JP4796993B2 - パウダーリング装置及びパウダーリング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、食品原料の表面に粉材を塗して付着させるためのパウダーリング装置及びパウダーリング方法に関するものである。
例えば、唐揚げや天ぷらなどの調理食品は、適当なサイズの塊状に切断された食肉や魚介類や野菜などの食品原料の表面に、片栗粉や小麦粉などの粉材を均一に塗して付着させたものを、高温の油で揚げたものである。このため、揚げ物などの調理食品を大量生産する食品調理工程では、大量の食品原料の表面に粉材を塗して付着させるための処理工程があり、かかる処理工程が調理作業員による手作業や、パウダーリング装置による機械的な処理によって行われている。
ところで、このようなパウダーリング装置については種々の研究開発がなされており、例えば、下記する特許文献1に記載される装置が既に提案されている。この特許文献1記載の装置は、複数の隆起体がドラム内周面に固定されており、これらの各隆起体同士の隙間に粉材が入り込んで、この粉材がドラム内で転がる食品に振りかけられることで、食品に粉材が塗し付けられるというものである。
特開2001−299315号公報
しかしながら、粉材が表面に塗し付けられた食品原料をドラムの外に排出させて回収する場合に、かかる食品原料と一緒に、食品原料に付着していない粉材までドラムの外に排出されてしまうと、回収された食品原料の表面に不要な粉材が不均一に付着する恐れもあり、その結果、調理食品の品質の低下を招来するという問題点がある。
しかも、かかる場合には、食品原料の表面から不要な粉材を取り除く手間も別途必要となり、調理作業が繁雑となるという問題点もある。また、ドラム外に食品原料と一緒に未付着の粉材が排出されると、その不要な粉材を廃棄する手間や、かかる廃棄によって粉材を無駄にしてしまうという問題点もある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、粉付ドラム内にある食品原料をドラム供給口側からドラム排出口側へ確実に移送する一方で、食品原料に付着されていない粉材を粉付ドラム内で滞留させることで、粉材が表面全体に均一かつ十分に塗して付着された食品原料のみを回収することのできるパウダーリング装置及びパウダーリング方法を提供することを目的としている。
この課題を解決するために請求項1のパウダーリング装置は、食品原料の表面に粉材を塗すためのものであって、中心軸が略横向きの略筒状に形成される粉付ドラムと、その粉付ドラムの中心軸方向一端に開口形成され当該粉付ドラム内へ食品原料及び粉材を供給するドラム供給口と、そのドラム供給口に対して前記粉付ドラムの中心軸方向他端に開口形成され当該粉付ドラム内から食品原料を排出するドラム排出口と、そのドラム排出口側へ向けて食品原料を移送するために前記粉付ドラムをその中心軸周りで回転駆動させるドラム駆動手段と、その回転駆動される前記粉付ドラムの内周面に複数配設され、当該粉付ドラムが順方向へ回転駆動されることによって当該粉付ドラムの内周面が最下点から最上点へ向けて回転送りされる場合に前記ドラム供給口側から前記ドラム排出口側へ向けて下降傾斜した姿勢になり、かつ、複数本の棒状突起を櫛歯状に列立することによって形作られる移送ブレードとを備えている。
請求項2のパウダーリング装置は、請求項1のパウダーリング装置において、前記複数の移送ブレードは、前記粉付ドラムを軸方向視した場合に、その粉付ドラムの周方向において略等間隔で略一定幅ずつ配設され、かつ、その粉付ドラムの周方向における各配置箇所にあっては、前記粉付ドラムの中心軸方向に略等間隔かつ略平行に直列状に配設されている。
請求項3のパウダーリング装置は、請求項1又は2のパウダーリング装置において、前記移送ブレードは、その移送ブレードを形作る前記複数の棒状突起同士間に、食品原料のサイズより小さくかつ粉材のサイズより大きな隙間が設けられている。
請求項4のパウダーリング装置は、請求項1から3のいずれかのパウダーリング装置において、前記移送ブレードは、前記複数の棒状突起が櫛歯状に列立され、前記粉付ドラムと別体に形成され、その粉付ドラムの内周に取り外し可能に固定されるベース部材を備えている。よって、ベース部材を粉付ドラムの内周面から取り外すことで、このベース部材に列立される複数の棒状突起を一纏めにして取り外すことができる。
請求項5のパウダーリング方法は、請求項1から4のいずれかのパウダーリング装置を用いて粉材を食品原料に塗して付着させる方法であって、前記ドラム駆動手段によって前記粉付ドラムを回転させるドラム回転工程と、そのドラム回転工程によって回転される前記粉付ドラム内へ前記ドラム供給口から食品原料を供給する原料供給工程と、その原料供給工程とは別に前記ドラム供給口から粉材を所定の時間間隔で間欠的に供給する粉材供給工程と、前記ドラム排出口から前記粉付ドラム外へ排出される食品原料を回収する回収工程とを備えている。
請求項6のパウダーリング方法は、請求項5のパウダーリング方法において、前記ドラム供給口またはドラム排出口の少なくともいずれか一方にて、その周囲にある空気を吸引装置によって吸引して空気中を浮遊する粉材を回収する吸引回収工程を備えている。
これらのパウダーリング装置又はパウダーリング方法によれば、食品原料と粉材とがドラム供給口から粉付ドラム内へ供給される一方、粉付ドラムがドラム駆動手段によって中心軸周りで順方向へ回転駆動される。このように粉付ドラムが順方向へ回転されているとき、粉付ドラムの内周面が最下点から最上点へ向けて回転送りされる格好となるため、粉付ドラム内にある食品原料は、粉付ドラムの内周面に載ったままの状態で、粉付ドラムの回転に追随して回転方向上側へ持ち上げられていき、そのうち不安定となって粉付ドラムの内周面の底部分へ向かって落下するようにして転げ回る。
このように粉付ドラム内を転げ回ることで、食品原料の表面には粉材が付着させられ、食品原料に粉材が塗される。また、食品原料は粉付ドラム内を転げ回るときに、その粉付ドラム内で旋回される各移送ブレードのいずれかと衝突させられる。ここで、粉付ドラムが順方向回転されて粉付ドラムの内周面が最下点から最上点へ向けて回転送りされる場合に、各移送ブレードは、ドラム供給口側からドラム排出口側へ向けて下降傾斜した姿勢になるので、かかる移送ブレードのいずれかと衝突した食品原料は、その移送ブレードに沿って転がってドラム排出口側へと送られる。この結果、食品原料は、粉付ドラム内を転げ回りながら、移送ブレードによって徐々にドラム供給口側からドラム排出口側へ移送されて、そのドラム排出口から最終的に粉付ドラムの外へ排出される。
これに対し、粉付ドラムの内周部へ供給された粉材は、移送ブレードを形作る複数本の棒状突起が櫛歯状に列立されることから、各棒状突起の間を素通りさせられる。このため、食品原料に未付着の粉材は、食品原料と一緒に移送ブレードによってドラム排出口側へ移送されることが防止され、粉付ドラム内で粉材が滞留されることとなる。この結果、粉材の塗された食品原料のみが、食品原料に付着されずに残存した粉材から分離されてドラム排出口から回収される。
請求項1のパウダーリング装置によれば、複数の移送ブレードは、粉付ドラムが順方向へ回転駆動されて当該粉付ドラムの内周面が最下点から最上点へ向けて回転送りされる場合に、ドラム供給口側からドラム排出口側へ向けて下降傾斜した姿勢になる。したがって、たとえば、粉付ドラムの中心軸をドラム供給口側からドラム排出口側へ下降傾斜させた姿勢とせずとも、食品原料を次々と各移送ブレードに沿って転がらせて、ドラム供給口側からドラム排出口側へ確実に移送することができ、かかる移送中に食品原料に粉材を塗し付けることができるという効果がある。
また、複数の移送ブレードは、複数本の棒状突起を櫛歯状に列立することによって形作られるので、粉付ドラム内に供給されながらも食品原料に付着しなかった粉材を、食品原料と一緒に粉付ドラムの外へ排出させずに、粉付ドラム内に滞留させることができるという効果がある。したがって、食品原料に付着しなかった粉材と食品原料とが一緒に粉付ドラムの外に排出されることが防止され、回収された食品原料に不要な粉材が不均一に付着することを防止できるという効果がある。また、回収された食品原料から不要な粉材を除去する手間も不要となり、粉材を無駄に廃棄する必要もないという効果がある。
請求項2のパウダーリング装置によれば、請求項1のパウダーリング装置の奏する効果に加え、粉付ドラムを軸方向視した場合に、複数の移送ブレードが粉付ドラムの周方向において略等間隔で略一定幅ずつ配設されるので、例えば、ドラム供給口側からドラム排出口側にかけて螺旋状に連続した形態のブレードを形成する場合に比べて、ごく少数の棒状突起を粉付ドラムの内周面に櫛歯状に列立させるだけで、食品原料を粉付ドラム内で移送させるための構造を構成できるという効果がある。
また、複数の移送ブレードは、粉付ドラムの周方向における各配置箇所にあって、当該粉付ドラムの中心軸方向に略等間隔かつ略平行に直列状に配設される。つまり、複数の移送ブレードが粉付ドラムの中心軸方向に一定間隔で多段配置されるので、粉付ドラム内で転げ回る食品原料を、ドラム供給口側から各段の移送ブレードによって次段の移送ブレードへと次々と送られて、ドラム排出口側へ移送できるという効果がある。
したがって、わざわざ粉付ドラムの中心軸をドラム供給口側からドラム排出口側へ向けて大きく下降傾斜させて、その傾斜によって食品原料をドラム排出口側へ転がす必要がない。このため、食品原料がドラム供給口側からドラム排出口側へ向けて粉付ドラム内を転がり落ちて一気に通過することを防止でき、食品原料が粉付ドラム内で滞留する時間を十分に確保して、食品原料に粉材を満遍なく均一かつ十分に付着できるという効果がある。
しかも、粉付ドラムの中心軸を略水平又はそれに近い略横向き姿勢にしたままでも、食品原料をドラム供給口側からドラム排出口側へ移送できるため、粉付ドラムの傾斜によって粉材が粉付ドラム内をドラム排出口側に向かって滑り落ちて、ドラム排出口側に多量に偏って滞留することもなく、粉材を粉付ドラムの中心軸方向全体にほぼ満遍なく滞留させることができるという効果がある。
請求項3のパウダーリング装置によれば、請求項1又は2のパウダーリング装置の奏する効果に加え、移送ブレードにおける各棒状突起同士間の隙間は、食品原料のサイズより小さく且つ粉材のサイズより大きいので、食品原料が棒状突起間を素通りしたり又は挟まり込んだりすることを防止しつつ、かかる食品原料を移送ブレードの下降傾斜に沿ってドラム排出口側へ確実に送ることができ、なおかつ、移送ブレードの棒状突起間に粉材を素通りさせて、粉材が移送ブレードに沿ってドラム排出口側へ送られることを防止し、かかる粉材を粉付ドラム内に確実に滞留させることができるという効果がある。
請求項4のパウダーリング装置によれば、請求項1から3のいずれかのパウダーリング装置の奏する効果に加え、各移送ブレードは、複数の棒状突起がベース部材に一体的に列立されることでユニット化されているので、かかるベース部材を粉付ドラムの内周面から取り外すことで、複数の棒状突起を各移送ブレード毎に一纏めにして取り外すことができる。このため、粉付ドラムから取り外された各移送ブレードに対して、それぞれ個別に入念に洗浄処理や滅菌処理を施すことができ、粉付ドラムの衛生管理を容易に行えるという効果がある。
請求項5のパウダーリング方法によれば、上記した請求項1から4のいずれかのパウダーリング装置と同様の効果を奏することに加えて、かかるパウダーリング装置を使用することによって、食品原料に付着されていない粉材を粉付ドラム内に滞留させることができるので、新たな粉材を粉付ドラム内に一定時間おきに間欠的に供給するだけで、必要かつ十分な粉材を補充することができる。よって、常時連続的に粉材を供給し続ける必要がなく、結果、粉付ドラム内に粉材が無駄に供給されることを回避できるという効果がある。
請求項6のパウダーリング方法によれば、請求項5のパウダーリング方法の奏する効果に加え、ドラム供給口又はドラム排出口の少なくともいずれか一方では、その周囲の空気中を浮遊する粉材が吸引装置によって吸引回収されるので、粉付ドラム外へ舞い上がろうとする粉材を回収でき、粉材の空気中への浮遊拡散による作業環境の悪化を防止できるという効果がある。しかも、空気中へ飛散した粉材を回収して粉付ドラム内へ再供給することもできるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例であるパウダーリング装置1の側面図であって、図中の1点鎖線は、粉付ドラム2の回転軸(中心軸)線を示している。図1に示すように、パウダーリング装置1は、主として、粉付ドラム2と、機台フレーム3と、駆動モータ4と、食品原料供給コンベア5と、粉材供給装置6と、吸引装置7と、粉材回収容器8とを備えており、食品原料Gの表面に粉材Kを塗すためのものである(図2参照)。
粉付ドラム2は、その回転軸が略横向き姿勢、例えば、略水平な姿勢で配置されており、その形態が略円筒状に形成されている。また、この粉付ドラム2の回転軸方向一端(図1右側)にはドラム供給口11が開口形成されている。このドラム供給口11は、粉付ドラム2内へ食品原料G及び粉材Kを供給するための開放部である。また、このドラム供給口11とは反対側端部、即ち、粉付ドラム2の回転軸方向他端(図1左側)にはドラム排出口12が開口形成されている。このドラム排出口12は、粉付ドラム2内から食品原料Gを排出するための開放部である。
機台フレーム3は、粉付ドラム2を回転軸周りで回転可能に支持する台座であって、その上部幅方向(図1の紙面に対する垂直方向、図3の左右方向)の両側には、粉付ドラム2を回転軸周りで回転可能な状態で支持するローラシャフト13がそれぞれ1本ずつ配設されている(図3参照)。各ローラシャフト13は、軸受によって機台フレーム3に回転可能に軸支されており、主に、粉付ドラム2に対して軸平行な軸体13aと、この軸体13aの軸方向に間隔をあけて固定される複数のローラ13bとを備えている。
各ローラシャフト13は、その各ローラ13bが粉付ドラム2の回転軸との交差方向(図1の紙面に対する垂直方向、図3の左右方向)両側に外接されており(図3参照)、その一方のローラシャフト13には、複数のローラ13bと同軸的にスプロケット14が固定されている。そして、かかるスプロケット14は、チェーンベルト15を介して、機台フレーム3の下部に固定設置される駆動モータ4の回転シャフト4aと連結されている。
このため、駆動モータ4の回転力は、チェーンベルト15を介して一方のローラシャフト13に伝達され、このローラシャフト13を回転させる。すると、このローラシャフト13の回転が複数のローラ13bを介して粉付ドラム2に伝達されて、かかる粉付ドラム2が2本のローラシャフト13,13間に載架された状態のまま機台フレーム3の上で回転されるのである。
食品原料供給コンベア5は、多数の食品原料Gを次々と連続的にドラム供給口11から粉付ドラム2内へ搬送して供給するベルトコンベアである。また、粉材供給装置6は、粉材Kをドラム供給口11から粉付ドラム2内へ供給するための装置である。さらに、粉付ドラム2は、その回転軸方向両端部上方にそれぞれ異なる吸引パイプ16,17の一端部が連通接続されており、この吸引パイプ16,17は粉付ドラム2の回転軸方向の中央部で合流して吸引装置7と連通接続されている。
吸引装置7は、機台フレーム3の下部に固定設置されており、各吸引パイプ16,17を介してドラム供給口11又はドラム排出口12の双方の周囲にある空気を吸引して、そのドラム供給口11及びドラム排出口12の周囲にある空気中を浮遊する粉材Kを、粉材回収容器8に回収するものである。
図2は、粉付ドラム2の内周面の展開図である。なお、図2中の線図右側がドラム供給口11側に相当し、図2中の線図左側がドラム排出口12側に相当し、図中の矢印Xが粉付ドラム2の回転軸方向を示し、図中の矢印Yが粉付ドラム2の周方向であって、かつ、ドラム供給口11側からドラム排出口12側へ向けて食品原料Gを移送する際における粉付ドラム2の回転方向(順方向)を示している。
図2に示すように、展開された粉付ドラム2の内周面には、複数の移送ブレード20が略千鳥配列状に配設されており、かかる複数の移送ブレード20によって、ドラム供給口11側からドラム排出口12側へ向けて全体的に傾斜した格好の略階段状構造が形成されている。また、粉付ドラム2の回転軸方向(矢印X方向)における位置がほぼ同じとなる移送ブレード20,20同士は、粉付ドラム2の周方向(矢印Y方向)に略等間隔(粉付ドラム2の内周長さの略1/2の間隔幅)で、かつ、相互に略平行な姿勢で直列状に配設されている。
さらに、粉付ドラム2の周方向(矢印Y方向)における位置がほぼ同じとなる粉付ドラム20,20,20同士は、粉付ドラム2の回転軸方向(矢印X方向)に略等間隔で、かつ、相互に略平行な姿勢で直列状に配置されている。また、全ての移送ブレード20は、粉付ドラム2が順方向(矢印Y方向)へ回転駆動されることで、粉付ドラム2の内周面が最下点から最上点へ向けて回転送りされる場合に、ドラム供給口11側からドラム排出口12側へ向けて下降傾斜した姿勢となるように形成されている。
具体的に、各移送ブレード20は、粉付ドラム2の内周面を展開した状態で粉付ドラム2の回転軸方向(矢印X方向)と略平行な基準線Lに対して傾斜角θを成すように配設されており、かかる傾斜角θの値の最大範囲が0°<θ<90°となるように配設されている。なお、移送ブレード20の傾斜角θの値は、現実的には概ね略10°程度から略60°程度の範囲となるものと考えられ、図2では、移送ブレード20の傾斜角θを略45°としたものを図示している。
図3は、粉付ドラム2をドラム排出口12側(図2左側)から投影視(軸方向視)した場合における粉付ドラム2の縦断面図(図)であり、図中の矢印Yは、粉付ドラム2を回転順方向を示している。
図3に示すように、上記した各移送ブレード20は、複数本の棒状突起21を櫛歯状に列立することによって形作られており、粉付ドラム2をドラム排出口12側から投影視した場合に、当該粉付ドラム2の周方向に略等間隔で略一定幅ずつ配置されている。この各移送ブレード20における各棒状突起21は、いずれも同一形状に形成されており、それぞれ丸棒状に形成されている。
また、各棒状突起21は、その基端部が粉付ドラム2の内周面に直に溶接又は螺着等されることで固定されており、その先端部が略半球ドーム状の曲面に形成されている。さらに、移送ブレード20は、その移送ブレード20を形作る複数の棒状突起21同士間に、食品原料Gのサイズより小さくかつ粉材Kのサイズより大きな隙間が設けられている。
なお、各棒状突起21の形状は、必ずしも横断面が略円形の丸棒状に限定されるものではなく、横断面が略多角形の角棒や、横断面が略長方形や略楕円形の短冊状の棒材であっても良い。
次に、上記のように構成されたパウダーリング装置1を用いて、食品原料Gに粉材Kを塗して付着させる方法について説明する。なお、食品原料Gは、食肉や魚介類や野菜などの食材を適当なサイズ、例えば、一口大に加工した塊状物である。
粉付ドラム2が駆動モータ4を介して、その粉付ドラム2の回転軸周りで回転駆動される(ドラム回転工程)。この粉付ドラム2の回転が継続されながら、食品原料Gが食品原料供給コンベア5によって、ドラム供給口11から粉付ドラム2内へ次々と連続的に供給される(原料供給工程)。一方、食品原料Gの供給工程とは別に、粉材供給装置6によって、粉材Kがドラム供給口11から所定の時間間隔で間欠的に供給される(粉材供給工程)。
すると、回転されている粉付ドラム2内では、食品原料Gが粉付ドラム2の内周面に載ったままの状態で、その粉付ドラム2の回転に追随して粉付ドラム2の回転方向上側へ持ち上げられていくが、そのうち不安定となって食品原料G自体の重みで粉付ドラム2の内周面を底部分へ向かって落下するようにして転げ回る。そして、このように粉付ドラム2内を転げ回ることで、粉付ドラム2の内周面の底部分に滞留したり、或いは、移送ブレード20に付着して滞留する粉材Kが、食品原料Gの表面に付着させられ、食品原料Gに粉材Kが塗される。
また、食品原料Gは、粉付ドラム2内を転げ回るときに、その粉付ドラム2の回転によって、粉付ドラム2内で旋回される各移送ブレード20のいずれかと衝突させられる。移送ブレード20のいずれかと衝突した食品原料Gは、その移送ブレード20に沿って転がってドラム排出口12側へと送られる。この結果、食品原料Gは、粉付ドラム2内を転げ回りながら、移送ブレード20によって徐々にドラム供給口11側からドラム排出口12側へ移送されて、そのドラム排出口12から最終的に粉付ドラム2の外へ排出されて回収される(回収工程)。
一方、粉付ドラム2の内周部へ供給された粉材Kは、食品原料Gのように移送ブレード20に沿ってドラム排出口12側へは移送されず、複数本の棒状突起21の間を素通りするなどして、その多くのものが粉付ドラム2の内周面の底部分に集められて滞留させられる。
このため、食品原料Gに未付着の粉材Kが食品原料Gと一緒に移送ブレード20によってドラム排出口12側へ移送されることがなく、食品原料Gに付着しなかった粉材Kが粉付ドラム2内で食品材料から分離されて滞留させられる。この結果、粉材Kが塗された食品原料Gは、食品原料Gに付着されずに残存した粉材Kから分離されて、ドラム排出口12から回収されるのである。
なお、ドラム供給口11およびドラム排出口12の双方では、その周囲にある空気が吸引装置7によって吸引されており、この吸引によって、ドラム供給口11およびドラム排出口12の周囲の空気中を浮遊する粉材Kが回収容器8内に回収されている(吸引回収工程)。
次に、図4及び図5を参照して、上記実施例の変形例である第2実施例のパウダーリング装置について説明する。この第2実施例のパウダーリング装置は、上記した第1実施例のパウダーリング装置1に対し、移送ブレードを粉付ドラムから取り外し可能なものに変更したものである。以下、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して、その説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
図4(a)は、第2実施例のパウダーリング装置に用いられる移送ブレード20の側面図であり、図4(b)は、その移送ブレード20の平面図であり、図4(c)は、その移送ブレード20の部分的に断面視した縦断面図である。図4に示すように、移送ブレード20は、粉付ドラム2とは別体のユニット状に形成されており、複数本の棒状突起21と、その各棒状突起21と一体化される1枚のベースプレート31とを備えている。
ベースプレート31は、平面視略長方形状の平板を粉付ドラム2の内周面の湾曲に適合する略円弧状に湾曲させたものであり、その片面に複数の棒状突起21が略等間隔で櫛歯状に列立されている。また、各棒状突起21の基端部はベースプレート31に溶接又は螺着等により固定されており、各棒状突起21同士の間にある隙間の幅は、概ね各棒状突起21の半径と略等しいものとされている。
具体的に説明すると、1ユニット分の移送ブレード20には、合計9本(奇数本)の棒状突起21が備わっており、その中央に位置する棒状突起21の基端部には、その棒状突起21の本体部21aの外径よりも小径状のネジ軸部21bが同軸的かつ一体的に形成されている。
なお、移送ブレード20の1ユニット分の棒状突起21の本数は、必ずしも9本に限定されるものではなく、第1及び第2実施例で説明した他の条件を満足するものであれば、例えば、5本、7本、11本などの奇数本としても良い。
棒状突起21のネジ軸部21bは、その外周面に雄ネジが螺刻されており、ベースプレート31の長手方向(部厳密には円弧方向)略中央部に螺合されて溶接されている。また、このネジ軸部21bは、ベースプレート31を貫通してベースプレート31の裏面側に突出されている。さらに、ネジ軸部21bを有する棒状突起21の両側にある各棒状突起21の基端部には、その棒状突起21の本体部21aの外径よりも小径状の嵌合ピン21cが同軸的かつ一体的に形成されている。
この各棒状突起21の嵌合ピン21cは、いずれもベースプレート31に設けられる嵌合穴に挿入されて嵌合されて、ベースプレート31に対して溶接されている。ここで、ネジ軸部21bを有した棒状突起21の両側に4本ずつある棒状突起21のうち、少なくともその両側の1本ずつについては、嵌合ピン21cがベースプレート31を貫通してベースプレート31の裏面側に突出されている。
また、ベースプレート31の裏面から突出した少なくとも2本の嵌合ピン(以下、この2本の嵌合ピンを「位置決めピン」と称す。)21cは、ネジ軸部21bより突出量が小さく形成されている。なお、残る6本の嵌合ピン21cについては、ベースプレート31の裏面と略面一とされている。
図5は、第2実施例のパウダーリング装置の部分断面図であって、移送ブレード20の取り付け状態についての説明図である。図5に示すように、移送ブレード20は、そのベースプレート31における湾出した裏面が粉付ドラム2の内周面に当接されており、2本の位置決めピン21cが粉付ドラム2の内周面から外周面に貫通した位置決め穴32に嵌脱可能にそれぞれ嵌入されている。このように2本の位置決めピン21cが位置決め穴32に嵌入されることで、ユニット化された移送ブレード20は粉付ドラム2の所定位置に適切な姿勢で位置決めされる。
また、移送ブレード20のネジ軸部21bは、粉付ドラム2の内周面から外周面に貫通した通孔33に抜脱可能に挿入されており、粉付ドラム2の外周面から突出されている。このネジ軸部21bには、これと螺合可能な雌ネジを有するノブ34が螺合されており、このノブ34によって移送ブレード20が粉付ドラム2の内周面に締着されることで、移送ブレード20は、粉付ドラム2の内周面に固定されるように構成されている。
ここで、上記した第1実施例のように、粉付ドラム2の内周面に対して、複数の棒状突起21を1本ずつ直に脱着不能に固定する場合又は複数の棒状突起21を1本ずつ直に螺着する場合にあっては、粉付ドラム2から全ての棒状突起21を取り外すことができず又は極めて煩雑となるため、粉付ドラム2に棒状突起21を取り付けた状態のまま、粉付ドラム2を洗浄しなければならず、移送ブレード20の棒状突起21に付着した粉材を完全に洗浄除去するのに大変な手間を要してしまう。
これに対して、第2実施例のパウダーリング装置では、移送ブレード20のネジ部軸21bに螺合可能なノブ34を、ネジ軸部21bに螺着したり又は取り外すことで、ユニット化された移送ブレード20をまるごと粉付ドラム2から取り外したり又は粉付ドラム2に取り付けることができる。
以上のように、第2実施例のパウダーリング装置によれば、移送ブレード20の取り外し及び取り付けを手軽に行えるので、粉付ドラム2の内周面に配設される全ての移送ブレード20を粉付ドラム2から取り外した上で、各移送ブレード20に対して洗浄処理および滅菌処理を施すことができ、粉付ドラム2の衛生管理を容易に行うことができる。
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
本発明の一実施例であるパウダーリング装置の側面図である。 粉付ドラムの内周面の展開図である。 粉付ドラムをドラム排出口側から投影視(軸方向視)した場合における粉付ドラムの縦断面図である。 (a)は、第2実施例のパウダーリング装置に用いられる移送ブレードの側面図であり、(b)は、その移送ブレードの平面図であり、(c)は、その移送ブレードの部分的に断面視した縦断面図である。 第2実施例のパウダーリング装置の部分断面図であって、移送ブレードの取り付け状態についての説明図である。
符号の説明
1 パウダーリング装置
2 粉付ドラム
4 駆動モータ(ドラム駆動手段の一部)
7 吸引装置
8 回収容器
11 ドラム供給口
12 ドラム排出口
13,13 ローラシャフト(ドラム駆動手段の一部)
14 スプロケット(ドラム駆動手段の一部)
15 チェーンベルト(ドラム駆動手段の一部)
20 移送ブレード
21 棒状突起(棒状突起、移送ブレードの一部)
21a 本体部
21b ネジ軸部(係合部)
21c 嵌合ピン、位置決めピン
31 ベースプレート(移送ブレードの一部)
32 位置決め穴
33 通孔(係合穴)
34 ノブ(固定部材)
G 食品原料
K 粉材

Claims (6)

  1. 食品原料の表面に粉材を塗すためのパウダーリング装置において、
    中心軸が略横向きの略筒状に形成される粉付ドラムと、
    その粉付ドラムの中心軸方向一端に開口形成され当該粉付ドラム内へ食品原料及び粉材を供給するドラム供給口と、
    そのドラム供給口に対して前記粉付ドラムの中心軸方向他端に開口形成され当該粉付ドラム内から食品原料を排出するドラム排出口と、
    そのドラム排出口側へ向けて食品原料を移送するために前記粉付ドラムをその中心軸周りで回転駆動させるドラム駆動手段と、
    その回転駆動される前記粉付ドラムの内周面に複数配設され、当該粉付ドラムが順方向へ回転駆動されることによって当該粉付ドラムの内周面が最下点から最上点へ向けて回転送りされる場合に前記ドラム供給口側から前記ドラム排出口側へ向けて下降傾斜した姿勢になり、かつ、複数本の棒状突起を櫛歯状に列立することによって形作られる移送ブレードとを備えていることを特徴とするパウダーリング装置。
  2. 前記複数の移送ブレードは、前記粉付ドラムを軸方向視した場合に、その粉付ドラムの周方向において略等間隔で略一定幅ずつ配置され、かつ、その粉付ドラムの周方向における各配置箇所にあっては、前記粉付ドラムの中心軸方向に略等間隔かつ略平行に直列状に配置されていることを特徴とする請求項1記載のパウダーリング装置。
  3. 前記移送ブレードは、その移送ブレードを形作る前記複数の棒状突起同士間に、食品原料のサイズより小さくかつ粉材のサイズより大きな隙間が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパウダーリング装置。
  4. 前記移送ブレードは、前記複数の棒状突起が櫛歯状に列立され、前記粉付ドラムと別体に形成され、その粉付ドラムの内周面に取り外し可能に固定されるベース部材を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のパウダーリング装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のパウダーリング装置を用いて粉材を食品原料に塗して付着させるパウダーリング方法であって、
    前記ドラム駆動手段によって前記粉付ドラムを回転させるドラム回転工程と、
    そのドラム回転工程によって回転される前記粉付ドラム内へ前記ドラム供給口から食品原料を供給する原料供給工程と、
    その原料供給工程とは別に前記ドラム供給口から粉材を所定の時間間隔で間欠的に供給する粉材供給工程と、
    前記ドラム排出口から前記粉付ドラム外へ排出される食品原料を回収する回収工程とを備えていることを特徴とするパウダーリング方法。
  6. 前記ドラム供給口またはドラム排出口の少なくともいずれか一方にて、その周囲にある空気を吸引装置によって吸引して空気中を浮遊する粉材を回収する吸引回収工程を備えていることを特徴とする請求項5記載のパウダーリング方法。
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