JP4795867B2 - 歩行型作業機用トランスミッションのブッシュ位置決め構造 - Google Patents

歩行型作業機用トランスミッションのブッシュ位置決め構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4795867B2
JP4795867B2 JP2006173858A JP2006173858A JP4795867B2 JP 4795867 B2 JP4795867 B2 JP 4795867B2 JP 2006173858 A JP2006173858 A JP 2006173858A JP 2006173858 A JP2006173858 A JP 2006173858A JP 4795867 B2 JP4795867 B2 JP 4795867B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bush
drive shaft
oil supply
protrusion
supply groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006173858A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008002612A (ja
Inventor
敏郎 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2006173858A priority Critical patent/JP4795867B2/ja
Publication of JP2008002612A publication Critical patent/JP2008002612A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4795867B2 publication Critical patent/JP4795867B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0467Elements of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0469Bearings or seals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2310/00Agricultural machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Description

本発明は、駆動軸を支持するブッシュを潤滑油を供給可能な位置に位置決めする歩行型作業機用トランスミッションのブッシュ位置決め構造に関する。
歩行型芝刈機のトランスミッションとして、ケースを一対の半ケースで構成し、一対の半ケース間に筒状のブッシュを挟持し、このブッシュに駆動軸を貫通させることで駆動軸をケースの内部から外部に延出し、この駆動軸から歩行型芝刈機の駆動輪に動力を伝えるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3263707号公報
このトランスミッションの駆動軸は水平に配置され、左右の端部がそれぞれ左右の駆動輪まで延びている。左端部に左ギヤが形成され、右端部に右ギヤが形成されている。
駆動軸が回転することで、左右のギヤが回転し、左ギヤの回転で左駆動輪を回転させるとともに、右ギヤの回転で右駆動輪を回転させる。
駆動軸をブッシュに対して円滑に回転させるためには、駆動軸とブッシュとの間に潤滑油を供給する必要がある。このため、通常のブッシュは、内周面に潤滑油を供給する油供給溝を有している。
ここで、ブッシュの内周面に対して駆動軸から押圧力や回転力が作用している。これらの押圧力や回転力は、ブッシュの内周面に対して所定方向から作用する。
よって、駆動軸とブッシュとの間に潤滑油を良好に供給するために、押圧力や回転力の作用方向を考慮して、油供給溝を、負荷が作用しない位置に位置決めする必要がある。
しかし、油供給溝を、負荷が作用しない位置に位置決めするためには、作業者が油供給溝の位置を確認しながらブッシュをケースに組み込む必要がある。
油供給溝の位置を確認しながらブッシュを組み込む作業は、作業者に負担がかかり、そのことが作業時間を短くする妨げになっていた。
