306号公報
しかしながら特許文献1に記載されたものは、X線CT装置の撮影架台の先に寝台とは別に天板支持部を配置する必要があるため、X線CT装置を設置する検査室のスペース上の問題から設置を困難にし、また、寝台の上下動に追従させて天板支持部を上下動させるようにする機構も必要となることから、構成が複雑になるなどの問題があった。さらに、撮影架台を傾斜させるなどして、被検体の体軸に対して斜め方向の投影データを得る、いわゆるチルト撮影に際して、天板支持部が邪魔になるという問題もあった。
本発明はこのような問題を解決して、検査室のスペースの制約を受けることなく、簡単な構成によってスキャン位置(撮影位置)における被検体の位置ずれを防止することを目的としてなされたものである。
上述の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、被検体を載置する天板を寝台装置に進退自在に保持し、前記天板を前記寝台装置から長手方向へ迫り出すことによって、前記被検体を撮影架台のスキャン位置に位置づけるX線CT装置において、前記寝台装置の上部であって前記天板を迫り出す側の先端付近に、前記天板の下面に接触するように設けられるローラーと、前記寝台装置からの前記天板の迫り出し量に応じて前記ローラーの径を変えることにより前記天板の下面と前記ローラーとの接触点の高さを変える手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のX線CT装置において、前記天板の下面と前記ローラーとの接触点の高さを変える手段は、前記天板の進退動に応じて巻き取り/巻き戻し可能に、前記ローラーにテープ状部材を係合させ、前記寝台装置からの前記天板の迫り出し量に応じて、前記ローラーに前記テープ状部材を巻き取らせることにより前記ローラーの径を変えるものであることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のX線CT装置において、記天板の迫り出し量と前記天板に載置された被検体の荷重に基づき算出される値によってアクチュエータを駆動して前記ローラーを上下動させる手段を更に有することを特徴とする。
上記課題を解決するための手段の項にも示したとおり、本発明の特許請求の範囲に記載する各請求項の発明によれば、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、寝台装置の先端付近に配置したローラーと天板下面との接触点の高さを、天板の迫り出し量に応じて変えることによって天板のたわみ量を補正するので、撮影架台のスキャン位置における被検体の位置を常に同一に保持することが可能となる。よって、CT画像を用いて治療計画を立てるような場合、正確な治療ができるようになる。また、撮影領域のクリアランスを大きくしておく必要がなくなるので、スキャン範囲を従来よりも大きくとることが可能となる。さらに、寝台装置から伸張した天板を支持するために、撮影架台を間にして別途天板支持部を配置する必要がなく、検査室の空間を有効に活用することができるとともに、チルト撮影に際しても何等支障を及ぼすことがなくなる。
請求項2に記載の発明によれば、簡単な構成で、天板の迫り出し量に応じてローラーと天板下面との接触点の高さを変える機構を実現でき、天板の迫り出し量に応じて天板の撓み量を補正して、撮影架台のスキャン位置における被検体の位置を常に同一に保持することができる。
請求項3に記載の発明によれば、天板の迫り出し量に加えて被検体の体重を加味して天板の撓み量を補正するので、撮影架台のスキャン位置における被検体の位置をより正確に保持することが可能となる。
以下、本発明に係るX線CT装置の実施例について、図1ないし図7を参照して詳細に説明する。なお、これらの図において、図8と同一部分には同一符号を付して示してある。
さて、実施例の説明に先立ち、本発明の考え方について説明する。
天板5に被検体Pが載置されていない無負荷状態では、天板5自体の剛性によって、或る程度の長さまで天板5が寝台装置2から迫り出してもほぼ水平状態を保つことは可能であるが、天板5に被検体Pを載置した状態で迫り出していくと、天板5が撓むことによって、いわゆる片持ち状態で支持している支点に対して先端側が下方へ垂れることになる。この垂れる量は、寝台装置5の先端から1800mm程度天板5を迫り出させると、寝台装置2の先端から500mm程度の位置にある撮影架台1のスキャン位置では、水平位置から3mm程度天板が下方へ垂れることが経験的に知られている。
そこで本発明では、この天板5の迫り出し量に応じて、天板5を持ち上げるようにして、スキャン位置における天板5の撓み分を補正しようとするものである。
図1は、本発明に係るX線CT装置の実施例1を説明するために示した、X線CT装置を側面側から見た模式図であり、図2は、撮影架台1側から寝台装置2を見た正面図である。
図1には、寝台装置2の天板5に載置された被検体Pが、撮影架台1の開口部4内に送り込まれている様子が示されている。また図2には、寝台装置2の先端部に天板5を支持するために、その下面の中央部に接触する天板受けローラー11が配置されているとともに、天板5が進退動する際に左右にぶれが生ずるのを防止するためのガイドローラー12も両側に配置されている様子が示されている。この天板受けローラー11は、ローラー軸13によって回転自在に寝台装置2の上部フレームに取り付けられており、ガイドローラー12は、ばねの力によって天板5の左右を下面から押し上げるようにされている。
