JP2003190149A - 医療診断システム及び診断方法並びに装置 - Google Patents

医療診断システム及び診断方法並びに装置

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JP2003190149A
JP2003190149A JP2001384796A JP2001384796A JP2003190149A JP 2003190149 A JP2003190149 A JP 2003190149A JP 2001384796 A JP2001384796 A JP 2001384796A JP 2001384796 A JP2001384796 A JP 2001384796A JP 2003190149 A JP2003190149 A JP 2003190149A
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JP2001384796A
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Yukihiro Hara
幸寛 原
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ診断装置の利用効率を高めるこ
とを課題とする。 【解決手段】 図1(A)に示す如く、床面上を被検体
100の体軸方向に移動しつつ被検体の断層撮影を行う
CTガントリ30と、CTガントリ30の開口部前面側
で天井から下方に展開し、その下端部に被検体100を
搭載するための天板60を有する天板支持装置50であ
って、その全体がCTガントリ30の左又は右側に退避
可能なもの、とを含むコンピュータ診断装置300と、
被検体100Bを搭載して体軸方向に移動可能な撮影テ
ーブル211と、撮影テーブル211に搭載された被検
体100Bの医療検査を行う検査装置200とを間仕切
りドアで隔離し、図1(B)に示す如く、天板支持装置
50を退避させてCTガントリ30を隣室の撮影テーブ
ル211の側に移動させると共に、撮影テーブル211
に搭載された被検体100BのCT断層像を撮影可能に
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医療診断システム及
び診断方法並びに装置に関し、更に詳しくは、被検体の
断層撮影を行うコンピュータ診断装置(X線CT装置
等)と、他の医療検査装置とを組み合わせた医療診断シ
ステム及び診断方法並びに装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来技術を説明する図であり、
従来のアンギオ(Angio)装置200’とX線CT装置3
00’とを組み合わせたアンギオ/CT装置(診断シス
テム)を示している。アンギオ装置(X線血管撮影装
置)200’において、210は寝台、211は被検体
100を載せて体軸方向に移動可能な撮影テーブル(ク
レードル)、201はX線管、202はX線透視映像を
可視像に変換するイメージインテンシファイア(I.
I.)、203は可視像を撮影するTVカメラ、204
はこれらのX線撮像系201〜203を両腕部で回動自
在に支持するCアーム、205はCアームの駆動部、2
06はX線撮影系の主制御・処理を行う制御部、207
はこれらの支持ベース、221は被検体の透視映像をモ
ニタするTVモニタ、222はモニタ画像を記録するた
めのビデオメモリ(VM)である。
【0003】X線CT装置300’において、30’は
被検体のX線CT撮影を行うCTガントリ、31はX線
管、33は多数のX線検出素子がチャネル方向に配列さ
れたX線検出器、10’は、CTガントリ30’と寝台
210の制御を行うと共に、X線撮影技師等が操作をす
る操作コンソール部、13はX線CT断層像等を表示す
る表示部である。
【0004】従来のアンギオ/CT装置では、まずアン
ギオ装置200’を使用して別途造影剤により特徴づけ
た血管部位のイメージ(Angiography)を得ると共に、
このアンギオグラフィーを得た直後の血管部位のCT断
層像を同室のX線CT装置300’を使用して撮影でき
るため、その臨床的な評価は高い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アンギオ装置
200’を使用して被検体100の診断/治療を行って
いる間は、X線被爆の問題もあって同室のX線CT装置
300は使用できないため、X線CT装置300’の使
用効率が低かった。しかも、これらの装置は高価なた