本発明は、ブッシュの油供給溝を、負荷が作用しない位置に簡単に位置決めすることができる歩行型作業機用トランスミッションのブッシュ位置決め構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、上下一対の半ケースを組み付けたケースと、このケースに設けられた筒状のブッシュと、このブッシュに支持されて前記ケースの内部から外部に延びる駆動軸とを備え、前記ブッシュの内周面に潤滑油を供給する油供給溝を有する歩行型作業機用トランスミッションにおいて、前記ブッシュの外周面から外側に突出された位置決め用の突出部と、前記上下一対の半ケースにそれぞれ形成され、前記ブッシュを受け入れる上下の受入凹部と、これらの上下の受入凹部にそれぞれ形成され、前記突出部を収容する上下の嵌合溝と、を有し、前記ブッシュは、一方の端部に半径方向外側に張り出したフランジを有し、このフランジから他方の端部まで前記突出部を軸方向に延ばし、前記嵌合溝のうち、下の嵌合溝に前記突出部の下半分を収容するとともに、上の嵌合溝に前記突出部の上半分を収容し、前記油供給溝は、前記駆動軸の上方に位置して前記駆動軸の長手方向に沿って延びるように前記ブッシュの内周面に形成された第1油供給溝と、この第1油供給溝の端部から前記フランジの周縁まで上方に向かって前記フランジに形成される第2油供給溝とからなることで、前記第1油供給溝の端部が、前記第2油供給溝の端部に連通されていることを特徴とする。
請求項は、前記突出部は、断面が略矩形状に形成されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ブッシュの外周面に突出部を設けた。さらに、一対の半ケースの受入凹部のうち、少なくとも一方の受入凹部に嵌合溝を形成した。
そして、嵌合溝に突出部を収容することで、油供給溝を、ブッシュおよび駆動軸間に潤滑油を良好に供給可能な位置に位置決めすることにした。
よって、ブッシュをケースに組み付ける際に、嵌合溝に突出部を収容する簡単な作業で、ブッシュおよび駆動軸間に潤滑油を良好に供給可能な位置に油供給溝を位置決めすることができる。
これにより、作業者の負担を軽減することができ、作業時間を短くすることができるという利点がある。
加えて、請求項に係る発明では、一方の嵌合溝に突出部の一部を収容させ、他方の嵌合溝に突出部の残部を収容させるようにした。
よって、一方の嵌合溝に突出部の一部を収容させた際に、突出部の残部が外部に露出している。突出部の残部が外部に露出しているので、突出部の残部を目視で簡単に確認して、ブッシュが正常に組み付けられているか否かを判断することができる。
このように、ブッシュの組付け状態を、目視で簡単に確認することができるので、作業者の負担を一層軽減することができるという利点がある。
加えて、請求項に係る発明では、突出部を、ブッシュの一方の端部から他方の端部まで延ばした。突出部を比較的長く確保することが可能になり、突出部がケースに接触する面積を大きく確保することができる。
さらに、請求項1に係る発明では、第1油供給溝の端部は、第2油供給溝の端部に連通されている。これにより、ケース内の潤滑油を、第2油供給溝から第1油供給溝に良好に導くことができる。
よって、ブッシュを回転させようとする力が発生した際に、単位面積当たりの力を小さく抑えることができる。
これにより、ブッシュが回転することを一層確実に防いで、ブッシュおよび駆動軸間に潤滑油を良好に供給可能な位置に油供給溝を一層確実に保持することができるという利点がある。
請求項に係る発明では、突出部の断面を略矩形状に形成することで、突出部の両側面を、ブッシュを回転させようとする力に対して略直交させることができる。
これにより、ブッシュを回転させようとする力を、突出部の両側面で効率よく受けて、ブッシュが回転することをさらに確実に防ぐことができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は作業者から見た方向に従い、前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRとして示す。
図1は本発明に係る歩行型作業機用トランスミッションを備えた歩行型芝刈機を示す斜視図である。
歩行型芝刈機10は、機体(図示せず)の前部に左右の前輪11を備えるとともに後部に左右の後輪12を備え、左右の前輪11および左右の後輪12間にエンジン13を備え、このエンジン13の下方に芝刈用刈刃14を備え、エンジン13の回転を左右の後輪12に伝える歩行型作業機用トランスミッション(以下、「トランスミッション」と略記する)15を備え、前記機体から後方へ操作用のハンドル17を延ばしたものである。
トランスミッション15は、ケース21の上部から入力軸24が上方に突出し、入力軸24の上端に従動プーリ25が設けられ、ケース21の左右側部から後輪駆動軸(駆動軸)26が延出され、ケース21の上部にクラッチアーム27および変速アーム28が設けられている。
ケース21は、上半ケース22および下半ケース(一対の半ケース)23を有し、上半ケース22および下半ケース23をボルト31…(…は複数を示す)で締め付けることにより、密封状態に組み付けられている。
従動プーリ25は、駆動ベルト32を介して駆動プーリ33に連結されている。駆動プーリ33は、エンジン13に連結された駆動軸34に設けられている。
後輪駆動軸26の左端部に左ギヤ36が備えられ、左ギヤ36が左従動ギヤ37に噛み合っている。左従動ギヤ37に左車軸38を介して左後輪12が連結されている。
後輪駆動軸26の右端部に右ギヤ41が備えられ、右ギヤ41が右従動ギヤ42に噛み合っている。右従動ギヤ42に右車軸43を介して右後輪12が連結されている。
