JP4798311B2 - 放電ランプ - Google Patents

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Description

本発明は、発光管に透光性セラミック管を使用した放電ランプに関し、特に、発光管端部における封止構造の改良に関する。
従来、高圧放電ランプの発光管材質には石英ガラスが使用されてきたが、近年になって発光管材質に透光性セラミックが使用された高圧放電ランプが製品化されてきた。高圧放電ランプの中でも特にメタルハライドランプの場合、発光管材質が石英ガラスであると、点灯中に石英ガラスと発光物質であるメタルハライドとが徐々に反応し、寿命特性を悪化する原因を作る。しかし発光管材質が透光性セラミックである場合には、メタルハライドとは反応しにくいため、石英ガラス製の発光管より寿命特性が良くなり、また発光管をコンパクトにできるのでランプ効率,演色性が良いランプを作ることができる可能性がある。このような理由から近年、発光管材質に透光性セラミックを使用した放電ランプが実用化されてきた。
セラミック管を用いた放電ランプの発光管の封止構造の従来例として、第1図に示すような特開平6−196131号公報に記載されたものが知られている。透光性セラミック製の太管11と、その両端部に設けた同じ透光性セラミック製の細管12とから、発光管は構成されている。細管12内には、第1電気導入体24及び第2電気導入体27から構成される電気導入体が挿通されている。第1電気導入体24は、モリブデン,サーメットのような耐ハロゲン性を有する電気導体で構成されている。第2電気導入体27は、ニオブのような耐ハロゲン性を有しない電気導体で構成されている。この第1電気導入体25と第2電気導入体27とは、溶接部26にて突き合わせ溶接されている。また、電極は、溶接部25にて第1電気導入体24に突き合わせ溶接されている電極極芯21と、電極極芯21に巻回されたコイル20とから構成されている。
電極極芯21を保持した第1電気導入体24と、第2電気導入体27と、細管12とは、耐ハロゲン性の封着ガラス30で気密封止されている。第2電気導入体27は、その細管12に挿入された部分を耐ハロゲン性を有する封着ガラス30で覆うことによって、ハロゲンの腐食から守られている。更に、第1電気導入体24の一部も封着ガラス30で覆われている。
透光性セラミックを使用した放電ランプでは、端部の電気導入体の封止部を信頼性良く形成することが容易でなく、特に、端部径が大きくなればなるほど難しくなり、上記のような従来の構造では、消費電力が大きな放電ランプに適用できないという欠点があった。一般的に放電ランプは消費電力が大きいほど大きな電流が流れるようになっているが、大きな電流を流すためには、電極を構成する電極極芯21の径を大きくする必要がある。上記のような構造で電極極芯21の径を大きくしようとした場合、細管12の内径を大きくしなければならない。
しかしながら、細管12の内径を大きくすると、電気導入体(第1電気導入体24及び第2電気導入体27)と細管12との隙間が大きくなり、封止が困難となる。即ち、電気導入体と細管12との大きな隙間を封着ガラス30が埋めるため、この厚くなった封着ガラス30の層からの気密漏れが生じやすくなる。
一般的には封着部の耐熱性は封着ガラス30の層厚が薄いほど優れているが、従来の構造を消費電力が大きいランプに適用した場合、必然的にその層厚が厚くなり、封着時に細管12にクラックを生じたり、封着がうまくいったとしてもランプの点滅による熱サイクルで早期に封着ガラス30の層からの気密漏れが生じてしまうという問題があった。
一般的には封着部の耐熱性は封着ガラス30の層厚が薄いほど優れているが、従来の構造を消費電力が大きいランプに適用した場合、必然的にその層厚が厚くなり、封着時に細管12にクラックを生じたり、封着がうまくいったとしてもランプの点滅による熱サイクルで早期に封着ガラス30の層からの気密漏れが生じてしまうという問題があった。
これを避けるために細管12の内径を大きくすると共に、電気導入体の径を大きくすることが考えられる。しかしながらこの方法では電気導入体と細管12との材質的な違いから、線膨張率が合わないため、封止がうまくできない。従って、従来の構造は、細管12の内径が1.3mmより小径で、ランプの消費電力が150W以下の比較的小さいランプには適用可能であったが、それより大きい消費電力のランプには適用不可能であった。
特開平6−196131号公報
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、放電用発光管における封止部の信頼性を改善し、寿命特性を向上できる放電ランプを提供することを目的とする。
請求項1の発明の放電ランプは、両端に細径部が形成された透光性セラミック製の発光管の内部に金属ハロゲン化物を含むイオン化可能な充填物が封入されており、前記細径部内に電気導入体及びそれに連なる電極極芯が挿通されており、該電気導入体がガラス封着材で気密的に固定されており、前記細径部は内径1.3mm以上の細管にて構成されている放電ランプにおいて、
前記電気導入体と前記細径部との間には嵌挿部材が設けられ、前記電気導入体と前記嵌挿部材との間、及び前記嵌挿部材と前記細径部との間に、前記ガラス封着剤が充填されており、
前記電気導入体は、前記電極極芯と接続された第1の部材と、前記第1の部材と接続された第2の部材とで構成されており、
前記第1の部材の径は、0.3mm以上、0.7mm以下であり、
前記第2の部材の前記細径部内への挿入長をC(mm)、前記細径部内への前記ガラス封着材の流れ込み長をD(mm)とした場合に、D−C≧1.0(mm)の関係が成立することを特徴とする。
細管の内径を1.3mm以上としているので、大きな電極を細管内に挿通でき、消費電力が大きなランプの実用化が可能となる。
また、D−C≧1.0(mm)を満足するように構成することで、発光管の内部の金属ハロゲン化物を含むイオン化可能な充填物と第2の部材とが化学反応を起こすことを防止できて、封止部の信頼性に優れ、寿命特性に優れた放電ランプを提供できる。さらに、このような構成を備えた放電ランプは、点灯時間3000時間における光束維持率を90%以上に維持することができる。
さらに、請求項1の発明は、前記電気導入体と前記細径部との間には嵌挿部材が備えられ、前記電気導入体と前記嵌挿部材との間、及び前記嵌挿部材と前記細径部との間に、前記ガラス封着剤が充填されていることを特徴とする。
このような構成にすることにより、大きな電極を細径部内に挿通するために電気導入体の径と細径部の内径とを大きくしても、それらの間に嵌挿部材が設けられているため、電気導入体と細径部との間に形成されるガラス封着材の層厚が大きくなることはない。従って、封着時の細径部のクラック発生が防止され、ランプの点滅による熱サイクルで早期にガラス封着材の層からの気密漏れが生じることが防止されて、気密封着部の信頼性を保持できる。
その結果、消費電力が大きい放電ランプの実現も可能となる。特に、細径部が細管により構成される場合には、電極径が大きくなる関係で細管の内径が電気導入体の径に比べて大きくなりやすいことから、より効果的に気密封着部の信頼性を保持できるようになる。
また、この嵌挿部材として耐熱性の金属,セラミックまたはサーメットを使用できる。耐熱性の金属を用いる場合には、嵌挿部材が応力緩衝体の機能を果たし、ガラス封着材で気密的に固定された気密封着部に加わる、ガラス封着材と電気導入体との線膨張率の差に基づく熱応力がこの嵌挿部材(応力緩衝体)で吸収され、ランプの点滅による熱サイクルで気密封着部のガラス封着材にクラックが発生することが防止される。そして、このようなクラックが発生しなければ、封止部での気密漏れは生じないので、ランプの寿命特性を向上させることができる。このような耐熱性の金属としては、0〜1000℃における線膨張率が6.5×10−6/℃以上であるような金属、具体的には、ニオブ,タンタル,イリジウム,ロジウム,バナジウム,チタン,白金,ニオブの合金,タンタルの合金,イリジウムの合金,ロジウムの合金,バナジウムの合金,チタンの合金及び白金の合金等が好ましい。これらの耐熱性の金属を用いた場合、その線膨張率がセラミックのそれとよく近似し、変形しやすく柔らかい金属であるので、異種材料間に発生する熱応力を吸収するための応力緩衝体として適し、封着部は強化される。
さらに、請求項1の発明は、前記第1の部材の径は、0.3mm以上、0.7mm以下であることを特徴とする。
このような構成にすることにより、封着部の良好な気密性が実現できる。
請求項2の発明は、請求項1記載の放電ランプにおいて、前記嵌挿部材の表面の全体が前記ガラス封着材で覆われていることを特徴とする。
このような構成にすることにより、発光管1の内部に封入されている金属ハロゲン化物による腐食から、嵌挿部材を保護することができる。
本発明の放電ランプでは、D−C≧1.0(mm)を満足するように構成しているので、発光管の内部の金属ハロゲン化物を含むイオン化可能な充填物と第2の部材とが化学反応を起こすことを防止できて、封止部の信頼性に優れ、寿命特性に優れた放電ランプを提供できる。さらに、本発明の放電ランプは、点灯時間3000時間における光束維持率を90%以上に維持することができる。
第1図は放電ランプの発光管の封止構造の従来例を示す断面図である。 第2図は本発明の放電ランプ全体の概略構成を示す断面図である。 第3図は第1実施の形態に係る放電ランプの発光管の構成を示す断面図である。 第4図は第2実施の形態に係る放電ランプの発光管の構成を示す断面図である。 第5図は第3実施の形態に係る放電ランプの発光管の構成を示す断面図である。 第6図は第4実施の形態に係る放電ランプの発光管の構成を示す断面図である。
本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
第2図は、本発明の放電ランプ全体の概略構成を示す断面図である。第2図において、1は発光管、2は石英ガラス製の筒、3は硬質ガラス製の外管、4はゲッター、5は口金、6は始動を容易にするため金属線を発光管1に沿わせた補導体、11は発光管1の太管、12は発光管1の細管である。
以下、本発明の特徴部分である放電ランプの発光管1の種々の構成について、説明する。
第1実施の形態
第3図は本発明の第1実施の形態に係る放電ランプの発光管1の構成を示す断面図である。第3図において、透光性セラミック製の太管11の両端部には、透光性セラミック製のディスク13を介して、細径部を構成する同じく透光性セラミック製の細管12が気密的に設けられている。この透光性セラミックは、具体的には透光性アルミナである。発光管1内には、金属ハロゲン化物を含むイオン化可能な充填物が封入されている。
細管12内では、電極極芯21に溶接部25で突き合わせ溶接された第1電気導入体24と、第1電気導入体24に溶接部26で突き合わせ溶接された第2電気導入体27とが、封着ガラス30により気密的に固定されている。
電極極芯には第1コイル20と第2コイル22とが巻回されている。第1コイル20の目的は、ランプ点灯時に電極先端部に形成されるアークスポットの高温から電極を守るためであり、第2コイル22の目的は、電極先端部の熱を電極後方に逃がし易くするためである。
第1電気導入体24は、モリブデン,モリブデンの合金,サーメット等を使用できる。モリブデンを第1電気導入体24として用いることにより、タングステンを用いた場合に比べて封着部の信頼性が更に良好となる。その理由はタングステンに比べてモリブデンの方が線膨張率がよりセラミック(特に透光性アルミナ)のそれに近いからである。またモリブデンの中でも、0.1〜1.0重量%のランタンまたはランタン酸化物を含有したモリブデンは、高温での再結晶粒子の成長による脆化が起こりにくく、第1電気導入体24としてより優れているので好ましい。更に、モリブデンとレニウムとの合金も第1電気導入体24として使用できる。その他に、第1電気導入体24として、アルミナとモリブデンとの混合物を成形,焼結して導電性を持たせたサーメットも使用できる。
第2電気導入体27は、耐熱性があり、セラミックと線膨張率が良く近似している材料特性が必要であり、このような材料としてはニオブ,タンタル,ニオブの合金,タンタルの合金,サーメット等を使用できる。ニオブ,タンタル及びそれらの合金は線膨張率がアルミナセラミックのそれとよく近似しているので、特に優れた封止ができる。但し、このような構造とする場合には、これらの金属は耐ハロゲン性を有しないので、耐ハロゲン性を有する封着ガラス30で覆う必要がある。よって、第3図の構造では、第1電気導入体24と第2電気導入体27との接合部を封着ガラス30で覆っている。
発光管1(太管11,細管12及びディスク13)に用いられるセラミックの材質としては、透光性アルミナ以外に、サファイア,イットリア,イットリウム・アルミニウム・ガーネット,窒化アルミニウム等を用いることができる。
封着ガラス30としては、例えば、Al−SiO系,Al−CaO−BaO系等のガラス材料を用いることができ、気密封着部は、好ましくは、細径12の外端部に形成することが良い。なお、メタルハライドを封入した放電ランプにおける封着ガラス30としては、Al−SiO系のものがより好ましく、AlとSiOと希土類元素の酸化物(特にDyが好ましい)とを含んだ混合物からなるものが特に良い。本例における封着ガラス30は、Al,SiO及びDyの混合物で構成され、その組成比はこの順に17±3重量%,22±3重量%及び61±3重量%である。各成分の重量比がこの数値範囲を満たす場合には、酸化モリブデン,酸化スカンジウム,酸化イットリウム,酸化マグネシウム等を他の成分として含んでいても良い。このような組成の場合に、封着ガラス30の特性は、融点:1,390℃,線膨張率:6.5×10−6/℃となり、耐ハロゲン性と封着信頼性との両方を実現できる。封着ガラス30の組成が上記範囲から外れた場合には、次のような不都合が生じる。
封着ガラス30の組成が上記範囲でない場合には、融点が上昇して封着工程での加熱温度を50℃以上高くしなければならない。封着温度を高くした場合には発光管1全体の温度も上がるので、発光管1内に封入した水銀及びメタルハライドの一部が蒸発して失われる。封入物の一部が失われると、作製した放電ランプの諸特性が設計値から外れてしまう。封着ガラス30の組成を上記範囲とした場合には、このようなことは生じず、設計値通りの諸特性を有する放電ランプを作製できる。また、封着ガラス30の組成が上記範囲でない場合には、線膨張率が変化して、封着部の耐熱衝撃性が低下する。線膨張率が変化した場合、細管12,電気導入体23及び封着ガラス30の線膨張率のバランスが崩れて、ランプ点灯/消灯の繰り返しによる熱衝撃にて封着ガラス30にクラックが生じることになる。
従って、Al:17±3重量%,SiO:22±3重量%,Dy:61±3重量%の組成比(以下、この組成比を最適組成比という)を有するAl−SiO−Dy−O系の金属酸化物の混合物が、封着ガラス30には最適である。
第1実施の形態では、第2電気導入体27の細管12内への挿入長(C)と封着ガラス30の細管12内への流れ込み長(D)との間に、D−C≧1.0mmなる関係が成立している。この関係が満たされる場合に、ランプ寿命を長くできる。この関係が成立しない場合は、封着ガラス30と第1電気導入体24との境界に沿って封入物であるハロゲン化物が進入し、第2電気導入体27はハロゲンと化学反応を生じて腐食される。その結果、ついには第1電気導入体24と第2電気導入体27との溶接部26で導通が失われ、ランプは点灯できなくなる。
上記C,Dの関係に関して本発明者等が行った実験について説明する。(D−C)の長さを変化させた複数の放電ランプを試作し、各ランプ特性(点灯時間を3,000時間とした際の光束維持率)を測定した。その結果を、下記表1に示す。
(D−C)の長さが0mm,0.5mmである場合には、点灯時間3,000時間における光束維持率は夫々、35%,68%であった。これに対して、(D−C)の長さが1.0mm以上である場合には、何れも90%以上の光束維持率を維持していた。また、前者の場合には、外観上で発光管1全体が黒化しており、後者の場合には、発光管1の黒化は見られずきれいであった。前者の場合には、封入物であるメタルハライドがニオブ製の第2電気導入体27と接触して化学反応を起こし、その反応物質が発光管1の内面全体に沈着して黒化したと考えられる。また、本発明者等が行った更なる実験によれば、(D−C)の長さを1.0mm以上とした放電ランプにあっては、点灯時間を6,000時間に延長しても70%以上の光束維持率を維持していることが確認された。よって、点灯時間3,000時間での光束維持率が90%以上、または、点灯時間6,000時間での光束維持率が70%以上を閾値とした場合、この(D−C)の長さは1.0mm以上とすることが必要である。
なお、封着ガラス30が第1電気導入体24の先端を超えて流れ込んだ場合、細管12の内壁と第1電気導入体24とで囲まれた空間に流れ込む封着ガラス30の容積が大きくなると共に、電極と封着ガラス30とが接触するので、この部分で封着ガラス30にクラックが発生する。これに引き続いて細管12にもクラックが発生して発光管1に気密漏れが生じ、放電ランプは点灯しなくなる。
第2実施の形態
第4図は本発明の第2実施の形態に係る放電ランプの発光管1の構成を示す断面図である。第4図において、第3図と同一部分には同一番号を付してそれらの説明を省略する。
細管12内では、電極極芯21に溶接部25で突き合わせ溶接された第1電気導入体24と、第1電気導入体24に溶接部26で突き合わせ溶接された第2電気導入体27と、第1,第2電気導入体24,27及び細管12の間に設けられたセラミックスリーブ50とが、封着ガラス30により気密的に固定されている。
この第2実施の形態でも、第1実施の形態と同様の理由により、第2電気導入体27の細管12内への挿入長Cと封着ガラス30の細管12内への流れ込み長Dとの間に、D−C≧1.0mmなる関係が成立している。
この第2実施の形態の具体例(消費電力:400W)について説明する。太管11はアルミナからなり内径は16mm、細管12はアルミナからなり内径は2.0mm、電極間長は23mmである。電極極芯21の径は0.9mm、第1コイルは径が0.35mmのタングステン線を電極極芯21に4〜5ターン巻き付けてあり、その最大径は1.6mmである。
第1電気導入体24はモリブデンからなり径0.5mm,長さ3mmで電極極芯21とは溶接位置25で突き合わせ溶接されている。第2電気導入体27は、径0.7mmのニオブからなり、溶接位置26で第1電気導入体24と突き合わせ溶接されている。セラミックスリーブ50はアルミナからなり、内径0.75mm,外径1.9mm,長さ6mmである。第2電気導入体27は細管12内に約3mm挿入した位置で封着ガラス30により固定されている。
封着ガラス30としては、最適組成比を有するAl−SiO−Dy系の金属酸化物の混合物を用いた。封着ガラス30は細管12の端部から約5mm入ったところまで、電気導入体とセラミックスリーブ50との隙間及びセラミックスリーブ50と細管12との隙間を満たしている。本例において、第2電気導入体27の細管12内への挿入長Cと封着ガラス30の細管12内への流れ込み長Dとの関係は、D−C=2.0mmとなり、D−C≧1.0mmなる関係が成立している。
このように両端が密封された発光管1内には水銀:約22mg、沃化ジスプロシウム:約22mg、沃化タリウム:約8mg、沃化ナトリウム:約3mg、沃化セシウム:約2mg及び始動ガスとして約8kPaのアルゴンガスが封入されている。このように構成した発光管1を真空の外管3内に組み込んで第2図に示すような放電ランプを作製し、400Wの電力で点灯姿勢水平で点灯したときの特性を測定したところ下記の通りであった。
管電力:400W 管電流:4.06A 管電圧:110.1V
全光束:39,400lm 平均演色評価数:86
色温度:5,100K
更に、この放電ランプについて、裸水平点灯,400Wの電力で寿命試験を実施したところ、約9,000時間経過後も何ら異常は発生しなかった。
第3実施の形態
第5図は本発明の第3実施の形態に係る放電ランプの構成を示す断面図である。第5図において、第4図と同一部分には同一番号を付してそれらの説明を省略する。
細管12内では、電極極芯21に溶接部25で突き合わせ溶接された第1電気導入体24と、第1電気導入体24に溶接部26で突き合わせ溶接された第2電気導入体27と、第1,第2電気導入体24,27及び細管12の間に設けられた例えばニオブからなる耐熱金属製の応力緩衝体40とが、封着ガラス30により気密的に固定されている。応力緩衝体40は管状のものを第1,第2電気導入体24,27と細管12との間に差し込んでいる。応力緩衝体40は、第4実施の形態と同様に、第1,第2電気導入体24,27、封着ガラス30及び細管12の4つの異なる材質間の線膨張率の違いにより生じる熱応力を吸収する。
この第3実施の形態でも、第1実施の形態と同様の理由により、第2電気導入体27の細管12内への挿入長Cと封着ガラス30の細管12内への流れ込み長Dとの間に、D−C≧1.0mmなる関係が成立している。
この第3実施の形態の具体例(消費電力:250W)について説明する。太管11の内径は13mm、細管12の内径は1.5mm、電極間長は18mmである。電極極芯21の径は0.7mm、第1コイルは径が0.30mmのタングステン線を電極極芯21に4〜5ターン巻き付けてあり、その最大径は1.30mmである。応力緩衝体40は内径0.75mm,外径1.40mm,長さ3.0mmのNb−1%Zr合金を用いた。第2電気導入体27は、径0.7mm,長さ約20mmのNb−1%Zr合金からなり、細管12内に約3mm挿入した位置で封着ガラス30により固定されている。封着ガラス30は、最適組成比を有するAl−SiO−Dy系の金属酸化物の混合物を用いた。封着ガラス30は、細管12の端部から約5mm入ったところまで、電気導入体と応力緩衝体40との隙間及び応力緩衝体40と細管12との隙間を満たしている。
本例において、第2電気導入体27の細管12内への挿入長Cと封着ガラス30の細管12内への流れ込み長Dとの関係は、D−C=2.0mmとなり、D−C≧1.0mmなる関係が成立している。
更に、応力緩衝体40は全体が耐ハロゲン性を有する封着ガラス30で覆われているので、ハロゲンからの腐食から保護される。このように両端を密封した発光管1内には水銀:約15mg、沃化ジスプロシウム:約20mg、沃化タリウム:約6mg、沃化ナトリウム:約4mg、沃化セシウム:約4mg及び始動ガスとして約8kPaのアルゴンガスが封入されている。このように構成した発光管1を真空の外管3内に組み込んで第2図に示すような放電ランプを作製し、消費電力250Wで点灯姿勢水平で点灯したときの特性を測定したところ下記の通りであった。ランプ特性は100時間エージング後の値で表す。
管電力:250W 管電流:2.41A 管電圧:123.9V
全光束:22,500lm 平均演色評価数:86
色温度:4,230K
更に、この放電ランプについて、裸水平点灯,250Wの電力で寿命試験を実施したところ、約9,000時間経過後も何ら異常は発生しなかった。
第4実施の形態
第6図は本発明の第4実施の形態に係る放電ランプの発光管1の構成を示す断面図である。第6図において、第4図と同一部分には同一番号を付してそれらの説明を省略する。
この第4実施の形態では、耐ハロゲン性を有するモリブデンまたはモリブデン合金からなる第1電気導入体24の径を、0.3mm以上,0.7mm以下としている。第1電気導入体24の径は0.7mm以下とするが、これはこれより径を大きくすると、セラミックスリーブ50の厚さ,細管12の内径,第2電気導入体27の径等を調整しても、封着時の細管12のクラック発生を防止し、ランプの点滅による熱サイクルで早期の封着ガラス30からの気密漏れの発生を防止することが難しく、0.7mm以下とすることにより、他の構成を適宜調整することで簡単に封着時の細管12のクラック発生を防止し、ランプの点滅による熱サイクルで早期の封着ガラス30からの気密漏れの発生を防止することができるようになるからである。
例えば、Al−SiO−Dy系の封着ガラス30を用い、細管12とセラミックスリーブ50との間及びセラミックスリーブ50と電気導入体との間とに形成される封着ガラス30の層厚が0.2mm以下となるように各部の大きさを決めれば、封着時の細管12のクラック発生を防止し、ランプの点滅による熱サイクルで早期に封着ガラス30からの気密漏れが生じることを防止できる。更に、Al−SiO−Dy系の金属酸化物の混合物の中でも、最適組成比を有するものを用いる場合には、この効果をより確実に奏することができる。
第1電気導入体24の径に関して本発明者等が行った実験について説明する。モリブデン製の第1電気導入体24の径を変化させた複数の封止構造を試作し、各封止構造における封着部の気密性を調べた。その結果を、下記表2に示す。
表2の結果から、モリブデン製の第1電気導入体24の径を0.7mm以下にすれば、良好な気密性を実現できることが判る。その径が0.8mm以上になった場合には、封着ガラス30と第1電気導入体24との線膨張率の違いにより、封着ガラス30にクラックが発生して封着部の気密性はなくなる。
なお、封着部の気密性の点からは、第1電気導入体24の径は細い方が良いが、あまり細くしすぎると、ランプ作製工程中に加わる機械的衝撃に耐えられなくなる。また、細すぎると、ランプ作製後、ランプ点灯中の電流により第1電気導入体24が発熱し、封着部に局部的な温度不均一部分が発生して、封着ガラス30にクラックが生じる。従って、第1電気導入体24の径は0.3mm以上とすることが好ましい。
なお、第1電気導入体24の材料としては、サーメットも使用可能である。使用できるサーメットの条件は、導電性を有すること、耐ハロゲン性を有すること、線膨張率がアルミナ(細管12)の線膨張率に近似していることの3条件である。これらの条件を満足するサーメットとして、具体的にはクロム−アルミナ,モリブデン−アルミナ,タングステン−アルミナ等を使用できる。
この第4実施の形態でも第1実施の形態と同様に、第2電気導入体27の細管12内への挿入長Cと封着ガラス30の細管12内への流れ込み長Dとの関係は、D−C=2.0mmとなり、D−C≧1.0mmなる関係が成立している。
この第4実施の形態の具体例(消費電力:400W)について説明する。太管11の内径は16mm、細管12の内径は2.0mm、電極間長は27mmである。電極極芯21はタングステンで、径が0.9mmの線材、第1コイル20は径が0.35mmのタングステン線を電極極芯21に4〜5ターン巻き付けたもので、その最大径は1.6mmである。第2コイル22は径が0.45mmのモリブデン線を26〜28ターン巻き付けたものである。
第1電気導入体24は、径0.7mm,長さ3mmのモリブデンで、電極極芯21と溶接位置25で突き合わせ溶接されている。第2電気導入体27は、径0.7mmのニオブで、溶接位置26で第1電気導入体24と突き合わせ溶接されている。セラミックスリーブ50は発光管1と同じ透光性アルミナからなり、内径0.75mm,外径1.9mm,長さ6mmである。
第2電気導入体27は細管12内に約3mm挿入した位置で封着ガラス30により固定されている。封着ガラス30としては、最適組成比を有するAl−SiO−Dy系(16.8重量%−21.8重量%−61.4重量%)の金属酸化物の混合物を用いた。封着ガラス30は、細管12の端部から約5mm入ったところまで、電気導入体とセラミックスリーブ50との隙間及びセラミックスリーブ50と細管12との隙間を満たしている。即ち、第1電気導入体24と第2電気導入体27との接合部は封着ガラス30で覆われているので、第2電気導入体27はハロゲンによる腐食から保護されている。
本例において、封着ガラス30の層厚は細管12とセラミックスリーブ50との隙間及びセラミックスリーブ50と電気導入体との隙間になるが、何れも0.2mm以下となっている。封着ガラス30の層厚が0.2mm以下であれば、封止構造としては優れた耐熱性及び耐熱衝撃性を有する。
このように両端が密封された発光管1内には水銀:約15mg、沃化ジスプロシウム:約22mg、沃化タリウム:約8mg、沃化ナトリウム:約3mg、沃化セシウム:約2mg及び始動ガスとして約10KPaのアルゴンガスが封入されている。
このように構成した発光管1を真空の外管3内に組み込んで図2に示すような放電ランプを作製し、400Wのランプ電力で点灯姿勢水平で点灯したときの特性を測定したところ下記の通りであった。
特性は100時間エージング後の値で表す。
管電力:400W 管電流:3.87A 管電圧:116V
全光束:37,800lm 平均演色評価数:87
色温度:3,980K
更に、この放電ランプについて、裸水平点灯,400Wの電力で5.5時間点灯,0.5時間消灯の繰り返しで寿命試験を実施したところ、約6,000時間経過後も何ら異常は発生しなかった。
以上のように、本発明では、発光管の内部の金属ハロゲン化物を含むイオン化可能な充填物と第2の部材とが化学反応を起こすことを防止できるため、封止部の信頼性に優れ、寿命特性に優れた放電ランプを提供でき、産業上の利用可能性が高い。

Claims (2)

  1. 両端に細径部が形成された透光性セラミック製の発光管の内部に金属ハロゲン化物を含むイオン化可能な充填物が封入されており、前記細径部内に電気導入体及びそれに連なる電極極芯が挿通されており、該電気導入体がガラス封着材で気密的に固定されており、前記細径部は内径1.3mm以上の細管にて構成されている放電ランプにおいて、
    前記電気導入体と前記細径部との間には嵌挿部材が設けられ、
    前記電気導入体と前記嵌挿部材との間、及び前記嵌挿部材と前記細径部との間に、前記ガラス封着剤が充填されており、
    前記電気導入体は、前記電極極芯と接続された第1の部材と、前記第1の部材と接続された第2の部材とで構成されており、
    前記第1の部材の径は、0.3mm以上、0.7mm以下であり、
    前記第2の部材の前記細径部内への挿入長をC(mm)、前記細径部内への前記ガラス封着材の流れ込み長をD(mm)とした場合に、以下の関係が成立することを特徴とする放電ランプ。
    D−C≧1.0(mm)
  2. 前記嵌挿部材の表面の全体が前記ガラス封着材で覆われていることを特徴とする請求項に記載の放電ランプ。
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