め、採算性が問題となっていた。
【0006】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的とする所は、コンピュータ診断装
置の利用効率を高めることの可能な医療診断システム及
び診断方法並びに装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
の構成により解決される。即ち、本発明(1)の医療診
断システムは、図1(A)に示す如く、床面上を被検体
100の体軸方向に移動しつつ被検体の断層撮影を行う
CTガントリ30と、CTガントリ30の開口部前面側
で天井から下方に展開し、その下端部に被検体100を
搭載するための天板60を有する天板支持装置50であ
って、その全体がCTガントリ30の左又は右側に退避
可能なもの、とを含むコンピュータ診断装置300と、
被検体100Bを搭載して体軸方向に移動可能な撮影テ
ーブル211と、該撮影テーブル211に搭載された被
検体100Bの医療検査を行う検査装置200とを間仕
切りドアで隔離し、図1(B)に示す如く、前記天板支
持装置50を退避させてCTガントリ30を隣室の撮影
テーブル211の側に移動させると共に、該撮影テーブ
ル211に搭載された被検体100BのCT断層像を撮
影可能に構成したものである。
【0008】本発明(1)によれば、一般に高価となる
ようなコンピュータ診断装置300を、隣室の検査装置
200と組み合わせたCT撮影のみならず、別室でも独
自に使用(運用)できるため、コンピュータ診断装置3
00の使用効率(即ち、システムの採算性)が格段に向
上する。また、天井から下方に展開する天板支持装置5
0の全体がCTガントリ30の左又は右側に退避可能な
ため、該退避後のCTガントリ30を容易かつ確実に隣
室に移動できる。
【0009】本発明(2)では、上記本発明(1)にお
いて、コンピュータ診断装置は被検体のX線CT断層像
を撮影するX線CT装置である。従って、検査装置20
0の側におけるX線被爆の心配も無く、間仕切りドアで
隔離された隣室で自由にX線CT撮影を行える。
【0010】本発明(3)では、上記本発明(1)又は
(2)において、検査装置は被検体のX線透視映像を撮
影するX線TV装置である。従って、一般に高価となる
ようなX線CT装置を、通常のX線CT撮影と、アンギ
オ/CTによるバスキュラ(Vascular)撮影とで共用で
きるため、X線CT装置の使用効率が各段に向上し、X
線診断システムの採算性が大幅に改善される。
【0011】また本発明(4)の診断方法は、上記本発
明(1)に記載の医療診断システムを使用した診断方法
であって、天板支持装置50をCTガントリ30の左又
は右側に退避させるステップと、前記天板支持装置50
を退避後のCTガントリ30を撮影テーブル211の側
に移動させるステップと、前記移動後のCTガントリ3
0を使用して撮影テーブル211に搭載された被検体1
00BのCT断層像を撮影するステップとを備えるもの
である。従って、天板支持装置50及びCTガントリ3
0に対する簡単な移動操作で、CTガントリ30を有効
に活用できる。
【0012】また本発明(5)のコンピュータ診断装置
は、床面上を被検体の体軸方向に移動しつつ被検体の断
層撮影を行うCTガントリ30と、CTガントリ30の
開口部前面側で天井から下方に展開し、その下端部に被
検体を搭載するための天板60を有する天板支持装置5
0であって、その全体がCTガントリ30の左又は右側
に退避可能なもの、とを備えるものである。本発明
(5)によれば、天板支持装置50の全体がCTガント
リ30の左又は右側に退避可能であるため、天板退避後
のCTガントリ30を自由に移動可能となる。
【0013】本発明(6)では、上記本発明(5)にお
いて、CTガントリ30は、被検体を挟んで相対向する
X線管31とX線検出器33とを備えるものである。上
記本発明(5)のコンピュータ診断装置としては、特に
X線CT装置を使用して好適なるものである。
【0014】また本発明(7)の天板支持装置50は、
被検体100を搭載するための天板60を有する天板支
持装置であって、天井から下方に展開する支持フレーム
54,57等と、該支持フレームの下端部に設けられ、
天板60を水平方向に支持する支持部58と、天井に設
けられ、前記支持フレームを天板60の長手方向と垂直
な左又は右方向に移動可能に支持する支持ベース52と
を備えるものである。
【0015】本発明(8)では、上記本発明(7)にお
いて、支持部58は、天板60の長手方向の支持角を可
変に構成されているものである。
