JP2010046466A - 昇降機構、昇降寝台および撮影テーブル並びに画像診断装置 - Google Patents

昇降機構、昇降寝台および撮影テーブル並びに画像診断装置 Download PDF

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Abstract

【課題】昇降における高さに対するレバー比の変化を抑えた昇降機構を実現する。
【解決手段】昇降部32を基台33に対して上下方向にのみ移動可能にする上下移動機構34を設け、基台33および昇降部32のいずれか一方の台に対して固定される支点を軸に回動するベルクランク351を設ける。また、上記一方の台に、ベルクランク351の一端と結合し、この一端を移動してベルクランク351を回動させる移動部361を設ける。ベルクランク35の他端を上記一方の台とは異なる他方の台と結合させる。移動部361によりベルクランク351の一端を移動し、ベルクランク351の回動させて昇降部32を上下動させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、昇降部を昇降させる昇降機構、昇降寝台およびその昇降機構を用いた撮影テーブル(table)、並びにその撮影テーブルを用いて被検体を撮影する画像診断装置に関する。
X線CT(Computed Tomography)装置やMR(Magnetic Resonance)装置などの画像診断装置が備える撮影テーブル(寝台)の昇降機構として、シリンダ(cylinder)構造のアクチュエータ(actuator)を用いたものが知られている(例えば、特許文献1,図1参照)。
特開平09−098969号公報
シリンダ構造のアクチュエータでは、その最短長は最伸長からロッド(rod)のストローク(stroke)長を差し引いた長さであり、仮に理想的に設計したとしても最短長は最伸長の半分以下にはならない。したがって、このようなアクチュエータを用いた昇降機構では、リンク(link)機構の支点近くにアクチュエータを配置する構造をとり、その結果、昇降機構におけるレバー(lever)比が撮影テーブルの高さによって大きく変化する。
昇降機構におけるレバー比が大きく変化すると、種々の問題が生じる。
例えば、撮影テーブルの高さが最低高さ付近にあるときは、レバー比が高く、アクチュエータは、撮影テーブルを上昇させるのに高い推力を必要とする。そのため、アクチュエータの最大推力の仕様を大きく取らなければならず、アクチュエータのコスト(cost)増大、大型化につながる。
また例えば、油圧式のアクチュエータを用いた場合には、昇降機構におけるレバー比の変化により、作動油の流量に対する昇降速度が変動するので、撮影テーブルの乗り心地をよくするために作動油の流量を連続的に変化させる制御を行ったとき、撮影テーブルの高さによってその効果が変わってしまう。
本発明は、上記事情に鑑み、昇降における高さに対するレバー比の変化を抑えた昇降機構、昇降寝台およびその昇降寝台を用いた撮影テーブル並びにその撮影テーブルを用いた画像診断装置を提供することを目的とする。
第1の観点では、本発明は、基台と、前記基台の上方に設けられる昇降部と、前記基台および前記昇降部のいずれか一方に対して固定される支点を軸に回動自在に設けられるベルクランク(bell crank)と、前記一方に設けられており、前記ベルクランクの一端と結合または接合して該一端を移動させ、前記ベルクランクを回動させる移動部とを備え、前記ベルクランクの他端が前記一方とは異なる他方と結合または接合しており、前記ベルクランクの回動により前記昇降部を上下動させる昇降寝台を提供する。
第2の観点では、本発明は、前記昇降部を上下方向に案内する上下案内機構をさらに備える上記第1の観点の昇降寝台を提供する。
第3の観点では、本発明は、前記上下案内機構が、シザースリンク(scissors link)機構である上記第2の観点の撮影寝台を提供する。
第4の観点では、本発明は、前記上下案内機構が、テレスコピック(telescopic)式ガイド機構である上記第2の観点の昇降寝台を提供する。
第5の観点では、本発明は、前記上下案内機構が、平行リンク機構である上記第2の観点の昇降寝台を提供する。
第6の観点では、本発明は、前記ベルクランクの前記他端と前記他方とを接続するリンクをさらに備える上記第1の観点から第5の観点のいずれか1つの観点の昇降寝台を提供する。
第7の観点では、本発明は、前記ベルクランクの長辺は、前記平行リンク機構を構成する一部のリンクを兼ねる上記第5の観点の昇降寝台を提供する。
第8の観点では、本発明は、前記ベルクランクのクランク角が、鋭角または鈍角である上記第1の観点から第7の観点のいずれか1つの観点の昇降寝台を提供する。
第9の観点では、本発明は、前記一方が前記昇降部である上記第1の観点から第8の観点のいずれか1つの観点の昇降寝台を提供する。
