JPH06299830A - 4サイクルエンジンの潤滑装置 - Google Patents

4サイクルエンジンの潤滑装置

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Publication number
JPH06299830A
JPH06299830A JP12228393A JP12228393A JPH06299830A JP H06299830 A JPH06299830 A JP H06299830A JP 12228393 A JP12228393 A JP 12228393A JP 12228393 A JP12228393 A JP 12228393A JP H06299830 A JPH06299830 A JP H06299830A
Authority
JP
Japan
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valve
passage
intake
crank chamber
fuel mixture
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12228393A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemitsu Ayusawa
重光 鮎沢
Takeshi Yamakoshi
健史 山越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
IHI Shibaura Machinery Corp
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Publication date
Application filed by IHI Shibaura Machinery Corp filed Critical IHI Shibaura Machinery Corp
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Publication of JPH06299830A publication Critical patent/JPH06299830A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 潤滑油を含んだ混合気をピストンの往復動に
伴ってクランク室内へ出し入れし、混合気中に含まれる
潤滑油によってクランク室内の各部を潤滑し、オイルパ
ンを不要とする。 【構成】 ピストン6の往復動に伴って圧力が変化する
クランク室4を有する4サイクルエンジンにおいて、潤
滑油を含んだ混合気をシリンダ2内へ供給する吸気通路
23を設け、この吸気通路23とクランク室4とを接続
した吸入通路24及び戻し通路25を設ける。吸気通路
23からクランク室4内へ混合気が流れることのみを許
容する第1バルブ26を吸入通路24中に設け、クラン
ク室4から吸気通路23へ混合気が流れることのみを許
容する第2バルブ27を戻し通路25中に設け、吸気通
路23から気化器22内への混合気の逆流を阻止する第
3バルブ28を吸気通路23中に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、混合気中に含ませた潤
滑油によってクランク室内や動弁機構の潤滑を行なうよ
うにした4サイクルエンジンの潤滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】草刈機等の携帯用作業機は様々な向きに
傾けたオールポジションで運転されるため、このような
携帯用作業機においては燃料と潤滑油とを混合させた混
合燃料を使用する2サイクルエンジンを搭載することが
一般的である。しかし、近年では排気ガス浄化の必要性
からこのような携帯用作業機においても4サイクルエン
ジンの搭載が検討されている。ここで、携帯用作業機に
搭載するようにした4サイクルエンジンとしては実開平
4−93707号公報に開示されたものがあり、オイル
パンの形状を工夫することにより携帯用作業機を一定の
範囲内で傾けた場合でもオイルが漏れ出さないようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実開平4−9
3707号公報に開示された4サイクルエンジンを搭載
した携帯用作業機においては、この4サイクルエンジン
が略倒立状態となるように携帯用作業機を傾けた場合に
はオイルパンからのオイルの漏れ出しが発生するため、
この携帯用作業機をオールポジションで使用することは
できない。
【0004】また、オイルパンは重量物であり、しか
も、このオイルパン内には多量のオイルが貯留されてお
り、さらに、動弁系部品による重量増加も加わるため、
同じ排気量の2サイクルエンジンと比べて大幅な重量増
となり、作業者の労力が増大している。
【0005】また、オイルの補給、点検、交換等のメン
テナンスが必要であり、取扱上煩雑である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ピストンの往復動に伴って圧力が変化するクランク室を
有する4サイクルエンジンにおいて、潤滑油を含んだ混
合気をシリンダ内へ供給する吸気通路を設け、この吸気
通路と前記クランク室とを接続した吸入通路及び戻し通
路を設け、前記吸気通路から前記クランク室内へ混合気
が流れることのみを許容する第1バルブを前記吸入通路
中に設け、前記クランク室から吸気通路へ混合気が流れ
ることのみを許容する第2バルブを前記戻し通路中に設
け、前記吸気通路から気化器内への混合気の逆流を阻止
する第3バルブを前記吸気通路中に設けた。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、吸気バルブや排気バルブを開閉させる動弁
機構を収納した動弁機構収納空間を吸入通路又は戻し通
路の一部とした。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、吸気バルブを開閉させる吸気系動弁機構を
収納した吸気系動弁機構収納空間と排気バルブを開閉さ
せる排気系動弁機構を収納した排気系動弁機構収納空間
とに分離して設け、一方の動弁機構収納空間を吸入通路
の一部とすると共に他方の動弁機構収納空間を戻し通路
の一部とした。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、ロッカーカバーとシリンダヘッ
ドとの間に介装されたガスケット又は前記シリンダヘッ
ドとシリンダとの間に介装されたガスケット又は前記シ
リンダとクランクケースとの間に介装されたガスケット
のいずれかに第1バルブと第2バルブとを一体形成し
た。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、第1バルブの開度を規制するバルブストッ
パと第2バルブの開度を規制するバルブストッパとをロ
ッカーカバーとシリンダヘッドとシリンダとクランクケ
ースとのいずれかに一体形成した。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、ピストンの往復動に
伴ってクランク室内の圧力が変動し、クランク室内の圧
力が低下する圧縮行程時及び排気行程時においては第1
バルブが開弁すると共に第2バルブが閉弁し、潤滑油を
含んだ混合気が吸気通路から吸入通路内を通ってクラン
ク室内へ流れる。一方、クランク室内の圧力が高くなる
吸入行程時及び爆発行程時においては第1バルブが閉弁
すると共に第2バルブが開弁し、クランク室内に流入し
ていた潤滑油を含んだ混合気が戻し通路を通って吸気通
路へ流れる。そして、潤滑油を含んだ混合気がクランク
室内へ出入りすることにより、この潤滑油によってクラ
ンク室内の潤滑が行なわれる。なお、クランク室内の混
合気が戻し通路を通って吸気通路へ戻った際に吸気通路
内の圧力が気化器側より高くなっても、この混合気が気
化器内へ逆流してエンジンの外部へ出てしまう“吹き返
し”が第3バルブにより阻止される。
【0012】請求項2記載の発明では、混合気のクラン
ク室内への流入又はクランク室からの流出が動弁機構収
納空間を経由して行なわれるため、この混合気中に含ま
れる潤滑油による動弁機構収納空間内の動弁機構の潤滑
が効率良く行なわれる。
【0013】請求項3記載の発明では、潤滑油を含んだ
混合気がクランク室内へ出入りする際に、吸気通路から
クランク室内へ流れる混合気が吸気系動弁機構収納空間
内と排気系動弁機構収納空間内とのいずれか一方を経由
し、クランク室から吸気通路へ流れる混合気が他方の動
弁機構収納空間内を経由するため、混合気に含まれる潤
滑油による吸気系動弁機構と排気系動弁機構との潤滑が
より一層効率良く行なわれる。
【0014】請求項4記載の発明では、第1バルブと第
2バルブとを独立の部品として設ける必要がなくなり、
部品点数が減少する。
【0015】請求項5記載の発明では、バルブストッパ
を独立の部品として設ける必要がなくなり、部品点数が
減少する。
【0016】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1及び図
2に基づいて説明する。図1は携帯用作業機等に搭載し
て使用する4サイクルエンジンの全体構造を示したもの
で、クランクケース1の上部にはシリンダ2が取付けら
れ、シリンダ2の上部にはシリンダヘッド3が取付けら
れている。前記クランクケース1内に形成されたクラン
ク室4には軸受(図示せず)により軸支されたクランク
シャフト5が回転自在に設けられており、このクランク
シャフト5には前記シリンダ2内を往復動するピストン
6がコネクティングロッド7を介して連結されている。
また、前記クランク室4内には軸受(図示せず)により
軸支されたカムシャフト8が回転自在に設けられてお
り、このカムシャフト8の一端に圧入固定されたカムギ
ヤ9と前記クランクシャフト5の一端に圧入固定された
クランクギヤ10とが噛み合っている。
【0017】前記シリンダヘッド3の上部にはロッカー
カバー11が取付けられると共にこのロッカーカバー1
1内に動弁機構収納空間12が形成されており、この動
弁機構収納空間12内には、前記シリンダヘッド3に取
付けられた吸気バルブ13や排気バルブ(図示せず)を
閉弁方向に付勢するスプリング14、吸気バルブ13や
排気バルブを開弁方向に付勢するロッカーアーム15、
一端をロッカーアーム15に当接させると共に他端をタ
ペット16を介して前記カムシャフト8に固定された吸
気カム17や排気カム(図示せず)に当接させたプッシ
ュロッド18等からなる動弁機構19が収納されてい
る。なお、前記ロッカーアーム15はアジャストスクリ
ュー20によって前記シリンダヘッド3の上部に揺動自
在に取付けられており、また、前記動弁機構収納空間1
2と前記クランク室4とが連通孔21により連通されて
いる。
【0018】つぎに、潤滑油を混合した液体燃料と空気
とを混合させて潤滑油を含んだ混合気を形成するダイヤ
フラムポンプを備えた気化器22が設けられており、こ
の気化器22と前記シリンダ2とを接続した吸気通路2
3が設けられ、さらに、前記吸気通路23と前記クラン
ク室4とを接続した吸入通路24と戻し通路25とが設
けられている。ここで、前記吸入通路24内には、前記
吸気通路23から前記クランク室4へ向けて混合気が流
れることのみを許容する第1バルブである第1リードバ
ルブ26が設けられ、前記戻し通路25内には、前記ク
ランク室4から前記吸気通路23へ向けて混合気が流れ
ることのみを許容する第2バルブである第2リードバル
ブ27が設けられている。さらに、前記吸気通路23内
には、前記吸気通路23から前記気化器22内への混合
気の逆流を阻止する第3バルブである第3リードバルブ
28が設けられている。なお、この第3リードバルブ2
8は前記吸入通路24と前記戻し通路25とが前記吸気
通路23に接続されている箇所よりも前記気化器22側
に設けられている。また、前記戻し通路25と前記気化
器22との間には、前記気化器22のダイヤフラムポン
プを駆動させる脈圧を前記クランク室4内から取出すた
めの連通路29が設けられている。
【0019】このような構成において、4サイクルエン
ジンの各行程における吸気バルブ13、排気バルブ、リ
ードバルブ26,27,28の開閉タイミングと、混合
気の流れとについて図2のタイミングチャートに基づい
て説明する。なお、図1中における矢印は混合気の流れ
を示したものである。
【0020】まず、圧縮行程時においては、吸気バルブ
13と排気バルブとが閉弁状態でピストン6が上昇し、
先の吸入行程時においてシリンダ2内へ吸入された混合
気が圧縮される。一方、クランク室4内はピストン6の
上昇に伴って負圧状態となるため、第1リードバルブ2
6と第3リードバルブ28とが開弁状態となり、気化器
22内で混合気が形成されると共にこの混合気が吸気通
路23と吸入通路24とを通ってクランク室4内に吸入
され、この混合気の一部は連通孔21を通って動弁機構
収納空間12内へも流入する。なお、第2リードバルブ
27は閉弁状態となっている。
【0021】爆発行程時においては、吸気バルブ13と
排気バルブとが引き続き閉弁状態に維持されると共にシ
リンダ2内の混合気が爆発し、ピストン6が下降する。
そして、ピストン6の下降に伴ってクランク室4内の混
合気が圧縮されて圧力が上昇し、この圧力上昇によって
第2リードバルブ27が開弁されると共に第1リードバ
ルブ26が閉弁され、クランク室4内の混合気が戻し通
路25を通って吸気通路23内へ排出される。なお、ク
ランク室4内の混合気が吸気通路23内へ排出されて吸
気通路23内の圧力が上昇すると第3リードバルブ28
が閉弁されるため、混合気が気化器22内へ逆流してエ
ンジンの外部へ出てしまう“吹き返し”は起こらない。
【0022】排気行程時においては、吸気バルブ13が
閉弁状態に維持されると共に排気バルブが開弁された状
態でピストン6が上昇し、シリンダ2内の燃焼ガスが排
気ポート(図示せず)から排出される。一方、クランク
室4内はピストン6の上昇に伴って負圧状態となり、第
1リードバルブ26が開弁されると共に吸気通路23内
の混合気が吸入通路24を通ってクランク室4内に吸入
される。なお、第2リードバルブ27は閉弁状態となっ
ている。
【0023】吸入行程時においては、吸気バルブ13が
開弁すると共に排気バルブが閉弁した状態でピストン6
が下降する。ピストン6の下降に伴ってクランク室4内
の混合気が圧縮されて圧力が上昇し、この圧力上昇によ
って第2リードバルブ27が開弁されると共に第1リー
ドバルブ26が閉弁され、クランク室4内の混合気が戻
し通路25を通って吸気通路23内へ排出される。そし
て、クランク室4から吸気通路23内へ排出された混合
気はシリンダ2内へ吸入される。なお、クランク室4か
ら排出された混合気のみではシリンダ2内へ吸入される
混合気が不足する場合には、吸気通路23内が負圧とな
るために第3リードバルブ28が図2において破線で示
すように開弁し、気化器22において混合気が形成され
ると共にこの混合気もシリンダ2内へ吸入される。
【0024】このように、4サイクルエンジンの運転に
伴って潤滑油を含んだ混合気がクランク室4内に出入り
するため、クランク室4内の各部は混合気中に含まれる
潤滑油によって潤滑される。従って、クランク室4内の
各部を潤滑するための潤滑油を貯留するオイルパンが不
要となり、この4サイクルエンジンを倒立状態となるよ
うに傾けた場合でも潤滑油の漏れ出しが発生せず、この
4サイクルエンジンを搭載した携帯用作業機をオールポ
ジションで使用することができる。また、クランク室4
内に吸入された混合気は連通孔21を通って動弁機構収
納空間12内にも流入するため、この混合気中に含まれ
る潤滑油によって動弁機構19が潤滑され、動弁機構1
9を潤滑するための専用の機構が不要となる。
【0025】さらに、オイルパンが不要となるためにこ
の4サイクルエンジンを小型化及び軽量化させることが
可能となり、2サイクルエンジンと比較した場合の重量
増加が極力押えられ、メンテナンス等も2サイクルエン
ジンの場合と同様に簡便になる。しかも、オイルパンが
無いためにピストン6にオイルリングを取付けることが
不要となり、オイルリングが不要となることによってピ
ストン6の摺動抵抗が低減されると共に出力が向上し、
また、往復摺動部の重量低減により振動の発生が低減さ
れる。
【0026】また、潤滑油は徐々にシリンダ2内に吸入
されて燃焼するため、潤滑油を含んだ混合燃料を使用し
た2サイクルエンジンに見られるような“吹き抜け”に
よるマフラからの白煙の発生が起こらず、排気ガスやス
モークの成分はオイルパンを有する4サイクルエンジン
と略同一になる。
【0027】なお、本実施例においては、第1リードバ
ルブ26と第2リードバルブ27とをぞれぞれ吸気通路
23との接続部に近接した位置に取付けたものを例に挙
げて示したが、それぞれ吸入通路24内、戻し通路25
内であればどのような位置でもよい。
【0028】また、本実施例においては、潤滑油を含ん
だ混合気の形成に関して、潤滑油を混合した液体燃料と
空気とを混合させて形成する場合を例に挙げて説明した
が、気化器22においては燃料と空気とを混合させるこ
とにより潤滑油を含まない混合気を形成し、この混合気
に対して潤滑油を噴霧状に供給することによって潤滑油
を含んだ混合気を形成してもよい。
【0029】ついで、請求項2記載の発明の一実施例を
図3に基づいて説明する。なお、図1及び図2において
説明した部分と同一部分は同一符号で示し、説明も省略
する(以下、同様)。本実施例は、吸気通路23と動弁
機構収納空間12とが連通路30によって接続され、動
弁機構収納空間12とクランク室4とが連通孔21によ
って連通されている。そして、これらの連通路30と動
弁機構収納空間12と連通孔21とによって前記吸気通
路23と前記クランク室4とを接続した吸入通路31が
形成されており、即ち、動弁機構収納空間12が吸入通
路31の一部とされている。
【0030】このような構成において、ピストン6が上
昇すると共にクランク室4内の圧力が負圧状態となる圧
縮行程時及び排気行程時においては、潤滑油を含んだ混
合気が吸入通路31内を通ってクランク室4内へ流入す
る。一方、ピストン6が下降すると共にクランク室4内
の圧力が上昇する爆発行程時及び吸入行程時において
は、クランク室4内の混合気が戻し通路25内を通って
吸気通路23内へ排出される。
【0031】このように、4サイクルエンジンの運転に
伴って潤滑油を含んだ混合気がクランク室4内に出入り
するため、クランク室4内の各部は混合気中に含まれる
潤滑油によって潤滑される。従って、クランク室4内の
各部を潤滑するための潤滑油を貯留するオイルパンが不
要となり、この4サイクルエンジンを倒立状態となるよ
うに傾けた場合でも潤滑油の漏れ出しが発生せず、この
4サイクルエンジンを搭載した携帯用作業機をオールポ
ジションで使用することができる。
【0032】さらに、動弁機構19を収納した動弁機構
収納空間12が吸入通路31の一部とされているため、
混合気中に含まれる潤滑油による動弁機構19の潤滑が
効率良く行なわれる。また、動弁機構収納空間12を吸
入通路31の一部として用いることにより、吸入通路3
1として新たに形成する部分が少なくなり、エンジンが
小型化される。
【0033】なお、本実施例においては動弁機構収納空
間12を吸入通路31の一部としたものを例に挙げて説
明したが、動弁機構収納空間12を戻し通路25の一部
としてもよい。
【0034】ついで、請求項3記載の発明の一実施例を
図4乃至図8に基づいて説明する。本実施例は、吸気バ
ルブ13を開閉させる吸気系動弁機構32を収納した吸
気系動弁機構収納空間33と、排気バルブ13aを開閉
させる排気系動弁機構34を収納した排気系動弁機構収
納空間35とが分離して形成されている。ここで、図4
はプッシュロッド18,18aが配設されている部分の
縦断側面図であり、クランクケース1とシリンダ2とシ
リンダヘッド3とロッカーカバー11とには前記吸気系
動弁機構収納空間33と排気系動弁機構収納空間35と
に仕切るための仕切壁36,37,38,39が形成さ
れている。なお、前記吸気系動弁機構32は図6に示し
たように、吸気バルブ13を閉弁方向に付勢するスプリ
ング14、吸気バルブ13を開弁方向に付勢するロッカ
ーアーム15、一端をロッカーアーム15に当接させる
と共に他端をタペット16を介して吸気カム17に当接
させたプッシュロッド18等により形成されている。一
方、前記排気系動弁機構34は図7に示したように、排
気バルブ13aを閉弁方向に付勢するスプリング14
a、排気バルブ13aを開弁方向に付勢するロッカーア
ーム15a、一端をロッカーアーム15aに当接させる
と共に他端をタペット16aを介して排気カム17aに
当接させたプッシュロッド18a等により形成されてい
る。
【0035】つぎに、吸気通路23と吸気系動弁機構収
納空間33とが連通路40によって接続され、吸気系動
弁機構収納空間33とクランク室4とが連通孔41によ
って連通されている。そして、これらの連通路40と吸
気系動弁機構収納空間33と連通孔41とによって前記
吸気通路23と前記クランク室4とを接続した吸入通路
42が形成されており、即ち、吸気系動弁機構収納空間
33が吸入通路42の一部とされている。また、前記吸
気通路23と排気系動弁機構収納空間35とが連通路4
3によって接続され、排気系動弁機構収納空間35とク
ランク室4とが連通路44によって接続されている。そ
して、これらの連通路43と排気系動弁機構収納空間3
5と連通路44とによって前記吸気通路23と前記クラ
ンク室4とを接続した戻し通路45が形成されており、
即ち、排気系動弁機構収納空間35が戻し通路45の一
部とされている。
【0036】なお、前記シリンダ2には燃焼ガスを排出
するための排気通路46が接続されており、排気通路4
6の先端部にはマフラ47が接続されている。また、吸
気通路23における第3リードバルブ28より下流側の
部分と気化器22との間には、気化器22のダイヤフラ
ムポンプを駆動させる脈圧を取出すための連通路48が
設けられている。
【0037】ここで、前記ロッカーカバー11と前記シ
リンダヘッド3との間には図8に示したようにガスケッ
ト49が介装されている。また、第1バルブである第1
リードバルブ26aとこの第1リードバルブ26aの開
度を規制するバルブストッパ26bとがネジ50により
前記シリンダヘッド3に締付固定されている。さらに、
第2バルブである第2リードバルブ27aとこの第2リ
ードバルブ27aの開度を規制するバルブストッパ27
bとがネジ50により前記ロッカーカバー11に締付固
定されている。
【0038】このような構成において、ピストン6が上
昇すると共にクランク室4内の圧力が負圧状態となる圧
縮行程時及び排気行程時においては、潤滑油を含んだ混
合気が吸入通路42内を通ってクランク室4内に流入す
る。一方、ピストン6が下降すると共にクランク室4内
の圧力が上昇する爆発行程時及び吸入行程時において
は、クランク室4内の混合気が戻し通路45内を通って
吸気通路23内へ排出される。
【0039】このように、4サイクルエンジンの運転に
伴って潤滑油を含んだ混合気がクランク室4内に出入り
するため、クランク室4内の各部は混合気中に含まれる
潤滑油によって潤滑される。従って、クランク室4内の
各部を潤滑するための潤滑油を貯留するオイルパンが不
要となり、この4サイクルエンジンを倒立状態となるよ
うに傾けた場合でも潤滑油の漏れ出しが発生せず、この
4サイクルエンジンを搭載した携帯用作業機をオールポ
ジションで使用することができる。
【0040】さらに、吸気系動弁機構32を収納した吸
気系動弁機構収納空間33が吸入通路42の一部として
形成され、排気系動弁機構34を収納した排気系動弁機
構収納空間35が戻し通路45の一部として形成されて
いるため、混合気中に含まれる潤滑油による吸気系動弁
機構32と排気系動弁機構34との潤滑が効率良く行な
われる。しかも、吸気系動弁機構収納空間33と排気系
動弁機構収納空間35とに仕切られているため、吸気系
動弁機構収納空間33と排気系動弁機構収納空間35と
の容積がこれらを一体化したものに比べて半減され、混
合気が隅々まで行き渡るようになって吸気系動弁機構3
2と排気系動弁機構34との潤滑がより一層効率良く行
なわれる。しかも、吸気系動弁機構収納空間33を吸入
通路42の一部として用いると共に排気系動弁機構収納
空間35を戻し通路45の一部として用いることによ
り、吸入通路42として新たに形成する部分が少なくな
ると共に戻し通路45として新たに形成する部分が少な
くなり、エンジンがより一層小型化される。
【0041】なお、本実施例においては、吸気系動弁機
構収納空間33を吸入通路42の一部にすると共に排気
系動弁機構収納空間35を戻し通路45の一部としたも
のを例に挙げて説明したが、吸気系動弁機構収納空間3
3を戻し通路の一部にすると共に排気系動弁機構収納空
間35を吸入通路の一部としてもよい。
【0042】ついで、請求項4記載の発明の第一の実施
例を図9及び図10に基づいて説明する。まず、ロッカ
ーカバー11とシリンダヘッド3との間にはガスケット
51が介装されている。そして、このガスケット51に
おける連通路40に対向する位置には第1バルブである
第1リードバルブ52が一体形成され、ガスケット51
における連通路43に対向する位置には第2バルブであ
る第2リードバルブ53が一体形成されている。なお、
第1リードバルブ52の開度を規制するバルブストッパ
26bがネジ50により前記シリンダヘッド3に締付固
定され、第2リードバルブ53の開度を規制するバルブ
ストッパ27bがネジ50により前記ロッカーカバー1
1に締付固定されている。
【0043】このような構成において、第1リードバル
ブ52と第2リードバルブ53とがガスケット51に一
体形成されているため、第1リードバルブ52と第2リ
ードバルブ53とを独立の部品として設ける必要がなく
なり、部品点数の削減によるコストダウンが達成でき
る。
【0044】なお、これらの第1リードバルブ52や第
2リードバルブ53を設けることによって吸入通路42
や戻し通路45の通路面積が不足する場合には、第1リ
ードバルブ52や第2リードバルブ53を複数個ずつ設
けてもよい。
【0045】ついで、請求項4記載の発明の第二の実施
例を図11及び図12に基づいて説明する。ロッカーカ
バー11とシリンダヘッド3との間に介装されたガスケ
ット51に第1リードバルブ52が一体形成され、シリ
ンダ2とクランクケース1との間に介装されたガスケッ
ト54には戻し通路45を開閉する第2バルブである第
2リードバルブ55が一体形成されている。なお、第2
リードバルブ55の開度を規制するバルブストッパ27
bがネジ50により前記クランクケース1に締付固定さ
れている。
【0046】このような構成において、第1リードバル
ブ52がガスケット51に一体形成されると共に第2リ
ードバルブ55がガスケット54に一体形成されている
ため、第1リードバルブ52と第2リードバルブ55と
を独立の部品として設ける必要がなくなり、部品点数の
削減によるコストダウンが達成できる。
【0047】さらに、第1リードバルブ52と第2リー
ドバルブ55とを分散して設けることにより、設計の自
由度が大きくなり、コンパクトな設計が可能になる。
【0048】ついで、請求項5記載の発明の一実施例を
図13に基づいて説明する。ロッカーカバー11とシリ
ンダヘッド3との間にはガスケット51が介装され、こ
のガスケット51に第1リードバルブ52と第2リード
バルブ53とが一体形成されている。また、前記ロッカ
ーカバー11には第1リードバルブ52の開度を規制す
るバルブストッパ56が一体形成され、前記シリンダヘ
ッド3には第2リードバルブ53の開度を規制するバル
ブストッパ57が一体形成されている。
【0049】このような構成において、第1リードバル
ブ52と第2リードバルブ53とがガスケット51に一
体形成され、さらに、バルブストッパ56がロッカーカ
バー11に一体形成されると共にバルブストッパ57が
シリンダヘッド3に一体形成されているため、第1リー
ドバルブ52と第2リードバルブ53及びバルブストッ
パ56,57を独立の部品として設ける必要がなくな
り、また、バルブストッパを締付固定するためのネジも
不要となり、従って、部品点数が大幅に削減されると共
に組立工程数が削減され、より一層のコストダウンが達
成できる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明は上述のように、ピ
ストンの往復動に伴って圧力が変化するクランク室を有
する4サイクルエンジンにおいて、潤滑油を含んだ混合
気をシリンダ内へ供給する吸気通路を設け、この吸気通
路と前記クランク室とを接続した吸入通路及び戻し通路
を設け、前記吸気通路から前記クランク室内へ混合気が
流れることのみを許容する第1バルブを前記吸入通路中
に設け、前記クランク室から吸気通路へ混合気が流れる
ことのみを許容する第2バルブを前記戻し通路中に設
け、前記吸気通路から気化器内への混合気の逆流を阻止
する第3バルブを前記吸気通路中に設けたので、ピスト
ンの往復動に伴うクランク室内の圧力変化に応じて混合
気をクランク室内へ出し入れさせることができ、このた
め、混合気に含まれる潤滑油によってクランク室内の各
部を潤滑することができ、従って、クランク室内の各部
を潤滑するためのオイルパンを設けることが不要とな
り、この4サイクルエンジンを搭載した携帯用作業機を
どのような位置に傾けても潤滑油の漏れ出しが起こら
ず、オールポジションで使用可能な携帯用作業機とする
ことができ、また、オイルパンを不要とすることによっ
て4サイクルエンジンの小型化と軽量化とを図ることが
でき、しかも、潤滑油に関するメンテナンスが不要とな
るために取扱性を向上させることができる等の効果を有
する。
【0051】請求項2記載の発明は上述のように、請求
項1記載の発明において、吸気バルブや排気バルブを開
閉させる動弁機構を収納した動弁機構収納空間を吸入通
路又は戻し通路の一部としたので、クランク室内への混
合気の流入又はクランク室からの混合気の流出が動弁機
構収納空間を経由して行なわれるため、この混合気中に
含まれる潤滑油による動弁機構の潤滑を効率良く行なわ
せることができる等の効果を有する。
【0052】請求項3記載の発明は上述のように、請求
項1記載の発明において、吸気バルブを開閉させる吸気
系動弁機構を収納した吸気系動弁機構収納空間と排気バ
ルブを開閉させる排気系動弁機構を収納した排気系動弁
機構収納空間とに分離して設け、一方の動弁機構収納空
間を吸入通路の一部とすると共に他方の動弁機構収納空
間を戻し通路の一部としたので、クランク室内へ流入し
又はクランク室から流出する混合気中に含まれる潤滑油
による吸気系動弁機構と排気系動弁機構との潤滑をより
一層効率良く行なわせることができる等の効果を有す
る。
【0053】請求項4記載の発明は上述のように、請求
項1,2又は3記載の発明において、ロッカーカバーと
シリンダヘッドとの間に介装されたガスケット又は前記
シリンダヘッドとシリンダとの間に介装されたガスケッ
ト又は前記シリンダとクランクケースとの間に介装され
たガスケットのいずれかに第1バルブと第2バルブとを
一体形成したので、第1バルブと第2バルブとを独立の
部品として設ける必要がなくなり、部品点数の削減を図
ることができると共に部品点数の削減によるコストダウ
ンを図ることができる等の効果を有する。
【0054】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、第1バルブの開度を規制するバルブストッ
パと第2バルブの開度を規制するバルブストッパとをロ
ッカーカバーとシリンダヘッドとシリンダとクランクケ
ースとのいずれかに一体形成したので、バルブストッパ
を独立の部品として設ける必要がなくなり、部品点数の
削減を図ることができると共に部品点数の削減によるコ
ストダウンを図ることができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例を示した縦断正
面図である。
【図2】各バルブの開閉タイミングを示したタイミング
チャートである。
【図3】請求項2記載の発明の一実施例を示した縦断正
面図である。
【図4】請求項3記載の発明の一実施例における縦断側
面図である。
【図5】図4におけるA−A線断面図である。
【図6】図4におけるB−B線断面図である。
【図7】図4におけるC−C線断面図である。
【図8】第1リードバルブと第2リードバルブとの取付
状態を拡大して示した縦断正面図である。
【図9】請求項4記載の発明の第一の実施例における第
1リードバルブと第2リードバルブとの取付状態を拡大
して示した縦断正面図である。
【図10】第1リードバルブと第2リードバルブとが一
体形成されたガスケットを示した平面図である。
【図11】請求項4記載の発明の第二の実施例を示した
縦断正面図である。
【図12】第二リードバルブの取付状態を拡大して示し
た縦断正面図である。
【図13】請求項5記載の発明の一実施例を拡大して示
した縦断正面図である。
【符号の説明】
1 クランクケース 2 シリンダ 3 シリンダヘッド 4 クランク室 6 ピストン 11 ロッカーカバー 12 動弁機構収納空間 13 吸気バルブ 13a 排気バルブ 19 動弁機構 22 気化器 23 吸気通路 24,31,42 吸入通路 25,45 戻し通路 26,26a 第1バルブ 27,27a 第2バルブ 28 第3バルブ 32 吸気系動弁機構 33 吸気系動弁機構収納空間 34 排気系動弁機構 35 排気系動弁機構収納空間 51,54 ガスケット 52 第1バルブ 53,55 第2バルブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンの往復動に伴って圧力が変化す
    るクランク室を有する4サイクルエンジンにおいて、潤
    滑油を含んだ混合気をシリンダ内へ供給する吸気通路を
    設け、この吸気通路と前記クランク室とを接続した吸入
    通路及び戻し通路を設け、前記吸気通路から前記クラン
    ク室内へ混合気が流れることのみを許容する第1バルブ
    を前記吸入通路中に設け、前記クランク室から吸気通路
    へ混合気が流れることのみを許容する第2バルブを前記
    戻し通路中に設け、前記吸気通路から気化器内への混合
    気の逆流を阻止する第3バルブを前記吸気通路中に設け
    たことを特徴とする4サイクルエンジンの潤滑装置。
  2. 【請求項2】 吸気バルブや排気バルブを開閉させる動
    弁機構を収納した動弁機構収納空間を吸入通路又は戻し
    通路の一部としたことを特徴とする請求項1記載の4サ
    イクルエンジンの潤滑装置。
  3. 【請求項3】 吸気バルブを開閉させる吸気系動弁機構
    を収納した吸気系動弁機構収納空間と排気バルブを開閉
    させる排気系動弁機構を収納した排気系動弁機構収納空
    間とに分離して設け、一方の動弁機構収納空間を吸入通
    路の一部とすると共に他方の動弁機構収納空間を戻し通
    路の一部としたことを特徴とする請求項1記載の4サイ
    クルエンジンの潤滑装置。
  4. 【請求項4】 ロッカーカバーとシリンダヘッドとの間
    に介装されたガスケット又は前記シリンダヘッドとシリ
    ンダとの間に介装されたガスケット又は前記シリンダと
    クランクケースとの間に介装されたガスケットのいずれ
    かに第1バルブと第2バルブとを一体形成したことを特
    徴とする請求項1,2又は3記載の4サイクルエンジン
    の潤滑装置。
  5. 【請求項5】 第1バルブの開度を規制するバルブスト
    ッパと第2バルブの開度を規制するバルブストッパとを
    ロッカーカバーとシリンダヘッドとシリンダとクランク
    ケースとのいずれかに一体形成したことを特徴とする請
    求項4記載の4サイクルエンジンの潤滑装置。
JP12228393A 1993-02-17 1993-05-25 4サイクルエンジンの潤滑装置 Withdrawn JPH06299830A (ja)

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JP2802193 1993-02-17
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08189322A (ja) * 1994-12-28 1996-07-23 Kawasaki Heavy Ind Ltd 4サイクルエンジン
US7096850B2 (en) 2003-01-14 2006-08-29 Kawasaki Jukogyo Kabushika Kaisha Four-cycle internal combustion engine
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JP5654645B1 (ja) * 2013-07-24 2015-01-14 株式会社工進 エンジンの潤滑装置

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