【0016】本発明(9)では、上記本発明(8)にお
いて、天板60は、天板長手方向の水平度を計測するた
めの水平器を備えるものである。
【0017】本発明(10)では、上記本発明(9)に
おいて、水平器の検出出力を所定閾値と比較する比較手
段と、比較手段の比較出力に基づき水平器の検出出力が
一定となるように天板長手方向の支持角を変更制御する
制御手段とを備えるものである。従って、被検体(患
者)100の重さに関係なく常に患者が水平に保たれる
ため、被検体の適正なCT撮影を行える。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通
して同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。図
2は実施の形態によるX線CT装置の機能ブロック図で
あり、本発明(コンピュータ診断装置)のX線CT装置
への適用例を示している。
【0019】図において、30は被検体のX線断層撮影
を行うCTガントリ、60は被検体を載せてX線断層撮
影を行うための天板(クレードル)、10はCTガント
リ30及び後述の天板支持装置50の制御を行うと共
に、X線撮影技師が操作をする操作コンソール部であ
る。
【0020】CTガントリ30において、31は回転陽
極型のX線管、31AはX線制御部、32はX線スライ
ス幅の制限を行うコリメータ、32Aはコリメータ制御
部、33はチャネルCH方向に並ぶ多数(n=1000
程度)のX線検出素子が被検体体軸CLbの方向の例え
ば4列L1〜L4に配列されているX線検出器、34は
X線検出器33の検出信号に基づき被検体の投影データ
1(X,θ)〜g4(X,θ)を生成し、収集するデー
タ収集部、35は上記X線撮影系を体軸CLbの回りに
回転可能に支持する走査ガントリ、35Aは走査ガント
リ35の回転制御部、37AはCTガントリ30の全体
を床面に埋設したレール上で移動させるための制御を行
う移動制御部である。なお、本撮影システムの座標x,
y,zを付記すると共に、ここで、z軸は被検体体軸C
Lbの方向と一致している。
【0021】操作コンソール部10において、11はX
線CT装置の主制御・処理(スキャン制御,CT断層像
の再構成処理等)を行う中央処理装置、11aはそのC
PU、11bはCPU11aが使用するRAM,ROM
等からなる主メモリ(MM)、12はキーボードやマウ
ス等を含む指令やデータの入力装置、13はスキャン計
画情報や再構成されたCT断層像等を表示するための表
示装置(CRT)、14はCPU11aとCTガントリ
30及び天板支持装置50との間で各種制御信号CSや
モニタ信号MSのやり取りを行う制御インタフェース、
15はデータ収集部34からの投影データを一時的に蓄
積するデータ収集バッファ、16はデータ収集バッファ
15からの投影データを最終的に蓄積・格納すると共
に、X線CT装置の運用に必要な各種アプリケーション
プログラムや各種演算/補正用のデータファイル等を格
納している二次記憶装置(ハードディスク装置等)であ
る。
【0022】X線CT撮影の動作を概説すると、X線管
31からのX線ファンビームXLFBは被検体100を
透過してX線検出器33の検出器列L1〜L4に一斉に
入射する。データ収集部34はX線検出器33の各検出
列出力に対応する投影データg1(X,θ)〜g4(X,
θ)を生成し、これらをデータ収集バッファ15に格納
する。ここで、Xは検出器のチャネル番号、θは投影
(ビュー)角を表す。更に、走査ガントリ35が僅かに
回転した各ビュー角θで上記同様のX線投影を行い、こ
うして走査ガントリ1回転分の投影データを収集・蓄積
する。また同時に、アキシャル/ヘリカルスキャン方式
に従ってCTガントリ30を体軸CLbの方向に間欠的
/連続的に移動させ、こうして被検体100の所要撮影
領域についての全投影データを収集・蓄積し、これらを
二次記憶装置16に格納する。そして、CPU11a
は、全スキャンの終了後、又はスキャンと並行して、得
られた投影データに基づき被検体100のCT断層像を
再構成し、これを表示装置13に表示する。
【0023】図3は実施の形態によるX線CT装置30
0の外観図であり、X線CT撮影室における構成を示し
ている。図において、床面のz軸方向にレール41L,
41Rが埋設されており、その上にCTガントリ30が
載っている。なお、このレール41L,41Rは後述の
間仕切りドア302L,302Rで隔てられた隣室(血
管診断室)のアンギオ装置200に向けて延びている。
CTガントリ30は、その下部に不図示のギヤードモー