第10の観点では、本発明は、前記移動部が、長さが伸縮するアクチュエータを有し、前記アクチュエータの一端と前記ベルクランクの前記一端とが回動自在に結合され、前記アクチュエータの他端と前記一方とが回動自在に結合される上記第1の観点から第9の観点のいずれか1つの観点の昇降寝台を提供する。
第11の観点では、本発明は、前記移動部が、ラック(rack)と、該ラックと係合するピニオン(pinion)と、該ピニオンを回動させるモータ(motor)とを有し、前記ラックの一端と前記ベルクランクの前記一端とが接合し、前記モータが前記一方に結合される上記第1の観点から第9の観点のいずれか1つの観点の昇降寝台を提供する。
第12の観点では、本発明は、上記第1の観点から第11の観点のいずれか1つの観点の昇降寝台と、被検体が載置される天板であって、前記昇降部によって撮影空間に移動可能に支持される天板をさらに備える撮影テーブルを提供する。
第13の観点では、本発明は、上記第12の観点の撮影テーブルと、前記撮影テーブルによって前記撮影空間に移動された前記被検体を撮影する撮影手段とを備える画像診断装置を提供する。
第14の観点では、本発明は、基台と、前記基台の上方に設けられる昇降部と、前記基台および前記昇降部のいずれか一方に対して固定される支点を軸に回動自在に設けられるベルクランクと、前記一方に設けられており、前記ベルクランクの一端と結合または接合して該一端を移動させ、前記ベルクランクを回動させる移動部とを備え、前記ベルクランクの他端が前記一方とは異なる他方と結合または接合しており、前記ベルクランクの回動により前記昇降部を上下動させる昇降機構を提供する。
なお、上記ベルクランクとは、柱状部材や板状部材等を所定の角度(クランク角という)で曲げ、その曲部を支点に回動するよう形成された部材であり、運動の方向を変換することができる特徴を有する。クランク角は、90度に限らず、鋭角、鈍角であってもよい。また、部材の一端から曲部までの辺長と同部材の他端から曲部までの辺長とは同じであってもよいし、異なってもよい。
また、上記昇降寝台としては、例えば、患者を運搬するためのストレッチャ(stretcher)、患者を載置する手術台等を考えることができる。
また、上記画像診断装置としては、例えば、X線CT装置、MR装置、PETやSPECT等の核医学診断装置、あるいは、これらを組み合わせたPET−CT装置、SPECT−CT装置等を考えることができる。
本発明によれば、ベルクランクを用いて所定方向の運動を上下方向の運動に変換して昇降部を昇降させるので、レバー比を、ベルクランクにおける一方の辺長と他方の辺長との比を主な要素として定めることができ、昇降における高さに対するレバー比の変化が少ない昇降機構を実現できる。また、このような昇降機構を用いた昇降寝台、撮影テーブル、この撮影テーブルを用いた画像診断装置を実現できる。
これより、本発明にかかる実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本実施形態にかかるX線CT装置1の全体構成について説明する。
図1は、X線CT装置1の外観図である。図1に示すように、本装置1は、走査ガントリ(gantry)(撮影手段)2、撮影テーブル3、および操作コンソール(console)4を有する。
なお、ここでは、説明を容易にするため、鉛直方向をy方向(上向きを+方向とする)、撮影テーブル3の長手方向をz方向(走査ガントリから離れる向きを+方向とする)、y方向とz方向とに垂直な方向をx方向とする。
走査ガントリ2は、撮影空間である空洞部を挟んで相対向するX線管とX線検出器とを含む不図示のX線撮影系を有している。走査ガントリ2は、このX線撮影系を、空洞部に搬送された被検体の回りで回転させて被検体の撮影を行い、投影データを収集する。
撮影テーブル3は、z方向に移動可能な天板を有しており、被検体をこの天板に載置して天板を移動させることにより、被検体を走査ガントリ2の空洞部に搬送する。
操作コンソール4は、操作者の入力情報に基づいて走査ガントリ2および撮影テーブル3を制御し、走査ガントリ2から投影データを得て被検体の断層画像を生成する。
図2は、X線CT装置1の全体構成を示すブロック(block)図である。走査ガントリ2は、X線管21、コリメータ22(collimator)およびX線検出器23等を含み、X線照射・検出装置を構成する。X線管21から放射されるX線は、コリメータ22により、例えば扇状のX線ビーム(beam)すなわちファンビーム(fanbeam)X線となるように成形され、X線検出器23に照射される。
X線検出器23は、ファンビームX線の広がり方向にアレイ(array)状に配列された複数のX線検出素子を有する。X線検出器23は、複数のX線検出素子をアレイ(array)状に配列した、多チャンネル(channel)のX線検出器となっている。
X線検出器23にはデータ(data)収集部24が接続されている。データ収集部24は、検出器アレイを構成する個々のX線検出素子の検出データを収集する。X線管21からのX線の照射は、走査ガントリ2内のX線コントローラ(controller)25によって制御される。
以上の、X線管21からX線コントローラ25までのものが、走査ガントリ2の回転部26に搭載されている。ここで、被検体は、回転部26の中心に位置する空洞部2b内の天板31上に、横臥状態で載置される。回転部26は、回転コントローラ25により制御されつつ回転し、X線管21からX線を曝射し、X線検出器23において被検体の透過X線を検出する。
操作コンソール4は、コンソール制御部41、データ収集バッファ(buffer)42、入出力部43、記憶部44等を含む。コンソール制御部41にはデータ収集バッファ42が接続されており、さらにデータ収集バッファ42は、走査ガントリ2のデータ収集部24に接続されている。ここで、データ収集部24で収集されたデータがデータ収集バッファ42を通じてコンソール制御部41に入力される。
コンソール制御部41は、データ収集バッファ42を通じて収集した透過X線信号すなわち投影データを用いて画像再構成を行う。コンソール制御部41には、また、記憶部44が接続されている。記憶部44は、データ収集バッファ42に収集された投影データや再構成された断層画像情報および本装置の機能を実現するためのプログラム(program)等を記憶する。
また、コンソール制御部41には、入出力部43が接続されている。入出力部43は、表示装置および操作装置を有し、コンソール制御部41から出力される断層画像情報やその他の情報を表示する。入出力部43は、操作者によって操作され、各種の指示や情報等を操作装置から制御部41に入力する。操作者は表示装置を使用してインタラクティブ(interactive)に本装置を操作する。
また、コンソール制御部41には、撮影テーブル3が接続されており、撮影テーブル3の高さ制御および天板の位置制御等を行う。これにより、天板上の被検体を、最適な画像取得位置に配置する。
ここで、撮影テーブル3の構成について詳細に説明する。
図3は、撮影テーブル3の要部の構成を示す図であり、図3(a)は、高さを比較的低くしたときの撮影テーブル3をx方向に見たときの側面図であり、図3(b)は、高さを比較的高くしたときの撮影テーブル3をx方向に見たときの側面図である。
撮影テーブル3は、図3に示すように、天板31、天板支持部(昇降部)32、基台33、シザースリンク機構部(上下案内機構)34、ベルクランク部35、アクチュエータ部(移動部)36、およびリンク部37を有している。
天板31は、被検体を載置するための載置面を有している。この載置面は、概ねxz平面に平行であり、z方向を長手方向にとる。
天板支持部32は、概ね直方形状であり、天板31をz方向に移動可能に支持する。
基台33は、概ね直方形状を有しており、床面上に設置される。
シザースリンク機構部34は、第1の斜辺アーム(arm)341および第2の斜辺アーム342を有している。
第1の斜辺アーム341は、yz平面内において、+z方向かつ+y方向から−z方向かつ−y方向へ延びるアームであり、第2の斜辺アーム342は、yz平面内において、−z方向かつ+y方向から+z方向かつ−y方向へ延びるアームである。第1の斜辺アーム341の長手方向における中点と、第2の斜辺アーム342の長手方向における中点とは、接合部349により互いに回動自在に結合されている。これにより、第1の斜辺アーム341と第2の斜辺アーム232とは、yz平面内において、はさみの開閉動作に似た動きが可能となる。
第1の斜辺アーム341の一端は、天板支持部32に対してz方向にスライド(slide)自在に結合される。ここでは一例として、天板支持部32の側面に、z方向に延びるガイド(guide)と、このガイドに沿って移動するスライド部とで構成される第1のガイド部343を設け、第1の斜辺アーム341の一端をこのスライド部に結合部材345により回動自在に結合する。第1の斜辺アーム341の他端は、基台33に結合部材346により回動自在に結合される。
第2の斜辺アーム342の一端は、基台33とz方向にスライド自在に結合される。ここでは、第1の斜辺アーム341の場合と同様に、基台33の側面に、z方向に延びるガイドと、このガイドに沿って移動するスライド部とで構成される第2のガイド部344を設け、第2の斜辺アーム342の一端をこのスライド部に結合部材348により回動自在に結合する。第2の斜辺アーム342の他端は、天板支持部32に結合部材346により回動自在に結合される。
なお、シザースリンク機構部34は、第1の斜辺アーム341、第2の斜辺アーム342、第1のガイド部343、第2のガイド部344、結合部材345〜349により構成されるリンク機構と同様の不図示のリンク機構を、天板支持部32および基台33の反対側の側面にも有している。これにより、天板支持部32は、水平を保ちながら基台33に対して上下方向に移動することが可能となる。
ベルクランク部35は、ベルクランク351、およびクランク支持部352を有している。
ベルクランク351は、エル(L)の字形のクランクであり、ここでは、短辺と長辺とがクランク角を略90度として結合した形状である。クランク支持部352は、基台33の上面に設置されており、ベルクランク351がyz平面内において曲部を支点に回動するようベルクランク351を支持する。すなわち、ベルクランク351の曲部が、クランク支持部352の側面に結合部材353により回動自在に結合される。
アクチュエータ部36は、アクチュエータ361、およびアクチュエータ支持部364を有している。
アクチュエータ361は、シリンダ362と、シリンダ362内に収容されるロッド363とを有し、ロッド363がシリンダ362に対して出入りすることにより、アクチュエータ361が伸縮する。アクチュエータ支持部364は、基台33の上面に設置されており、アクチュエータ361がyz平面内においてシリンダ362の端部を支点に回動し、ロッド363が概ね−z方向に向けて伸縮するよう、アクチュエータ361を支持する。すなわち、アクチュエータ361の回動軸がx方向と平行になるよう、シリンダ362の+z方向側の端部がアクチュエータ支持部364に結合部材365により回動自在に結合される。ロッド363の先端は、ベルクランク351の短辺側の一端と結合部材366により回動自在に結合される。
アクチュエータ361の不図示の駆動制御部は、天板支持部32や基台33などに設置されており、操作コンソール4のコンソール制御部41と接続されている。
なお、アクチュエータ361の駆動方式としては、電動式や油圧式などを考えることができる。油圧式の場合には、リザーバ(reserver)およびポンプ(pump)をアクチュエータ支持部364が設置される部材と同じ部材、ここでは基台33に設置し、リザーバおよびポンプとシリンダ362とを油圧ホースで接続する。
リンク部37は、リンク371を有している。リンク371は、yz平面内において概ねy方向に延びるリンクである。リンク371の一端は、ベルクランク351の長辺側の他端と結合部材372により回動自在に結合される。また、リンク371の他端は、天板支持部32に結合部材373により回動自在に結合される。
なお、上記のようなスライド自在な結合は、例えば、市販のリニアガイド(linear
guide)を用いて実現でき、上記のような回動自在な結合は、例えば、市販のロッドエンド(rod end)を用いて実現できる。
これより、撮影テーブル3の昇降動作について説明する。撮影テーブル3の昇降動作は、アクチュエータ361の伸縮によって行われる。図3から理解されるように、アクチュエータ361を伸縮させると、ベルクランク351は結合部材353による結合部を中心にyz平面内において回動する。このとき、ベルクランク351は、ロッド363の水平方向の運動を垂直方向の運動に変換する役割を果たす。ベルクランク351の他端は、結合部材353による結合部を中心とした所定の円軌道に沿って移動する。リンク371は、結合部材373による結合部のy方向の位置を維持したまま、結合部材372による結合部と結合部材373による結合部との距離を一定に保って上下方向に移動する。天板支持部32は、シザースリンク機構部34により上下方向にのみ移動可能なので、結合部材373による結合部の上下動に伴って、水平状態を維持したまま上下方向に移動する。これにより、撮影テーブル3の昇降動作、すなわち、天板31および天板支持部32の昇降動作が行われる。
このような撮影テーブル3の昇降動作におけるレバー比(ここでは、アクチュエータの伸縮量に対する撮影テーブルの昇降量の比)は、ベルクランク351の短辺と長辺との比のほか、ベルクランク351の回転位置、アクチュエータ361の傾き、リンク371の傾き等に基づいて定まる。すなわち、レバー比は、撮影テーブル3の高さに応じて変化する。そして、アクチュエータ361が必要とする推力は、このレバー比よって変化する。例えば、アクチュエータ361の全長が310〜510〔mm〕の範囲で変化するときに、撮影テーブル3の高さが300〜800〔mm〕の範囲で変化するよう設計し、他の条件を標準的な条件に設定したとする。この場合、アクチュエータ361が必要とする推力は、周知の計算方法により、例えば、図4に示すように、800〜1200〔kgf〕程度の範囲で変化するものとして求められる。一方、アクチュエータをシザースリンクの支点近傍に設けた従来の昇降機構では、アクチュエータが必要とする推力は、撮影テーブルの高さに応じて400〜2000〔kgf〕程度の範囲で変化することが知られている。
このように、本実施形態によれば、ベルクランクを用いて所定方向の運動を上下方向の運動に変換して昇降部を昇降させるので、レバー比を、ベルクランクの短辺と長辺との比を主な要素として定めることができ、昇降における高さに対するレバー比の変化が少ない昇降機構を実現できる。
これにより、例えば、アクチュエータが必要とする最大推力を低くくすることができ、アクチュエータの低コスト化、小型化を図ることが可能となる。
また例えば、特にアクチュエータとして油圧式のアクチュエータを用いた場合、撮影テーブルの乗り心地を撮影テーブルの高さによらず安定させることができる。これは、下記のような理由による。
油圧式のアクチュエータを用いて昇降する撮影テーブルの場合、撮影テーブルの乗り心地をよくするため、作動油の流量を連続的に変化させる制御を行うことが多い。しかし、昇降機構におけるレバー比が変化すると、作動油の流量に対する撮影テーブルの昇降速度が変化するため、レバー比の変化に応じて撮影テーブルのクッション(cushion)性が変化し、乗り心地が安定しない。本実施形態では、撮影テーブルの高さを変化させたときのアクチュエータ361が必要とする推力の変化範囲も、最小値800〔kgf〕を基準として、およそ1.5倍程度に納まっている。したがって、撮影テーブルの高さに応じたレバー比の変化が小さいため、クッション性が大幅に変化することなく、乗り心地を安定させることができる。
(第2の実施形態)
図5は、本実施形態による撮影テーブル3aの要部の構成を示す図であり、撮影テーブル3aをx方向に見たときの側面図である。なお、第1の実施形態と同じ構成要素については、第1の実施形態と同じ符号で示し、その説明を省略する(以下、他の実施形態についても同様)。
撮影テーブル3aは、図5に示すように、第1の実施形態をベースにして、ベルクランク部35およびアクチュエータ部36をそれぞれベルクランク部35aおよびアクチュエータ部36aに代え、リンク部37を排除した例である。
ベルクランク部35aは、ベルクランク351aおよびクランク支持部352を有する。ベルクランク351aは、第1の実施形態と同様に、ベルクランク351aの曲部をクランク支持部352に結合部材353により回動自在に結合される。ベルクランク351aは、第1の実施形態によるベルクランク351と比較して、短辺に対する長辺の比率がより大きくなり、クランク角も略90度から鈍角、例えば120度程に開いている。ベルクランク351aの短辺側の一端には、x方向に軸を有する円柱形状の第1のローラ(roller)354aがその軸を中心に回動するよう結合部材355aにより結合される。ベルクランク35aの長辺側の他端にも、同様に、x方向に軸を有する円柱形状の第2のローラ356aがその軸を中心に回動するよう結合部材357aにより結合される。天板支持部32は、その下面に少なくともz方向に延びるxz平面を有しており、第2のローラ356aのロール面は、この平面と常に接する。
アクチュエータ部36aは、アクチュエータ361およびアクチュエータ支持部364aを有する。アクチュエータ支持部364aは、アクチュエータ361が−z方向に向かって伸縮するよう、アクチュエータ361を支持する。具体的には、シリンダ362の端部がアクチュエータ支持部364aに対して固定されるよう結合部材365aにより結合される。基台33は、その上面に少なくともz方向に延びるxz平面を有しており、ロッド361の先端には、その平面に沿ってz方向にスライド可能なスライド板367aが設けられる。スライド板367aは、ベルクランク351aに設けられた第1のローラ354aのロール面に常に接することが可能な面を有する。
これより、撮影テーブル3aの昇降動作について説明する。撮影テーブル3aの昇降動作は、アクチュエータ361の伸縮によって行われる。図5から理解されるように、アクチュエータ361を伸縮させると、スライド板367aの位置が変化する。ベルクランク351aの短辺側の一端は、第1のローラ354aとともに、このスライド367aの位置に応じて円軌道を描いて移動し、ベルクランク351aは結合部材353による結合部を中心にyz平面内において回動する。ベルクランク351aの長辺側の他端は、第2のローラ356aとともに結合部材353による結合部を中心とした所定の円軌道に沿って移動する。天板支持部32は、シザースリンク機構部34により上下方向にのみ移動可能なので、第2のローラ356aの円軌道に沿った移動に伴って、水平状態を維持したまま上下方向に移動する。これにより、撮影テーブル3aの昇降動作、すなわち、天板31および天板支持部32の昇降動作が行われる。
このような本実施形態によれば、昇降動作におけるレバー比は、第1の実施形態と比較して少し大きくなるが、撮影テーブルの高さに応じたレバー比の変化は、従来と比較して少なくすることができ、撮影テーブルの乗り心地を撮影テーブルの高さによらず安定させることができる。また、リンク部37を排除しているため、よりシンプルな構成とすることができる。
なお、本実施形態では、ベルクランク351aの短辺側の一端は、アクチュエータ361の伸縮による作用を、第1のローラ354aを介して受けているが、第1の実施形態と同様に、シリンダ362の端部をアクチュエータ支持部364aに回動自在に結合し、ベルクランク351aの一端とロッド363とを回動自在に結合して、ベルクランク351aの短辺側の一端がアクチュエータ361の伸縮による作用を直接受けるようにしてもよい。
(第3の実施形態)
図6は、本実施形態による撮影テーブル3bの要部の構成を示す図であり、撮影テーブル3aをx方向に見たときの側面図である。
撮影テーブル3bは、図6に示すように、第1の実施形態をベース(base)にして、ベルクランク部35、アクチュエータ部36、およびリンク部37を上下逆にして設置した例である。すなわち、ベルクランク部35およびアクチュエータ部36を、天板支持部32の下面側に設置し、リンク部37のリンク371を基台33と結合させている。
このような本実施形態によれば、アクチュエータが天板支持部32側にあるので、アクチュエータおよびその周辺機器の修理やメンテナンス(maintenance)を行う際の作業性がよくなる。
例えば、昇降機構を備えた撮影テーブルでは、その故障モードとして、撮影テーブルの上昇および下降のうちいずれかの操作ができなくなるという故障モードが存在する。このとき、操作者は、故障状況を確認するため、撮影テーブルの上昇と下降とを繰返し操作することが多い。撮影テーブルが上昇しない故障モードの場合、撮影テーブルは、この上昇と下降の繰返し操作によって下降が繰り返され、最も低い位置まで下降する可能性が高くなる。このような状況では、作業者は撮影テーブルの中に潜り込むことが難しくなり、修理の作業効率が悪くなる。
また例えば、メンテナンスにおいても、アクチュエータやその周辺機器を取り外す場合、天板支持部32を高い位置に維持し、撮影テーブルの中に潜り込んで作業するには、天板支持部32を支持するための特殊な治具が必要となる。
一方、本実施形態では、アクチュエータを天板支持部32側に設置するので、例えば天板支持部32の上面に作業窓等を設けておけば、撮影テーブルが最も低い位置にあっても、特殊な冶具なしに、その上方からアクチュエータおよびその周辺機器へ容易にアクセスすることができ、修理やメンテナンスの作業性がよい。
(第4の実施形態)
図7は、本実施形態による撮影テーブル3cの要部の構成を示す図であり、撮影テーブル3cをx方向に見たときの側面図である。
撮影テーブル3cは、図7に示すように、第1の実施形態をベースにして、ベルクランク部35をベルクランク部35cに代えた例である。
ベルクランク部35cは、ベルクランク351cおよびクランク支持部352を有する。ベルクランク351cは、第1の実施形態と同様に、ベルクランク351cの曲部をクランク支持部352に結合部材353により回動自在に結合される。ベルクランク351cは、第1の実施形態によるベルクランク351と比較して、短辺と長辺とが成すクランク角θが略90度から鋭角、例えば60度程になっている。
このような本実施形態によれば、アクチュエータを傾けて配置することができ、xz平面におけるアクチュエータの占有面積をより小さくして、省スペース化を図ることが可能となる。
(第5の実施形態)
図8は、本実施形態による撮影テーブル3dの要部の構成を示す図であり、撮影テーブル3dをx方向に見たときの側面図である。
撮影テーブル3dは、図8に示すように、第2の実施形態をベースにして、アクチュエータ部36aをラック・ピニオン部38dに代えた例である。
ラック・ピニオン部38dは、モータ381d、ピニオン382d、およびラック384dを有している。基台33は、その上面に少なくともz方向に延びるxz平面を有しており、ラック384dは、z方向を長手方向として、その平面に沿ってz方向にスライド可能に設けられる。また、ラック384d先端には、その平面に沿ってz方向にスライド可能なスライド板385dが設けられる。スライド板385dは、第1のローラ354aのロール(roll)面に常に接することが可能な面を有する。ピニオン382dは、ラック384dに係合するよう、x方向を回動軸として配置される。モータ381dは、基台33に設置されており、その出力軸はピニオン382dの回動軸と結合部材383により結合されている。なお、モータ381dとしては、減速機を内蔵するものが好ましい。
これより、撮影テーブル3dの昇降動作について説明する。撮影テーブル3dの昇降動作は、モータ381dの出力軸の回動によって行われる。図8から理解されるように、モータ381dを回動させるとピニオン382dが回動し、ラック384dがz方向にスライドするように移動する。ラック384の移動に伴って、スライド板385dの位置が変化する。これ以降は、第2の実施形態よる撮影テーブル3aの昇降動作と同様であるため、説明を省略する。
このような本実施形態によれば、アクチュエータの使用を避けたい場合にも対応でき、また、クランク角が90度のベルクランクと組み合わせることで、レバー比を一定にできるという特徴もある。
(第6の実施形態)
図9は、本実施形態による撮影テーブル3eの要部の構成を示す図であり、撮影テーブル3eをx方向に見たときの側面図である。
撮影テーブル3eは、図9に示すように、第1の実施形態をベースにして、シザースリンク機構部34をテレスコピック式ガイド機構部34eに代えた例である。
テレスコピック式ガイド機構部34eは、テレスコピック式ガイド機構341e,342eを有している。テレスコピック式ガイド機構341e,342eは、テレスコピック状に上下方向に伸縮可能なガイド機構であり、それぞれ、天板支持部32と基台33との間において+z方向側と−z方向側とに接続されている。
このような実施形態によれば、シザースリンク機構を使用しないので、撮影テーブルの側面に障害物がなく、撮影テーブルの内部へのアクセス(access)が容易となり、修理やメンテナンスの作業性がよくなる。
(第7の実施形態)
図10は、本実施形態による撮影テーブル3fの要部の構成を示す図であり、撮影テーブル3fをx方向に見たときの側面図である。
撮影テーブル3fは、図10に示すように、天板31、天板支持部32、基台33、平行リンク機構部(上下案内機構)39、およびアクチュエータ部36を有している。
なお、天板31、天板支持部32、および基台33は、第1の実施形態と同様の形態であるため、ここでは説明を省略する。
平行リンク機構部39は、第1のリンク391および第2のリンク392を有している。
図10に示すように、第1のリンク391は直線状のリンクであり、yz平面内において、+z方向かつ+y方向から−z方向かつ−y方向へ延びる。また、第2のリンク392は、ベルクランクを兼ねるリンクであり、長辺と短辺とがクランク角を鋭角、例えば45度程度にして結合した形状である。この長辺は、yz平面内において、+z方向かつ+y方向から−z方向かつ−y方向へ延びる。
第1のリンク391の長手方向における一端と天板支持部32とは結合部材393により回動自在に結合されており、その他端と基台33とは結合部材394により回動自在に結合されている。第2のリンク392の長辺の一端と天板支持部32とは、結合部材395により回動自在に結合されており、第2のリンク392の曲部と基台33とは、結合部材396により回動自在に結合されている。これにより、yz平面内において、結合部材393,394,395,396を頂点とする平行四辺形の変形動作が可能となる。
なお、平行リンク機構部39は、第1のリンク391、結合部材393,394により構成されるリンク機構と同様の不図示のリンク機構を、天板支持部32および基台33の側面における第1のリンク391と第2のリンク392の反対側にそれぞれ有している。これにより、天板支持部32は、水平を保ちながら基台33に対して上下方向に移動するとともに、z方向に移動することが可能となる。
アクチュエータ部36は、アクチュエータ361、およびアクチュエータ支持部364fを有している。
アクチュエータ361は、シリンダ362と、シリンダ362内に収容されるロッド363とを有し、ロッド363がシリンダ362に対して出入りすることにより、アクチュエータ361が伸縮する。アクチュエータ支持部364は、基台33の側面に設置されており、アクチュエータ361がyz平面内においてシリンダ362の端部を支点に回動し、ロッド363が概ね−z方向に向けて伸縮するよう、アクチュエータ361を支持する。すなわち、アクチュエータ361の回動軸がx方向と平行になるよう、シリンダ362の+z方向側の端部がアクチュエータ支持部364に結合部材365fにより回動自在に結合される。ロッド363の先端は、ベルクランク351の短辺側の一端と結合部材366fにより回動自在に結合される。
アクチュエータ361の不図示の駆動制御部は、天板支持部32や基台33などに設置されており、操作コンソール4のコンソール制御部41と接続されている。
このような実施形態によれば、上下案内機構を平行リンク機構とし、その平行リンク機構を構成する一部のリンクをベルクランクとして機能するよう構成しているので、アクチュエータの推力の平準化によりアクチュエータに掛かるコストを低減できるだけでなく、撮影テーブルの上昇動作に伴って撮影テーブルがガントリの空洞部に導かれることから、天板支持部をガントリ側に移動可能にする手段を設けることなく、撮影可能範囲を広く確保することができる。また、平行リンク機構を有する既存の撮影テーブルをベースに改良することができ、上記の長所を持った撮影テーブルを低コストで実現できる。
なお、本発明は、上記した各実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変形が可能である。
例えば、上記した各実施形態において、アクチュエータ部とラック・ピニオン部とは相互に代替手段となり得る。
また例えば、上記した第1〜第6の実施形態において、シザースリンク機構、テレスコピック式ガイド機構、および平行リンク機構は、相互に代替手段となり得る。
また例えば、上記した各実施形態において、アクチュエータ部またはラック・ピニオン部は、基台および天板支持部のいずれにも設置することができる。
また例えば、上記した各実施形態において、ベルクランクのクランク角は、直角以外、すなわち鋭角または鈍角とすることができる。
また例えば、上気した第1〜第6の実施形態において、ベルクランクと基台または天板支持部とはリンクを介して接続してもよいし、リンクなしに接続してもよい。
例えば、上記した実施形態は、撮影テーブルとその撮影テーブルを用いたX線CT装置であるが、本発明は、MR装置、PETやSPECT等の核医学診断装置、あるいは、これらを組み合わせたPET−CT装置、SPECT−CT装置にも適用可能である。
第1の実施形態によるX線CT装置の外観図である。 第1の実施形態によるX線CT装置の全体構成を示す図である。 第1の実施形態による撮影テーブルの要部の構成を示す側面図である。 撮影テーブルの高さに対するアクチュエータの必要推力を示す図である。 第2の実施形態による撮影テーブルの要部の構成を示す側面図である。 第3の実施形態による撮影テーブルの要部の構成を示す側面図である。 第4の実施形態による撮影テーブルの要部の構成を示す側面図である。 第5の実施形態による撮影テーブルの要部の構成を示す側面図である。 第6の実施形態による撮影テーブルの要部の構成を示す側面図である。 第7の実施形態による撮影テーブルの要部の構成を示す側面図である。
符号の説明
1 X線CT装置(画像診断装置)
2 走査ガントリ(撮影手段)
3 撮影テーブル(撮影テーブル)
4 操作コンソール
21 X線管
22 コリメータ
23 X線検出器
24 データ収集部
25 X線コントローラ
26 回転部
27 回転コントローラ
31 天板
32 天板支持部(昇降部)
33 基台(基台)
34 シザースリンク機構部(上下案内機構)
35 ベルクランク部
351 ベルクランク(ベルクランク)
36 アクチュエータ部(移動部)
37 リンク部
371 リンク(リンク)
41 コンソール制御部
42 データ収集バッファ
43 入出力部
44 記憶部

Claims (14)

  1. 基台と、
    前記基台の上方に設けられる昇降部と、
    前記基台および前記昇降部のいずれか一方に対して固定される支点を軸に回動自在に設けられるベルクランクと、
    前記一方に設けられており、前記ベルクランクの一端と結合または接合して該一端を移動させ、前記ベルクランクを回動させる移動部とを備え、
    前記ベルクランクの他端が前記一方とは異なる他方と結合または接合しており、前記ベルクランクの回動により前記昇降部を上下動させる昇降寝台。
  2. 前記昇降部を上下方向に案内する上下案内機構をさらに備える請求項1に記載の昇降寝台。
  3. 前記上下案内機構は、シザースリンク機構である請求項2に記載の昇降寝台。
  4. 前記上下案内機構は、テレスコピック式ガイド機構である請求項2に記載の昇降寝台。
  5. 前記上下移動機構は、平行リンク機構である請求項2に記載の昇降寝台。
  6. 前記ベルクランクの前記他端と前記他方とを接続するリンクをさらに備える請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の昇降寝台。
  7. 前記ベルクランクの長辺は、前記平行リンク機構を構成する一部のリンクを兼ねる請求項5に記載の昇降寝台。
  8. 前記ベルクランクのクランク角は、鋭角または鈍角である請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の昇降寝台。
  9. 前記一方は前記昇降部である請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の昇降寝台。
  10. 前記移動部は、長さが伸縮するアクチュエータを有し、
    前記アクチュエータの一端と前記ベルクランクの前記一端とが回動自在に結合され、前記アクチュエータの他端と前記一方とが回動自在に結合される請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の昇降寝台。
  11. 前記移動部は、ラックと、該ラックと係合するピニオンと、該ピニオンを回動させるモータとを有し、
    前記ラックの一端と前記ベルクランクの前記一端とが接合し、前記モータが前記一方に結合される請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の昇降寝台。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の昇降寝台と、
    被検体が載置される天板であって、前記昇降部によって撮影空間に移動可能に支持される天板をさらに備える撮影テーブル。
  13. 請求項12に記載の撮影テーブルと、
    前記撮影テーブルによって前記撮影空間に移動された前記被検体を撮影する撮影手段とを備える画像診断装置。
  14. 基台と、
    前記基台の上方に設けられる昇降部と、
    前記基台および前記昇降部のいずれか一方に対して固定される支点を軸に回動自在に設けられるベルクランクと、
    前記一方に設けられており、前記ベルクランクの一端と結合または接合して該一端を移動させ、前記ベルクランクを回動させる移動部とを備え、
    前記ベルクランクの他端が前記一方とは異なる他方と結合または接合しており、前記ベルクランクの回動により前記昇降部を上下動させる昇降機構。
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