JP4795828B2 - スプリンクラヘッド - Google Patents

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Description

この発明は、消火設備に設けられているスプリンクラヘッドに関するものであり、更に述べると、ガイドロッドに支持されているデフレクタを備えたスプリンクラヘッドに関するものである。
従来のフラッシュ型スプリンクラヘッドは、ヘッド本体の中央に放水口を設け、該ヘッド本体の鍔部に円筒フレームを螺着し、該円筒フレームに感熱分解部を装着し、該感熱分解部により放水口を封鎖する弁体や消火水を分散せしめるデフレクタが支持されている。このデフレクタは、複数本のガイドロッドを介してストッパリングに固定されている。
この様なスプリンクラヘッドにおいては、ヘッドの中心部にある放水口からの消火水がガイドロッドに衝突するので、該ガイドロッドの裏側方向の領域が他の部分よりも散水量が少なくなり、均一な散水が行えない、という問題がある。ここで、ガイドロッドの裏側方向とは、デフレクタの中心方向を表側としており、デフレクタの外周方向をさしている。
そこで、この問題を解決するために、デフレクタの周縁部に爪(羽根)を直立して設け、ガイドロッドと対向する位置の爪だけには、切欠を設けたスプリンクラヘッドが開発されている(例えば、特許文献1、参照)。このスプリンクラヘッドでは、前記切欠から流れる水により、ガイドロッド裏側方向の散水量の低下を防いでいる。
実公平3−13334号公報
従来例では、切欠を設けることで、ガイドロッドの裏側方向にも水が流れ込む様にしているが、該切欠に至るまでに、ガイドロッドに衝突して水流が二分されるので、該切欠のある爪までに到達する水量がもとから少なく、均一な散水をするには不十分であった。
本件発明は、ガイドロッドと対向する爪だけでなく、その両側の爪の形状も改良することで、ガイドロッドの裏側方向の散水量を増やして、均一な散水を行うことのできるスプリンクラヘッドを得ることを目的とする。
この発明は、周縁部に間隔をおいて複数の爪を立設したデフレクタと、該デフレクタを支持するガイドロッドとを備えたスプリンクラヘッドにおいて;前記ガイドロッドと対向する爪の両側にある爪の高さを、前記デフレクタに立設した他の全ての爪の高さよりも高くしたことを特徴とする。
この発明は、周縁部に間隔をおいて複数の爪を立設したデフレクタと、該デフレクタを支持するガイドロッドとを備えたスプリンクラヘッドにおいて;前記ガイドロッドと対向する爪の両側にある爪の幅を、前記ガイドロッドと対向する爪を除く他の爪の幅よりも広くしたことを特徴とする。
この発明は、周縁部に間隔をおいて複数の爪を立設したデフレクタと、該デフレクタを支持するガイドロッドとを備えたスプリンクラヘッドにおいて;前記ガイドロッドと対向する爪の両側にある爪の高さを、他の爪の高さよりも高くし、かつ、前記両側の爪の幅を、前記ガイドロッドと対向する爪を除く他の爪の幅よりも広くしたことを特徴とする。
この発明の前記複数の爪のうち、ガイドロッドと対向する爪の高さが、最も低いことを特徴とする。
この発明は、以上の様に構成したので、ガイドロッドと対向する爪の両側の爪は、該ガイドロッドに衝突して分けられた水流を、従来よりも多く受けることができる。そして、前記両側の爪にあたった水流の一部は、進行方向を変え、該ガイドロッドの裏側方向に流れるため、前記ガイドロッドの裏側の散水を従来より増やすことができるので、全体として均一な散水分布を得ることができる。
本件発明者は、ガイドロッドの裏側方向にも十分に消火水を散布するためには、ガイドロッドと対向する爪の両側の爪が受ける水流量を、増大させればよいと考えた。
そこで、研究実験を重ねた結果、前記両側の爪の面積を他の爪の面積より大きくすればよいことが分かった。この爪の面積は、次の(1)、(2)、(3)により大きくすることができる。
(1)前記両側の爪の高さを他の爪の高さより高くすること。
(2)前記両側の爪の幅を、ガイドロッドと対向する爪を除く他の爪の幅より広くすること。
(3)前記両側の爪の高さを、他の爪の高さより高くするとともに、その幅を、ガイドロッドと対向する爪を除く他の爪の幅より広くすること。
この発明は、上記知見に基づいてなされたものである。
この発明の第1実施例を図1〜図7により説明する。
天井に配設されている図示しないスプリンクラヘッド配管には、フラッシュ型スプリンクラヘッドSPが連結されている。このヘッドSPは、ヘッド本体1の中央に放水口3を設け、その鍔部5には、円筒フレーム7が螺着されている。前記円筒フレーム7には、弁体9を前記放水口3に押し付け圧力水を封止する感熱分解部11と、ガイドロッド13を介してストッパリング15に連結されているデフレクタ17と、が設けられている。デフレクタ17は、このガイドロッド13により支持されている。
19はデフレクタ17内を落下するアームガイド、21は弁体9を支持するバランサ、23は半田(可溶片)25を収容したシリンダ、27は椀状の感熱板、30は前記半田25を押圧するピストン、35はガイドロッド13の嵌着穴、37はアームガイド19の脚部の摺動落下用長穴、をそれぞれ示す。
デフレクタ17の周縁部には、間隔をおいて複数の爪31,32,33が立設されている。前記爪31は、ガイドロッド13と対向する爪(浅立爪)で、水平に対して角度θ傾斜し(図5参照)、その高さはh(図4参照)、幅はw(第2図参照)に形成されている。例えば、前記角度θ=45度、高さh=2.1mm、幅w=2.6mm、に形成されている。
前記爪32は、前記ガイドロッド13と対向する爪31の両側の爪(三角直立爪)で、ほぼ垂直状に形成され、その浅立爪31側の側部は、三角形状に切り欠かれている。該爪32の高さはh1(図4参照)、幅はw1(第2図参照)に形成されている。例えば、前記高さh1=3.1mm、幅w1=2.6mm、に形成されている。
前記爪33は、垂直状に形成された従来の爪(角形爪)であり、この爪33の高さはh2(図4参照)、幅はw2(第2図参照)、に形成されている。例えば、前記高さh2=2.6mm、幅w2=1.9mm、に形成されている。
前記爪31、32、33の関係をまとめると、三角直立爪32の高さh1は、他の爪31、33の高さh、h2より高く、その幅w1は、浅立爪31の幅wと同一であるが、角形爪33の幅w2よりも広く形成されている。
なお、浅立爪31と三角直立爪32との間の溝38は、角形爪33間の溝39よりも中心側に深く入り込んでいる。そして、この溝38の先端部分から浅立爪31は、上方に向かって折り曲げられている(図5、図6参照)。又、浅立爪31の径、即ち、デフレクタ17の中心からの距離は、三角直立爪32より短く形成され、前記爪32、33よりも少しデフレクタ17の中心側に引っ込んでいる。
次に、本実施例の作動について説明する。
火災が発生すると、スプリンクラヘッドSPの半田25が火災熱により溶融し、ピストン30が摺動し、感熱分解部11が分解する。
そうすると、ストッパリング15が円筒フレーム7内を落下して、該円筒フレーム7の下端部に係止し、前記デフレクタ17は円筒フレーム7から離れるとともに、弁体9がアームガイド19に案内されながら落下して放水口3が開放される。この弁体9は、図7に示すように、前記デフレクタ17に着座し、前記長穴37を塞ぐ。
放水口3から放出される消火水wは、弁体9に衝突して分散され、デフレクタ17上を爪31、32、33に向かって進行する。この分散された消火水wのうち、ガイドロッド13に向かって流れる水流w1は、図6に示すように、該ガイドロッド13に衝突して2つに分けられ、水流w2となる。
前記水流w2は、直進して、ガイドロッド13と対向する浅立爪31の両側の三角直立爪32にあたる。この爪32にあたった水流w2の一部は、水流w3となって前記浅立爪31側に向かう。
この時、三角直立爪32は、高さ及び幅が大きく形成され、他の爪31、33よりも爪面積が大きいので、前記ガイドロッド13によって分流された水流w2をたくさん受けることができる。
前記三角直立爪32にあたった消火水w2の一部w3は、ガイドロッド13の裏側方向に流れる。そのため、三角直立爪32の爪面積を大きくすることにより、ガイドロッド13の裏側方向の散水を増やすことができる。従って、ガイドロッド13の裏側近傍の散水分布を、設計通りにすることができる。
この時、三角直立爪32は、切り欠かれており、浅立爪31側に向かって上端を三角形状に傾斜させているので、水流w3は浅立爪31側に流れやすくなっている。なお、w4は、浅立爪31から半径方向外側に飛散する水流を示す。
また、浅立爪31の両側にある溝38は、ガイドロッド13側に深く入り込んでいるので、ガイドロッド13によって分流された水流w2を下方に落としてガイドロッド13の裏側方向におけるヘッド近傍の散水量を増加させる。
また、浅立爪31は、ガイドロッド13の近くで上方に向かって折れ曲がるので、ガイドロッド13によって分流された水流w2であって、かつ、その後ガイドロッド13の円周に沿って流れる水流を浅立爪31上に集中的に集めてガイドロッド13の裏側方向に向かって効率よく散水させる。
本発明の実施例を示す一部断面正面図である。 デフレクタの平面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図2の側面の要部拡大図である。 図2のV−V線断面の要部拡大図である。 弁体が着座したデフレクタの要部拡大平面図である。 スプリンクラヘッドが作動し、弁体がデフレクタに着座した状態を示す断面の一部を示す断面図である。
符号の説明
1 ヘッド本体
13 ガイドロッド
17 デフレクタ
31 浅立爪
32 三角直立爪
33 角形爪
SP スプリンクラヘッド

Claims (4)

  1. 周縁部に間隔をおいて複数の爪を立設したデフレクタと、該デフレクタを支持するガイドロッドとを備えたスプリンクラヘッドにおいて;
    前記ガイドロッドと対向する爪の両側にある爪の高さを、前記デフレクタに立設した他の全ての爪の高さよりも高くしたことを特徴とするスプリンクラヘッド。
  2. 周縁部に間隔をおいて複数の爪を立設したデフレクタと、該デフレクタを支持するガイドロッドとを備えたスプリンクラヘッドにおいて;
    前記ガイドロッドと対向する爪の両側にある爪の幅を、前記ガイドロッドと対向する爪を除く他の爪の幅よりも広くしたことを特徴とするスプリンクラヘッド。
  3. 周縁部に間隔をおいて複数の爪を立設したデフレクタと、該デフレクタを支持するガイドロッドとを備えたスプリンクラヘッドにおいて;
    前記ガイドロッドと対向する爪の両側にある爪の高さを、他の爪の高さよりも高くし、かつ、前記両側の爪の幅を、前記ガイドロッドと対向する爪を除く他の爪の幅よりも広くしたことを特徴とするスプリンクラヘッド。
  4. 前記複数の爪のうち、ガイドロッドと対向する爪の高さが、最も低いことを特徴とする請求項1、2、又は、3記載のスプリンクラヘッド。
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