タと、これにより駆動される車輪等を含むガントリ本体
の移動機構部37L,37Rを備えており、上記移動制
御部37Aの制御下でレール41L,41Rの上を矢印
a方向に移動可能となっている。更に、CTガントリ3
0の前面には技師が操作をする操作パネル39が設けら
れ、ここには、CTガントリ30のアウト/リターンキ
ー、間仕切りドア302L,302Rのオープン/クロ
ーズキー、後述する天板支持部58の支持角制御用スイ
ッチ等が含まれる。
【0024】一方、このCTガントリ30の開口部手前
側には天井から下方に展開する天板支持装置50が設け
られている。構造の詳細については後述するが、ここで
は天板60の支持動作を簡単に説明する。天井のx軸方
向には2本のレール51F,51Bが設けられており、
このレール51F,51Bに沿って上部の支持ベース5
2が矢印b方向に移動可能となっている。即ち、これに
よって天板支持装置50の全体がCTガントリ30の手
前から左/右の外部に退避可能となっている。
【0025】また、この支持ベース52からは下方に支
持フレーム54L,54Rが展開しており、その下端部
には減速ギヤ55とその駆動モータ56とが設けられ
る。更に、この支持フレーム54L,54Rの内部から
下方にシャフト57L,57Rが延びており、このシャ
フト57L,57Rは前記モータ56及び減速ギヤ55
の作用により矢印c方向に移動可能となっている。即
ち、これにより被検体(即ち、体軸)の高さを調整可能
となっている。
【0026】更に、シャフト57L,57Rの下端部に
は天板の支持部58が設けられており、該支持部58は
天板60の一端部を、その長手方向の支持角を矢印d方
向に変更可能に支持している。また、この天板60の頭
部上面には水平器81が埋設されており、例えば撮影技
師が、この水平器81を見ながら、必要なら操作パネル
39の支持角制御用スイッチをマニュアル操作すること
で、被検体の重さによらず、天板60(即ち、被検体1
00)を常に水平に維持できる。このような構成によ
り、被検体(患者)100のX線CT撮影時には、患者
が天板60の上に横たわり.必要なら、その胴部及び両
腕部を拘束帯62で拘束する。
【0027】なお、図示しないが、隣室にはアンギオ装
置200が設けられており、その構成や診断方法につい
ては、上記図13で述べた従来のアンギオ装置200’
と同様でよい。本実施の形態では、アンギオ装置200
を有する血管診断室と、X線CT装置300を有するX
線CT撮影室とを隣接させ、通常はこれらの間をドアで
仕切って別々に運用すると共に、血管診断室でCT撮影
の必要が生じたときは、X線CT装置300を血管診断
室に移動させて断層撮影を行う。次に、このようなX線
診断システムを使用した被検体の診断方法を具体的に説
明する。
【0028】図4,図5は実施の形態によるX線診断方
法を説明する図(1),(2)であり、図4はアンギオ
装置200とX線CT装置300とが別々に使用(運
用)される場合を示している。図4(A)はその側面
図、図4(B)は平面図である。X線CT撮影室におい
て、天板支持装置50はCTガントリ30の開口部手前
に位置しており、被検体100のX線断層撮影を行う場
合は、被検体100が天板60の上に仰向けに横たわ
る。この状態で、CTガントリ30が被検体100の方
向(矢印a方向)に移動しつつ被検体100のX線CT
撮影を行い、撮影を終了すると、CTガントリ30が元
の位置に戻る。
【0029】なお、この例ではCTガントリ30の往路
で被検体100のX線断層撮影を行い、その復路では単
にホームポジションに戻したが、これに限らない。CT
ガントリ30の往路で単に移動し、復路で被検体100
のX線断層撮影を行ってもよい。
【0030】血管診断室にはアンギオ装置200と寝台
210とが並設されており、被検体(患者)100Bの
血管診断をする場合は、被検体100Bが撮影テーブル
211の上に仰向けに横たわる。この状態で、Cアーム
204を所望の位置(姿勢)に移動させて被検体100
Bの血管投影を行い、TV221を使用して診断する。
そして、診断終了すると、Cアーム204を元の位置に
戻す。
【0031】図5は血管診断室でX線CT撮影の必要が
生じた場合を示している。図5(A)はその側面図、図
5(B)は平面図である。この場合は。まず天板支持装
置50をCTガントリ30の移動の邪魔にならない左/
右(例えば矢印f方向)に退避させ、かつ両部屋を隔て
ている間仕切りドア302L,302Rをオープンさせ
る。次に、CTガントリ30を床下のレ−ル41L,4
1R上で血管診断室の所定位置(寝台210の近傍)ま
