JP4796111B2 - 4ストロークエンジンの潤滑装置 - Google Patents

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Description

本発明は、4ストロークエンジンに関し、特に4ストロークエンジンに用いられる潤滑装置に関するものである。
従来、産業において常用されている携帯式工作機械、例えば草刈り機、チェーンソー(chain saw)又はその他のクリッピンマシーンとしては、十分なトルク及び動力を得るために、内燃機関エンジンをその動力源として採用することがよくある。ただし、前記携帯式工作機械の使用状態は傾斜角度を常に変換しなければならず、例えばチェーンソーを使用する際に同一の角度を維持するのではなく、切断対象に応じて切断角度を変更する必要があり、さらに手持ち操作の軽量化及び高回転速度の操作の必要に応えるために、内燃機関エンジンの選択は、原則的には2ストロークエンジンが4ストロークエンジンよりも望ましいのである。
前記2ストロークエンジンの運転状態において、廃棄ガスを排出すると同時に吸気することがあり、排出された廃棄ガスに未燃焼の燃油又は燃焼不完全な状況が存在しているため、2ストロークエンジンの使用により廃棄ガスの汚染問題が起こり、最近新しく改正された汚染法規の排出標準を通過できないことが通常である。逆に、4ストロークエンジンの燃焼が完全であるため、これらの排出基準を満たすことができる。また、4ストロークエンジンの運転に生じた騒音も2ストロークエンジンよりも低いため、動力工作機械の設計において4ストロークエンジンを採用するのが趨勢になっている。
4ストロークエンジンには低汚染排出及び低騒音の利点があるが、不利もある。即ち、4ストロークエンジンのカム及びバルブセットには適当な潤滑が必要であるため、4ストロークエンジンには潤滑装置が組み込まれなければならない。ただし、潤滑装置が組み込まれた4ストロークエンジンは、例えばチェーンソー等の携帯式工作機械に応用された場合、使用環境のため、4ストロークエンジンが傾斜又は傾倒の状態で操作されることがあるため、この場合潤滑装置に含まれたクランクケースの潤滑油は吸・排気バルブに進入する可能性があり、かつ、空燃混合ガスの流路内に進入し、有効な吸気燃焼が干渉され、エンジンオイルが漏れるおそれがある。
前記4ストロークエンジンが携帯式工作機械に応用された場合の既存の問題を解決するために、例えばUS,213,078、US6,170,456等のアメリカ特許に4ストロークエンジンにおける潤滑装置に対する改良設計が提案されている。
図1A及び図1Bに示すように、US6,213,078特許に4ストロークエンジンの潤滑システムが開示されており、そのカム室10の下方に潤滑油ケース12に連通されたオイル孔11が設けられ、そのオイル復帰方法はオイル孔11により潤滑油ケース12に復帰される。このような設計としては、ある傾斜角度に用いられた場合、潤滑油が直接カム室10を介してバルブ室に逆注入し、バルブ室と空気フィルタとの間の呼吸パイプラインを経由してエンジンより流出する。
図2に示すように、US6,170,456特許に4ストロークエンジンの潤滑装置が開示されており、クランクケース13の下方に狭い空間が凹設されることで潤滑油タンク14が形成され、該潤滑油タンク14の端部にエンジンオイルボックス16に連通されたエンジンオイル孔15が設けられている。このような設計は、エンジンが傾斜状態において多量の潤滑油が溢れてクランクケース内に進入することを防止できるが、長時間の回転使用において、カム及びスチームバルブ(steam valve)機構部材に対して有効な潤滑を提供することができない。また、従来、空気フィルターに連通された呼吸管において、通常、フィルターの設計がないため、エンジンが傾斜状態である場合、潤滑油が呼吸管より流出し、さらに潤滑油が不必要に消耗したり、空気フィルターが汚染してしまう虞がある。
従って、潤滑油をバルブ室に連通させ、カム室を有効に潤滑させると同時に、多量の潤滑油がバルブセットに流入することによってエンジンがエンストしてしまうことを回避し、エンジンが異なる各角度で作動できるようにするための4ストロークエンジンの潤滑装置を提供することは、本技術領域において解決すべき課題となっている。
上記の背景技術の欠点に鑑みて、本発明は、エンジンを異なる各種の角度で作動できる4ストロークエンジンの潤滑装置を提供することを課題とする。
また、本発明は、適当な潤滑が提供され、潤滑不足によりエンジンがスタックし、カム及びスチームバルブ機構が摩耗してしまう問題を防止することができる4ストロークエンジンの潤滑装置を提供することを課題とする。
また、本発明は、呼吸管より流出した多量の潤滑油の消耗や、空気フィルターの汚染問題を防止することできる4ストロークエンジンの潤滑装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る4ストロークエンジンの潤滑装置は、エンジンのクランクケースの下方に結合され、潤滑油を収容するための潤滑油ケースと、該クランクケースの下方に形成され、一部が該潤滑油ケースに位置し、該潤滑油ケースに連通されたオイル孔が設けられた潤滑油タンクと、エンジンのピストン連接ロッドの一端に形成され、該潤滑油タンク内に収容され、潤滑油を油霧になるように攪拌する撥油ロッドと、エンジンのロッカーアーム(rocker arm)室と該クランクケースとを連通するパイプライン、クランクケースにおいてクランクの第1段に設けられ該パイプライン及び該クランクケース内部に対応して連通された供油チャネルを含み、該供油チャネルが該クランクの第1段の第1の回転角度に開放し、油霧を該ロッカーアームを経由して該エンジンのカム室に供給するための供給油路と、該クランクの第2段に設けられ該カム室及び該クランクケース内部に対応して連通された吸入チャネルを含み、該吸入チャネルが該クランクの第2段の第2の回転角度に開放し、油霧を該クランクケース内部に吸入するための吸入油路とを、備えている。
