JP4796757B2 - 原稿圧着板開閉装置 - Google Patents
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Description
即ち、本発明1は原稿圧着板開閉装置に関し、装置本体(6)側に取り付けられる取付部材(2)と、原稿圧着板(8)を保持する支持部材(3)と、この支持部材(3)を上記の取付部材(2)へ回動可能に連結するヒンジピン(4)とを備え、上記の取付部材(2)は、装置本体(6)に形成した取付穴(7)へ昇降可能に挿入される取付脚部(5)を備え、上記の取付部材(2)と支持部材(3)のいずれか一方の上記のヒンジピン(4)の周囲にカム部材(11)を設けるとともに、他方にスライダー(12)とこのスライダー(12)を上記のカム部材(11)に向けて弾圧付勢する付勢バネ(13)とを設け、上記のスライダー(12)は上記のカム部材(11)のカム面(14)に摺動する当接部(15)を備えた、原稿圧着板開閉装置であって、上記のカム面(14)の中間部に、上記の当接部(15)が嵌合する少なくとも1つの凹部(16)を形成し、この凹部(16)は、これに嵌合した上記の当接部(15)が上記の付勢バネ(13)の弾圧力に抗して閉じ側へ移動する際、このときの原稿圧着板(8)の自重による閉じ方向の回転力(F)よりも大きな回転力を必要とするように形成され、上記の凹部(16)の底部(19)における接線(20)に対し、この凹部(16)の開き側斜面の立上り角度(α)を、この凹部(16)の閉じ側斜面の立上り角度(β)よりも小さく形成し、上記の凹部(16)を形成したカム面部分(18)と上記の当接部(15)との、少なくとも一方を弾性材料で形成したことを特徴とする。
なお、上記の凹部に嵌合した上記の当接部が閉じ側へ移動するために必要な回転力は、凹部での当接部の嵌合深さ、即ち凹部と当接部の形状により、付勢バネの弾圧力や原稿圧着板の重量等を考慮して設定される。
上記の当接部が凹部へ十分に嵌合していない状態では、この当接部は付勢バネの弾圧力で付勢されて凹部へ深く嵌合するように移動する。しかしこの当接部は上記の凹部へ最も深く嵌合する位置まで移動すると、付勢バネの弾圧力で付勢されてそれ以上は移動できなくなる。このため、この当接部が凹部へ十分に嵌合していない状態で取付脚部が上記の取付穴から外れた場合には、この取付脚部は僅かに回動するが、直ちに停止するので大きく回動することがない。
本発明では、上記の凹部の、底部における接線に対する開き側斜面の立上り角度や、当接部の、先端における接線に対する開き側斜面の立上り角度を、閉じ側斜面の立上り角度よりも小さく形成したので、この凹部に嵌合した当接部を開き側へ移動する際に受ける抵抗が小さく済み、原稿圧着板は軽い操作力で開き操作される。
また、上記の凹部と当接部は、その形状によってはこの当接部が凹部内面の全域に当接しない場合がある。従って、上記の凹部と当接部の開き側斜面や閉じ側斜面は、凹部と当接部とが互いに実質的に当接する範囲内での斜面をいう。
図1から図4は本発明の原稿圧着板開閉装置の第1実施形態を示し、図1は原稿圧着板を閉じた状態を示す原稿圧着板開閉装置の一部破断図、図2は原稿が厚い場合の使用例を示す原稿圧着板開閉装置の断面図、図3は原稿圧着板を中間の開き角度で停止させた状態を示す原稿圧着板開閉装置の断面図、図4はカム部材近傍の拡大断面図である。
上記の取付部材(2)は取付脚部(5)を備えており、この取付脚部(5)は複写機などの装置本体(6)に形成された取付穴(7)へ昇降可能に挿入されている。一方、上記の支持部材(3)は原稿圧着板(8)に固定され、上記のヒンジピン(4)を中心に回動することで、上記の原稿圧着板(8)が装置本体(6)の原稿台(9)に対し開閉される。
また、この実施形態では上記のカム面部材を弾性材料で形成することで、当接部が凹部へ嵌まり込む際の衝撃を吸収するように構成したが、本発明では、上記の当接部を弾性材料で形成することで、当接部が凹部へ嵌まり込む際の衝撃を吸収するように構成してもよい。
図5に示すように、この第2実施形態では凹部(16)の閉じ側斜面と開き側斜面とを同じ程度の勾配に形成してあるが、この凹部(16)に嵌合する当接部(15)は、閉じ側斜面に比べて開き側斜面が緩やかな勾配となるように形成してある。即ち当接部(15)の先端(21)における接線(22)に対し、この当接部(15)の開き側斜面の立上り角度(γ)を、この当接部(15)の閉じ側斜面の立上り角度(δ)よりも小さく形成してある。
2…取付部材
3…支持部材
4…ヒンジピン
5…取付脚部
6…装置本体
7…取付穴
8…原稿圧着板
11…カム部材
12…スライダー
13…付勢バネ
14…カム面
15…当接部
16…凹部
18…凹部(16)を形成したカム面部分
19…凹部(16)の底部
20…底部(19)における接線
21…当接部(15)の先端
22…先端(21)における接線
F…原稿圧着板(8)の自重による閉じ方向の回転力
α…凹部(16)の開き側斜面の立上り角度
β…凹部(16)の閉じ側斜面の立上り角度
γ…当接部(15)の開き側斜面の立上り角度
δ…当接部(15)の閉じ側斜面の立上り角度
Claims (3)
- 装置本体(6)側に取り付けられる取付部材(2)と、原稿圧着板(8)を保持する支持部材(3)と、この支持部材(3)を上記の取付部材(2)へ回動可能に連結するヒンジピン(4)とを備え、
上記の取付部材(2)は、装置本体(6)に形成した取付穴(7)へ昇降可能に挿入される取付脚部(5)を備え、
上記の取付部材(2)と支持部材(3)のいずれか一方の上記のヒンジピン(4)の周囲にカム部材(11)を設けるとともに、他方にスライダー(12)とこのスライダー(12)を上記のカム部材(11)に向けて弾圧付勢する付勢バネ(13)とを設け、
上記のスライダー(12)は上記のカム部材(11)のカム面(14)に摺動する当接部(15)を備えた、原稿圧着板開閉装置であって、
上記のカム面(14)の中間部に、上記の当接部(15)が嵌合する少なくとも1つの凹部(16)を形成し、
この凹部(16)は、これに嵌合した上記の当接部(15)が上記の付勢バネ(13)の弾圧力に抗して閉じ側へ移動する際、このときの原稿圧着板(8)の自重による閉じ方向の回転力(F)よりも大きな回転力を必要とするように形成され、
上記の凹部(16)の底部(19)における接線(20)に対し、この凹部(16)の開き側斜面の立上り角度(α)を、この凹部(16)の閉じ側斜面の立上り角度(β)よりも小さく形成し、
上記の凹部(16)を形成したカム面部分(18)と上記の当接部(15)との、少なくとも一方を弾性材料で形成したことを特徴とする、原稿圧着板開閉装置。 - 装置本体(6)側に取り付けられる取付部材(2)と、原稿圧着板(8)を保持する支持部材(3)と、この支持部材(3)を上記の取付部材(2)へ回動可能に連結するヒンジピン(4)とを備え、
上記の取付部材(2)は、装置本体(6)に形成した取付穴(7)へ昇降可能に挿入される取付脚部(5)を備え、
上記の取付部材(2)と支持部材(3)のいずれか一方の上記のヒンジピン(4)の周囲にカム部材(11)を設けるとともに、他方にスライダー(12)とこのスライダー(12)を上記のカム部材(11)に向けて弾圧付勢する付勢バネ(13)とを設け、
上記のスライダー(12)は上記のカム部材(11)のカム面(14)に摺動する当接部(15)を備えた、原稿圧着板開閉装置であって、
上記のカム面(14)の中間部に、上記の当接部(15)が嵌合する少なくとも1つの凹部(16)を形成し、
この凹部(16)は、これに嵌合した上記の当接部(15)が上記の付勢バネ(13)の弾圧力に抗して閉じ側へ移動する際、このときの原稿圧着板(8)の自重による閉じ方向の回転力(F)よりも大きな回転力を必要とするように形成され、
上記の当接部(15)の先端(21)における接線(22)に対し、この当接部(15)の開き側斜面の立上り角度(γ)を、この当接部(15)の閉じ側斜面の立上り角度(δ)よりも小さく形成し、
上記の凹部(16)を形成したカム面部分(18)と上記の当接部(15)との、少なくとも一方を弾性材料で形成したことを特徴とする、原稿圧着板開閉装置。 - 上記の凹部(16)の底部(19)における接線(20)に対し、この凹部(16)の開き側斜面の立上り角度(α)を、この凹部(16)の閉じ側斜面の立上り角度(β)よりも小さく形成した、請求項2に記載の原稿圧着板開閉装置。
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2004
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