で移動させ、停止させる。一方、血管診断室では医師や
看護婦が被検体100Bに対するX線CT撮影の準備を
行う。例えば、造影剤を投与して血管部位のアンギオグ
ラフィーを得る。そして、撮影準備完了すると、撮影テ
ーブル211(即ち、被検体100B)をCTガントリ
30の開口部中に移動させ、血管部位のX線CT撮影を
行う。
【0032】次にこのようなX線診断システムの制御処
理を説明する。図6〜図8は実施の形態によるX線CT
撮影処理のフローチャート(1)〜(3)であり、X線
CT装置300のCPU11aにより実行される。図6
はX線CT撮影室におけるX線CT撮影処理を示してい
る。ステップS11では天板60に被検体(患者)10
0が搭載されるのを待つ。なお、被検体100が搭載さ
れたことは例えば技師の操作入力によって知らされる。
やがて、被検体100が搭載されると、ステップS12
では、例えば技師が被検体100の自重による天板60
の傾き(即ち、z軸方向の水平からの傾斜角)を水平器
81で検出し、ステップS13では技師が該傾斜角が所
定範囲内にあるか否かを判別する。所定範囲内にない場
合は、ステップS14で技師のスイッチ操作により天板
60の支持角を修正制御し、ステップS12に戻る。
【0033】なお、この例では天板60の支持角を水準
器81の目視による技師のマニュアル操作で修正する場
合を述べたが、これに限らない。例えば、公知のディジ
タル水平器を使用すると共に、CPU11aによる上記
ステップS12〜S14の処理実行により、常に天板6
0を水平に保つように自動制御することが可能である。
【0034】上記いずれにしても、こうして天板60
(即ち,被検体100)の傾きが所定範囲内になると、
処理はステップS15に進み、CTガントリ30を被検
体体軸方向に移動させて被検体100のX線CT撮影を
行う。ステップS16では撮影後のCTガントリ30を
所定位置(ホームポジション)に戻す。
【0035】図7はCTガントリ30を血管診断室に移
動させて血管部位の断層撮影を行う処理を示している。
ステップS21ではCTガントリアウトキーが押される
のを待ち、やがて押されると、ステップS22では天板
支持装置50が退避しているか否かを判別する。退避し
ていない場合は、ステップS23で天板支持装置50を
退避させ、また退避している場合は、ステップS23の
処理をスキップする。
【0036】ステップS24ではCTガントリ30をX
線CT撮影室の出口まで移動させて停止させる。ステッ
プS25では間仕切りドア302L,302Rがオープ
ンか否かを判別する。オープンでない場合は、ステップ
S26でドアオープンキーが押されるのを待ち、やがて
押されると、ステップS27では間仕切りドア302
L,302Rをオープンさせる。また上記ステップS2
5の判別で間仕切りドアがオープンの場合は上記ステッ
プS26,S27の処理をスキップする。
【0037】ステップS28ではCTガントリアウトキ
ーが押されるのを待ち、やがて押されると、ステップS
29ではCTガントリ30を血管診断室の所定位置(寝
台210の手前)まで移動させて停止させる。ステップ
S30ではドアクローズキーが押されるのを待ち、やが
て押されると、ステップS31では間仕切りドア302
L,302Rをクローズさせる。ステップS32では、
技師が血管のX線CT撮影のためのスキャンプロトコル
を設定すると共に、設定終了すると、寝台210の撮影
テーブル211を被検体体軸の方向に移動させて血管部
位のX線CT撮影を行う。このとき、CTガントリ30
は所定位置に停止している。そして、X線CT撮影を終
了すると、ステップS33では撮影テーブル211を所
定位置(ホームポジション)に戻す。
【0038】図8はCTガントリ30をX線CT撮影室
に戻す処理を示している。ステップS41ではCTガン
トリリターンキーが押されるのを待ち、やがて押される
と、ステップS42ではCTガントリ30を血管診断室
の出口まで移動させて停止させる。ステップS43では
間仕切りドア302L,302Rがオープンか否かを判
別する。間仕切りドアがオープンでない場合は、ステッ
プS44でドアオープンキーが押されるのを待ち、やが
て押されると、ステップS45では間仕切りドア302
L,302Rをオープンする。また上記ステップS43
の判別で間仕切りドアがオープンの場合は上記ステップ
S44,S45の処理をスキップする。
【0039】ステップS46ではCTガントリリターン
キーが押されるのを待ち、やがて押されると、ステップ
S47では天板支持装置50が退避しているか否かを判
別する。退避していない場合はステップS48で天板支
持装置50をCTガントリ30の移動の邪魔にならない
左/右に退避させ、また退避している場合はステップS
48の処理をスキップする。
【0040】ステップS49ではCTガントリ30をX
線CT撮影室の所定位置(ホームポジション)まで移動
させて停止させる。ステップS50では天板支持装置5
0をガントリ開口部手前の所定位置に戻す。ステップS
51ではドアクローズキーが押されるのを待ち、やがて
押されると、ステップS52では間仕切りドア302
L,302Rをクローズする。
【0041】図9〜図11は実施の形態による天板支持
装置を説明する図(1)〜(3)である。天板支持装置
50は、様々に構成できるが、一例の構成を以下に説明
する。図9(A)に天井に存在する支持ベース52のz
軸方向に見た正断面図を示す。図において、2本の歯付
きレール(ラック)51F,51Bの上に支持ベース5
2を搭載する。支持ベース52は矩形板上の基板521
を有しており、該基板521によって、ギヤードモータ
53と、これにより駆動される4つの歯車(ピニオン)
531とを支持する。各ピニオン531は、ラック51
F,51Bの歯と歯合しており、ピニオン531が左/
右に回転すると、基板521を矢印b方向に移動する。
更に、この基板521から下方に円筒状の支持フレーム
54L,54Rが延びており、該支持フレーム54L,
54Rによって天板支持装置50の本体部を矢印b方向
に移動可能に支持している。
【0042】図9(B)に天井から下方に展開する支持
フレーム54L,54Rのz軸方向に見た正断面図を示
す。円管状の支持フレーム54L,54Rの下側から、
その中間部にねじ溝を有するシャフト57L,57Rが
挿入される。一方、支持フレーム54L,54Rの内側
には軸受部553L,553Rが固定されており、これ
らによってシャフト57L,57Rの上部(ねじ溝の無
い部分)を矢印c方向にスライド可能に支持(案内)す
る。
【0043】支持フレーム54L,54Rの下端部には
ギヤボックス55が固定されており、この中には駆動モ
ータ56の回転を減速するギヤ551と、これにより回
転駆動されるボールネジ552L,552Rとが設けら
れている。各ボールねじ552L,552Rはシャフト
57L,57Rのねじ溝と螺合しており、ボールネジ5
52L,552Rが左/右に回転すると、シャフト57
L,57Rを矢印c方向に移動させる。
【0044】図10は天板支持部58を示しており、天
板60のz軸方向への支持角を変更可能な場合を示して
いる。図10(A)にz軸方向から見た正断面図、図1
0(B)にx軸方向から見た側断面図を夫々示す。図に
おいて、シャフト57L,57Rの両下端部に歯車72
L,72Rを固定(溶接等)する。また、この歯車72
L,72Rの中心部と、支持板59の後端部とに対して
シャフト71を貫通させ、その両端部をシャフト57
L,57Rの両下端部で軸支する。更に、支持板59の
下側にはギヤードモータ73が設けられており、これに
よって駆動される歯車74L,74Rが前記固定歯車7
2L,72Rと噛み合っている。従って、ギヤードモー
タ73が回転すると、これに伴い歯車74L,74Rが
固定歯車72L,72R上を移動し、これにより天板6
0の支持角が矢印d方向に変更可能となる。
【0045】図10に天板(メタルレスクレードル)6
0の一部を破線で示す。天板60の本体部は、発泡材
(発泡スチロール等)の周囲をカーボン繊維(CFR
P)で包んだ構造をしており、被検体を支持する剛性
と、X線断層撮影の邪魔にならない性質とを兼ね備えて
いる。また、図10(B)に示す如く、天板60の後端
部には凹部61が設けられており、該凹部61に支持板
59を嵌込固定することで天板60を安定に支持してい
る。
【0046】図11において、この天板60の一部には
水平器81が設けられる。一例の水平器81は、円弧状
のガラス管811に液体と気泡812とを封入した小型
かつ簡単なものであり、気泡812がガラス管811の
より高い位置に押しやられるという浮力を利用して天板
60の水平度を容易に測定できる。水平器81は、好ま
しくは体(z)軸方向及びx軸方向の各水平度を測定可
能に設けられるが、少なくとも、体(z)軸方向の水平
度を測定可能に設けられる。また、複数の水平器81を
天板60の随所に分散配置させても良いが、この例で
は、天板60への加重による撓みの影響が顕著に現れ易
い、かつ被検体100のX線撮影の邪魔にならないよう
な、例えば天板60の頭部付近に設けている。
【0047】図11(A)において、今、天板60の上
には標準体重の被検体100が搭載されており、このと
きは、天板支持部58の支持角=θ1であり、水平器8
1は被検体体軸方向の略水平を示している。技師は、ガ
ラス管811上に刻印されたマーカ813と気泡812
との一致を目視することで被検体100が体軸方向に実
質的に水平であることを確認できる。
【0048】図11(B)では、重い体重の被検体10
0Bが搭載されている。今、天板支持部58の支持角が
上記図11(A)の場合と同一のθ1であるとすると、
天板60Bが重い被検体100Bによってより大きく撓
んだ結果、この場合の水平器81は幾分頭部が下方に傾
いている状態を示している。そこで、技師は、水平器8
1を見ながらのマニュアル操作により、天板支持部58
の支持角を、該水平器81が被検体体軸方向の水平を示
す角度にまで変更する。
【0049】図11(C)において、天板支持部58の
支持角が上記θ1からθ2(<θ1)に変更された結
果、この場合の被検体100Bは実質体軸方向に水平に
保たれている。
【0050】このように、本実施の形態によれば,天板
60の支持角を変更可能であるため、このことを逆に言
えば、天板60の撓みをある程度まで許容できる。即
ち、天板60に高い剛性を要求しなくても、ある程度ま
での撓みを天板支持角の調整でカバーできる。また、天
板60の傾き検出角をディジタル出力可能な公知のディ
ジタル水平器を設けることで、CPU11aによる天板
支持角の自動制御が可能となる。
【0051】図12は他の実施の形態による天板支持装
置を説明する図で、天板60の支持角を変更する駆動手
段として、上記ギヤードモータ73を備える代わりに、
油圧シリンダを備える場合を示している。図において、
シャフト57L,57Rの中間部にフレーム72が架け
渡され、その中間部に油圧シリンダ76を回動自在に取
り付ける。また、油圧シリンダ76から延びるシリンダ
ロッド77の先端部を天板の支持板59にリンクさせ、
こうして天板60の支持角を可変に支持する。
【0052】なお、本発明のX線CT装置は、上記アン
ギオ装置以外にも、例えばCアームを有する汎用の撮影
装置(チルト−C)等と組み合わせて使用してもよい。
【0053】また、上記実施の形態では、コンピュータ
診断装置の一例としてX線CT装置への適用例を述べた
が、これに限らない。コンピュータ診断装置としては、
上記X線CT装置以外の、例えば磁気共鳴イメージング
(MRI)装置を使用してもよい。
【0054】また、上記実施の形態では、天板の支持ベ
ース52をレール51F,51Bの上を移動させたが、
これに限らない。例えば2本のねじ溝付きシャフトに4
つのボールネジを嵌合させ、ボールネジがねじ溝付きシ
ャフトの上(周り)を移動するように構成しても良い。
こうすれば、支持ベース52による天板60の支持特性
が一層安定、かつ堅固なものになる。
【0055】また、上記本発明に好適なる複数の実施の
形態を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で各部
の構成、制御、処理及びこれらの組み合わせの様々な変
更が行えることは言うまでも無い。
【0056】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、一般に
高価となるようなコンピュータ診断装置(X線CT装置
等)の利用効率を高めることが可能となるため、診断コ
ストの低減に寄与するところが極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】実施の形態によるX線CT装置の機能ブロック
図である。
【図3】実施の形態によるX線CT装置の外観図であ
る。
【図4】実施の形態によるX線診断方法を説明する図
(1)である。
【図5】実施の形態によるX線診断方法を説明する図
(2)である。
【図6】実施の形態によるX線CT撮影処理のフローチ
ャート(1)である。
【図7】実施の形態によるX線CT撮影処理のフローチ
ャート(2)である。
【図8】実施の形態によるX線CT撮影処理のフローチ
ャート(3)である。
【図9】実施の形態による天板支持装置を説明する図
(1)である。
【図10】実施の形態による天板支持装置を説明する図
(2)である。
【図11】実施の形態による天板支持装置を説明する図
(3)である。
【図12】他の実施の形態による天板支持装置を説明す
る図である。
【図13】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
10 操作コンソール部 30 CTガントリ 37 移動機構部 41 レール 50 天板支持装置 51 レール(ラック) 52 支持ベース 53 ギヤードモータ 54 支持フレーム 55 ギヤボックス 56 モータ 57 シャフト 58 天板支持部 59 支持板 60 天板(クレードル) 61 凹部 71 シャフト 72 固定歯車 73 ギヤードモータ 74 歯車 75 フレーム 76 油圧シリンダ 77 ロッド 81 水平器 200 アンギオ装置(X線TV装置) 300 X線CT装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 幸寛 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA01 AA21 AA22 CA37 DA02 EC04 ED04 FA36 FA45 FA55 FB20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面上を被検体の体軸方向に移動しつつ
    被検体の断層撮影を行うCTガントリと、CTガントリ
    の開口部前面側で天井から下方に展開し、その下端部に
    被検体を搭載するための天板を有する天板支持装置であ
    って、その全体がCTガントリの左又は右側に退避可能
    なもの、とを含むコンピュータ診断装置と、 被検体を搭載して体軸方向に移動可能な撮影テーブル
    と、該撮影テーブルに搭載された被検体の医療検査を行
    う検査装置とを間仕切りドアで隔離し、 前記天板支持装置を退避させてCTガントリを隣室の撮
    影テーブルの側に移動させると共に、該撮影テーブルに
    搭載された被検体のCT断層像を撮影可能に構成したこ
    とを特徴とする医療診断システム。
  2. 【請求項2】 コンピュータ診断装置は被検体のX線C
    T断層像を撮影するX線CT装置であることを特徴とす
    る請求項1に記載の医療診断システム。
  3. 【請求項3】 検査装置は被検体のX線透視映像を撮影
    するX線TV装置であることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の医療診断システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の医療診断システムを使
    用した診断方法であって、 天板支持装置をCTガントリの左又は右側に退避させる
    ステップと、 前記天板支持装置を退避後のCTガントリを撮影テーブ
    ルの側に移動させるステップと、 前記移動後のCTガントリを使用して撮影テーブルに搭
    載された被検体のCT断層像を撮影するステップとを備
    えることを特徴とする診断方法。
  5. 【請求項5】 床面上を被検体の体軸方向に移動しつつ
    被検体の断層撮影を行うCTガントリと、 CTガントリの開口部前面側で天井から下方に展開し、
    その下端部に被検体を搭載するための天板を有する天板
    支持装置であって、その全体がCTガントリの左又は右
    側に退避可能なもの、とを備えることを特徴とするコン
    ピュータ診断装置。
  6. 【請求項6】 CTガントリは、被検体を挟んで相対向
    するX線管とX線検出器とを備えることを特徴とする請
    求項5に記載のコンピュータ診断装置。
  7. 【請求項7】 被検体を搭載するための天板を有する天
    板支持装置であって、 天井から下方に展開する支持フレームと、 該支持フレームの下端部に設けられ、天板を水平方向に
    支持する支持部と、 天井に設けられ、前記支持フレームを天板の長手方向と
    垂直な左又は右方向に移動可能に支持する支持ベースと
    を備えることを特徴とする天板支持装置。
  8. 【請求項8】 支持部は、天板の長手方向の支持角を可
    変に構成されていることを特徴とする請求項7に記載の
    天板支持装置。
  9. 【請求項9】 天板は、天板長手方向の水平度を計測す
    るための水平器を備えることを特徴とする請求項8に記
    載の天板支持装置。
  10. 【請求項10】 水平器の検出出力を所定閾値と比較す
    る比較手段と、 比較手段の比較出力に基づき水平器の検出出力が一定と
    なるように天板長手方向の支持角を変更制御する制御手
    段とを備えることを特徴とする請求項9に記載の天板支
    持装置。
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