クラッチアーム27は、クラッチケーブル45を介してクラッチレバー46に連結されている。クラッチレバー46は、ハンドル17に揺動自在に設けられている。
クラッチレバー46を操作することで、クラッチアーム27が作動し、トランスミッション15のクラッチ機構18(図2参照)を「クラッチ入」と「クラッチ切」とに切り替える。
変速アーム28は、変速ケーブル47を介して変速レバー48に連結されている。変速レバー48は、ハンドル17に設けられている。
変速レバー48を操作することで、変速アーム28が作動し、トランスミッション15の変速機構19(図2参照)を変速する。
歩行型芝刈機10によれば、エンジン13を駆動することにより駆動軸34が回転する。駆動軸34が回転することで、駆動プーリ33が回転するとともに、芝刈用刈刃14が回転する。駆動プーリ33が回転することで、駆動ベルト32および駆動ベルト32を介して入力軸24が回転する。
入力軸24の回転が後輪駆動軸26に伝わる。後輪駆動軸26の回転が、左車軸38を介して左後輪12に伝わるとともに、右車軸43を介して右後輪12に伝わる。
これにより、左右の後輪12,12および左右の前輪11,11で自走しながら、芝刈用刈刃14で芝草などの草を刈ることができる。
図2は本発明に係るブッシュ位置決め構造を備えた歩行型作業機用トランスミッションを示す断面図である。
トランスミッション15は、密封状態のケース21内の中間軸51にクラッチ機構18が設けられ、ケース21内の中間軸51および後輪駆動軸26に変速機構19が設けられ、ケース21内に潤滑油50が充填されている。
すなわち、クラッチ機構18や変速機構19は潤滑油50中に浸漬されている。
中間軸51は、左右の端部51a,51bがそれぞれ左右の中間軸ブッシュ55,56を介してケース21に回転自在に支持されている。
後輪駆動軸26は、左右の駆動軸ブッシュ(ブッシュ)57,58を介してケース21に回転自在に支持されている。この後輪駆動軸26は、ケース21の内部から左右の側部21a,21bを経てケース21の外部に延出されている。
左右の中間軸ブッシュ55,56および左右の駆動軸ブッシュ57,58は、同じ形状の部材である。右駆動軸ブッシュ58については、後で詳しく説明する。
後輪駆動軸26の右駆動軸ブッシュ58近傍の部位に貫通孔61が形成され、貫通孔61に位置決めピン62が差し込まれる。位置決めピン62に隣接してスラストワッシャ63が設けられている。
スラストワッシャ63は、外周から位置決めピン62側に折り曲げられたストッパ部132を備える。ストッパ部132を環状に形成することで、位置決めピン62の両端側に配置することができる。よって、位置決めピン62が貫通孔61から抜け出すことを防止する。
スラストワッシャ63および位置決めピン62については、後で詳しく説明する。
クラッチ機構18は、中間軸51に左右のコーン65,66が嵌め込まれ、左右のコーン65,66がそれぞれ左右のロックピン67,68で中間軸51にロックされ、左右のコーン65,66にギヤリング71が嵌め込まれ、左コーン65の左側に左スラストワッシャ(スラストベアリング)72が設けられ、右コーン66の右側に右スラストワッシャ(スラストベアリング)73が設けられ、左スラストワッシャ72に隣接して押圧プレート74が設けられ、押圧プレート74の後端部74aにカム部材75のカム81が接触している。
カム部材75のカム軸82(図1参照)にクラッチアーム27が連結されている。
ギヤリング71は、外周にウォームホイール76が形成され、内周に左右の傾斜面77,78が形成されている。ウォームホイール76にウォーム79が噛み合っている。ウォーム79は入力軸24(図1も参照)に同軸上に形成されている。
よって、入力軸24が回転すると、ウォーム79が回転し、ウォーム79の回転がウォームホイール76に伝わる。
この状態で、図1に示すカム軸82をクラッチアーム27で操作して、カム81で押圧プレート74を左スラストワッシャ72に押し付ける。
左コーン65の傾斜面65aが、ギヤリング71の左傾斜面77に押圧されるとともに、右コーン66の傾斜面66aが、ギヤリング71の右傾斜面78に押圧される。
これにより、ギヤリング71の回転が左右のコーン65,66および左右のロックピン67,68を介して中間軸51に伝えられる。
変速機構19は、中間軸51に第1〜第3の駆動ギヤ84〜86が複数個設けられ、第1〜第3の駆動ギヤ84〜86に第1〜第3の変速ギヤ87〜89が噛み合い、第1〜第3の変速ギヤ87〜89がボス部材90に回転自在に取り付けられ、ボス部材90が後輪駆動軸26に取り付けられ、ボス部材90の右側にシフタ92が設けられ、シフタ92にキー部材およびばね部材(図示せず)が設けられ、シフタ92を操作するシフトフォーク98を備える。
シフトフォーク98には、変速操作軸99を介して変速アーム28(図1参照)が設けられている。
図1に示す変速レバー48を操作することで、変速アーム28が作動して変速操作軸99が回動する。変速操作軸99が回動することで、シフトフォーク98が変速操作軸99を軸にしてスイング移動する。シフトフォーク98がスイング移動することで、シフタ92が後輪駆動軸26に沿って摺動する。