寝台装置2にはテープ巻取り機構20が備えられている。このテープ巻取り機構20には、例えば樹脂、布、金属などを帯状に形成した所望の厚みをもったテープ21が巻き取られており、そのテープ21の先端は天板受けローラー11に止着されている。そしてこのテープ21は、寝台装置2から天板5が迫り出すように駆動されるに従って、天板受けローラー11に巻き付いて行き、天板5が寝台装置2側へ退避するに従って、天板受けローラー11に巻き付いていたテープ21は、テープ巻取り機構20に巻き戻されるようになっている。
従って、天板5の迫り出し量に応じて天板受けローラー11に巻き付くテープ21の長さが長くなり、テープ21の巻き付いた分だけ天板受けローラー11の径が太くなり、その分天板5が持ち上げられることになる。すなわち、天板5の迫り出し量が増えるに従って天板5の撓み量が増して下方へだれて来るが、天板5の迫り出し量に応じて天板受けローラー11の径が太くなるので、天板5が持ち上げられる。そして、この持ち上げられた分と撓み量とが相殺されて、図1に仮想線30で示してある撮影架台1のスキャン位置では、天板5の迫り出し量に拘わらず、天板5の高さ位置を常に一定にすることが可能となる。
よって、予め天板受けローラー11の径やテープ21の厚みを適宜の値に選定しておくことによって、天板5の迫り出し量に応じて巻き取られたテープ21の厚みを含む天板受けローラー11の径を所望の太さにすることができ、天板5が撓んでもその分天板5の位置を上方へ持ち上げることによって、撮影架台1のスキャン位置30での天板5の高さ位置を一定にすることができる。また寝台装置2の上面に対する天板5の先端のだれ量も減少する。
このように実施例1の発明によれば、スキャン位置30での天板高さにずれの生ずることがなくなるので、CT画像を用いた治療計画において、正確な治療が可能となる。
また、天板5の撓み量が大きいと、天板5と撮影架台1の開口部4とが干渉することにもなるため、予めクリアランスを大きくしておかなければならないため、撮影領域が小さくなってしまうという問題があったが、本発明によれば、寝台装置2の上面に対する天板5の先端のだれ量が減少するので、天板5を撮影架台1の開口部4の周囲に、より近付けて配置することが可能となり、スキャン範囲を従来よりも大きくとることが可能となる。
図3はこの様子を示したものであり、撮影架台1の開口部4内に、従来は撓み量を考慮して開口部4に干渉しないように、天板5を上方に位置させておかなければならなかったが、本発明では、従来よりも下方に天板5を位置させることが可能であり、開口部4を広くいっぱいに利用することが可能となる。従って、太った被検体の検査も可能となる。
次に、本発明の実施例2について説明する。
図4は、撮影架台1側から寝台装置2を見た図2と同様の正面図であり、実施例2は、寝台装置2の上部フレームに配置されている天板受けローラー11を支えるローラー軸13を、さらに上下動させることができるようにアクチュエータ40で保持するようにしたものであり、アクチュエータ40は例えばローラー軸13の両端を保持するように2個設けられている。
このローラー軸13を支持するアクチュエータ40の具体的な構成を図5に示してある。すなわち、アクチュエータ40の作動桿41の先端に受部42が形成されており、この受部42でローラー軸13を下方から保持するようになっている。そして図5には示していないが、天板5のスライド位置データを得るエンコーダ43(図6参照)と天板5に載置された状態で被検体の荷重データを得る圧力センサ44(図6参照)が寝台装置2に設けられている。なお、圧力センサ44は、天板受けローラー11に設けられていてもよい。
このような構成において、アクチュエータ40の動作量(すなわち作動桿41の移動量)は次の1式から求められる。すなわち、アクチュエータ40の動作量をYとすると、
Y=F(X1)*(X2) ・・・ (1)
ここで、X1は天板5のスライド位置データであり、X2は圧力センサの出力荷重データである。またF(X1)は、天板5のスライド位置データから天板5の迫り出し量を算出し、それに基づいて単位荷重あたりの動作量である補正係数を算出するための計算式である
このような補正計算を実行してアクチュエータ40を駆動するための制御系の一例を図6に示してある。
圧力センサ44の出力はアナログ値のため、これをA/Dコンバータ45によってデジタル値に変換した上でそのデータを演算回路46へ供給し、エンコーダ43の出力はデジタル値であり、そのデータはそのまま演算回路46へ供給する。そして、演算回路46において1式の演算を実行し、その結果をコントローラ47へ供給する。よってコントローラ47が演算結果に基づきアクチュエータ40を駆動させるので、作動桿41が天板受けローラー11を支えるローラー軸13を上下動させることになる。
このようにすれば、天板5が寝台装置2の先端から迫り出すことによって生ずる撓みを、天板5の迫り出し量に加えて被検体Pの体重を加味して補正するようにアクチュエータ40が天板5を持ち上げるので、撮影架台1のスキャン位置では、天板5の迫り出し量に拘わらず、天板5の高さ位置をより正確に保持することができる。よって、スキャン位置30での天板5の高さ位置すなわち、被検体Pの位置にずれが生じなくなるので、CT画像を用いた治療計画において、正確な治療が可能となる。また、天板5を撮影架台1の開口部4の周囲に、より近付けて配置することが可能となり、スキャン範囲を従来よりも大きくとることもできる。
(参考例)
次に、本発明の参考例について説明する。
参考例は、実施例1に示したテープ巻取り機構20や実施例2に示したアクチュエータ40などを用いることなく、天板の形状を工夫することによって、スキャン位置30での天板の高さにずれが生じないようにしたものである。
図7は、本発明の参考例で使用される天板51を示した側面図である。通常、天板は、それが船底形であろうと、平板形であろうとも、長手方向の先端から末端までその厚みは均一に形成されている。しかしながら、図7から明らかなように、参考例で使用される天板51は、上面に対して下面が図の左側から右側へ向けて、厚みが徐々に増加するように傾斜を付けて形成されたものとなっている。すなわち、図の左側が寝台装置2から迫り出していく先端側であり、図の右側が末端側となる。
そこで、このように形成された天板51を、図1に示した寝台装置2に装着する。そして、天板受けローラー11は寝台装置2の上部フレームに取り付けられて位置が固定されている。そこで、この天板51を寝台装置2から撮影架台1側へ送り出すと、天板51は長手方向の先端側から末端側へ向けて、厚みが徐々に増加するように傾斜が付けられているので、天板51が迫り出すに従って、天板51に付けられている傾斜の分だけ被検体Pは上方へ持ち上げられることになる。よって、天板51の傾斜の程度を予め適宜の角度に設定しておけば、天板51が撓んでもその分被検体Pの位置が上方へ持ち上げられることによって、撮影架台1のスキャン位置30での被検体Pの高さ位置を一定にすることができる。また天板51の撓みも軽減されるとともに、寝台装置2の上面に対する天板51の先端のだれ量も減少することになる。
なお、天板51が平板形のものであれば下面全体が傾斜した形状に形成されていても良いが、天板51が船底形のものであれば、天板受けローラー11に接触する下面の中央部分にだけ傾斜を付けておいても良い。
以上詳述したように本発明によれば、天板が撓んでも、スキャン位置での天板高さ或いは被検体の高さにずれがなくなるので、CT画像を用いた治療計画において正確な治療が可能となるX線CT装置が提供される。また、撮影架台の開口部内における天板の撓み分だけ天板を上方へ持ち上げるようにするので、開口部の下側に天板が干渉することもなくなり、天板を撮影架台の開口部の周囲により近付けて配置することが可能となり、スキャン範囲をより大きくとることができる。従って、開口部を広くいっぱいに利用することができ、大きな被検体の検査も可能となる。さらに、被検体の体軸に対して斜め方向の投影データを得る、チルト撮影に際しても何等支障となることはない。
なお本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々の形態での実施が可能である。例えば、天板として、船底形に湾曲した形状のものを図示したが、平板状に形成されたものであっても本発明は適用されることは言うまでもない。
本発明に係るX線CT装置を説明するために示した、X線CT装置を側面側から見た模式図である。(実施例1) 図1の撮影架台側から寝台装置を見た正面図である。(実施例1) 本発明の効果の1つを説明するために示した説明図である。(実施例1ないし実施例 実施例2を説明するたに示した、撮影架台側から寝台装置を見た正面図である。(実施例2) 天板受けローラーのローラー軸を支持するアクチュエータ部分の一例の構成説明図である。(実施例2) 補正計算を実行してアクチュエータを駆動する制御系の一例を示した系統図である。(実施例2) 実施例3を説明するために示した、天板の側面図である。(参考例 一般的なX線CT装置の概略構成を示した外観図である。
符号の説明
1 撮影架台
2 寝台装置
4 開口部
5 天板
11 天板受けローラー
12 ガイドローラー
13 ローラー軸
20 テープ巻取り機構
21 テープ

Claims (3)

  1. 被検体を載置する天板を寝台装置に進退自在に保持し、前記天板を前記寝台装置から長手方向へ迫り出すことによって、前記被検体を撮影架台のスキャン位置に位置づけるX線CT装置において、
    前記寝台装置の上部であって前記天板を迫り出す側の先端付近に、前記天板の下面に接触するように設けられるローラーと、
    前記寝台装置からの前記天板の迫り出し量に応じて前記ローラーの径を変えることにより前記天板の下面と前記ローラーとの接触点の高さを変える手段と、を有することを特徴とするX線CT装置。
  2. 前記天板の下面と前記ローラーとの接触点の高さを変える手段は、
    前記天板の進退動に応じて巻き取り/巻き戻し可能に、前記ローラーにテープ状部材を係合させ、前記寝台装置からの前記天板の迫り出し量に応じて、前記ローラーに前記テープ状部材を巻き取らせることにより前記ローラーの径を変えるものであることを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 記天板の迫り出し量と前記天板に載置された被検体の荷重に基づき算出される値によってアクチュエータを駆動して前記ローラーを上下動させる手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
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