前記4ストロークエンジンの潤滑装置において、該潤滑油タンクは、該潤滑油ケースにある狭長凹部を有し、オイル孔のそれぞれが少なくとも該狭長凹部の両側や底端に設けられているが、これに限定されるものではない。該オイル孔のそれぞれが該潤滑油タンクの底部より該狭長凹部に隣接した両側に設けられてもよい。また、第1の回転角度と第2の回転角度とが互に交差できるものであれば、特に限定されるものではないが、本実施形態において、該第1の回転角度と該第2の回転角度とが互に180°交差している。
一つの実施形態において、該供油チャネルは、クランクケース内部に連通された第1の軸方向孔、該第1の軸方向孔とパイプラインとを連通する第1の径方向孔を備えている。前記供油チャネルは、該第1の軸方向孔と該クランクケース内部とを連通する第1の偏心孔をさらに含み、該クランクの第1段の軸心が該第1の偏心孔の周縁に対応して第1のクランプオイルプラグが設けられている。該クランクの第1段の外側に該第1の径方向孔に対応して例えば半円環形断面構造である第1の止めブロックが配設され、該第1の回転角度以外の領域を遮断する。
また、吸油チャネルは、需要に応じて該クランクケース内部に連通された第2の軸方向孔、該第2の軸方向孔と該カム室とを連通する第2の径方向孔を備えている。前記吸油チャネルは、該第2の軸方向孔と該クランクケース内部とを連通する第2の偏心孔をさらに含み、該クランクの第2段の軸心が該第2の偏心孔周縁に対応して第2のクランプオイルプラグが設けられている。該クランクの第2段の外側に該第2の径方向孔に対応して例えば半円環形断面構造である第2の止めブロックが配設され、該第2の回転角度以外の領域を遮断する。
他の実施形態において、該供油チャネルは、第1の端及び第2の端を有する第1の斜め孔を含み、該第1の端がパイプラインに連通され、該第2の端がクランクケース内部に連通されている。該供油チャネルは、該第2の端と該クランクケース内部とを連通する第1の偏心孔をさらに含み、該クランクの第1段の軸心が該第1の偏心孔の周縁に対応して第1のクランプオイルプラグが設けられている。該クランクの第1段の外側に該第1の端に対応して例えば半円環形断面構造である第1の止めブロックが配設され、該第1の回転角度以外の領域を遮断する。
同様に、該吸油チャネルは、需要に応じて、第1の端及び第2の端を有する第2の斜め孔を含み、該第1の端がカム室に連通され、該第2の端がクランクケース内部に連通されている。該供油チャネルは、該第2の端と該クランクケース内部とを連通する第2の偏心孔をさらに含み、該クランクの第2段の軸心が該第2の偏心孔の周縁に対応して第2のクランプオイルプラグが設けられている。該クランクの第2段の外側に該第1の端に対応して例えば半円環形断面構造である第2の止めブロックが配設され、該第2の回転角度以外の領域を遮断する。
また、上述の目的を達成するために、本発明に係る4ストロークエンジンの潤滑装置は、シリンダー、クランクケース、互に連通されたロッカーアーム室及びカム室、及び呼吸管を有する4ストロークエンジンに適用される潤滑装置において、該クランクケースはクランク第1段、連結部及びクランク第2段に区分されるクランクを有し、該シリンダーは、該連結部に連結されたピストン連接ロッドを有し、該カム室にはカム軸を有するカムが設けられており、該潤滑装置は、該クランクケースの下方に結合され、潤滑油を収容するための潤滑油ケースと、該クランクケースの下方に形成され、一部が該潤滑油ケースに位置し、該潤滑油ケースに連通されたオイル孔が設けられた潤滑油タンクと、ピストン連接ロッドの一端に形成され、該潤滑油タンク内に収容され、潤滑油を油霧になるように攪拌する撥油ロッドと、該ロッカーアーム室と該クランクケースとを連通するパイプライン、該クランクの第1段に設けられ該パイプライン及び該クランクケース内部に対応して連通された供油チャネルを含み、該供油チャネルが該クランクの第1段の第1の回転角度に開放し、油霧を該ロッカーアームを経由して該エンジンのカム室に供給するための供給油路と、該クランクの第2段に設けられ該カム室及び該クランクケース内部に対応して連通された吸入チャネルを含み、該吸入チャネルが該クランクの第2段の第2の回転角度に開放し、油霧を該クランクケース内部に吸入するための吸入油路と、該カム軸に設けられ該呼吸管に連通された第3の軸方向孔と、該第3の軸方向孔と該カム室とを連通する第3の径方向孔とを含む排気チャネルと、を備えている。
また、上述の目的を達成するために、本発明に係る4ストロークエンジンの潤滑装置は、シリンダー、クランクケース、互に連通されたロッカーアーム室及びカム室、及び呼吸管を有する4ストロークエンジンに適用される潤滑措置において、該クランクケースはクランク第1段、連結部及びクランク第2段に区分されるクランクを有し、該シリンダーは、該連結部に連結されたピストン連接ロッドを有し、該潤滑装置は、該クランクケースの下方に結合され、潤滑油を収容するための潤滑油ケースと、該クランクケースの下方に形成され、一部が該潤滑油ケースに位置し、該潤滑油ケースに連通された少なくとも1つのオイル孔が設けられた潤滑油タンクと、ピストン連接ロッドの一端に形成され、該潤滑油タンク内に収容され、潤滑油を油霧になるように攪拌する撥油ロッドと、該ロッカーアーム室と該クランクケースとを連通するパイプライン、該クランクの第1段に設けられ該パイプライン及び該クランクケース内部に対応して連通された供油チャネルを含み、該供油チャネルが該クランクの第1段の第1の回転角度に開放し、油霧を該ロッカーアームを経由して該エンジンのカム室に供給するための供給油路と、該クランクの第2段に設けられ該カム室及び該クランクケース内部に対応して連通された吸入チャネルを含み、該吸入チャネルが該クランクの第2段の第2の回転角度に開放し、油霧を該クランクケース内部に吸入するための吸入油路と、を備え、該呼吸管は、該4ストロークエンジン内の空間に連通され、該空間は該シリンダーと該クランクケースとの間のチャネルである。
さらに、上述の実施形態において、潤滑油タンクの設計を省略して、潤滑油ケースを、潤滑油の収容のためにクランクケースの下方に結合させ、撥油ロッドをピストン連接ロッドの該潤滑油ケースに対応した一端に形成させ、潤滑油を油霧になるように攪拌するようにしてもよい。
本発明に係る4ストロークエンジンの潤滑装置は、主に該ロッカーアームをクランクケースに連通させ、供油及び吸油チャネルの交差設計により、潤滑油霧がクランクケースよりロッカーアーム室を経由してカム室に到達しクランクケースに吸入することでサイクルが形成されることにより、エンジンが異なる各種の角度で操作できるようにし、また、供給油路及び吸入油路の設計により、適当な潤滑が提供され、偏心孔及びクランプオイルプラグの設計に合わせて多量の潤滑油がクランクケースより流出することを回避し、潤滑不足によりエンジンピストンがスタックし、カム及びスチームバルブ機構が摩耗してしまう問題を防止することができ、さらに、排気チャネルの設計により、遠心力の原理により油滴又は多量の油霧の進入を防止できるため、油滴又は多量の潤滑油が呼吸管より流出した潤滑油が消耗し又は空気フィルターが汚染してしまう問題を防止することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。本明細書に記載の内容は、この技術分野に精通した者なら簡単に本発明のその他の利点や効果が理解できる。
図3A及び図3Bに示すように、本発明に係る4ストロークエンジンの潤滑装置は、少なくともシリンダー2、クランクケース3、互に連通されたロッカーアーム室4及びカム室5、及び呼吸管6を有する4ストロークエンジンに適用される4ストロークエンジンにおいて、潤滑油がクランクケース3よりロッカーアーム室4を経由してカム室5に到達しクランクケース3に吸入することでサイクルが構成されることにより、エンジンが異なる各種の角度で操作できるようにする。本実施形態において、潤滑装置は、ドライ式(クランクケースと潤滑油ケースとが互に連通する)の4ストロークエンジンを例にするが、これらは本発明に係る応用範囲に限定されるものではなく、潤滑装置が組み込まれた4ストロークエンジンであれば本発明に適用することができる。
本実施形態に適用された4ストロークエンジンにおいて、クランクケース3はクランクを有し、該クランクは、連結部31を介して互に連結して同期動作するクランク第1段32及びクランク第2段33に区分され、該シリンダー2は、該連結部31に連結されたピストン連接ロッド21、該ピストン連接ロッド21の頂端に結合されたピストン22を有している。該ロッカーアーム室4は、ロッカーアーム41を有し、該カム室5にはカム軸52を有するカム51が設けられ、該ロッカーアーム41が該カム51に連動され、該カム室5は空気フィルター(図示せず)の外付けに用いられるための呼吸管6に連通され、廃棄ガスが排出される。4ストロークエンジンの内燃原理は周知の技術であり、本発明の特徴ではないため、本願の明細書がより分かり易くなるように、エンジンの動作原理や細部の機構設計に関する詳しい説明を省略する。
本発明に係る潤滑装置は、クランクケース3の下方に結合され、潤滑油71を収容するための潤滑油ケース7と、該クランクケース3の下方に形成され、一部が該潤滑油ケース7に位置し、該潤滑油ケース7に連通された少なくとも1つのオイル孔342が設けられた潤滑油タンク34と、ピストン連接ロッド21の底端に形成され、該潤滑油タンク34内に収容され、潤滑油71を油霧になるように攪拌する攪拌ロッド23と、ロッカーアーム室4と該クランクケース3とを連通するパイプライン42、クランクケース3においてクランクの第1段32に設けられ該パイプライン42及び該クランクケース3内部に対応して連通された供油チャネル321を含み、該供油チャネル321が該クランクの第1段32の第1の回転角度に開放し、油霧を該ロッカーアーム4を経由して該カム室5に供給するための供給油路と、該クランクの第2段33に設けられ該カム室5及び該クランクケース3内部に対応して連通された吸入チャネル331を含み、該吸入チャネル331が該クランクの第2段33の第2の回転角度に開放し、油霧を該クランクケース3内部に吸入するための吸入油路とを、備えている。
本実施形態において、該潤滑油タンク34は、該潤滑油ケース7にある狭長凹部341を有し、オイル孔342のそれぞれが少なくとも該狭長凹部の両側や底端に設けられているが、該潤滑油タンク34の底部より該狭長凹部341に隣接した両側に設けられてもよく、エンジンが異なる各種の角度ないし傾倒状態における油滴チャネルが提供され、該クランクケース3と該潤滑油ケース7との圧力平衡作用として働く。また、クランクの第1段32及びクランクの第2段33は、連結部31を介して互に連結して同期動作する。第1の回転角度及び第2の回転角度とは、互に交差するのが望ましいが、特に制限されるものではない。本実施形態において、該第1の回転角度と該第2の回転角度とが互に180°交差していることを例にしているが、これに限定されるものではない。
供油チャネル321は、クランクの第1段32に形成され、図4A及び図4Bに示すように、本実施形態において、供油チャネル321は、クランクケース3内部に連通された第1の軸方向孔3211、該第1の軸方向孔3211とパイプライン42とを連通する第1の径方向孔3213を備えている。また、供油チャネル321は、第1の軸方向孔3211とクランクケース3の内部とを連通する第1の偏心孔3215をさらに備え、クランクの第1段32の軸心が第1の偏心孔3215の周縁に対応して第1のクランプオイルプラグ 3217が設けられている。また、図4C及び図4Dに示すように、クランクの第1段32の外側には第1の径方向孔3213に対応して、例えば半円環形断面構造である第1の止めブロック323が配設され、クランクの第1段32の第1の径方向孔3213の第1の回転角度以外にある領域を遮断する。前記パイプライン42の一端は、クランクケース3の一側が第1の径方向孔3213に対応した箇所、即ち第1の止めブロック323の対向側の空間に連通され、該空間を介して該第1の径方向孔3213に連通される。
前述した供給油路の設計としては、クランクの第1段32が回転した場合、遠心力により顆粒状の油滴がクランクの第1段32の端面より飛ばされ、油霧のみが供油チャネル321を通過し、即ち、第1のクランプオイルプラグ3217のほとんどを利用して、第1の軸方向孔3211の軸心の外端を封鎖することで、回転時の遠心力により顆粒状の油滴がクランクの第1段32の端面より飛ばされ、油霧のみが圧力差の作用により該第1の偏心孔3215から該第1の軸方向孔3211に進入する。前記第1の径方向孔3213及び第1の止めブロック323は油霧を制御する供給スイッチとして形成され、本実施形態において、クランクの第1段32が第1の回転角度(即ち第1の径方向孔3213が第1の止めブロック323より離脱された領域)に回転された場合、ピストン22の下降ストロークに合わせて、この正圧により油霧をパイプライン42を介してロッカーアーム室4を経由してカム室5に連通させることで、油霧伝送の効果を図る。
吸入チャネル331は、クランクの第2段33に形成され、図5A及び図5Bに示すように、本実施形態において、吸入チャネル331は、クランクケース3内部に連通された第2の軸方向孔3311、該第2の軸方向孔3311と該カム室5とを連通する第2の径方向孔3313を備えている。また、吸油チャネル331は、第2の軸方向孔3311とクランクケース3内部とを連通する第2の偏心孔3315をさらに備え、クランクの第2段33の軸心が第2の偏心孔3315の周縁に対応して第2のクランプオイルプラグ3317が設けられ、第2のクランプオイルプラグ3317のほとんどを利用して、第2の軸方向孔3311の軸心の外端を封鎖することで、回転時の遠心力により顆粒状の油滴がクランクの第2段33の端面より飛ばされ、圧力差の作用に合わせて潤滑油が第2の偏心孔3315より第2の軸方向孔3311に進入することを防止する。また、図5C及び図5Dに示すように、クランクの第2段33の外側には第2の径方向孔3313に対応して、例えば半円環形断面構造である第2の止めブロック333が配設され、クランクの第2段33の第2の径方向孔3313の第2の回転角度以外にある領域を遮断する。
前述した吸入油路の設計としては、第2の径方向孔3313及び第2の止めブロック333は油霧又は油滴を制御する吸入スイッチとして形成され、本実施形態において、クランクの第2段33が第2の回転角度(即ち第2の径方向孔3313が第2の止めブロック333より離脱された領域)に回転された場合、油霧又は油滴が第2の径方向孔3313、第2の軸方向孔3311を経由してクランクケース3内部に連通され、ピストン22の上昇ストロークに合わせて、クランクケース3内の負圧により油霧を吸入することでサイクルを達成する。また、第2の偏心孔3315は、遠心力により油滴が潤滑油タンク34から第2の軸方向孔3311に逆流入することを防止するようにする。ここで説明すべき点は、本実施形態における第1の回転角度及び第2の回転角度は、互に180°交差していることを例にしている。即ち、クランクの第1段32が第1の回転角度に回転された場合、クランクの第2段33は、第2の回転角度と180°異なっているため、供油チャネル321及び吸油チャネル331は同時に開放されるのではなく、交差に開放された状態にある。
さらに、本実施形態は、クランクケース3において連結部31を介して互に連結して同期動作するクランクの第1段32及びクランクの第2段33を例にしているが、本発明に係る応用範囲に限定されるものではない。例えば、第1のクランクを採用してもよい。また、該クランクは第1段、連結部及び第2段に区分され、該クランクの第1段及び第2段にそれぞれ前述した供油チャネル321及び吸油チャネル331が形成されても同様の技術効果を達成できることがいうまでもない。エンジンのクランクケースに単一のクランク又は同期動作する2つのクランクを配置することは業界において周知の技術であり、本発明の特徴ではないため、図面に合わせながら詳しく説明することを省略する。
カム室5内にカム51が設けられ、カム51及びカムギヤ53がカム軸52上に固定され、クランクの第2段33のクランクギヤ335を介して該カムギヤ53を駆動する。また、カム軸52においてカム室5及び呼吸管6を連通するための排気チャネル521が設けられ、該呼吸管6により空気フィルター(図示せず)に接続される。図6A及び図6Bに示すように、本実施形態において、該排気チャネル521は、カム軸52に設けられ呼吸管6に連通された第3の軸方向孔5211、及び該第3の軸方向孔5211と該カム室5とを連通する第3の径方向孔5213を備えている。第3の径方向孔5213は、カム51及びカム軸52の回転に伴って外へ飛ばされる遠心力が生じるため、顆粒状の油滴又は多量の油霧がエンジン運転状態において該排気チャネル521を介して空気フィルターへ排出されることを防止することができる。
エンジンが水平操作の状態において、図3A、図4Aないし図4D、及び図5Aないし図5Dに示すように、潤滑油71は、クランクケース3の下方の狭長凹部341の底部のオイル孔342によりクランクケース3の内部に進入し、クランク(クランクの第1段32及びクランクの第2段33を含む)が回転した場合、ピストン連接ロッド21の下端にある攪拌ロッド23が駆動され、狭長凹部341内の潤滑油が攪拌され油滴及び油霧が形成される。油滴及び油霧は均一的にクランクケース3の内部空間に分布され、狭長凹部341の両側のオイル孔342を介してクランクケース3及び潤滑油ケース7の内部圧力のバランスが図られる。
クランク(クランクの第1段32及びクランクの第2段33を含む)が反時計に第1の回転角度に回転してピストン連接ロッド21が下降ストロークを行った場合、体積の減少によりクランクケース3の内部圧力が上昇し、クランクケース3内部空間の油霧をクランクの第1段32の内部の供油チャネル321へ送入し、第1の偏心孔3215、第1の軸方向孔3211を経由して第1の径方向孔3213に到達する。この場合、第1の径方向孔3213及び第1の止めブロック323は開放状態にあり、第1の止めブロック323に対向した開放空間はパイプライン42に連結されているため、油霧がパイプライン42に連通され、油霧がパイプライン42を経由してロッカーアーム室4のロッカーアーム41等のパーツに流れるととともに、カム室5に連通されカム51、カムギヤ53及びクランクギヤ335を潤滑させる。排気チャネル521の第3の径方向孔5213の設計としては、遠心力により多量の油霧が空気フィルターに進入し、凝結した液体潤滑油及び油霧がカム室5の下端に蓄積することを防止することができる。この場合、クランクの第2段33における第2の径方向孔3313及び第2の止めブロック333は閉鎖状態にある。
シリンダー2におけるピストン22が下死点に達した後、ピストン22が上昇ストロークに進入し、クランクの第1段32の第1の径方向孔3213及び第1の止めブロック323は閉鎖状態にあり、クランクの第2段33の第2の径方向孔3313及び第2の止めブロック333は開放状態にあり、体積の膨張によりクランクケース3の圧力が下降する。クランクの第2段33の第2の径方向孔3313によりカム室5の下端に蓄積された潤滑油及び油霧を第2の軸方向孔3311、第2の偏心孔3315を介してクランクケース3内部に吸入することで、潤滑のサイクルが形成される。
図7に示すように、エンジンが90°回転した場合、重力により潤滑油の分布が影響され、クランクケース3の狭長凹部341にもともと蓄積された潤滑油により潤滑され、潤滑油タンク34底部より狭長凹部341に隣接した両側にあるオイル孔342により油滴を連続的にクランクの第1段32上に滴下することで、クランクの第1段32の回転衝撃により油霧を形成し潤滑を提供する。多量の潤滑油がロッカーアーム室4、カム室5、空気フィルターに進入することで過度潤滑又はエンジンのエンストが起こることを回避するために、供油チャネル321の設計では遠心力及び自動開放及び閉鎖制御により「油霧の通過及び大顆粒油滴の隔離」として機能することにより、過度の潤滑を回避し、また、吸油チャネル331の設計では「クランクケース3内の潤滑油の隔離及びカム室5の潤滑油の吸入」の効果を図ることができる。
図8に示すように、エンジンが180°回転した場合、その潤滑原理及びルートは共に前記エンジンが90°回転した状態と同様であり、クランクケース3の狭長凹部341にもともと蓄積された潤滑油により潤滑され、潤滑油タンク34底部より狭長凹部341に隣接した両側にあるオイル孔342により油滴を連続的にクランクの第1段32上に滴下することであるため、詳しい説明を省略する。前記例示性の説明によれば、本発明に係る潤滑装置は、エンジンが各角度で正常に操作できるようにするための潤滑効果を図ることができる。
また、本実施形態において供油チャネル321は主にクランクの第1段32に設けられた第1の軸方向孔3211及び第1の径方向孔3213を含み、吸油チャネル331は主にクランクの第2段33に設けられた第2の軸方向孔3311及び第2の径方向孔3313を含むことを例にしているが、これらに限定されるものではない。例えば、前記クランクの第1段32の第1の軸方向孔3211及び第1の径方向孔3213に代えて、図9に示す第1の端及び第2の端を有する第1の斜め孔3212にしてもよい。また、該第1の端がパイプラインに連通され、第2の端がクランクケース内部に連通され、第1の偏心孔及び第1のクランプオイルプラグの設計は前記実施形態と同様であることは言うまでもない。同様に、前記クランクの第2段33の第2の軸方向孔3311及び第2の径方向孔3313に代えて、図10に示す第1の端及び第2の端を有する第2の斜め孔3312にしてもよい。また、該第1の端がカム室に連通され、第2の端がクランクケース内部に連通され、第2の偏心孔及び第2のクランプオイルプラグの設計は前記実施形態と同様であることは言うまでもない。
ここで注意すべき点は、カム室5内に排気チャネル521が設けられたのは、多量の潤滑油が呼吸管6より流出し潤滑油が消耗し又は空気フィルターが汚染してしまい、さらに潤滑油が呼吸管6に蓄積すぎてエンジンのエンストが起こることを防止するためである。明細書がより分かり易くなるように、上述した実施形態に明示するが、排気チャネル521及び呼吸管6が本発明に係る設計位置に限定されるものではなく、実際の必要に応じて呼吸管6が本発明に係る4ストロークエンジン内にある位置を選択的に増設又は変更してもよい。図11に示すように、本発明の他の実施形態において、図3Aにおいて呼吸管6を本発明に係る4ストロークエンジン内の非カム室5の空間に直接連通させ、具体的には、該空間はシリンダー2とクランクケース3との間のチャネル61であり、その他の設計は変更せず、図3Aの実施形態に示すように、呼吸管6がカム軸52に密閉に連通されていないため、カム51及びカム軸52の回転に伴って外へ飛ばされる遠心力が生じることはなく、顆粒が細微な油滴又は少量の油霧が生成されたエンジンが非長時間に持続的に回転運転した状態において、空気がチャネル61内にスムーズに流入して、潤滑油が呼吸管6より流出することを回避することができる。また、本実施形態において、4ストロークエンジンの潤滑装置に、前述実施形態における供油チャネル321及び吸油チャネル331を設けずに、排気チャネル521のみを設けても、本発明の特許の請求範囲に含まれるものである。
図12に示すように、本発明に係る4ストロークエンジンの潤滑装置の他の実施形態は、少なくともシリンダー2、クランクケース3、互に連通されたロッカーアーム室4及びカム室5、及び呼吸管6を有する4ストロークエンジンに適用される4ストロークエンジンにおいて、潤滑油がクランクケース3よりロッカーアーム室4を経由してカム室5に到達しクランクケース3に吸入することでサイクルが構成されることにより、エンジンが異なる各種の角度で操作できるようにする。本実施形態が前記実施形態(図3Aに示す)と異なっているのは、その潤滑油ケース7と潤滑油タンク34とが一体に形成されてもよい点にある。即ち、潤滑油ケース7を封鎖設計にせず、潤滑油が潤滑油タンク34内に隔離されないようにし、即ち攪拌ロッド23をピストン連接ロッド21が潤滑油ケース7に対応した一端に直接形成することで、攪拌ロッド23が直接潤滑油を攪拌して油霧を形成し、反転角度の小さい工作機械(例えば草刈り機)にも適用される。供油チャネル、吸油チャネル、偏心孔及びクランプオイルプラグ等の関連設計は前記実施形態と同一であるため、詳しい説明を省略する。本実施形態において呼吸管6をカム室5上に設ける他、呼吸管6をカム室5がロッカーアーム室4に連通された空間内に、又はシリンダー2とクランクケース3とのチャネル61内に設けてもよい。
また、本実施形態において、4ストロークエンジンの潤滑装置には、前記実施形態における供油チャネル321及び吸油チャネル331が設けられなくてもよい。即ち排気チャネル521のみを設けても、本発明の特許の請求範囲に含まれるものである。
上述のように、本発明に係る4ストロークエンジンの潤滑装置は、主に該ロッカーアームをクランクケースに連通させ、供油及び吸油チャネルの交差設計により、潤滑油霧がクランクケースよりロッカーアームを経由してカム室に到達しクランクケースに吸入することでサイクルが形成されることにより、エンジンが異なる各種の角度で操作できるようにし、また、供給油路及び吸入油路の設計により、適当な潤滑が提供され、偏心孔及びクランプオイルプラグの設計に合わせて多量の潤滑油がクランクケースより流出することを回避し、さらに、排気チャネルの設計により、遠心力の原理により油滴又は多量の油霧の進入を防止できるため、多量の潤滑油が呼吸管より流出した潤滑油が消耗し又は空気フィルターが汚染してしまう問題を防止することができる。従って、本発明に係る4ストロークエンジンの潤滑装置は、既に従来技術における種々の欠点を克服し、特許出願における産業上の利用可能性、新規性及び進歩性という要件を満たしている。
上記のように、これらの実施の形態は本発明の原理および効果・機能を例示的に説明するものであり、本発明は、これらによって限定されるものではない。本発明に係る実質的な技術内容は、下記の特許請求の範囲に定義される。本発明は、この技術分野に精通した者により特許請求の範囲を脱しない範囲で色々な修飾や変更をすることが可能であり、そうした修飾や変更は本発明の技術範囲に入るものである。
US6,213,078特許に開示された4ストロークエンジンの潤滑システムの正面図である。 US6,213,078特許に開示された4ストロークエンジンの潤滑システムの側面図である。 US6,213,078特許に開示された4ストロークエンジンの潤滑装置の正面図である。 本発明が4ストロークエンジンに適用された実施形態を示す正面図である。 本発明が4ストロークエンジンに適用された実施形態を側面図である。 本発明が適用された4ストロークエンジンのクランク第1段の構造の正面図である。 本発明が適用された4ストロークエンジンのクランク第1段の構造の一部の側面図である。 図3AにおけるXブロックの拡大模式図である。 図3AにおけるXブロックに示す第1の止めブロックの側面を示す模式図である。 本発明が適用された4ストロークエンジンのクランク第2段の構造の正面図である。 本発明が適用された4ストロークエンジンのクランク第2段の構造の一部の側面を示す模式図である。 図3AにおけるYブロックの拡大模式図である。 図3AにおけるYブロックに示す第2の止めブロックの側面を示す模式図である。 図3AにおけるZブロックの拡大模式図である。 図3AにおけるZブロックに示すカム及びカム軸の側面を示す模式図である。 本発明に係る4ストロークエンジンの潤滑装置が、エンジンが90°回転操作した状態に応用された場合を示す模式図である。 本発明に係る4ストロークエンジンの潤滑装置が、エンジンが180°回転操作した状態に応用された場合を示す模式図である。 本発明の他の実施形態に係る4ストロークエンジンの潤滑装置の供油チャネルを示す側面図である。 本発明の他の実施形態に係る4ストロークエンジンの潤滑装置の吸油チャネルを示す側面図である。 本発明の他の実施形態に係る4ストロークエンジンの呼吸管を示す正面図である。 本発明の他の実施形態に係る4ストロークエンジンの潤滑装置を示す正面図である。
符号の説明
10 カム室
11 オイル孔
12 潤滑油ケース
13 クランクケース
14 潤滑油タンク
15 エンジンオイル孔
16 エンジンオイルボックス
2 シリンダー
21 ピストン連接ロッド
22 ピストン
23 攪拌ロッド
3 クランクケース
31 連結部
32 クランクの第1段
321 供油チャネル
3211 第1の軸方向孔
3213 第1の径方向孔
3215 第1の偏心孔
3217 第1のクランプオイルプラグ
323 第1の止めブロック
33 クランクの第2段
331 吸油チャネル
3311 第2の軸方向孔
3313 第2の径方向孔
3315 第2の偏心孔
3317 第2のクランプオイルプラグ
333 第2の止めブロック
335 クランクギヤ
34 潤滑油タンク
341 狭長凹部
342 オイル孔
4 ロッカーアーム室
41 ロッカーアーム
42 パイプライン
5 カム室
51 カム
52 カム軸
521 排気チャネル
5211 第3の軸方向孔
5213 第3の径方向孔
53 カムギヤ
6 呼吸管
61 チャネル
7 潤滑油ケース
71 潤滑油
X、Y、Z ブロック

Claims (19)

  1. シリンダー、クランクケース、互に連通されたロッカーアーム室及びカム室を有する4ストロークエンジンに適用される潤滑装置において、前記シリンダーは、連結部に連結されたピストン連接ロッドを有し、前記潤滑装置は、
    前記クランクケースの下方に結合され、潤滑油を収容するための潤滑油ケースと、
    前記クランクケースの下方に形成され、一部が前記潤滑油ケースに位置し、前記潤滑油ケースに連通された少なくとも1つのオイル孔が設けられた潤滑油タンクと、
    前記ピストン連接ロッドの一端に形成され、前記潤滑油タンク内に収容され、潤滑油を油霧になるように攪拌する撥油ロッドと、
    エンジン内の空間上に設けられ、廃棄ガスを排出するための呼吸管と、を備え、
    前記クランクケースが、前記連結部を介して互に連結して同期動作するクランク第1段及びクランク第2段を有し、前記潤滑装置が、さらに、
    前記ロッカーアーム室と前記クランクケースとを連通するパイプラインと、前記クランク第1段に設けられ前記パイプライン及び前記クランクケース内部に対応して連通可能な供油チャネルとを含み、前記クランク第1段が第1の回転角度のときに前記供油チャネルを開放して前記パイプライン及び前記クランクケース内部を連通させることにより、前記クランクケース内の油霧を前記ロッカーアーム室を経由して前記カム室に供給するための供給油路と、
    前記クランク第2段に設けられ前記カム室及び前記クランクケース内部に対応して連通可能な吸入チャネルを含み、前記クランク第2段が第2の回転角度のときに前記吸入チャネルを開放して前記カム室及び前記クランクケース内部を連通させることにより、前記カム室内の油霧を前記クランクケース内部に吸入するための吸入油路と、備えていることを特徴とする4ストロークエンジンの潤滑装置。
  2. 前記潤滑油タンクが、前記潤滑油ケースにある狭長凹部を有し、前記オイル孔のそれぞれが少なくとも前記狭長凹部の両側及び底端に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  3. 前記オイル孔のそれぞれがさらに前記潤滑油タンクの底部より前記狭長凹部に隣接した両側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  4. 前記第1の回転角度と前記第2の回転角度とが互に交差し、前記第1の回転角度と前記第2の回転角度とが互に180°交差していることを特徴とする請求項1に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  5. 前記供油チャネルが、クランクケース内部に連通された第1の軸方向孔と、前記第1の軸方向孔と前記パイプラインとを連通する第1の径方向孔と、前記第1の軸方向孔と前記クランクケース内部とを連通する第1の偏心孔とを備え、前記クランクの第1段の軸心が前記第1の偏心孔の周縁に対応して第1のクランプオイルプラグが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  6. 前記第1の回転角度以外の領域を遮断するために、前記クランクの第1段の外側に前記第1の径方向孔に対応して半円環形断面構造である第1の止めブロックが配設されている、ことを特徴とする請求項1に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  7. 前記吸油チャネルが、前記クランクケース内部に連通された第2の軸方向孔と、前記第2の軸方向孔と前記カム室とを連通する第2の径方向孔と、前記第2の軸方向孔と前記クランクケース内部とを連通する第2の偏心孔とを備え、前記クランクの第2段の軸心が前記第2の偏心孔の周縁に対応して第2のクランプオイルプラグが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  8. 前記第2の回転角度以外の領域を遮断するために、前記クランクの第2段の外側に前記2の径方向孔に対応して半円環形断面構造である第2の止めブロックが配設されていることを特徴とする請求項7に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  9. 前記供油チャネルが、第1の端及び第2の端を有する第1の斜め孔を含み、前記第1の端が前記パイプラインに連通され、前記第2の端が前記クランクケース内部に連通されており、
    前記第2の端と前記クランクケース内部とを連通する第1の偏心孔をさらに含み、前記クランクの第1段の軸心が前記第1の偏心孔の周縁に対応して第1のクランプオイルプラグが設けられ、前記第1の回転角度以外の領域を遮断するために、前記クランクの第1段の外側に前記第1の端に対応する第1の止めブロックが配設されていることを特徴とする請求項1に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  10. 前記吸油チャネルが、第1の端及び第2の端を有する第2の斜め孔を含み、前記第1の端が前記カム室に連通され、前記第2の端が前記クランクケース内部に連通されており、前記第2の端と前記クランクケース内部とを連通する第2の偏心孔をさらに含み、前記クランクの第2段の軸心が前記第2の偏心孔の周縁に対応して第2のクランプオイルプラグが設けられ、前記第2の回転角度以外の領域を遮断するために、前記クランクの第2段の外側に前記第1の端に対応する第2の止めブロックが配設されていることを特徴とする請求項1に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  11. 前記カム室にはカム軸を有するカムが設けられており、前記潤滑装置が、さらに前記カム軸に設けられ前記呼吸管に連通された第3の軸方向孔と、前記第3の軸方向孔とを連通する前記カム上の第3の径方向孔とを含む排気チャネルを備えていることを特徴とする請求項1に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  12. 前記第3の径方向孔が、前記第3の軸方向孔に垂直していることを特徴とする請求項11に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  13. 前記呼吸管が、前記カム室と前記ロッカーアーム室との連通した空間内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  14. 前記呼吸管が、前記シリンダーと前記クランクケースとの間のチャネルに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  15. 前記潤滑油ケースと前記潤滑油タンクとが一体に形成されることができ、潤滑油が隔離されないようにすることを特徴とする請求項1に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  16. シリンダー、クランクケース、互に連通されたロッカーアーム室及びカム室を有する4ストロークエンジンに適用される潤滑装置において、前記クランクケースはクランク第1段、連結部及びクランク第2段に区分されるクランクを有し、前記シリンダーが、前記連結部に連結されたピストン連接ロッドを有し、前記潤滑装置が、
    前記クランクケースの下方に結合され、潤滑油を収容するための潤滑油ケースと、
    前記ピストン連接ロッドの前記潤滑油ケースに対応した一端に形成され、潤滑油を油霧になるように攪拌する攪拌ロッドと、
    前記ロッカーアーム室と前記クランクケースとを連通するパイプラインと、前記クランク第1段に設けられ前記パイプライン及び前記クランクケース内部に対応して連通可能な供油チャネルとを含み、前記クランク第1段が第1の回転角度のとき前記供油チャネルを開放して記パイプライン及び前記クランクケース内部を連通させることにより、前記クランクケース内の油霧を前記ロッカーアーム室を経由して前記カム室に供給するための供給油路と、
    前記クランク第2段に設けられ前記カム室及び前記クランクケース内部に対応して連通可能な吸入チャネルを含み、前記クランク第2段が第2の回転角度のとき前記吸入チャネルを開放して前記カム室及び前記クランクケース内部を連通させることにより、前記カム室内の油霧を前記クランクケース内部に吸入するための吸入油路と、を備えていることを特徴とする4ストロークエンジンの潤滑装置。
  17. 前記4ストロークエンジンのカム室がさらに呼吸管を含み、かつ、前記カム室にはカム軸を有するカムが設けられており、前記潤滑装置が、さらに前記カム軸に設けられ前記呼吸管に連通された第3の軸方向孔と、前記第3の軸方向孔と前記カム室とを連通する第3の径方向孔とを含む排気チャネルを備えていることを特徴とする請求項16に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  18. 前記4ストロークエンジン内の空間に呼吸管が設けられ、前記空間は前記ロッカーアーム室とカム室とが連通され又は前記シリンダーと前記クランクケースとの間のチャネルであることを特徴とする請求項16に記載の4ストロークエンジンの潤滑装置。
  19. シリンダー、クランクケース、呼吸管によって互に連通されたロッカーアーム室及びカム室を有する4ストロークエンジンに適用される潤滑装置において、シリンダーが、連結部に連結されたピストン連接ロッドを有し、前記潤滑装置が、
    前記クランクケースの下方に結合され、潤滑油を収容するための潤滑油ケースと、
    ピストン連接ロッドの前記潤滑油ケースに対応した一端に形成され、潤滑油を油霧になるように攪拌する攪拌ロッドと、
    前記カム軸に設けられ前記呼吸管に連通された第3の軸方向孔と、前記第3の軸方向孔と前記カム室とを連通する第3の径方向孔とを含む排気チャネルと、
    を備え、
    前記クランクケースが、前記連結部を介して互に連結して同期動作するクランク第1段及びクランク第2段を有し、前記潤滑装置が、さらに、
    前記ロッカーアーム室と前記クランクケースとを連通するパイプラインと、前記クランク第1段に設けられ前記パイプライン及び前記クランクケース内部に対応して連通可能な供油チャネルとを含み、前記クランク第1段が第1の回転角度のときに前記供油チャネルを開放して前記パイプライン及び前記クランクケース内部を連通させることにより、前記クランクケース内の油霧を前記ロッカーアーム室を経由して前記カム室に供給するための供給油路と、
    前記クランク第2段に設けられ前記カム室及び前記クランクケース内部に対応して連通可能な吸入チャネルを含み、前記クランク第2段が第2の回転角度のときに前記吸入チャネルを開放して前記カム室及び前記クランクケース内部を連通させることにより、前記カム室内の油霧を前記クランクケース内部に吸入するための吸入油路と、備えていることを特徴とする4ストロークエンジンの潤滑装置。
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