以下、左右の中間軸ブッシュ55,56および左右の駆動軸ブッシュ57,58のうち、一例として、右駆動軸ブッシュ(ブッシュ)58を位置決めするブッシュ位置決め構造110について説明する。
なお、左右の中間軸ブッシュ55,56および左駆動軸ブッシュ57は、右駆動軸ブッシュ58と同様であり、右駆動軸ブッシュ58のみを説明して左右の中間軸ブッシュ55,56および左駆動軸ブッシュ57の説明は省略する。
図3は図2の3部拡大図、図4は本発明に係るブッシュ位置決め構造を示す斜視図、図5は本発明に係るブッシュ位置決め構造を示す分解斜視図である。
ブッシュ位置決め構造110は、右駆動軸ブッシュ58のブッシュ本体112に形成された突出部113と、上半ケース22に形成された上受入凹部(受入凹部)115と、下半ケース23に形成された下受入凹部(受入凹部)116と、上受入凹部115に形成された上嵌合溝(嵌合溝)117と、下受入凹部116に形成された下嵌合溝(嵌合溝)118とを有する。
右駆動軸ブッシュ58は、中空状のブッシュ本体112が筒状体に形成され、ブッシュ本体112の内端部(一方の端部)112aにフランジ121が形成され、ブッシュ本体112の内周面112cに第1油供給溝(油供給溝)122が形成され、フランジ121に第2油供給溝123が形成され、ブッシュ本体112の外周面112dに突出部113が形成されている。
第1油供給溝122は、後輪駆動軸26および右駆動軸ブッシュ58間に潤滑油50を供給するための溝である。
第2油供給溝123は、フランジ121のうち、ケース21の内部に臨む面121aに、内周端121bから外周端121cまで延出された溝である。
フランジ121は、内端部112aから半径方向外側に張り出した円形状の張出部である。
突出部113は、ブッシュ本体112の外周面112dから半径方向に突出された位置決め用の部位である。
突出部113は、フランジ121から外端部(他方の端部)112bまで軸方向に延出され、突出高さをフランジ121の張出高さに合わせたものである。
突出部113をフランジ121から外端部112bまで軸方向に延出することで、突出部113を比較的長くして、突出部113がケース21に接触する面積を大きく確保できる。
よって、右駆動軸ブッシュ58を回転させようとする力が発生した際に、単位面積当たりの力を小さく抑えることができる。
これにより、右駆動軸ブッシュ58が回転することを防いで、右駆動軸ブッシュ58および後輪駆動軸26間に潤滑油50を良好に供給可能な位置に第1油供給溝122を保持することができる。
突出部113の突出高さをフランジ121の張出高さに合わせた。突出部113の外側面113cが、フランジ121の外周121dと面一に形成される。
突出部113およびフランジ121を面一に形成することで、右駆動軸ブッシュ58の形状を簡素に抑えることができ、生産性の向上を図ることができる。
加えて、突出部113およびフランジ121を面一に形成することで、従来と同様の管理が可能になる。
この突出部113は、第1油供給溝122に対して矢印方向(時計回り方向)に90度離れた位置に形成されている(図7も参照)。
突出部113を第1油供給溝122に対して90度離れた位置に形成した理由は後述する。
下受入凹部116は湾曲状に形成され、ブッシュ本体112の下半分が受け入れ可能である。この下受入凹部116には下嵌合溝118が形成されている。下嵌合溝118は、下受入凹部116の軸方向に沿って延び、突出部113の下半分(突出部113の一部)113aを受け入れ可能に形成されている。
上受入凹部115は湾曲状に形成され、ブッシュ本体112の上半分が受け入れ可能である。この上受入凹部115には上嵌合溝117が形成されている。上嵌合溝117は、上受入凹部115の軸方向に沿って延び、突出部113の上半分(突出部113の残部)113bを受け入れ可能に形成されている。
なお、図3に示すように、右駆動軸ブッシュ58の外側において、ケース21と右駆動軸ブッシュ58との間にシール部材125が設けられている。
図6は図5の6−6線断面図である。
第1油供給溝122は、ブッシュ本体112の軸方向に内端部112aから外端部112bまで延出されている。
第1油供給溝122の内側端部122aは、第2油供給溝123の内周側端部123aに連通されている。
これにより、ケース21内の潤滑油を、第2油供給溝123から第1油供給溝122に良好に導くことができる。
図7は本発明に係るブッシュ位置決め構造の断面図である。
下半ケース23の下受入凹部116にブッシュ本体112の下半分が収容されるとともに、下嵌合溝118に突出部113の下半分113aが収容される。
上受入凹部115にブッシュ本体112の上半分が収容されるとともに、上嵌合溝117に突出部113の上半分113bが収容される。これにより、右駆動軸ブッシュ58がケース21に取り付けられる。
前述したように、突出部113は、第1油供給溝122に対して矢印方向に90度離れた位置に形成されている。
よって、下嵌合溝118に突出部113の下半分113aを収容するとともに、上嵌合溝117に突出部113の上半分113bを収容することで、第1油供給溝122を上方に配置することができる。
ここで、後輪駆動軸26には、第1〜第3の変速ギヤ87〜89(図2参照)から荷重が作用する。この荷重は、右駆動軸ブッシュ58(ブッシュ本体112)の上側には比較的大きな負荷がかからないように後輪駆動軸26に作用している。
よって、第1油供給溝122を上方に配置することで、第1油供給溝122から後輪駆動軸26とブッシュ本体112との間に潤滑油50を良好に供給することができる。
このように、下嵌合溝118に突出部113の下半分113aを収容するとともに、上嵌合溝117に突出部113の上半分113bを収容することで、第1油供給溝122を、ブッシュ本体112および後輪駆動軸26間に潤滑油50(図2参照)を良好に供給可能な位置に位置決めすることができる。
ところで、右駆動軸ブッシュ58の突出部113は、断面が略矩形状に形成されている。よって、突出部113の両側面113d,113dを、右駆動軸ブッシュ58を回転させようとする力に対して略直交させることができる。
これにより、右駆動軸ブッシュ58を回転させようとする力を、突出部113の両側面113d,113dで効率よく受けて、右駆動軸ブッシュ58が回転することを防ぐことができる。
図3〜図5に戻って、スラストワッシャ63を位置決めピン62で位置決めするスラストワッシャの位置決め構造130について説明する。
スラストワッシャの位置決め構造130は、ケース21に回転自在に支持された後輪駆動軸26にスラストワッシャ63が嵌合され、このスラストワッシャ63をケース21側に近接させた状態に位置決め(保持)するものである。
スラストワッシャの位置決め構造130は、後輪駆動軸26に位置決めピン62を貫通させることで、位置決めピン62をスラストワッシャ63に近接させて配置し、位置決めピン62の両端部62a,62aを環状のストッパ部132で覆うように構成したものである。
後輪駆動軸26に貫通孔61が形成され、貫通孔61に位置決めピン62が貫通されている。
位置決めピン62は、図3に示すように、スラストワッシャ63の両面63a,63bのうち、ケース21側に対して反対側の面63aに近接させた状態で配置され、両端部62a,62aが後輪駆動軸26から突出されている。
スラストワッシャ63は、後輪駆動軸26に嵌合可能なワッシャ本体131と、ワッシャ本体131の外周131aに設けられた環状のストッパ部132とを有する。
ワッシャ本体131は、後輪駆動軸26に嵌合可能な嵌合孔131bが形成され、外周131aが円弧状に形成されている。
ストッパ部132は、ワッシャ本体131の外周131aから後輪駆動軸26に沿って(平行に)ケース21の内部側に延出された環状の部位である。
よって、ストッパ部132に位置決めピン62の両端部62a,62aが当接した際に、ストッパ部132を、位置決めピン62から受ける力に対して略直交させることができる。
これにより、位置決めピン62から受ける力をストッパ部132で効率よく受けて、位置決めピン62を後輪駆動軸26に貫通させた状態に確実に保つことができる。
また、ストッパ部132は、位置決めピン62の外周面62bに対して一定寸法Lだけ突出するように延出されている。
環状のストッパ部132を、位置決めピン62の外周面62bに対して一定寸法Lだけ突出させることで、ストッパ部132に位置決めピン62の両端部62a,62aを確実に当接させることができる。
これにより、位置決めピン62を後輪駆動軸26に貫通させた状態に確実に保つことができる。
さらに、ストッパ部132は、位置決めピン62の両端部62a,62aに対して非接触状態に保たれている。
これにより、位置決めピン62が後輪駆動軸26と一体に回転することを、環状のストッパ部132で妨げる虞はない。
加えて、組付け作業の際に、環状のストッパ部132で位置決めピン62を簡単に覆うことができ、組付け作業の容易化を図ることができる。
上述したストッパ部132は、ワッシャ本体131から位置決めピン62の両端部62a,62a側に折り曲げられた折曲片である。
ストッパ部132を折り曲げるだけで形成することができるので、スラストワッシャ63を安価に製造することができる。
スラストワッシャ63のワッシャ本体131と、右駆動軸ブッシュ58のフランジ121との間に、もう一つのスラストワッシャ135が配置されている。このスラストワッシャ135は、スラストワッシャ63と同様に、後輪駆動軸26に嵌合されている。
スラストワッシャ63は、ワッシャ本体131が位置決めピン62でスラストワッシャ135に近接させた状態に位置決めされる。
これにより、図2、図3において、後輪駆動軸26が右側に移動する(抜け出す)ことを防ぐことができる。
以上に説明したように、スラストワッシャの位置決め構造130によれば、スラストワッシャ63に近接させて位置決めピン62を後輪駆動軸26に貫通し、位置決めピン62の両端部62a,62aを後輪駆動軸26から突出させた。
ワッシャ本体131の外周131aから位置決めピン62に向けて環状のストッパ部132を延ばした。そして、ストッパ部132で位置決めピン62の両端部62a,62aを覆うようにした。
位置決めピン62の両端部62a,62aをストッパ部132に当接させることで、位置決めピン62を後輪駆動軸26に貫通させた状態に保つことができる。よって、位置決めピン62でスラストワッシャ63を所定位置に位置決めすることができる。
これにより、従来技術で説明した、ギヤのボス部を長く延ばす必要がなく、重量の増加を抑えることができる。
さらに、位置決めピン62の両端部62a,62aをストッパ部132に当接させることで、従来技術で説明したように、位置決めピン62に張出部を形成したり、割ピンを差し込む必要がない。
これにより、位置決めピン62の形状を簡略化でき、かつ部品点数を減らすことができる
つぎに、ブッシュ位置決め構造110を用いて右駆動軸ブッシュ58をケース21に組み付ける例を図8〜図9に基づいて説明する。
図8(a),(b)は本発明に係るブッシュ位置決め構造を用いて右駆動軸ブッシュをケースに組み付ける手順を説明する図である。
(a)において、下半ケース23の下受入凹部116の上方に右駆動軸ブッシュ58を配置するとともに、下嵌合溝118に突出部113の下半分113aを合わせる。
右駆動軸ブッシュ58を矢印Aの如く下受入凹部116に向けて移動させる。
(b)において、下半ケース23の下受入凹部116にブッシュ本体112の下半分を収容する。同時に、下嵌合溝118に突出部113の下半分113aを収容する。
この状態で、突出部113の上半分113bが外部に露出している。よって、突出部の上半分113bを目視で簡単に確認して、右駆動軸ブッシュ58が正常に組み付けられているか否かを判断することができる。
右駆動軸ブッシュ58の組付け状態を、目視で簡単に確認することができるので、作業者の負担を軽減することができる。
下半ケース23の下受入凹部116にブッシュ本体112の下半分を収容するとともに、下嵌合溝118に突出部113の下半分113aを収容した後、下半ケース23に上半ケース22を矢印Bの如く被せる。
(c)において、上半ケース22の上受入凹部115にブッシュ本体112の上半分を収容するとともに、上嵌合溝117に突出部113の上半分113bを収容する。これにより、右駆動軸ブッシュ58がケース21に取り付けられる。
ここで、突出部113は、第1油供給溝122に対して時計回り方向に90度離れた位置に形成されている。
よって、右駆動軸ブッシュ58をケース21に取り付けることで、第1油供給溝122が上方に配置される。
前述したように、第1油供給溝122を上方に配置することで、第1油供給溝122から後輪駆動軸26とブッシュ本体112との間に潤滑油50を良好に供給することができる。
よって、右駆動軸ブッシュ58をケース21に組み付ける際に、上下の嵌合溝117,118に突出部113を収容する簡単な作業で、右駆動軸ブッシュ58および後輪駆動軸26間に潤滑油50を良好に供給可能な位置に第1油供給溝122を位置決めすることができる。
これにより、作業者の負担を軽減することができ、作業時間を短くすることができる。
図9(a),(b)は右駆動軸ブッシュを誤って組み付けた比較例を説明する図であり、(a)は比較例1、(b)は比較例2を示す。
(a)において、右駆動軸ブッシュ58のブッシュ本体112を下半ケース23の下受入凹部116に収容する際に、突出部113を下嵌合溝118の反対側に配置することが考えられる。
この場合、第1油供給溝122は下側に位置する。
突出部113の下半部113aが下嵌合溝118に収容されないで、突出部113が下半ケース23から大きく突出する。
この状態で、下半ケース23に上半ケース22を被せると、上半ケース22が突出部113に当接する。
上半ケース22と下半ケース23との間に隙間が発生して、上半ケース22を下半ケース23に重ね合わせることができない。
これにより、第1油供給溝122を下側に配置した状態で、右駆動軸ブッシュ58をケース21に組み付ける虞はない。
(b)において、右駆動軸ブッシュ58のブッシュ本体112を下半ケース23の下受入凹部116に収容する際に、突出部113を上方に配置することが考えられる。
この場合、第1油供給溝122は横方向に位置する。
突出部113が上方に大きく突出する。
この状態で、下半ケース23に上半ケース22を被せると、上半ケース22が突出部113に当接する。
上半ケース22と下半ケース23との間に隙間が発生して、上半ケース22を下半ケース23に重ね合わせることができない。
これにより、第1油供給溝122を横方向に配置した状態で、右駆動軸ブッシュ58をケース21に組み付ける虞はない。
なお、前記実施の形態では、上下の受入凹部115,116に上下の嵌合溝117,118をそれぞれ形成した例について説明したが、上下の受入凹部115,116のいずれか一方のみに嵌合溝を形成することも可能である。
この嵌合溝に突出部113の全体を収容させることで、第1油供給溝122の位置決めをおこなうことができる。
また、前記実施の形態で例示した突出部113の形状は適宜変更が可能である。
すなわち、突出部113の断面形状を略矩形状に限定しないで、例えば三角形などの他の断面形状に形成することも可能である。
また、突出部113の長さは、フランジ121から外端部112bまで延長した長さに形成する必要はなく、任意に選択することができる。
さらに、前記実施の形態では、歩行型作業機として歩行型芝刈機を例示したが、これに限らないで、その他の作業機に適用することも可能である。
例えば、歩行型草刈機、歩行型除雪機、歩行型耕耘機、動力機付きの歩行型一輪・二輪・三輪・四輪運搬車などに適用可能である。
本発明は、駆動軸を支持するブッシュを潤滑油を供給可能な位置に位置決めする歩行型作業機用トランスミッションへの適用に良好である。
本発明に係る歩行型作業機用トランスミッションを備えた歩行型芝刈機を示す斜視図である。 本発明に係るブッシュ位置決め構造を備えた歩行型作業機用トランスミッションを示す断面図である。 図2の3部拡大図である。 本発明に係るブッシュ位置決め構造を示す斜視図である。 本発明に係るブッシュ位置決め構造を示す分解斜視図である。 図5の6−6線断面図である。 本発明に係るブッシュ位置決め構造の断面図である。 本発明に係るブッシュ位置決め構造を用いて右駆動軸ブッシュをケースに組み付ける手順を説明する図である。 右駆動軸ブッシュを誤って組み付けた比較例を説明する図である。
符号の説明
10…歩行型芝刈機、15…歩行型作業機用トランスミッション、21…ケース、22…上半ケース(半ケース)、23…下半ケース(半ケース)、26…後輪駆動軸(駆動軸)、50…潤滑油、58…右駆動軸ブッシュ(ブッシュ)、110…歩行型作業機用トランスミッションのブッシュ位置決め構造、112a…内端部(一方の端部)、112b…外端部(他方の端部)、112…ブッシュ本体、112c…内周面、112d…外周面、113…突出部、113a…突出部の下半分(突出部113の一部)、113b…突出部113の上半分(突出部113の残部)、115…上受入凹部(受入凹部)、116…下受入凹部(受入凹部)、117…上嵌合溝(嵌合溝)、118…下嵌合溝(嵌合溝)、121…フランジ、122…第1油供給溝(油供給溝)。

Claims (2)

  1. 上下一対の半ケース(22,23)を組み付けたケース(21)と、このケース(21)に設けられた筒状のブッシュ(58)と、このブッシュ(58)に支持されて前記ケース(21)の内部から外部に延びる駆動軸(26)とを備え、前記ブッシュ(58)の内周面(112c)に潤滑油を供給する油供給溝を有する歩行型作業機用トランスミッションにおいて、
    前記ブッシュ(58)の外周面(112d)から外側に突出された位置決め用の突出部(113)と、
    前記上下一対の半ケース(22,23)にそれぞれ形成され、前記ブッシュ(58)を受け入れる上下の受入凹部(115,116)と、
    これら上下の受入凹部(115,116)にそれぞれ形成され、前記突出部(113)を収容する上下の嵌合溝(117,118)と、を有し、
    前記ブッシュ(58)は、一方の端部に半径方向外側に張り出したフランジ(121)を有し、
    このフランジ(121)から他方の端部まで前記突出部(113)を軸方向に延ばし、
    前記嵌合溝(117,118)のうち、下の嵌合溝(118)に前記突出部(113)の下半分を収容するとともに、上の嵌合溝(117)に前記突出部(113)の上半分を収容し
    前記油供給溝は、前記駆動軸(26)の上方に位置して前記駆動軸(26)の長手方向に沿って延びるように前記ブッシュ(58)の内周面(112c)に形成された第1油供給溝(122)と、この第1油供給溝(122)の端部(122a)から前記フランジ(121)の周縁まで上方に向かって前記フランジ(121)に形成される第2油供給溝(123)とからなることで、前記第1油供給溝(122)の端部(122a)が、前記第2油供給溝(123)の端部(123a)に連通されていることを特徴とする歩行型作業機用トランスミッションのブッシュ位置決め構造。
  2. 前記突出部(113)は、断面が略矩形状に形成されたことを特徴とする請求項記載の歩行型作業機用トランスミッションのブッシュ位置決め構造。
JP2006173858A 2006-06-23 2006-06-23 歩行型作業機用トランスミッションのブッシュ位置決め構造 Expired - Fee Related JP4795867B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006173858A JP4795867B2 (ja) 2006-06-23 2006-06-23 歩行型作業機用トランスミッションのブッシュ位置決め構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006173858A JP4795867B2 (ja) 2006-06-23 2006-06-23 歩行型作業機用トランスミッションのブッシュ位置決め構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008002612A JP2008002612A (ja) 2008-01-10
JP4795867B2 true JP4795867B2 (ja) 2011-10-19

Family

ID=39007157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006173858A Expired - Fee Related JP4795867B2 (ja) 2006-06-23 2006-06-23 歩行型作業機用トランスミッションのブッシュ位置決め構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4795867B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6293437B2 (ja) * 2013-08-26 2018-03-14 日野自動車株式会社 軸受構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01122523U (ja) * 1988-02-16 1989-08-21
JPH03263707A (ja) * 1990-03-13 1991-11-25 Tdk Corp 誘電体磁器組成物
JP2924064B2 (ja) * 1990-03-31 1999-07-26 スズキ株式会社 パワートレイン
JPH05306710A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Suzuki Motor Corp スラストメタルの取付構造
JPH10103455A (ja) * 1996-09-30 1998-04-21 Suzuki Motor Corp トランスファの軸受装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008002612A (ja) 2008-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6655515B2 (en) Modular bi-directional overrunning wheel clutch
US8297386B2 (en) Work vehicle
EP1707837A1 (en) Bi-directional overrunning clutch for a transaxle
EP3718806B1 (en) Hybrid vehicle
US8365636B2 (en) Automatic traction enhancement for a transaxle
US10837537B2 (en) Transmission
US6098386A (en) Riding lawn mower and transmission for the same
JP4795867B2 (ja) 歩行型作業機用トランスミッションのブッシュ位置決め構造
CN111788406A (zh) 轮式机器的传动装置
JP2022131351A (ja) 動力伝達ユニット
JP4878510B2 (ja) スラストワッシャの位置決め構造
JP2000170856A (ja) 作業機の動力伝達装置
US20230272851A1 (en) Power transmission unit
US20050087418A1 (en) Power transmission mechanism
EP2307764B1 (en) Transmission comprising creeper gear arrangement
JP4795868B2 (ja) コーンクラッチ機構
KR20190116678A (ko) 농업용 작업차의 pto 축 수납 장치
JP4787085B2 (ja) クラッチ機構
JP4726717B2 (ja) キーシフト式変速装置
JP7129854B2 (ja) トラクタ
JP4658869B2 (ja) キーシフト式変速装置
JP2023120688A (ja) テンション機構
JP4472628B2 (ja) 動力伝達装置における回転軸の組付構造
JP2001208196A (ja) 自動二輪車用電動式変速装置
JP2023120689A (ja) 回転機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110726

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110728

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4795867

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees