JP4797783B2 - フォトマスクの製造方法およびフォトマスクの製造装置 - Google Patents

フォトマスクの製造方法およびフォトマスクの製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4797783B2
JP4797783B2 JP2006127414A JP2006127414A JP4797783B2 JP 4797783 B2 JP4797783 B2 JP 4797783B2 JP 2006127414 A JP2006127414 A JP 2006127414A JP 2006127414 A JP2006127414 A JP 2006127414A JP 4797783 B2 JP4797783 B2 JP 4797783B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
photomask
manufacturing
shielding
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006127414A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007298805A (ja
Inventor
豊太郎 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006127414A priority Critical patent/JP4797783B2/ja
Publication of JP2007298805A publication Critical patent/JP2007298805A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4797783B2 publication Critical patent/JP4797783B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Description

本発明は、フォトマスク、フォトマスクの製造方法、フォトマスクの製造装置および配線基板に関するものである。
ASIC(Application Specified IC)の製造においては、少量多品種生産に対応できる製造技術が必要である。現在は、ASIC用フォトマスクはASICの回路構成のうち頻繁に使用される部分を、スタンダードセル(ゲートアレイ)と呼ばれるブロックとして用意しておき、これをつなぐ配線の配置を変える方法をとっている。
図8に、ASICを構成するときのフォトマスクの重ね合わせを示した。スタンダードセル層102は複数のASICで使いまわすため、パターンは固定である。マクロセル層104は必要に応じて設計者が作成するもので、ASICによって異なる。マクロセル層104のマスクは通常フォトリソで構成するが、太い配線(例えば電源など)はインクジェットで描画してもよい。配線層106は、電源線108、縦配線110、絶縁層112、横配線114で構成される。縦配線110と横配線114が交差する部分に絶縁層112を配置し、ショートしないようにしている。縦配線110、絶縁層112、横配線114の組が複数でもよい。スタンダードセル層102を形成するためのフォトマスクと、配線層106を形成するためのフォトマスクを別に設けることにより、配線層106のフォトマスクだけを作り直せばよい方法をとっている。ウエハ100上にはフォトマスクのパターンが縮小投影光学系(図示せず)を介して縮小投影され転写される。
配線用フォトマスクを作る方法として、通常のフォトリソのほかに、インクジェットを使う方法がある(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第WO2003/050618号パンフレット
しかしインクジェットを使う方法は最小でも50μm幅の配線までしか描画できず、それより細いパターンの描画は困難であった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、その目的は、ASICを製造するフォトマスク群のうち、細い配線にも対応できる配線パターン層を描画することが可能となるフォトマスク、フォトマスクの製造方法、フォトマスクの製造装置および配線基体を提供することにある。
(1)本発明に係るフォトマスクの製造方法は、エネルギーを付与すると硬化する液体状の光透過性材料を光透過性の基体上の所定の領域の周囲に対して吐出して硬化させ、光透過性のバンク層を前記基体上に形成する工程と、エネルギーを付与すると硬化する液体状の遮光性材料を前記バンク層によって区画される前記基体上の前記領域に対して吐出して硬化させ、遮光性の遮光性層を前記基体上に形成する工程と、を含む。本発明によれば、光透過性のバンク層を設けることで細い遮光性の遮光性層を形成することができる。したがって、ASICを製造するフォトマスク群のうち、細い配線にも対応できる配線パターン層を描画することが可能となる。
(2)このフォトマスクの製造方法は、前記遮光性層を形成後、前記液体状の光透過性材料を前記バンク層上と前記基体上と少なくとも一部の前記遮光性層上とに対して吐出して硬化させ、光透過性の光透過性層を前記バンク層上と前記基体上と少なくとも一部の前記遮光性層上とに形成する工程を、さらに含んでもよい。
(3)このフォトマスクの製造方法は、前記遮光性層を形成後、前記バンク層を前記基体上から除去する工程を、さらに含んでもよい。
(4)このフォトマスクの製造方法は、前記液体状の遮光性材料を前記基体上の所定のマーク領域に対して吐出して硬化させ、遮光性のアライメントマークを前記基体上に形成する工程を、さらに含んでもよい。
(5)このフォトマスクの製造方法は、前記液体状の光透過性材料はバンク層前駆体を含んでもよい。
(6)このフォトマスクの製造方法は、前記バンク層前駆体は、紫外線硬化型樹脂または熱硬化型樹脂の前駆体でもよい。
(7)このフォトマスクの製造方法は、前記液体状の遮光性材料は遮光性層前駆体を含んでもよい。
(8)このフォトマスクの製造方法は、前記遮光性層前駆体は、紫外線硬化型樹脂または熱硬化型樹脂の前駆体でもよい。
(9)このフォトマスクの製造方法は、前記遮光性層前駆体は、溶媒に金属粒子を分散させた液体でもよい。
(10)このフォトマスクの製造方法は、エネルギーを付与して前記溶媒を蒸発させて除去することにより、前記遮光性層を形成してもよい。
(11)このフォトマスクの製造方法は、前記金属粒子は、クロム、アルミニウム、銅、銀、金、白金、亜鉛、スズ、ニッケル、チタン、タングステン、ゲルマニウム、およびコバルトのうち少なくとも1種からなってもよい。
(12)このフォトマスクの製造方法は、前記液体状の光透過性材料の吐出ならびに前記液体状の遮光性材料の少なくとも一方がインクジェット法によって行われてもよい。
(13)本発明に係るフォトマスクの製造装置は、光透過性のバンク層と、前記バンク層によって区画される領域に形成された遮光性の遮光性層とを含むフォトマスク構造体が形成される光透過性の基体を保持する、移動可能なステージと、エネルギーを付与すると硬化する液体状の光透過性材料を吐出する第1のインクジェットヘッドと、エネルギーを付与すると硬化する液体状の遮光性材料を吐出する第2のインクジェットヘッドと、前記液体状の光透過性材料からなるバンク層前駆体を硬化させて前記バンク層を形成するためにエネルギーを付与する第1のエネルギー付与手段と、前記液体状の遮光性材料からなる遮光性層前駆体を硬化させて前記遮光性層を形成するためにエネルギーを付与する第2のエネルギー付与手段と、を含む。本発明によれば、光透過性のバンク層を設けることで細い遮光性の遮光性層を形成することができる。したがって、ASICを製造するフォトマスク群のうち、細い配線にも対応できる配線パターン層を描画することが可能となる。
(14)このフォトマスクの製造装置は、前記第1のインクジェットヘッドが前記基体の上面の前記領域の周囲に対して前記液体状の光透過性材料を吐出して、前記基体上に前記バンク層前駆体が形成され、前記第1のエネルギー付与手段が前記バンク層前駆体にエネルギーを付与することにより前記バンク層前駆体が硬化して、前記バンク層が前記基体上に形成され、前記第2のインクジェットヘッドが前記領域に対して前記液体状の遮光性材料を吐出して、前記基体上に前記遮光性層前駆体が形成され、前記第2のエネルギー付与手段が前記遮光性層前駆体にエネルギーを付与することにより前記遮光性層前駆体が硬化して、前記遮光性層が前記基体上に形成されてもよい。
(15)本発明に係るフォトマスクは、上記フォトマスクの製造方法により製造されてなる。
(16)本発明に係る配線基板は、上記フォトマスクを用いて製造されてなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(フォトマスク)
本実施の形態は、製造方法の理解を容易にするため、先に、完成品としてのフォトマスクを説明する。図1(A)〜図2(B)はそれぞれ、本発明の実施の形態に係るフォトマスクの製造方法を模式的に示す断面図である。図3は、図2(B)に示すフォトマスクを模式的に示す平面図である。なお、図2(B)は図3のII−II線における断面を示す図であり、図1(A)〜図2(A)に示す断面は図2(B)に示す断面に対応している。
本実施の形態のフォトマスク2(図2(B)および図3参照)は、図1(A)〜図2(A)に示す製造方法によって得られたものである。フォトマスク2は、基体10とバンク層12とバンク層12に囲まれた遮光性層14とを含む。バンク層12と遮光性層14とは基体10上に設けられている。バンク層12上と基体10上と少なくとも一部の遮光性層14上とに光透過性層16が設けられていてもよい。
基体10はバンク層12と遮光性層14とを形成できるものであればよく、材質はガラス、ポリエステルフィルム、プラスチック等の透明または半透明の光透過性の材料を用いて製造される。
バンク層12は基体10上の所定の領域18の周囲に形成されている。バンク層12は光透過性である。バンク層12は液体状の光透過性材料12Bを硬化させて得られる。すなわち、この液体状の光透過性材料12Bは、バンク層12を形成するための原料を含む液体状物であり、例えば熱(減圧を含む)や光等のエネルギー20Aを付与することにより硬化可能である。より具体的には、この液体状の光透過性材料12Bはバンク層前駆体12Aを含む。
この場合、バンク層前駆体12Aとしては、例えば紫外線硬化型樹脂や熱硬化型樹脂の前駆体が挙げられる。紫外線硬化型樹脂としては、例えば紫外線硬化型のアクリル系樹脂およびエポキシ系樹脂が挙げられる。また、熱硬化型樹脂としては、熱硬化型のポリイミド系樹脂が例示できる。なかでも、熱硬化性樹脂を用いてバンク層12を形成する場合、耐熱性に優れたフォトマスク2を得ることができる。特に、フォトマスク2は例えば400℃程度の高熱条件に曝されるため、フォトマスク2は耐熱性に優れていることが望ましい。また、紫外線硬化型樹脂を用いてバンク層12を形成する場合、硬化の際に熱工程が不要であるため、フォトマスク2以外の部分に対して加わるダメージが小さい点で好ましい。
なお、このフォトマスク2においては、図1(C)に示すように、バンク層12の断面が半球状である。この場合、バンク層12の曲率や半径は、液滴12B(液体状の光透過性材料)の量を調整することにより適宜設定することができる。また、バンク層12は基体10上から除去されていてもよい。
遮光性層14は、バンク層12に囲まれる領域18に形成される。遮光性層14は遮光性である。遮光性層14は液体状の遮光性材料14Bを硬化させて得られる。すなわち、液体状の遮光性材料14Bは、遮光性層14を形成するための原料を含む液体状物であり、例えば熱(減圧を含む)や光等のエネルギー20Bを付加することにより硬化可能である。より具体的には、この液体状の遮光性材料14Bは遮光性層前駆体14Aを含んでもよい。
この場合、遮光性層前駆体14Aとしては、例えば紫外線硬化型樹脂や熱硬化型樹脂の前駆体が挙げられる。紫外線硬化型樹脂としては、例えば紫外線硬化型のアクリル系樹脂およびエポキシ系樹脂が挙げられる。また、熱硬化型樹脂としては、熱硬化型のポリイミド系樹脂が例示できる。なかでも、熱硬化性樹脂を用いて遮光性層14を形成する場合、耐熱性に優れたフォトマスク2を得ることができる。特に、フォトマスク2は例えば400℃程度の高熱条件に曝されるため、フォトマスク2は耐熱性に優れていることが望ましい。また、紫外線硬化型樹脂を用いて遮光性層14を形成する場合、硬化の際に熱工程が不要であるため、フォトマスク2以外の部分に対して加わるダメージが小さい点で好ましい。
あるいは、遮光性層前駆体14Aは、溶媒に金属粒子を分散させた液体を用いてもよい。溶媒に金属粒子を分散させた液体を用いて遮光性層14を形成する場合、熱等のエネルギー20Bを付与することにより溶媒を蒸発させて除去できるため、均一な膜厚の薄膜からなる遮光性層14を形成することができる。金属粒子は特に限定されるわけではないが、例えばクロム、アルミニウム、銅、銀、金、白金、亜鉛、スズ、ニッケル、チタン、タングステン、ゲルマニウム、およびコバルト等のうち少なくとも1種からなる。これらの金属粒子を単独であるいは組み合わせて用いることにより、遮光性層14を形成することができる。この場合、硬化方法は、例えば熱乾燥、減圧乾燥等による。あるいは、カラーフィルタのブラックマトリクス用樹脂ブラックインク等により遮光性層14を形成することができる。この場合、硬化方法は、熱乾燥、減圧乾燥、および光硬化等による。
光透過性層16は光透過性である。光透過性層16は液体状の光透過性材料12Bを硬化させて得られる。すなわち、この液体状の光透過性材料12Bは、光透過性層16を形成するための原料を含む液体状物であり、例えば熱や光等のエネルギー20Aを付加することにより硬化可能である。より具体的には、この液体状の光透過性材料12Bはバンク層前駆体12Aを含む。この場合、バンク層前駆体12Aとしては、例えば紫外線硬化型樹脂や熱硬化型樹脂の前駆体が挙げられる。紫外線硬化型樹脂としては、例えば紫外線硬化型のアクリル系樹脂およびエポキシ系樹脂が挙げられる。また、熱硬化型樹脂としては、熱硬化型のポリイミド系樹脂が例示できる。なかでも、熱硬化性樹脂を用いて光透過性層16を形成する場合、耐熱性に優れたフォトマスクを得ることができる。特に、フォトマスク2は例えば400℃程度の高熱条件に曝されるため、フォトマスク2は耐熱性に優れていることが望ましい。また、紫外線硬化型樹脂を用いて光透過性層16を形成する場合、硬化の際に熱工程が不要であるため、フォトマスク2以外の部分に対して加わるダメージが小さい点で好ましい。
なお、フォトマスク2には、基体10上の所定のマーク領域22にアライメントマーク24が形成されてもよい(図3参照)。アライメントマーク24は液体状の遮光性材料14Bを硬化させて得られる。すなわち、液体状の遮光性材料14Bは、アライメントマーク24を形成するための原料を含む液体状物であり、例えば熱(減圧を含む)や光等のエネルギー20Bを付加することにより硬化可能である。より具体的には、この液体状の遮光性材料14Bは遮光性層前駆体14Aを含む。この場合、遮光性層前駆体14Aとしては、例えば溶媒に遮光性粒子を分散させた液体を用いることができる。溶媒に遮光性粒子を分散させた液体を用いてアライメントマーク24を形成する場合、熱等のエネルギー20Bを付与することにより溶媒を蒸発させて除去できるため、均一な膜厚の薄膜からなるアライメントマーク24を形成することができる。
アライメントマーク24の材質は特に限定されるわけではないが、例えばクロム、アルミニウム、銅、銀、金、白金、亜鉛、スズ、ニッケル、チタン、タングステン、ゲルマニウム、コバルト等の金属粒子やこれらの金属粒子の合金からなる。これらの金属粒子を単独であるいは組み合わせて用いることにより、アライメントマーク24を形成することができる。
この場合、硬化方法は、例えば熱乾燥、減圧乾燥等による。なお、フォトマスク2の構造体を基体10より除去することで、基体10を再利用してもよい。この場合、バンク層12または光透過性層16の材料が、例えばエポキシ樹脂であれば、バンク層12または光透過性層16をアセトン等の有機溶剤に浸すことで、基体10よりバンク層12または光透過性層16を除去することができる。また、遮光性層14またはアライメントマーク24の材料が、例えば金属(クロム、銀、ニッケルなど)であれば、遮光性層14またはアライメントマーク24を酸に浸して洗い流すことで、基体10より遮光性層14またはアライメントマーク24を除去することができる。あるいは、遮光性層14またはアライメントマーク24の材料が、例えば樹脂であれば、遮光性層14を有機溶剤(アセトンシンナー等)に浸して溶かすことで、基体10より遮光性層14またはアライメントマーク24を除去することができる。
本実施の形態のフォトマスクによれば、光透過性のバンク層を設けることで細い遮光性の遮光性層を形成することができる。
(フォトマスクの製造方法)
次に、図2(B)および図3に示すフォトマスク2の製造方法について、図1(A)〜図2(B)を参照して説明する。まず、基体10上にバンク層12を形成する(図1(A)〜図1(C)参照)。具体的には、液滴12Bを基体10上の所定の領域18の周囲に対して吐出して、バンク層前駆体12Aを形成する(図1(A)および図1(B)参照)。この液滴12Bはエネルギー20Aを付与すると硬化する液体状の光透過性材料からなる。
液滴12Bを吐出する方法としては、例えばディスペンサ法またはインクジェット法が挙げられる。ディスペンサ法は、液滴を吐出する方法として一般的な方法であり、比較的広い領域に液滴12Bを吐出する場合に有効である。また、インクジェット法は、インクジェットヘッドを用いて液滴を吐出する方法であり、液滴を吐出する位置についてμmオーダーの単位で制御が可能である。また、吐出する液滴の量を、ピコリットルオーダーの単位で制御することができる。これにより、本工程においてインクジェット法を用いて液滴12Bを吐出することにより、バンク層12の大きさを厳密に制御することができる。図1(A)には、第1のインクジェットヘッド26のノズル26Aから基体10に対して液滴12Bを吐出する工程が示されている。
次に、バンク層前駆体12Aを硬化させて、光透過性のバンク層12を形成する(図1(B)および図1(C)参照)。具体的には、バンク層前駆体12Aに対して、熱または光等のエネルギー20Aを付与する。バンク層前駆体12Aを硬化する際は、液体状の光透過性材料12Bの種類により適切な方法を用いる。例えば熱エネルギーの付加、あるいは紫外線またはレーザ光等の光照射が挙げられる。
なお、図1(C)に示すように、バンク層12の断面を丸く盛り上がった形相にするためには、液滴12Bの粘度は液滴12Bが吐出できる範囲内でできるだけ高いほうが好ましい。液滴12Bが吐出可能であれば、液滴12Bは溶媒を含まないものでもよい。この場合、液体状のときの形状(バンク層前駆体12Aのときの形状)がほぼ保持されたバンク層12を得ることができる。
次いで、バンク層12が囲む領域18の基体10上に遮光性層14を形成する(図1(C)〜図2(B)参照)。具体的には、液滴14Bをバンク層12が囲む領域18の基体10上に対して吐出して、遮光性層前駆体14Aを形成する(図1(C)および図2(A)参照)。この液滴14Bはエネルギー20Bを付与すると硬化する液体状の遮光性材料からなる。
液滴14Bを吐出する方法としては、前述した液滴12Bを吐出する方法として例示した方法を用いることができる。例えばインクジェット法により液滴14Bを吐出することにより、遮光性層14の膜厚を厳密に制御することができる。図1(C)には、第2のインクジェットヘッド28のノズル28Aからバンク層12が囲む領域18の基体10上に対して液滴14Bを吐出する工程が示されている。
次に、遮光性層前駆体14Aを硬化させて、バンク層12が囲む領域18の基体10上に遮光性層14を形成する(図2(A)および図2(B)参照)。具体的には、遮光性層前駆体14Aに対して、熱または光等のエネルギー20Bを付与する。遮光性層前駆体14Aを硬化する際は、液体状の遮光性材料14Bの種類により適切な方法を用いる。例えば遮光性層前駆体14Aが溶媒を含む金属粒子の場合、遮光性層前駆体14Aに対して熱エネルギーを付与することにより、遮光性層前駆体14Aに含まれる溶媒を蒸発させる。これにより、遮光性層14が得られる。あるいは、遮光性層前駆体14Aが紫外線硬化型樹脂または熱硬化型樹脂の前駆体である場合、遮光性層前駆体14Aに対して熱エネルギーまたは紫外線を付与することにより、遮光性層前駆体14Aに含まれる樹脂を硬化させる。これにより、遮光性層14が得られる。なお、遮光性層14を形成した後、バンク層12を基体10より除去してもよい。
次に、バンク層12上と基体10上と少なくとも一部の遮光性層14上とに光透過性層16を形成する(図2(B)参照)。具体的には、バンク層12と同様の方法で形成することができる。
なお、図3に示すように、液体状の遮光性材料14Bを基体10上の所定のマーク領域22に対して吐出して硬化させ、遮光性のアライメントマーク24を基体10上に形成してもよい。具体的には、遮光性層14と同様の製造方法で形成することができる。アライメントマーク24は単独で形成されてもよいが、遮光性層14の形成工程で形成されてもよい。
なお、バンク層12を描画する際に、図4に示すように、あらかじめ小さなドット30を形成しておき、小さなドット30の間に大きなドット32を形成し、小さなドット30と大きなドット32とをつなげる。これにより、遮光性層14を形成する際、領域18にインクを滴下して、まっすぐな線を描画しても、インク粒の着弾間隔に応じてギザキザが発生しまうことを防止することができる。
本実施の形態のフォトマスクの製造方法によれば、光透過性のバンク層を設けることで細い遮光性の遮光性層を形成することができる。
(フォトマスクの製造装置)
図5は、本発明の実施の形態に係るフォトマスクの製造装置の概略外観図である。このフォトマスクの製造装置4を用いて、本発明を適用したフォトマスク2を形成することができる。本実施の形態においては、フォトマスクの製造装置4が本実施の形態のフォトマスク2を製造する場合を例にとり説明する。
本実施の形態に係るフォトマスクの製造装置4は、移動可能なステージ34と、第1のインクジェットヘッド26と、第2のインクジェットヘッド28と、第1のエネルギー付与手段36と、第2のエネルギー付与手段38とを含む。
ステージ34は、光透過性のバンク層12と、バンク層12によって区画される領域18に形成された遮光性の遮光性層14とを含むフォトマスク構造体が形成される光透過性の基体10(図3参照)を保持する。このステージ34は矢印Bの方向に移動可能である。
第1のインクジェットヘッド26は第1の導液手段40を介して第1の貯液槽42と連結されている。第1の貯液槽42にはエネルギーを付与すると硬化する液体状の光透過性材料12B(図1(A)参照)が貯蔵されており、第1の導液手段40を介して第1のインクジェットヘッド26へと液体状の光透過性材料12Bが供給される。第1のインクジェットヘッド26は、液滴12B(図1(A)参照;バンク層12を形成するための液体状の光透過性材料)をノズル26A(図1(A)参照)から吐出する。第1のインクジェットヘッド26は、基体10の上面の領域18の周囲に対して液体状の光透過性材料12Bを吐出して、基体10上にバンク層前駆体12Aを形成する。
第2のインクジェットヘッド28は第2の導液手段44を介して第2の貯液槽46と連結されている。第2の貯液槽46にはエネルギーを付与すると硬化する液体状の遮光性材料14B(図1(C)参照)が貯蔵されており、第2の導液手段44を介して第2のインクジェットヘッド28へと液体状の遮光性材料14Bが供給される。
第2のインクジェットヘッド28は、液滴14B(図1(C)参照;遮光性層14を形成するための液体状の遮光性材料)をノズル28A(図1(C)参照)から吐出する。第2のインクジェットヘッド28は、領域18に対して液体状の遮光性材料14Bを吐出して、基体10上に遮光性層前駆体14Aを形成する。第1および第2の導液手段40,44は例えばテフロン(登録商標)チューブからなる。
第1のエネルギー付与手段36は、液滴12Bからなるバンク層前駆体12Aを硬化させるためのエネルギー20Aを付与する機能を有する。第1のエネルギー付与手段36は、バンク層前駆体12Aにエネルギー20Aを付与することによりバンク層前駆体12Aを硬化して、バンク層12を基体10上に形成する。
第2のエネルギー付与手段38は、液滴14Bからなる遮光性層前駆体14Aを硬化させるためのエネルギー20Bを付与する機能を有する。第2のエネルギー付与手段38は、遮光性層前駆体14Aにエネルギー20Bを付与することにより遮光性層前駆体14Aを硬化して、遮光性層14を基体10上に形成する。第1および第2のエネルギー付与手段36,38は、液滴12B,14Bの種類によって適宜選択することができ、例えばヒータまたは紫外線照射ランプが挙げられる。
第1および第2のエネルギー付与手段36,38は、図5に示すように、第1および第2のインクジェットヘッド26,28に設置することができる。第1および第2のエネルギー付与手段36,38ならびに第1および第2のインクジェットヘッド26,28からユニット48が構成される。このユニット48は矢印Aの方向に移動可能である。さらに、必要に応じて、基体10の上面を観察するために、観察手段(例えばCCDカメラ)50をユニット48に設置してもよい。
なお、バンク層前駆体12Aおよび遮光性層前駆体14Aに付与するエネルギー20A,20Bが同じである場合、第1および第2のエネルギー付与手段36,38は1つのエネルギー付与機構でもよい。
また、本実施の形態に係るフォトマスクの製造装置4では、第1および第2のエネルギー付与手段36,38がともに第1および第2のインクジェットヘッド26,28に隣接して設置されている。しかし、第1および第2のエネルギー付与手段36,38の設置位置はこの場所に限定されず、例えばステージ34で移動可能な別の位置に設置されていてもよいし、ステージ34そのものに第1および第2のエネルギー付与手段36,38を設置してもよい。
また、ステージ34の動作、第1および第2のインクジェットヘッド26,28の動作は、例えば図示しない制御装置にて制御することができる。さらに、第1の貯液槽42から第1のインクジェットヘッド26への液体状の光透過性材料12Bの供給、第2の貯液槽46から第2のインクジェットヘッド28への液体状の遮光性材料14Bの供給、ならびに第1および第2のエネルギー付与手段36,38の制御は、例えば図示しない制御装置にて制御することができる。例えばコンピュータ上でソフトウエアを用いて上記の動作を処理することができる。
次に、本実施の形態のフォトマスクの製造装置4の動作について、図5および図1(A)〜図2(B)を参照して説明する。まず、第1のインクジェットヘッド26がノズル26Aから液滴12Bを吐出してバンク層前駆体12Aが形成された後(図1(A)および図1(B)参照)、第1のエネルギー付与手段36がエネルギー20Aを液滴12Bに付与してバンク層前駆体12Aが硬化し、光透過性のバンク層12が形成される(図1(B)および図1(C)参照)。
次に、第2のインクジェットヘッド28がノズル28Aから液滴14Bを吐出して遮光性層前駆体14Aを形成した後(図1(C)および図2(A)参照)、第2のエネルギー付与手段38がエネルギー20Bを液滴14Bに付与して液滴14Bが硬化し、遮光性層14が形成される(図2(A)および図2(B)参照)。
なお、上記工程において、第1のインクジェットヘッド26がノズル26Aから液滴12Bを吐出しながら、第1のエネルギー付与手段36がエネルギー20Aを着弾した液滴12Bに付与してもよい。また、上記工程において、第2のインクジェットヘッド28がノズル28Aから液滴14Bを吐出しながら、第2のエネルギー付与手段38がエネルギー20Bを着弾した液滴14Bに付与してもよい。
本実施の形態のフォトマスクの製造装置4によれば、液滴12B,14Bの吐出ならびにバンク層前駆体12Aおよび遮光性層前駆体14Aの硬化を同一のステージ34上で行なうことができるため、製造工程の簡易化および装置の簡略化を図ることができる。
なお、図1(C)に示す液滴14Bと領域18との関係が、図6に示すように、液滴14Bの直径φが、領域18としての第1領域52Aの幅がw1以下であるとともに、第2領域52B、52Cの幅がw2以上である。このような場合、第2のインクジェットヘッド28のノズル28Aは、第1領域52Aと第2領域52B(52C)との境界線BRに直面する着弾位置CPに直径φの液滴14Bが着弾するように、液滴14Bを吐出してもよい。これにより、第1領域52Aに着弾した液滴14Bが第2領域52B,52Cの入り口ENに接しやすい。上記のように液滴14Bを吐出することによって、図6に示すように、第1領域52Aに付与された液体の遮光性材料14Bは、第1領域52Aと第2領域52B(または52C)との境界線BRを越えて第2領域52B(または52C)に自己流動(毛細管現象)によって流れ込む。この結果、第2領域52B(または52C)上にも遮光性層前駆体14Aが形成される。第2領域52B(または52C)の長さが長くて、1つの液滴14Bの体積だけでは第2領域52B(または52C)の全体を覆う遮光性層前駆体14Aを形成し得ない場合には、境界線BRに直面するほぼ同じ位置に複数の液滴14Bが着弾するように、ノズル28Aからこれら複数の液滴14Bを吐出してもよい。この際、同じ位置に向けて複数の液滴14Bを吐出する際に用いられるノズル28Aは、1つの同じノズル28Aでもよいし、複数の異なるノズル28Aでもよい。
図7には、本実施の形態に係るフォトマスク2を用いて製造された配線基板6が示されている。配線基板6は、IOセル54と、スタンダードセル56と、マクロセル58とを含む。IOセル54は入力端子、出力端子および入出力端子を含む。IOセル54はフォトマスク2を用いて製造された部分であり、微細な配線形成を可能としている。スタンダードセル56は内部ロジックセルとROM・RAMなどのメモリ、CPU周辺やアナログ回路の1チップ化が図られている。マクロセル58はビット、ワードなどの構成を指定することにより自動生成される。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。さらに、本発明は、実施の形態で説明した技術的事項のいずれかを限定的に除外した内容を含む。あるいは、本発明は、上述した実施の形態から公知技術を限定的に除外した内容を含む。
本発明の実施の形態に係るフォトマスクの製造方法を模式的に示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るフォトマスクの製造方法を模式的に示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るフォトマスクを模式的に示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るフォトマスクの製造方法を模式的に示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るフォトマスクの製造装置を模式的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るフォトマスクの製造方法を模式的に示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る配線基板を模式的に示す平面図である。 ASICを構成するときのフォトマスクの重ね合わせを模式的に示す斜視図である。
符号の説明
2…フォトマスク 4…フォトマスクの製造装置 6…配線基板 10…基体 12…バンク層 12A…バンク層前駆体 12B…液滴(液体状の光透過性材料) 14…遮光性層 14A…遮光性層前駆体 14B…液滴(液体状の遮光性材料) 16…光透過性層 18…領域 20A,20B…エネルギー 22…マーク領域 24…アライメントマーク 26…第1のインクジェットヘッド 26A…ノズル 28…第2のインクジェットヘッド 28A…ノズル 30…小さなドット 32…大きなドット 34…ステージ 36…第1のエネルギー付与手段 38…第2のエネルギー付与手段 40…第1の導液手段 42…第1の貯液槽 44…第2の導液手段 46…第2の貯液槽 48…ユニット 50…観察手段 52A…第1領域 52B、52C…第2領域 54…IOセル 56…スタンダードセル 58…マクロセル。

Claims (14)

  1. エネルギーを付与すると硬化する液体状の光透過性材料を光透過性の基体上の所定の領域の周囲に対して吐出して硬化させ、光透過性のバンク層を前記基体上に形成する工程と、
    エネルギーを付与すると硬化する液体状の遮光性材料を前記バンク層によって区画される前記基体上の前記領域に対して吐出して硬化させ、遮光性の遮光性層を前記基体上に形成する工程と、
    を含むことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  2. 請求項1記載のフォトマスクの製造方法において、
    前記遮光性層を形成後、前記液体状の光透過性材料を前記バンク層上と前記基体上と少なくとも一部の前記遮光性層上とに対して吐出して硬化させ、光透過性の光透過性層を前記バンク層上と前記基体上と少なくとも一部の前記遮光性層上とに形成する工程を、さらに含むことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  3. 請求項1記載のフォトマスクの製造方法において、
    前記遮光性層を形成後、前記バンク層を前記基体上から除去する工程を、さらに含むことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のフォトマスクの製造方法において、
    前記液体状の遮光性材料を前記基体上の所定のマーク領域に対して吐出して硬化させ、遮光性のアライメントマークを前記基体上に形成する工程を、さらに含むことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のフォトマスクの製造方法において、
    前記液体状の光透過性材料はバンク層前駆体を含むことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  6. 請求項5記載のフォトマスクの製造方法において、
    前記バンク層前駆体は、紫外線硬化型樹脂または熱硬化型樹脂の前駆体であることを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のフォトマスクの製造方法において、
    前記液体状の遮光性材料は遮光性層前駆体を含むことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  8. 請求項7記載のフォトマスクの製造方法において、
    前記遮光性層前駆体は、紫外線硬化型樹脂または熱硬化型樹脂の前駆体であることを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  9. 請求項1から6のいずれか一項に記載のフォトマスクの製造方法において、
    前記遮光性層前駆体は、溶媒に金属粒子を分散させた液体であることを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  10. 請求項9記載のフォトマスクの製造方法において、
    エネルギーを付与して前記溶媒を蒸発させて除去することにより、前記遮光性層を形成することを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  11. 請求項9又は10に記載のフォトマスクの製造方法において、
    前記金属粒子は、クロム、アルミニウム、銅、銀、金、白金、亜鉛、スズ、ニッケル、チタン、タングステン、ゲルマニウム、およびコバルトのうち少なくとも1種からなることを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のフォトマスクの製造方法において、
    前記液体状の光透過性材料の吐出ならびに前記液体状の遮光性材料の少なくとも一方がインクジェット法によって行われることを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  13. 光透過性のバンク層と、前記バンク層によって区画される領域に形成された遮光性の遮光性層とを含むフォトマスク構造体が形成される光透過性の基体を保持する、移動可能なステージと、
    エネルギーを付与すると硬化する液体状の光透過性材料を吐出する第1のインクジェットヘッドと、
    エネルギーを付与すると硬化する液体状の遮光性材料を吐出する第2のインクジェットヘッドと、
    前記液体状の光透過性材料からなるバンク層前駆体を硬化させて前記バンク層を形成するためにエネルギーを付与する第1のエネルギー付与手段と、
    前記液体状の遮光性材料からなる遮光性層前駆体を硬化させて前記遮光性層を形成するためにエネルギーを付与する第2のエネルギー付与手段と、
    を含むことを特徴とするフォトマスクの製造装置。
  14. 請求項13記載のフォトマスクの製造装置において、
    前記第1のインクジェットヘッドが前記基体の上面の前記領域の周囲に対して前記液体状の光透過性材料を吐出して、前記基体上に前記バンク層前駆体が形成され、
    前記第1のエネルギー付与手段が前記バンク層前駆体にエネルギーを付与することにより前記バンク層前駆体が硬化して、前記バンク層が前記基体上に形成され、
    前記第2のインクジェットヘッドが前記領域に対して前記液体状の遮光性材料を吐出して、前記基体上に前記遮光性層前駆体が形成され、
    前記第2のエネルギー付与手段が前記遮光性層前駆体にエネルギーを付与することにより前記遮光性層前駆体が硬化して、前記遮光性層が前記基体上に形成されることを特徴とするフォトマスクの製造装置。
JP2006127414A 2006-05-01 2006-05-01 フォトマスクの製造方法およびフォトマスクの製造装置 Expired - Fee Related JP4797783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006127414A JP4797783B2 (ja) 2006-05-01 2006-05-01 フォトマスクの製造方法およびフォトマスクの製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006127414A JP4797783B2 (ja) 2006-05-01 2006-05-01 フォトマスクの製造方法およびフォトマスクの製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007298805A JP2007298805A (ja) 2007-11-15
JP4797783B2 true JP4797783B2 (ja) 2011-10-19

Family

ID=38768332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006127414A Expired - Fee Related JP4797783B2 (ja) 2006-05-01 2006-05-01 フォトマスクの製造方法およびフォトマスクの製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4797783B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5658513B2 (ja) * 2010-08-27 2015-01-28 学校法人東京電機大学 パターンの形成方法
JP6710901B2 (ja) * 2014-06-05 2020-06-17 株式会社リコー 記録装置、記録方法、及びプログラム
JP2016018139A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 株式会社ディスコ 露光マスクの製造方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53117383A (en) * 1977-03-23 1978-10-13 Nec Corp Production of photo mask
JPS53129637A (en) * 1977-04-19 1978-11-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Mask for photoetching
JPS62253173A (ja) * 1986-04-26 1987-11-04 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd フオトマスクパタ−ンの加工装置
JP2865578B2 (ja) * 1994-10-25 1999-03-08 富士通株式会社 レジストパターンの作成方法、その方法により得られるプリント配線板及びその作成装置
JP3814391B2 (ja) * 1996-11-29 2006-08-30 葛川工業株式会社 製版用フィルムおよび該フィルムを用いた製版方法
JP2002169263A (ja) * 2000-12-01 2002-06-14 Tokyo Process Service Kk フォトマスク及びその製造方法
JPWO2003050618A1 (ja) * 2001-12-11 2005-06-23 株式会社ルネサステクノロジ 配線基板の製造方法
DE60232432D1 (de) * 2002-03-22 2009-07-09 Agfa Graphics Nv Herstellung einer flexographischen Druckplatte
JP4179026B2 (ja) * 2003-04-10 2008-11-12 セイコーエプソン株式会社 膜パターン形成方法及びデバイスの製造方法
JP2005091849A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 Seiko Epson Corp フォトマスク、フォトマスクの製造方法、配線基板、カラーフィルタおよび電子光学機器
JP4051631B2 (ja) * 2004-08-20 2008-02-27 セイコーエプソン株式会社 エッチング方法、微細構造体の製造方法、導電線の形成方法、薄膜トランジスタの製造方法及び電子機器の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007298805A (ja) 2007-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101316713B (zh) 液体排出头的制造方法
JP2007073955A (ja) 印刷回路基板の回路パターン形成方法
JP2007128083A (ja) 表示装置の製造方法及びこれに使用されるモールド
CN1724259A (zh) 制造流体喷射装置的方法
JP4797783B2 (ja) フォトマスクの製造方法およびフォトマスクの製造装置
EP2109350B1 (en) System for creating fine lines using inkjet technology
JP2005063785A (ja) 隔壁パターン及びその形成方法
JP2008030271A (ja) インクジェット記録ヘッド及びその製造方法
JP5085965B2 (ja) 樹脂膜形成方法、樹脂膜形成装置、及び電子回路基板製造方法
US9044944B2 (en) Liquid discharge head and method of making the same
JP2007083227A (ja) 層形成方法、アクティブマトリクス基板の製造方法、および多層配線基板の製造方法
JP2007216415A (ja) 液体噴射記録ヘッド、およびその製造方法
JP2009255007A (ja) パターン形成方法、これによる基板の製造方法、基板、並びにパターン形成装置
KR101912606B1 (ko) 액적 토출용 노즐 플레이트 및 액적 토출용 노즐 플레이트의 코팅 방법
JP4682475B2 (ja) 表示装置用カラーフィルタの製造方法
TWI484301B (zh) 形成連續性三維結構的噴墨方法
JP4480517B2 (ja) 薄膜パターン形成用基板、薄膜パターン形成基板の製造方法及び薄膜パターン形成基板
US8877431B2 (en) Process for producing liquid ejection head
JP3896761B2 (ja) カラーフィルターの製造方法及びカラーフィルター
JP4888073B2 (ja) 電子基板の製造方法
KR102268603B1 (ko) 기판, 디스플레이 패널 및 기판 제조 방법
JP2010115829A (ja) パターン形成方法及び液体吐出ヘッドの製造方法
JP2007150015A (ja) パターン形成方法、及び液滴吐出装置
JP4888072B2 (ja) 電子基板の製造方法
JP2017064930A (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110718

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees