JP2003190137A - 被検体の断層撮影方法及び装置 - Google Patents

被検体の断層撮影方法及び装置

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JP2003190137A
JP2003190137A JP2001384797A JP2001384797A JP2003190137A JP 2003190137 A JP2003190137 A JP 2003190137A JP 2001384797 A JP2001384797 A JP 2001384797A JP 2001384797 A JP2001384797 A JP 2001384797A JP 2003190137 A JP2003190137 A JP 2003190137A
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JP2001384797A
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Yukihiro Hara
幸寛 原
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検体の断層撮影のスループットを改善でき
ることを課題とする。 【解決手段】 床面上を被検体体軸方向に移動しつつ被
検体の断層撮影を行うCTガントリ30と、CTガント
リ30の開口部前面側で天井から下部に展開し、その下
端部側で被検体を搭載するための天板60を着脱自在に
支持可能な天板支持装置50とを備え、キャスタ付きの
ストレッチャ20に天板60及び被検体100を搭載し
てCTガントリ30の開口部前面側に搬入するステップ
と、ストレッチャ搬入後の天板60の一端部を天板支持
装置50で支持するステップと、天板支持後のストレッ
チャ20を外部に退避させるステップと、ストレッチャ
退避後のCTガントリ30を被検体体軸(矢印a)方向
に移動させて被検体の断層撮影を行うステップとを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被検体の断層撮影方
法及び装置に関し、更に詳しくは被検体のX線CT撮
影、磁気イメージング(MRI)等に適用して好適なる
ものである。
【0002】
【従来の技術】図15は従来技術を説明する図であり、
従来のX線CT装置の外観図を示している。図におい
て、30’は被検体のX線断層撮影を行うCTガント
リ、20’は寝台、21’は被検体を載せて体軸CLb
の方向に移動させる天板(クレードル)、10’はCT
ガントリ30’及び寝台20’の制御を行うと共に、X
線撮影技師が操作をする操作コンソール部である。
【0003】従来は、図示の如くCTガントリ30’の
手前側床面に寝台20’が固定されており、その上の天
板21’に被検体100を寝かせて体軸CLbの方向に
搬送することにより、被検体の断層撮影を行うものであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、CTガントリ
30’の手前側床面に寝台20’が固定されている方式
であると、被検体(患者)100を入れ替える度に、前
患者の退室、及びその後、次の患者の撮影準備を行う必
要があり、このためにX線CT撮影のスループットが低
下していた。特に、次の患者を天板21’に寝かせて固
定し、必要な指示(ガイダンス)を与える準備作業は、
慎重を要する上に、患者も不慣れであるため、相当の時
間を要していた。
【0005】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的とする所は、断層撮影のスループ
ットを改善できる被検体の断層撮影方法及び装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
の構成により解決される。即ち、本発明(1)の被検体
の断層撮影方法は、床面上を被検体体軸方向に移動しつ
つ被検体の断層撮影を行うCTガントリ30と、CTガ
ントリ30の開口部前面側で天井から下部に展開し、そ
の下端部側で被検体を搭載するための天板60を着脱自
在に支持可能な天板支持装置50とを備え、キャスタ付
きのストレッチャ20に天板60及び被検体100を搭
載してCTガントリ30の開口部前面側に搬入するステ
ップと、ストレッチャ搬入後の天板60の一端部を天板
支持装置50で支持するステップと、天板支持後のスト
レッチャ20を外部に退避させるステップと、ストレッ
チャ退避後のCTガントリ30を被検体体軸(矢印a)
方向に移動させて被検体の断層撮影を行うステップとを
備えるものである。
【0007】本発明(1)によれば、予めストレッチャ
20に天板60及び被検体100を搭載してCTガント
リ30の手前に運ぶ構成により、従来、CTガントリ3
0の手前の寝台で行っていたような準備作業(被検体の
載せ換え等)や患者100へのガイダンスを事前に済ま
せておくことが可能となる。また、被検体100を載せ
たままの天板60を着脱自在に支持して撮影する構成に
より、断層撮影のスループットが大幅に向上する。
【0008】本発明(2)では、本発明(1)におい
て、断層撮影後のCTガントリ30をホームポジション
に戻すステップと、ホームポジションに戻して後の天板
60及び被検体100をストレッチャ20に載置して外
部に搬出するステップとを更に備える。
【0009】従って、例えば救急現場等では、患者10
0を天板60に載せたままで一般X線撮影、X線CT撮
影、MR撮影及び応急処置等を施すことが可能となり、
処置時間の短縮と患者負担の低減が期待できる。
【0010】また上記の課題は例えば図14の構成によ
り解決される。即ち、本発明(3)の被検体の断層撮影
方法は、被検体の断層撮影を行うCTガントリ30と、
CTガントリ30の開口部前面側で天井から下部に展開
し、その下端部側で被検体100を搭載するための天板
60を着脱自在に支持可能な天板支持装置50であっ
て、被検体体軸方向に移動可能なものとを備え、キャス
タ付きのストレッチャ20に天板60及び被検体100
を搭載してCTガントリ30の開口部前面側に搬入する
ステップと、ストレッチャ搬入後の天板60の一端部を
天板支持装置50で支持するステップと、天板支持後の
ストレッチャ20を外部に退避させるステップと、スト
レッチャ退避後の天板支持装置50を被検体体軸方向に
移動させて被検体の断層撮影を行うステップとを備える
ものである。
【0011】本発明(4)では、本発明(3)におい
て、断層撮影後の天板支持装置50をホームポジション
に戻すステップと、ホームポジションに戻して後の天板
60及び被検体100をストレッチャ20に載置して外
部に搬出するステップとを更に備える。従って、断層撮
影のスループットの向上と、患者負担の低減が期待でき
る。
【0012】また上記の課題は例えば図1の構成により
解決される。即ち、本発明(5)のコンピュータ診断装
置は、床面上を被検体体軸方向に移動しつつ被検体の断
層撮影を行うCTガントリ30と、CTガントリ30の
開口部前面側で天井から下部に展開し、その下端部側で
被検体100を搭載するための天板60を着脱自在に支
持可能な天板支持装置50とを備えるものである。
【0013】また上記の課題は例えば図14の構成によ
り解決される。即ち、本発明(6)のコンピュータ診断
装置は、被検体の断層撮影を行うCTガントリ30と、
CTガントリ30の開口部前面側で天井から下部に展開
し、その下端部側で被検体100を搭載するための天板
60を着脱自在に支持可能な天板支持装置50であっ
て、被検体体軸方向に移動可能なもの、とを備えるえる
ものである。
【0014】本発明(7)では、本発明(5)又は
(6)において、CTガントリ30は、被検体を挟んで
相対向するX線管とX線検出器とを備えるものである。
本発明はX線CT装置に適用して好適である。
【0015】また本発明(8)の天板支持装置は、被検
体を搭載するための天板を支持する天板支持装置であっ
て、一端を天井に支持されて下方に展開する支持フレー
ムと、該支持フレームにより支持されて、天板の一端部
を着脱自在に支持可能な天板支持部とを備えるものであ
る。
【0016】本発明(8)によれば、CTガントリ等の
手前の床面に広いフリーエリアを確保できるため、この
エリアに被検体を搭載した天板をストレッチャに載せて
搬入/搬出することが容易に行える。
【0017】本発明(9)では、本発明(8)におい
て、例えば図13に示す如く,天板支持部は、天板の支
持角を可変に構成されているものである。従って、被検
体100の軽/重により天板60が図の(B)に示す如
くその長手方向に撓んでしまっても、図の(C)に示す
如く天板60の支持角を変更することで、被検体100
を実質的に水平に保つことが可能となる。
【0018】本発明(10)の天板は、矩形板状本体の
上面に被検体を搭載して各種医療用診断に供するための
天板であって、本体長手方向の一端部に設けられた被支
持部であって、外部の支持装置によって着脱自在に支持
可能なものと、本体の一部にが設けられた水平器であっ
て、少なくとも長手方向の水平度を計測可能なもの、と
を備えるものである。
【0019】従って、天板の片支持により該天板が撓ん
でしまっても、水平方向からのずれを容易に把握(計
測)でき、正しく修正できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通
して同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。
【0021】図2は実施の形態によるX線CT装置の機
能ブロック図で、本発明のX線CT装置への適用例を示
している。図において、30は被検体のX線断層撮影を
行うCTガントリ、60は被検体を載せてX線断層撮影
を行うための天板(クレードル)、10はCTガントリ
30及び後述の天板支持装置50の制御を行うと共に、
X線撮影技師が操作をする操作コンソール部である。
【0022】CTガントリ30において、31は回転陽
極型のX線管、31AはX線制御部、32はX線スライ
ス幅の制限を行うコリメータ、32Aはコリメータ制御
部、33はチャネルCH方向に並ぶ多数(n=1000
程度)のX線検出素子が体軸CLbの方向の例えば4列
L1〜L4に配列されているX線検出器、34はX線検
出器33の検出信号に基づき被検体の投影データg
1(X,θ)〜g4(X,θ)を生成し、収集するデータ
収集部、35は上記X線撮影系を体軸の回りに回転可能
に支持する走査ガントリ、35Aは走査ガントリ35の
回転制御部、37AはCTガントリ30の全体を床面に
埋設したレール上で移動させるための制御を行う移動制
御部である。なお、本撮影システムの座標x,y,zを
付記すると共に、ここで、z軸は被検体体軸CLbの方
向と一致するものとする。
【0023】操作コンソール部10において、11はX
線CT装置の主制御・処理(本発明によるスキャン制
御,CT断層像の再構成処理等)を行う中央処理装置、
11aはそのCPU、11bはCPU11aが使用する
RAM,ROM等からなる主メモリ(MM)、12はキ
ーボードやマウス等を含む指令やデータの入力装置、1
3はスキャン計画情報やCT断層像等を表示するための
表示装置(CRT)、14はCPU11aとCTガント
リ30及び天板支持装置50との間で各種制御信号CS
やモニタ信号MS等のやり取りを行う制御インタフェー
ス、15はデータ収集部34からの投影データを一時的
に蓄積するデータ収集バッファ、16はデータ収集バッ
ファ15からの投影データを蓄積・格納すると共に、X
線CT装置の運用に必要な各種アプリケーションプログ
ラムや各種演算/補正用のデータファイル等を格納して
いる二次記憶装置(ハードディスク装置等)である。
【0024】X線CT撮影の動作を概説すると、X線管
31からのX線ファンビームXLFBは被検体100を
透過してX線検出器33の検出器列L1〜L4に一斉に
入射する。データ収集部34はX線検出器33の各検出
列出力に対応する投影データg1(X,θ)〜g4(X,
θ)を生成し、これらをデータ収集バッファ15に格納
する。ここで、Xは検出器のチャネル番号、θは投影
(ビュー)角を表す。更に、走査ガントリ35が僅かに
回転した各ビュー角θで上記同様のX線投影を行い、こ
うして走査ガントリ1回転分の投影データを収集・蓄積
する。また同時に、アキシャル/ヘリカルスキャン方式
に従ってCTガントリ30を体軸CLbの方向に間欠的
/連続的に移動させ、こうして被検体の所要撮影領域に
ついての全投影データを収集・蓄積し、これらを二次記
憶装置16に格納する。そして、CPU11aは、全ス
キャンの終了後、又はスキャンと並行して、得られた投
影データに基づき被検体100のCT断層像を再構成
し、これを表示装置13に表示する。以下、被検体の撮
影準備動作を含めたトータルの撮影動作を説明する。
【0025】図3〜図8は実施の形態によるX線CT撮
影動作を説明する図(1)〜(6)であり、図3は患者
待ち受け状態にあるX線CT装置の斜視図を示してい
る。図において、床面のz軸方向にレール41L,41
Rが埋設されており、その上にCTガントリ30が載っ
ている。CTガントリ30は、その下部に不図示の駆動
モータ、減速ギヤボックス、車輪等を含むガントリ本体
の移動機構部37L,37Rを備えており、上記移動制
御部37Aの制御下で車輪がレール41L,41Rの上
を矢印a方向に移動可能となっている。
【0026】一方、CTガントリ30の開口部手前側に
は天井から下方に展開する天板支持装置50が設けられ
ている。その構造については後述するが、ここでは動作
を簡単に説明する。天井のz軸方向には2本のシャフト
51L,51Rが設けられており、このシャフト51
L,51Rに沿って上部の支持ベース52が矢印b方向
に移動可能となっている。この支持ベース52からは下
方に支持フレーム54L,54Rが展開しており、その
下端部にはギヤボックス55とモータ56が設けられ
る。更に、この支持フレーム54L,54Rの内側から
下方にシャフト57L,57Rが延びており、このシャ
フト57L,57Rはモータ56及びギヤボックス55
の作用により矢印c方向に移動可能となっている。更
に、シャフト57L,57Rの下端部には天板把持部5
8が設けられており、上下の把持板59U,59Dの作
用によって天板60を把持/開放可能となっている。
【0027】このような構成により、以下に撮影動作を
説明する。図3において、被検体(患者)100を運ぶ
ストレッチャ(担架)20は4つのキャスタ21を備え
ており、これによって床面上を自在に搬送できる。予め
ストレッチャ20の上に天板60を置いておき この天
板60の上に被検体(患者)100を乗せ、必要ならそ
の胴部及び両腕部を拘束帯62で拘束する。このような
撮影準備作業は、好ましくは、事前に別室で行われ、準
備終了後にストレッチャ20で撮影室に運ばれる。従っ
て、前の患者のCT撮影中に後の患者の撮影準備を行
え、撮影処理のスループットが大幅に改善される。
【0028】図4において、ストレッチャ20をCTガ
ントリ30と天板支持装置50との間に搬入する。この
とき、天板把持部58がストレッチャ搬入の邪魔になら
ないように、予め支持ベース52が後方(CTガントリ
30と反対方向)に移動されている。次に支持ベース5
2が前方(CTガントリ30の方向)に移動され、これ
により天板把持部58の上下把持板59U,59Dが天
板60の端部凹部61を挟み込むように挿入される。更
に、上側の把持板59Uを矢印d方向に下げることによ
り、天板60の一端部を把持する。このような天板60
の把持操作は、好ましくは、技師の目視確認と共に、技
師のマニュアルボタン操作により行われる。図示しない
が、操作ボタン等を有する操作パネルがギヤボックス5
5の周囲に設けられる。
【0029】図5において、上記天板60を把持する
と、そのままの状態でシャフト57L,57Rを少し上
方に移動させ、天板60をストレッチャ20から少し浮
き上がらせる。これにより、フリーとなったストレッチ
ャ20をCTガントリの右(又は左)方向に搬出し、C
T撮影の邪魔にならない位置に移動させる。
【0030】図6において、上記ストレッチャ退避後の
CTガントリ30を前方(図の手前側)に移動させ、被
検体100のX線断層撮影を行う。このとき、天板60
(即ち、被検体100)は天板支持装置50によって固
定支持されている。
【0031】図7において、上記往路の撮影が終了する
と、CTガントリ30を後方に移動させる。CTガント
リ30が後方に退避すると、技師又は看護婦がストレッ
チャ20を天板60の下側に移動させる。更に、シャフ
ト57L,57Rを少し下方に移動させ、天板60をス
トレッチャ20の上に載せ、天板60の把持を開放(リ
リース)する。
【0032】図7において、上記撮影終了後のCTガン
トリ30をホームポジションに戻す。なお、この実施の
形態ではCTガントリ30の往路で被検体100の断層
撮影を行い、復路で単にホームポジションに戻したが、
これに限らない。復路で被検体100の断層撮影を行っ
てもよい。
【0033】図8において、CTガントリ30がホーム
ポジションに戻ると、上記退避させておいたストレッチ
ャ20を天板60の下に挿入して、被検体100及び天
板60をストレッチャ20の上に降ろす。そして、撮影
終了した被検体100は図の左側に搬出され、一方、図
の右側からは次の被検体100Bがストレッチャ20B
に載せて搬入される。このとき、被検体100Bの撮影
に必要な準備は既に整っており、よってX線CT撮影の
スループットが大幅に向上する。
【0034】図9,図10は実施の形態による天板支持
装置を説明する図(1),(2)である。天板支持装置
50は、様々に構成できるが、一例の構成を以下に説明
する。図9(A)に支持ベース52のx軸方向に見た側
断面図を示す。なお、図には右側側面から見える部材
(R側部材)のみを示すが、図の背面側にはL(左)側
部材が存在するものとする。図において、軸受部532
と減速ギヤ531との間に2本のねじ溝付きシャフト5
1L,51Rを架け渡し、これらをモータ53によって
回転可能に軸支する。
【0035】一方、支持ベース52には矩形状の基板5
21が設けられ、その四隅に4つのボールねじ522が
固定されている。各ボールねじ522は、シャフト51
L,51Rのねじ溝と螺合しており、シャフト51L,
51Rが左/右に回転すると、各ボールねじ522(即
ち、基板521)を矢印b方向に移動させる。更に、こ
の基板521から下方に円筒状の支持フレーム54L,
54Rが延びており、これらの支持フレーム54によっ
て天板支持装置本体部を矢印b方向に移動可能に支持し
ている。
【0036】図9(B)に天井から下方に展開する支持
フレーム54L,54Rのz軸方向に見た正断面図を示
す。円筒状の支持フレーム54L,54Rの下側からね
じ溝付きのシャフト57L,57Rが挿入される。支持
フレーム54L,54Rの内側には軸受部553L,5
53Rが固定されており、これによってシャフト57
L,57Rの上部(ねじ溝の無い部分)を矢印c方向に
スライド可能に支持する。
【0037】一方、支持フレーム54L,54Rの下端
部にはギヤボックス55が固定されており、この中には
駆動モータ56の回転を減速するギヤ551と、これに
より駆動されるボールネジ552L,552Rとが設け
られている。各ボールねじ552L,552Rはシャフ
ト57L,57Rのねじ溝と螺合しており、ボールネジ
552L,552Rが左/右に回転すると、シャフト5
7L,57Rを矢印c方向に移動させる図10(A)に
天板把持部58のz軸方向に見た正断面図、また図10
(B)に天板把持部58のx軸方向に見た側断面図を夫
々示す。図において、シャフト57L,57Rの両下端
部で下側の把持板59Dを固定支持する。この把持板5
9Dの矩形状エリアに4本の支柱582を立設し、これ
らで上板581を固定支持する。更に、上板581の上
側にギヤードモータ583を固定し、その回転軸584
を、下方の上板581及び上側の把持板59Uを貫通さ
せるように展開させ、その下端部を把持板59Dで軸受
けする。回転軸584の中間部周囲にはねじ溝が設けら
れており、これに上側の把持板59Uに設けたねじ溝を
螺合させる。更に、この把持板59Uは4本の支柱58
2と嵌合しており、これらによって水平な姿勢を保ちつ
つ上/下方向にスライドするようにガイドされる。即
ち、モータ駆動により回転軸584が左/右に回転する
と、把持板59Uが矢印d方向にスライドし、これによ
って下側の把持板59Dと共に天板(点線で示す)60
の端部(凹部61の部分)を自在に把持又は開放する。
【0038】図11は実施の形態による天板(メタルレ
スクレードル)を説明する図であり、図11(A)にz
軸方向から見た側面図、図11(B)にx軸方向から見
た側面図、そして、図11(C)にy軸方向から見た平
面図を夫々示す。天板60の本体部は、発泡材(発泡ス
チロール等)の周囲をカーボン繊維(CFRP)で包ん
だ構造をしており、被検体を支持する剛性と、X線断層
撮影の邪魔にならない性質とを兼ね備えている。
【0039】図において、天板60の後部下面の略中央
部には凹部61が設けられており、該凹部61とストレ
ッチャ20の上面との間に形成される隙間に下側の把持
板59Dを挿入可能となっている。この状態では、上側
の把持板59Uの下面側に設けた4つの凸部592が、
天板60の側に設けた4つの位置決め用孔62に夫々位
置対応しており、この状態で天板60を把持すると(即
ち、把持板59Uを下に下げると)、凸部592と孔6
2とが嵌合して天板60の前部が左右に振れないように
確実に把持する。
【0040】なお、図11(D)において、天板60の
後端部60Bの部分はX線を曝射されないため、この部
分(被把持部)の支持剛性を金属等を併用して十分に補
強できる。一方、被検体100を搭載する前側部60F
の部分は、発泡材とカーボン繊維で構成される。
【0041】図12は他の実施の形態による天板把持部
を説明する図であり、天板把持部58が天板60の支持
(把持)角度を変更可能に構成されている場合を示して
いる。図12(A)にz軸方向から見た正断面図、図1
2(B)にx軸方向から見た側断面図を夫々示す。図に
おいて、シャフト57L,57Rの両下端部に歯車72
L,72Rを固定(溶接等)する。更に、このシャフト
57L,57Rの両下端部と、歯車72L,72Rと、
下側の把持板59Dの後端部とに対してシャフト71を
貫通させ、これをシャフト57L,57Rで軸支する。
【0042】また、把持板59Dの下側にはギヤードモ
ータ73が設けられ、これによって駆動される歯車74
L,74Rが固定歯車72L,72Rと噛み合ってい
る。従って、ギヤードモータ73が回転すると、これに
伴い歯車74L,74Rが固定歯車72L,72R上を
移動し、これにより天板60の支持(把持)角度が矢印
f方向に変更可能となる。その他の構成については、上
記図10で述べた天板把持部58の構成と同様でよい。
【0043】図13は他の実施の形態による天板を説明
する図であり、天板の一部に水平器を備える場合を示し
ている。図において、58は上記図12で示した天板支
持角可変の天板把持部、81は天板60の一部に設けら
れた水平器である。一例の水平器81は、円弧状のガラ
ス管811に液体と気泡812とを封入した小型かつ簡
単なものであり、気泡812がガラス管811のより高
い位置に押しやられるという浮力を利用して天板60の
水平度を容易に測定できる。
【0044】水平器81は、好ましくは体(z)軸及び
x軸方向の各水平度を測定可能に設けられるが、少なく
とも、体(z)軸方向の水平度を測定可能に設けられ
る。また、複数の水平器81を天板60の随所に分散さ
せて設けても良いが、この例では、天板60への加重に
よる撓みの影響が顕著に現れ易い、かつ被検体100の
X線撮影の邪魔にならないような、例えば天板60の頭
部付近に設けられている。
【0045】図13(A)において、今,天板60の上
には標準的な体格(体重)の被検体100が搭載されて
おり、このときは、天板把持部58の支持角=θ1で、
水平器81は被検体体軸方向の水平を示している。技師
は、ガラス管811上に刻印されたマーカ813と気泡
812との一致を目視することで被検体100が体軸方
向に実質的に水平であることを確認できる。
【0046】図13(B)において、次に重い体重の被
検体100Bを搭載した天板60Bを把持する。今、天
板把持部58の把持角が上記図13(A)の場合と同一
のθ1であるとすると、天板60Bが重い被検体100
Bによってより大きく撓んだ結果、この場合の水平器8
1は幾分頭部が下方に傾いている状態を示している。そ
こで、技師は、水平器81を見ながらのマニュアル操作
により、天板把持部58の把持角を、該水平器81が被
検体体軸方向の水平を示す角度にまで変更する。
【0047】図13(C)において、天板把持部58の
把持角が上記θ1からθ2(<θ1)に変更された結
果、この場合の被検体100Bは実質体軸方向に水平に
保たれている。
【0048】図14は他の実施の形態によるX線CT装
置を説明する図であり、上記図1のCTガントリ30が
被検体体軸の方向に移動可能であった代わりに、この例
のCTガントリ30は床面上に固定されている。一方、
この例の天板支持装置50では、天井のシャフト51
L,51Rが被検体体軸の方向に延長されており、該シ
ャフト51L,51Rに沿って天板支持装置50(即
ち、天板60及びその上の被検体100)が被検体体軸
方向に移動することで、X線断層撮影を行うように構成
されている。これ以外の点については、上記実施の形態
で述べたものと同様でよい。
【0049】なお、上記実施の形態ではCTガントリ3
0の側に設けた車輪が床面に設けたレール41L,41
Rの上を移動する場合を述べたが、これに限らない。例
えば、CTガントリ30の側に設けたピニオン(歯車)
が床面に設けたラック(歯溝付きレール)の上を移動す
るように構成しても良い。
【0050】また、天板把持部58による天板60の支
持(把持)角度を変更可能な構成は、上記ギヤードモー
タ73を使用する代わりに、油圧シリンダ等により変更
可能に構成しても良い。
【0051】また、本発明の天板支持装置は、上記X線
CT装置以外にも、例えばX線血管撮影装置、Cアーム
を有する汎用の撮影装置(チルト−C)、又は一般X線
撮影用の撮影テーブルとしても適用可能である。
【0052】また、図12に示す如く、例えば下側の把
持板59Dの面上にひずみゲージ式のロードセル82を
設け、天板60を把持することによって把持板59Dの
頭部に掛かるような加重を検出するように構成しても良
い。この場合は、予めロードセル82の検出加重と、該
加重が検出された状態で被検体100を実質水平に保つ
ことが可能な把持角θとの関係を求めて、メモリ(テー
ブル)に記憶しておき、装置の稼働時には、このテーブ
ルを参照することで、天板把持部58の支持(把持)角
をCPU11a等により自動制御するように構成しても
よい。
【0053】また、上記本発明に好適なる複数の実施の
形態を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で各部
の構成、制御、処理及びこれらの組み合わせの様々な変
更が行えることは言うまでも無い。
【0054】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、被検体
(患者)を天板に載せたままで移動/撮影可能となるた
め、患者の負担が低減される。また、天板及びストレッ
チャを複数用意して患者対応に使用することにより、撮
影のスループットが大幅に改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】実施の形態によるX線CT装置の機能ブロック
図である。
【図3】実施の形態によるX線CT撮影動作を説明する
図(1)である。
【図4】実施の形態によるX線CT撮影動作を説明する
図(2)である。
【図5】実施の形態によるX線CT撮影動作を説明する
図(3)である。
【図6】実施の形態によるX線CT撮影動作を説明する
図(4)である。
【図7】実施の形態によるX線CT撮影動作を説明する
図(5)である。
【図8】実施の形態によるX線CT撮影動作を説明する
図(6)である。
【図9】実施の形態による天板支持装置を説明する図
(1)である。
【図10】実施の形態による天板支持装置を説明する図
(2)である。
【図11】実施の形態による天板を説明する図である。
【図12】他の実施の形態による天板把持部を説明する
図である。
【図13】他の実施の形態による天板を説明する図であ
る。
【図14】他の実施の形態によるX線CT装置を説明す
る図である。
【図15】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
10 操作コンソール部 20 ストレッチャ(担架) 30 CTガントリ 37 移動機構部 41 レール 50 天板支持装置 51 シャフト 52 支持ベース 54 支持フレーム 55 ギヤボックス 56 モータ 57 シャフト 58 天板把持部 59 把持板 60 天板(クレードル) 61 凹部 71 シャフト 72 固定歯車 73 ギヤードモータ 74 歯車 81 水平器 82 ひずみゲージ式ロードセル 522 ボールねじ 583 ギヤードモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 幸寛 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA01 AA07 AA21 AA22 CA18 EC04 ED03 ED04 ED07 ED30 FB20 4C096 AA18 AB39 AB41 EB01 EB03 EB04 EB07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面上を被検体体軸方向に移動しつつ被
    検体の断層撮影を行うCTガントリと、CTガントリの
    開口部前面側で天井から下部に展開し、その下端部側で
    被検体を搭載するための天板を着脱自在に支持可能な天
    板支持装置とを備え、 キャスタ付きのストレッチャに天板及び被検体を搭載し
    てCTガントリの開口部前面側に搬入するステップと、 ストレッチャ搬入後の天板の一端部を天板支持装置で支
    持するステップと、 天板支持後のストレッチャを外部に退避させるステップ
    と、 ストレッチャ退避後のCTガントリを被検体体軸方向に
    移動させて被検体の断層撮影を行うステップとを備える
    ことを特徴とする被検体の断層撮影方法。
  2. 【請求項2】 断層撮影後のCTガントリをホームポジ
    ションに戻すステップと、 ホームポジションに戻して後の天板及び被検体をストレ
    ッチャに載置して外部に搬出するステップとを備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の被検体の断層撮影方
    法。
  3. 【請求項3】 被検体の断層撮影を行うCTガントリ
    と、CTガントリの開口部前面側で天井から下部に展開
    し、その下端部側で被検体を搭載するための天板を着脱
    自在に支持可能な天板支持装置であって、被検体体軸方
    向に移動可能なものとを備え、 キャスタ付きのストレッチャに天板及び被検体を搭載し
    てCTガントリの開口部前面側に搬入するステップと、 ストレッチャ搬入後の天板の一端部を天板支持装置で支
    持するステップと、天板支持後のストレッチャを外部に
    退避させるステップと、 ストレッチャ退避後の天板支持装置を被検体体軸方向に
    移動させて被検体の断層撮影を行うステップとを備える
    ことを特徴とする被検体の断層撮影方法。
  4. 【請求項4】 断層撮影後の天板支持装置をホームポジ
    ションに戻すステップと、 ホームポジションに戻して後の天板及び被検体をストレ
    ッチャに載置して外部に搬出するステップとを備えるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の被検体の断層撮影方
    法。
  5. 【請求項5】 床面上を被検体体軸方向に移動しつつ被
    検体の断層撮影を行うCTガントリと、 CTガントリの開口部前面側で天井から下部に展開し、
    その下端部側で被検体を搭載するための天板を着脱自在
    に支持可能な天板支持装置とを備えることを特徴とする
    コンピュータ診断装置。
  6. 【請求項6】 被検体の断層撮影を行うCTガントリ
    と、 CTガントリの開口部前面側で天井から下部に展開し、
    その下端部側で被検体を搭載するための天板を着脱自在
    に支持可能な天板支持装置であって、被検体体軸方向に
    移動可能なもの、とを備えるえることを特徴とするコン
    ピュータ診断装置。
  7. 【請求項7】 CTガントリは、被検体を挟んで相対向
    するX線管とX線検出器とを備えることを特徴とする請
    求項5又は6に記載のコンピュータ診断装置。
  8. 【請求項8】 被検体を搭載するための天板を支持する
    天板支持装置であって、 一端を天井に支持されて下方に展開する支持フレーム
    と、 該支持フレームにより支持されて、天板の一端部を着脱
    自在に支持可能な天板支持部とを備えることを特徴とす
    る天板支持装置。
  9. 【請求項9】 天板支持部は、天板の支持角を可変に構
    成されていることを特徴とする請求項8に記載の天板支
    持装置。
  10. 【請求項10】 矩形板状本体の上面に被検体を搭載し
    て各種医療用診断に供するための天板であって、 本体長手方向の一端部に設けられた被支持部であって、
    外部の支持装置によって着脱自在に支持可能なものと、 本体の一部にが設けられた水平器であって、少なくとも
    長手方向の水平度を計測可能なもの、とを備えることを
    特徴とする天板。
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