JP4796842B2 - 計器 - Google Patents

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Description

本発明は、車両等に搭載される計器に関し、特に、立体形状の文字板、この文字板の裏面に配置される導光板、この導光板に入射する光を発する光源を有する計器に関する。
図8は、一般的な従来の計器を示す正面図である。図9は、図8におけるXX線断面図である。計器9はコンビネーションメータともよばれ、図8及び図9に示すように、速度計91、エンジン回転計92、燃料計93、水温計94等の各ゲージを備えている。これらゲージは、指針95及び指針95にて指示される数字等の意匠が形成された円盤状の文字板96を備えている。なお、速度計91には、オド・トリップメータ911も組み込まれている。指針95は、基板90に搭載されたムーブメント951の回転軸が挿着され、各計測値に応じた角度だけ回転する。基板90には、文字板96や指針95に光を出射する光源901や図示しないICチップ等の電子部品が搭載されている。光源901からの光を有効利用するために、この計器9の本体ケース970の一部には、反射面973も一体形成されている。また、各ゲージのうち、速度計91及びエンジン回転計92には、文字板96を周回するようなリング状をした装飾用のリング部材97が取り付けられている。
更に、計器9の前面(ドライバの視点に近い側)は、上記各ゲージやシフトインジケータ961、ウォーニング962をくり抜くようにして、黒色樹脂製の見返し98で覆われ、更に、その前面は表ガラス99で覆われている。なお、計器9の外周部には、この計器を車両側に取り付けるためのメータ取付部971が本体ケース970に一体形成され、本体ケース970の裏面側には、裏カバー972が取り付けられている。このような構成において、所定のトリガ信号に応答して、光源901が点灯すると、指針95や文字板96が照明される。
ところが、上述のような一般的な計器9においては、単に、文字板96を周回するようなリング部材97が取り付けられているだけであり、画一的でユーザを十分に満足させることができなくなっている。
そこで、下記特許文献1においては、外周部が隆起した立体形状の文字板、文字板の裏面に配置される導光板、文字板の外周に沿って配置される他の導光板、各導光板にそれぞれ入射する光を発する光源、を有する計器が提案されている。この計器においては、光源からの光を導光板を介して文字板を裏側から照明すると共に、他の光源からの光を他の導光板を介して文字板の外周近傍を表側から照明するようにしている。
特開2002−277288号公報(図11)
上述の特許文献1の計器によると、文字板の外周近傍がリング状に傾斜して立体的に視認されうるが、このような文字板の外周近傍がリング状に光輝する計器も、従来の装飾照明を有する計器の延長上にあるもので、斬新さに欠けており、ユーザを十分に満足させることができなくなっている。また、リング状に光輝する部分において輝度ムラがあった。
よって本発明は、上述した現状に鑑み、より斬新で高品質な装飾照明を有する計器を提供することを課題としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の計器は、立体形状の文字板と、前記文字板の裏面に取り付けられる導光板と、前記導光板に入射する光を発する光源と、を有する計器において、前記導光板は、前記光源からの光を受ける受光部と、当該導光板内を導かれた前記光源からの光を出射する第1導光板出射部と、を有し、前記文字板は、前記導光板が取り付けられた状態で、前記第1導光板出射部に対向するように設けられ、前記導光板にて導かれた前記光源からの光を該文字板の中央方向に出射するように立設された透光性のある前記文字板出射部と、前記文字板出射部の最低部から前記中央方向に向けて延設された文字板内側部と、前記文字板出射部の最高部から外側方向に向けて延設され、前記光源からの光に基づいて光輝する意匠が形成された文字板外側部と、を有し、前記導光板は、前記文字板外側部に対応した形状をしており、前記文字板出射部から出射される光が均等化されるように、前記受光部からの距離に応じて、前記第1導光板出射部と前記文字板出射部との間隔を変化させた、ことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、導光板は、光源からの光を受ける受光部と、当該導光板内を導かれた光源からの光を出射する第1導光板出射部とを有している。また、文字板は、導光板が取り付けられた状態で、第1導光板出射部に対向するように設けられ、導光板にて導かれた光源からの光を文字板の中央方向に出射するように立設された透光性のある前記文字板出射部と、文字板出射部の最低部から中央方向に向けて延設された文字板内側部と、文字板出射部の最高部から外側方向に向けて延設され、光源からの光に基づいて光輝する意匠が形成された文字板外側部とを有している。導光板は、文字板外側部に対応した形状をしている。そして、文字板出射部から出射される光が均等化されるように、受光部からの距離に応じて、第1導光板出射部と文字板出射部との間隔を変化させている。よって、文字板出射部は均質に発光しているように見える。ドライバ等の視点からは、最外周にリング状に配置された目盛り等の意匠の内側がリング状に発光しているように見える。そのうえ、内側のリング状の部分は均質に発光しているように見える。
上記課題を解決するためになされた請求項記載の計器は、請求項1記載の計器において、前記第1導光板出射部の一部をノコギリ型にすると共に、該ノコギリ型の部位に対向する前記導光板の一部に前記光源からの光を該ノコギリ型の部位に反射させる反射面を形成した、ことを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、導光板における第1導光板出射部をノコギリ型にすることによって、文字板出射部に出射される光に拡散効果が発生する。
上記課題を解決するためになされた請求項記載の計器は、請求項1又は記載の計器において、前記導光板は、当該導光板内を導かれた前記光源からの光を前記意匠に向けて出射する第2導光板出射部を更に有し、前記第2導光板出射部と前記意匠との間に所定の間隔を設けた、ことを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、導光板における第2導光板出射部と意匠との間に所定の間隔を設けているので、出射光が空気層で拡散され、意匠を柔らかな光で照明することができる。よって、ドライバ等の視点からは、均質に発光している内側のリング状の部分の外側にリング状に配置された目盛等の意匠が柔らかな光で光輝しているように見える。
上記課題を解決するためになされた請求項記載の計器は、請求項記載の計器において、前記文字板外側部は、前記出射部の最高部から外側に向かうにしたがって徐々に上昇するようなリング状の傾斜面になっており、前記導光板には、前記文字板外側部の傾斜面形状を支持するための複数のリブが設けられている、ことを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、文字板外側部は、出射部の最高部から外側に向かうにしたがって徐々に上昇するようなリング状の傾斜面になっているので、目盛等の意匠に立体感を出すことができる。
請求項1記載の発明によれば、文字板出射部から出射される光が均等化されるように、光源からの距離に応じて、第1導光板出射部と文字板出射部との間隔を変化させている。よって、文字板出射部は均質に発光しているように見える。したがって、高品質で斬新な装飾照明を有する計器を提供できる。
また、ドライバ等の視点からは、最外周にリング状に配置された目盛り等の意匠の内側がリング状に発光しているように見える。そのうえ、内側のリング状の部分は均質に発光しているように見える。したがって、高品質で斬新な装飾照明を有する計器を提供できる。
請求項記載の発明によれば、導光板における第1導光板出射部をノコギリ型にすることによって、文字板出射部に出射される光に拡散効果が発生する。したがって、内側のリング状の部分の発光ムラが更に抑制され、より高品質で斬新な装飾照明を有する計器を提供できる。
請求項記載の発明によれば、導光板における第2導光板出射部と意匠との間に所定の間隔を設けているので、出射光が空気層で拡散され、意匠を柔らかな光で照明することができる。したがって、ドライバ等の視点からは、均質に発光している内側のリング状の部分の外側にリング状に配置された目盛等の意匠が柔らかな光で光輝しているように見える。したがって、更に高品質で斬新な装飾照明を有する計器を提供できる。
請求項記載の発明によれば、文字板外側部は、出射部の最高部から外側に向かうにしたがって徐々に上昇するようなリング状の傾斜面になっているので、目盛等の意匠に立体感を出すことができる。したがって、更に高品質で斬新な装飾照明を有する計器を提供できる。なお、導光板に設けられた複数のリブによって、文字板外側部の傾斜面の形状が支持されているので、文字板外側部の経時的な変形が防止されて、常に安定した立体感を出すことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る計器の主要部を示す分解斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る計器の主要部を示す斜視図である。図3は、図2におけるXX線断面図である。図4は、導光板の第1導光板出射部近傍を示す拡大平面図である。図5は、導光板の第2導光板出射部近傍を示す拡大断面図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る計器10は、例えば、速度計や回転計等の複数のゲージが組み合わせられたコンビネーションメータに適用され、ケース1、導光板2、文字板3、指針4及び拡散板5を含んで構成される。ケース1には、拡散板5、導光板2及び文字板3がこの順に取り付けられ、その上に文字板3上を回転する指針4が取り付けられる。なお、更にこの上に取り付けられる見返しや表ガラスは、ここでは、省略している。
図2〜図5を加えて、本計器10の構造についてより詳しく説明していく。図1〜図3において、ケース1は、例えば、白色の樹脂製であり、横長形状をしている。ケース1には、指針軸を周回する筒状部13、文字板3を固定するための固定ピン14等が設けられている。また、図3に示すように、ケース1は、導光板2の受光部21に対応した窪みや光源61からの光を反射させる斜面等も有している。
導光板2は、例えば、透明樹脂等のような導光性を有する材料で形成されており、文字板3の裏面に配置される。導光板2は、後述する文字板3の文字板外側部に対応した形状をしており、ここでは、速度計や回転計の文字板外側部を繋いだような外形をしている。導光板2は、光源6からの光を受ける受光部21、導光板2内を導かれた光源6からの光を文字板3側の文字板出射部33及び意匠に向けてそれぞれ出射する第1導光板出射部22及び第2導光板出射部27を有している。
受光部21の形状は、詳しくは、図5にも示すように、光源6に対向する部位21aを最低部として、ここを中心として外側に向かうにしたがって同心円状に上昇していくような形状をしている。換言すれば、受光部21は、平面の一部が光源6に対向する最低部に向かって同心円状に窪んでいくような形状をしている。このような形状の受光部21は分散的に配置された複数の光源6に対応して複数箇所設けられている。
第1導光板出射部22は、ノコギリ型になっており、文字板3側の文字板出射部33に向けて、導光された光源6からの光を出射するための部位である。詳しくは、図4にも示すように、文字板出射部33から出射される光が均等化されるように、受光部21で受光されて第1導光板出射部22に至るまでの光路長(例えば、A1+A2、B1+B2)に応じて、第1導光板出射部22からの出射光の進む方向に沿った、第1導光板出射部22と文字板出射部33との間隔(例えば、D1、D2)を変化させている。すなわち、光路長A1+A2の短い方の間隔D1を、光路長B1+B2の短い方の間隔D2よりも長くしている。図示しないが、他のノコギリ型の第1導光板出射部22も同様の原則によって形成されている。よって、第1導光板出射部22と文字板出射部33との間には原則に基づいた空気層A2が設けられている。
なお、ノコギリ型になってない直線部Xからは、光は出射されない。これは、この導光板2の場合、出射面への入射光の角度θが、例えば、用いた樹脂材料の光学特性上、48度に満たない部位からは、導光板2内を進行してきた光は外へはでることができないためである。一方、円弧状部Yからは、導光板2内を進行してきた光は48度以上の角度になっているので、文字板出射部33側に出ることができる。しかしながら、ここから出る光は輝度が強すぎるため、円弧状部Yにはシボ加工が施されて輝度が弱められている。また、第1導光板出射部22のノコギリ型の部位に対向する導光板2の一部は、光源6からの光を該ノコギリ型の部位に反射させる反射面24、25、26が形成されている。
第2導光板出射部27は、文字板3側の文字板外側部302に形成された目盛等の意匠31に向けて、導光された光源6からの光を出射するための部位、すなわち、導光板2の上面部(受光部21の文字板外側部302に対向する面も含む)である。詳しくは、図5にも示すように、第2導光板出射部27と文字板外側部302との間には所定の間隔が設けられて空気層A1が形成されている。この空気層A1によって、意匠31を柔らかな光で照明することができる。
また、導光板2の上面部には、略均等間隔で複数のリブ23が立設されている。このリブは、詳しくは、図5にも示すように、文字板外側部302の裏面に当接して文字板外側部302の傾斜面形状を支持する。したがって、文字板3の文字板外側部302の経時的な変形が防止されて、常に安定した立体感を出すことができる。
文字板3は、例えば、ポリカーボネイト等の透明生地の材料で形成されており、立体形状をしている。文字板3は、速度計に対応する部分と回転計に対応する部分とが連接されたような形状をしている。勿論、図示しない燃料計や水温計等も連接するようにしてもよい。透明生地の文字板3は、図3に示すように、目盛等の意匠31や数字等の意匠32を中抜きにして、黒色印刷されている。立体形状をした文字板3は、指針軸孔34が設けられた平面部、この平面部に連接され外側に向かうにしたがって徐々に下降するようなリング状の傾斜面になった文字板内側部301、この文字板内側部301の最外部からリング状に立設され、導光板2にて導かれた光源6からの光を文字板内側部301の方向に出射する文字板出射部33、文字板出射部33の最高部から外側に向けて延設された文字板外側部302を有している。すなわち、文字板3は傾斜方向の異なる2つのリング状斜面が段差を繋がれたような形状をしており、更に、段差の部分を利用して装飾照明をするようになっている。
文字板内側部301には数字等の意匠32が形成され、文字板外側部302には目盛等の意匠31が形成されている。文字板出射部33は、文字板内側部301と文字板外側部302との中間部に位置し、光源6からの光に基づいてリング状に照明される部位である。詳しくは、文字板出射部33は、図3に示すように、例えば、透過性のある青色で印刷形成されている。文字板出射部33は、他の色で印刷形成してもよいし、透明生地のままでもよい。
なお、文字板3の周縁近傍には、複数の固定片35が一体形成されている。固定片35にはそれぞれ、上記ケース1側の固定ピン14が挿入される孔が設けられている。この固定片35及び固定ピン14により容易且つ確実に文字板3をケース1に固定できる。
指針4は、ムーブメント9の回転軸に装着されて、速度パルス等の所定の計測信号に応じて所定角度だけ回転されて、数字や目盛等の意匠31、32を指示する。指針4は、光源62からの光を受けて、その下面に形成されたホットスタンプ層(不図示)の色に基づいた色で光輝する。拡散板5は、例えば、白濁の樹脂製の板であり、文字板3の裏面側に重着されて、光源61からの光を受け、文字板3に形成された意匠31、32等を照明する。受光効率をあげるために、拡散板5における光源61に対向する部位は凸状になっている。
裏カバー7は、ケース1と同等の樹脂製であり、基板8を覆うように、ケース1の裏側に覆設される。基板8には、複数の光源6、61、62、ムーブメント9、図示しないICチップ等の電子部品が搭載される。各光源6、61及び62は共に発光ダイオードが用いられる。
なお、文字板3の上側には、速度計や回転計の部分をくり抜くような形状の黒色樹脂製の見返し71が覆設され、更にその上には表ガラス72が覆設されている。
このような構成の計器10の作用について図6及び図7を加えて説明する。図6は、実施形態に係る導光板の第1導光板出射部に係る作用を説明するための図である。図7は、実施形態に係る導光板の第2導光板出射部に係る作用を説明するための図である。なお、図6及び図7はそれぞれ、図4及び図5と同等の部位を示し、同様の符号を付している。
イグニッション信号やコンライト信号等の所定のトリガーに応答して、各光源6、61及び62は点灯する。光源61及び62の点灯にともなう指針4及び文字板3の照明については周知であるので、ここでは説明を省略する。
光源6が点灯すると、図6に示すように、光源6からの光L1は、導光板2の受光部21を介して導光板2内に入る。導光板2内に入った光L1′は、放射線状に広がるように導光板2内を進行する。この光L1′の一部は、図6に示すように、反射部24、25、26に向かい、反射されてノコギリ型の第1導光板出射部22に向かう。図4で説明したように、受光部21で受光されて第1導光板出射部22に至るまでの光路長に応じて、第1導光板出射部22からの出射光の進む方向に沿った、第1導光板出射部22と文字板出射部33との間隔が変化されているので、第1導光板出射部22からの出射光の進む方向の延長線上にある文字板出射部33の部位から出射される光は均等化される。これ以外の文字板出射部33の部位から出射される光は、図4で説明した円弧状部Yから出射される光に起因するので、上述したように、円弧状部Yにシボ加工を施すことによって均等化される。そして、これらを総合すると、リング状になった文字板出射部33の全周から出射される光L3は、均等化されたものとなる。したがって、ドライバ等の視点からは、文字板出射部33の全周ががリング状に均質に発光しているように見える。
また、導光板2内に入った光L1′の一部は、導光板2内を進行して、図7に示すように、第2導光板出射部27(受光部21の文字板外側部302に対向する面も含む)から、文字板3側の文字板外側部302に形成された目盛等の意匠31に向けて出射される。第2導光板出射部27から出射される光は、空気層A1によって、柔らかな光L2となって、意匠31を光輝させる。したがって、ドライバ等の視点からは、目盛等の意匠31が目立ち過ぎることなく柔らかめに発光しているように見える。
上述のような作用が合成されて、ドライバ等の視点からは、最外周にリング状に配置された目盛等の意匠31が光輝し、その内側の文字板出射部33に対応する段差部分がリング状に光輝しているように見える。更に、その内側の傾斜面で数字等の意匠32が光輝しているように見える。そのうえ、上述したように、最外周にリング状に配置された目盛等の意匠31が柔らかに光輝し、その内側のリング状の部分は均質に発光しているように見える。
したがって、本発明の実施形態によれば、非常に高品質で斬新な装飾照明を有する計器を提供できる。また、上述のような形状の導光板2によって、光源の数を削減できるうえ、無駄なスペースを要することなく効率的に光源を配置できるようになる。
なお、上記実施形態では、計器としてコンビネーションメータを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、計器は単眼メータであってもよい。また、本発明はアナログ式の計器に限定されることなく、ディジタル式の計器にも適用可能である。
本発明の一実施形態に係る計器の主要部を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る計器の主要部を示す斜視図である。 図2におけるXX線断面図である。 導光板の第1導光板出射部近傍を示す拡大平面図である。 導光板の第2導光板出射部近傍を示す拡大断面図である。 実施形態に係る導光板の第1導光板出射部に係る作用を説明するための図である。 実施形態に係る導光板の第2導光板出射部に係る作用を説明するための図である。 一般的な従来の計器を示す正面図である。 図8におけるXX線断面図である。
符号の説明
1 ケース
2 導光板
3 文字板
4 指針
5 拡散板
10 計器
22 第1導光板出射部
27 第2導光板出射部
31、32 意匠
33 文字板出射部
301 文字板内側部
302 文字板外側部

Claims (4)

  1. 立体形状の文字板と、前記文字板の裏面に取り付けられる導光板と、前記導光板に入射する光を発する光源と、を有する計器において、
    前記導光板は、前記光源からの光を受ける受光部と、当該導光板内を導かれた前記光源からの光を出射する第1導光板出射部と、を有し、
    前記文字板は、前記導光板が取り付けられた状態で、前記第1導光板出射部に対向するように設けられ、前記導光板にて導かれた前記光源からの光を該文字板の中央方向に出射するように立設された透光性のある前記文字板出射部と、前記文字板出射部の最低部から前記中央方向に向けて延設された文字板内側部と、前記文字板出射部の最高部から外側方向に向けて延設され、前記光源からの光に基づいて光輝する意匠が形成された文字板外側部と、を有し、
    前記導光板は、前記文字板外側部に対応した形状をしており、
    前記文字板出射部から出射される光が均等化されるように、前記受光部からの距離に応じて、前記第1導光板出射部と前記文字板出射部との間隔を変化させた、
    ことを特徴とする計器。
  2. 請求項1記載の計器において、
    前記第1導光板出射部の一部をノコギリ型にすると共に、該ノコギリ型の部位に対向する前記導光板の一部に前記光源からの光を該ノコギリ型の部位に反射させる反射面を形成した、
    ことを特徴とする計器。
  3. 請求項1又は2記載の計器において、
    前記導光板は、当該導光板内を導かれた前記光源からの光を前記意匠に向けて出射する第2導光板出射部を更に有し、
    前記第2導光板出射部と前記意匠との間に所定の間隔を設けた、
    ことを特徴とする計器。
  4. 請求項3記載の計器において、
    前記文字板外側部は、前記出射部の最高部から外側に向かうにしたがって徐々に上昇するようなリング状の傾斜面になっており、
    前記導光板には、前記文字板外側部の傾斜面形状を支持するための複数のリブが設けられている、
    ことを特徴とする計器。
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